JPH05200626A - 放電加工方法 - Google Patents

放電加工方法

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JPH05200626A
JPH05200626A JP1054092A JP1054092A JPH05200626A JP H05200626 A JPH05200626 A JP H05200626A JP 1054092 A JP1054092 A JP 1054092A JP 1054092 A JP1054092 A JP 1054092A JP H05200626 A JPH05200626 A JP H05200626A
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JP
Japan
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machining
time
timer
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electric discharge
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JP1054092A
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Sadafumi Shichizawa
禎文 七沢
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に最適な加工時間を決定してその時間
をカウントする放電加工方法を得ること。 【構成】 設定時間の経過により加工の終了を判断する
放電加工方法において、単位面積当たりの実加工時間を
指定し、単位時間当たりの軸移動量と加工条件とから加
工面積を求め、この加工面積と単位面積との比率を求
め、先に指定した実加工時間と当該比率との積で求まる
時間を設定時間として、該加工条件での単位面積当たり
の電流を全加工面積に与えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電加工方法にかかり、
加工終了の判定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電加工における加工終了判定方法に
は、大きく分けて次のものがある。 (1)加工深さに達することにより加工終了と判定する
方法。 (2)指定時間経過することにより加工終了と判定する
方法。 このうち仕上げ加工領域では、(2)の指定時間経過す
ることにより加工終了と判定する方法が良く使われる。
その理由は、特公昭60−3933号公報に示されてい
るように、仕上げ加工領域の放電ギャップは非常に不安
定な為、加工深さに達することにより加工終了と判定す
る方法では、膨大な加工時間を要するとか、また逆に面
が仕上がらないことが発生するからである。
【0003】図3は従来の加工終了判定方法を説明する
構成図である。図において、1は軸の移動量検出機構、
2は指令された加工深さと軸の移動量検出機構1からの
移動量とを比較して一致信号を出す比較機構、3は指令
された指定時間をカウントしその時間が経過した時に一
致信号を出すタイマー機構、4は比較機構2とタイマー
機構3からの一致信号を切り換え、あるいは論理和をと
り、加工終了信号を出す判定機構である。
【0004】次に動作について説明する。まず、加工深
さが指令された場合は、加工中の移動量を移動量検出機
構1で検出して比較機構2に伝え、比較機構2は判定機
構4に伝える。判定機構4では、タイマー機構3からの
一致信号がなくても、比較機構2からの一致信号との論
理和により、加工終了信号を出力する。
【0005】また、指定時間が指令された場合は、タイ
マー機構3で時間をカウントし、指定時間とカウント値
が一致したところで、一致信号を判定機構4に伝える。
判定機構4では、比較機構2からの一致信号がなくて
も、タイマー機構3からの一致信号との論理和により、
加工終了信号を出力する。
【0006】さらに、加工深さと指定時間の両方を指令
された場合は、比較機構2からの一致信号か、又はタイ
マー機構3からの一致信号のどちらかがあると、判定機
構4は加工終了信号を出力する。
【0007】なお、ここで指令される加工深さは、加工
図面から一義的に求めることができるが、指定時間は加
工条件や加工面積の違いに応じて、過去のデータから推
測して大体の時間を指令している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような構成において、指定時間経過することにより加工
終了と判定する加工方法では、その時間の指定が難し
く、多すぎると無駄に加工時間がかかってしまい、少な
すぎると面が仕上がらないという欠点があった。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
に成されたもので、自動的に適切な加工時間を設定し、
その時間をカウントして加工終了の判定を行う、放電加
工方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、設定時間
の経過により加工の終了を判断する放電加工方法におい
て、被加工物との間で放電が行われる実加工時間をその
判断対象とすることを特徴とする。
【0011】第2の発明は、設定時間の経過により加工
の終了を判断する放電加工方法において、単位時間当た
りの軸移動量と加工条件とから加工面積を求め、この加
工面積と単位面積との比を予め指定した単位面積当たり
の実加工時間に乗じて求まる時間を設定時間とすること
を特徴とする。
【0012】第3の発明は、設定時間の経過により加工
の終了を判断する放電加工方法において、単位時間当た
りの軸移動量と加工条件とから加工面積を求め、この加
工面積と加工条件に固有の面を得るための単位面積当た
りの実加工時間とから設定時間を算出することを特徴と
する。
【0013】
【作用】本発明においては、被加工物単位面積当たりの
所望の加工につき必要とされる電流から、全加工面積に
ついて必要とされる総電流を算出し、この総電流が被加
工物に供給される時間をカンウトして、加工の終了判定
が行なわれる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例の放電加工方法を説明
する構成図である。図において、1は軸の移動量検出機
構、2は指令された加工深さと軸の移動量検出機構1か
らの軸移動量とを比較して一致信号を出す比較機構、3
は加工時間の決定に用いるタイマー3aと決定された時
間をカウントするタイマー3bを備え、決定した加工時
間が経過した時に一致信号を出力するタイマー機構、4
は比較機構2からの一致信号とタイマー機構3からの一
致信号を切り換えあるいは論理和をとり加工終了信号を
出力する判定機構、5は被加工物との間で放電が行われ
る実加工中か、ジャンプ動作中等の非加工中かを判別す
る加工中判別機構である。
【0015】次に動作について説明する。単位面積当た
りの加工に必要な実加工時間が指定されると、タイマー
機構3では軸の移動量検出機構1からの軸移動量をもと
に、単位時間当たりの軸移動量を求める。さらに、この
軸移動量とこの時の加工条件による単位面積当りの加工
速度とから、この加工の加工面積を求める。そして、先
に指定された実加工時間を(加工面積/単位面積)倍し
て加工時間を決定する。加工中判別機構5は、被加工物
との間に放電が生じている実加工の間だけタイマー機構
3に信号を出力する。タイマー機構3はこの実加工の時
間だけをカウントし、先に算出した決定時間と一致した
ところで、一致信号を判定機構4に送出する。判定機構
4では比較機構2からの一致信号がなくても、タイマー
機構3からの一致信号との論理和により加工終了信号を
送出し、これによって放電加工を終了させる。
【0016】図2はタイマー機構3の動作を示すフロー
チャートである。この処理は一定時間間隔、例えば0.
