JPH05202384A - 洗剤組成物 - Google Patents
洗剤組成物Info
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- JPH05202384A JPH05202384A JP4243314A JP24331492A JPH05202384A JP H05202384 A JPH05202384 A JP H05202384A JP 4243314 A JP4243314 A JP 4243314A JP 24331492 A JP24331492 A JP 24331492A JP H05202384 A JPH05202384 A JP H05202384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent
- zeolite
- detergent composition
- sodium silicate
- detergency
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/124—Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
- C11D3/1246—Silicates, e.g. diatomaceous earth
- C11D3/128—Aluminium silicates, e.g. zeolites
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/12—Water-insoluble compounds
- C11D3/124—Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
- C11D3/1246—Silicates, e.g. diatomaceous earth
- C11D3/1253—Layer silicates, e.g. talcum, kaolin, clay, bentonite, smectite, montmorillonite, hectorite or attapulgite
- C11D3/1273—Crystalline layered silicates of type NaMeSixO2x+1YH2O
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に有効なビルダー作用を発揮し、洗浄力に
優れた、衣類等を洗濯するために適切な洗剤組成物を提
供する。 【構成】 洗剤活性化合物と、最大アルミニウムゼオラ
イトＰ（１．３３以下のアルミニウムに対するケイ素比
を有するゼオライトＰ）及びラメラ結晶質ケイ酸ナトリ
ウム、好ましくはＮａ−ＳＫＳ−６を含む洗浄力ビルダ
ー系とを含有する洗剤組成物。
優れた、衣類等を洗濯するために適切な洗剤組成物を提
供する。 【構成】 洗剤活性化合物と、最大アルミニウムゼオラ
イトＰ（１．３３以下のアルミニウムに対するケイ素比
を有するゼオライトＰ）及びラメラ結晶質ケイ酸ナトリ
ウム、好ましくはＮａ−ＳＫＳ−６を含む洗浄力ビルダ
ー系とを含有する洗剤組成物。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗剤組成物、特に、所定
定義によるアルカリ金属アルミノケイ酸塩と所定定義に
よるラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムとの組み合わせであ
る洗浄力ビルダー系を含む粒状洗剤組成物に係る。本発
明は非限定的ではあるが特に、家庭用又は業務用洗濯機
で衣類を洗濯するのに適切な組成物に係る。
定義によるアルカリ金属アルミノケイ酸塩と所定定義に
よるラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムとの組み合わせであ
る洗浄力ビルダー系を含む粒状洗剤組成物に係る。本発
明は非限定的ではあるが特に、家庭用又は業務用洗濯機
で衣類を洗濯するのに適切な組成物に係る。
【０００２】
【従来の技術】丈夫な衣類の洗濯用洗剤組成物は一般
に、洗濯液中のカルシウム水硬度イオン濃度を低下さ
せ、従って硬水中でも軟水中でも良好な洗浄力を与える
ための材料即ち洗浄力ビルダーを含有している。
に、洗濯液中のカルシウム水硬度イオン濃度を低下さ
せ、従って硬水中でも軟水中でも良好な洗浄力を与える
ための材料即ち洗浄力ビルダーを含有している。
【０００３】衣類洗濯用洗剤中で洗浄力ビルダーとして
従来使用されている無機リン酸塩に代わるものとして現
在よく知られているのは、アルカリ金属アルミノケイ酸
塩イオン交換体、特に結晶質アルミノケイ酸ナトリウム
ゼオライト４Ａである。ゼオライトはリン酸塩に比較し
て洗浄力強化においてある種の欠点を示し、補助的な強
化能が一般に望ましいことも周知である。ヨーロッパ市
場で現在市販されている多くの無リン酸高級洗剤粉末に
は、この目的のために、アクリル酸のホモポリマー又は
コポリマーが配合されている。
従来使用されている無機リン酸塩に代わるものとして現
在よく知られているのは、アルカリ金属アルミノケイ酸
塩イオン交換体、特に結晶質アルミノケイ酸ナトリウム
ゼオライト４Ａである。ゼオライトはリン酸塩に比較し
て洗浄力強化においてある種の欠点を示し、補助的な強
化能が一般に望ましいことも周知である。ヨーロッパ市
場で現在市販されている多くの無リン酸高級洗剤粉末に
は、この目的のために、アクリル酸のホモポリマー又は
コポリマーが配合されている。
【０００４】米国特許第４６６４８３９号、４７２８４
４３号及び４８２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ ＡＧ）
は、組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナト
リウム又は水素を表し、ｘは１．９〜４の数、ｙは０〜
２０の数である）を有するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウ
ムを開示している。この材料は洗浄力ビルダーとして有
用であり、他の洗浄力ビルダー（例えばゼオライトＡ）
と併用することができる。
