JPH05202124A - オレフィン重合体の製造方法 - Google Patents

オレフィン重合体の製造方法

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JPH05202124A
JPH05202124A JP3432592A JP3432592A JPH05202124A JP H05202124 A JPH05202124 A JP H05202124A JP 3432592 A JP3432592 A JP 3432592A JP 3432592 A JP3432592 A JP 3432592A JP H05202124 A JPH05202124 A JP H05202124A
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新也 宮
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Akiko Kageyama
明子 影山
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片方のシクロペンタジエニル環にのみ置換基
を有する架橋型遷移金属化合物とアルミノキサンを使用
し、シンジオタクチック度を調整したオレフィン重合体
を効率良く製造すること。 【構成】 化1で表される遷移金属化合物( MはIVB
族の遷移金属、Yは炭素、ケイ素等を示す。nは2また
は4であり、2の時はその位置は3と4位にある。)及
び化2または化3で表されるアルミノキサン(mは4〜
30の整数である。)を有効成分とする触媒を用いてオ
レフィンを重合するシンジオタクチック配列単位の多い
オレフィン重合体の製造方法。 【化1】 【化2】 【化3】 【効果】 本発明の触媒を使用すれば、シンジオタクチ
ック配列単位の多いオレフィン重合体を、シンジオタク
チック度を種々に調整して製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オレフィン重合体の製
造方法に関する。さらに詳しくは、無置換シクロペンタ
ジエニル環と置換シクロペンタジエニル環を架橋した配
位子を有する架橋型遷移金属化合物及びアルミノキサン
からなる触媒を用いて、シンジオタクチック配列単位の
多いオレフィン重合体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オレフィン重合用均一系触媒(メタロセ
ン化合物/アルミノキサン)においてメタロセン化合物
の配位子を選択すれば、プロピレン重合で、アタクチッ
クポリプロピレン、アイソタクチックポリプロピレン及
びシンジオタクチックポリプロピレンのいずれもが製造
できることが公知になっている。(Makromol.Chem.Rapid
Commun. 4, 417-421(1983), Angew.Chem.Int.Ed.Engl.
24, 507-508(1985), J.Am.Chem.Soc. 1988,110,6255-6
256)
【0003】このような均一系触媒で、高度にシンジオ
タクチックなポリプロピレンを製造する化合物として
は、フルオレニル基と無置換シクロペンタジエニル基
を、炭素で架橋した配位子を有するメタロセン化合物が
公知である。(特開平2−41303、特開平2−27
4703、特開平2−274704等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の架橋型触媒で、
シンジオタクチック性を調節するために、シクロペンタ
ジエニル環に置換基を入れた化合物が知られている。
(特開平3−9913、特開平3−193796)しか
しながら、この方法では化合物の種類が限られてしまい
充分な調節を行うのは困難であった。
【0005】本発明者らは、上記の問題点を解決すべく
研究を重ねた結果、無置換シクロペンタジエニル環と置
換シクロペンタジエニル環を使用し、さらに架橋部分を
種々に修飾することにより数多くの化合物を合成するこ
とに成功し、さらにこれらの化合物とアルミノキサンか
らなる触媒が、シンジオタクチック配列単位の多いオレ
フィン重合体を製造しうることを見いだし、本発明に到
達した。以上の記述から明らかなように、本発明の目的
は、片方のシクロペンタジエニル環にのみ置換基を有す
る架橋型遷移金属化合物であって、架橋部分が種々の置
換基で修飾された種々の化合物とアルキノキサンとを組
み合わせた触媒を使用するシンジオタクチック度の多い
オレフィン重合体の製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A)一般式(1)
【化4】 で表される遷移金属化合物、( 但し、Mはチタン、ジル
コニウム、またはハフニウムの遷移金属、Yは炭素、ケ
イ素、またはゲルマニウムを示す。C54 は無置換シ
クロペンタジエニル基を、R2 n54-n は置換シクロ
ペンタジエニル基を示し、nは2または4の整数であ
る。但し、n=2の時はその位置は3と4位にあるもの
