JPH05204126A - レイアウトスキャナシステム - Google Patents

レイアウトスキャナシステム

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JPH05204126A
JPH05204126A JP3422692A JP3422692A JPH05204126A JP H05204126 A JPH05204126 A JP H05204126A JP 3422692 A JP3422692 A JP 3422692A JP 3422692 A JP3422692 A JP 3422692A JP H05204126 A JPH05204126 A JP H05204126A
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JP
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JP3422692A
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English (en)
Inventor
Mayumi Ishimori
真由美 石森
Katsuaki Tashiro
勝章 田代
Toshiaki Miyashita
俊章 宮下
Moriatsu Matsuyama
守篤 松山
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見開き状態での画像情報を作製することによ
り、校正刷用データを出力可能とするとともに、自動的
に大貼り面付けをして刷版用のデータを出力可能とす
る。 【構成】 端末34で画像情報を台紙情報(レイアウト
情報)に基づいてレイアウト処理し、レイアウト処理さ
れた画像情報を面付情報に基づいて端末35で刷版用に
面付けする。また、端末34でレイアウト処理した画像
情報を見開き頁用に割り付けた校正刷用データとして端
末35から出力機38により出力する。また、上記刷版
用に面付けした画像情報も刷版用データとして出力機3
8から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレイアウトスキャナシス
テム、詳しくはレイアウトスキャナを用いた集版システ
ムにおける大貼り面付けを可能としたレイアウトスキャ
ナシステム、さらに詳しくは製版管理情報に基づいてレ
イアウトされる画像データに対して自動的に大貼り面付
けを行うことができるレイアウトスキャナシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷のための製版工程において
は、レイアウトスキャナを用いて写真等の画像をレイア
ウトし、製版フィルムを作成している。このレイアウト
スキャナにおける画像のレイアウト作業では、写真等を
読み込んだ画像データをモニタに表示し、これを台紙か
ら読み込んだ割付(レイアウト)データに合わせるトリ
ミング合わせ等が必要である。
【0003】通常、この製版工程における作業単位は、
見開き2頁の状態で行う。これは、本機刷りの前に校正
刷りが必要であり、この校正刷りが本機刷りのための刷
り見本であるだけでなく、顧客に対する商品見本である
からである。この商品見本について顧客に判断して貰い
承諾を得る。この意味では、校正刷りとしても見やすい
こと、わかりやすいことが要求される。このため、印刷
原稿は見開き2頁の状態で入稿され、レイアウトスキャ
ナにあってもこの見開き状態で処理され、見開き状態で
の校正刷りが印刷される。
【0004】これに対して、校正刷りに対する顧客の校
了後、実際の印刷用の製版を作製する工程では、下版と
なった見開き原版を正確に半分(各頁単位)に断った
後、折、印刷時の頁配置が正しくなるようにこの原版を
手作業で貼り合わせていた。いわゆる面付けを行ってい
た。つまり、刷版の製版工程では、2頁単位で処理され
た校正版を正確に断裁して4頁等の貼り合わせを行って
いた(これら複数頁を1単位としたものを「台」とい
う)。したがって、この工程にあっては、印刷後の製本
工程を考慮した面付けの知識が必要となる。なぜなら、
実際の印刷は作業効率の向上および合理化のため、印刷
機械で刷られる最大寸法用紙に数頁分の原版を付け合せ
た版を用いて行うからである。
【0005】このため、刷版作製時には、後工程である
製本工程を意識して、綴じ様式、折方等の製本様式をも
とに、1枚の印刷物を折ったときに正しいノンブルで仕
上がるように、台紙のノンブルにしたがって付け合せな
ければならなかった。ここで、製本工程とは、4頁以上
の頁物に対して必ず必要となる工程であり、折り加工、
綴じ加工、断裁加工等が行われる。つまり、4頁以上の
