JPH05200306A - 排気ガス浄化触媒の担持用ハニカム体の製造方法 - Google Patents

排気ガス浄化触媒の担持用ハニカム体の製造方法

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JPH05200306A
JPH05200306A JP4034015A JP3401592A JPH05200306A JP H05200306 A JPH05200306 A JP H05200306A JP 4034015 A JP4034015 A JP 4034015A JP 3401592 A JP3401592 A JP 3401592A JP H05200306 A JPH05200306 A JP H05200306A
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corrugated
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JP4034015A
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English (en)
Inventor
Yuuzou Tsukiide
雄三 月出
Seiya Takahata
誠也 高畑
Kunitoshi Morofushi
邦敏 諸伏
Haruo Serizawa
治夫 芹沢
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガス浄化装置の主要な構成要素である金
属製ハニカム体は、排気ガス系統あるいは熱的触媒反応
という厳しい環境下で使用されるため、特に高温酸化性
が要求されており、そのための経済的、効率的な製造技
術を提供する。 【構成】 帯材からハニカム構造のハニカム体を製作す
るとともに、所望部位の帯材の当接部をろう接合し、次
いで(1)該ハニカム体のろう接合部位を含む所望部位
にアルミニウム被膜を形成する工程、及び(2)前記ア
ルミニウム被膜を活性アルミナ層(α−Al2 3 )に
転化するための加熱処理工程を組合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に自動車の排気ガ
スの浄化手段とし排気系統の途中に介装される排気ガス
浄化装置、特にその主要な構成要素である排気ガス浄化
触媒を担持するためのメタル製ハニカム体の製造方法に
関する。更に詳しくは、本発明は、この種のハニカム体
の大きな欠点、特にハニカム体を構成する薄肉金属板製
帯材(平板状帯材と波板状帯材)に由来する耐熱酸化性
が低いという欠点を解消するとともに経済的に安価な排
気ガス浄化装置の製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排気ガス浄化用触媒(例
えばPt,Rh,Pdなどを使用した触媒)を担持させ
るための金属製担持母体は、単位体積当りの触媒の担持
面積を大きくすること(単位体積当りの排気ガスと浄化
用触媒との有効接触面積を極力、大きくすること)、背
圧(排気抵抗)を小さくすること、更には金属製担持母
体の自重を可能な限り軽量化すること、などを考慮し、
耐熱性でかつ薄肉金属板製の平板状帯材と波板状帯材を
相互に当接するように重積し、これを巻回成形するなど
してハニカム状の構造としたもの(以下、ハニカム体と
いう。)が良く知られている。なお、平板状帯材と波板
状帯材からハニカム体を成形する方法の相違により積層
タイプ、巻回タイプ、S字状タイプ、放射状タイプ、X
ラップ状タイプなど種々のものが得られる。
【0003】前記したメタル製ハニカム体は、例えば、
0.1mm以下(好ましくは50μ以下)の耐熱性の薄肉
鋼板からなる平板状帯材と、前記薄肉鋼板を波形状に成
形した波板状帯材とを、相互に当接部を有するように重
積し、これを一括渦巻状に巻回して軸方向に排気ガス通
路のための多数の網目状通気孔路をもつハニカム体とさ
れる。そして、この巻回積層されたハニカム体は、両端
が開口した筒状の金属製ケースに収納されるとともに相
