JP2003135335A - ダストカップと電気掃除機 - Google Patents
ダストカップと電気掃除機Info
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- JP2003135335A JP2003135335A JP2001334073A JP2001334073A JP2003135335A JP 2003135335 A JP2003135335 A JP 2003135335A JP 2001334073 A JP2001334073 A JP 2001334073A JP 2001334073 A JP2001334073 A JP 2001334073A JP 2003135335 A JP2003135335 A JP 2003135335A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタの中央部の目詰まりの防止を図るこ
とのできるダストカップと電気掃除機を提供する。 【解決手段】 容器本体51の上部に容器本体51内に
空気を吸気する接続開口55Aと上部開口62とが形成
され、上部開口62にフィルタ体70が設けられ、接続
開口55Aから容器本体51内へ吸気された空気が渦流
となって流れた後にフィルタ体70を介して容器本体5
1外へ吸引されていくダストカップであって、上部開口
62から下方に延びるとともに下端に下部開口78を有
する風路部77を設け、下部開口78の面積を上部開口
の面積より小さくし、前記の渦流となって流れた後の空
気がその下部開口78から風路部77内へ吸引されてい
くようにした。
とのできるダストカップと電気掃除機を提供する。 【解決手段】 容器本体51の上部に容器本体51内に
空気を吸気する接続開口55Aと上部開口62とが形成
され、上部開口62にフィルタ体70が設けられ、接続
開口55Aから容器本体51内へ吸気された空気が渦流
となって流れた後にフィルタ体70を介して容器本体5
1外へ吸引されていくダストカップであって、上部開口
62から下方に延びるとともに下端に下部開口78を有
する風路部77を設け、下部開口78の面積を上部開口
の面積より小さくし、前記の渦流となって流れた後の空
気がその下部開口78から風路部77内へ吸引されてい
くようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイクロン式の
電気掃除機に使用するダストカップとこのダストカップ
を備えた電気掃除機に関する。
電気掃除機に使用するダストカップとこのダストカップ
を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図16に示すようにサイクロ
ン式の電気掃除機に使用されるダストカップ1が知られ
ている。このダストカップ1の上部には、ダストカップ
1内に空気を吸気する吸気口2と上部開口3とが形成さ
れている。上部開口3にはフィルタ4が設けられてい
る。
ン式の電気掃除機に使用されるダストカップ1が知られ
ている。このダストカップ1の上部には、ダストカップ
1内に空気を吸気する吸気口2と上部開口3とが形成さ
れている。上部開口3にはフィルタ4が設けられてい
る。
【0003】吸気口2から空気がダストカップ1内に吸
気されると、ダストカップ1内で渦流となって流れてい
き、この際に塵埃が渦流から分離されてダストカップ1
の底部1Aに蓄積されていく。そして、塵埃が分離され
た空気はフィルタ4を通って図示しない掃除機本体の電
動送風機(図示せず)へ吸気されていく。
気されると、ダストカップ1内で渦流となって流れてい
き、この際に塵埃が渦流から分離されてダストカップ1
の底部1Aに蓄積されていく。そして、塵埃が分離され
た空気はフィルタ4を通って図示しない掃除機本体の電
動送風機(図示せず)へ吸気されていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のものでは、
ダストカップ1内に生じる渦流の流速は、周縁部側で速
く中心部側で遅いことから、フィルタ4の周縁部側に付
着する塵埃は流速の速い渦流によって掻き落とされてい
き、その周縁部側には塵埃は付着しにくい。しかし、フ
ィルタ4の中央部では、流速が遅い空気が流れていくの
で、付着した塵埃が落ちにくく、目詰まりを起こし易い
という問題があった。
ダストカップ1内に生じる渦流の流速は、周縁部側で速
く中心部側で遅いことから、フィルタ4の周縁部側に付
着する塵埃は流速の速い渦流によって掻き落とされてい
き、その周縁部側には塵埃は付着しにくい。しかし、フ
ィルタ4の中央部では、流速が遅い空気が流れていくの
で、付着した塵埃が落ちにくく、目詰まりを起こし易い
という問題があった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、フィルタの中央部の目詰まりの防止
を図ることのできるダストカップと電気掃除機を提供す
