JPH05200375A - 洗浄シート - Google Patents
洗浄シートInfo
- Publication number
- JPH05200375A JPH05200375A JP1267892A JP1267892A JPH05200375A JP H05200375 A JPH05200375 A JP H05200375A JP 1267892 A JP1267892 A JP 1267892A JP 1267892 A JP1267892 A JP 1267892A JP H05200375 A JPH05200375 A JP H05200375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- sheet
- cleaning sheet
- main body
- chemical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体製造装置当で発生する特殊ガス,薬品
などによる汚れを安全かつ効率よく除去する洗浄シート
を提供する。 【構成】 この洗浄シートは、布またはスポンジを材料
とする洗浄シート主部12と、洗浄シート主部12を貼
付け固定する。台シート11表面を覆う保管用シート1
3から構成されており、各々洗浄薬品により分解(溶
融)されない材質のもので、洗浄シート主部12に洗浄
薬品が浸してある。 【効果】 使用時に保管用シート13を剥ぎ、洗浄シー
ト主部12を汚れた部品に貼付けておくと、汚れが洗浄
薬品により分解,除去され、台シート11を持って取り
扱うので、直接洗浄薬品に触れることはない。
などによる汚れを安全かつ効率よく除去する洗浄シート
を提供する。 【構成】 この洗浄シートは、布またはスポンジを材料
とする洗浄シート主部12と、洗浄シート主部12を貼
付け固定する。台シート11表面を覆う保管用シート1
3から構成されており、各々洗浄薬品により分解(溶
融)されない材質のもので、洗浄シート主部12に洗浄
薬品が浸してある。 【効果】 使用時に保管用シート13を剥ぎ、洗浄シー
ト主部12を汚れた部品に貼付けておくと、汚れが洗浄
薬品により分解,除去され、台シート11を持って取り
扱うので、直接洗浄薬品に触れることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体製造装置内で発
生する特殊ガス,薬品などによる汚れを除去する洗浄治
具に関する。
生する特殊ガス,薬品などによる汚れを除去する洗浄治
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗浄作業の例は図5に示すよう
に、例えば汚れたウェーハステージ21に付着した汚れ
aを除去するにはクリーンルーム用綿布22に洗浄薬品
23を浸したものでこすり除去していた。また半導体製
造装置では数10種〜数100種におよぶ部品で構成さ
れており、それらを一個ずつ洗浄する必要がある。
に、例えば汚れたウェーハステージ21に付着した汚れ
aを除去するにはクリーンルーム用綿布22に洗浄薬品
23を浸したものでこすり除去していた。また半導体製
造装置では数10種〜数100種におよぶ部品で構成さ
れており、それらを一個ずつ洗浄する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来、洗浄作
業では、洗浄薬品に有機系溶剤を使用しなければならな
いことで、安全性確保のため保護具(マスク,手袋)を
着用しており、動きにくい,熟練を要するという問題が
ある。
業では、洗浄薬品に有機系溶剤を使用しなければならな
いことで、安全性確保のため保護具(マスク,手袋)を
着用しており、動きにくい,熟練を要するという問題が
ある。
【0004】また、前述のように多種,多数の部品を一
個ずつ洗浄するため、数時間〜10時間以上を要し、効
率の面からも大きなロスとなる。
個ずつ洗浄するため、数時間〜10時間以上を要し、効
率の面からも大きなロスとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の洗浄シート
は、例えば布やスポンジのような保液性のシートに洗浄
薬品を含ませてなる洗浄シート主部と、これの裏面に貼
付けて固定した気密な台シートと、前記洗浄シート主部
表面を覆う気密な保管用シートとを有する。
は、例えば布やスポンジのような保液性のシートに洗浄
薬品を含ませてなる洗浄シート主部と、これの裏面に貼
付けて固定した気密な台シートと、前記洗浄シート主部
表面を覆う気密な保管用シートとを有する。
【0006】洗浄薬品は対象となる汚れに応じて、有機
溶剤,洗剤,酸性液,アルカリ液当選択すればよい。
溶剤,洗剤,酸性液,アルカリ液当選択すればよい。
【0007】
【作用】上記の構成によると、 (1) 保管用シートは、保管時に洗浄薬品が気化したり、
他の物や人に触れるのを防ぐ。 (2) 洗浄シート主部は、汚れた部分に貼付けておくこと
で洗浄薬品が汚れに作用し、汚れを除去しやすくする。 (3) 台シートは、洗浄シート主部を貼付け固定している
ので、この部分を持ち作業することで洗浄薬品に直接触
れることがない。
他の物や人に触れるのを防ぐ。 (2) 洗浄シート主部は、汚れた部分に貼付けておくこと
で洗浄薬品が汚れに作用し、汚れを除去しやすくする。 (3) 台シートは、洗浄シート主部を貼付け固定している
ので、この部分を持ち作業することで洗浄薬品に直接触
れることがない。
【0008】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して説明
する。
する。
【0009】図1はこの発明の一例の洗浄シートの断面
図である。11は台シートであり、例えばポリエチレン
フィルム製であって、気密(非通気性かつ非通液性)で
かつ洗浄薬品に対し耐性を有するものである。12は洗
浄シート主部であり、例えば不織布であって保液性に優
れ台シート11に固着され、洗浄薬品としての有機溶剤
を含ませてある。13は保管用シートであり、洗浄シー
ト主部12の表面を覆い保管中に洗浄薬品が乾燥した
り、他に付着したりするのを防止する。
図である。11は台シートであり、例えばポリエチレン
フィルム製であって、気密(非通気性かつ非通液性)で
かつ洗浄薬品に対し耐性を有するものである。12は洗
浄シート主部であり、例えば不織布であって保液性に優
れ台シート11に固着され、洗浄薬品としての有機溶剤
を含ませてある。13は保管用シートであり、洗浄シー
ト主部12の表面を覆い保管中に洗浄薬品が乾燥した
り、他に付着したりするのを防止する。
【0010】上記構成の洗浄シートを対象とする部品に