４３号及び４８２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ ＡＧ）
は、組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナト
リウム又は水素を表し、ｘは１．９〜４の数、ｙは０〜
２０の数である）を有するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウ
ムを開示している。この材料は洗浄力ビルダーとして有
用であり、他の洗浄力ビルダー（例えばゼオライトＡ）
と併用することができる。
【０００５】ヨーロッパ特許出願第４０５１２２Ａ号
（Ｈｏｅｃｈｓｔ）は、２０〜８０重量％の水和ゼオラ
イトと２０〜８０重量％のラメラ結晶質ケイ酸ナトリウ
ムとから構成される洗剤用ビルダーを開示している。ゼ
オライトは好ましくは、米国特許第４２７４９７５号
（Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍｂｌｅ）に記載されてい
るように得られる合成材料である。２種の材料を０．
５：１、１：１及び２：１の比で含有する洗剤組成物が
具体的に開示されている。
（Ｈｏｅｃｈｓｔ）は、２０〜８０重量％の水和ゼオラ
イトと２０〜８０重量％のラメラ結晶質ケイ酸ナトリウ
ムとから構成される洗剤用ビルダーを開示している。ゼ
オライトは好ましくは、米国特許第４２７４９７５号
（Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍｂｌｅ）に記載されてい
るように得られる合成材料である。２種の材料を０．
５：１、１：１及び２：１の比で含有する洗剤組成物が
具体的に開示されている。
【０００６】１９９２年３月５日付けで公開されたＷＯ
９２ ０３５２５Ａ（Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍｂ
ｌｅ）は、アルミノケイ酸ナトリウムゼオライト（２０
〜６０重量％）と、クエン酸ナトリウムのような水溶性
モノマー又はオリゴマーカルボン酸塩キレート化剤（１
０〜３０重量％）と、結晶質積層ケイ酸ナトリウム（１
０〜６５重量％）とからなる３成分無リンビルダー系を
含有する粒状洗濯用洗剤組成物を開示している（百分率
はビルダー系に基づく）。好適ゼオライトとしてゼオラ
イトＡ、ゼオライトＸ及びゼオライトＨＳが具体的に挙
げられている。
９２ ０３５２５Ａ（Ｐｒｏｃｔｅｒ ＆ Ｇａｍｂ
ｌｅ）は、アルミノケイ酸ナトリウムゼオライト（２０
〜６０重量％）と、クエン酸ナトリウムのような水溶性
モノマー又はオリゴマーカルボン酸塩キレート化剤（１
０〜３０重量％）と、結晶質積層ケイ酸ナトリウム（１
０〜６５重量％）とからなる３成分無リンビルダー系を
含有する粒状洗濯用洗剤組成物を開示している（百分率
はビルダー系に基づく）。好適ゼオライトとしてゼオラ
イトＡ、ゼオライトＸ及びゼオライトＨＳが具体的に挙
げられている。
【０００７】特開平１−１５３８００号（Ｌｉｏｎ）
は、洗剤活性化合物、ベントナイトクレー、上記式の水
溶性結晶質積層ケイ酸ナトリウム、及びアルミノケイ酸
塩（ゼオライト）を含有する衣類柔軟用顆粒洗剤組成物
を開示している。ゼオライトＡ及び積層ケイ酸塩（Ｎａ
−ＳＫＳ−６）を３：１、１：１及び１：３の割合で含
有する洗剤組成物が具体的に開示されている。
は、洗剤活性化合物、ベントナイトクレー、上記式の水
溶性結晶質積層ケイ酸ナトリウム、及びアルミノケイ酸
塩（ゼオライト）を含有する衣類柔軟用顆粒洗剤組成物
を開示している。ゼオライトＡ及び積層ケイ酸塩（Ｎａ
−ＳＫＳ−６）を３：１、１：１及び１：３の割合で含
有する洗剤組成物が具体的に開示されている。
【０００８】ヨーロッパ特許出願第３８４０７０Ａ号
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）は、ケイ素対アルミニウム比が特
に低く、１．３３以下、好ましくは１．１５以下、より
好ましくは１．０７以下であるような新規ゼオライトＰ
（最大アルミニウムゼオライトＰ、即ちゼオライトＭＡ
Ｐ）を記載及び請求している。この材料は、従来のゼオ
ライト４Ａよりも重量効率の高い洗浄力ビルダーである
ことが立証されている。
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）は、ケイ素対アルミニウム比が特
に低く、１．３３以下、好ましくは１．１５以下、より
好ましくは１．０７以下であるような新規ゼオライトＰ
（最大アルミニウムゼオライトＰ、即ちゼオライトＭＡ
Ｐ）を記載及び請求している。この材料は、従来のゼオ
ライト４Ａよりも重量効率の高い洗浄力ビルダーである
ことが立証されている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゼオライトＭ
ＡＰとラメラケイ酸塩との新規組み合わせが特に有効な
洗浄力ビルダー系を提供し、その洗浄力が２種の材料に
知られている個々のビルダー効力から予想されるよりも
良好であるという知見に基づく。
ＡＰとラメラケイ酸塩との新規組み合わせが特に有効な
洗浄力ビルダー系を提供し、その洗浄力が２種の材料に
知られている個々のビルダー効力から予想されるよりも
良好であるという知見に基づく。
【００１０】第１の態様によると本発明は、（ｉ）アニ
オン性、非イオン性、カチオン性、両性及び双性イオン
性洗剤活性化合物並びにその組み合わせから選択される
１種以上の洗剤活性化合物と、（ｉｉ）（ａ）１．３３
以下のアルミニウムに対するケイ素比を有するゼオライ
トＰ（以下、ゼオライトＭＡＰと呼称する）、及び
（ｂ）組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナ
トリウム又は水素を表し、ｘは１．９〜４の数であり、
ｙは０〜２０の数である）を有するラメラ結晶質ケイ酸
ナトリウムを含む洗浄力ビルダー系とを含有する洗剤組
成物を提供する。
オン性、非イオン性、カチオン性、両性及び双性イオン
性洗剤活性化合物並びにその組み合わせから選択される
１種以上の洗剤活性化合物と、（ｉｉ）（ａ）１．３３
以下のアルミニウムに対するケイ素比を有するゼオライ
トＰ（以下、ゼオライトＭＡＰと呼称する）、及び