ることにある。
ので、その目的は、フィルタの中央部の目詰まりの防止
を図ることのできるダストカップと電気掃除機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、容器本体の上部に容器本体内に
空気を吸気する吸気口と上部開口とが形成され、上部開
口にフィルタが設けられ、前記吸気口から容器本体内へ
吸気された空気が渦流となって流れた後に前記フィルタ
を介して容器本体外へ吸引されていくダストカップであ
って、前記上部開口から下方に延びるとともに下端に下
部開口を有する風路を設け、前記下部開口の面積を上部
開口の面積より小さくし、空気がその下部開口から風路
内へ吸引されていくことを特徴とする。
め、請求項1の発明は、容器本体の上部に容器本体内に
空気を吸気する吸気口と上部開口とが形成され、上部開
口にフィルタが設けられ、前記吸気口から容器本体内へ
吸気された空気が渦流となって流れた後に前記フィルタ
を介して容器本体外へ吸引されていくダストカップであ
って、前記上部開口から下方に延びるとともに下端に下
部開口を有する風路を設け、前記下部開口の面積を上部
開口の面積より小さくし、空気がその下部開口から風路
内へ吸引されていくことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記風路の断面積が下
方にいくにしたがって小さくなることを特徴とする。
方にいくにしたがって小さくなることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記下部開口の下方に
仕切壁を設けて容器本体内を上下に上部室と下部室とに
仕切り、前記仕切壁に前記上部室と下部室とを連通する
開口を形成し、前記上部室内で渦流となっている空気を
前記下部室内へ導入させる導入口を設け、前記下部室内
に導入された空気が渦流となって流れた後に前記開口か
ら上部室および風路を介して容器本体外へ吸引されるこ
とを特徴とする。
仕切壁を設けて容器本体内を上下に上部室と下部室とに
仕切り、前記仕切壁に前記上部室と下部室とを連通する
開口を形成し、前記上部室内で渦流となっている空気を
前記下部室内へ導入させる導入口を設け、前記下部室内
に導入された空気が渦流となって流れた後に前記開口か
ら上部室および風路を介して容器本体外へ吸引されるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれか記載のダストカップを備えたことを特徴と
する電気掃除機である。
3のいずれか記載のダストカップを備えたことを特徴と
する電気掃除機である。
【0010】
【実施の形態】以下、この発明に係るダストカップを備
えた電気掃除機の実施形態を図面に基づいて説明する。
えた電気掃除機の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1において、20は掃除機本体であり、
この掃除機本体20にはホース21の一端が着脱自在に
接続され、その他端には手元操作管22が設けられてい
る。手元操作管22には延長管23が着脱自在に接続さ
れ、延長管23の先端部には吸込口体24が着脱自在に
接続されている。手元操作管22には操作部22Aが設
けられており、操作部22Aには図示しない操作スイッ
チが設けられている。
この掃除機本体20にはホース21の一端が着脱自在に
接続され、その他端には手元操作管22が設けられてい
る。手元操作管22には延長管23が着脱自在に接続さ
れ、延長管23の先端部には吸込口体24が着脱自在に
接続されている。手元操作管22には操作部22Aが設
けられており、操作部22Aには図示しない操作スイッ
チが設けられている。
【0012】掃除機本体20は、図2および図3に示す
ように、本体ケース30と、本体ケース30に着脱自在
に載置される集塵容器(ダストカップ)50と、後部が
本体ケース30にヒンジ結合されて上下方向に開閉可能
となっている蓋体40とを備えている。
ように、本体ケース30と、本体ケース30に着脱自在
に載置される集塵容器(ダストカップ)50と、後部が
本体ケース30にヒンジ結合されて上下方向に開閉可能
となっている蓋体40とを備えている。
【0013】本体ケース30は、電動送風機33を内蔵
した電動部34を有しており、この電動部34の前面の
下部には前方へ突出した皿状の載置部35が設けられて
いる。この載置部35には、集塵容器50が着脱自在に
載置されるようになっている。
した電動部34を有しており、この電動部34の前面の
下部には前方へ突出した皿状の載置部35が設けられて
いる。この載置部35には、集塵容器50が着脱自在に
載置されるようになっている。
【0014】また、電動部34の前面の両側には複数の
排気孔36が形成され、この排気孔36は図示しない排
気風路を介して電動送風機33の排気口33Aと連通し
ており、電動送風機33の排気口33Aから排気される
