JPH05201107A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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Publication number
JPH05201107A
JPH05201107A JP1508692A JP1508692A JPH05201107A JP H05201107 A JPH05201107 A JP H05201107A JP 1508692 A JP1508692 A JP 1508692A JP 1508692 A JP1508692 A JP 1508692A JP H05201107 A JPH05201107 A JP H05201107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink sheet
printing
color
started
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1508692A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Asai
紀彦 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明のカラープリンタは、インクシート巻
取り開始後に紙ジャムが発生した場合、印刷開始前であ
ればインクシートを1プリントサイクル分巻取ることな
く再印刷を行うことにより、インクシートの有効利用と
再印刷の高速性を追求することを目的とする。 【構成】 本発明のカラープリンタにおけるインクシー
ト巻取りに関する制御方法は、インクシートの巻取り開
始前に紙ジャムが発生した場合、印字ヘッド9はAに位
置しているためインクシートは巻取られない。また、イ
ンクシート15の巻取り開始後、すなわち印字ヘッド9
がAB間に位置している場合には、先に検出済みのマー
ク位置Aまでインクシート15を逆に巻取る。さらに、
印刷開始後すなわち印字ヘッド9がBA’間に位置して
いる場合には次のマーク位置A’までインクシート15
を巻取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の色のインクシー
トを用いてカラー印刷を行うカラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イエロー、マゼンタ、シアンの3
色、あるいはこれらにブラックを加えた4色のインクを
順次重ね合わせてカラー印刷を行うカラープリンタがあ
る。このカラープリンタの一例を4色インクシートを用
いた場合について説明する。
【0003】図3に4色インクシートの構成図ならびに
カラー印刷パターンを示す。図3の点線枠内は4色イン
クシートの構成を表している。図に示すように、4色イ
ンクシート15には一面毎直列にイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のインクが
塗布されており、YMCKの順番で1プリントサイクル
を成し、1ページ分のカラー印刷を行うものである。
【0004】プリントサイクルの先頭A、A’には、通
常何らかのマーク25が施されており、印刷待機中はこ
のマーク25を検知することにより、印字ヘッドがプリ
ントサイクルの先頭A、A’に位置するよう制御されて
いる。いま印字ヘッドがプリントサイクルの先頭Aに位
置し、図3の点線枠外に示す青色パターン27を印刷す
る場合を考えると、青色パターン27はマゼンタ色パタ
ーン29とシアン色パターン31に色分解されるため、
これら2色のインクを必要とするが、イエローとブラッ
クのインクは必要でない。従って、印字ヘッドが印刷開
始位置のBに位置するまで、イエロー、およびマゼンタ
の一部(AB間)を未使用のまま巻取り、BC間でマゼ
ンタ色の印刷を行い、CE間でインクシート15を未使
用のまま巻取り、続いてEF間でシアン色の印刷を行
い、さらにシアンの一部とブラック(FA’間)を未使
用のまま巻取って1ページ分の印刷を終了するのであ
る。
【0005】ところで、インクシート15の巻取り中、
例えば印字ヘッドがDに位置する時に紙ジャムが発生し
た場合、既にインクシート15のマゼンタ部分は印刷に
使用された後であり、再使用ができない。従って、紙ジ
ャム除去後に別の記録紙で再印刷を行なうには次の頭出
しマーク位置A’までインクシート15を巻取った後、
再印刷を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では印刷開始前すなわち印字ヘッドがAB間に位置
しており、インクシート15が未使用の場合でも次の頭
出しマーク位置A’まで1ページ分巻取られることにな
る。結果として、この巻取られた1ページ分のインクシ
ート15が全く未使用のまま残ることになり、インクシ
ート15の有効利用ができないという問題があった。
【0007】また、例えばA点をわずかに過ぎた所で紙
ジャムが発生したとしても次の頭出しマーク位置A’ま
でインクシート15を巻取らなければならず、再印刷の
高速性の面でも問題があった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものでありその目的とするところは、紙ジャ
ム発生時においてインクシート15の位置、またはその
使用有無に応じて最適なインクシート15の巻取りを行
うことにより、インクシート15の有効利用と高速な再
