JPH05204228A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH05204228A JPH05204228A JP1291892A JP1291892A JPH05204228A JP H05204228 A JPH05204228 A JP H05204228A JP 1291892 A JP1291892 A JP 1291892A JP 1291892 A JP1291892 A JP 1291892A JP H05204228 A JPH05204228 A JP H05204228A
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- photosensitive drum
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Abstract
(57)【要約】
［目的］ 感光体に高精度に均一な電位分布で電荷を付
与することができると共に、このような電荷付与を簡便
な構成で、かつ使用環境に左右されない高い信頼性で行
うことができる電子写真装置を提供することである。 ［構成］ 光の照射により静電潜像を形成する感光ドラ
ム２に、前記静電潜像の形成に先立って、予め定められ
る基準電位Ｖ０を付与するに際して、前記予め定められ
る感光ドラム２の基準電位Ｖ０よりも高い第１電位Ｖ１
を第１帯電器４で付与する。つぎに、第１電位Ｖ１が付
与された感光ドラム２を、バリスタ５を介して接地され
た第２帯電器６にて感光ドラム２の表面電位が前記基準
電位Ｖ０となるまで除電する。
与することができると共に、このような電荷付与を簡便
な構成で、かつ使用環境に左右されない高い信頼性で行
うことができる電子写真装置を提供することである。 ［構成］ 光の照射により静電潜像を形成する感光ドラ
ム２に、前記静電潜像の形成に先立って、予め定められ
る基準電位Ｖ０を付与するに際して、前記予め定められ
る感光ドラム２の基準電位Ｖ０よりも高い第１電位Ｖ１
を第１帯電器４で付与する。つぎに、第１電位Ｖ１が付
与された感光ドラム２を、バリスタ５を介して接地され
た第２帯電器６にて感光ドラム２の表面電位が前記基準
電位Ｖ０となるまで除電する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば静電式複写機
として実現される電子写真装置に関する。
として実現される電子写真装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真装置は、例として静電式複写機
や印画出力装置として用いられている。電子写真装置
は、印画すべき光学像が照射されて静電潜像を形成する
感光体を備える。この感光体の周辺には、前記光学像の
照射に先立って感光体を予め定める基準電位に帯電させ
る帯電器と、基準電位に帯電した感光体に静電潜像を形
成した後、静電潜像を現像剤によって顕像化する現像器
と、感光体上の現像剤像を記録紙に転写する転写器と、
転写後の記録紙上の現像剤像を例として加熱により定着
する定着器とを備える。また、現像剤像が記録紙に転写
された後の感光体には、現像剤が残存しており、この残
存する現像剤を除去するクリ−ニング装置と、前記帯電
器による帯電に先立って、クリ−ニング後の感光体の表
面の電荷を除去する除電器とが設けられる。
や印画出力装置として用いられている。電子写真装置
は、印画すべき光学像が照射されて静電潜像を形成する
感光体を備える。この感光体の周辺には、前記光学像の
照射に先立って感光体を予め定める基準電位に帯電させ
る帯電器と、基準電位に帯電した感光体に静電潜像を形
成した後、静電潜像を現像剤によって顕像化する現像器
と、感光体上の現像剤像を記録紙に転写する転写器と、
転写後の記録紙上の現像剤像を例として加熱により定着
する定着器とを備える。また、現像剤像が記録紙に転写
された後の感光体には、現像剤が残存しており、この残
存する現像剤を除去するクリ−ニング装置と、前記帯電
器による帯電に先立って、クリ−ニング後の感光体の表
面の電荷を除去する除電器とが設けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例の電
子写真装置に用いられている帯電器や転写器として、コ
ロナ放電を用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロ
トロン方式あるいはスコロトロン方式の放電器が用いら
れている。しかしながらこのようなコロトロン方式ある
いはスコロトロン方式の放電器は、放電を行う際に環境
問題の原因の一つといわれるオゾンを発生する。したが
って、前記帯電器や転写器などの電荷付与手段として、
導電性繊維などを用いた帯電ブラシによる接触式帯電器
が採用され、電子写真装置からのオゾンの発生を防止す
るようにしている。
子写真装置に用いられている帯電器や転写器として、コ
ロナ放電を用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロ
トロン方式あるいはスコロトロン方式の放電器が用いら
れている。しかしながらこのようなコロトロン方式ある
いはスコロトロン方式の放電器は、放電を行う際に環境
問題の原因の一つといわれるオゾンを発生する。したが
って、前記帯電器や転写器などの電荷付与手段として、
導電性繊維などを用いた帯電ブラシによる接触式帯電器
が採用され、電子写真装置からのオゾンの発生を防止す
るようにしている。
【０００４】一方、この接触式帯電器は使用環境とりわ
け温度や湿度によって、電荷を付与する対象物の表面電
位が変動するという問題点を有している。具体的には、
高温、高湿の条件下では前記対象物の表面電位が上昇し
てしまうという不具合がある。また、従来の接触式帯電
器では、１個の帯電ブラシによる一段の帯電処理を行っ
ており、たとえば感光ドラムなどの表面全体に均一な電
位分布で電荷を付与するのは困難である。
け温度や湿度によって、電荷を付与する対象物の表面電
位が変動するという問題点を有している。具体的には、
高温、高湿の条件下では前記対象物の表面電位が上昇し
てしまうという不具合がある。また、従来の接触式帯電
器では、１個の帯電ブラシによる一段の帯電処理を行っ
ており、たとえば感光ドラムなどの表面全体に均一な電
位分布で電荷を付与するのは困難である。
【０００５】これにたいして、例として最初に３００Ｖ
に帯電し、つぎに目標とする電位の６００Ｖに帯電させ
るなど、複数段の帯電ブラシにより、対象物の表面電位
を次第に上昇する技術が提案されているが、帯電された
感光体による印画出力の濃度むらを防止するには、帯電
電位を高精度に制御する必要があり、したがって比較的
簡単な回路構成では、前記３００Ｖや６００Ｖなどの電
圧を高精度に発生させることは困難であり、高精度の電
圧を発生させようとすると複雑な回路構成の電源回路が
必要となるなどの不具合がある。
に帯電し、つぎに目標とする電位の６００Ｖに帯電させ
るなど、複数段の帯電ブラシにより、対象物の表面電位
を次第に上昇する技術が提案されているが、帯電された
感光体による印画出力の濃度むらを防止するには、帯電
電位を高精度に制御する必要があり、したがって比較的
簡単な回路構成では、前記３００Ｖや６００Ｖなどの電
圧を高精度に発生させることは困難であり、高精度の電
圧を発生させようとすると複雑な回路構成の電源回路が
必要となるなどの不具合がある。
【０００６】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、感光体に高精度に均一な電位分布で電荷を付与する
ことができると共に、このような電荷付与を簡便な構成
で、かつ使用環境に左右されない高い信頼性で行うこと
ができる電子写真装置を提供することである。
し、感光体に高精度に均一な電位分布で電荷を付与する
ことができると共に、このような電荷付与を簡便な構成
で、かつ使用環境に左右されない高い信頼性で行うこと
ができる電子写真装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、光の照射によ
り静電潜像を形成する感光体と、感光体に、前記静電潜
像の形成に先立って、予め定められる感光体の基準電位
よりも高い第１電位を付与する電位付与手段と、第１電
位が付与された感光体を、感光体電位が前記基準電位と
なるまで除電する半導体整流素子からなる除電手段とを
含むことを特徴とする電子写真装置である。
り静電潜像を形成する感光体と、感光体に、前記静電潜
像の形成に先立って、予め定められる感光体の基準電位
よりも高い第１電位を付与する電位付与手段と、第１電
位が付与された感光体を、感光体電位が前記基準電位と
なるまで除電する半導体整流素子からなる除電手段とを
含むことを特徴とする電子写真装置である。
【０００８】
【作 用】本発明に従えば、光の照射により静電潜像を
形成する感光体に、前記静電潜像の形成に先立って、予
め定められる基準電位を付与するに際して、前記予め定
められる感光体の基準電位よりも高い第１電位を電位付
与手段で付与する。つぎに、第１電位が付与された感光
体を、半導体整流素子からなる除電手段にて感光体電位
が前記基準電位となるまで除電する。
形成する感光体に、前記静電潜像の形成に先立って、予
め定められる基準電位を付与するに際して、前記予め定
められる感光体の基準電位よりも高い第１電位を電位付
与手段で付与する。つぎに、第１電位が付与された感光
体を、半導体整流素子からなる除電手段にて感光体電位
が前記基準電位となるまで除電する。
【０００９】したがって本発明によれば、コロナ放電を
用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式
あるいはスコロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯
電方式を採用するので、オゾンの発生を防止し、環境保
護を図ることができる。また、本発明では、初段の帯電
付与は比較的低精度でよく、２段目の半導体整流素子か
らなる除電手段で高精度の電位設定を行う。このような
半導体素子は、温度や湿度に対する信頼性が高く、した
