JPH05204123A - 連続シートのファイルをシートの複数の行に変換する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 感光性材料の連続した露光済シートの単一フ
ァイルを、密接したシートの複数行に変換する装置を提
供する。 【構成】 複写ステーションから現像機内へ、印画紙の
連続シート１〜４を搬送する装置で、複写ステーション
から、シート１〜４前進の通路に横方向に移動できるキ
ャリジを有し、前進ロールの少なくとも１グループ８を
含むコンベヤ装置を支持する。一定対の前進ロールが、
相互に向かって、そして離れて、かみ合い、かみ合いを
解き、またはシートを妨げなしに前進できるようにす
る。上記キャリジは、前方、後方、横方向へ変位でき、
そして移動できる前進ロールは、作動位置へ向い、そし
て離れ、このようにして上記装置が、到達シートの単一
ファイルを、シートの複数行に変換し、そして異なる行
のシートは、各種通路と他のステーションを通り、同時
前進のため、現像機内の個々の通路に流入される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の背景〕本発明は、複数枚の紙また
は他のシート材料を操作する装置における改良、さらに
詳しく説明すると、連続シートのファイル、（例えば、
原版処理実験室において印画紙の露光済複数シート）を
分割すなわちシートの複数行に変換する装置における改
良に関するものである。

【０００２】処理実験室においては、顧客または扱い業
者に受取られ、または配達される準備の整っている写真
印画に、上記複数シートが変換されるように、複写すな
わち結像ステーションから、現像機内へおよび現像機を
通って、印画紙の連続露光済シートを移送することは公
知である。一般に、露光済ロールフィルムは、暗室に導
入され、露光済フィルムの連続駒が、印画紙のシート上
に結像される、複写ステーションに到達する前に、現像
機を通って移送される。上記シートは、顧客または扱い
業者に受取られる準備が整っている封筒内に、それぞれ
の現像済フィルムと共に、挿入するため集められる以前
に、現像された後乾燥される。このような機械において
は、上記処理実験室の少なくとも１装置の取扱い速度
が、他の装置または複数装置の取扱いまたは処理の速度
よりも超過しているか、または少ない時には、問題が起
こる。従って各先行装置内の、フィルム，フィルムの区
画および感光性材料のシートの前進速度を、後続装置の
フィルム，フィルムの区画または、シートの前進速度に
一致させる装置を、上記実験室に設ける必要がある。上
記概説された特性の問題は、顧客または扱い業者に配布
または受渡し準備が整うように、露光済、現像済および
照合済である、感光性材料（通常印画紙）の複数シート
を操作するのに役立つ、装置または複数装置内現像に特
に期待できそうである。従って、連続露光済シートの単
一ファイルが、上記シートの現像装置に向かって前進す
る速度は、上記現像装置が露光済シートの単一ファイル
を処理できる速度を超過しそうである。上記概説の問題
を解決するための試みは、上記現像装置を通る感光性材
料の露光済シートの前進用の比較的長いまたは非常に長
い通路の確立を含む。このことは、現像の速度を、連続
シート上に連続フィルム駒を結像する速度に、および／
または現像および印画作成のため露光済フィルムを提供
した関係者に、手渡し，郵送，または配達する準備とし
て、仕上げた写真印画を照合する速度に一致させること
ができる。上記記載の提案は、大規模および中規模実験
室には受け入れられるが、比較的小規模実験室（例え
ば、ミニラブ小規模実験室として知られる）において使
用状態におくことはできなくて、この小規模実験室は、
露光済であるが未現像の単数または複数フィルムの受領
から６０分以内に、注文が完結して現像済の単数または
複数フィルムとその上に対応印画が、顧客によって受取
られるように、露光済フィルムの現像、印画紙のシート
上に現像済フィルム駒の像の転写、上記シートの現像、
および関連フィルムと共に現像済のシート（写真印画）
の収集を含む、注文の急速完了（例えば、１時間）を専
門に行なう。換言すれば、上記営業所は、シートの現像
が、シートの露光および／または照合作業と同様に迅速
に完了するよう確保するために、シートが長い通路を含
まねばならない、印画紙の露光済シートのかさばる現像
装置を利用できないので、小規模実験室における空間は
珍重される。