印刷が可能なカラープリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラープリンタは、インクシートを搬送する
搬送手段と、所定の契機を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段による検出結果に基いて、前記イン
クシートが所定の位置に存在するか否かを検出する第2
の検出手段と、印刷開始前であるか否かを検出する第3
の検出手段と、前記第2、第3の検出手段による検出結
果の内、少なくとも一方の検出結果に基いて、前記搬送
手段を制御する制御手段とを備えている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明のカラープリンタで
は、第1の検出手段で検出される所定の契機に従って、
前記第2、第3の検出手段による検出結果の内、少なく
とも一方の検出結果に基いて、搬送手段を制御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図3の
点線枠内に示す4色インクシートを使用し、図3の点線
枠外に示すカラー印刷パターンを印刷する場合について
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例におけるカラープ
リンタの主要部を示すブロック図である。
【0013】図1において、制御手段としてのCPU1
は中央演算処理装置でありバス23によって各部と接続
されており、プログラムROM3に記憶されたプログラ
ムに従って各部を制御する。プログラムROM3には、
図2のフローチャートに示すプログラムの他、カラー印
刷を行うために必要な各種のプログラムが記憶されてお
り、印刷開始前であるか否かを検出する第3の検出手段
としてのアルゴリズム(S4)を含んでいる。ページメ
モリ5は、ホスト10よりインターフェイス21を介し
て送られてきたカラー印刷パターンを、YMCKに色分
解して記憶するものである。
【0014】印字ヘッド駆動回路7は、CPU1より印
刷開始の信号を受信すると印字ヘッド9を駆動し印刷を
行わせるものである。モータ駆動回路11はCPU1の
駆動信号によりインクシート巻取りモータ13を駆動さ
せるものである。搬送手段としてのインクシート巻取り
モータ13は正逆両方向に回転可能であり、モータ駆動
信号により、インクシート15を正方向または、逆方向
に巻取るものである。第1の検出手段としてのジャム・
センサ17は、紙ジャムの有無を検出して、その検出結
果をCPU1に送信するものである。第2の検出手段と
してのインクシート頭出しセンサ19は、インクシート
15のイエロー部分の先頭に設けた頭出しマーク25を
検出し、検出結果をCPU1に送信するものである。
【0015】次に、本実施例におけるカラープリンタの
制御手順を図2のフローチャートおよび図3のインクシ
ート構成図ならびにカラー印刷パターンを用いて説明す
る。図2の点線で囲まれた部分は、記録紙送り出しから
記録紙排出までの通常のプリントサイクルを示してお
り、それ以外の部分はジャム発生時における割り込み処
理を示している。図3の点線枠内はインクシート構成図
であり、YMCKと各色が一面毎に順次配置されてお
り、AA’間で1プリントサイクル、すなわち1ページ
分のカラー印刷を行うものである。インクシート15の
イエロー部分の先端に施されたマーク25は、1プリン
トサイクルの開始を表わすマークであり、印刷待機中は
印字ヘッド9がこのマーク25に位置するように頭出し
されている。
【0016】図3の点線枠外は、青色パターン27であ
り、マゼンタ色パターン29とシアン色パターン31に
色分解されてページメモリ5内に記憶されている。図2
において、まず始めにインクシート頭出しセンサ19に
より、頭出しマーク25が検出されるまでインクシート
巻取りモータ13を正転させてインクシート15の頭出
しを行い(S1)、印刷開始に備える。次に、記録紙を
印字ヘッド9に送り出し(S2)、その終了後、インク
シート15の巻取りを開始する(S3)。続いて、印刷
開始位置Bまでインクシート15を巻取った後、印刷開
始のフラグをセットして(S4)、印刷を開始する(S
5)。印刷はまず、BC間でマゼンタ色の印刷を行い、
CE間ではインクシート15を未使用のまま巻取り、再
びEF間でシアン色の印刷を行なう。印刷終了後は、イ
ンクシート15を未使用のまま、次の頭出しマーク位置
A’まで巻取り、最後に記録紙を排出して(S6)1プ
リントサイクルを終了する。
【0017】ここで、1プリントサイクル中に紙ジャム
が発生した場合を考えると、図2において、まず頭出し
センサ19によってインクシート15が印字ヘッド9と
対向する位置に頭出しされているか否かを検出し(S
7)、頭出しされていれば再度記録紙を送り出して再印
刷を行なう。頭出しされていなければ、続いて印刷開始
フラグによって印刷開始前か否かを検出し(S8)、印
刷開始後ならモータ13を正転させて次の頭出しマーク
位置A’までインクシート15を巻取り(S10)、印
刷開始前ならモータ13を逆転させて先に検出済みの頭
出しマーク位置Aまでインクシート15を巻取る(S1
1)。いずれの場合にも、インクシート15の頭出しを
行なった後に再度記録紙を送り出して再印刷を行なう。
以上のサイクルを記録紙が排出される(S6)まで行な
う。
【0018】上記の制御方法によれば、例えばインクシ
ートの巻取り開始前に紙ジャムが発生した場合、印字ヘ
ッド9はAに位置しているためインクシートを巻取られ