1秒毎に1回実行するリアルタイム処理である。次に、
このフローチャートをステップ順に説明する。 ステップ1;タイマー3a,タイマー3bが初期化処理
済みか否かをチェックし、初期化済みでなければステッ
プ2へ、初期化済みならステップ4へ進む。 ステップ2;指定時間とその時の加工条件の単位面積当
たりの加工速度(mm/分・cm2 )を読込む。 ステップ3;タイマー3a、タイマー3bをクリアーす
る。また、この時の軸の移動量を読込む。さらに、初期
化済みONとする。 ステップ4;加工中判別機構5からの信号から、実加工
中か否かを判別し、実加工中ならステップ5へ、実加工
中でないなら終りに進む。 ステップ5;タイマー3a、タイマー3bを更新する
(+1する)。この処理の周期(例えば0.1秒)の倍
数がタイマー3a、タイマー3bの値である。 ステップ6;加工時間が決定済みか否かをチェックし、
決定済みならステップ11へ、決定していないならステ
ップ7へ進む。 ステップ7;加工時間を決定するタイマー3aが、所定
時間例えば1分経過したか否かをチェックし、経過した
ならステップ8へ、経過していなければ終りに進む。 ステップ8;軸の移動量検出機構1から軸移動量を読込
む。 ステップ9;加工時間を次式で決定する。
【0017】
【数1】
【0018】ステップ10;加工時間決定済みONとす
る。 ステップ11;加工時間の経過を判断するタイマー3b
が、ステップ9で決定された時間だけカウントされたか
否かをチェックする。該時間が経過していればらステッ
プ12へ、経過していなければ終りに進む。 ステップ12;加工終了を示す一致信号を判定機構4に
出力する。 ステップ13;初期化済みをオフにし、加工時間決定済
みをオフにする。
【0019】なお、本実施例では、判定機構4におい
て、比較機構2とタイマー機構3からの一致信号を論理
和で処理したが、切り換え機構によって選択的に切り換
えてもよい。また、本実施例では、単位面積当たりの加
工に必要な実加工時間を予め指定していたが、予め時間
を指定しないで、加工条件に固有の面を得るための単位
面積当たりの実加工時間を求め、この実加工時間と加工
面積とから設定時間を算出するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】第1の発明によれば、実加工時間を加工
時間としてとらえたので、設定時間そのものが被加工物
との間での放電時間となり、より正確な加工形状が得ら
れる効果を有する。
【0021】第2の発明によれば予め指定した加工時間
が補正されて最適加工時間が自動的に決定され、また、
第3の発明によれば加工時間を指定することなしに最適
加工時間が自動的に決定されることになり、いずれも効
率的で、正確な加工形状が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の放電加工方法を説明する構成
図である。
【図2】図1のタイマー機構の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】従来の加工終了判定方法を説明する構成図であ
る。
【符号の説明】
1 軸の移動量検出機構 2 比較機構 3 タイマー機構 4 判定機構 5 加工中判別機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定時間の経過により加工の終了を判断
    する放電加工方法において、被加工物との間で放電が行
    われる実加工時間をその判断対象とすることを特徴とす
    る放電加工方法。
  2. 【請求項2】 設定時間の経過により加工の終了を判断
    する放電加工方法において、単位時間当たりの軸移動量
    と加工条件とから加工面積を求め、この加工面積と単位
    面積との比を予め指定した単位面積当たりの実加工時間
    に乗じて求まる時間を設定時間とすることを特徴とする
    放電加工方法。
  3. 【請求項3】 設定時間の経過により加工の終了を判断
    する放電加工方法において、単位時間当たりの軸移動量
    と加工条件とから加工面積を求め、この加工面積と加工
    条件に固有の面を得るための単位面積当たりの実加工時
    間とから設定時間を算出することを特徴とする放電加工
    方法。
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