とする。各R1 は互いに同一でも異なっていてもよく、
水素または炭化水素基を示す。各R2 は互いに同一でも
異なっていてもよく、トリアルキルシリル基または炭化
水素基を示し、また二つのR2 が環構造を形成していて
もよい。Xは同一でも異なっていてもよく、水素、ハロ
ゲンまたは炭化水素基を示す。)及び (B)一般式(2)
【化5】 または一般式(3)
【化6】 (但し、mは4〜30の整数で、R3 は炭化水素基を示
す。)で表されるアルミノキサンを有効成分とする触媒
の存在下でオレフィンを重合せしめることを特徴とする
シンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重合体の
製造方法に係わるものである。
【0007】本発明の構成と効果につき以下に詳述す
る。本発明において使用される触媒構成成分(A)の遷
移金属化合物(1)は、無置換シクロペンタジエニル環
と置換シクロペンタジエニル環を架橋した配位子を有す
る架橋型の遷移金属化合物である。Mは、チタン、ジル
コニウム、またはハフニウムの遷移金属であり、好まし
くはジルコニウムである。Yは、炭素、ケイ素またはゲ
ルマニウムである。各R1 は互いに同一でも異なってい
てもよく、水素または炭化水素基を示す。炭化水素基の
例としては、メチル基、エチル基、フェニル基等を挙げ
ることができる。置換シクロペンタジエニル環上の置換
基の数は2または4のいずれでもよいが、2置換体の場
合は置換基の位置は、3と4位にあるものとする。各R
2は互いに同一でも異なっていてもよく、トリアルキル
シリル基または炭化水素基を示し、また二つのR2 が環
構造を形成していてもよい。トリアルキルシリル基の例
としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、
トリフェニルシリル基等を挙げることができる。炭化水
素基の例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、フェニル基等を挙げることができ、環構造を
形成する例としては、インデニル基、テトラヒドロイン
デニル基等を挙げることができる。また、Xは同一でも
異なっていてもよく、水素、あるいは弗素、塩素、臭素
等のハロゲン、あるいはメチル基、エチル基等の炭化水
素基を示す。
【0008】上記遷移金属化合物の非限定的な例とし
て、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3、
4−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)
(3、4−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、メチリデン(シクロペンタジエニル)
(2、3−ジメチルインデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2、
3−ジメチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
メチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2、3−ジ
メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニ
ルシリレン(シクロペンタジエニル)(2、3−ジメチ
ルインデニル)ジルコニウムジクロリド、メチリデン
(シクロペンタジエニル)(テトラフェニルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデ
ン(シクロペンタジエニル)(テトラフェニルシクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レン(シクロペンタジエニル)(テトラフェニルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、メチリデン
(シクロペンタジエニル)(2、5−ジメチル−3、4
−ジフェニルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)
(2、5−ジメチル−3、4−ジフェニルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレン
(シクロペンタジエニル)(2、5−ジメチル−3、4
−ジフェニルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)
(1、3−ジメチル−4、5、6、7−テトラヒドロ−
2−インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシ
リレン(シクロペンタジエニル)(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド等のジルコニ
ウム化合物、イソプロピリデン(シクロペンタジエニ
ル)(2、3−ジメチルインデニル)チタニウムジクロ
