JPH05200078A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
- Publication number
- JPH05200078A JPH05200078A JP1094292A JP1094292A JPH05200078A JP H05200078 A JPH05200078 A JP H05200078A JP 1094292 A JP1094292 A JP 1094292A JP 1094292 A JP1094292 A JP 1094292A JP H05200078 A JPH05200078 A JP H05200078A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment element
- shaft
- massaging
- force
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Abstract
(57)【要約】
【目的】施療子の幅方向の移動によって人体を過大な力
で挟み込むことを防止する。 【構成】揉み用軸の回転駆動により揉み動作しかつ幅用
軸の回転駆動により幅調整可能な一対の施療子1を備え
たマッサージ機であって、施療子1の幅内方向への移動
に伴い施療子1の押圧力fが一定値になると施療子1を
所定位置から幅外方向へ移動させる緩衝手段20と、押
圧力fが一定値よりも小さくなると施療子1を幅内方向
へ移動させる復帰手段12とを備えた。
で挟み込むことを防止する。 【構成】揉み用軸の回転駆動により揉み動作しかつ幅用
軸の回転駆動により幅調整可能な一対の施療子1を備え
たマッサージ機であって、施療子1の幅内方向への移動
に伴い施療子1の押圧力fが一定値になると施療子1を
所定位置から幅外方向へ移動させる緩衝手段20と、押
圧力fが一定値よりも小さくなると施療子1を幅内方向
へ移動させる復帰手段12とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マッサージ機に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マッサージ機は、回転駆動され
る揉み用軸に装着された一対の施療子を、人体に対し前
後方向(胸、背中方向)、上下方向(首、腰方向)およ
び横方向(首、肩方向)へ複合動作させることにより、
揉み、叩き等のマッサージ動作を実現している。
る揉み用軸に装着された一対の施療子を、人体に対し前
後方向(胸、背中方向)、上下方向(首、腰方向)およ
び横方向(首、肩方向)へ複合動作させることにより、
揉み、叩き等のマッサージ動作を実現している。
【0003】このようなマッサージ機の従来例として、
図6および図7に示すような構成を有するものがあっ
た。すなわち、このマッサージ機は、一対の施療子1
a,1b、揉み用軸6、幅用軸8、叩き用軸7、前後用
軸および上下用軸(図示せず)等を備えている。また、
それぞれの軸は駆動源(図示せず)により回転駆動され
る。
図6および図7に示すような構成を有するものがあっ
た。すなわち、このマッサージ機は、一対の施療子1
a,1b、揉み用軸6、幅用軸8、叩き用軸7、前後用
軸および上下用軸(図示せず)等を備えている。また、
それぞれの軸は駆動源(図示せず)により回転駆動され
る。
【0004】施療子1は、ゴムの様な軟質の材料で円筒
状に形成され、側面が人体に対して平行となるようにア
ーム2,2に回転自在に取付けられている。アーム2,
2はハウジング3,3に固着される。揉み用軸6には、
上記一対のハウジング3,3、および一対の側板9,9
が略左右対称に装着される。ハウジング3は、偏心内輪
4の外周に回転自在に配される。この偏心内輪4は、揉
み用軸6に偏心するように外嵌され、軸方向に進退自在
で周方向に固定され揉み用軸6と一体に回転し得る。側
板9は、ハウジング3および偏心内輪4の側面に配され
揉み用軸6に回転自在に取付けられる。また、この側板
9には揉み用軸6の軸方向に貫通ねじ穴が設けてある。
状に形成され、側面が人体に対して平行となるようにア
ーム2,2に回転自在に取付けられている。アーム2,
2はハウジング3,3に固着される。揉み用軸6には、
上記一対のハウジング3,3、および一対の側板9,9
が略左右対称に装着される。ハウジング3は、偏心内輪
4の外周に回転自在に配される。この偏心内輪4は、揉
み用軸6に偏心するように外嵌され、軸方向に進退自在
で周方向に固定され揉み用軸6と一体に回転し得る。側
板9は、ハウジング3および偏心内輪4の側面に配され
揉み用軸6に回転自在に取付けられる。また、この側板
9には揉み用軸6の軸方向に貫通ねじ穴が設けてある。
【0005】幅用軸8は、左右両側に逆方向のねじが切
ってあり、上記側板9,9のそれぞれの貫通ねじ穴が螺
合する。すなわち、これらの貫通ねじ穴は逆ねじ関係に
あり、幅用軸8の回転に伴って側板9,9が幅用軸8に
沿ってお互いが逆方向へ移動する。叩き用軸7は、端部
の回転中心軸7cに軸対称な一対のクランク部7a,7
bを連設した形状である。この叩き用軸7とハウジング
