JPH06320765A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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Publication number
JPH06320765A
JPH06320765A JP10906493A JP10906493A JPH06320765A JP H06320765 A JPH06320765 A JP H06320765A JP 10906493 A JP10906493 A JP 10906493A JP 10906493 A JP10906493 A JP 10906493A JP H06320765 A JPH06320765 A JP H06320765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
ink paper
printing
ink
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10906493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Yokozawa
横沢  達
Naoya Fujita
直也 藤田
Toshihiko Goto
敏彦 後藤
Yasunori Kobori
康功 小堀
Hiroshi Nakamura
洋 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10906493A priority Critical patent/JPH06320765A/ja
Publication of JPH06320765A publication Critical patent/JPH06320765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はレイアウトチェックや色相チェックな
どの試しプリントを安価かつ効果的に提供することを目
的とする。 【構成】プリント濃度を少し下げて同一インク紙を数回
プリントに使用するか、同一印画紙に複数枚のプリント
画を分割プリントするか、あるいは両者を併用するよう
構成した。 【効果】試しプリント用に別個のプリンタを用意する必
要はなく、試しプリント機能を安易かつ安価に実現でき
る効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ、ムービィ、コ
ンピュータグラフィックス、フォトCDなどのカラーの
静止画像やコンピュータ、ワードプロセッサなどの画像
や文字をプリントする熱転写型の特にA4サイズのプリ
ンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写型のプリンタ装置では、レ
イアウトチェックや色相チェックなどのための試しプリ
ントにはあまり考慮を払っておらず、試しプリントを採
用しているプリンタ装置では専用の白黒インク紙を使用
するか、専用のワックス型のプリンタを付属させるなど
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、試しプリン
トにはかなりのコストがかかっており試しプリントの印
画性能上にも問題があり、結果としてプリンタ装置は複
雑、高価になるという欠点があった。本発明はこれらの
欠点を改善することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、1
画面分のインク紙と印画紙とを反復してプリントする
か、一画面を分割してプリントする制御手段を設けた。
【0005】
【作用】このため、プリンタ装置の試しプリントのプリ
ント品質の劣化はなくなり、かつ1画像当たりの試しプ
リントのランニングコストを下げることができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を以下、図面と共に説明す
る。
【0007】図1に本発明によるプリンタ装置の一実施
例を示す。通常サイズでのレイアウト確認を目的とし、
通常よりも薄く、淡くプリントすることで、インク使用
量を減らし、同一領域のインク紙を複数回繰り返し使用
できるようにする。これにより、インク紙のランニング
コスト低減を実現する。
【0008】実施に当たっては、1.通常プリントと試
しプリントの切り換え、2.試しプリントモード中での
インク紙の搬送、3.繰り返し回数、4.プリント濃度
の低減、の各制御が行われる。
【0009】以下図1の構成を示す。
【0010】1は通常パーソナルコンピュータで構成さ
れ、プリント画像とプリントに必要な各種制御信号を記
憶、出力する上位画像源である。2は上位画像源1とプ
リンタとのインターフェイスであるI/O、3はプリン
トデータをヘッド8用に処理すめデータ処理部、4はシ
ステムコントローラで、給紙からプリント、排紙に至る
プリンタ装置の全システムをコントロールする。8は画
像をプリントするサーマルヘッドで、その機構的動作、
すなわちインク紙9、印画紙10のドラム12への圧
着、離脱、サーマルヘッド8の上下運動などはメカニズ
ムコントローラ5によってコントロールされる。印画紙
10の給排紙動作、インク紙9の巻き取り、巻き戻し、
停止などの動作もシステムコントローラ1を元にしてメ
カニズムコントローラ5が制御する。6はメカニズムコ
ントローラ5により駆動されるインク紙駆動部で、イン
ク紙9を供給側9bから巻き取り側9aに、あるいはそ
の逆方向に移動させる。7はやはりメカニズムコントロ
ーラ5によって駆動される印画紙駆動部、11は印画紙