リド、メチリデン(シクロペンタジエニル)(テトラフ
ェニルシクロペンタジエニル)チタニウムジクロリド、
ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2、5−
ジメチル−3、4−ジフェニルシクロペンタジエニル)
チタニウムジクロリド等のチタン化合物、イソプロピリ
デン(シクロペンタジエニル)(2、3−ジメチルイン
デニル)ハフニウムジクロリド、メチリデン(シクロペ
ンタジエニル)(テトラフェニルシクロペンタジエニ
ル)ハフニウムジクロリド、ジメチルシリレン(シクロ
ペンタジエニル)(2、5−ジメチル−3、4−ジフェ
ニルシクロペンタジエニル)ハフニウムジクロリド等の
ハフニウム化合物を挙げることができる。
【0009】本発明の方法において使用されるもう1つ
の触媒構成成分のアルミノキサン(B)は、一般式
(2)
【化7】 または一般式(3)
【化8】 で表される有機アルミニウム化合物である。R3 はメチ
ル基、エチル基の炭化水素基である。mは4〜30の整
数であり、好ましくは6以上で、とりわけ10以上であ
るのが好ましい。この種の化合物の製法は公知であり、
例えば、吸着水を含有する化合物、結晶水を含有する塩
類(硫酸銅水和物、硫酸アルミニウム水和物等)の炭化
水素媒体懸濁液にトリアルキルアルミニウムを添加して
反応させる方法等を例示することができる。
【0010】本発明の方法において、重合反応に用いら
れるオレフィンは、プロピレン、1−ブテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−ヘキセン等のα−オレフィンで
あり、これら2種以上の混合成分を重合に供することも
できる。また、上記α−オレフィンとエチレンとの共重
合も可能である。さらには、共役及び非共役ジエン類、
または環状オレフィンとの共重合にも有効である。
【0011】本発明において用いられる重合方法は、液
相重合あるいは気相重合のいずれも可能である。液相重
合の重合溶媒としては、(A)、(B)両成分を溶解し
得る炭化水素化合物であり、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素が用いられ、好ましくはトルエ
ンである。さらに、(A)、(B)両成分を溶解し得な
い溶媒中でも、芳香族炭化水素中でプレ重合を行えば重
合を行うことができる。そのような溶媒として、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等の脂肪族
系炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環
族系炭化水素、ガソリン、灯油、軽油等の石油留分等が
挙げられる。これらの中では、脂肪族系炭化水素が好ま
しい。さらには、液化プロピレン、液化ブテン−1等の
液化オレフィンそれ自体を溶媒として用いることも可能
である。
【0012】触媒成分は、(A)、(B)両成分を予め
混合したものを反応系に供給してもよく、また反応系に
(A)、(B)両成分をそれぞれ別々に供給してもよ
い。いずれの場合においても、両成分の重合系内におけ
る濃度、モル比については特に制限はないが、好ましく
は、10-3〜10-10 mol/1の範囲であり、Al/
遷移金属原子のモル比は、100以上1,000,00
0以下、特に1,000以上100,000以下の範囲
が好んで用いられる。反応系のオレフィン圧には特に制
限はないが、好ましくは常圧〜50kg/cm2 Gの範
囲であり、重合温度にも制限はないが通常は−80〜2
30℃、好ましくは−50〜100℃の範囲である。重
合に際しての分子量調整は公知の手段、例えば温度の選
定あるいは水素の導入により行うことができる。本発明
においてシンジオタクチック配列単位の多いオレフィン
重合体とは該重合体について13C−NMRスペクトルが
与えるmm,mrおよびrrのシグナルの中mrおよび
rrに帰属するrダイアドの確率が0.5以上好ましく
は0.55以上のものをいう。後述の実施例(重合例)
で示すように本発明の方法で製造されたポリプロピレン
のr値は55〜81となったのに対し、比較例で得られ
たポリプロピレンの該r値は6.5〜26に止まった。
本発明の方法では、主として一般式(1)で示される遷
移金属化合物の種類を選択することにより、目的とする
r値のポリα−オレフィンを得ることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0014】実施例1 [イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3、4
−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロ
リドの合成]反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行っ
た。また、反応溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用し