互に接続され、耐振構造のものとされる。即ち、ハニカ
ム体を構成する平板状帯材と波板状帯材との当接部やハ
ニカム体と金属製ケースとの当接部を溶接やろう接など
の所望の固着手段により固着され、金属製排気ガス浄化
装置とされる。
【0004】周知のように、この種の排気ガス浄化装置
は、排気ガス系統という厳しい環境条件のもとで使用さ
れる関係上、その主要な構成要素であるメタル製ハニカ
ム体は、高温耐蝕性(耐ガス腐食性、1000℃前後の
排気ガス系における耐蝕性)、耐冷熱耐久性(内燃機関
の停止及び始動というサイクルにおける1000℃〜常
温の加熱冷却のサイクル下での耐久性)、耐高温酸化性
(高温下での異常酸化に対する耐久性)などの諸物性に
優れた耐熱鋼で製作されることが好ましい。メタル製ハ
ニカム体の耐熱鋼材として、例えばFe−Cr−Al系
(20Cr−5Al系)の耐熱鋼を数十μの厚さの箔に
圧延したものが知られている。前記した箔材料は以下の
ようにして使用されている。即ち、前記したように波付
加工した波板箔と平板箔とからハニカム体を製作し、高
温酸化処理により箔表面にウィスカー状のα−Al2
3 被膜を形成し、次いで該α−Al2 3 被膜層にγ−
Al2 3 をウオッシュコート処理により付着させ、こ
れにPt等の排気ガス浄化用触媒が担持される。前記し
たα−Al2 3 被膜は耐高温酸化性あるいはウオッシ
ュコート層の付着性などに優れているといわれている
が、まだ不十分なものである。また、前記したFe−C
r−Al系耐熱鋼、あるいは耐酸化性を更に改善するた
めに前記耐熱鋼に少量の希土類元素成分(REM)を添
加した耐熱鋼は圧延性(加工性)に劣るものである。
【0005】メタル製ハニカム体の製造に使用される耐
熱鋼として、その表面にα−Al2 3 被膜を有するも
のの有効性に鑑み、素地金属に対するAl富化技術が多
く提案されている。例えば、 1.Feを主成分とする触媒担体用金属基体の表面にA
lの薄層を形成し、空気などの酸化雰囲気中で熱処理
し、基体表面に緻密な酸化アルミニウムの膜を覆って耐
熱性、耐酸化性、耐腐食性を改善する(特開昭49-99982
号)。 2.金属組成において、Al 12〜20%,Cr 5
〜25%,Ti,Nb,Zr,Hf(合計)を0.05
〜2%、残部をFeとする高Al含有の圧延金属箔を使
用する(特開昭 63-266044号)。 3.Al 1.0〜5.0%,Ti 0.5%以下のA
l−Ti含有ステンレス鋼の表面にAlメッキを施し、
熱処理によりAlメッキ層にAl2 3 ウィスカーを生
成させるもの(特開昭 63-270548号)。 4.フェライト系ステンレス鋼表面にAlメッキした
後、真空中もしくは非酸化性ガスの雰囲気中で加熱して
Alを拡散させるとともに表面を高Al含有フェライト
層にした後、空気中で加熱して酸化ウィスカーを生成さ
せるもの(特開平1-142073号)。 5.フェライト系ステンレス鋼(基材)上に、アルカリ
金属、アルカリ土類金属、ランタノイドの少なくとも1
種を含有するAl合金層を形成し、該Al合金層の表面
にAl2 3 被膜を形成する(特開昭 63-310638号)。 6.ステンレス鋼製の平板箔と波板箔の表面をアルミニ
ウム材で被覆処理し、これを470〜1100℃の大気
中で加熱処理(数十時間〜数分)を行ない、表面層にF
3 Alを含むFe−Al金属間化合物を形成させて基
礎素材を調製する。次いで該基礎素材からハニカム体を
製作し、高温ろう材によりろう接合(Ni系ろう材、真
空中1100℃×10分間)を行なう(特開昭62-95142
号)。 7.Alを含むフェライト系ステンレス素材の波板と平
板を多重に巻回成形した後、波板と平板をろう付けある
いは溶接し、その後、素材表面にアルミナウイスカを成
長させるウイスカの成長熱処理に先立って、アルミナの
前駆体(precursor )を形成するための予備処理(大気
中雰囲気、200〜400℃、2〜20分)を行なう
(特開昭63-7838 号)。 8.Al含有のフェライト系合金で形成した素材を平板
と波板に成形される前工程として、該素材を陽極酸化
