JPS5821585Y2 - サンド回収装置 - Google Patents

サンド回収装置

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JPS5821585Y2
JPS5821585Y2 JP17646279U JP17646279U JPS5821585Y2 JP S5821585 Y2 JPS5821585 Y2 JP S5821585Y2 JP 17646279 U JP17646279 U JP 17646279U JP 17646279 U JP17646279 U JP 17646279U JP S5821585 Y2 JPS5821585 Y2 JP S5821585Y2
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JP
Japan
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sand
flow
inlet
plate
water
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JP17646279U
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JPS5695391U (ja
Inventor
清憲 新納
Original Assignee
株式会社 日本プラントサ−ビスセンタ−
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、埋設水道管等の内壁面をサンドジェット流に
より清掃するための洗浄装置に用いるサンド回収装置に
関する。
出願人は先きに、第1図に示す如きサンドジェット流に
よるパイプ内壁面の洗浄装置を開発し、実願昭54−1
9718号としてこれを公開している。
即ち、コンプレッサー1からの加圧空気をレギュレータ
2、ドレンセパレータ3、フィルター4、自動空気流調
整弁5を通してサンドタンク6、混合エジェクター7及
びサンド加速噴射装置8へ各導入し、サンド加速噴剖装
置8からの高速サンドジェット流を被洗浄パイプ9内へ
噴出させることにより、その内壁面を研削洗浄するよう
構成されている。
又、被洗浄パイプ9の末端より噴出したサンド流10は
、ウオーミキサー11で加湿した後サンド回収タンク1
2内へ放出され、ここで空気とサンドやスケール等の固
形物との分離が行なわれている。
而して、上述のサンド回収装置にあっては、加湿したサ
ンドジェット流をその11上面開放型の回収タンク12
内へ放出しているため、該サンドジェット流により回収
済みのサンドやスケール等の固形物が飛散され空気流と
共に外部へ漏出する。
その結果、サンド回収装置廻りの作業環境が著しく汚損
され、特に共同住宅等の住宅用給水設備を対象とする洗
浄作業にあっては、この環境汚損が大きな問題となる。
一方、搬送用気体中から被搬送物である固形物を分離す
る装置としては、既にサイクロン等の各種の装置が開発
されている。
然し乍ら、従来のこの種の装置は、装置の構成が複雑で
製造原価が著しく高くつくうえ、所定流量のサンドジェ
ット流を処理するには極めて大型の装置を必要とするこ
とになり、この種の洗浄工事に使用することは殆んど不
可能である。
本考案は、サンドジェット流式パイプ内壁洗浄装置のサ
ンド回収装置に於ける上述の如き欠点の除去を課題とす
るものであり、構造が簡単且つ小型で製造原価の著しい
低減を図り得ると共に、大容量のサンドジェット流の処
理が出来、しかも作業環境を汚損することなく気体とサ
ンドや固形物との完全な分離を行ない得る、サンド日収
装置の提供を目的とするものである。
以下、第2図及び第3図に示す本考案の一実施例に基づ
いてその詳細を説明する。
第2図は、本考案に係るサンド回収装置の一部を縦断し
た正面図であり、第3図はサンド回収タンクの平面図で
ある。
サンド回収装置13はウォーターミキサー14とサンド
回収タンク15とから構成されて釦り、ウォーターミキ
サー14はサンド回収タンク15に固定するか、若しく
はその近傍に設置されていて、連結ホース16により両
者は連通されている。
ウォーターミキサー14は、円筒状の本体1Tの内方に
円形の放水管18.18を挿着し、該放水管18.18
に中心方向へ向けて噴霧ノズル19.19・・・・・・
を固着して形成されている。
一方、サンド回収タンク15は、円筒状の胴部15aと
円錐状のホッパ一部15bとから構成されて釦り、胴部
15aの上方は、サンド流導入口20側に三ケ月形の空
気流出口21を形成した蓋体22によって閉鎖されてい
る。
前記空気流出口21の内側縁側21aには、下方へ向け
て配設した仕切板23の上端が固着されてかり、該仕切
板23の下端は、水平視に於いて、胴部15aの略中央
部外周面に形成したサンド流導入口20の土壁近傍まで
垂設されている。
又、サンド流導入口20と対向する内側側壁には、サン
ド流と垂直方向に幅広の衝突板24が立設されてトリ、
更に、該衝突板24のサンド流の中心線イとの交点近傍
には、内側へ向けて略45゜の角度で傾斜させた同じ横
幅の反射板25が固着されている。
サンド回収タンク15の円錐状ホッパ一部15bの下端
には、サンド取出し用のダンパー装置26が配設されて
訃り、その下方にサンド受袋27が固定される。
2Bは水受けであって、サンド受袋27より滴下した加
湿水はここに溜置り、ドレーン口29より外部へ排出さ
れる。
次に、本考案に係るサンド回収装置の作動について説明
する。
パイプ内壁面を研削洗浄しその末端より噴出されたサン
ドジェット流は、ウォーターミキサー14内へ導入され
、ここでノズル19,19からの噴霧水を混合すること
により適宜の湿度に加湿され、且つその速度の減速が行
なわれる。
通常、被洗浄パイプ内へ噴射されるサンドジェット流は
、バイブロ径が11/2Bでは6〜7m”/mw 、2
Bで′はl l〜27 m 3/it、3Bでは25〜