3はリンク機構5により連結してあり、叩き用軸7の回
転運動を施療子1の円周上往復運動に変換している。
ってあり、上記側板9,9のそれぞれの貫通ねじ穴が螺
合する。すなわち、これらの貫通ねじ穴は逆ねじ関係に
あり、幅用軸8の回転に伴って側板9,9が幅用軸8に
沿ってお互いが逆方向へ移動する。叩き用軸7は、端部
の回転中心軸7cに軸対称な一対のクランク部7a,7
bを連設した形状である。この叩き用軸7とハウジング
3はリンク機構5により連結してあり、叩き用軸7の回
転運動を施療子1の円周上往復運動に変換している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマッサージ機で
は、施療子1の幅調整を行う際、各々の施療子1a,1
bを互いに近づく方向(幅内方向)へ移動させると、人
体を過大な力で挟み込む危険性がある。これに対する安
全対策として,幅用駆動源の電流値がある一定の値にな
ったときに駆動を停止するようにしたものがあった。し
かしながら、このような電流カットによる駆動停止装置
は、一対の施療子1a,1bが幅方向にかなり大きな力
を受けるに至るまで作用しないため、安全性の面で依然
として問題がある。
は、施療子1の幅調整を行う際、各々の施療子1a,1
bを互いに近づく方向(幅内方向)へ移動させると、人
体を過大な力で挟み込む危険性がある。これに対する安
全対策として,幅用駆動源の電流値がある一定の値にな
ったときに駆動を停止するようにしたものがあった。し
かしながら、このような電流カットによる駆動停止装置
は、一対の施療子1a,1bが幅方向にかなり大きな力
を受けるに至るまで作用しないため、安全性の面で依然
として問題がある。
【0007】したがって、この発明は上記事由に鑑みて
なしたもので、その目的とするところは、施療子の幅方
向の移動によって人体を過大な力で挟み込むおそれがな
いマッサージ機を提供することである。
なしたもので、その目的とするところは、施療子の幅方
向の移動によって人体を過大な力で挟み込むおそれがな
いマッサージ機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のマッサージ機
は、揉み用軸の回転駆動により揉み動作しかつ幅用軸の
回転駆動により幅調整可能な一対の施療子を備えたマッ
サージ機であって、前記施療子の幅内方向への移動に伴
い前記施療子の押圧力が一定値になると前記施療子を所
定位置から幅外方向へ移動させる緩衝手段と、前記押圧
力が一定値よりも小さくなると前記施療子を幅内方向へ
移動させる復帰手段とを備えたものである。
は、揉み用軸の回転駆動により揉み動作しかつ幅用軸の
回転駆動により幅調整可能な一対の施療子を備えたマッ
サージ機であって、前記施療子の幅内方向への移動に伴
い前記施療子の押圧力が一定値になると前記施療子を所
定位置から幅外方向へ移動させる緩衝手段と、前記押圧
力が一定値よりも小さくなると前記施療子を幅内方向へ
移動させる復帰手段とを備えたものである。
【0009】請求項2のマッサージ機は、請求項1のマ
ッサージ機において、前記緩衝手段が、軸心が前後方向
になるように前記施療子側に設けたウォームホイール
と、このウォームホイールに噛み合い軸心が幅方向にな
るように前記幅用軸側に設けたウォーム軸とで構成さ
れ、前記復帰手段が、前記施療子が所定位置に戻るよう
に前記ウォーム軸を回転させるばねで構成されたことを
特徴とするものである。
ッサージ機において、前記緩衝手段が、軸心が前後方向
になるように前記施療子側に設けたウォームホイール
と、このウォームホイールに噛み合い軸心が幅方向にな
るように前記幅用軸側に設けたウォーム軸とで構成さ
れ、前記復帰手段が、前記施療子が所定位置に戻るよう
に前記ウォーム軸を回転させるばねで構成されたことを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、施療子に一定の押圧
力(限界力)が作用した場合、緩衝手段により施療子が
幅外方向に移動してその限界力を保持する。これによ
り、人体が一対の施療子によって過大な力で挟み込まれ
る危険性はない。また、施療子は復帰手段により、限界
力よりも小さくなると幅内方向に移動して一定時間限界
力を保持しようとする。
力(限界力)が作用した場合、緩衝手段により施療子が
幅外方向に移動してその限界力を保持する。これによ
り、人体が一対の施療子によって過大な力で挟み込まれ
る危険性はない。また、施療子は復帰手段により、限界
力よりも小さくなると幅内方向に移動して一定時間限界
力を保持しようとする。
【0011】請求項2の構成によれば、請求項1と同じ
作用が得られるが、緩衝手段がウォームホイールとウォ
ーム軸との間の摩擦によるブレーキ作用により行われ
る。この場合、ウォームの進み角の影響を受け、進み角
が小さいほど大きな力が必要となる。したがって、ウォ
ームホイールがウォーム軸を回転させて移動し始める限
界力は、進み角の設定により変更できる。
作用が得られるが、緩衝手段がウォームホイールとウォ
ーム軸との間の摩擦によるブレーキ作用により行われ
る。この場合、ウォームの進み角の影響を受け、進み角