（ｂ）組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナ
トリウム又は水素を表し、ｘは１．９〜４の数であり、
ｙは０〜２０の数である）を有するラメラ結晶質ケイ酸
ナトリウムを含む洗浄力ビルダー系とを含有する洗剤組
成物を提供する。
【００１１】第２の態様によると本発明は、（ａ）（上
記に定義したような）ゼオライトＭＡＰと、（ｂ）組成
ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍ、ｘ及びｙは上
記に定義した意味を有する）を有するラメラ結晶質ケイ
酸ナトリウムとを含有する洗浄力ビルダー組成物を提供
する。
記に定義したような）ゼオライトＭＡＰと、（ｂ）組成
ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍ、ｘ及びｙは上
記に定義した意味を有する）を有するラメラ結晶質ケイ
酸ナトリウムとを含有する洗浄力ビルダー組成物を提供
する。
【００１２】第３の態様によると本発明は、上記に定義
したような洗剤組成物及び／又は上記に定義したような
洗浄力ビルダーを含有する水性洗濯液に衣類を接触させ
る段階を含む、衣類の洗濯方法を提供する。
したような洗剤組成物及び／又は上記に定義したような
洗浄力ビルダーを含有する水性洗濯液に衣類を接触させ
る段階を含む、衣類の洗濯方法を提供する。
【００１３】第４の態様によると本発明は、ゼオライト
ＭＡＰを含有する洗浄力ビルダー組成物又は洗剤組成物
中における上記に定義したラメラケイ酸塩の洗浄力ビル
ダーとしての使用方法を提供する。
ＭＡＰを含有する洗浄力ビルダー組成物又は洗剤組成物
中における上記に定義したラメラケイ酸塩の洗浄力ビル
ダーとしての使用方法を提供する。
【００１４】洗剤組成物 本発明の洗剤組成物は、洗剤活性化合物と洗浄力ビルダ
ー系とを必須成分として含有する。進歩性は洗浄力ビル
ダー系の選択にあり、洗剤活性化合物及び他の任意成分
は従来通りであり得る。
ー系とを必須成分として含有する。進歩性は洗浄力ビル
ダー系の選択にあり、洗剤活性化合物及び他の任意成分
は従来通りであり得る。
【００１５】洗浄力ビルダー系 本発明の洗浄力ビルダー系は、ゼオライトＭＡＰとラメ
ラ結晶質ケイ酸ナトリウムとの２種の必須成分を含有す
る。
ラ結晶質ケイ酸ナトリウムとの２種の必須成分を含有す
る。
【００１６】ゼオライトＭＡＰ及び洗剤組成物中におけ
るその使用は、参考資料として本発明に一部にその開示
内容を加えるヨーロッパ特許出願第３８４０７０Ａ号
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）に記載及び請求されている。ゼオ
ライトＭＡＰは、ケイ素対アルミニウム比が１．３３以
下、好ましくは０．９〜１．３３、より好ましくは０．
９〜１．２の範囲であるようなゼオライトＰ型のアルカ
リ金属アルミノケイ酸塩として定義される。
るその使用は、参考資料として本発明に一部にその開示
内容を加えるヨーロッパ特許出願第３８４０７０Ａ号
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）に記載及び請求されている。ゼオ
ライトＭＡＰは、ケイ素対アルミニウム比が１．３３以
下、好ましくは０．９〜１．３３、より好ましくは０．
９〜１．２の範囲であるようなゼオライトＰ型のアルカ
リ金属アルミノケイ酸塩として定義される。
【００１７】ケイ素対アルミニウム比が１．１５以下の
ゼオライトＭＡＰが特に有利であり、１．０７以下の比
を有する材料が更に有利である。
ゼオライトＭＡＰが特に有利であり、１．０７以下の比
を有する材料が更に有利である。
【００１８】ゼオライトＭＡＰは一般に、無水アルミノ
ケイ酸塩ｇ当たり少なくとも１５０ｍｇＣａＯのカルシ
ウム結合能を有する。
ケイ酸塩ｇ当たり少なくとも１５０ｍｇＣａＯのカルシ
ウム結合能を有する。
【００１９】ゼオライトＭＡＰは他のゼオライトと同様
に水和水を含有するが、本発明の目的ではゼオライトの
量及び百分率は無水材料として換算する。
に水和水を含有するが、本発明の目的ではゼオライトの
量及び百分率は無水材料として換算する。
【００２０】本発明の洗浄力ビルダー系の第２の必須成
分は、組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナ
トリウム又は水素、好ましくはナトリウムを表し、ｘは
１．９〜４の数であり、ｙは０〜２０の数である）を有
するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムである。
分は、組成ＮａＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナ
トリウム又は水素、好ましくはナトリウムを表し、ｘは
１．９〜４の数であり、ｙは０〜２０の数である）を有
するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムである。
【００２１】上記に指摘したように、これらの材料は米
国特許第４６６４８３９号、４７２８４４３号及び４８
２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ ＡＧ）に記載されてお
り、これらの文献の開示内容は参考資料として本明細書
の一部に加える。これらの材料は結晶質材料であり、Ｘ
線回折パターンにより容易に特徴付けることができる。
非晶質ケイ酸塩に比較すると、これらの材料は著しく良
好なカルシウム及びマグネシウムイオンの結合剤であ
る。
国特許第４６６４８３９号、４７２８４４３号及び４８
２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ ＡＧ）に記載されてお
り、これらの文献の開示内容は参考資料として本明細書
の一部に加える。これらの材料は結晶質材料であり、Ｘ
線回折パターンにより容易に特徴付けることができる。
非晶質ケイ酸塩に比較すると、これらの材料は著しく良
好なカルシウム及びマグネシウムイオンの結合剤であ
る。
【００２２】ｘ＝２である化合物、即ち式ＮａＭＳｉ2
Ｏ5・ｙＨ2Ｏの化合物が特に好適である。
Ｏ5・ｙＨ2Ｏの化合物が特に好適である。
【００２３】この式の天然及び合成化合物のいずれも有