30m3/ItCあって、その圧力は2〜5ユ/crr
12に選定されて釦り、管内流速は100m1sec以
上の高速となっている。
又、サンドジェット流1m3当りには1.0−1゜2ゆ
のサンド(例えば4〜6号の砕砂)が混入されている。
ウォーターミキサー14では、上述の如き高速サンドジ
ェット流内へ3〜5L/m3、紺の割合で噴霧水が混合
されて釦り、略30〜50%速度が加湿減速されたサン
ドジェット流は、サンド流導入口20からサンド回収タ
ンク15内へ噴出される。
噴出されたサンド流は、先ず衝突板24又は反射板25
と衝突し、その中の固形物は引き続きタンク側壁と前記
衝突板24又は反射板25との間の衝突を繰返すことに
より減速され、自重によって下方のホッパ一部へ下降す
る。
一方、固形物が分離された後の搬送用空気流は、空気流
出口21より順次外部へ放散される。
尚、この時、仕切板23が乱反射を繰返す固形物の遮蔽
体として有効に機能し、且つ固形物自体75功喝により
その重量を増しているため、固形物そのものが空気流と
共に外部へ放散されることは全くない。
ホッパ一部15bに堆積したサンドやスケール等の固形
物は、ダンパー装置26を操作することによりサンド受
袋2T内に回収される。
又、加湿用に加えられた水分は、ダンパー装置26に穿
設した水抜き小孔(図示省略)を通して順次滴下し、水
受28を介して外部へ排出される。
本考案は上述の通りの構成であるから、下記の如く多く
の優れた実用的効用を有している。
(1)ウォーターミキサー14で高速のサンドジェット
流を加湿減速し、これをサンド回収タンク内へ導入する
ようにしているため、気体と固形物との分離が極めて容
易となり、且つ粉塵等の発生な略完全に防止し得る。
(2)サンド回収タンク15の内部には、仕切板23、
衝突板24及び反射板25を巧妙に組合せて配設してあ
り、且つサンド流内の固形物は加湿によりその表面が完
全に水膜によって覆われているために、数回の衝突の繰
返しによって急減に減速して気体と固体との迅速且つ完
全な分離を行なうことができる。
又、加湿サンドやスケール等の固形物の外部への飛散は
全くなく、環境汚損を生じることなく固形物の完全回収
を行なうことができる。
(3)サンド回収タンク15は、内部に仕切板23と衝
突板24と反射板25とを取り付けただけの極めて構造
が簡単且つ小形なものであり、製造原価の著しい低減を
図り得ると共に故障を生じるようなことは全くない。
実験結果によれば、胴部15aの外径s o OmtJ
Z’−高さ350mmの極く小型のサンド回収タンクに
よって、30〜35 m3A鱈での高速サンド流の連続
処理が可能であり、極めて高能率のサンド回収処理が行
なえる。
本考案は上述の通り優れた実用的効用を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ジェットサンド流を利用したパイプ内壁面洗
浄装置の全体系統図である。 第2図は本考案に係るサンド回収装置の要部を縦断した
正面図であり、第3図はサンド回収タンクの千両図であ
る。 イ・・・サンド流中心線、13・・・サンド回収装置、
14・・・ウォーターミキサー、15・・・サンド回収
タンク、15a・・・胴部、15b・・・ホッパ一部、
20・・・サンド流導入口、21・・・空気流出口、2
1a・・・空気流出口の内側側縁、22・・・上蓋体、
23・・・仕切板、24・・・衝突板、25・・・反射
板、26・・・ダンパー装置、27・・・サンド袋、2
8・・・水受け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被洗浄パイプからのサンドジェット流内へ噴霧水を混合
    し該サンドジェット流を加湿減速するウォータミキサー
    14と、胴部15aの略中央部に前記ウォータミキサー
    14からの加湿サンド流の導入口20を有し、該導入口
    20と対向する側の内壁にはサンド流と垂直方向に広幅
    の衝突板24を立設すると共に、衝突板24とサンド流
    の軸線イとの交点近傍には広幅の反射板25をその上部
    を導入口20側へ傾斜して固着し、且つ上蓋体22のサ
    ンド流導入口20上部の側辺には細幅の空気流出口21
    を穿設して該空気流出口21の内側縁から下方へ広幅の
    仕切板23を垂設したサント回収タンク15とより構成
    したサンド回収装置。
JP17646279U 1979-12-19 1979-12-19 サンド回収装置 Expired JPS5821585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17646279U JPS5821585Y2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 サンド回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17646279U JPS5821585Y2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 サンド回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695391U JPS5695391U (ja) 1981-07-29
JPS5821585Y2 true JPS5821585Y2 (ja) 1983-05-07

Family

ID=29687092

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JP17646279U Expired JPS5821585Y2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 サンド回収装置

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