JPH0520430Y2 - - Google Patents

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JPH0520430Y2
JPH0520430Y2 JP1986162259U JP16225986U JPH0520430Y2 JP H0520430 Y2 JPH0520430 Y2 JP H0520430Y2 JP 1986162259 U JP1986162259 U JP 1986162259U JP 16225986 U JP16225986 U JP 16225986U JP H0520430 Y2 JPH0520430 Y2 JP H0520430Y2
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JP
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catalyst
receiving tank
air
water
suction
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JP1986162259U
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、化学装置における反応促進用の触
媒を使用後触媒充填室から吸い出す触媒吸い出し
装置に関するものである。
(従来の技術) 触媒充填室は、軸方向に長い有底筒体状の反応
管内に設けられており、人が直接入り作業するこ
とは、空間的にも困難であり、環境的にも無理な
場合が一般的である。そこで従来例においては、
使用後の粒状触媒は、吸引ブロワーを設けた吸引
装置と吸引側に設けたバツクフイルターの除塵装
置を組合せて吸い出していた。
第2図は、従来例の充填触媒吸い出し装置を説
明する系統図である。
反応管1内の触媒充填室2の使用後の触媒3は
粉粒混合状にあり、当該粉粒状の触媒3は可撓管
4の先端に結接された触媒吸引管5で吸い出され
て、別に設けた触媒受槽6に集まるように形成さ
れている。
この触媒受槽6には、空気エゼクター7が接続
され、別設のコンプレツサー8から圧縮空気の供
給を受けて、触媒受槽6内の空気を外気に放出
し、当該触媒受槽6に粉粒状の触媒3の吸い出し
力を生じさせるように構成されている。
(考案が解決しようとする課題) 空気エゼクター7により触媒受槽6内の空気を
放出して触媒受槽6に吸い出し力を与える従来の
吸い出し装置では、触媒受槽6内の空気放出と同
時に触媒受槽6内に存在する粉塵や、粉塵状の触
媒を放出して大気中に大量の汚染物質を吐き出し
てしまう問題点があり、またコンプレツサー8の
騒音や空気エゼクター7の空気放出音が極めて高
いので大規模な除塵装置や、消音装置が必要とな
り、極めて高い設備費を必要とする問題点が存在
する。
(課題を解決するための手段) この考案においては、密封状の触媒受槽内の空
気を吸引装置で吸い出すことによつて、該触媒受
槽へ触媒吸引管を介して触媒を吸い出す装置にお
いて、触媒吸引管から吸引した触媒のうち微粉粒
状の触媒のみが吸引装置へ達するように気粒分離
板を触媒受槽内に設け、該触媒受槽内からの微粉
粒状の触媒を捕捉し、かつ、該触媒受槽内から吸
い出した空気の放出時に発する音を閉塞して抑制
するように該触媒受槽に負圧管を介して連設した
水エゼクターからなる吸引装置を設けて充填触媒
の吸い出し装置を形成したものである。
(実施例) この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、この考案に係わる充填触媒の吸い出
し装置の系統図である。
図中、11は触媒吸引管、12は可撓管、13
が触媒受槽、14は負圧管、15が水エゼクタ
ー、16は送水管、17は吐出し管、18は固液
分離水槽、19は循環ポンプ、20は反応管であ
る。
触媒吸入管11は容易に変形しない、一様な断
面形状を有する円形管で形成し、先端部を扁平状
にして吸引力を高めるように形成する。また、触
媒吸入管11は、反応管20に直接挿入し、粉粒
状の触媒を吸引するに充分な長さを有するように
形成する。
可撓管12は、触媒吸入管11の上下方向およ
び左右方向の動きを自由にし、触媒の吸い出し作
業を容易にするためのもので、可撓性のある管に
形成し、一方の端部を触媒吸引管11の一方の端
部に着脱自在にかつ密封して連通するように接続
する。また他方の端部は、触媒受槽13の側壁部
に形成した受入ノズル21に着脱自在にかつ密封
状に結接する。
また、当該可撓管12は、稼働中は内側が負圧
になるので容易に断面形状が変形しないように隔
接間隔を設けて剛性の高い円形短管若しくは円形
輪を設けると共に通過する粉粒混在の触媒が滞留
しないように内側面はなめらかに形成する。
触媒受槽13は、有底状の箱体24の内面を弾
性ある材料で内張りし、衝突した粒状触媒がこわ
れないように形成すると共に、蓋23を設けて密
封状に形成する。
また蓋23には、箱体24の側壁に貫通して設
けた受入ノズル21と直交して弾性ある軟質材を
張設した気粒分離板22を設ける。この気粒分離
板22は、大部分の触媒10が触媒受槽13に滞
積し、該触媒受槽13内の微粉粒状の触媒のみが
負圧管14側に導入されるものであれば、必ずし
も直交して設けなくてもよい。
また、受入ノズル21と気粒分離板22で隔離