空気は排気風路を介して排気孔36から外へ排気される
ようになっている。
排気孔36が形成され、この排気孔36は図示しない排
気風路を介して電動送風機33の排気口33Aと連通し
ており、電動送風機33の排気口33Aから排気される
空気は排気風路を介して排気孔36から外へ排気される
ようになっている。
【0015】電動部34の上面の前側には吸気口37が
形成され、電動部34内にはこの吸気口37から下方に
延びた吸気風路38が形成されている。この吸気風路3
8の下部は電動送風機33の吸引口33Bに連通してい
る。また、吸気口37にはフィルタ39が設けられてい
る。
形成され、電動部34内にはこの吸気口37から下方に
延びた吸気風路38が形成されている。この吸気風路3
8の下部は電動送風機33の吸引口33Bに連通してい
る。また、吸気口37にはフィルタ39が設けられてい
る。
【0016】蓋体40は、平面視がほぼ楕円形に形成さ
れたドーム状の天板41を有し、この天板41の周囲に
周壁42が一体に形成されている。周壁42の前部には
集塵ホース21を着脱自在に接続する接続口43を有す
る接続パイプ44が設けられている。
れたドーム状の天板41を有し、この天板41の周囲に
周壁42が一体に形成されている。周壁42の前部には
集塵ホース21を着脱自在に接続する接続口43を有す
る接続パイプ44が設けられている。
【0017】蓋体40の内側には、接続パイプ44の後
部開口45と、後述する集塵容器50のリブ63をシー
ルするシール部材S1が周縁に取り付けられた吸気開口
46と、本体ケース30の吸気口37をシールするシー
ル部材S2が周縁に取り付けられた開口47と、吸気開
口46と開口47とを連通した風路48とが設けられて
いる。
部開口45と、後述する集塵容器50のリブ63をシー
ルするシール部材S1が周縁に取り付けられた吸気開口
46と、本体ケース30の吸気口37をシールするシー
ル部材S2が周縁に取り付けられた開口47と、吸気開
口46と開口47とを連通した風路48とが設けられて
いる。
【0018】集塵容器50は、図4ないし図6に示すよ
うに、筒状に形成された容器本体51と、この容器本体
51の上部に形成されたサイクロン容器部52と、容器
本体51の下側に形成されるとともに塵埃を収容する収
容容器部53と、サイクロン容器部52の上部に着脱自
在に装着されたフィルタ体70と、サイクロン容器部5
2内に空気を吸気する吸気部55と、容器本体51の左
側方(図5において)に設けられた把手部56等とを有
している。
うに、筒状に形成された容器本体51と、この容器本体
51の上部に形成されたサイクロン容器部52と、容器
本体51の下側に形成されるとともに塵埃を収容する収
容容器部53と、サイクロン容器部52の上部に着脱自
在に装着されたフィルタ体70と、サイクロン容器部5
2内に空気を吸気する吸気部55と、容器本体51の左
側方(図5において)に設けられた把手部56等とを有
している。
【0019】吸気部55には、蓋体40の接続パイプ4
4の後部開口45に接続される接続開口(吸気口)55
Aと、図7および図8に示すようにサイクロン容器部5
2の周壁52Aの外側に沿って形成されるとともに接続
開口55Aとサイクロン容器部52内とを連通する案内
風路57とが設けられている。案内風路57は下流側へ
行くにしたがって下がるように傾斜しており、案内風路
57からサイクロン容器部52内へ空気を導入する導入
口57Aは接続開口55Aより下側に位置している。
4の後部開口45に接続される接続開口(吸気口)55
Aと、図7および図8に示すようにサイクロン容器部5
2の周壁52Aの外側に沿って形成されるとともに接続
開口55Aとサイクロン容器部52内とを連通する案内
風路57とが設けられている。案内風路57は下流側へ
行くにしたがって下がるように傾斜しており、案内風路
57からサイクロン容器部52内へ空気を導入する導入
口57Aは接続開口55Aより下側に位置している。
【0020】サイクロン容器部52の底壁(仕切壁)5
8の中央部には円形の中央開口59が形成され、この中
央開口59にはメッシュフィルタであるネットフィルタ
NFが取り付けられている。また、サイクロン容器部5
2は底壁58の中央部に対して周壁52Aより外側に位
置する周壁52Bを有しており、周壁52Aと周壁52
Bとの段差部に図8および図9に示すように導入口60
が形成されている。この導入口60はサイクロン容器部
52内で形成される渦流の方向に対向しており、導入口
60の前の底壁58の一部58aが下方に傾斜してい
る。
8の中央部には円形の中央開口59が形成され、この中
央開口59にはメッシュフィルタであるネットフィルタ
NFが取り付けられている。また、サイクロン容器部5
2は底壁58の中央部に対して周壁52Aより外側に位
置する周壁52Bを有しており、周壁52Aと周壁52
Bとの段差部に図8および図9に示すように導入口60
が形成されている。この導入口60はサイクロン容器部