た。200mlガラス製反応容器中で、2−シクロペン
タジエニル−2−(3、4−ジメチル−1−シクロペン
タジエニル)プロパン2.04g(10ミリモル)をテ
トラヒドロフラン150mlに溶かした後、ノルマルブ
チルリチウムの1.58mol/1ヘキサン溶液13m
lを−78℃で30分で滴下した。室温まで4時間で戻
した後、室温で3時間攪はんし、黄色透明の溶液(Li
2 [Me2 C(C54 )(3,4−Me25
2 )])を得た。500mlのガラス製反応容器中で、
四塩化ジルコニウム2.33g(10ミリモル)を−7
8℃に冷却し、テトラヒドロフラン200mlを加え
た。次に、先の黄色透明溶液を、−78℃で1時間で滴
下した。室温まで4時間で戻して18時間攪はん後、橙
黄色溶液から溶媒を留去し、塩化水素で飽和した塩化メ
チレン200mlを加えて、白色固体(LiCl)を濾
過した。濾液を濃縮し、熱ヘプタン400mlで抽出、
濾過後、ヘプタンを減圧留去して得られた固体をペンタ
ンで洗浄、乾燥して黄色固体0.51gを得た。本化合
物は、このままでも使用できるが、トルエン等で再結晶
して精製した板状の黄色結晶を用いてもよい。
【0015】実施例2 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ (株) 製メチルアルミノキサン(分子量1,10
0)1.05ミリモル及びイソプロピリデン(シクロペ
ンタジエニル)(3、4−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド0.002ミリモルを順次
添加し、30℃に昇温した。次いで、これにプロピレン
を全圧が3kg/cm2 Gを維持するように連続的に導
入し、2時間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触
媒成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。
この結果ポリプロピレン6.9gが得られた。触媒活性
は19kg/gZr・hrであった。このポリマ−の13
C−NMR測定よりmm=16, mr=43, rr=4
0であった。
【0016】実施例3 [イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2、3
−ジメチルインデニル)ジルコニウムジクロリドの合
成]反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行った。また、
反応溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用した。200
mlガラス製反応容器中に、水素化カリウム0.80g
(20ミリモル)を入れ、テトラヒドロフラン50ml
を加え、次に氷冷下で2−シクロペンタジエニル−2−
(2、3−ジメチル−1−インデニル)プロパン2.5
g(10ミリモル)のテトラヒドロフラン(50ml)
溶液を1時間で滴下した。室温で2.5時間攪はん後、
濃い赤褐色溶液(K2 [Me2 C(C54 )(2,3
−Me294 )])を得た。500mlのガラス製
反応容器中で、四塩化ジルコニウム2.33g(10ミ
リモル)を−78℃に冷却し、テトラヒドロフラン15
0mlを加えて、室温に戻し無色透明の溶液を得た。こ
れに、先の赤褐色溶液を、水浴下(18℃)で滴下し
た。室温で18時間攪はん後、白色の濁りを含む黄色溶
液から溶媒を留去し、黄土色の残留物にトルエンを加
え、白色固体(KCl)を濾過し、得られた黄色濾液を
減圧濃縮し−30℃に冷却した。析出した結晶をペンタ
ンで洗浄、乾燥して橙色結晶0.64gを得た。
【0017】実施例4 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1,10
0)1.05ミリモル及びイソプロピリデン(シクロペ
ンタジエニル)(2、3−ジメチルインデニル)ジルコ
ニウムジクロリド0.002ミリモルを順次添加し、3
0℃に昇温した。次いで、これにプロピレンを全圧が3
kg/cm2 Gを維持するように連続的に導入し、2時
間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触媒成分を分
解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。この結果ポ
リプロピレン2.2gが得られた。触媒活性は6.0k
g/gZr・hrであった。このポリマ−の13C−NM
R測定よりmm=7, mr=25, rr=68であっ
た。
【0018】実施例5 [メチリデン(シクロペンタジエニル)(テトラフェニ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドの合
成]反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行った。また、
反応溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用した。200