利であるが、Ｎａ−ＳＫＳ−６として知られる合成材料
が特に好適である。この材料はＨｏｅｃｈｓｔ ＡＧか
ら市販されており、その製造方法は上記米国特許第４６
６４８３９号に記載され、Ｘ線回折パターンにより定義
されている。
利であるが、Ｎａ−ＳＫＳ−６として知られる合成材料
が特に好適である。この材料はＨｏｅｃｈｓｔ ＡＧか
ら市販されており、その製造方法は上記米国特許第４６
６４８３９号に記載され、Ｘ線回折パターンにより定義
されている。
【００２４】好適ビルダー系 本発明の洗剤組成物は好ましくは、１０〜４５重量％、
より好ましくは１２〜３０重量％のゼオライトＭＡＰ
と、２〜３０重量％、より好ましくは３〜２５重量％の
ラメラケイ酸塩を含有する。
より好ましくは１２〜３０重量％のゼオライトＭＡＰ
と、２〜３０重量％、より好ましくは３〜２５重量％の
ラメラケイ酸塩を含有する。
【００２５】ゼオライトＭＡＰ（ａ）（無水換算）とラ
メラ結晶質ケイ酸塩（ｂ）との比は好ましくは０．１：
１〜１０：１、より好ましくは０．２：１〜７：１であ
る。相乗効果は、比が０．３：１〜３：１、より特定的
には０．５：１〜２：１の場合に特に顕著である。
メラ結晶質ケイ酸塩（ｂ）との比は好ましくは０．１：
１〜１０：１、より好ましくは０．２：１〜７：１であ
る。相乗効果は、比が０．３：１〜３：１、より特定的
には０．５：１〜２：１の場合に特に顕著である。
【００２６】洗剤活性化合物 本発明の洗剤組成物は、石鹸性及び非石鹸性のアニオン
性、カチオン性、非イオン性、両性及び双性イオン性洗
剤活性化合物並びにそれらの混合物から選択され得る１
種以上の洗剤活性化合物（界面活性剤）を必須成分とし
て含有する。
性、カチオン性、非イオン性、両性及び双性イオン性洗
剤活性化合物並びにそれらの混合物から選択され得る１
種以上の洗剤活性化合物（界面活性剤）を必須成分とし
て含有する。
【００２７】多数の適切な洗剤活性化合物が市販されて
おり、例えばＳｃｈｗａｒｔｚ，Ｐｅｒｒｙ及びＢｅｒ
ｃｈ著”Ｓｕｒｆａｃｅ−Ａｃｔｉｖｅ Ａｇｅｎｔｓ
ａｎｄ Ｄｅｔｅｒｇｅｎｔｓ”， Ｖｏｌｕｍｅｓ
Ｉ及びＩＩに詳細に記載されている。
おり、例えばＳｃｈｗａｒｔｚ，Ｐｅｒｒｙ及びＢｅｒ
ｃｈ著”Ｓｕｒｆａｃｅ−Ａｃｔｉｖｅ Ａｇｅｎｔｓ
ａｎｄ Ｄｅｔｅｒｇｅｎｔｓ”， Ｖｏｌｕｍｅｓ
Ｉ及びＩＩに詳細に記載されている。
【００２８】使用可能な好適洗剤活性化合物は、石鹸及
び合成非石鹸性のアニオン性及び非イオン性化合物であ
る。
び合成非石鹸性のアニオン性及び非イオン性化合物であ
る。
【００２９】アニオン性界面活性剤は当業者に周知であ
る。例としては、アルキルベンゼンスルホネート（特に
Ｃ8−Ｃ15のアルキル鎖長を有する線状アルキルベンゼ
ンスルホネート）、第１級及び第２級アルキルスルフェ
ート（特にＣ12−Ｃ15第１級アルキルスルフェート）、
アルキルエーテルスルフェート、オレフィンスルホネー
ト、アルキルキシレンスルホネート、ジアルキルスルホ
スクシネート、並びに脂肪酸エステルスルホネートを挙
げることができる。ナトリウム塩が一般に好適である。
る。例としては、アルキルベンゼンスルホネート（特に
Ｃ8−Ｃ15のアルキル鎖長を有する線状アルキルベンゼ
ンスルホネート）、第１級及び第２級アルキルスルフェ
ート（特にＣ12−Ｃ15第１級アルキルスルフェート）、
アルキルエーテルスルフェート、オレフィンスルホネー
ト、アルキルキシレンスルホネート、ジアルキルスルホ
スクシネート、並びに脂肪酸エステルスルホネートを挙
げることができる。ナトリウム塩が一般に好適である。
【００３０】使用可能な非イオン性界面活性剤として
は、第１級及び第２級アルコールエトキシレート（特に
アルコール１モル当たり平均３〜２０モルのエチレンオ
キシドでエトキシル化された脂肪族Ｃ12−Ｃ15第１級及
び第２級アルコール）、及び非エトキシル化非イオン性
界面活性剤（例えばアルキルポリグリコシド、アルキル
グリセリルエーテル及びアルキルグリセリルエステル）
を挙げることができる。
は、第１級及び第２級アルコールエトキシレート（特に
アルコール１モル当たり平均３〜２０モルのエチレンオ
キシドでエトキシル化された脂肪族Ｃ12−Ｃ15第１級及
び第２級アルコール）、及び非エトキシル化非イオン性
界面活性剤（例えばアルキルポリグリコシド、アルキル
グリセリルエーテル及びアルキルグリセリルエステル）
を挙げることができる。
【００３１】自動衣類洗濯機用組成物に適切な好適洗剤
活性系は、アニオン性非石鹸界面活性剤、又は非イオン
性界面活性剤、又は任意に石鹸と配合した任意の比の２
種の組み合わせを含む。
活性系は、アニオン性非石鹸界面活性剤、又は非イオン
性界面活性剤、又は任意に石鹸と配合した任意の比の２
種の組み合わせを含む。
【００３２】洗剤活性化合物の合計配合量は５〜４０重
量％の範囲が適切であり得る。
量％の範囲が適切であり得る。
【００３３】他の成分 本発明の洗剤組成物は、漂白系を含有していると適切で
あり得る。漂白系は好ましくは１種以上のペルオキシ漂
白化合物、例えば無機過酸塩又は有機ペルオキシ酸を含
有し、これらの化合物は低温漂白作用を助長するための
漂白剤前駆物質と併用され得る。
あり得る。漂白系は好ましくは１種以上のペルオキシ漂
白化合物、例えば無機過酸塩又は有機ペルオキシ酸を含
有し、これらの化合物は低温漂白作用を助長するための
漂白剤前駆物質と併用され得る。
【００３４】漂白系は好ましくはペルオキシ漂白剤化合
物、好ましくは任意に前駆物質と組み合わせた無機過酸
塩を含有する。
物、好ましくは任意に前駆物質と組み合わせた無機過酸
塩を含有する。
【００３５】好適無機過酸塩は過ホウ酸ナトリウム・１
水和物及び４水和物、並びに過炭酸ナトリウムである。
水和物及び４水和物、並びに過炭酸ナトリウムである。
【００３６】好適漂白剤前駆物質は、過酢酸前駆物質
（特にテトラアセチルエチレンジアミン（ＴＡＥ
Ｄ））、ペルオキシ安息香酸前駆物質、並びに米国特許
第４７５１０１５号及び４８１８４２６号（Ｌｅｖｅｒ
Ｂｒｏｔｈｅｒｓ Ｃｏｍｐａｎｙ）に開示されてい
る新規第４級アンモニウム及びホスホニウム漂白活性剤
（より特定的にはｐ−スルホフェニル炭酸コリル（ＣＳ
ＰＣ））である。
（特にテトラアセチルエチレンジアミン（ＴＡＥ