し、次いで平板と波板を多重に巻回してハニカム体と
し、更に平板状板と波板をろう付けあるいは溶接する
(特開昭63-158135号)。 などが提案されているが、Al含有量の多い材料自体
(基礎素材自体)を製作するためのプロセスが煩雑であ
ったり、製作される材料の加工性(圧延性)に問題があ
ったり、更にはメタル製ハニカム体を製作するためのプ
ロセスが煩雑であったりして十分に満足のいくものでは
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、前記した
従来技術の欠点を解消すべくなされたものである。特
に、本発明は、ハニカム体を製作する上で、ハニカム体
の構成部材(波板状帯材あるいは波板状帯材と平板状帯
材)のNi系ろう材などの高温ろう材によるろう接合工
程が必須的に組込まれたハニカム体の製造プロセスにお
いて、Al富化手段を効率的に組込み特性に優れたハニ
カム体を製造しようとするものである。
【0007】この点、従来技術は高温ろう接合工程の厳
しい条件、例えば真空中、1100℃以上、数時間とい
うろう接合の厳しい条件を考慮しないAl富化技術であ
ったりして、このような厳しい条件のろう接合工程を組
入れたハニカム体の製造技術としては不十分なものであ
る。即ち、ハニカム体を構成する平板状帯材あるいは波
板状帯材に対して(別言すれば素材段階)で施されたA
l富化手段が、かかる厳しい条件のろう接合工程を通じ
ても当初の目的を達成することができるかどうかを考え
た場合、極めて疑問である。このことは、例えば帯材
(素材)の段階で表面に形成されたα−Al2 3
(活性アルミナ層)に対し、前記したような厳しい条件
のもとで行なわれるろう接合工程において基材中のF
e、Cr、あるいはろう材中のNi成分などが拡散浸透
し、スピネルなどの複合酸化物を形成し、その表面積を
低下させてしまうことからみても明らかなことである。
本発明は、高温ろう接合の工程を必須の工程としたハニ
カム体の製造プロセスにおいて、アルミニウム富化手段
の重要性に鑑み、前記した欠点のないようにAl富化手
段を組入れた効率的なハニカム体の製造プロセスを提供
しようとするものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明を概説すれば、
本発明は、排気ガス浄化触媒を担持させるための金属製
ハニカム体の製造方法において、(i) 薄肉金属板製の波
板状帯材の単独、あるいは該波板状帯材と平板状帯材を
相互に当接するように折畳みあるいは重積して軸方向に
多数の網目状通気孔路を有するハニカム体を製造する工
程、(ii) 前記ハニカム体の波板状帯材同士の当接部、
あるいは波板状帯材と平板状帯材同士の当接部からなる
ろう付け部位の所望のろう付け部位にろう材を被覆する
工程、(iii) 前記ハニカム体の所望のろう付け部位を真
空中もしくは非酸化性ガス雰囲気下、加熱してろう接合
する工程、(iv) 前記ハニカム体のろう付け部位を含む
部位にアルミニウム被膜を形成する工程、から成ること
を特徴とする耐熱酸化性に優れた排気ガス浄化触媒の担
持用ハニカム体の製造方法に関するものである。更に
は、本発明は前記(i) 〜(iv)の諸工程に(v) アルミナウ
ィスカーを生成、成長させるための加熱処理工程を結合
させてなる耐熱酸化性に優れた排気ガス浄化触媒の担持
用ハニカム体の製造方法に関するものである。以下、本
発明の技術的構成及び実施態様について、図面を参照し
て詳しく説明する。なお、本発明は図示のものに限定さ
れないことはいうまでもないことである。
【0009】図1は、本発明の製造工程(i) により製造
されるハニカム体(H)の斜視図である。本発明におい
て、ハニカム体(H)は、図示されるように必要に応じ
て金属製のケーシング(4)内に填装され、固着され
る。前記したケーシング(4)との固着は、後述するろ
う付け工程時に行なわれることはいうまでもないことで
ある。
【0010】前記(i) 工程で製作されるハニカム体
(H)は、既知の方法で製作すればよい。図1のもの
は、薄肉金属板製の平板状帯材(1)と波板状帯材