頁ものに対しては必ず面付けを行う必要があるものであ
る。尚、複数の頁が印刷された1枚の紙を1頁大になる
まで折り畳んだものを折り丁といい、折り丁を作成する
ための複数頁の画像をまとめたもの(上記4頁等の貼り
合せを行ったもの)を台という。
【0006】それにも拘らず、現状のレイアウトスキャ
ナシステムでは、上記のように作業が2頁単位で行われ
ていること、また、それらの台相互の関係を認識する方
法がないことから、システム上での自動的な大貼り面付
けは不可能である。そこで、面付けの知識を有する人の
手を介した手計算による座標変換、あるいは全ての作業
が手作業により行われていた。この結果、面付けに際
し、表裏の情報等を入力する必要があるため、オペレー
タは面付けの知識が必要である。また、作業進行状況が
システムにあって管理されていないため、オペレータは
面付けする当該頁の作業状況を常に把握しておく必要が
あるという不都合があった。
【0007】これらの不都合を解消するレイアウトスキ
ャナとして、従来、例えば特開平1−228264号公
報に開示されたものが提案されている。このものは、入
力された画像情報を割付台紙情報にしたがって編集し、
製版用データとして出力するレイアウトスキャナ集版シ
ステムを示している。このシステムでは、まず、製本、
折丁を考慮した頁面付けのための頁面付け用パラメータ
を入力する。次に、入力された画像情報に基づいて頁単
位の座標系でレイアウトを行う。そして、上記面付け用
パラメータに基づいて、上記位置決めされた画像情報の
位置座標を頁面付け時の座標系における位置座標に変換
する。そして、各頁について上記パラメータ入力および
座標変換を繰り返し、各頁の画像情報についての頁面付
け時の座標系における位置座標が得られた後、その位置
座標に基づいて画像情報の配置演算を行い、頁面付け状
態で画像情報がレイアウトされた出力用の製版用データ
を得るものである。
【0008】この頁面付け用のパラメータとしては、仕
上がりサイズ、製版サイズ、断ち幅、製本様式、ガリ代
幅、折頁数、総折数、綴じ方式である。また、上記画像
情報としては絵柄情報、文字情報、マスク情報が含まれ
る。さらに、このレイアウトを行う頁は2頁単位で行っ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレイアウトスキャナシステムでは、下版用の
フィルムを直接出力するものであったため、校正版を作
製することができないという課題があった。即ち、下版
用のフィルムは、製品によっては顧客の指示によって複
数回の修正が加えられ、校了となって初めて作成するこ
とができる。これ以外にも、1つの製品について、複数
台のレイアウトスキャナを用いて分散処理(各見開き頁
のレイアウト処理を異なったレイアウトスキャナで並行
して行う)する場合があり、この場合は各レイアウトス
キャナでの処理が終了して初めて下版用フィルムの作成
を行うことができる。このように、レイアウトスキャナ
システムにおいては、見開き状態の校正版を出力する処
理と面付処理を行って下版用フィルムを出力する処理を
作業進行状態に応じて行わなければならないが、従来の
システムではこれらは不可能であった。
【0010】
【発明の目的】そこで、本発明は、見開き状態での画像
情報を作製することにより、校正刷用データを出力可能
とするとともに、自動的に大貼り面付けを可能とするこ
とを、その目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、レイアウトする画像の画像情報を入力する画像情
報入力手段100と、この画像を頁上で割り付けるため
のレイアウト情報を入力するレイアウト情報入力手段2
00と、各頁の面付けを行うための面付情報を入力する
面付情報入力手段300と、この画像情報をレイアウト
情報に基づいてレイアウト処理するレイアウト処理手段
400と、このレイアウト処理された画像情報を刷版用
に面付けする面付処理手段500と、上記レイアウト処
理された画像情報を見開き頁用に割り付けた校正刷用デ
ータとして出力する校正刷用データ出力手段600と、
上記刷版用に面付けした画像情報を刷版用データとして
出力する刷版用データ出力手段700と、を備えたレイ
アウトスキャナシステムである。
【0012】
【作用】本発明に係るレイアウトスキャナシステムにあ
っては、入力した画像情報をレイアウト情報に基づいて
頁単位でレイアウトし、このレイアウトした画像情報を
見開き状態で示す校正刷用データを作成し、出力する。
また、レイアウト処理された画像情報を面付情報に基づ
いて演算等処理して刷版用に面付けし、刷版用データを
作成し、出力する。例えば折り単位でのレイアウト情報
を認識し、かつ、自動的に折り別の作業完了を識別し、