Ｄ））、ペルオキシ安息香酸前駆物質、並びに米国特許
第４７５１０１５号及び４８１８４２６号（Ｌｅｖｅｒ
Ｂｒｏｔｈｅｒｓ Ｃｏｍｐａｎｙ）に開示されてい
る新規第４級アンモニウム及びホスホニウム漂白活性剤
（より特定的にはｐ−スルホフェニル炭酸コリル（ＣＳ
ＰＣ））である。
【００３７】必要に応じて漂白系は更に漂白安定剤（重
金属イオン封鎖剤）を含有し得る。
金属イオン封鎖剤）を含有し得る。
【００３８】本発明の組成物中の可溶性（非晶質）ケイ
酸塩の量は好ましくは比較的低レベルに維持され、好ま
しくは５重量％未満、より好ましくは１重量％未満であ
る。
酸塩の量は好ましくは比較的低レベルに維持され、好ま
しくは５重量％未満、より好ましくは１重量％未満であ
る。
【００３９】本発明の組成物は有利には洗浄力強化のた
めよりもむしろアルカリ性を提供するためにアルカリ金
属炭酸塩を含有し得る。アルカリ金属炭酸塩、好ましく
は炭酸ナトリウムの量は２〜２０重量％、好ましくは５
〜１５重量％が適切であり得る。ただし、炭酸ナトリウ
ムの存在は必須ではない。
めよりもむしろアルカリ性を提供するためにアルカリ金
属炭酸塩を含有し得る。アルカリ金属炭酸塩、好ましく
は炭酸ナトリウムの量は２〜２０重量％、好ましくは５
〜１５重量％が適切であり得る。ただし、炭酸ナトリウ
ムの存在は必須ではない。
【００４０】本発明の洗剤組成物はこの他に、蛍光剤、
再付着防止剤、無機塩（例えば硫酸ナトリウム）、酵
素、消泡剤、衣類柔軟剤、顔料、着色スペックル及び香
量を含有し得る。このような例は枚挙に暇がない。
再付着防止剤、無機塩（例えば硫酸ナトリウム）、酵
素、消泡剤、衣類柔軟剤、顔料、着色スペックル及び香
量を含有し得る。このような例は枚挙に暇がない。
【００４１】洗剤組成物の製造 本発明の洗剤組成物は任意の適切な方法により製造され
得る。本発明の好適態様である粒状洗剤組成物は、任意
の塔式（噴霧乾燥）又は非塔式方法により製造すると適
切である。
得る。本発明の好適態様である粒状洗剤組成物は、任意
の塔式（噴霧乾燥）又は非塔式方法により製造すると適
切である。
【００４２】噴霧乾燥塔式方法によると、適合性の非熱
感受性成分のスラリーを噴霧乾燥することによりまず最
初にベース粉末を調製し、次にスラリーを介して処理す
るのに不適切な成分を噴霧又は混合（後添加）する。熟
練した洗剤配合者であればスラリー中に配合すべき成分
と配合すべきでない成分とを容易に決定することができ
よう。
感受性成分のスラリーを噴霧乾燥することによりまず最
初にベース粉末を調製し、次にスラリーを介して処理す
るのに不適切な成分を噴霧又は混合（後添加）する。熟
練した洗剤配合者であればスラリー中に配合すべき成分
と配合すべきでない成分とを容易に決定することができ
よう。
【００４３】ゼオライトＭＡＰはスラリーに配合するの
に適しているが、処理上の理由からゼオライトＭＡＰの
一部は塔排出後に配合したほうが有利であり得る。ラメ
ラケイ酸塩は後添加したほうが好ましい。
に適しているが、処理上の理由からゼオライトＭＡＰの
一部は塔排出後に配合したほうが有利であり得る。ラメ
ラケイ酸塩は後添加したほうが好ましい。
【００４４】あるいは、上記に示唆したように、造粒の
ように完全な非塔式方法により本発明の粒状洗剤組成物
を製造してもよい。
ように完全な非塔式方法により本発明の粒状洗剤組成物
を製造してもよい。
【００４５】本発明の粒状洗剤組成物は任意の適切な嵩
密度に製造され得る。少なくとも４００ｇ／ｌ、より好
ましくは少なくとも５００ｇ／ｌの嵩密度を有する組成
物が特に有利である。
密度に製造され得る。少なくとも４００ｇ／ｌ、より好
ましくは少なくとも５００ｇ／ｌの嵩密度を有する組成
物が特に有利である。
【００４６】洗浄力ビルダー組成物 本発明の洗浄力ビルダー系は、それ自体水の軟化のため
に使用され得る組成物として存在し得るし、又は硬水中
でビルダー入りもしくはビルダーなしの洗剤組成物の性
能を強化するために洗濯液に添加してもよい。
に使用され得る組成物として存在し得るし、又は硬水中
でビルダー入りもしくはビルダーなしの洗剤組成物の性
能を強化するために洗濯液に添加してもよい。
【００４７】このような組成物は例えば、ヨーロッパ特
許第４１９０３６Ａ号（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）に記載及び
請求されているようなＢａｕｋａｓｔｅｎ（洗浄力強化
ブロック）洗剤組成物の洗浄力強化（ビルディング）又
は水軟化用成分を形成することができ、主洗浄用粉末は
洗濯条件が必要とする場合のみに使用される別個に包装
した添加剤（ビルダー、漂白剤）と共に供給される。
許第４１９０３６Ａ号（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）に記載及び
請求されているようなＢａｕｋａｓｔｅｎ（洗浄力強化
ブロック）洗剤組成物の洗浄力強化（ビルディング）又
は水軟化用成分を形成することができ、主洗浄用粉末は
洗濯条件が必要とする場合のみに使用される別個に包装
した添加剤（ビルダー、漂白剤）と共に供給される。
【００４８】洗剤組成物に関して上記に記載したゼオラ
イトＭＡＰ対結晶質ラメラケイ酸塩の好適比は、分離型
洗浄力ビルダー組成物にも同様に適用される。
イトＭＡＰ対結晶質ラメラケイ酸塩の好適比は、分離型
洗浄力ビルダー組成物にも同様に適用される。
【００４９】この型の組成物は原則として２種の必須成
分（ゼオライトＭＡＰ及びラメラケイ酸塩）以外の成分
を含有しなくてもよいが、実際には、他の成分（例えば
炭酸ナトリウム）、及び結合剤（非イオン性界面活性剤
又はセルロース誘導剤）を含有することが望ましい。
分（ゼオライトＭＡＰ及びラメラケイ酸塩）以外の成分
を含有しなくてもよいが、実際には、他の成分（例えば
炭酸ナトリウム）、及び結合剤（非イオン性界面活性剤
又はセルロース誘導剤）を含有することが望ましい。
【００５０】当該型のビルダー組成物は、原料として使
用してもよいし、より完全に調合された洗剤組成物の製
造でプレミックスとして使用してもよい。しかしなが
ら、本発明は２種のビルダー材料（ゼオライトＭＡＰ及
びラメラケイ酸塩）を別々且つ独立して他の洗剤成分と
混合することにより製造される洗剤組成物も発明の範囲
に包含する。
用してもよいし、より完全に調合された洗剤組成物の製
