JPH05202945A - 等速自在継手の外輪 - Google Patents

等速自在継手の外輪

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JPH05202945A
JPH05202945A JP1452992A JP1452992A JPH05202945A JP H05202945 A JPH05202945 A JP H05202945A JP 1452992 A JP1452992 A JP 1452992A JP 1452992 A JP1452992 A JP 1452992A JP H05202945 A JPH05202945 A JP H05202945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
shaft member
ring material
constant velocity
velocity universal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1452992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Kura
久昭 藏
Hiroshi Tone
宏 登根
Morihisa Yoshioka
守久 吉岡
Michio Iihara
道雄 飯原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP1452992A priority Critical patent/JPH05202945A/ja
Publication of JPH05202945A publication Critical patent/JPH05202945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外輪素材1と軸部材2との接合作業を容易化
すると共に、、接合作業時における熱変形の問題を解消
し、さらには、等速自在継手の小型・軽量化を図る。 【構成】 この外輪は、円筒状素材を所定形状にプレス
成形したカップ状の外輪素材1と、内径部にスプライン
部2aを具えた軸部材2とで構成される。外輪素材1
は、動力伝達部となる案内溝1aおよび保持器案内面1
b、さらには、軸部材2を接合するための筒状の接合部
1cを有する。軸部材2は接合部1cの内径部に嵌合さ
れており、その外周面には微小な軸方向突起2bがスプ
ライン状に形成されている。そして、これらの軸方向突
起2bと、軸部材2を嵌合する際に軸方向突起2bによ
り変形せしめられた接合部1cの内周面の塑性変形部分
1dとが強固に咬み合い、外輪素材1と軸部材2とを相
互に軸方向および周方向に拘束している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や各種産業機械
に使用される等速自在継手の外輪に関する。
【従来の技術】
【0002】等速自在継手は内輪と外輪との間に配した
トルク伝達部材を介して駆動軸と従動軸との間のトルク
伝達を行なうものであるが、内輪および外輪には、一般
に、駆動軸あるいは従動軸をスプライン結合するための
スプライン部が設けてある。このスプライン部は、内輪
の場合には、その中心部分の貫通穴に直接形成される
が、外輪の場合は、通常、スプラインを形成した軸部材
をカップ状の外輪素材に接合することによって設けられ
る。
【0003】従来、外輪素材と軸部材との接合は、溶着
またはフランジ結合によるのが一般的であり、その他、
摩擦圧接によるもの(特公昭54−50451号)、シ
ェル型の外輪素材に軸部材をロー付けしたもの(特公昭
55−72921号)等もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】溶着、摩擦圧接、ロー
付けは接合部の脱脂処理等の前準備に手間がかかる上
に、特に、シェル型の外輪のように肉厚が薄いものにな
ると、熱による変形を考慮する必要があり、品質管理上
も好適とは言えない。また、フランジ結合は外輪の外径
寸法が増大するため、近時の、小型・軽量化の傾向に必
ずしも合致せず、さらに、等速自在継手を大量に装着す
るような場合にはボルトの締結作業が大変になる。
【0005】そこで本発明の目的は、外輪素材と軸部材
との接合作業を容易化すると共に、、接合作業時におけ
る熱変形の問題を解消し、さらには、等速自在継手の小
型・軽量化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の等速自在継手の
外輪は、動力伝達部および筒状の接合部を有するカップ
状の外輪素材と、接合部の内径部に嵌合された軸部材と
で構成されるものであって、軸部材の外周面に形成され
た軸方向突起と、この突起により形成された接合部の内
周面の塑性変形部分との咬合構造を有することを特徴と
する。
【0007】
【作用】軸部材の外周面には軸方向突起が形成されてお
り、軸部材を接合部に嵌合すると、接合部の内周面が軸
方向突起によって塑性変形せしめられる。嵌合後は、軸
方向突起と上記塑性変形部分とが咬み合って、外輪素材
と軸部材とを相互に軸方向および周方向に拘束する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0009】図1は、ダブルオフセット型等速自在継手
(DOJ)のシェル型外輪に本発明を適用した実施例を
示す。この外輪は、円筒状素材を所定形状にプレス成形
したカップ状の外輪素材1と、内径部にスプライン部2
aを具えた軸部材2とで構成される。尚、このスプライ
ン部2aには、駆動軸あるいは従動軸(図示省略)がス
プライン結合される。外輪素材1は、動力伝達部となる
案内溝1aおよび保持器案内面1b、さらには、軸部材
2を接合するための筒状の接合部1cを有する。軸部材
2は接合部1cの内径部に嵌合されており、その外周面
には微小な軸方向突起2bがスプライン状に形成されて
いる。そして、図3に示すように、これらの軸方向突起
2bと、軸部材2を嵌合する際に軸方向突起2bにより
変形せしめられた接合部1cの内周面の塑性変形部分1
dとが強固に咬み合い、外輪素材1と軸部材2とを相互
に軸方向および周方向に拘束している。軸部材2は、こ
のような態様で外輪素材1に一体に接合される。
【0010】このような外輪素材1と軸部材2との接合
構造は、例えば図2に示すように、外輪素材1の接合部
1cの外径D1とほぼ同一の穴径D3を有するダイス3