がって、本発明では、使用環境とりわけ温度や湿度によ
って、電荷を付与する対象物の表面電位が変動するとい
う問題点を解消し、また感光体の表面全体に均一な電位
分布で電荷を付与することができる。また、本発明で
は、初段の帯電付与は比較的低精度でよく、２段目の半
導体整流素子からなる除電手段で高精度の電位設定を行
うので、いずれの回路構成も比較的簡単でよく、構成の
簡略化を図ることができる。
用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式
あるいはスコロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯
電方式を採用するので、オゾンの発生を防止し、環境保
護を図ることができる。また、本発明では、初段の帯電
付与は比較的低精度でよく、２段目の半導体整流素子か
らなる除電手段で高精度の電位設定を行う。このような
半導体素子は、温度や湿度に対する信頼性が高く、した
がって、本発明では、使用環境とりわけ温度や湿度によ
って、電荷を付与する対象物の表面電位が変動するとい
う問題点を解消し、また感光体の表面全体に均一な電位
分布で電荷を付与することができる。また、本発明で
は、初段の帯電付与は比較的低精度でよく、２段目の半
導体整流素子からなる除電手段で高精度の電位設定を行
うので、いずれの回路構成も比較的簡単でよく、構成の
簡略化を図ることができる。
【００１０】
【実施例】図１は、本発明の一実施例の電子写真装置１
の系統図であり、図２は電子写真装置１の電気的構成を
示すブロック図である。電子写真装置１は、原稿像の露
光により静電潜像を形成する感光ドラム２を備え、その
周囲には感光ドラム２に、前記静電潜像の形成に先立っ
て、予め定められる感光体の基準電位Ｖ０（例として６
００Ｖ）よりも高い第１電圧Ｖ１（例として８００Ｖ）
を発生する電源回路３に接続された第１帯電器４と、た
とえばツェナ−ダイオ−ドなどのバリスタ５を介して接
地され、前記第１電圧Ｖ１が付与された感光ドラム２
を、表面電位が前記基準電位Ｖ０となるまで除電する第
２帯電器６と、露光後の感光ドラム２の表面の静電潜像
を現像剤で現像する現像器７と、感光ドラム２上の現像
剤像を記録紙８に転写するための電荷を記録紙８に付与
する転写器９と、転写後の感光ドラム２上に残存する現
像剤を除去するクリ−ニング装置１０と、感光ドラム２
上に残存する電荷を除去する除電器１１とが配置され
る。
の系統図であり、図２は電子写真装置１の電気的構成を
示すブロック図である。電子写真装置１は、原稿像の露
光により静電潜像を形成する感光ドラム２を備え、その
周囲には感光ドラム２に、前記静電潜像の形成に先立っ
て、予め定められる感光体の基準電位Ｖ０（例として６
００Ｖ）よりも高い第１電圧Ｖ１（例として８００Ｖ）
を発生する電源回路３に接続された第１帯電器４と、た
とえばツェナ−ダイオ−ドなどのバリスタ５を介して接
地され、前記第１電圧Ｖ１が付与された感光ドラム２
を、表面電位が前記基準電位Ｖ０となるまで除電する第
２帯電器６と、露光後の感光ドラム２の表面の静電潜像
を現像剤で現像する現像器７と、感光ドラム２上の現像
剤像を記録紙８に転写するための電荷を記録紙８に付与
する転写器９と、転写後の感光ドラム２上に残存する現
像剤を除去するクリ−ニング装置１０と、感光ドラム２
上に残存する電荷を除去する除電器１１とが配置され
る。
【００１１】前記電源回路３と第１帯電器４とが、電位
付与手段を構成し、バリスタ５と第２帯電器６とが除電
手段を構成する。前記現像剤像が転写された記録紙８
は、定着器１２によって例として加熱定着が行われる。
前記第１帯電器４は、導電性繊維を用いる回転ブラシあ
るいは固定ブラシとして実現され、第２帯電器６は、固
定ブラシや導電性ゴムなどとして実現される。
付与手段を構成し、バリスタ５と第２帯電器６とが除電
手段を構成する。前記現像剤像が転写された記録紙８
は、定着器１２によって例として加熱定着が行われる。
前記第１帯電器４は、導電性繊維を用いる回転ブラシあ
るいは固定ブラシとして実現され、第２帯電器６は、固
定ブラシや導電性ゴムなどとして実現される。
【００１２】この電子写真装置１には、例としてマイク
ロコンピュ−タなどとして実現される制御回路１３が用
いられ、感光ドラム２を回転駆動するモ−タ１４や、電
源回路３や第１帯電器４、バリスタ５や第２帯電器６、
現像器７、転写器９および除電器１１が接続される。
ロコンピュ−タなどとして実現される制御回路１３が用
いられ、感光ドラム２を回転駆動するモ−タ１４や、電
源回路３や第１帯電器４、バリスタ５や第２帯電器６、
現像器７、転写器９および除電器１１が接続される。
【００１３】前記バリスタ５は、電流／電圧特性が図３
に示すような非線形である半導体素子であり、バリスタ
５への逆極性の降伏電圧を前記基準電位Ｖ０となるよう
に選べば、バリスタ５により第２帯電器６で高精度の電
位設定を行うことができる。すなわち、第１帯電器４で
たとえば８００Ｖ程度など、前記基準電位Ｖ０以上の第
１電圧Ｖ１を発生させるのは、比較的簡単な回路構成の