(2)を相互に当接するように重積し、これを一括渦巻
状に巻回して製作した巻回タイプのハニカム体(H)で
ある。なお、両帯材(1,2)を巻回成形するとき、ハ
ニカム体(H)の軸方向に平行な多数の排気ガス用の網
目状通気孔路(3)が自動的に形成される。
【0011】本発明において、ハニカム体(H)を構成
する出発基材としての帯材(1,2)としては、該帯材
(1,2)のアルミニウム富化が後述する工程で行なわ
れるため、従来のように加工性に問題がある高Al含有
材料でなく低Al含有材料、あるいはAlを含まない加
工性の良好な耐熱鋼材を使用することが出来る。勿論、
出発基材として何らかの方法によりAl富化を施したも
のを使用できることはいうまでもないことである。例え
ば、この種の帯材(1,2)として、圧延が容易で所望
の厚さの箔に加工することができる安価な0.15%以
下の炭素を含有する低炭素鋼、あるいは低クロム鋼(1
5〜25%Crの耐熱鋼に対し11〜13.5%Crの
SUS410Lなどの低クロム鋼)、低ニッケルな耐熱
鋼、ステンレス鋼などが使用される。勿論、従来技術の
説明の項で言及したFe−Cr−Al系、Fe−Cr−
Al−REM系の鋼材を使用してもよいことはいうまで
もないことである
【0012】本発明の(i) 工程で製作されるハニカム体
(H)は、図1に示されるような巻回タイプのハニカム
体に限定されない。即ち、平板状帯材(1)と波板状帯
材(2)を当接するように相互に重積し、これを一括渦
巻状に巻回形成して製作した巻回タイプのハニカム体
(H)に限定されず、当業界において周知の他の形状の
ハニカム体(H)であってもよいことはいうまでもない
ことである。例えば、次に示すような各種のタイプのハ
ニカム体(H)であることができる。 (i) 薄肉金属板製の平板状帯材(1)と波板状帯材
(2)を相互に当接するように階層状に積層(重積)し
て製作した階層タイプのハニカム体(H)であることが
できる。 (ii) 薄肉金属板製の平板状帯材(1)と波板状帯材
(2)を相互に当接させて浄化エレメントと成し、該浄
化エレメントの所望の数を固定軸(中心軸)を起点とし
て外延させ(放射させ)て製作し放射状タイプのハニカ
ム体(H)であることができる。 (iii) 薄肉金属板製の平板状帯材(1)と波板状帯材
(2)を相互に当接させて浄化エレメントと成し、該浄
化エレメントの最外面が平板状帯材(1)となるように
所望の段数に階層状に重積し、その上下最外面に設定さ
れた二つの固定点を逆方向に押圧成形し、各浄化エレメ
ントがS字状の形状をとるようにしたS字状タイプのハ
ニカム体(H)であることができる。 (iv) 薄肉金属板製の波板状帯材(2)の単独、あるい
は平板状帯材(1)と波板状帯材(2)を折畳みまたは
積層(重積)し、所望の相隣接した層を有する浄化エレ
メントと成し、該浄化エレメントの少なくとも2以上
(好ましくは4以上)を、保持具により各浄化エレメン
トの一端部を相互に隣接させるように保持するととも
に、これを該保持具を中心にして同一方向に巻回して製
作したハニカム体(H)であることができる。なお、こ
の種のハニカム体は中心部において各浄化エレメントが
十字状、X字状、卍形状に重なり合っている(オーバー
ラップ)ので、X−ラップ形状のハニカム体(H)と俗
称されている。また、この種のハニカム体(H)の全体
の正面からみた断面形状は、各浄化エレメントの側面か
らみた形状が長方形、台形、あるいは平行四辺形によ
り、略円形、略正方形、略楕円形状となる。なお、前記
巻回タイプ、階層タイプのハニカム体(H)の正面から
みた断面形状は、略円形のもので限定されず、楕円形
状、レーストラック形状など所望の形状のものであって
よいことはいうまでもないことである。
【0013】本発明において、次の工程は(ii)のハニカ
ム体(H)を構成する帯材(1,2)の所望の当接部へ
のNi系などの高温ろう材の被覆工程である。本発明の
(ii)ろう材の被覆工程において、ろう材は、前記(i) の
ハニカム体(H)を製作するときと同時に適用しても良
いし、ハニカム体(H)とした後に適用しても良い。本