が小さいほど大きな力が必要となる。したがって、ウォ
ームホイールがウォーム軸を回転させて移動し始める限
界力は、進み角の設定により変更できる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例のマッサージ機を図1な
いし図5に基づいて説明する。なお、図6および図7に
示した従来例と同一部材には同一符号を付してその説明
を省略する。このマッサージ機の施療子1とハウジング
3を連結するアーム22は、施療子1を回転自在に取付
けたアーム本体22aと、ハウジング3に取付けたアー
ムハウジング22cとからなる。アーム本体22aは、
幅方向に延び先端に緩衝用ウォームホイール11が一体
に設けてある。このウォームホイール11は、軸心が前
後方向であり、その先端には電流カット用接点13bが
取付けてある。
いし図5に基づいて説明する。なお、図6および図7に
示した従来例と同一部材には同一符号を付してその説明
を省略する。このマッサージ機の施療子1とハウジング
3を連結するアーム22は、施療子1を回転自在に取付
けたアーム本体22aと、ハウジング3に取付けたアー
ムハウジング22cとからなる。アーム本体22aは、
幅方向に延び先端に緩衝用ウォームホイール11が一体
に設けてある。このウォームホイール11は、軸心が前
後方向であり、その先端には電流カット用接点13bが
取付けてある。
【0013】アームハウジング22cは、その内部に形
成した空間部22dに、アーム本体22aが挿入され、
かつウォーム軸10、ばね12、電流カット用接点13
a等が装着される。ウォーム軸10は、軸心が幅方向と
なるように軸受け14,14により回転自在に支持さ
れ、アーム本体22aの挿入状態においてウォームホイ
ール11と噛み合った状態にある。このウォーム軸10
とウォームホイール11との間には摩擦力によるブレー
キ作用があるため、ウォームホイール11からウォーム
軸10を回転させるにはある一定の力を要する。すなわ
ち、ウォーム軸10とウォームホイール11で緩衝手段
20が構成され、施療子1にかかる押圧力fが一定値に
なるまでは摩擦力のほうが大きく、施療子1は所定位置
(図1に示す位置)にある。しかし、押圧力fが一定値
になると摩擦力のほうが小さくなり、ウォームホイール
11によりウォーム軸10が回転しアーム本体22aと
ともに施療子1が所定位置から幅外方向へ移動する。ま
た、施療子1が移動し始める限界力F(押圧力fが一定
値になったときの力)は、図2に示すように、進み角γ
の影響を受け、進み角γが小さい程大きな力が必要とな
る。したがって、限界力Fは進み角γの設定により変更
できる。
成した空間部22dに、アーム本体22aが挿入され、
かつウォーム軸10、ばね12、電流カット用接点13
a等が装着される。ウォーム軸10は、軸心が幅方向と
なるように軸受け14,14により回転自在に支持さ
れ、アーム本体22aの挿入状態においてウォームホイ
ール11と噛み合った状態にある。このウォーム軸10
とウォームホイール11との間には摩擦力によるブレー
キ作用があるため、ウォームホイール11からウォーム
軸10を回転させるにはある一定の力を要する。すなわ
ち、ウォーム軸10とウォームホイール11で緩衝手段
20が構成され、施療子1にかかる押圧力fが一定値に
なるまでは摩擦力のほうが大きく、施療子1は所定位置
(図1に示す位置)にある。しかし、押圧力fが一定値
になると摩擦力のほうが小さくなり、ウォームホイール
11によりウォーム軸10が回転しアーム本体22aと
ともに施療子1が所定位置から幅外方向へ移動する。ま
た、施療子1が移動し始める限界力F(押圧力fが一定
値になったときの力)は、図2に示すように、進み角γ
の影響を受け、進み角γが小さい程大きな力が必要とな
る。したがって、限界力Fは進み角γの設定により変更
できる。
【0014】ばね12は復帰手段であり、ウォーム軸1
0とアームハウジング22cとの間に取付けられ、ウォ
ーム軸10の回転運動によって伸縮する。ここに、ばね
12は図1に示した各部位置関係において釣り合ってい
る。そして、施療子1が所定位置から幅外方向に移動し
ている状態において、押圧力fが一定値よりも小さくな
ると施療子1を所定位置に戻す方向にウォーム軸10を
回転させるようにばね12は弾発付勢されている。この
際、ウォーム軸10からウォームホイール11を駆動す
るのに要する力は非常に小さいため、ばね12のばね定
数は小さいものでもよい。電流カット用接点13aは、
ウォームホイール11に設けた電流カット用接点13b
と対をなし、接触時にマッサージ機の駆動を停止するよ
うに構成される。
0とアームハウジング22cとの間に取付けられ、ウォ
ーム軸10の回転運動によって伸縮する。ここに、ばね
12は図1に示した各部位置関係において釣り合ってい
る。そして、施療子1が所定位置から幅外方向に移動し
ている状態において、押圧力fが一定値よりも小さくな
ると施療子1を所定位置に戻す方向にウォーム軸10を
回転させるようにばね12は弾発付勢されている。この
際、ウォーム軸10からウォームホイール11を駆動す