電源回路３を用いればよく、バリスタ５の構成と共に構
成を格段に簡略化することができる。
に示すような非線形である半導体素子であり、バリスタ
５への逆極性の降伏電圧を前記基準電位Ｖ０となるよう
に選べば、バリスタ５により第２帯電器６で高精度の電
位設定を行うことができる。すなわち、第１帯電器４で
たとえば８００Ｖ程度など、前記基準電位Ｖ０以上の第
１電圧Ｖ１を発生させるのは、比較的簡単な回路構成の
電源回路３を用いればよく、バリスタ５の構成と共に構
成を格段に簡略化することができる。
【００１４】すなわち、図４に示すように第１帯電器４
で前記第１電圧Ｖ１に感光ドラム２の表面を帯電させ、
つぎに第２帯電器６で感光ドラム２の表面電位が前記基
準電圧Ｖ０となるまで除電する。この除電作用は、前述
したように半導体素子の降伏電圧という物理的現象を利
用するものであり、電圧の設定を極めて高精度に行う事
ができる。また、このような半導体素子は、温度や湿度
に対する信頼性が高く、したがって、本実施例では使用
環境とりわけ温度や湿度によって、感光ドラム２の表面
電位が変動するという問題点を解消し、また感光ドラム
２の表面全体に均一な電位分布で電荷を付与することが
できる。
で前記第１電圧Ｖ１に感光ドラム２の表面を帯電させ、
つぎに第２帯電器６で感光ドラム２の表面電位が前記基
準電圧Ｖ０となるまで除電する。この除電作用は、前述
したように半導体素子の降伏電圧という物理的現象を利
用するものであり、電圧の設定を極めて高精度に行う事
ができる。また、このような半導体素子は、温度や湿度
に対する信頼性が高く、したがって、本実施例では使用
環境とりわけ温度や湿度によって、感光ドラム２の表面
電位が変動するという問題点を解消し、また感光ドラム
２の表面全体に均一な電位分布で電荷を付与することが
できる。
【００１５】本実施例では、コロナ放電を用いて感光体
や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式あるいはスコ
ロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯電方式を採用
するので、オゾンの発生を防止し、環境保護を図ること
ができる。
や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式あるいはスコ
ロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯電方式を採用
するので、オゾンの発生を防止し、環境保護を図ること
ができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、光の照射
により静電潜像を形成する感光体に、前記静電潜像の形
成に先立って、予め定められる基準電位を付与するに際
して、前記予め定められる感光体の基準電位よりも高い
第１電位を電位付与手段で付与する。つぎに、第１電位
が付与された感光体を、半導体整流素子からなる除電手
段にて感光体電位が前記基準電位となるまで除電する。
により静電潜像を形成する感光体に、前記静電潜像の形
成に先立って、予め定められる基準電位を付与するに際
して、前記予め定められる感光体の基準電位よりも高い
第１電位を電位付与手段で付与する。つぎに、第１電位
が付与された感光体を、半導体整流素子からなる除電手
段にて感光体電位が前記基準電位となるまで除電する。
【００１７】したがって本発明によれば、コロナ放電を
用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式
あるいはスコロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯
電方式を採用するので、オゾンの発生を防止し、環境保
護を図ることができる。また、本発明では、初段の帯電
付与は比較的低精度でよく、２段目の半導体整流素子か
らなる除電手段で高精度の電位設定を行う。このような
半導体素子は、温度や湿度に対する信頼性が高く、した
がって、本発明では、使用環境とりわけ温度や湿度によ
って、電荷を付与する対象物の表面電位が変動するとい
う問題点を解消し、また感光体の表面全体に均一な電位
分布で電荷を付与することができる。また、本発明で
は、初段の帯電付与は比較的低精度でよく、２段目の半
導体整流素子からなる除電手段で高精度の電位設定を行
うので、いずれの回路構成も比較的簡単でよく、構成の
簡略化を図ることができる。
用いて感光体や記録紙に電荷を付与するコロトロン方式
あるいはスコロトロン方式の放電器に代えて、接触式帯
電方式を採用するので、オゾンの発生を防止し、環境保
護を図ることができる。また、本発明では、初段の帯電
付与は比較的低精度でよく、２段目の半導体整流素子か
らなる除電手段で高精度の電位設定を行う。このような
半導体素子は、温度や湿度に対する信頼性が高く、した
がって、本発明では、使用環境とりわけ温度や湿度によ
って、電荷を付与する対象物の表面電位が変動するとい
う問題点を解消し、また感光体の表面全体に均一な電位
分布で電荷を付与することができる。また、本発明で