発明においては、この意味に、(i) 工程と(ii)工程の関
連性が理解されるべきである。前者の場合、ハニカム体
(H)の構成部材である帯材(1,2)の少なくとも一
部にろう材が適用されることにより、また後者の場合、
ハニカム体(H)とされた後の帯材(1,2)の当接部
にろう材が適用、被覆されることになる。
【0014】本発明のハニカム体(H)の製造方法にお
いて、前記(ii)工程の後に、即ちハニカム体(H)を構
成する帯材(1,2)の所望の当接部への高温ろう材の
被覆に引続いて、(iii) 工程のろう付け工程がこの順序
で結合される。このろう付け工程は通常の態様のもとで
行なわれる。即ち、この種のハニカム体(H)は、前記
(ii)工程により、帯材(1,2)の当接部(全部あるい
は一部分)にNi系ろう材などの高温ろう材が適用さ
れ、ろう接合が行なわれ、機械的にも耐震的にも強固な
ものとされる。一般に高温ろう材を使用したろう接合の
条件は、真空中(例えば10-4Torr以下)、1100℃
以上、ろう接合の全所要時間(数時間)という条件のも
のである。
【0015】本発明者らは、先にこのような厳しいろう
接合条件をハニカム体(H)を構成する帯材(1,2)
のAl富化工程に利用することを提案した。この先の提
案は、前記(ii)工程のあとにろう付け部位を含む部位に
アルミニウム被膜を形成する工程を結合し、そしてろう
接合を行なうというものである。この先の提案の考え方
は、このような高温ろう付けの条件をAl富化に取込む
ことにより、帯材(1,2)中にAlを拡散させること
ができるとともに、後工程のα−アルミナを成長させる
ための酸化性雰囲気下での加熱処理により帯材(1,
2)の外表面に強固な活性アルミナ層(α−アルミナ
層)を形成させることができるというものである。
【0016】本発明者らは前記したろう材の被覆工程、
それに引続くAlの被膜形成工程、更にろう接合という
一連のプロセスによりハニカム体(H)の帯材(1,
2)をAl富化することの有効性を見い出したが、ろう
材の被覆後、直ちにろう接合し、次いでAlの富化手段
を講じてもプロセス上や製品特性上のメリットがあるこ
とを見い出した。即ち、ろう接合後にAlの富化手段を
講じると、ハニカム体(H)を構成する帯材(1,2)
には既にろう接合の厳しい条件が適用された後であるた
め、設計通りのAl富化が行なえること、既に帯材
(1,2)がハニカム体(H)とされているためAl富
化が作業スペース、作業性などの観点から有利であるこ
と、高温ろう材層の上にも活性アルミナ層を確実に形成
させることができるため、ろう材と後工程で担持される
触媒成分との反応を抑制し触媒活性を長期に亘って維持
できるなどのメリットがあることを見い出した。本発明
は、この知見をベースとするものであり、後述するよう
にろう接合の後にAl富化手段が採用されるところに大
きな特徴がある。
【0017】本発明において、前記(iii) 工程の高温ろ
う材の被覆方法としては、各種の方法が採用される。前
記したように本工程(ii)は、工程(i) と同時的に行なわ
れる場合も含まれるため、米国特許4,381,590
号明細書、米国特許4,521,947号明細書、特開
昭56−4373号及び特公昭63−44466号など
に記載された各種の方法が採用されうる。即ち、ハニカ
ム体(H)を製作するとき、ろう材はハニカム体(H)
を構成する帯材(1,2)に対し、予め所望の部位に適
用されたり、あるいはハニカム構造のハニカム体(H)
とされた後に適用される。例えば、ろう材スラリーを用
いると、スラリーは表面張力の関係で図示されるように
帯材(1,2)の当接部近傍に集中するため後述する図
2に示される部位にろう材部(6)が形成される。その
他、ろう材部(6)の形成は、電気あるいは無電解メッ
キ、ろう材粉末の噴射コーティング、ろう材粉末分散液
のコーティングなどにより行なえばよく、その形成手段
に制御を受けない。なお、ろう材部(6)の形成部位
は、ハニカム体(H)の耐熱変形性(熱による膨脹力や
熱応力による変形)を考慮して帯材(1,2)の全ての