るのに要する力は非常に小さいため、ばね12のばね定
数は小さいものでもよい。電流カット用接点13aは、
ウォームホイール11に設けた電流カット用接点13b
と対をなし、接触時にマッサージ機の駆動を停止するよ
うに構成される。
【0015】つぎに、このマッサージ機の動作について
説明する。図3ないし図5は動作原理図であり、施療子
1およびアーム22の幅方向の動きを示している。すな
わち、幅用軸が回転駆動してアーム22が幅内方向X
(肩、首方向)へ移動すると施療子1は体から幅外方向
(首、肩方向)の押圧力fを受ける。この押圧力fはア
ーム22の移動に伴って増加するが、ある限界力Fまで
増加した後はその力を保持する。このことを、図4にお
いてアーム22が区間、区間、区間の順に移動し
た場合について考察する。区間(A−B)では、アー
ム22が幅内方向に移動するため施療子1にかかる押圧
力fが徐々に増加しBで限界力Fに達する(図5)。区
間(B−C)では、アーム22を幅内方向にさらに移
動させているが、施療子1にかかる押圧力fが限界力F
に達しているので、緩衝手段20が働きアーム本体22
aとともに施療子1が所定位置から幅外方向へ移動す
る。すなわち、施療子1の位置は結果として変わらず、
アームハウジング22c側だけが移動することによって
施療子1にかかる限界力Fを保持する。区間(C−D
−E)では、アーム22を幅外方向に移動させている。
これにより押圧力fが限界力Fよりも小さくなるが、ば
ね(復帰手段)12が働きアーム本体22aとともに施
療子1が幅内方向へ移動し限界力Fを保持しようとする
(C−D)。その後はアーム22の移動に伴って押圧力
fは減少する(D−E)。なお、区間において、ウォ
ーム軸10が回転し、施療子1が幅外方向に移動し続け
ると、施療子1のウォーム軸10による移動限界点で、
電流カット用接点13a,13bが接触しマッサージ機
そのものの駆動が停止する。
説明する。図3ないし図5は動作原理図であり、施療子
1およびアーム22の幅方向の動きを示している。すな
わち、幅用軸が回転駆動してアーム22が幅内方向X
(肩、首方向)へ移動すると施療子1は体から幅外方向
(首、肩方向)の押圧力fを受ける。この押圧力fはア
ーム22の移動に伴って増加するが、ある限界力Fまで
増加した後はその力を保持する。このことを、図4にお
いてアーム22が区間、区間、区間の順に移動し
た場合について考察する。区間(A−B)では、アー
ム22が幅内方向に移動するため施療子1にかかる押圧
力fが徐々に増加しBで限界力Fに達する(図5)。区
間(B−C)では、アーム22を幅内方向にさらに移
動させているが、施療子1にかかる押圧力fが限界力F
に達しているので、緩衝手段20が働きアーム本体22
aとともに施療子1が所定位置から幅外方向へ移動す
る。すなわち、施療子1の位置は結果として変わらず、
アームハウジング22c側だけが移動することによって
施療子1にかかる限界力Fを保持する。区間(C−D
−E)では、アーム22を幅外方向に移動させている。
これにより押圧力fが限界力Fよりも小さくなるが、ば
ね(復帰手段)12が働きアーム本体22aとともに施
療子1が幅内方向へ移動し限界力Fを保持しようとする
(C−D)。その後はアーム22の移動に伴って押圧力
fは減少する(D−E)。なお、区間において、ウォ
ーム軸10が回転し、施療子1が幅外方向に移動し続け
ると、施療子1のウォーム軸10による移動限界点で、
電流カット用接点13a,13bが接触しマッサージ機
そのものの駆動が停止する。
【0016】この実施例では、緩衝手段20およびばね
(復帰手段)12を設けているので、電流カットに至る
までの緩衝作用が可能となり、一対の施療子1a,1b
によって人体を過大な力で挟み込む危険性はない。ま
た、緩衝手段20をウォーム軸10とウォームホイール
11で構成したので、進み角γの設定により限界力Fの
変更が可能である。
(復帰手段)12を設けているので、電流カットに至る
までの緩衝作用が可能となり、一対の施療子1a,1b
によって人体を過大な力で挟み込む危険性はない。ま
た、緩衝手段20をウォーム軸10とウォームホイール
11で構成したので、進み角γの設定により限界力Fの
変更が可能である。
【0017】
【発明の効果】請求項1のマッサージ機によれば、施療
子に一定の押圧力(限界力)が作用した場合、緩衝手段
により施療子が幅外方向に移動してその限界力を保持す
る。これにより、人体が一対の施療子によって過大な力
で挟み込まれる危険性はない。また、施療子は復帰手段
により、限界力よりも小さくなると幅内方向に移動して
一定時間限界力を保持しようとするため、十分なマッサ
ージ効果が得られる。
子に一定の押圧力(限界力)が作用した場合、緩衝手段
により施療子が幅外方向に移動してその限界力を保持す
る。これにより、人体が一対の施療子によって過大な力
で挟み込まれる危険性はない。また、施療子は復帰手段
により、限界力よりも小さくなると幅内方向に移動して
一定時間限界力を保持しようとするため、十分なマッサ
ージ効果が得られる。
【0018】請求項2のマッサージ機によれば、請求項