大貼り面付けを可能とするものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るレイアウトスキャナシス
テムの一実施例について、図2〜図8を参照して説明す
る。
【0014】図2において、このレイアウトスキャナシ
ステムにあっては、例えば製版作業におけるその進行状
況を管理するための進行状況管理情報、刷版に大貼り面
付けするための面付情報、図形情報等を入力する情報入
力機21を有している。この情報入力機21は、例えば
キーボード、マウス等により構成されている。そして、
これらの情報は記憶装置22において一括管理されてい
る。この記憶装置22は、磁気ディスク、光ディスク等
で構成されている。また、このシステムでは、レイアウ
ト情報としての台紙情報を入力する台紙情報入力機2
3、例えば作図機、フラットベッドスキャナを有してい
る。そして、この台紙情報入力機23で入力された台紙
情報は、記憶装置24に記憶され管理される。この記憶
装置24も、上記記憶装置22と同様に磁気ディスク、
光ディスク等で構成されている。さらに、このシステム
は、レイアウトされる画像、例えば写真等の画像情報を
入力する画像情報入力機25を備えている。この画像情
報入力機25は、ドラム型スキャナ、または、フラット
ベッド型スキャナで構成されている。この画像情報入力
機25で入力された画像情報は、磁気ディスク、光ディ
スク等からなる記憶装置26に保存される。そして、こ
れらの記憶装置22、24、26に記憶された各情報
は、全体処理を行う中央処理装置27にて処理される。
この中央処理装置27は、例えばCPU等により構成さ
れ、作業進行状況管理、大貼り面付け処理、レイアウト
処理等を行うものである。そして、この中央処理装置2
7での処理結果は、出力機28、例えばスキャナ等によ
り出力される。この出力機28による出力は通常製版フ
ィルム上に行うが、版材に直接出力することも可能であ
る。
【0015】図3に具体的に示すように、このレイアウ
トスキャナシステムは、ホストコンピュータである各種
情報入力管理用端末31を有し、この各種情報入力管理
用端末31には複数のスレーブコンピュータとして台紙
情報処理用端末32、画像入力処理用端末33、集版処
理用端末34、演算出力処理用端末35がそれぞれ接続
されている。これらの端末31〜35はいずれも、コン
ピュータ本体31A〜35A、記憶装置31B〜35
B、マウス31C〜35C、ディスプレイ31D〜35
D、外部記憶装置31E〜35Eを有して構成されてい
る。さらに、台紙情報処理用端末32には台紙情報入力
機36、例えば作図機等が接続されている。また、画像
入力処理用端末33には画像入力機37が、演算出力処
理用端末35には出力機38が、それぞれ接続されてい
る。
【0016】したがって、画像情報は画像入力機37か
ら画像入力処理用端末33に入力され、台紙情報は台紙
情報入力機36から台紙情報処理用端末32に入力され
る。また、各種情報入力管理用端末31にあっては、製
版管理情報、例えば作業進行状況管理情報、面付情報、
および、図形情報等が入力されている。そして、集版処
理用端末34では、これらの画像情報、台紙情報等に基
づいて画像情報についてのトリミング合わせ等の演算処
理(レイアウト処理)を行う。さらに、このようにして
レイアウト処理された画像情報は、刷版印刷時の頁配列
等を示す上記面付情報に基づいて演算出力処理用端末3
5において所定の面付け処理がなされ、出力機38より
例えば印刷版作成用の製版ポジフィルムとして出力され
るものである。また、各種情報入力管理用端末31にあ
っては、入力された製版管理情報のうち、当該システム
内での作業進行状況管理情報やレイアウト処理情報は随
時更新されている。
【0017】ここで、各種情報入力管理用端末31にお
いては入力された製版管理情報(作業進行状況管理情
報、面付情報等)は、その外部記憶装置31Eに記憶、
保存されている。また、画像入力処理用端末33にあっ
ても画像入力機37から入力された画像情報(例えば写
真フィルム)はその外部記憶装置33Eに記憶、保存さ
れている。そして、集版処理用端末34にあっては、そ
の入稿状態は、図4に示すように、折り機にて折られた
後の見開いた2頁の状態、すなわち、第1頁と第8頁
(前折り)、第2頁と第3頁、第4頁と第5頁、第6頁
と第7頁、第8頁と第1ページ(後折り)が隣合わせに
なった見開き状態で入稿されるものである。これに対し
て大貼り面付け時は、図5に示すような刷版上での各頁
の貼り合わせが必要となる。この図5に示すような1折
4頁等の折り情報(面付情報)は、大貼り面付けのため
のテーブルとして上記各種情報入力管理用端末31内の
外部記憶装置31Eに保存されており、さらに数個のパ
ラメータを入力することにより、面付け処理に際しての