【０００３】欧州特許出願第０２１４０９６公表公報
は、シートがフィルム駒の像を受ける、複写ステーショ
ンの下流で感光性材料の個々のシートを操作するように
設計される装置を発表している。上記欧州特許出願公表
公報に開示されている装置は、連続シートの単一ファイ
ルを、写真実験室の現像装置を通って個々の通路に沿い
同時に前進できる、数行に変換することができる。この
ことは、連続した露光済シートの単一ファイルから得ら
れる行の数に依存する範囲に、個々の露光済シートに対
する通路を短くすることができる。上記装置は、結像ス
テーションにおいて、連続する個々の露光済シートを受
け、そして現像装置を通り前進する選択された通路内
に、各シートを導入するために、上記現像装置を通るシ
ートの前進方向と横方向に移動するキャリジを用いる。
上記キャリジは、新たに露光したシート全体が、キャリ
ジ内に入り終るまで、上記複写ステーションの隣で静止
のままでなければならず、かつ上記キャリジは、シート
全体が選択された通路内に導入され終るまで、現像装置
内の選択された通路に隣接して静止のままでなければな
らない。結果として、上記キャリジは、複写ステーショ
ンと現像装置内の選択された通路との間を、非常な高速
度で前進させる必要があり；上記キャリジが、複写ステ
ーションにおけるシートの露光される速度で、連続する
シートを受け、かつ移動させるかどうか、これは絶対必
要なことである。上記キャリジの急速な加速と減速は、
キャリジ用案内装置の、およびキャリジ駆動装置の、か
なりの摩耗およびキャリジの複雑さと費用のかかる一因
となる。さらに、印画紙またはその他同種のものの新た
に露光したシートの現像装置の特定通路内の連続するシ
ート間の距離を減らすために、上記キャリジを用いる装
置は、それらの通路内でシートの行を圧縮する装置を備
えなければならない。このことは、また上記装置の複雑
さと費用のかかる一因となる。

【０００４】〔発明の目的〕本発明の一目的は、連続シ
ートの単一ファイルを、簡単な様式と高い度数で、２ま
たは２以上のファイルまたは行に変換できる装置を提供
することにある。本発明の他の一目的は、複写ステーシ
ョンにおいて、上記シートが露光される度数で、印画紙
または他の感光性材料の新たに露光されたシートを、現
像装置内に送達することができ、そして密接したシート
の所定数の行の形式で現像装置内にシートを送達でき
る、装置を提供することにある。本発明のさらに他の一
目的は、新規で改良されたシート移送装置を提供するこ
とにある。本発明の一付加目的は、上記移送装置にシー
トを送給する、新規で改良された装置を提供することに
ある。本発明のさらに他の一目的は、現像装置またはそ
の他同種のものの中に入れられるべきシートの行の数を
変えるため、急速に変換できる装置を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、上記概説の移送装置へ
の新規で改良されたサポートを提供することにある。

【０００５】本発明の他の一目的は、感光性材料の連続
した露光済シートの単一ファイルを、密接したシートの
所定数の行に変換する、新規で改良した方法を提供する
ことにある。本発明の一付加目的は、上記概説した特性
をもつ、１個または複数個の装置を用いる、写真処理実
験室を提供することにある。本発明のさらに他の一目的
は、写真処理実験室の、複写すなわち結像ステーション
と、シート現像装置との間の、新規で改良された結合を
提供することにある。本発明のさらに他の一目的は、可
動部品が高速度で動かされる必要がないので、上記可動
部品に関する摩耗が、従来既知の装置におけるよりも少
ない装置を提供することにある。本発明の他の一目的
は、上記概説した装置の可動部品に対する、新規で改良
された駆動装置を提供することにある。本発明の一付加
目的は、上記概説した装置に使用するロータリシート前
進部材の、新規で改良された組合わせを提供することに
ある。

【０００６】〔発明の要約〕本発明は、連続シートのフ
ァイルを、シートの複数の隣接した行に変換する装置に
具体化される。改良された装置は、予め決められた通路
の、予め決められた部分内へ、予め決められた方向に、
ファイルの連続シートを供給する装置，上記通路の上記
予め決められた部分内に配置されるサポート，このサポ
ート上に設けられ、かつ予め決められた方向に、かみ合
ったシートを前進させるため、上記通路の予め決められ
た部分において、シートとかみ合うように、そして、シ
ートとのかみ合いから離れるように、移動できるコンベ
ヤ装置，少なくとも２位置間の予め決められた方向の事
実上横方向に、上記サポートを変位させる装置，および
上記サポートの少なくとも２つの位置のおのおのにおい
て、上記コンベヤ装置からシートを受ける装置を含んで
いる。上記シートを受ける装置は、印画紙またはその他
感光性材料の露光済シートの、現像機の部分を含むこと
ができるか、または現像機の部分を形成することができ
る。上記装置にさらに、上記通路の予め決められた部分
内において、シートにコンベヤ装置をかみ合わせ、およ
びシートとのかみ合いからコンベヤ装置を離れさせる移
動装置を含む。

【０００７】上記コンベヤ装置は、少なくとも２対の前
進ロールを含むことができ、そしてこの少なくとも２対
の前進ロールは、予め決められた方向に、相互に一定間
隔離れて配置される。上記コンベヤ装置は、通常さら
に、少なくとも１付加対の前進ロールを含む。すべての
対の上記ロールは、上記通路の予め決められた部分の、
両側部に配置され、そして少なくとも１付加対のロール
は、はさみ部分（ｎｉｐ）を形成し、この部分に入り込
む、すべてのシートを受けて前進させる。上記少なくと
も２対のロールは、少なくとも１付加対（上記予め決め
られた方向に見られるように）の下流に配置され、そし
て上記移動装置は、上記の少なくとも２対ロールの、お
のおのの少なくとも１ロールを、それぞれの対の他のロ
ールに向かって、そしてそれぞれの対の他のロールから
離れて、移動させる装置を含む。上記サポートは、少な
くとも１付加対ロールおよび少なくとも２対ロールのお
のおのの、他のロールを支持する、少なくとも１下方セ
クション、ならびに、上記移動装置の部分を形成できる
が、形成する必要はなく、そして少なくとも２対ロール
のおのおのの、少なくとも１ロールを支持する、少なく
とも１上方セクションを含むことができる。上記装置は
通常、上記サポートの少なくとも１上方セクションを、
少なくとも１下方セクションとピボット結合させる装置
をさらに含む。