当接部をろう接合するのではなく、例えば一端面とその
近傍部位、あるいは二つの端面とその近傍部位の当接
部、あるいはハニカム体(H)の半径方向において外周
部とその近傍部位などを接合する態様があるが、これら
態様に応じてろう材部(6)を形成すればよい。
【0018】本発明において、前記(i) 〜(iii) 工程に
引続いて、ハニカム体(H)の構成部材である帯材
(1,2)に対してAl富化手段、即ち(iv)Al被膜の
形成工程が講じられる。前記(iv)工程のアルミニウム被
膜の形成方法としては、溶融アルミニウム浴を用いた溶
融メッキ法、電気メッキ法、蒸着法あるいはアルミニウ
ム粉体のコーティング液によるコーティング法などを採
用すればよく、形成すべきアルミニウム被膜層(5)の
厚さは、耐熱酸化性の程度により適宜なものとすればよ
い。例えば、蒸着法、電気メッキ法、溶融メッキ法を採
用して数μ〜百μ、具体的には5μ〜10μ程度の厚さ
のフィルム被膜層(5)を形成すればよい。勿論、アル
ミニウム被膜層(5)は、前記ろう材部(6)を含む領
域に形成されることが好ましいことはいうまでもないこ
とである。
【0019】以上のようにして、前記(i) 〜(iv)工程を
終了したあとは、ハニカム体(H)の帯材(1,2)上
に形成されたアルミニウム被膜層を活性アルミナ層(α
−Al2 3 )へ変換するために (v)工程の熱処理が行
なわれる。前記(v) 工程は、常法に従ってアルミナウィ
スカー(α−Al2 3 )の生成、成長のための熱処理
を行なえばよい。その際、直接、大気中あるいは酸化性
雰囲気下で熱処理、例えば大気中、400〜1100
℃、数分〜数十時間熱処理を行なってもよい。あるい
は、予備処理として真空中または非酸化性ガス雰囲気下
で熱処理、例えば400〜1100℃、数分〜数十時間
予備処理を行なった後で、前記した大気中あるいは酸化
性ガス雰囲気下での加熱処理を行なってもよい。また、
(v) 工程の後は、常法に従って、帯材(1,2)基材表
面に生成、成長した活性アルミナ層(α−Al2 3
にウオッシュコート(表面積の大きいγ−Al2 3
コーティングすること)を施し、更に、Pt、Pd、R
hなどの酸化還元触媒を担持させればよい。
【0020】以上のようにして、ハニカム体(H)を構
成する帯材(1,2)の表面に適用されたAl成分は、
帯材(1,2)中に拡散して基材成分と拡散接合してア
ンカー効果を生むため、表面に形成される活性アルミナ
層は基材/Al層に強固に接合したものとなる。いうま
でもなく、この意義は重要であり、活性アルミナ層には
ウオッシュコート(γ−アルミナの被覆)に引続いて排
気ガス浄化用触媒が担持されるが、形成される触媒担持
層は帯材(1,2)の表面に強固な接合強度を有するこ
とになり、長期に亘り触媒活性機能を発揮することがで
きる。以上のプロセスにより製作される本発明のハニカ
ム体(H)の構造を図2〜図3により説明する。
【0021】図2は、図1に示されるハニカム体(H)
のハニカム構造の一部拡大断面図である。本発明の(ii
i) 工程によるろう接合により、帯材(1,2)の当接
部にろう材部(6)が形成される。次いで(iv)工程によ
りアルミニウム被膜(5)が形成される。
【0022】図3は、前記本発明の(i) 〜(v) 工程に従
って製作され、更に触媒が担持されたハニカム体(H)
の図2のA部位における断面を模式図として示したもの
である。図3に示されるように、帯材(1)の基材上に
基材/Al拡散層(1´)、その上に活性アルミナ層
(5´)(アルミニウム被膜層を処理して形成されたα
−アルミナ層)、更にその上に触媒担持層(7)が夫々
強固に接合された状態で形成される。なお、触媒担持層
(7)は、前記したように活性アルミナ層(5´)にウ
オッシュコートを行なうとともにPtなどの排気ガス浄
化触媒を担持させて形成されたものである。
【0023】本発明において、金属製ケース(4)は、
前記した各種タイプのハニカム体(H)を内部に収容し
固着するためのものであり、両端が開口しているもので
あれば、その材質、形状に何らの制約を受けるものでは