は、初段の帯電付与は比較的低精度でよく、２段目の半
導体整流素子からなる除電手段で高精度の電位設定を行
うので、いずれの回路構成も比較的簡単でよく、構成の
簡略化を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例の電子写真装置１の系統図で
ある。
ある。
【図２】電子写真装置１の電気的構成を示すブロック図
である。
である。
【図３】バリスタ５の電流／電圧特性を示すグラフであ
る。
る。
【図４】本実施例の帯電作用を示すグラフである。
１ 電子写真装置 ２ 感光ドラム ３ 電源回路 ４ 第１帯電器 ５ バリスタ ６ 除電器
Claims (1)
- 【請求項１】光の照射により静電潜像を形成する感光体
と、 感光体に、前記静電潜像の形成に先立って、予め定めら
れる感光体の基準電位よりも高い第１電位を付与する電
位付与手段と、 第１電位が付与された感光体を、感光体電位が前記基準
電位となるまで除電する半導体整流素子を備える除電手
段とを含むことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1291892A JPH05204228A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1291892A JPH05204228A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05204228A true JPH05204228A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11818724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1291892A Pending JPH05204228A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05204228A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5911097A (en) * | 1997-03-18 | 1999-06-08 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus and method using charge control means |
| US7035572B2 (en) * | 2003-10-31 | 2006-04-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Hard imaging device charging systems, electrophotography charging systems, hard imaging apparatuses, and hard imaging device electrophotography charging methods |
| US7835668B2 (en) | 2004-11-24 | 2010-11-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Imaging methods, imaging member charging methods, and image engines |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1291892A patent/JPH05204228A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5911097A (en) * | 1997-03-18 | 1999-06-08 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus and method using charge control means |
| US7035572B2 (en) * | 2003-10-31 | 2006-04-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Hard imaging device charging systems, electrophotography charging systems, hard imaging apparatuses, and hard imaging device electrophotography charging methods |
| US7835668B2 (en) | 2004-11-24 | 2010-11-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Imaging methods, imaging member charging methods, and image engines |
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