に接合部1cを挿入した後、接合部1cの内径部に軸部
材2をあてがい、軸部材2をポンチ4で押圧しながら圧
入することにより得ることができる。この場合、軸方向
突起2bの外径D2が接合部1cの圧入前の内径D1’
よりも大きくなるようにしておく。軸部材2の外径は内
径D1’と同程度かあるいは僅かに大きくなるようにし
ておくと良い。尚、図示は省略するが、軸方向突起2b
の圧入側端面に面取りやアールを設けておくと圧入作業
を容易に行なうことができる。また、軸方向突起2bは
少なくとも円周等配位置に3箇所形成すれば良い。
【0011】図4に示す実施例は、接合部1cの外径D
1よりも小さな穴径D5を有するダイス5に、軸部材2
を緩やかに嵌め合わせた接合部1cをあてがい、軸部材
2をポンチ4で押圧しながら接合部1cと伴にダイス5
に圧入するようにしたものである。圧入する際に接合部
1cが縮径し、その内周面が軸方向突起2b側に押圧さ
れて塑性変形する。圧入完了後は、図3に示すように、
軸方向突起2bと接合部1cの塑性変形部分1dとが強
固に咬み合い、外輪素材1と軸部材2とを相互に軸方向
および周方向に拘束する。
【0012】尚、本発明は上述した外輪に限らず、例え
ば、図5に示すトリポード型等速自在継手のシェル型外
輪、さらには、ゼッパ型等速自在継手の外輪等にも同様
に適用することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、カップ状の外輪素材に
軸部材を嵌合接合するようにしたので、接合作業がきわ
めて容易になるばかりでなく、接合時の熱変形を心配す
る必要がなくなる。
【0014】また、接合後は軸部材の軸方向突起と外輪
素材の塑性変形部分とが強固に咬み合い、相互に軸方向
および周方向に拘束されるので、接合状態がきわめて安
定しており、しかも、内・外輪間のトルク伝達も確実に
行なわれる。
【0015】さらに、従来のフランジ接合によるとどう
しても外径寸法が大きくなりがちであったが、本発明の
外輪はフランジ結合を必要としないため、その分、外径
寸法を小さくすることができる。しかも、等速自在継手
の取り付け時にボルトの締結作業を行なう必要がない。
【0016】これらの効果により、本発明は等速自在継
手の製造工程における作業効率および品質の向上、さら
に等速自在継手の取り付け作業の効率化に大きき寄与す
ることができる。これらの効果は、本発明が、特にシェ
ル型外輪に適用された場合に顕著であり、本発明は等速
自在継手の小型・軽量化を図る上できわめて有効な手段
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図(図a)、断面図
(図b)である。
【図2】外輪素材と軸部材との接合方法を示す断面図で
ある。
【図3】軸方向突起と塑性変形部分との咬合構造を示す
部分拡大断面図である。
【図4】外輪素材と軸部材との他の接合方法を示す断面
図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す正面図(図a)、断
面図(図b)である。
【符号の説明】
1 外輪素材 1a 案内溝 1b 保持器案内面 1c 接合部 1d 塑性変形部分 2 軸部材 2b 軸方向突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達部および筒状の接合部を有する
    カップ状の外輪素材と、前記接合部の内径部に嵌合され
    た軸部材とで構成されるものであって、前記軸部材の外
    周面に形成された軸方向突起と、この突起により形成さ
    れた前記接合部の内周面の塑性変形部分との咬合構造を
    有することを特徴とする等速自在継手の外輪。
JP1452992A 1992-01-30 1992-01-30 等速自在継手の外輪 Pending JPH05202945A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1452992A JPH05202945A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 等速自在継手の外輪

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JP1452992A JPH05202945A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 等速自在継手の外輪

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JP1452992A Pending JPH05202945A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 等速自在継手の外輪

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1072339A2 (en) * 1999-05-27 2001-01-31 Aida Engineering Co., Ltd. A method of moulding a blank into a moulded component
WO2005078299A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ntn Corporation 等速自在継手およびステアリング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1072339A2 (en) * 1999-05-27 2001-01-31 Aida Engineering Co., Ltd. A method of moulding a blank into a moulded component
EP1072339A3 (en) * 1999-05-27 2002-05-15 Aida Engineering Co., Ltd. A method of moulding a blank into a moulded component
WO2005078299A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ntn Corporation 等速自在継手およびステアリング装置

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