mlガラス製反応容器中に、水素化カリウム0.60g
(15ミリモル)を入れ、テトラヒドロフラン50ml
を加え、氷冷下でシクロペンタジエニル(2、3、4、
5−テトラフェニルシクロペンタジエニル)メタン
(7.2ミリモル)のテトラヒドロフラン(50ml)
溶液を滴下した。室温で2時間攪はん後、黄土色懸濁液
(K2 [H2 C(C54 )(2,3,4,5−Ph4
5 )])を得た。500mlのガラス製反応容器中
で、四塩化ジルコニウム1.68g(7.2ミリモル)
を−78℃に冷却し、テトラヒドロフラン150mlを
加えて、室温に戻し無色透明の溶液を得た。これに、先
の懸濁液を、水浴下(18℃)で滴下した。室温で18
時間攪はん後、白色の濁りを含む黄褐色溶液から溶媒を
留去し、残留物にトルエンを加え、白色固体(KCl)
を濾過した。得られた黄色濾液を減圧濃縮し、ヘキサン
を加えて析出した固体を、ヘキサンで洗浄乾燥して黄色
固体2.56gを得た。本化合物は、このままでも使用
できるが、塩化メチレン−ペンタンで再結晶して精製し
た黄色結晶を用いてもよい。
【0019】実施例6 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)2.1ミリモル及びメチリデン(シクロペンタジエ
ニル)(テトラフェニルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリド0.004ミリモルを順次添加し、3
0℃に昇温した。次いで、これにプロピレンを全圧が3
Kg/cm2 Gを維持するように連続的に導入し、2時
間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触媒成分を分
解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。この結果ポ
リプロピレン3.6gが得られた。触媒活性は4.9K
g/gZr・hrであった。このポリマ−の13C−NM
R測定よりmm=13,mr=52,rr=35であっ
た。
【0020】実施例7 [ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2、5
−ジメチル−3、4−ジフェニルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリドの合成]反応はすべて不活
性ガス雰囲気下で行った。また、反応溶媒はあらかじめ
乾燥したものを使用した。200mlガラス製反応容器
中に、水素化カリウム1.52g(38ミリモル)を入
れ、テトラヒドロフラン50mlを加え、次ぎに水浴下
で(シクロペンタジエニル)(2、5−ジメチル−3、
4−ジフェニルシクロペンタジエニル)ジメチルシラン
6.63g(10ミリモル)のテトラヒドロフラン(5
0ml)溶液を1時間で滴下した。室温で5時間攪はん
後、濃い赤色溶液(K2 [Me2 Si(C54
(2,5−Me2 −3,4−Ph25 )])を得た。
500mlのガラス製反応容器中で、四塩化ジルコニウ
ム3.50g(15ミリモル)を−78℃に冷却し、テ
トラヒドロフラン200mlを加えて、室温に戻し無色
透明の溶液を得た。これに、先の赤色溶液を、−50℃
で滴下した。室温で12時間攪はん後、褐色懸濁液から
溶媒を留去し、得られた淡褐色固体残留物にトルエン
(500ml)を加えて白色固体を濾過し、得られた褐
色濾液からトルエンを留去して緑黄色固体を得た。これ
をトルエンに溶解し、減圧濃縮後ヘキサンを加えて−3
0℃に冷却し、黄色固体5.06gを得た。本化合物
は、このままでも使用できるが、トルエンで再結晶し精
製した無色結晶を用いてもよい。
【0021】実施例8 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(2、5−ジメチル−3、4−ジフェニ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニムウジクロリド0.
002ミリモルを順次添加し、30℃に昇温した。次い
で、これにプロピレンを全圧が3kg/cm2 Gを維持
するように連続的に導入し、2時間重合を行った。反応
後メタノ−ルにより触媒成分を分解し、得られたポリプ
ロピレンを乾燥した。この結果ポリプロピレン3.8g
が得られた。触媒活性は10kg/gZr・hrであっ
た。このポリマ−の13C−NMR測定よりmm=10,
mr=44,rr=46であった。
【0022】実施例9 [ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(1、3
−ジメチル−4、5、6、7−テトラヒドロ−2−イン
デニル)ジルコニムウジクロリドの合成]反応はすべて
不活性ガス雰囲気下で行った。また、反応溶媒はあらか
じめ乾燥したものを使用した。200mlガラス製反応
容器中で、(シクロペンタジエニル)(1、3−ジメチ
ル−4、5、6、7−テトラヒドロ−2−インデニル)