【０００８】上記コンベヤ装置は、シートの各行に対
し、前進ロールの対のグループを含むことができる。各
これらのグループは、少なくとも２対の前進ロールを含
むことができ、かつこの少なくとも２対のロールは、予
め決められた方向に、相互に一定間隔配置されている。
これらのグループは、予め決められた方向の横方向に見
られるように、相互に隣接している。上記装置のサポー
トは、少なくとも１下方セクション、および前進ロール
の対の各グループに対し１個ずつ、複数個の上方セクシ
ョンを含むことができる。前進ロールの各対は、上記サ
ポートの少なくとも１下方セクション上に取り付けられ
るか、または１下方セクション内にある下方ロール、お
よびそれぞれの上方セクション上に取り付けられる上方
ロールを含む。上記上方セクションは、それらの上方ロ
ールを、それぞれの下方ロールに向かって、およびそれ
ぞれの下方ロールから離れて、移動させるように、少な
くとも１下方セクションに対して移動できるようになっ
ており、および／または、逆もまた同じである。上記装
置は通常、各上方セクションを、少なくとも１下方セク
ションにピボット結合させる装置をさらに含む。上記結
合装置は、上記上方セクションに対する共通ピボット軸
線を形成し、そしてこの共通ピボット軸線は、上記予め
決められた方向に直角であり、または直角にすることが
できる。

【０００９】上記シートを受ける装置は、少なくとも１
個の第１ロータリ部材（例えば、少なくとも１単一ロー
ルまたは少なくとも一対のロール）、および上記コンベ
ヤ装置は、少なくとも１個の第２ロータリ部材（例え
ば、前進ロールの対の前記グループ）を含むことができ
る。さらにまた、上記装置は、通常上記ロータリ部材を
駆動する装置およびこの駆動装置と、少なくとも１個の
第２ロータリ部材との間のフリーホイールをさらに含
む。上記駆動装置（例えば、変速モータ、または定速モ
ータと無段変速機の組合わせ）は、少なくとも１個の第
１ロータリ部材の周速よりも大きい、または小さい周速
で、少なくとも１個の第２ロータリ部材を回転させる装
置を含み、そして次にたとえ、少なくとも１個の第２ロ
ータリ部材が、少なくとも１個の第１ロータリ部材の周
速よりも小さい周速で駆動されるとしても、または少な
くとも１個の第２ロータリ部材が全く駆動されない時に
は、少なくとも１個の第１ロータリ部材の周速で、少な
くとも１個の第２ロータリ部材の回転ができるように上
記フリーホイールが作動する。少なくとも１個の第２ロ
ータリ部材を回転させる装置は（すなわち、上記コンベ
ヤ装置を作動させる）、無段変速装置を含むことができ
る。本発明の特性として考えられる、上記の新規な特徴
は、特に添付の特許請求の範囲に説明されている。しか
し、改良された装置自体、その構成およびその作動様式
の両方とも、それらの付加特性および利点と共に、添付
図面に関して多少の本好適特定実施例の下記詳細説明を
精読することにより最も良く理解されよう。

【００１０】

【実施例】図１ａおよび２ａに示される装置は、シート
供給装置７，前進ロール１５および１６の形式で、複数
対のロータリ部材を含むコンベヤ装置用サポート１２，
矢印Ａ，Ｂ，ＣおよびＤ（図１ａ，１ｂ，１ｃおよび１
ｄ参照）で示される方向に、上記サポート１２を変位さ
せる機構，上記コンベヤの一定部品を、コンベヤの他の
部品に対して移動する機構，および上記サポート１２上
の上記コンベヤ装置から、シートを受ける装置として役
立つ前進ロール８の複数対の１組，からなる。上記サポ
ート１２およびその上の上記コンベヤ装置は、図１ａの
Ｙ−Ｙ平面に関し相互に面対称である２個の半分を含
む。上記２個の半分は、同一レベル上に配置されるが、
図２ａから図２ｅまでは、図示説明および理解し易いよ
うに、上記２個の半分を異なるレベルで示す。上記サポ
ート１２の左側半分１０は、下方セクション１３と上方
セクション１４とを含み、上方セクションは下方セクシ
ョンに対して移動（軸回転）できる。類似的に、サポー
ト１２の右側半分１１は、下方セクション１３と、この
下方セクションに対して移動（軸回転）できる上方セク
ション１４からなる。上記２個の上方セクション１４
は、上記シート供給装置７を含む、複写すなわち結像ス
テーションから、上記前進ロール８を含むシートを受け
現像する装置まで、シートの単一ファイルの連続シート
１，２，３，４，５，６の前進方向（矢印Ｘ）に直角な
共通軸線Ｚ−Ｚの周りに軸回転される。