応じて切断し、保管用シート13を剥がして対象物に貼
付ける。その状態でしばらく放置しておくと、例えば汚
れが油分を含む固形物の付着したものであれば、洗浄薬
品が油分を溶かしつつ染みこみ、固形物汚れを浮き上が
らせる。台シート11は放置中、洗浄薬品が乾燥するの
を防止する。
応じて切断し、保管用シート13を剥がして対象物に貼
付ける。その状態でしばらく放置しておくと、例えば汚
れが油分を含む固形物の付着したものであれば、洗浄薬
品が油分を溶かしつつ染みこみ、固形物汚れを浮き上が
らせる。台シート11は放置中、洗浄薬品が乾燥するの
を防止する。
【0011】図2は本発明の第2の実施例の使用方法を
示す断面図である。図2(A)は洗浄対象物であるウェ
ーハステージ21の断面図である。図2(B)は洗浄シ
ートの断面図である。図2(C)は上記ウェーハステー
ジ21に洗浄シートを適用した状態を示す断面図であ
る。
示す断面図である。図2(A)は洗浄対象物であるウェ
ーハステージ21の断面図である。図2(B)は洗浄シ
ートの断面図である。図2(C)は上記ウェーハステー
ジ21に洗浄シートを適用した状態を示す断面図であ
る。
【0012】洗浄シートは、台シート11,洗浄シート
主部32,保管用シート13から構成されており、洗浄
シート主部32は洗浄薬品に分解されない材質の布また
はスポンジであり、洗浄薬品(メタノール,ブタノンな
ど)が浸してあり、またウェーハステージ21の形状に
あわせ内側をくり抜き加工して凹部32aが形成してあ
る。使用時には保管用シート13を剥ぎ、汚れたウェー
ハステージ21にかぶせ、放置しておくと、付着した汚
れは洗浄薬品により溶解される。
主部32,保管用シート13から構成されており、洗浄
シート主部32は洗浄薬品に分解されない材質の布また
はスポンジであり、洗浄薬品(メタノール,ブタノンな
ど)が浸してあり、またウェーハステージ21の形状に
あわせ内側をくり抜き加工して凹部32aが形成してあ
る。使用時には保管用シート13を剥ぎ、汚れたウェー
ハステージ21にかぶせ、放置しておくと、付着した汚
れは洗浄薬品により溶解される。
【0013】図3は第3の実施例を示す斜視図である。
洗浄シート42の構成は図1の通りであり、大きさは対
象とする部品に合わせてある。ここでは汚れた電極板4
1に体する使用例で、直径約80cmの部品なので作業性
を考え4枚に分割した洗浄シート42を貼付け、放置し
ておくと、付着した汚れは溶解され除去できる。ここで
も洗浄シート主部42は洗浄薬品により分解されない材
質の布である。
洗浄シート42の構成は図1の通りであり、大きさは対
象とする部品に合わせてある。ここでは汚れた電極板4
1に体する使用例で、直径約80cmの部品なので作業性
を考え4枚に分割した洗浄シート42を貼付け、放置し
ておくと、付着した汚れは溶解され除去できる。ここで
も洗浄シート主部42は洗浄薬品により分解されない材
質の布である。
【0014】
【実施例2】図4はこの発明の第4の実施例である。こ
の例では第1の洗浄シート51と第2の洗浄シート52
を使用する。第1の洗浄シート51は台シート11と洗
浄シート主部62と保管用シート13よりなり、洗浄シ
ート主部62には洗浄対象物であるネジ53の形状に凹
部62aを形成している。第2の洗浄シート52は第1
の実施例(図1)と類似の構成となっている。使用時に
は凹部62aに汚れたネジ53を入れ、第2の洗浄シー
ト52で覆っておくと汚れは洗浄薬品により溶解除去で
きる。
の例では第1の洗浄シート51と第2の洗浄シート52
を使用する。第1の洗浄シート51は台シート11と洗
浄シート主部62と保管用シート13よりなり、洗浄シ
ート主部62には洗浄対象物であるネジ53の形状に凹
部62aを形成している。第2の洗浄シート52は第1
の実施例(図1)と類似の構成となっている。使用時に
は凹部62aに汚れたネジ53を入れ、第2の洗浄シー
ト52で覆っておくと汚れは洗浄薬品により溶解除去で
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は半導体
製造装置において、洗浄作業に使用する洗浄治具を改善
することで、安全性の向上,作業効率の向上が図れる。
製造装置において、洗浄作業に使用する洗浄治具を改善
することで、安全性の向上,作業効率の向上が図れる。
【図1】 この発明の一実施例の洗浄シートの断面図
【図2】 この発明の第2の実施例の洗浄シートとその
使用法を説明する断面図
使用法を説明する断面図
【図3】 この発明の第3の実施例の洗浄シートとその
使用法を説明する斜視図および平面図
使用法を説明する斜視図および平面図
【図4】 この発明の第4の実施例の洗浄シートおよび
その使用法を説明する断面図
その使用法を説明する断面図
【図5】 従来の洗浄方法を示す図
11 台シート 12,32,62 洗浄シート主部 13 保管用シート 32a,62a 凹部 42 洗浄シート 51 第1の洗浄シート 52 第2の洗浄シート
Claims (3)
- 【請求項1】洗浄薬品を含ませた保液性の洗浄シート部
を台シートに貼付け固定したことを特徴とする洗浄シー
ト。 - 【請求項2】洗浄シート主部の表面を保管用シートで被
覆したことを特徴とする請求項1記載の洗浄シート。 - 【請求項3】洗浄シート主部に洗浄対象ワークに対応す
る形状の凹部を設けたことを特徴とする請求項1または
2記載の洗浄シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267892A JPH05200375A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 洗浄シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267892A JPH05200375A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 洗浄シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05200375A true JPH05200375A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11812040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1267892A Pending JPH05200375A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 洗浄シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05200375A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5901706A (en) * | 1997-06-09 | 1999-05-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent surgical drape |