した位置の蓋23に貫通孔を設けて真空ノズル2
6を設けて形成する。
負圧管14は、真空ノズル26と水エゼクター
15を連通するもので、剛性の高い容易に断面形
状を変形しない管で形成し、真空ノズル26およ
び水エゼクター15とに着脱自在にかつ密封状に
結合するように形成する。
水エゼクター15は、送水管16で循環ポンプ
19と接続して水の供給を受けるように形成す
る。また吐出し側は、吐出し管17と接続して固
液分離水槽18に連通するように形成する。
固液分離水槽18は、開口状の水槽に水を充填
して形成し、底部に沈澱した触媒を集合させる沈
澱粒受部27と側壁上部に浮上して分離した浮遊
粒を流出させる流出皿28を設けて形成する。
なおこの実施例においては、固液分離水槽18
は、開口状の水槽に形成しているが、吐出し管1
7から導入される気水混流の発する音の遮断性向
上や気水混流の飛散防止のために開口状の水槽に
蓋を設けてもよい。
また前記循環ポンプ19は、吸入口の一を固液
分離水槽18内に突出するように形成する。
(作用) 水エゼクター15を稼働して触媒受槽13内の
空気を導出させて負圧状にし、負圧状の触媒受槽
13と接続する触媒吸入管11を反応管20内に
挿入し、粉粒混在状の触媒10を吸引する。
吸引された触媒10は、受入ノズル21を通し
て触媒受槽13に導入される。この場合、導入さ
れた粉粒状の触媒10は、気粒分離板22に衝突
してエネルギーを失い、大部分の触媒10は、触
媒受槽13に滞積する。
触媒受槽13内からの微粉粒状の触媒は、空気
流と共に負圧管14を通過して水エゼクター15
に達し、気水混流として吐出し管17から固液分
離水槽18へ導出され、当該吐出し管17内で微
粉粒状の触媒を混入した水と含有空気が気泡、若
しくは空気流として分離される。
また、吐出し管17から固液分離水槽18へ導
出される気水混流は、反応管20内の触媒10吸
引のために吸い出した触媒受槽13内の空気と、
その空気とともに吸い出される微粉粒触媒と、水
エゼクター15の吐出し水とが混在したものであ
り、この気水混流は、吐出し管17によつて固液
分離水槽18内に充填した水の中に導かれるため
に、当該固液分離水槽18で、微粉粒状の触媒は
浮上分離と沈澱分離によつて区分回収される。
空気流は水エゼクター15の吐出し水によつて
閉塞されるため、空気流の開放音を抑制して大気
に放出される。
また固液分離水槽18内の水は放出するか、循
環ポンプ19の吸水として使用する。
(効果) 上述のとおり構成したこの考案によれば、触媒
受槽に吸い出した触媒は、その大部分の触媒が触
媒受槽に滞積するように気粒分離板に衝突して分
離され、微粉粒状の触媒のみが吸引装置に達する
ため、該吸引装置の目詰りが生じることがなく、
簡単な構造にて吸引力に優れた充填触媒の吸い出
し装置とすることができる。
また、触媒受槽内からの微粉粒状の触媒は、水
エゼクターを通る水に混入して捕捉し、また、触
媒受槽内から吸い出した空気も、水エゼクターを
通る水に混入し閉塞して放出時に発する音を抑制
するので、塵埃公害や騒音公害を防止できる充填
触媒の吸い出し装置にすることができる。
また、触媒の吸い出しに用いた空気の大気放出
に際し大型の除塵装置や防音装置を必要としない
ので経済的な装置であり、更に、塵埃公害や騒音
公害を生じないので市街地近辺においても、この
装置を使用できる実利を併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係わる充填触媒の吸い出
し装置の系統図、第2図は、従来例の充填触媒の
吸い出し装置の系統図である。 10……触媒、11……触媒吸引管、12……
可撓管、13……触媒受槽、14……負圧管、1
5……水エゼクター、16……送水管、17……
吐出し管、18……固液分離水槽、19……循環
ポンプ、20……反応管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密封状の触媒受槽内の空気を吸引装置で吸い出
    すことによつて、該触媒受槽へ触媒吸引管を介し
    て触媒を吸い出す装置において、触媒吸引管から
    吸引した触媒のうち微粉粒状の触媒のみが吸引装
    置へ達するように気粒分離板を触媒受槽内に設
    け、該触媒受槽内からの微粉粒状の触媒を捕捉
    し、かつ、該触媒受槽内から吸い出した空気の放
    出時に発する音を閉塞して抑制するように該触媒
    受槽に負圧管を介して連設した水エゼクターから
    なる吸引装置を設けたことを特徴とする充填触媒
    の吸い出し装置。
JP1986162259U 1986-10-24 1986-10-24 Expired - Lifetime JPH0520430Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125972A (en) * 1977-04-11 1978-11-02 Babcock Hitachi Kk Apparatus for withdrawing catalyst

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JPS6079539U (ja) * 1983-11-08 1985-06-03 三井造船株式会社 流動層装置

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