面付情報が決定される。
【0018】この面付け処理のための入力パラメータの
一例を以下に示す。すなわち、仕上がりサイズ(x’,
y’)、製版サイズ(x,y)、断ち幅z、製版様式
(中綴じ)、ガリ代幅(0)、折り頁数(8頁)、総折
り数(2)、綴じ方式(右綴じ)等である。また、上記
仕上がりサイズと製版サイズとの関係は(x’=x−
z,y’=y−2*z)で与えられる。
【0019】画像入力機37により入力された画像情報
は、集版処理用端末34におけるレイアウト処理の終了
後、外部記憶装置34Eに保存される。これと同時に、
トリミング処理が終了した折りまたは頁番号等の作業履
歴は、上記各種情報入力管理用端末31の外部記憶装置
31Eにて自動的に随時更新される。
【0020】以上のように面付け処理に必要な面付情
報、制御管理情報等はシステム内の記憶装置に保持され
ているため、レイアウト処理後の各頁が大貼り面付けの
際、刷版(台)上でどの位置に配置されるかをオペレー
タが認識していなくても、パラメータ入力により当該シ
ステムにより自動的に関連づけることができる。例え
ば、端末31ではコンピュータ本体31Aが、外部記憶
装置31Eで管理されている製版管理情報を検索し、大
貼り面付けを行うかどうかを監視している。具体的に
は、第2頁、第3頁、第6頁、第7頁の各頁のレイアウ
ト処理が終了し、かつ、大貼り面付けフラグが立ってい
ない時(フラグ=0)は、校正版(図4)として出力機
38より出力する。レイアウト処理が終了し、かつ、大
貼り面付けフラグが立っていれば(フラグ=1)、その
時点で大貼り面付け処理を実行する。大貼り面付け処理
を実行するにあたって、コンピュータ本体35Aは、面
付情報、面付け用テーブル等を読み込み、それらのデー
タに基づいて面付けのための座標変換演算処理を行う。
【0021】この座標変換演算についての具体的方法を
以下に示す。ここに、図6はトリミング合わせを行った
時のデータ座標(見開き2頁での座標)およびその概念
図を示す。大貼り面付け時(座標変換後)のデータ座標
およびその概念図は、図7に示す。このとき、面付け用
テーブルにしたがい、図5においてトリミング時と面付
け時とでは天地が逆になる頁、具体的には第3頁と第4
頁、第5頁、第6頁に関しては、座標変換演算を行うも
のとする。この演算終了後は出力機38のスキャナにこ
の座標変換後の画像データが送られる。その結果、大貼
り面付けされた製版用のフィルムが出力されることとな
る。また、この実施例では、8頁ものについて説明した
が、製版管理情報に折り情報を用意することで、表裏1
6頁のもの等についても大貼り面付けした製版フィルム
を作製することができる。
【0022】図8は以上の刷版用データの出力までの手
順を示すフローチャートである。まず、面付情報(折情
報等)を入力する(S801)。この面付情報として
は、折単位、例えば図5に示すように1折8頁とした場
合の2つの台(表、裏)での各頁の配置、折名、折相互
の関係、ガリ代、仮ノンブルと実ノンブルとの照合等を
含むものである。また、製本様式データ等も含むもので
ある。
【0023】この面付情報を記憶した後、台紙情報を入
力し(S802)、記憶する。さらに、画像情報を入力
し(S803)、これらの台紙情報、画像情報に基づい
てレイアウト処理を行う(S804)。レイアウト処理
が各頁について終了したことを確認すると(S805で
YES)、次にこのレイアウト処理が済んだこと等を示
す作業進行状況を示すデータを記憶または更新する(S
806)。そして、この作業進行状況情報や製版管理情
報を参照して校正刷用データを出力するか否かを判断す
る(S807)。校正刷り用のデータを出力する場合
(S807でYES)は、実行し(S808)、出力し
ない場合(S807でNO)は面付け処理を行うか否か
について判断する(S809)。面付け処理を実行しな
い場合(S809でNO)は作業進行状況記憶処理にて
校正刷りの出力の有無を記憶更新する(S806に戻
る)。面付け処理を実行する場合(S809でYES)
は、上述したような面付け情報に基づいた座標変換演算
を行う(S810)。そして、この座標変換後製版用デ
ータとして出力する(S811)。
【0024】また、以上に示すレイアウトスキャナシス
テムにあっては複数の端末31〜35をオンライン接続
してネットワーク構成としてデータを共有させるように
しているが、FD等の情報記録媒体で他のスタンドアロ
ーン型の端末に対してデータを渡すようにしてもよい。
このようにすると台毎又は折毎の製版を異なったレイア
ウトスキャナで容易に行うことができる。さらに、本発
明は一般的な4頁台紙や1折8頁単位で左開きの場合で
あるが、その他の8頁台紙や1折16頁単位、1折32
頁単位等の場合についても同様の処理が可能である。