52内で形成される渦流の方向に対向しており、導入口
60の前の底壁58の一部58aが下方に傾斜してい
る。
【0021】また、図6に示すようにサイクロン容器部
52の上壁61には円形の上部開口62が形成され、上
壁61の上面の周囲には環状のリブ63が形成され、こ
のリブ63が上部開口62の周囲を囲んでおり、上部開
口62の面積よりリブ63が囲む面積が大きくなってい
る。そして、上壁61およびリブ63によってフィルタ
体70を装着する装着部65が形成されている。
52の上壁61には円形の上部開口62が形成され、上
壁61の上面の周囲には環状のリブ63が形成され、こ
のリブ63が上部開口62の周囲を囲んでおり、上部開
口62の面積よりリブ63が囲む面積が大きくなってい
る。そして、上壁61およびリブ63によってフィルタ
体70を装着する装着部65が形成されている。
【0022】容器本体51の底部には、すなわち収容容
器部53の底部には底板51Aが軸64回りに開閉可能
に取り付けられており、この底板51Aを開けることに
より収容容器部53内に蓄積される塵埃が捨てられるよ
うになっている。底板51Aは図5に示すように閉じら
れるとフック部Fによりロックされ、このロックは把手
部56の上部に設けた図示しない操作ボタンの操作によ
りそのロックが解除されるようになっている。そのロッ
クの解除は図示しないロック解除機構によって行われ
る。
器部53の底部には底板51Aが軸64回りに開閉可能
に取り付けられており、この底板51Aを開けることに
より収容容器部53内に蓄積される塵埃が捨てられるよ
うになっている。底板51Aは図5に示すように閉じら
れるとフック部Fによりロックされ、このロックは把手
部56の上部に設けた図示しない操作ボタンの操作によ
りそのロックが解除されるようになっている。そのロッ
クの解除は図示しないロック解除機構によって行われ
る。
【0023】フィルタ体70は、図10および図11に
示すように、フィルタ取付板71と、このフィルタ取付
板71に装着された蓋枠72と、フィルタ取付板71に
取り付けられたフィルタ73等とを有している。
示すように、フィルタ取付板71と、このフィルタ取付
板71に装着された蓋枠72と、フィルタ取付板71に
取り付けられたフィルタ73等とを有している。
【0024】フィルタ取付板71は、図12および図1
3に示すように、フィルタ73を載置する平面状の載置
部74を有しており、この載置部74の周囲には上方へ
突出した環状リブ75が形成されている。載置部74は
図13に示すように右下がりに傾斜しており、その中央
部には一段下がった円形の段部76が形成され、段部7
6には下方へ突出した風路部77が形成されている。
3に示すように、フィルタ73を載置する平面状の載置
部74を有しており、この載置部74の周囲には上方へ
突出した環状リブ75が形成されている。載置部74は
図13に示すように右下がりに傾斜しており、その中央
部には一段下がった円形の段部76が形成され、段部7
6には下方へ突出した風路部77が形成されている。
【0025】風路部77の周壁77Aは、図13に示す
ように右側へ行くほど上下方向の高さが低くなっている
とともに上に行くほど外側へ広がるように傾斜してい
る。そして、風路部77の断面積は上に行くほど大きく
なるような状態となっている。また、風路部77の下端
には円形の下部開口78が形成され、この下部開口78
は図12に示すように段部76とぼぼ同心円となってい
る。その下部開口78の面積はサイクロン容器部52の
上壁61の上部開口62の面積より小さくなっている。
また、下部開口78の面積は風路部77の上部開口の面
積より小さくなっている。
ように右側へ行くほど上下方向の高さが低くなっている
とともに上に行くほど外側へ広がるように傾斜してい
る。そして、風路部77の断面積は上に行くほど大きく
なるような状態となっている。また、風路部77の下端
には円形の下部開口78が形成され、この下部開口78
は図12に示すように段部76とぼぼ同心円となってい
る。その下部開口78の面積はサイクロン容器部52の
上壁61の上部開口62の面積より小さくなっている。
また、下部開口78の面積は風路部77の上部開口の面
積より小さくなっている。
【0026】蓋枠72は、図14および図15に示すよ
うに、格子状の枠72Aと、この枠72Aの周囲に下方
に突出した環状リブ72Bと、枠72Aの下面に張られ
たネットフィルタ72Fとを有している。蓋枠72はフ
ィルタ取付板71の環状リブ75内に着脱可能に嵌合さ
れ、この蓋枠72の嵌合によってフィルタ73が蓋枠7
2の環状リブ72B内に配置されるとともにフィルタ取
付板71の載置部74に固定されるようになっている。
うに、格子状の枠72Aと、この枠72Aの周囲に下方
に突出した環状リブ72Bと、枠72Aの下面に張られ
たネットフィルタ72Fとを有している。蓋枠72はフ
ィルタ取付板71の環状リブ75内に着脱可能に嵌合さ
