JPH05199594A - 中央スピーカ付車載用オーディオ装置 - Google Patents

中央スピーカ付車載用オーディオ装置

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Publication number
JPH05199594A
JPH05199594A JP4009071A JP907192A JPH05199594A JP H05199594 A JPH05199594 A JP H05199594A JP 4009071 A JP4009071 A JP 4009071A JP 907192 A JP907192 A JP 907192A JP H05199594 A JPH05199594 A JP H05199594A
Authority
JP
Japan
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output
speaker
amplifier
phase
audio
Prior art date
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Pending
Application number
JP4009071A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Yamamoto
和幸 山本
Shinsuke Okumura
真輔 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05199594A publication Critical patent/JPH05199594A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Stereophonic Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央BTLアンプを不要にして、小型、軽量
かつ安価で、発熱量を小さくできる。 【構成】 中央スピーカ7の逆相入力端に右BTLアン
プ3の逆相出力9と左BTLアンプの正相出力を中央ス
ピーカの正相入力端に加えることにより、中央スピーカ
7よりモノラル音声を出力させる。 【効果】 小型、軽量、安価にでき、かつ発熱量も少な
くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中央スピーカ用のB
TLアンプを省略できるようにして、低コスト化と小型
軽量化に加えて、低発熱化を図るようにした中央スピー
カ付車載用オーディオ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の中央スピーカ付車載用オー
ディオ装置の構成を示すブロック図である。この図2に
おいて、1はオーディオ回路である。このオーディオ回
路1の右側の出力と左側の出力を混合回路2で合成する
ようになっており、また、オーディオ回路1の左側出力
および右側出力はそれぞれ右BTLアンプ3、左BTL
アンプ5で増幅するようになっている。同様にして、混
合回路2の出力は中央BTLアンプ4で増幅するように
なっている。
【0003】右BTLアンプ3はバッファ回路3aを通
して、オーディオ回路1の右側出力が正相アンプ3b、
逆相アンプ3cでそれぞれ増幅した後に、右スピーカ6
に出力するようにしている。
【0004】同様にして、左BTLアンプ5はオーディ
オ回路1の左側出力がバッファ回路5aを通して、正相
アンプ5b、逆相アンプ5cで増幅した後、左スピーカ
8を駆動するようになっている。
【0005】また、混合回路2の出力は中央BTLアン
プ4のバッファ回路4aを通して、正相アンプ4b、逆
相アンプ4cで増幅した後、中央スピーカ7を駆動する
ようになっている。
【0006】次に、動作について説明する。オーディオ
回路1の右側出力は、右BTLアンプ3のバッファ回路
3aを経て、正相アンプ3bで正相信号の増幅を行って
右スピーカ6に出力すると同時に、逆相アンプ3cで逆
相信号を増幅して、スピーカ6を駆動する。
【0007】同様にして、オーディオ回路1の左側出力
は、左BTLアンプ5のバッファ回路5aを経て、正相
信号を正相アンプ5bで増幅した後、左スピーカ8に加
えられ、また、逆相信号は逆相アンプ5cで増幅した
後、左スピーカ8に加えられる。
【0008】また、これと同時に、オーディオ回路1の
右側出力および左側出力は混合回路2によって、合成さ
れ、中央BTLアンプ4のバッファ回路4aを通して、
正相信号は正相アンプ4bで増幅されて、中央スピーカ
7を駆動するとともに、逆相信号は逆相アンプ4cで増
幅され、中央スピーカ7を駆動し、この中央スピーカ7
よりモノラル音声として出力される。このモノラル信号
を中央スピーカ7より出力することによって、車室内で
の音の定位が安定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の中央スピーカ付
車載用オーディオ装置は以上のように構成されているの
で、中央スピーカ7用にも、中央BTLアンプ4を設け
ていたので、コストが高くなるとともに、オーディオの
小型、軽量化ができず、しかも発熱量も大きくなるなど
の課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、小型軽量で、発熱量が小さく、安