10を往復運動させるためのローラ、12はドラム、1
3aはインク紙9のマーカを検出するセンサ、13bは
印画紙の先頭位置検出センサで、17はプリント後、印
画紙10からインク紙9を引きはがすための引きはがし
ローラである。
【0011】重要な画像ソースをプリントする場合、た
とえばコンピュータグラフィックなどによる合成画面や
画像と文字の合成画面のレイアウトなどをチェックした
い場合があり、このようなときに試しプリントをしたい
場合がある。そこで図2に示したインク紙9を数回、す
なわちN回のプリントに使用する。このとき、1回のプ
リントをレイアウトが識別できる程度に薄くしてプリン
トし、消耗品のコストを低減させる。特に類似画像のレ
イアウトチェックが多い場合には非常に有効である。
【0012】たとえば図1において入力スイッチ(図示
せず)などにより試しプリント指令が上位画像入力源1
に入力されると、図2に示したイエロ、マゼンタ、シア
ンの3色インクあるいはこれらにブラックを加えた4色
インクが試しプリントに使用される。すなわち、各色の
インク紙の先頭にあるマーカをセンサ13aが検出し、
インク紙駆動部6により一定距離走行後、印画紙10の
先頭をセンサ13bで検出したのち一定の位置から面順
次にインク紙の先端Sから終端Eまでを使って画像がプ
リントされる。この場合、ヘッド電源電圧をさげるか、
データレベルを下げるかガンマ特性(階調対濃度特性)
を下げるかなどしてプリント濃度を少しさげ、つまり使
用するインク量を減らして試しプリントする。
【0013】この場合の試しプリントは図2のインク紙
の先端Sから後端Eまで使用される。同一インク紙部分
を引き続いて試しプリントに使用する場合は、図1のメ
カニズムコントローラ5とインク紙駆動部6とにより、
巻き取り側9aにあるインク紙はインク間のマーカをセ
ンサ13aで検出されながら、図2に示した位置Eから
位置Sまで巻き戻される。その後、使用済みインク紙を
再度使用して試しプリントを実施する。
【0014】試しプリントに使用されるインク紙の該当
場所(位置)と試しプリントの回数は図1のシステムコ
ントローラ4を介してメカニズムコントローラ5が電源
遮断後も、記憶している。通常のプリントが数枚続いた
後、試しプリントが指令された場合、一つ前のプリント
済みのインク紙部分の先頭位置Sまでインク紙を巻き戻
し、2回目のインク紙使用でプリントする。試しプリン
ト部のインク紙使用回数が、あらかじめ定められた使用
限界回数に達した場合は、新しいインク紙部分までイン
ク紙を搬送する。もちろん、試しプリント中に正式プリ
ントを行う場合は、上位画像源1からの指令により、新
しいインク紙面を用いてプリントする。
【0015】次に本発明によるプリンタ装置の他の一実
施例について、図3と4とを用いて説明する。全体のお
おまかなレイアウトチェックや色相、濃度などのチェッ
クの場合、プリントサイズを縮小しても、その目的は達
せられる。つまり、通常濃度でのプリント画像の確認を
目的とし、通常よりもプリント画像を小さくしてプリン
トすることで印画紙の使用量を低減し、印画紙のランニ
ングコストを低減する。画像を縮小し分割して試しプリ
ントする実施例である。
【0016】図3は図1と大きな差はないが、データ処
理部が14のデータ処理部1と16のデータ処理部2と
に分かれており、その中間にメモリ15を有している。
16のデータ処理部2は、図1の場合と同様で画像デー
タをヘッド8用の階調データに変換する処理部である。
14のデータ処理部1は上位画像源1からの試しプリン
トの指令によって、画像を縮小、例えば図4の(b)に
示したように2分の1に、あるいは(c)に示したよう
に4分の1に縮小し、印画紙中に占める位置と共に次段
のメモリ15にメモリする。
【0017】原画がA4サイズのプリンタ装置において
は、2分割の場合A5サイズ、4分割の場合A6サイズ
の分割画面になる。9分割、16分割も可能であるが、
試しプリントの場合、4分割のA6サイズ4画面程度ま
でが鮮明で好ましい。色相あるいは濃度のみの試しプリ
ントであれば16、25分割などの多分割使用が有利で
ある。
【0018】分割数はプリンタ装置の前面に設けた(図
示せず)スイッチあるいは上位画像源1からの指令によ
り選択する。分割数と現在までのプリント済みの位置
(例えば図4(c)のA、Bなど)は図3のメカニズム
コントローラ5に記憶されている。
【0019】図4における(b)の画面を2分割する場
合、図3で画像が上位画像源1からI/O2を介してデ
ータ処理部14に入力され、ここで2分の1に縮小され
てメモリ15に出力される。この縮小された画像データ
は、16のデータ処理部2で縦横を変換されてサーマル
ヘッド8を駆動するデータにさらに変換される。インク
紙9の各色のマーカの先端を検出するセンサ13aと印
画紙10の先端を検出するセンサ13bから印画紙10
のプリント開始位置を決め、前述したようにイエロ、マ
ゼンタ、シアン(ブラック)の面順次にプリントを行
う。このとき、図4(a)でインク紙は各色ともS1か
らS2まで使用され、印画紙は(b)に示したAの部分
が使用される。
【0020】この試しプリントの場合、次のプリントに
はインク紙9は図4(a)のBの部分つまりS2からS
3の部分が、印画紙は(b)のBの部分が使用される。
すなわちこの場合前述したように、通常の濃度を下げる
ことなくプリントでき、インク紙9と印画紙10の使用
率を倍に上げることができメディアを倍に節約すること
ができる。
【0021】同様に図4(c)の場合は、A、B、C、
Dそれぞれ独立にあるいは複数個をプリントさせる。も
ちろんインク紙、印画紙も対応した位置にプリントされ
る。このとき縮小印画により同一のインク紙上に残る未