れ、この蓋枠72の嵌合によってフィルタ73が蓋枠7
2の環状リブ72B内に配置されるとともにフィルタ取
付板71の載置部74に固定されるようになっている。
【0027】そして、図6に示すようにフィルタ体70
を容器本体51のリブ63内に装着すると、図5に示す
ように、サイクロン容器部52の上壁61の上部開口6
2内にフィルタ体70の風路部77が挿入されて、その
風路部77が上部開口から下方へ突出してサイクロン容
器部52内に配置される状態となり、その風路部77の
下部開口78が底壁58の中央開口59と対向するよう
になっている。
を容器本体51のリブ63内に装着すると、図5に示す
ように、サイクロン容器部52の上壁61の上部開口6
2内にフィルタ体70の風路部77が挿入されて、その
風路部77が上部開口から下方へ突出してサイクロン容
器部52内に配置される状態となり、その風路部77の
下部開口78が底壁58の中央開口59と対向するよう
になっている。
【0028】次に、上記のように構成される電気掃除機
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0029】先ず、図4および図5に示すように、フィ
ルタ体70を装着した集塵容器50を図2に示すように
本体ケース30の載置部35に載置して蓋体40を閉じ
る。この蓋体40が閉じられると、図3に示すように、
集塵容器50のリブ63にシール部材S1を介して蓋体
40の吸気開口46が接続され、蓋体40の接続パイプ
44の後部開口45が集塵容器50の吸気部55の接続
開口55Aに接続される。また、蓋体40の開口47と
本体ケース30の吸気口37とがシール部材S2を介し
て接続される。
ルタ体70を装着した集塵容器50を図2に示すように
本体ケース30の載置部35に載置して蓋体40を閉じ
る。この蓋体40が閉じられると、図3に示すように、
集塵容器50のリブ63にシール部材S1を介して蓋体
40の吸気開口46が接続され、蓋体40の接続パイプ
44の後部開口45が集塵容器50の吸気部55の接続
開口55Aに接続される。また、蓋体40の開口47と
本体ケース30の吸気口37とがシール部材S2を介し
て接続される。
【0030】本体ケース30への集塵容器50のセット
が終了したら、ホース21を蓋体40の接続口43に接
続する。そして、操作部22Aの図示しないスイッチを
操作すると電動送風機23が駆動される。この電動送風
機23の駆動により、本体ケース30の吸気風路38が
負圧となる。この負圧が本体ケース30の吸気口37お
よび蓋体40の開口47,風路48を介して吸気開口4
6に作用し、この吸気開口46から集塵容器50の上部
開口62を介してサイクロン容器部52内の空気が吸引
されていき、サイクロン容器52内が負圧となる。この
負圧により、吸込口体24から空気とともに塵埃が吸引
されていき、この吸引された塵埃および空気が延長管2
3およびホース21を介して蓋体40の接続口43へ吸
引されていく。この接続口43へ吸引された塵埃および
空気は、集塵容器50の吸気部55の案内風路57を通
って集塵容器50のサイクロン容器部52内へ導入され
ていく。
が終了したら、ホース21を蓋体40の接続口43に接
続する。そして、操作部22Aの図示しないスイッチを
操作すると電動送風機23が駆動される。この電動送風
機23の駆動により、本体ケース30の吸気風路38が
負圧となる。この負圧が本体ケース30の吸気口37お
よび蓋体40の開口47,風路48を介して吸気開口4
6に作用し、この吸気開口46から集塵容器50の上部
開口62を介してサイクロン容器部52内の空気が吸引
されていき、サイクロン容器52内が負圧となる。この
負圧により、吸込口体24から空気とともに塵埃が吸引
されていき、この吸引された塵埃および空気が延長管2
3およびホース21を介して蓋体40の接続口43へ吸
引されていく。この接続口43へ吸引された塵埃および
空気は、集塵容器50の吸気部55の案内風路57を通
って集塵容器50のサイクロン容器部52内へ導入され
ていく。
【0031】サイクロン容器部52内へ導入された空気
および塵埃は渦流となってサイクロン容器部52内の周
壁に沿って流れていき、この渦流となって流れている際
に、塵埃がサイクロン容器部52の底壁58の外周側に
落下していく。また、空気の一部は流速が落ちてフィル
タ体70の風路部77の下部開口78から吸気されてい
く。
および塵埃は渦流となってサイクロン容器部52内の周
壁に沿って流れていき、この渦流となって流れている際
に、塵埃がサイクロン容器部52の底壁58の外周側に
落下していく。また、空気の一部は流速が落ちてフィル
タ体70の風路部77の下部開口78から吸気されてい
く。
【0032】他方、サイクロン容器部52の底壁58に
落下した塵埃は、渦流によってサイクロン容器部52の
導入口60から収容容器部53内へ導入されていく。こ