価でありながらも、車室内での音の定位が安定している
中央スピーカ付車載用オーディオ装置を得ることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る中央スピ
ーカ付車載用オーディオ装置は、車載用の中央スピーカ
と、オーディオ出力回路の右側の出力を増幅して中央ス
ピーカに位相の異なる出力を供給する右側BTLアンプ
と、オーディオ出力回路の左側の出力を増幅して中央ス
ピーカに位相の異なる出力を供給する左側BTLアンプ
とを設けたものである。
【0012】
【作用】この発明における右BTLアンプはオーディオ
出力回路の左側出力を増幅して、中央スピーカに位相の
異なる信号を加えるとともに、左BTLアンプはオーデ
ィオ出力回路の右側出力を増幅して、中央スピーカに位
相の異なる信号を加えることにより、中央スピーカに対
する中央BTLアンプを設けることなく、中央スピーカ
からモノラル音声の出力が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の中央スピーカ付車載用オー
ディオ装置の実施例について図面に基づき説明する。図
1はその一実施例の構成を示すブロック図である。この
図1において、構成の説明に際し、図2と同一部分には
同一符号を付して、その重複説明を避け、図2とは異な
る部分を主体に述べる。
【0014】この図1を図2と比較しても明らかなよう
に、図1では、図2における混合回路2および中央BT
Lアンプ4が省略されている。これにともない、右BT
Lアンプ3の逆相アンプ3cの逆相出力9が中央スピー
カ7に印加されるようになっているとともに、左BTL
アンプ5の正相アンプ5bの正相出力10が中央スピー
カ7に印加するようになっている。つまり、中央スピー
カ7には、右BTLアンプ3の出力信号と左BTLアン
プ5の出力信号が逆相関係で印加されるようになってい
る。これにより、中央スピーカ7から逆相出力9と正相
出力10との合成したモノラル音声を出力するようにな
っている。その他の構成は図2と同じである。なお、中
央スピーカ7は車両の中央に設置されている。
【0015】次に、動作について説明する。オーディオ
回路1の右側出力1aは右BTLアンプ3のバッファ回
路3aを通して、正相アンプ3b、逆相アンプ3cに入
力され、正相アンプ3bは正相信号を増幅して、右スピ
ーカ6に出力し、逆相信号は逆相アンプ3cで増幅され
て、逆相出力9を中央スピーカ7の逆相入力端に右側音
声として出力する。
【0016】同様にして、オーディオ回路1の左側出力
1bは左BTLアンプ5内のバッファ回路5aを通し
て、正相アンプ5bと逆相アンプ5cに入力する。逆相
アンプ5cは逆相信号を増幅して、左スピーカ8に印加
し、正相アンプ5bは正相信号を増幅して、左スピーカ
8に左側音声として印加するとともに、中央スピーカ7
の正相入力端に正相出力10として印加する。
【0017】これにより、中央スピーカ7からは、右ス
ピーカ6と左スピーカ8の音声出力が合成された音声が
同位相で出力され、中央スピーカ7用のBTLアンプを
使用することなく、モノラルの音声の出力が可能とな
る。
【0018】なお、中央スピーカ7からの合成出力のレ
ベルはスピーカのインピーダンスを調整することによ
り、可変できる。
【0019】また、上記実施例では、中央スピーカ7に
右BTLアンプ3の逆相出力9と左BTLアンプ5の正
相出力10とを供給する場合について例示したが、上記
実施例とは逆に、右BTLアンプ3の正相出力と左BT
Lアンプ5の逆相出力とを中央スピーカ7に供給するよ
うにしてもよい。要は右BTLアンプ3と左BTLアン
プ5との出力の位相が逆であればよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
の中央に設置する中央スピーカに、オーディオ回路の右
出力を増幅する右BTLアンプの出力とオーディオ回路
の左出力を増幅する左BTLアンプの出力との位相差を
逆にして加えることにより、中央スピーカ用のBTLア
ンプを設けずに、中央スピーカからのモノラル音声の出
力が可能ともなるように構成したので、オーディオ装置
の小型軽量化とともに、安価にでき、しかも、発熱量を
小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による中央スピーカ付車載
用オーディオ装置のブロック図である。
【図2】従来の中央スピーカ付車載用オーディオ装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 オーディオ回路 2 混合回路 3 右BTLアンプ 5 左BTLアンプ 6 右スピーカ 7 中央スピーカ 8 左スピーカ 9 右BTLアンプの逆相出力 10 左BTLアンプの正相出力
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る中央スピ
ーカ付車載用オーディオ装置は、車載用の中央スピーカ
と、オーディオ出力回路の右側の出力を増幅して、右ス
ピーカ及び中央スピーカに出力を供給する右側BTLア
ンプと、オーディオ出力回路の左側出力を増幅して、左
スピーカ及び中央スピーカに出力を供給する左側BTL
アンプとを設けたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】この発明における右BTLアンプはオーディオ