使用の領域を次の縮小プリントに用いる。A4からA6
以下への縮小を行った場合、紙送り方向と垂直な方向で
未使用な領域があるときは紙のカットを行わない。ロー
ル紙を使用した4画面プリントにおいて、片側(例えば
A領域)のみプリントした場合にはプリント結果をカッ
トしない。カットの有無は上位信号源1により制御す
る。
【0022】A4プリンタ装置のインク紙がロール状に
なっている場合には、印画紙をA5サイズ以下あるいは
A4サイズで1枚ずつカットしても、数枚連続させても
よい。
【0023】図4の(b)、(c)の印画紙上のP1P
2間、P2P3間の長さは図3の14のデータ処理部1
に分割数が入力されたときにメカニズムコントローラ5
によりプリントの1ライン数の整数倍として決定され
る。プリント1ライン信号はドラム12を減速回転させ
るモータ(図示せず)からの信号から得られる。すなわ
ちモータがステッピングモータの場合、駆動周波数の分
周から、モータが直流モータの場合、モータ軸に取り付
けた周波数発電機の分周から印画紙上の1ライン信号が
得られ、これをメカニズムコントローラ5がカウントし
て画面が分割される基本となる。
【0024】上記図3の実施例において、メモリ15は
必ずしも必要でない。つまり上位信号源1より縮小した
データとプリント位置を指定して、I/O2を介してプ
リンタ側に転送しても良い。あるいはプリンタ内におい
てデータ処理部14、16により縮小、位置決めをしな
がらプリントしても良い。
【0025】次に第三の実施例として、今まで述べた第
一と第二の実施例の併用例を述べる。すなわち、画面を
分割してやや薄く何回も同一のインク紙と印画紙を重ね
プリントする例である。この用途として色相や濃度の試
しプリントよりラフなレイアウトチェックや、上位信号
源1とのインターフェースの動作チェックなどに使用さ
れる。画像と文字のレイアウトをチェックするような場
合、色相や濃度の情報はそれほど重要でないから、画面
を分割した上での重ねプリントでレイアウトチェックは
充分であり、インク紙と印画紙をさらに節約することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、レイ
アウトチェックや色相チェックなどの試しプリントを容
易かつ安価に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例であるプリンタ装置のブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例の説明図である。
【図3】他の実施例を示すプリンタ装置のブロック図で
ある。
【図4】図3の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
5…メカニズムコントローラ、 6…インク紙駆動部、 7…印画紙駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小堀 康功 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 中村 洋 茨城県勝田市稲田1410番地株式会社日立製 作所AV機器事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状のインク紙をサーマルヘッドによ
    り印画紙に圧着し、画像または文字をプリントするフル
    カラーのプリンタ装置において、一画面分のインク紙と
    印画紙とを反復してプリントするか、あるいは一画面を
    複数に分割してプリントするかの少なくともいずれかの
    制御手段を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
JP10906493A 1993-05-11 1993-05-11 プリンタ装置 Pending JPH06320765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10906493A JPH06320765A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10906493A JPH06320765A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06320765A true JPH06320765A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14500687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10906493A Pending JPH06320765A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06320765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071531A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sinfonia Technology Co Ltd プリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071531A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Sinfonia Technology Co Ltd プリンタ

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