造でプレミックスとして使用してもよい。しかしなが
ら、本発明は２種のビルダー材料（ゼオライトＭＡＰ及
びラメラケイ酸塩）を別々且つ独立して他の洗剤成分と
混合することにより製造される洗剤組成物も発明の範囲
に包含する。
【００５１】洗剤組成物の使用 上記に指摘したように、本発明の洗剤組成物及び洗浄力
ビルダー組成物は衣類の洗濯に特に適しており、この最
終用途で評価されている。しかしながら、ビルダー系は
ビルダー入り洗剤系を必要とする他のあらゆる型の洗浄
用製品、例えば機械食器洗浄用組成物にも使用すること
ができる。
ビルダー組成物は衣類の洗濯に特に適しており、この最
終用途で評価されている。しかしながら、ビルダー系は
ビルダー入り洗剤系を必要とする他のあらゆる型の洗浄
用製品、例えば機械食器洗浄用組成物にも使用すること
ができる。
【００５２】
【実施例】以下、非限定的な実施例により本発明を更に
説明する。尚、部及び百分率は特に明記しない限り重量
に基づく。数字で示した実施例は本発明の実施例であ
り、アルファベットで示した実施例は比較例である。
説明する。尚、部及び百分率は特に明記しない限り重量
に基づく。数字で示した実施例は本発明の実施例であ
り、アルファベットで示した実施例は比較例である。
【００５３】実施例１〜６、Ａ及びＢ 以下の組成を有する洗剤組成物を調製した。
【００５４】 重量％ 線状アルキルベンゼンスルホネート ６．８ 非イオン性界面活性剤（３ＥＯ） ３．１ 非イオン性界面活性剤（７ＥＯ） ６．９ 石鹸 １．７３ ビルダー（下記参照） ３１．８ ナトリウムカルボキシメチルセルロース ０．８３ 炭酸ナトリウム ９．６ アルカリケイ酸ナトリウム ０．５５ 過ホウ酸ナトリウム・１水和物 １６．２５ テトラアセチルエチレンジアミン（顆粒） ６．６ プロテアーゼ顆粒（Ｓａｖｉｎａｓｅ ６．０Ｔ） １．１ 消泡剤顆粒 １．２ 水 １００まで。
【００５５】各実施例で使用したビルダー系を以下に示
す。
す。
【００５６】
【表１】
【００５７】ゼオライトＭＡＰは、ヨーロッパ特許出願
第３８４０７０Ａ号（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）の実施例１〜
３に記載されている方法に類似の方法により調製した。
ゼオライトＭＡＰのケイ素対アルミニウム比は１．０７
であった。
第３８４０７０Ａ号（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）の実施例１〜
３に記載されている方法に類似の方法により調製した。
ゼオライトＭＡＰのケイ素対アルミニウム比は１．０７
であった。
【００５８】Ｎａ−ＳＫＳ−６はＨｏｅｃｈｓｔ ＡＧ
の市販品であり、米国特許第４６６４８３９号及び４８
２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ）に記載されている。
の市販品であり、米国特許第４６６４８３９号及び４８
２０４３９号（Ｈｏｅｃｈｓｔ）に記載されている。
【００５９】２種の異なる試験布を使用してターゴトメ
ーターで洗浄力比較試験を実施した。
ーターで洗浄力比較試験を実施した。
【００６０】試験布１：油、シリカ及びインクの染みを
つけた木綿。
つけた木綿。
【００６１】試験布２：カゼインの染みをつけた木綿。
【００６２】全実験の洗濯温度は４０℃とし、洗濯時間
は３０分間、撹拌は１００ｒｐｍ、洗濯液対布比は２
０：１とした。２種の異なる水硬度及び生成物使用量で
比較を行った。
は３０分間、撹拌は１００ｒｐｍ、洗濯液対布比は２
０：１とした。２種の異なる水硬度及び生成物使用量で
比較を行った。
【００６３】実施例Ａ，１，２，３ この実験系列では水硬度は２２．５°ＦＨ（Ｃａ）、１
５°ＦＨ（Ｍｇ）とし、生成物使用量は３．４ｇ／ｌと
した。４６０ｎｍの反射率の増加（ΔＲ）として表した
結果を以下に示す。
５°ＦＨ（Ｍｇ）とし、生成物使用量は３．４ｇ／ｌと
した。４６０ｎｍの反射率の増加（ΔＲ）として表した
結果を以下に示す。
【００６４】
【表２】
【００６５】最後の列はゼオライトＭＡＰをＮａ−ＳＫ
Ｓ−６で完全に置き換えた場合に予想される結果を示す
（実施例Ｃ及びＤ参照）。
Ｓ−６で完全に置き換えた場合に予想される結果を示す
（実施例Ｃ及びＤ参照）。
【００６６】以外にもゼオライトＭＡＰをＮａ−ＳＫＳ
−６で置き換えると、洗浄力が増加し、１：１領域でピ
ークに達した（実施例２）。２種のビルダーをどのよう
に組み合わせてもビルダー単独で使用した場合よりも良
好であった。
−６で置き換えると、洗浄力が増加し、１：１領域でピ
ークに達した（実施例２）。２種のビルダーをどのよう
に組み合わせてもビルダー単独で使用した場合よりも良
好であった。
【００６７】実施例Ｂ，４，５，６ この実験系列では水硬度を４５°ＦＨ（Ｃａ）、３０°
ＦＨ（Ｍｇ）とし、生成物使用量を５．６ｇ／ｌとし
た。４６０ｎｍの反射率の増加（ΔＲ）として表した結
果を以下に示す。
ＦＨ（Ｍｇ）とし、生成物使用量を５．６ｇ／ｌとし
た。４６０ｎｍの反射率の増加（ΔＲ）として表した結
果を以下に示す。
【００６８】
【表３】
【００６９】この場合も同様に、最後の列はゼオライト
ＭＡＰをＮａ−ＳＫＳ−６で完全に置き換えた場合に予
想される結果を示す（実施例Ｃ及びＤ参照）。
ＭＡＰをＮａ−ＳＫＳ−６で完全に置き換えた場合に予
想される結果を示す（実施例Ｃ及びＤ参照）。
【００７０】第１系列の実験と同様に、ゼオライトＭＡ
ＰをＮａ−ＳＫＳ−６で置き換えると、洗浄力が増加
し、１：１領域でピークに達した（実施例５）。２種の
ビルダーをどのように組み合わせてもビルダー単独で使
用した場合よりも良好であった。
ＰをＮａ−ＳＫＳ−６で置き換えると、洗浄力が増加
し、１：１領域でピークに達した（実施例５）。２種の
ビルダーをどのように組み合わせてもビルダー単独で使
用した場合よりも良好であった。
【００７１】実施例Ｃ，Ｄ 上記実験ではＮａ−ＳＫＳ−６単独との比較を行わなか
った。
った。
【００７２】同一レベルの単独ビルダーとしてのＮａ−
ＳＫＳ−６及びゼオライトＭＡＰの直接比較は実施しな
かった。
ＳＫＳ−６及びゼオライトＭＡＰの直接比較は実施しな
かった。
【００７３】以下の実験は、Ｎａ−ＳＫＳ−６と市販の
ゼオライト４Ａの洗浄力を比較し、ビルダーとしてのＮ