ない。その際、車体下部のスペースに適合させるために
前記ハニカム体(H)の断面形状とも関連するが断面楕
円形状や断面略三角形などの形状のものを使用してもよ
い。金属製ケースの材質としては、平板状帯材(1)と
波板状帯材(2)と同種のものを使用してもよいし、更
に耐熱耐蝕性に富むものを使用してもよい。あるいは、
外側部分の金属材料を内側部分よりも耐熱耐蝕性に富む
ものとした二重構造のもの、具体的には内側部分にフェ
ライト系ステンレス鋼、外側部分にオーステナイト系ス
テンレス鋼を使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の排気ガス浄化装置の主要な構成
要素であるハニカム体は、排気ガス系統という高温環境
下、更には排気ガスと排気ガス浄化触媒との発熱的触媒
反応下という厳しい使用環境のもとで、優れた耐久性
(ライフサイクルの長期化)を有するものである。特
に、ハニカム体の構成部材である波板状帯材あるいは該
波板状帯材と平板状帯材との外表面に帯材基材とAlと
の拡散浸透層、更に該拡散浸透層の上に活性アルミナ層
が強固に形成されていることから耐熱酸化性に優れるも
のである。
【0025】そして、本発明のハニカム体の製造方法に
おいては、前記した帯材基材とAlとの拡散浸透層、及
び活性アルミナ層の形成は、ハニカム体の高温ろう材に
よるろう接合工程の後に、Al被膜の形成工程、及びα
−アルミナの生成、成長工程を組込むことにより行なわ
れるため、作業能率性、作業スペースなどの観点から極
めて効率的なものである。また、本発明のハニカム体の
製造方法においては、ハニカム体の構成部材として前記
したように後工程でAl富化手段が講じられるため、加
工性(延展性、波付加工、巻回成形など)に優れた安価
な基礎素材を使用することができ、かつAl富化がハニ
カム構造の状態で行なわれるためAl富化施設がコンパ
クトである。更に、本発明においてAl富化工程により
帯材基材上はもとより、帯材の当接部に適用されたろう
材部の表面にもAl被膜層を形成させることができるた
め、即ち、ハニカム体の全壁面に排気ガス浄化触媒を担
持させるための活性アルミナ層を強固に形成することが
できるため、排気ガスの浄化能に優れたハニカム体とす
ることができる。それとともに、ろう材成分と触媒成分
との反応を抑制し、触媒活性の長寿命化を果すことがで
きる。以上のことから、本発明の耐熱酸化性に優れたハ
ニカム体の製造方法は、従来方法に比較して格段に優れ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハニカム体(H)の斜視図である。
【図2】 本発明のアルミニウム被膜層とろう材部の形
成状態を説明するためのハニカム体(H)の一部拡大断
面図である。
【図3】 本発明のハニカム体(H)の触媒担持層を設
けたときの、ハニカム体(H)の構成帯材の拡大断面で
ある。
【符号の説明】
H………ハニカム体 1………平板状帯材 2………波板状帯材 3………網目状通気孔路 4………金属製ケーシング 5………Al被膜層 6………ろう材部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/28 301 Z 9150−3G

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス浄化触媒を担持させるための金
    属製ハニカム体の製造方法において、 (i) 薄肉金属板製の波板状帯材の単独、あるいは該波板
    状帯材と平板状帯材を相互に当接するように折畳みある
    いは重積して軸方向に多数の網目状通気孔路を有するハ
    ニカム体を製造する工程、 (ii) 前記ハニカム体の波板状帯材同士の当接部、ある
    いは波板状帯材と平板状帯材同士の当接部からなるろう
    付け部位の所望のろう付け部位にろう材を被覆する工
    程、 (iii) 前記ハニカム体の所望のろう付け部位を真空中も
    しくは非酸化性ガス雰囲気下、加熱してろう接合する工
    程、 (iv) 前記ハニカム体のろう付け部位を含む部位にアル