のように、サイクロン容器部52の底壁58に落下した
塵埃は、サイクロン容器部52内に生じた渦流の一部と
ともに収容容器部53内へ導入されていくので、サイク
ロン容器部52の底壁58には導入口60から導入でき
ない塵埃以外の塵埃は蓄積されず、このためサイクロン
容器部52に渦流が生じてもフィルタ体70のフィルタ
73の目詰まりは生じ難いものとなる。
落下した塵埃は、渦流によってサイクロン容器部52の
導入口60から収容容器部53内へ導入されていく。こ
のように、サイクロン容器部52の底壁58に落下した
塵埃は、サイクロン容器部52内に生じた渦流の一部と
ともに収容容器部53内へ導入されていくので、サイク
ロン容器部52の底壁58には導入口60から導入でき
ない塵埃以外の塵埃は蓄積されず、このためサイクロン
容器部52に渦流が生じてもフィルタ体70のフィルタ
73の目詰まりは生じ難いものとなる。
【0033】導入口60から塵埃とともに導入された空
気は渦流となって収容容器部53内の周壁に沿って流れ
ていく。この渦流の際に収容容器部53内でも空気と塵
埃が分離され、この分離された塵埃が収容容器部53の
底板51A上に蓄積されていく。
気は渦流となって収容容器部53内の周壁に沿って流れ
ていく。この渦流の際に収容容器部53内でも空気と塵
埃が分離され、この分離された塵埃が収容容器部53の
底板51A上に蓄積されていく。
【0034】この底板51A上に蓄積された塵埃は渦流
によって圧縮されていくので、収容容器部53の集塵能
力が向上する。
によって圧縮されていくので、収容容器部53の集塵能
力が向上する。
【0035】また、収容容器部53内で渦流となった空
気は、流速が落ちてサイクロン容器部52の底壁58の
中央開口59のネットフィルタNFを通ってフィルタ体
70の風路部77の下部開口78へ吸気されていく。こ
の際、収容容器部53内で分離されなかった微細な塵埃
は風路部77の下部開口78へ吸気されていく。
気は、流速が落ちてサイクロン容器部52の底壁58の
中央開口59のネットフィルタNFを通ってフィルタ体
70の風路部77の下部開口78へ吸気されていく。こ
の際、収容容器部53内で分離されなかった微細な塵埃
は風路部77の下部開口78へ吸気されていく。
【0036】下部開口78へ吸気された空気は、風路部
77を通ってフィルタ73およびネットフィルタ72F
を介して蓋体40の吸気開口46へ吸気されていくが、
その下部開口78の面積がフィルタ取付板71の環状リ
ブ75で囲まれる面積より小さくなっていることによ
り、すなわちフィルタ72Fの面積より小さくなってい
ることにより、風路部77内で渦流が再度発生する。風
路部77の断面積は上にいくほど大きくなっていること
により、その風路部77内で発生する渦流は強いものと
なる。
77を通ってフィルタ73およびネットフィルタ72F
を介して蓋体40の吸気開口46へ吸気されていくが、
その下部開口78の面積がフィルタ取付板71の環状リ
ブ75で囲まれる面積より小さくなっていることによ
り、すなわちフィルタ72Fの面積より小さくなってい
ることにより、風路部77内で渦流が再度発生する。風
路部77の断面積は上にいくほど大きくなっていること
により、その風路部77内で発生する渦流は強いものと
なる。
【0037】このため、風路部77の下部開口78へ吸
気された微細な塵埃は、風路部77内の渦流により外側
へと寄せ集められていき、図11に示すように、その微
細な塵埃Jはフィルタ取付板71の段部76とフィルタ
73との間に形成される隙間や風路部77の周壁77A
とフィルタ73との間に外周側から内側へ溜まってい
く。つまり、風路部77内に塵埃が蓄積されていく。
気された微細な塵埃は、風路部77内の渦流により外側
へと寄せ集められていき、図11に示すように、その微
細な塵埃Jはフィルタ取付板71の段部76とフィルタ
73との間に形成される隙間や風路部77の周壁77A
とフィルタ73との間に外周側から内側へ溜まってい
く。つまり、風路部77内に塵埃が蓄積されていく。
【0038】このため、フィルタ73の中央部の目詰ま
りが防止されることになり、長期間に亘ってフィルタ体
70を使用することができ、フィルタ73の清掃を頻繁
に行う必要がなくなる。また、フィルタ73の中央部の
目詰まりが防止されることにより、吸込口体24の吸引
力の低下も防止される。さらに、風路部77内に塵埃が
蓄積されていくことにより、塵埃の収容能力が高まるこ
とになる。
りが防止されることになり、長期間に亘ってフィルタ体
70を使用することができ、フィルタ73の清掃を頻繁
に行う必要がなくなる。また、フィルタ73の中央部の
目詰まりが防止されることにより、吸込口体24の吸引
力の低下も防止される。さらに、風路部77内に塵埃が
蓄積されていくことにより、塵埃の収容能力が高まるこ
とになる。
【0039】ところで、サイクロン容器部52内で発生
する渦流の流速は周壁側で速くなっているので、風路部
77の周壁77Aの下面に付着する塵埃はその渦流によ