【００１１】上記改良された装置の目的は、シートの単
一ファイル（シート１から５までを含む）をシートの２
行に変換すること、または比較的広いシート（シート６
を含む）の単一シートを、前進ロール８を含む現像装置
内へ搬送すること、である。上記シートの左側の行は、
偶数番号シート２，４…，を含み、シートの右側の行
は、奇数番号シート１，３，５…を含む（特に図１ｅ参
照）。上記サポート１２上のコンベヤ装置は、前進ロー
ル形式の２グループのロータリ部材からなり、これらの
グループのおのおのは、３対の一定間隔離れた平行な前
進ロール１６、その上それぞれの前進ロール１６の上流
に付加対の前進ロール１５を含む。複数対の前進ロール
１６は、相互に、そしてそれぞれの付加前進ロール１５
から矢印Ｘの方向に、一定間隔離れて配置され、かつ上
記ロールのすべての軸線は、矢印Ｘで示される方向に直
角である。各対のロールの下方ロールは、それぞれの下
方セクション１３上に取り付けられ、そして各対の上方
ロールは、それぞれの上方セクション１４上に取り付け
られる。上記共通ピボット軸線Ｚ−Ｚは、２個の上方前
進ロール１５の共通軸線である。上記サポート１２の、
２個の半分１０と１１の、おのおののセクション１３お
よび／または１４は、図２ａの左側部分に示される位置
と、図２ａの右側部分に示される位置との間で、関連セ
クション１４および／または１３に対して軸回転でき
る。上記半分１０または１１のセクション１３，１４
が、図２ａの左側部分に示される位置にあると仮定する
と、上記付加前進ロール１５のはさみ部分に入ったシー
トは、少なくとも上記ロール１５の１つが駆動される限
り、矢印Ｘの方向に前進できるが、上記シートは前進ロ
ール１６の対により（矢印Ｘの方向に）かみ合いも流入
もされない。逆に、上記部分１０，１１が、図２ａの右
側部分に見える位置にあると仮定する時には、付加前進
ロール１５のはさみ部分に入り、そしてロール１６の最
後部対のはさみ部分に到達するシートは、ロール１６の
各対のロールが相互に十分に近接し、前進ロール８の複
数対に向かって、および上記複数対の内へ、かみ合いお
よび流入するので、上記ロール１５のはさみ部分を去っ
た後でも、矢印Ｘ方向に前進される。

【００１２】上記シート供給装置７は、１対，２対また
はそれ以上の前進ロール９を含み、そして各前進ロール
９の長さは、２個の前進ロール１５または１６の組合わ
せた長さに等しくできる。しかし、２個のロール１５お
よび１６の組合わせた長さよりも短い前進ロール９を用
いることも、同じく本発明の範囲内にある。サポート１
２上のコンベヤ装置から、シートを受ける装置の前進ロ
ール８についても同じことがあてはまる。図１ａは、上
記シートの単一ファイルの第１シート１が、コンベヤ装
置の最も先の前進ロール１６を既に越えて前進したのを
示し、そして種々の現像，ゆすぎ，定着，水洗および／
または他の槽を経て、搬送されるべき、現像装置の前進
ロール８によってかみ合いおよび流入され、その後直ち
に適当な乾燥機を経て、そして最後に上記のように得ら
れた写真印画を積み重ね、かつ対応する露光済および現
像済顧客フィルムを既に入れている、またはこれから受
領する、顧客封筒内に、上記積み重ねの挿入を容易にす
る。参考文献は、例えば、１９９２年 出願、共通所
有権の米国特許出願第 号「露光済かつ現像済
写真フィルムの写真印画をつくる装置」がある。

【００１３】図１ａについて再言すると、単一ファイル
の第２シート２は、サポート１２の左側半分１０の上の
最も先のロール１６を越えて前進し、そして現像装置の
前進ロール８により入れられる処理中である。既に上で
説明したように、シート１は、連続シートの第１行の最
も先のシートを形成し、そしてシート２は、連続シート
の第２行の最も先のシートを形成する。上記２つの行
は、相互に隣接かつ平行で、２つの個々の通路に添い、
現像装置を通って前進させられる。第３シート３（図１
ａに示されるとおり、シートの右側行の２番目のシー
ト）は、上記シート１に整列され、そしてサポート１２
の右側半分１１上のロール１６により、その上ロール８
の最後の対により前進される。第４のシート４は、上記
供給装置７のロール９により前進され、そしてそのリー
ダは、上記サポート１２の左側半分１０上の付加（最後
の）前進ロール１５のはさみ部分に入る準備が整ってい
る。図２ａサポート１２の左側半分１１上の前進ロール
１６は、装置の作動に影響を及ぼすことなく、無能（す
なわち、セクション１３と１４が別々に離され）である
ことを示す、何故ならば、シート２が既に前進ロール８
により保持され、そしてシート４が左側半分１０上の前
進ロール１５のはさみ部分にこれから入るところである
からである。一方、サポート１２の右側半分１１上の前
進ロール１６は作動する（すなわち、それぞれのセクシ
ョン１３，１４が相互に隣接する）、何故ならば、コン
ベヤ装置の前進ロールの右側グループが、シート１の通
路に沿い前進ロール８に向かって、シート３を前進させ
る処理中であるからである。