US5981012A (en) * | 1997-11-25 | 1999-11-09 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release liner comprising a release coating on a water-sensitive film |
US5985396A (en) * | 1997-11-25 | 1999-11-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release liners and methods of making the same |
US6530910B1 (en) | 1997-12-31 | 2003-03-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release film with combination wiper |
US6638603B1 (en) | 1997-08-15 | 2003-10-28 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Screen printed coating on water-sensitive film for water protection |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1267892A patent/JPH05200375A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5901706A (en) * | 1997-06-09 | 1999-05-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent surgical drape |
US6638603B1 (en) | 1997-08-15 | 2003-10-28 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Screen printed coating on water-sensitive film for water protection |
US5981012A (en) * | 1997-11-25 | 1999-11-09 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release liner comprising a release coating on a water-sensitive film |
US5985396A (en) * | 1997-11-25 | 1999-11-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release liners and methods of making the same |
US6294238B1 (en) | 1997-11-25 | 2001-09-25 | Kimberly-Clark Corporation | Flushable release liner comprising a release coating on a water-sensitive film |
US6296914B1 (en) | 1997-11-25 | 2001-10-02 | Kimberly-Clark Corporation | Flushable release liners and methods of making the same |
US6530910B1 (en) | 1997-12-31 | 2003-03-11 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Flushable release film with combination wiper |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR970018173A (ko) | 작업물의 세정방법 및 장치 | |
KR100328574B1 (ko) | 펜타플루오로부탄을함유하는조성물과이들조성물의용도 | |
JPH05200375A (ja) | 洗浄シート | |
TWI341957B (en) | Method and tool for cleaning photomask | |
JP4507365B2 (ja) | 基板端面洗浄装置 | |
JP2000249466A (ja) | 部品の乾燥方法及び部品乾燥装置並びに乾燥に用いられるパレット | |
JP2600587B2 (ja) | 半導体洗浄装置 | |
JPH01184831A (ja) | 洗浄方法 | |
JPH04116928A (ja) | 半導体ウェハの洗浄方法 | |
US6554911B1 (en) | En masse process for cleaning thin polarizing glass devices | |
JP2000317411A (ja) | 洗浄乾燥装置及び洗浄乾燥方法 | |
JP2000028637A5 (ja) | ||
KR200259444Y1 (ko) | 반도체웨이퍼척의클리닝장치 | |
JPS5817863A (ja) | 被処理物保持具 | |
JP2647492B2 (ja) | 放電加工装置 | |
JPS59129852A (ja) | マスクの洗浄方法 | |
JPH0274033A (ja) | 半導体表面付着異物除去装置 | |
JPS638904Y2 (ja) | ||
JPS6050536A (ja) | フォトマスク用ガラス基板の洗浄方法 | |
JPH02292814A (ja) | レジスト塗布装置 | |
JP2005277125A (ja) | キャリア及びキャリア洗浄方法 | |
JPH04345029A (ja) | 半導体ウェ−ハ洗浄装置 | |
JP2000019719A (ja) | ペリクルフレームの洗浄方法 | |
JPH05343381A (ja) | ウエハの洗浄方法 | |
JPS63276229A (ja) | ゴミ除去方法 |