【0025】また、製版様式、ガリ代幅は、この実施例
では、製本様式を中綴じとしたためガリ代幅は0となっ
ている。しかし、製本様式が平綴じであれば、隣合う頁
の中央部分にガリ代幅例えば10mmを設定する。例え
ば図9および図10はこの状態を示している。図9は見
開き2頁の場合、図10は大貼り面付けの場合である。
見開き状態で第2頁の点P(px,py)は、大貼り面
付け座標では点P’(2x+10−px,2y−py)
に座標変換されるものである。このようにすれば、上記
実施例のガリ代幅が0の場合と同様に処理することがで
きる。
【0026】以上のように、このレイアウトスキャナシ
ステムにあっては、製版管理情報を入力し、システム内
での作業進行状況や、レイアウト情報を随時更新するこ
とができ、折り別の作業完了を自動的に識別し、大貼り
面付けを自動的に行うことができる。また、この大貼り
面付けに際してオペレータは面付け知識および製本情報
等を何等認識しておく必要がなく、かつ、後工程での負
担を軽減することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、レイアウトスキャナシ
ステムにあって、見開き状態での画像情報を作製するこ
とにより、校正刷用データを出力可能とするとともに、
面付情報に基づいて座標変換等を行い自動的に大貼り面
付けを可能とすることにより、刷版用データを出力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレイアウトスキャナシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムの構成を示すそのブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムの全体構成を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムでの校正版作成時の作業単位を示す見開き2頁の
概念図である。
【図5】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムでの折情報を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムでの大貼り面付けを説明するための概念図であ
る。
【図7】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムでの大貼り面付けを説明するための概念図であ
る。
【図8】本発明の一実施例に係るレイアウトスキャナシ
ステムでの製版用データの出力までの手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例に係る大貼り面付けを説明
するための図である。
【図10】本発明の他の実施例に係る大貼り面付けを説
明するための図である。
【符号の説明】
100 画像情報入力手段 200 レイアウト情報入力手段 300 面付情報入力手段 400 レイアウト処理手段 500 面付処理手段 600 校正刷用データ出力手段 700 刷版用データ出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 守篤 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウトする画像の画像情報を入力す
    る画像情報入力手段と、 この画像を頁上で割り付けるためのレイアウト情報を入
    力するレイアウト情報入力手段と、 各頁の面付けを行うための面付情報を入力する面付情報
    入力手段と、 この画像情報をレイアウト情報に基づいてレイアウト処
    理するレイアウト処理手段と、 このレイアウト処理された画像情報を刷版用に面付けす
    る面付処理手段と、 上記レイアウト処理された画像情報を見開き頁用に割り
    付けた校正刷用データとして出力する校正刷用データ出
    力手段と、 上記刷版用に面付けした画像情報を刷版用データとして
    出力する刷版用データ出力手段と、を備えたことを特徴
    とするレイアウトスキャナシステム。
JP3422692A 1992-01-24 1992-01-24 レイアウトスキャナシステム Pending JPH05204126A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3422692A JPH05204126A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 レイアウトスキャナシステム

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