ａ−ＳＫＳ−６の重量効率がそのゼオライトの２分の１
以下であることを示す。
ゼオライト４Ａの洗浄力を比較し、ビルダーとしてのＮ
ａ−ＳＫＳ−６の重量効率がそのゼオライトの２分の１
以下であることを示す。
【００７４】組成は以下の通りである。
【００７５】
【表４】
【００７６】試験布１を使用して４０℃、水硬度２５°
ＦＨ及び４０°ＦＨ（全硬度）及び生成物使用量５ｇ／
ｌとしてターゴトメーターで洗浄力（ΔＲ460）を比較
した処、以下の結果を得た。
ＦＨ及び４０°ＦＨ（全硬度）及び生成物使用量５ｇ／
ｌとしてターゴトメーターで洗浄力（ΔＲ460）を比較
した処、以下の結果を得た。
【００７７】
【表５】
【００７８】この実験で使用したゼオライト４Ａは、Ｄ
ｅｇｕｓｓａ製ＷｅｓｓａｌｉｔｈＰである。
ｅｇｕｓｓａ製ＷｅｓｓａｌｉｔｈＰである。
【００７９】ヨーロッパ特許出願第３８４０７０Ａ号
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）の実施例１４は、ケイ素対アルミ
ニウム比が１．１２：１のゼオライトＭＡＰを洗剤組成
物中の単独ビルダーとして使用すると、２種の異なる生
成物使用量でゼオライト４Ａよりも著しく良好な洗浄力
が試験布１（ＡＳ９と呼称）で得られることを示してい
る。従って、ゼオライトＭＡＰも同様にＮａ−ＳＫＳ−
６よりも実質的に重量効率の高いビルダーであると考え
られ、実施例Ａ，１〜３，Ｂ及び４〜６に対応する実験
でＮａ−ＳＫＳ−６単独の洗浄力評点を求めたならば、
ゼオライトＭＡＰ単独の洗浄力評点をよりも著しく低か
ったであろうと予想できる。従って、ゼオライトＭＡＰ
をＮａ−ＳＫＳ−６で部分的に置き換えた場合に観察さ
れる相乗効果は特に意外である。
（Ｕｎｉｌｅｖｅｒ）の実施例１４は、ケイ素対アルミ
ニウム比が１．１２：１のゼオライトＭＡＰを洗剤組成
物中の単独ビルダーとして使用すると、２種の異なる生
成物使用量でゼオライト４Ａよりも著しく良好な洗浄力
が試験布１（ＡＳ９と呼称）で得られることを示してい
る。従って、ゼオライトＭＡＰも同様にＮａ−ＳＫＳ−
６よりも実質的に重量効率の高いビルダーであると考え
られ、実施例Ａ，１〜３，Ｂ及び４〜６に対応する実験
でＮａ−ＳＫＳ−６単独の洗浄力評点を求めたならば、
ゼオライトＭＡＰ単独の洗浄力評点をよりも著しく低か
ったであろうと予想できる。従って、ゼオライトＭＡＰ
をＮａ−ＳＫＳ−６で部分的に置き換えた場合に観察さ
れる相乗効果は特に意外である。
Claims (7)
- 【請求項１】 （ｉ）アニオン性、非イオン性、カチオ
ン性、両性及び双性イオン性洗剤活性化合物並びにその
組み合わせから選択される１種以上の洗剤活性化合物
と、（ｉｉ）（ａ）１．３３以下のアルミニウムに対す
るケイ素比を有するゼオライトＰ（以下、ゼオライトＭ
ＡＰと呼称する）、及び（ｂ）組成ＮａＭＳｉxＯ２x+1
・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナトリウム又は水素を表し、ｘ
は１．９〜４の数であり、ｙは０〜２０の数である）を
有するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムを含む洗浄力ビル
ダー系とを含有する洗剤組成物。 - 【請求項２】 ゼオライトＭＡＰが１．０７以下のアル
ミニウムに対するケイ素比を有することを特徴とする請
求項１に記載の洗剤組成物。 - 【請求項３】 （ａ）対（ｂ）の重量比が０．５：１〜
２：１の範囲であることを特徴とする請求項１又は２に
記載の洗剤組成物。 - 【請求項４】 １０〜４５重量％（無水換算）のゼオラ
イトＭＡＰ（ａ）と、２〜３０重量％のラメラ結晶質ケ
イ酸ナトリウム（ｂ）とを含有することを特徴とする請
求項１から３のいずれか一項に記載の洗剤組成物。 - 【請求項５】 ラメラ結晶質ケイ酸ナトリウム（ｂ）が
組成ＮａＭＳｉ2Ｏ5・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍ及びｙは請求
項１に記載の意味を有する）を有することを特徴とする
請求項１から４のいずれか一項に記載の洗剤組成物。 - 【請求項６】 ラメラ結晶質ケイ酸ナトリウム（ｂ）が
Ｎａ−ＳＫＳ−６であることを特徴とする請求項５に記
載の洗剤組成物。 - 【請求項７】 （ａ）１．３３以下のアルミニウムに対
するケイ素比を有するゼオライトＰと、（ｂ）組成Ｎａ
ＭＳｉxＯ2x+1・ｙＨ2Ｏ（式中、Ｍはナトリウム又は水
素を表し、ｘは１．９〜４の数であり、ｙは０〜２０の
数である）を有するラメラ結晶質ケイ酸ナトリウムとを
含有する洗浄力ビルダー組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9119958.8 | 1991-09-18 | ||
| GB919119958A GB9119958D0 (en) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | Detergent compositions |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202384A true JPH05202384A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=10701627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4243314A Pending JPH05202384A (ja) | 1991-09-18 | 1992-09-11 | 洗剤組成物 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0533392B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05202384A (ja) |
| BR (1) | BR9203532A (ja) |
| CA (1) | CA2078155C (ja) |
| DE (1) | DE69225449T2 (ja) |
| ES (1) | ES2116320T3 (ja) |
| GB (1) | GB9119958D0 (ja) |