って掻き落とされるので、その周壁77Aの下面には塵
埃は付着しない。また、フィルタ73の周縁側は周壁7
7Aによって覆われていることにより、フィルタ73の
周縁部に付着する塵埃はサイクロン容器部52内で発生
する渦流によって掻き落とされてしまうことはない。
する渦流の流速は周壁側で速くなっているので、風路部
77の周壁77Aの下面に付着する塵埃はその渦流によ
って掻き落とされるので、その周壁77Aの下面には塵
埃は付着しない。また、フィルタ73の周縁側は周壁7
7Aによって覆われていることにより、フィルタ73の
周縁部に付着する塵埃はサイクロン容器部52内で発生
する渦流によって掻き落とされてしまうことはない。
【0040】蓋体40の吸気開口46へ吸気された空気
は、蓋体40の風路48を通って開口47および本体ケ
ース30の吸気口37を介して電動送風機23へ吸気さ
れていく。
は、蓋体40の風路48を通って開口47および本体ケ
ース30の吸気口37を介して電動送風機23へ吸気さ
れていく。
【0041】ところで、集塵容器50のサイクロン容器
部52と収容容器部53とが底壁58によって仕切られ
ているとともに底壁58の中央開口59にネットフィル
タNFが取り付けられているので、収容容器部53内に
蓄積された塵埃が再浮上してサイクロン容器部52内へ
流れていくことが防止される。このため、フィルタ体7
0のフィルタ73やネットフィルタ72Fの目詰りがし
にくいものとなる。
部52と収容容器部53とが底壁58によって仕切られ
ているとともに底壁58の中央開口59にネットフィル
タNFが取り付けられているので、収容容器部53内に
蓄積された塵埃が再浮上してサイクロン容器部52内へ
流れていくことが防止される。このため、フィルタ体7
0のフィルタ73やネットフィルタ72Fの目詰りがし
にくいものとなる。
【0042】上記実施形態では、容器本体51の上部に
サイクロン容器部52と収容容器部53とを上下に底壁
58等で仕切った集塵容器50について説明したが、底
壁58等で仕切られていない集塵容器であってもよい。
また、フィルタ体70の風路部77の周壁77Aが傾斜
して風路部77内の断面積が上にいくほど小さくなって
いるが、下部開口78の面積が風路部77の上部開口の
面積より小さくなっていればその周壁77Aは傾斜して
いなくてもよい。
サイクロン容器部52と収容容器部53とを上下に底壁
58等で仕切った集塵容器50について説明したが、底
壁58等で仕切られていない集塵容器であってもよい。
また、フィルタ体70の風路部77の周壁77Aが傾斜
して風路部77内の断面積が上にいくほど小さくなって
いるが、下部開口78の面積が風路部77の上部開口の
面積より小さくなっていればその周壁77Aは傾斜して
いなくてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、フィルタの中央部の目詰まりの防止を図ること
ができ、長期間に亘ってフィルタを使用することができ
るとともに、ダストカップの集塵能力の向上を図ること
ができる。
よれば、フィルタの中央部の目詰まりの防止を図ること
ができ、長期間に亘ってフィルタを使用することができ
るとともに、ダストカップの集塵能力の向上を図ること
ができる。
【0044】請求項2の発明によれば、風路内に強い渦
流を発生させることができる。
流を発生させることができる。
【0045】請求項3の発明によれば、フィルタの目詰
まりをさらに防止することができ、ダストカップの集塵
能力の向上をさらに図ることができる。
まりをさらに防止することができ、ダストカップの集塵
能力の向上をさらに図ることができる。
【0046】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
請求項3の効果を得ることのできる掃除機を提供するこ
とができる。
請求項3の効果を得ることのできる掃除機を提供するこ
とができる。
【図1】この発明に係る集塵容器を備えた電気掃除機を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図2】電気掃除機本体の蓋を開けた状態を示した説明
図である。
図である。
【図3】掃除機本体の構成を示した断面図である。
【図4】この発明に係る集塵容器を示した斜視図であ
る。
る。
【図5】図4の集塵容器の構成を示した断面図である。
【図6】集塵容器の容器本体からフィルタ体を外した状
態を示した分解斜視図である。
態を示した分解斜視図である。
【図7】集塵容器の構成を示した断面図である。
【図8】吸気部およびサイクロン容器部内の空気の流れ
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図9】容器本体の構成を示した断面図である。
【図10】フィルタ体を示した側面図である。
【図11】フィルタ体の構成を示した断面図である。
【図12】フィルタ体のフィルタ取付板を示した平面図