1と同じ効果が得られるが、緩衝手段がウォームホイー
ルとウォーム軸との間の摩擦によるブレーキ作用により
行われる。この場合、ウォームの進み角の影響を受け、
進み角が小さいほど大きな力が必要となる。したがっ
て、ウォームホイールがウォーム軸を回転させて移動し
始める限界力は、進み角の設定により変更できる。
1と同じ効果が得られるが、緩衝手段がウォームホイー
ルとウォーム軸との間の摩擦によるブレーキ作用により
行われる。この場合、ウォームの進み角の影響を受け、
進み角が小さいほど大きな力が必要となる。したがっ
て、ウォームホイールがウォーム軸を回転させて移動し
始める限界力は、進み角の設定により変更できる。
【図1】この発明の一実施例の要部断面正面図である。
【図2】緩衝手段の斜視図である。
【図3】施療子の幅調整の説明図である。
【図4】動作説明図である。
【図5】押圧力と時間の関係を示す説明図である。
【図6】従来例の構成説明図である。
【図7】その斜視図である。
1a,1b 施療子 10 ウォーム軸 11 ウォームホイール 12 ばね(復帰手段) 20 緩衝手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 揉み用軸の回転駆動により揉み動作しか
つ幅用軸の回転駆動により幅調整可能な一対の施療子を
備えたマッサージ機であって、前記施療子の幅内方向へ
の移動に伴い前記施療子の押圧力が一定値になると前記
施療子を所定位置から幅外方向へ移動させる緩衝手段
と、前記押圧力が一定値よりも小さくなると前記施療子
を幅内方向へ移動させる復帰手段とを備えたマッサージ
機。 - 【請求項2】 前記緩衝手段が、軸心が前後方向になる
ように前記施療子側に設けたウォームホイールと、この
ウォームホイールに噛み合い軸心が幅方向になるように
前記幅用軸側に設けたウォーム軸とで構成され、前記復
帰手段が、前記施療子が所定位置に戻るように前記ウォ
ーム軸を回転させるばねで構成されたことを特徴とする
請求項1記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094292A JPH05200078A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094292A JPH05200078A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05200078A true JPH05200078A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11764265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094292A Pending JPH05200078A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05200078A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005334245A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
JP2007007206A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fuji Iryoki:Kk | マッサージ機 |
JP2009240688A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ機 |
CN103006422A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | 松下电器产业株式会社 | 按摩球驱动机构 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1094292A patent/JPH05200078A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005334245A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
JP2007007206A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fuji Iryoki:Kk | マッサージ機 |
JP2009240688A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ機 |
CN103006422A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | 松下电器产业株式会社 | 按摩球驱动机构 |
JP2013066554A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Panasonic Corp | 揉み玉駆動機構 |
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