ない。また、インクシート15の巻取り開始後、すなわ
ち印字ヘッド9がAB間に位置している場合には、先に
検出済みのマーク位置Aまでインクシート15を逆に巻
取る。さらに、印刷開始後すなわち印字ヘッド9がB
A’間に位置している場合には次のマーク位置A’まで
インクシート15を巻取る。従って、いつ紙ジャムが発
生してもインクシート15が1プリントサイクル分、全
く未使用のまま残されるということが起こらず、インク
シート15の有効利用が可能となる。また、A点を過ぎ
てすぐに紙ジャムが発生した場合には、インクシート1
5を次のマーク位置A’まで巻取るより、先に検出済み
のマーク位置Aまで逆に巻取る方が明らかに高速であ
り、紙ジャム後の再印刷をより高速に行うことが可能で
ある。
【0019】尚、本発明は以上に詳述した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0020】例えば、ジャム発生が印刷開始前で1プリ
ントサイクルを半分以上超過した位置(DA’間)で起
こった場合は、次のマーク位置A’まで巻取る方が短時
間で済むので、高速性を重視する場合はD点以降のジャ
ムについては巻戻しを行わないようにしてもよい。
【0021】本実施例ではインクシート15の巻取りの
ためのモータとして、正逆両方向に回転可能なモータ1
3を使用したが、正転用と逆転用に別のモータを使用し
てもよい。
【0022】本実施例では所定の契機として紙ジャム時
におけるインクシート15の制御方法について述べた
が、かわりにカバーオープン時、電源投入時などの契機
であってもよい。
【0023】本実施例では印刷開始前であればインクシ
ート15を逆方向に巻取って再印刷を行っているが、巻
取らずそのまま再印刷を行ってもよい。
【0024】本実施例では頭出しマーク25を一プリン
トサイクルの先頭部分に施すことによりインクシートの
頭出しを行なっているが、YMCK各色毎に施されてい
る場合など複数の頭出しマークが存在する場合には、そ
れらのマークの内のいずれかによって再印刷のための頭
出しを行なってもよい。
【0025】本実施例ではまず最初にインクシート15
が所定の位置に存在するか否かを検出した後、印刷開始
前か否かを検出しているが、検出の順序を逆にしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のカラープリンタによればインクシートが1プリン
トサイクル分、全く未使用のまま残ることがないため、
インクシートの有効利用ができる他、再印刷に要する時
間も短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の制御部を示すブロッ
ク図である。
【図2】図2は本発明の一実施例の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図3は本発明の一実施例で用いられるインクシ
ートの構成図ならびにカラー印刷パターンである。
【符号の説明】
1 CPU 11 モータ駆動回路 13 モータ 15 インクシート 17 ジャムセンサ 19 頭出しセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色のインクが印刷方向に順次配置
    されたインクシートを用い、記録媒体上にカラー印刷を
    行うカラープリンタにおいて、 前記インクシートを搬送する搬送手段と、 所定の契機を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段による検出結果に基いて、前記イン
    クシートが所定の位置に存在するか否かを検出する第2
    の検出手段と、 印刷開始前であるか否かを検出する第3の検出手段と、 前記第2、第3の検出手段による検出結果の内、少なく
    とも一方の検出結果に基いて、前記搬送手段を制御する
    制御手段とを備えることを特徴とするカラープリンタ。
JP1508692A 1992-01-30 1992-01-30 カラープリンタ Pending JPH05201107A (ja)

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JP1508692A JPH05201107A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 カラープリンタ

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JP1508692A Pending JPH05201107A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 カラープリンタ

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JP (1) JPH05201107A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256245A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Toshiba Corp 通帳類印刷装置
JP2010221717A (ja) * 2010-06-11 2010-10-07 Toppan Printing Co Ltd 転写プリント方法

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