【００１４】上記サポート１２の右側半分１１のセクシ
ョン１３，１４は、シートの２行を受ける装置の前進ロ
ール８により、上記シート３が適正にかみ合わされると
直ちに、別々に離される（図２ｂ参照）。その次のステ
ップは、上記シート４のリーダーが、サポートの左側半
分１０上の前進ロール１５によりかみ合わされる前に、
図１ａの位置から図１ｂの位置まで、矢印Ａの方向に、
サポート１０を変位させることを含む。上記サポート１
２の左側半分１０のセクション１３，１４は、矢印Ａ方
向に変位ステップが完了した後も、相互に一定間隔離れ
たまま存続する。それにもかかわらず、供給装置７の前
進ロール９は、上記サポート１２の左側半分１０上の前
進ロール１５のはさみ部分内にシート４を前進させるた
め、作動開始され、そしてこれらのロール１５は直ちに
進行して、矢印Ｘ方向（図１ｂ）にシート４を前進させ
る。上記シート４が供給装置７の最も先のロール９を越
えて前進し（左側半分１０の前進ロール１５によってだ
けかみ合わされ続け）、図１ａの位置を取り戻すため
（図１ｃ参照）上記サポート１２は反対方向（図１ｂの
矢印Ｂ）に変位される。このためシート４はシート２と
一直線にならび、サポート１２の左側半分１０のセクシ
ョン１３，１４は、相互に向き合って移動し（図２
ｃ）、そしてこれらのセクション上の前進ロール１６は
進行して、シート４を前進ロール８の範囲（これは図１
ｃに見られる）の方向に向かい、さらにその範囲内に入
って前進させる。

【００１５】さて、上記供給装置７の前進ロール９は、
図１ｃの位置までシート５を前進させたが、すなわち上
記シート５は、コンベヤ装置のロール１５に近接してい
るが、ロール１５にかみ合ってはいない。上記コンベヤ
装置の左半分は開いて（図２ｄ）、シート４は前進ロー
ル８だけに接触し、そしてサポート１２は、図１ｃの位
置から図１ｄの位置まで矢印Ｃの方向に変位する。この
ためコンベヤ装置の右側半分を、シート５と一直線にな
らべ、右側ロール１６の範囲に向かって、さらにロール
１６の範囲内に進行するために、上記シート５は最初に
ロール９により、その後直ちに右側ロール１５により前
進される。このような時、サポート１２の右側半分１１
はなお開放しているが（図２ｄ）、サポート１２が図１
ａの位置に戻るために（図１ｅ参照）、矢印Ｄの方向
（図１ｄ）に変位される時よりも早く、それは閉鎖され
る。それぞれのロール１６がシート５を前進ロール８の
範囲内に前進させうるように、そこでサポート１２の右
側半分は閉鎖される（図２ｅ）。上記シート５は、シー
ト１，３および５と整列する。ステップの同一順序が直
ちに幾度も繰返され、すなわち、前進ロール８を含む現
像装置内に所定数シートの導入を完了するために必要な
限り、上記コンベヤ装置は、シート２，４…および１，
３，５…の通路内に交互に付加シートを送る。

【００１６】もしも、シート５が同一寸法および形状を
もつ（すなわち同一形式）一連のシート（１から５ま
で）の最後のシートとすれば、上記装置は、異なる寸法
および／または形状のシートを前進させる準備が整って
いる。図１ｅは、シート１，２，３，４または５の幅の
少なくとも２倍の幅を持つシート６を示す。サポート１
２は図１ｅの中央位置、すなわち中立位置に（図１ａお
よび１ｃに示される位置に対応）残留し、そして単一シ
ート６または一連のそのようなシートは、最初ロール９
により、直ちに両対のロール１５により、直ちに６対の
ロール１５により、そして最後にロール８により、シー
ト２，４…および１，３，５…に対する通路の組合わせ
た幅に対応する幅をもつ、第３の通路に沿い前進され
る。従って、サポート１２の、２個の半分は、シート６
の形式に対応する形式をもつシートを前進させるため
に、上記装置が要求される限り、閉鎖のまま残ることが
できる。