    ミニウム被膜を形成する工程、から成ることを特徴とす
    る耐熱酸化性に優れた排気ガス浄化触媒の担持用ハニカ
    ム体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の(i) 〜(iv)工程に引続
    いて、(v) 前記ハニカム体のアルミニウム被膜層をアル
    ミナ層へ変換するために加熱処理工程、を結合させたこ
    とを特徴とする耐熱酸化性に優れた排気ガス浄化触媒の
    担持用ハニカム体の製造方法。
  3. 【請求項3】 加熱処理工程が、大気中あるいは酸化性
    ガス雰囲気下での加熱処理で構成されるものである請求
    項2に記載のハニカム体の製造方法。
  4. 【請求項4】 加熱処理工程が、真空中または非酸化性
    ガス雰囲気下での予備処理と、引き続く大気中あるいは
    酸化性ガス雰囲気下での加熱処理で構成されるものであ
    る請求項2に記載のハニカム体の製造方法。
  5. 【請求項5】 アルミニウム被膜を形成する部位が、ろ
    う材を被覆する部位と一致するものである請求項1また
    は2に記載のハニカム体の製造方法。
  6. 【請求項6】 アルミニウム被膜を形成する部位が、ハ
    ニカム体の全体に及ぶものである請求項1または2に記
    載のハニカム体の製造方法。
  7. 【請求項7】 アルミニウム被膜の形成法が、溶融アル
    ミニウム浴を用いた溶融メッキ法、電気メッキ法、蒸着
    法、あるいはコーティング法によるものである請求項1
    または2に記載のハニカム体の製造方法。
  8. 【請求項8】 ろう材がNi系の高温ろう材である請求
    項1または2に記載のハニカム体の製造方法。
  9. 【請求項9】 ろう接合が、真空中、1100℃以上の
    温度で行なわれるものである請求項1または2に記載の
    ハニカム体の製造方法。
  10. 【請求項10】 加熱処理工程が、400〜1100℃
    の温度で行なわれるものである請求項2に記載のハニカ
    ム体の製造方法。
  11. 【請求項11】 ハニカム体が、平板状帯材と波板状帯
    材を当接するように重積し、これを一括渦巻状に巻回形
    成して製作した巻回タイプのものである請求項1または
    2に記載のハニカム体の製造方法。
  12. 【請求項12】 ハニカム体が、平板状帯材と波板状帯
    材を相互に当接するように階層状に積層して製作した階
    層タイプのものである請求項1または2に記載のハニカ
    ム体の製造方法。
  13. 【請求項13】 ハニカム体が、平板状帯材と波板状帯
    材を相互に当接させて浄化エレメントと成し、該浄化エ
    レメントの所望の数を固定軸を起点として外延させて製
    作した放射状タイプのものである請求項1または2に記
    載のハニカム体の製造方法。
  14. 【請求項14】 ハニカム体が、平板状帯材と波板状帯
    材を相互に当接させて浄化エレメントと成し、該浄化エ
    レメントを最外面が平板状帯材となるように所望の段数
    に階層状に重積し、上下最外層に設定した二つの固定点
    を逆方向に押圧成形して製作した各浄化エレメントの形
    状がS字状であるS字状タイプのものである請求項1ま
    たは2に記載のハニカム体の製造方法。
  15. 【請求項15】 ハニカム体が、波板状帯材の単独、あ
    るいは波板状帯材と平板状帯材を折畳みあるいは重積
    し、所望の相隣接した層を有する浄化エレメントと成
    し、該浄化エレメントの少なくとも2以上を保持具によ
    り各浄化エレメントの一端部を相互に隣接させるように
    保持するとともに、これを該保持具を中心にして同一方
    向に巻回して製作したX−ラップタイプのものである請
    求項1または2に記載のハニカム体の製造方法。
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