出力回路の側出力を増幅して、中央スピーカに信号を
加えるとともに、左BTLアンプはオーディオ出力回路
側出力を増幅して、中央スピーカに信号を加えるこ
とにより、中央スピーカに対する中央BTLアンプを設
けることなく、中央スピーカからモノラル音声の出力が
可能となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この図1を図2と比較しても明らかなよう
に、図1では、図2における混合回路2および中央BT
Lアンプ4が省略されている。これにともない、右BT
Lアンプ3の逆相アンプ3cの逆相出力9が中央スピ
ーカ7に印加されるようになっているとともに、左BT
Lアンプ5の正相アンプ5bの正相出力10が中央ス
ピーカ7に印加するようになっている。つまり、中央ス
ピーカ7には、右BTLアンプ3の出力信号と左BTL
アンプ5の出力信号が逆相関係で印加されるようになっ
ている。これにより、中央スピーカ7から逆相出力9
正相出力10との合成したモノラル音声を出力する
ようになっている。その他の構成は図2と同じである。
なお、中央スピーカ7は車両の中央に設置されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に、動作について説明する。オーディオ
回路1の右側出力1aは右BTLアンプ3のバッファ回
路3aを通して、正相アンプ3b、逆相アンプ3cに入
力され、正相アンプ3bは正相信号を増幅して、右スピ
ーカ6に出力し、逆相アンプ3cは逆相信号を増幅して
右スピーカ6に出力するとともに、中央スピーカ7の逆
相入力端に右逆相出力9を出力する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】同様にして、オーディオ回路1の左側出力
1bは左BTLアンプ5内のバッファ回路5aを通し
て、正相アンプ5bと逆相アンプ5cに入力される。逆
相アンプ5cは逆相信号を増幅して、左スピーカ8に印
加し、正相アンプ5bは正相信号を増幅して、左スピー
カ8に左側音声として印加するとともに、中央スピーカ
7の正相入力端に正相出力10として出力する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ回路の右側出力を増幅する右
    BTLアンプと、上記オーディオ回路の左側出力を増幅
    する左BTLアンプと、上記右BTLアンプの出力を右
    側音声として出力する右スピーカと、上記左BTLアン
    プの出力を左側音声として出力する左スピーカと、車両
    の中央に設置され上記右BTLアンプと上記左BTLア
    ンプの位相の異なる出力が入力される中央スピーカとを
    備えた中央スピーカ付車載用オーディオ装置。
JP4009071A 1992-01-22 1992-01-22 中央スピーカ付車載用オーディオ装置 Pending JPH05199594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009071A JPH05199594A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 中央スピーカ付車載用オーディオ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4009071A JPH05199594A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 中央スピーカ付車載用オーディオ装置

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Publication Number Publication Date
JPH05199594A true JPH05199594A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11710380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4009071A Pending JPH05199594A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 中央スピーカ付車載用オーディオ装置

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JP (1) JPH05199594A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019138A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Seiko Npc Corp 音声処理回路およびスピーカーシステム
EP2451190A2 (en) 2010-11-04 2012-05-09 Alpine Electronics, Inc. Sound output apparatus
WO2015118643A1 (ja) * 2014-02-06 2015-08-13 三菱電機株式会社 オーディオ装置

Cited By (4)

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