【００１７】上記サポート１２上のすべてのロール１
５，１６は、単一モータ１１６（図３）、通常、変速モ
ータにより駆動される。サポート１２の下方セクション
すなわちセクション１３を、矢印Ｘで示される方向の横
方向に変位させる装置は、上記セクションすなわちセク
ション１３上の歯付きラック１１３ｂとかみ合うピニオ
ン１１３ａを回転させる、第２のモータ１１３を含むこ
とができる。油圧または空気圧シリンダピストン装置１
１４または同等の装置が、上方前進ロール１６を、それ
ぞれの下方前進ロール１６に向かって、または下方前進
ロール１６から離れて、移動させるために、図３に示さ
れる上方セクション１４を、下方セクション１３に対し
ピボット回転させるために設けられる。歯車３１６の列
は、モータ１１６の可変長出力素子１１６ａと、下方前
進ロール１５，１６の軸４１６との間に、モータ１１６
がオンの時に、ロールを回転させるために設けられる。
フリーホイール２１６は、最左側ロール１６の軸４１６
と、それぞれのロール１６との間に、最後の対のロール
１６の周速よりも大きい周速で、ロール８によりシート
が引かれる時に、これらのロールをシートにより加速で
きるようにするために設けられる。上方ロール１５の共
通軸は４１５で示される。

【００１８】個々のモータ１１６は、上記サポート１２
の、２個の半分１０，１１上のコンベヤ装置の各半分に
対して設けられることは明白である。モータ１１６は、
ロール９の範囲から、ロール８の範囲内へ、シートの前
進をはやめるために、ロール１５，１６を急に加速す
る。このことは、シートの各行のシート（２，４…およ
び１，３，５…）が、ロール８の対を含む現像機を通り
前進する間、相互に接近するのを確保するために、望ま
しく、かつ有利なことである。配列は、通常、ロール８
の速度が比較的低速で、最後のロール８にシートのリー
ダーが到達しようとする時に、上記モータ１１６がロー
ル１５，１６を減速するようになっている。次に、モー
タ１１６は、ロール８の速度以下に、ロール１５，１６
を減速し、そしてこのフリーホイール２１６は、たとえ
上記モータ１１６が停止することがあっても、または上
記モータ１１６がロール１５，１６を、上記ロール８の
周速よりも小さい周速で駆動しても、少なくとも最後の
対のロール１６が、上記ロール８の周速で回転されるこ
とを確保する。勿論、上記シートが同時にロール１６と
８にかみ合い、少なくとも現像装置内へシートが前進す
る段階中、上記ロール１６の周速と、ロール８の周速と
を同期させることはできる。フリーホイール２１６を設
けることは（任意の市場で入手できる形式のもので）、
ロール１６と８の周速の完全な同期を確保する必要がな
いので、構成を簡単にする。フリーホイール２１６が有
効な時には、現像装置に入ったシートは、上記ロール８
の周速により決定される速度で前進され、そして最後の
ロール１６または上記ロールの最も先の対のロール１６
は、モータ１１６によるよりも、前進シートにより駆動
される。

【００１９】改良された装置の重要な利点は、シートと
かみ合いおよび解放できるコンベヤ装置を用いることの
簡単な手段により、そしてサポートに向かって、さらに
サポートを越えて、シートの前進方向と横方向に移動で
きる、サポートのコンベヤ装置を取り付けることによ
り、シートの単一ファイルを、シートの複数の行に、迅
速かつ確実に変換できることである。上記サポート１２
によって占められている、通路の部分にシートを解放で
きるコンベヤ装置を利用することにより、シートがまだ
コンベヤ装置の範囲内にある間、勿論上記シートはロー
ル１５を既に越えて前進したものとして、上記サポート
を矢印Ａ，Ｂ，ＣまたはＤの方向に移動することは現に
できる。その結果として、サポート１２およびその上の
コンベヤ装置は、シートが最後のロール８にかみ合わさ
れると直ちに横方向に移動できる；これはサポートの横
の移動に一層多くの時間をかけて離れ、比較的低速度
で、付随する摩耗を減少させ、サポートを横方向に移動
できるようにし、さらにサポート，サポートの案内装
置，矢印Ｘで示される通路の横方向にサポートを移動さ
せる装置、の材料を節減する。

【００２０】上記改良された装置の他の一利点は、上記
供給装置７のロール９により送達される、シートのファ
イルのシートは、現像装置を通りシートが前進させられ
る正確な速度で、最後のロール８に送られる、かまたは
現像装置内にシートを送達する装置に送られる。これ
は、現像装置への入口においてシートが蓄積する可能性
減少させる。さらに上記コンベヤ装置を、無端ベルトま
たはバンドを用いる装置と取り換えることは、本発明の
範囲内にある。例えば、第１ベルトは、下方ロール１５
と左側半分１０の下方セクション１３上の最も先のロー
ル１６に代えて、２個のプーリ上に並べられ、第２ベル
トは、左側半分１０の上方セクション１４のロール１５
と最も先のロール１６上方に並べられ、第３のベルト
は、右側半分１１の下方セクション１３の、ロール１５
と最も先のロール１６に代えて、２個のプーリ上に並べ
ることができ、そして第４のベルトは、右側半分１１の
上方セクション１４上のロール１５と最も先のロール１
６に代えて、２個のプーリ上に並べることができる。こ
のとき、前進ロールの個々の対が好ましく、何故ならば
このようなコンベヤ装置は、上記モータ１１６がオンで
ある限り、ロールはさみ部分に入るシートは、上記ロー
ル８に向かって一定不変に前進されることを確保するた
め、２個のおのおの左と右半分の１０と１１の適正位置
にロール１５を維持することができるからである。上記
上方ロール１５，１６は、駆動される必要はなく、すな
わち関連する下方ロール１５，１６上に静止するシート
とかみ合うことに応答して、下方ロールは回転運動を開
始することができる。別法として、この配列は、下方ロ
ール１６とすべてのロール１５が、モータ１１６のオン
の時に積極的に駆動されるか、または上記モータ１１６
がオンの時に、すべてのロール１５，１６が駆動される
ようにすることもできる。上記ピボット軸線Ｚ−Ｚは、
上方ロール１５の軸線と一致、すなわち上記軸４１５の
軸と一致するか、または上方ロールと下方ロール１５の
軸線との間に位置決めできる。