| ZA (1) | ZA927167B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| DE4304474A1 (de) * | 1993-02-15 | 1994-08-18 | Henkel Kgaa | Tensid- und builderhaltiges Waschmitteladditiv |
| DE69532586T3 (de) † | 1994-09-13 | 2014-03-13 | Kao Corp. | Waschverfahren |
| GB2303858A (en) * | 1995-08-02 | 1997-03-05 | Procter & Gamble | Detergent composition |
| GB9519606D0 (en) * | 1995-09-26 | 1995-11-29 | Procter & Gamble | Detergent composition |
| KR100258495B1 (ko) * | 1995-11-22 | 2000-07-01 | 가오가부시끼가이샤 | 의료용 분말 세제 조성물 |
| GB9605534D0 (en) * | 1996-03-15 | 1996-05-15 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| GB9605533D0 (en) | 1996-03-15 | 1996-05-15 | Unilever Plc | Modified aluminosilicate |
| FR2794646B1 (fr) | 1999-06-09 | 2001-09-21 | Ethypharm Lab Prod Ethiques | Microgranules de sulfate de morphine, procede de preparation et composition les contenant |
| MY133398A (en) * | 1999-07-09 | 2007-11-30 | Colgate Palmolive Co | Fabric cleaning composition containing zeolite |
| US6204239B1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-03-20 | Colgate-Palmolive, Inc. | Fabric cleaning composition containing zeolite |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH02178399A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Lion Corp | 粒状洗剤組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE3920704A1 (de) * | 1989-06-24 | 1991-01-03 | Hoechst Ag | Builder fuer textilwaschmittel |
-
1991
- 1991-09-18 GB GB919119958A patent/GB9119958D0/en active Pending
-
1992
- 1992-09-10 EP EP92308211A patent/EP0533392B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-10 ES ES92308211T patent/ES2116320T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-10 DE DE69225449T patent/DE69225449T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-11 JP JP4243314A patent/JPH05202384A/ja active Pending
- 1992-09-11 BR BR929203532A patent/BR9203532A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-09-14 CA CA002078155A patent/CA2078155C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-18 ZA ZA927167A patent/ZA927167B/xx unknown
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02173094A (ja) * | 1988-11-03 | 1990-07-04 | Unilever Nv | アルミノケイ酸塩および洗剤組成物 |
| JPH02178399A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Lion Corp | 粒状洗剤組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0533392A3 (en) | 1995-04-12 |
| ES2116320T3 (es) | 1998-07-16 |
| EP0533392A2 (en) | 1993-03-24 |
| ZA927167B (en) | 1994-03-18 |
| GB9119958D0 (en) | 1991-10-30 |
| DE69225449D1 (de) | 1998-06-18 |
| CA2078155A1 (en) | 1993-03-19 |
| DE69225449T2 (de) | 1998-09-03 |
| BR9203532A (pt) | 1993-04-13 |
| EP0533392B1 (en) | 1998-05-13 |
| CA2078155C (en) | 1997-06-03 |
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