ジメチルシラン3.37g(12.5ミリモル)をテト
ラヒドロフラン50mlに溶解した後、ノルマルブチル
リチウム(1.58mol/l)のヘキサン溶液19m
lを氷冷下で30分で滴下した。室温で4時間攪はん
し、濃赤色溶液(Li2 [Me2 Si(C54
(1,3−Me298 )])を得た。500mlの
ガラス製反応溶液中で、四塩化ジルコニウム2.90g
(12.4ミリモル)を−78℃に冷却し、テトラヒド
ロフラン200mlを加えて、室温に戻し無色透明の溶
液を得た。これに、先の赤色溶液を−60℃で滴下し
た。室温まで3時間で戻して12時間攪はん後、橙黄色
溶液から溶媒を留去し、ヘキサン200mlを加えて濾
過をした。淡黄色濾液を濃縮し、ペンタンを加えて−3
0℃に冷却してクリ−ム色固体0.27gを得た。本化
合物は、このままでも使用できるが、ヘキサンで再結晶
して精製した板状の無色結晶を用いてもよい。
【0023】実施例10 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(1、3−ジメチル−4、5、6、7−
テトラヒドロ−2−インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド0.002ミリモルを順次添加し、30℃に昇温し
た。次いで、これにプロピレンを全圧が3kg/cm2
Gを維持するように連続的に導入し、2時間重合を行っ
た。反応後メタノ−ルにより触媒成分を分解し、得られ
たポリプロピレンを乾燥した。この結果ポリプロピレン
4.2gが得られた。触媒活性は12kg/gZr・h
rであった。このポリマ−の13C−NMR測定よりmm
=13,mr=50,rr=37であった。
【0024】実施例11 [ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3、4
−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロ
リドの合成]反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行っ
た。また、反応溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用し
た。200mlガラス製反応容器中で、(シクロペンタ
ジエニル)(3、4−ジメチルシクロペンタジエニル)
ジメチルシラン3.33g(15.4ミリモル)をペン
タン50mlに溶かした後、ノルマルブチルリチウム
(1.57mol/l)のヘキサン溶液22mlを氷冷
下1時間で滴下した。室温で4時間攪はんした後、溶媒
を留去し、白色固体(Li2 [Me2 Si(C54
(3,4−Me252 )])を得た。これに、テト
ラヒドロフラン50mlを加えて黄色溶液を得た。50
0mlのガラス製反応容器中で、四塩化ジルコニウム
3.50g(15ミリモル)を−78℃に冷却し、テト
ラヒドロフラン200mlを加えて、室温に戻し無色透
明の溶液を得た。次に、先の黄色溶液を、−78℃で滴
下した。室温まで4時間で戻して室温で12時間攪はん
後、淡黄色溶液から溶媒を留去し、塩化メチレン200
mlを加え、生成した白色固体(LiCl)を濾過し
た。得られた黄色濾液を濃縮し、ペンタンを加えて、白
色固体3.43gを得た。これをヘプタンで再結晶して
無色結晶1.02gを得た。
【0025】実施例12 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(3、4−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド0.002ミリモルを順次
添加し、30℃に昇温した。次いで、これにプロピレン
を全圧が3kg/cm2 Gを維持するように連続的に導
入し、2時間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触
媒成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。
この結果ポリプロピレン13gが得られた。触媒活性は
36kg/gZr・hrであった。このポリマ−の13
−NMR測定よりmm=21,mr=48,rr=31
であった。
【0026】実施例13 [ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(テトラ
メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド
の合成]反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行った。ま
た、反応溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用した。2
00mlガラス製反応容器中で、(シクロペンタジエニ
ル)(テトラメチルシクロペンタジエニル)ジメチルシ
ラン3.67g(15ミリモル)をテトラヒドロフラン
50mlに溶かした後、ノルマルブチルリチウム(1.