である。
である。
【図13】フィルタ取付板を示した断面図である。
【図14】フィルタ体の蓋枠を示した平面図である。
【図15】蓋枠を示した断面図である。
【図16】従来のダストカップの構成を示した断面図で
ある。
ある。
51 容器本体
52 サイクロン容器部
53 収容容器部
55A 接続開口(吸気口)
59 中央開口
60 導入口
62 上部開口
70 フィルタ体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田中 正俊
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 横山 広
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 江部 清
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 土屋 善弘
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 小嶋 健司
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 松野 真愛
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
(72)発明者 田中 あい
神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック
株式会社秦野工場内
Fターム(参考) 3B062 AH02 AH05
4D053 AA03 AB01 BB07 BC01 BD04
CA12 CC04 DA10
Claims (4)
- 【請求項1】容器本体の上部に容器本体内に空気を吸気
する吸気口と上部開口とが形成され、上部開口にフィル
タが設けられ、前記吸気口から容器本体内へ吸気された
空気が渦流となって流れた後に前記フィルタを介して容
器本体外へ吸引されていくダストカップであって、 前記上部開口から下方に延びるとともに下端に下部開口
を有する風路を設け、 前記下部開口の面積を上部開口の面積より小さくし、空
気がその下部開口から風路内へ吸引されていくことを特
徴とするダストカップ。 - 【請求項2】前記風路の断面積が下方にいくにしたがっ
て小さくなることを特徴とする請求項1に記載のダスト
カップ。 - 【請求項3】前記下部開口の下方に仕切壁を設けて容器
本体内を上下に上部室と下部室とに仕切り、前記仕切壁
に前記上部室と下部室とを連通する開口を形成し、前記
上部室内で渦流となっている空気を前記下部室内へ導入
させる導入口を設け、 前記下部室内に導入された空気が渦流となって流れた後
に前記開口から上部室および風路を介して容器本体外へ
吸引されることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載のダストカップ。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
ダストカップを備えたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001334073A JP2003135335A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | ダストカップと電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001334073A JP2003135335A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | ダストカップと電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135335A true JP2003135335A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19149260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001334073A Pending JP2003135335A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | ダストカップと電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003135335A (ja) |
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2001-10-31 JP JP2001334073A patent/JP2003135335A/ja active Pending
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