【００２１】上記サポート１２の幅は、上記改良された
装置内に搬送される、最も広幅シートの幅（例えば、シ
ート６）を越える必要なく、または多少越える必要もな
い。ピボット回転できる上方セクションン１４を用いる
代りに、特にもし４個のロール１５が、下方セクション
すなわちサポートのセクション１３に取り付けられるな
らば、上記サポート１２は、全体として上下移動できる
上方セクションを設けることができる。上方セクション
１４のピボット回転できる取り付けは、上方ロール１６
が、それぞれの下方ロール１６に向かう、および下方ロ
ール１６から離れる、移動を簡単にする一助となるの
で、この時は好適である。事実、下方セクションすなわ
ちセクション１３がピボット回転でき、または別のやり
方で上方セクション１４に向かって、そして上方セクシ
ョン１４から離れて移動できるように、および／または
各下方セクションおよび各上方セクションがピボット回
転できて、および／または別のやり方で上方および下方
ロール１６を相互に向かってかみ合い、および相互にか
み合いから離れて移動するため、動きうるように設計す
ることは十分に可能なことである。この説明した設計
は、下方ロール１５と１６すべてを駆動できるように、
モータ１１６を取り付けることが簡単であるので好まし
い。必要なことは、サポート１２の位置には関係なく
（矢印Ａ，Ｂ，ＣまたはＤの方向に示されるように）、
歯車３１６の一つまたは軸４１６の一つを回転できる、
可変長出力軸１１６ａを設けることである。

【００２２】サポート１２全体を横方向に延長される、
下方ロール１５および／または１６を設けること、およ
び一組の短いロール１５および１６と共に各上方セクシ
ョン１４を設けることがさらに可能である。これ以上分
析することなく、上記説明は、本発明の要旨を十分に明
示しているので、現在の知識を適用することにより、特
徴を省くことなく、他人は容易にこれを各種改作に適用
できるので、従来技術の見地から、当技術に対するこの
寄与の包括的および特定的態様の本質的特徴を合法的に
構成するものであって、このような改作は添付した特許
請求の範囲の等価の意味および範囲内に包含させるもの
である。

【００２３】実施態様は次の通りである。 １．連続シートのファイルを、シートの複数の行に変換
する装置であって、予め決められた通路の、予め決めら
れた部分内へ、予め決められた方向に、ファイルの連続
シートを供給する装置；上記通路の上記部分内に配置さ
れたサポート；該サポート上に設けられ、かつ上記方向
にかみ合ったシートを前進させるため、上記通路の上記
部分内において、シートとかみ合うように、そしてシー
トとのかみ合いから離れるように、移動できるコンベヤ
装置；少なくとも２つの位置の間で、上記方向の横方向
に上記サポートを変位させる装置；および上記サポート
の少なくとも上記２つの位置のおのおのにおいて、上記
コンベヤ装置からシートを受ける装置；が含まれるも
の。

【００２４】２．上記シートを受ける装置が、感光性材
料の露光済シートの現像機の部分を形成する上記第１項
に記載の装置。 ３．上記通路の上記部分内において、シートにコンベヤ
装置をかみ合わせ、そしてシートとのかみ合いから離れ
るように上記コンベヤを移動させる装置を、さらに含む
上記第１項に記載の装置。 ４．上記コンベヤ装置が、少なくとも２対の前進ロール
を含み、そして上記少なくとも２対の前進ロールが、上
記方向に、相互に一定間隔離れて配置される、上記第３
項に記載の装置。

【００２５】５．上記コンベヤ装置が、少なくとも１付
加対の前進ロールをさらに含み、上記複数対のロール
は、上記通路の上記部分の両側部に配置され、そして上
記少なくとも１付加対のロールは、はさみ部分を形成
し、このはさみ部分に入る任意のシートを受けて前進さ
せ、上記少なくとも２対のロールは、上記少なくとも１
付加対の下流に配置され、そして上記移動装置は、上記
の少なくとも２対のロールの、おのおのの少なくとも１
ロールを、それぞれの対の他のロールに向かって、そし
てそれぞれの対の他のロールから離れて、移動させる装
置を含む、上記第４項に記載の装置。 ６．上記サポートが、上記少なくとも１付加対のロー
ル、および上記少なくとも２対のロールのおのおのの、
上記他のロールを取り付ける、少なくとも１下方セクシ
ョン、および上記少なくとも２対のおのおのの、少なく
とも１ロールを取り付ける、少なくとも１上方セクショ
ンを含む、上記第５項に記載の装置。 ７．上記少なくとも１上方セクションを、上記少なくと
も１下方セクションにピボット結合させる装置をさらに
含む、上記第６項に記載の装置。