50mol/l)のヘキサン溶液22mlを氷冷下1時
間で滴下した。室温で4時間攪はんした後、淡黄色懸濁
液(Li2 [Me2 Si(C54 )(Me4
5 )])を得た。500mlのガラス製反応容器中で、
四塩化ジルコニウム3.50g(15ミリモル)を−7
8℃に冷却し、テトラヒドロフラン200mlを加え、
室温に戻して無色透明の溶液を得た。次に、先の淡黄色
懸濁液を、−50℃で滴下した。室温まで3時間で戻し
て室温で12時間攪はん後、淡黄色溶液から溶媒を留去
し、塩化メチレン200mlを加え、白色固体(LiC
l)を濾過した。得られた黄色濾液を濃縮し、ペンタン
を加えて、白色固体を得た。これをヘプタンで再結晶し
て無色結晶0.32gを得た。
【0027】実施例14 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(テトラメチルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド0.002ミリモルを順次添加
し、30℃に昇温した。次いで、これにプロピレンを全
圧が3kg/cm2Gを維持するように連続的に導入
し、2時間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触媒
成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。こ
の結果ポリプロピレン7.5gが得られた。触媒活性は
21kg/gZr・hrであった。このポリマ−の13
−NMR測定よりmm=13,mr=49,rr=38
であった。
【0028】比較例1 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(3−メチルシクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジクロリド0.002ミリモルを順次添加
し、30℃に昇温した。次いで、これにプロピレンを全
圧が3kg/cm2 Gを維持するように連続的に導入
し、2時間重合を行った。反応後メタノ−ルにより触媒
成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥した。こ
の結果ポリプロピレン27gが得られた。触媒活性は7
4kg/gZr・hrであった。このポリマ−の13C−
NMR測定よりmm=62,mr=25,rr=13で
あった。
【0029】比較例2 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(2、4−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド0.002ミリモルを順次
添加し、30℃に昇温した。次いで、これにプロピレン
を全圧が3kg/cm2 Gを維持するように連続的に導
入し、2時間重合を行った。反応後、メタノ−ルにより
触媒成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥し
た。この結果ポリプロピレン21gが得られた。触媒活
性は58kg/gZr・hrであった。このポリマ−の
13C−NMR測定よりmm=61,mr=26,rr=
13であった。
【0030】比較例3 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml,東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(シクロペ
ンタジエニル)(2、3、5−トリメチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジクロリド0.002ミリモル
を順次添加し、30℃に昇温した。次いで、これにプロ
ピレンを全圧が3kg/cm2 Gを維持するように連続
的に導入し、2時間重合を行った。反応後メタノ−ルに
より触媒成分を分解し、得られたポリプロピレンを乾燥
した。この結果ポリプロピレン29gが得られた。触媒
活性は79kg/gZr・hrであった。このポリマ−
13C−NMR測定よりmm=68,mr=22,rr
=11であった。
【0031】比較例4 [重合]充分に窒素置換した内容積1.5LのSUS製
オ−トクレ−ブに精製トルエン500ml、東ソ−・ア
クゾ(株)製メチルアルミノキサン(分子量1、10
0)1.05ミリモル及びジメチルシリレン(3−メチ
ルシクロペンタジエニル)(3、4−ジメチルシクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジクロリド0.002ミリ
モルを順次添加し、30℃に昇温した。次いで、これに
プロピレンを全圧が3kg/cm2 Gを維持するように
連続的に導入し、2時間重合を行った。反応後メタノ−
ルにより触媒成分を分解し、得られたポリプロピレンを
乾燥した。この結果ポリプロピレン7.5gが得られ
た。触媒活性は21kg/gZr・hrであった。この
ポリマ−の13C−NMR測定よりmm=90,mr=
7,rr=3であった。
【0032】
【発明の効果】アルミノキサンと組み合わせる遷移金属
化合物として、無置換シクロペンタジエニル環と置換シ
クロペンタジエニル環を架橋した配位子を有する架橋型
遷移金属化合物を用いる本発明の触媒を使用すれば、効
率良くシンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重
合体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触媒を用いるオレフィン重合体の製造
方法を示すフロ−シ−トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 博史 埼玉県所沢市大字久米2324番地95

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(1) 【化1】 で表される遷移金属化合物、( 但し、Mはチタン、ジル
    コニウムまたはハフニウムの遷移金属、Yは炭素、ケイ
    素またはゲルマニウムを示す。C54 は無置換シクロ
    ペンタジエニル基を 、R2 n54-n は置換シクロペ
    ンタジエニル基を示し、nは2または4の整数である。
    但し、n=2の時はその位置は3と4位にあるものとす
    る。各R1 は互いに同一でも異なっていてもよく、水素
    または炭化水素基を示す。各R2 は互いに同一でも異な
    っていてもよく、トリアルキルシリル基または炭化水素
    基を示し、また二つのR2 が環構造を形成していてもよ
    い。Xは同一でも異なっていてもよく、水素、ハロゲン
    または炭化水素基を示す。)及び (B)一般式(2) 【化2】 または一般式(3) 【化3】 (但し、mは4〜30の整数で、R3 は炭化水素基を示
    す。)で表されるアルミノキサンを有効成分とする触媒
    の存在下でオレフィンを重合せしめることを特徴とする
    シンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重合体の
    製造方法。
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