【００２６】８．上記コンベヤ装置が、各行のおのおの
に対し、前進ロールの対のグループを含み、該グループ
のおのおのが、少なくとも２対の前進ロールを含み、か
つ該少なくとも２対のロールが、上記方向に相互に一定
間隔離れて配置され、上記グループは、上記方向の横方
向に見られるように、相互に隣接される、上記第４項に
記載の装置。 ９．上記サポートが、少なくとも１下方セクションおよ
び上記グループのおのおのに対し１個ずつ複数の上方セ
クションを含み、前進ロールの上記対のおのおのは、少
なくとも上記１下方セクション上に取り付けられた下方
ロール、およびそれぞれの上方セクション上に取り付け
られた上方ロールを有し、上記上方セクションは、少な
くとも１下方セクションに対して移動できるようになっ
ており、および／または逆もまた同じ、上方ロールをそ
れぞれの下方ロールに向かって、そして下方ロールから
離れて移動させる、および／または逆もまた同じであ
る、上記第８項に記載の装置。 １０．各上方セクションを、上記少なくとも１下方セク
ションにピボット結合させる装置をさらに含む、上記第
９項に記載の装置。 １１．上記結合装置が、上記上方セクションの共通ピボ
ット軸線を形成する、上記第１０項に記載の装置。

【００２７】１２．上記シートを受ける装置が、少なく
とも１個の第１ロータリ材を含み、そして上記コンベヤ
装置が、少なくとも１個の第２ロータリ部材を含み、か
つ該ロータリ部材を駆動する装置、および該駆動装置
と、上記少なくとも１個の第２ロータリ部材との間の、
フリーホイールをさらに含む、上記第１項に記載の装
置。 １３．上記駆動装置が、少なくとも上記１個の第１ロー
タリ部材の周速よりも小さい、または大きい周速で、少
なくとも上記１個の第２ロータリ部材を回転させる装置
を含み、上記フリーホイールは、少なくとも上記１個の
第１ロータリ部材の周速が少なくとも上記１個の第２ロ
ータリ部材の周速を越える時に、少なくとも上記１個の
第１ロータリ部材の周速で、少なくとも上記第２ロータ
リ部材の回転ができるように作動する、上記第１２項に
記載の装置。 １４．上記コンベヤ装置の無段変速装置をさらに含む、
上記第１項に記載の装置。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明の一形式を具体化する装置の略
示平面図で、サポートが中立すなわち中央位置に示され
る。（ｂ),（ｃ),（ｄ) および（ｅ）は図１（ａ）の構
成を示すが、上記サポートが、シートを受ける装置に向
かって、シートのファイルを前進させる、連続した段階
中、異なる位置にあるのを示す。

【図２】（ａ）は図１（ａ）に示される構造体の側立面
図で、構成と作動の様式の理解を容易にするため、２個
の装置の半分を、相互にうしろではなく、となりに示
す。（ｂ),（ｃ),（ｄ) および（ｅ）は図２（ａ）の構
成を示すが、図１（ｂ），１（ｃ），１（ｄ) および１
（ｅ）にそれぞれ示されるシートのファイルを搬送する
それらの段階中を示す。

【図３】図２（ａ）の左側部分中央に示される、構成の
拡大図である。

【符号の説明】

１〜６ シート単一ファイル ７ シート供給装置 ８ 前進ロール ９ 前進ロール １０ サポート左側半分 １１ サポート右側半分 １２ サポート １３ 下方セクション １４ 上方セクション １５ 付加前進ロール １６ 前進ロール １１３ 第２モータ １１３ａ ピニオン １１３ｂ 歯付きラック １１４ 油圧または空気圧シリンダピストン装置 １１６ 単一モータ（変速モータ） １１６ａ 可変長出力素子 ２１６ フリーホイール ３１６ 歯車 ４１５ 共通軸 ４１６ 軸 Ｚ−Ｚ 共通ピボット軸線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 連続シートのフォイルを、シートの複数
   の行に変換する装置であって、予め決められた通路の、
   予め決められた部分内へ、予め決められた方向に、ファ
   イルの連続シートを供給する装置；上記通路の上記部分
   内に配置されたサポート；該サポート上に設けられ、か
   つ上記方向にかみ合ったシートを前進させるため、上記
   通路の上記部分内において、シートとかみ合うように、
   そしてシートとのかみ合いから離れるように、移動でき
   るコンベヤ装置；少なくとも２つの位置の間で、上記方
   向の横方向に上記サポートを変位させる装置；および上
   記サポートの少なくとも上記２つの位置のおのおのにお
   いて、上記コンベヤ装置からシートを受ける装置；が含
   まれるもの。