JP2001282255A - 騒音制御装置 - Google Patents
騒音制御装置Info
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- JP2001282255A JP2001282255A JP2000100867A JP2000100867A JP2001282255A JP 2001282255 A JP2001282255 A JP 2001282255A JP 2000100867 A JP2000100867 A JP 2000100867A JP 2000100867 A JP2000100867 A JP 2000100867A JP 2001282255 A JP2001282255 A JP 2001282255A
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- signal
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- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外部からの騒音を消音する消音信号を出力する
能動的騒音処理ユニットが従来より知られ、該消音信号
をオーデオ信号に重畳させることによりスピーカが鳴動
した際に騒音を消音し、聴音環境を改善する構成が提案
されているが、ユニット化する際の構成が具体的に示さ
れていない。 【解決手段】オーデオヘッドユニット１とＡＮＣユニッ
ト（能動的騒音処理ユニット）２とを別ユニットとして
構成すると共に、オーデオヘッドユニット１のパワーア
ンプ５の上流位置にミキサ４を介設し、該ミキサ４によ
って消音信号をオーデオ信号に重畳させることにより別
ユニットに構成してもパワーアンプ５は１つでよいよう
にした。
能動的騒音処理ユニットが従来より知られ、該消音信号
をオーデオ信号に重畳させることによりスピーカが鳴動
した際に騒音を消音し、聴音環境を改善する構成が提案
されているが、ユニット化する際の構成が具体的に示さ
れていない。 【解決手段】オーデオヘッドユニット１とＡＮＣユニッ
ト（能動的騒音処理ユニット）２とを別ユニットとして
構成すると共に、オーデオヘッドユニット１のパワーア
ンプ５の上流位置にミキサ４を介設し、該ミキサ４によ
って消音信号をオーデオ信号に重畳させることにより別
ユニットに構成してもパワーアンプ５は１つでよいよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの騒音の
影響を能動的に除去する騒音制御装置に関する。
影響を能動的に除去する騒音制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の騒音制御装置として、国
際公開ＷＯ９０／０９６５５号公報により、ラジオチュ
ーナやカセットデッキといったオーデオ部から出力され
るオーデオ信号を一定のレベルまで増幅し、該増幅され
たオーデオ信号に対して能動的騒音処理部からの消音信
号を重畳し、該消音信号が重畳されたオーデオ信号を更
に増幅してスピーカを鳴動させるようにしたものが知ら
れている。ここで能動的騒音処理部とは、例えば特開平
１１−３０８４号公報により知られるように、外部から
の騒音を電気信号である騒音信号に変換し、該騒音信号
を適応フィルタで処理した信号を制御信号として制御ス
ピーカを鳴動させている。そして制御スピーカからの発
音を誤差検出器で電気信号である誤差信号に変換し、適
応フィルタを用いて該誤差信号が騒音の変化に追従して
常に最小になるように構成されている。
際公開ＷＯ９０／０９６５５号公報により、ラジオチュ
ーナやカセットデッキといったオーデオ部から出力され
るオーデオ信号を一定のレベルまで増幅し、該増幅され
たオーデオ信号に対して能動的騒音処理部からの消音信
号を重畳し、該消音信号が重畳されたオーデオ信号を更
に増幅してスピーカを鳴動させるようにしたものが知ら
れている。ここで能動的騒音処理部とは、例えば特開平
１１−３０８４号公報により知られるように、外部から
の騒音を電気信号である騒音信号に変換し、該騒音信号
を適応フィルタで処理した信号を制御信号として制御ス
ピーカを鳴動させている。そして制御スピーカからの発
音を誤差検出器で電気信号である誤差信号に変換し、適
応フィルタを用いて該誤差信号が騒音の変化に追従して
常に最小になるように構成されている。
【０００３】従って、該制御信号を消音信号として騒音
処理手段から出力し、上記のようにオーデオ信号に重畳
させればスピーカから音楽等が発音された際に消音信号
により聴覚上騒音が低減される。
処理手段から出力し、上記のようにオーデオ信号に重畳
させればスピーカから音楽等が発音された際に消音信号
により聴覚上騒音が低減される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記国際公開公報に記
載された騒音制御装置ではオーデオ部、能動的騒音処理
部、アンプ類、ミキシング手段等の各構成要素間の接続
状態は示されているものの、１つまたは２つ以上の構成
要素から構成されるユニットの具体的な構成が示されて
いない。特に自動車に搭載されるユニットとしては、ラ
ジオチューナやカセットデッキその他のオーデオ部を備
えたオーデオヘッドユニットがある。このようなオーデ
オヘッドユニットは使用者の嗜好等により当初自動車に
取り付けられているものを他のタイプのものに交換する
場合がある。このような場合に上記従来のもののように
具体的なユニットの構成が示されていないと、オーデオ
ヘッドユニット交換により消音信号をオーデオ信号に重
畳できない場合が生じる。
載された騒音制御装置ではオーデオ部、能動的騒音処理
部、アンプ類、ミキシング手段等の各構成要素間の接続
状態は示されているものの、１つまたは２つ以上の構成
要素から構成されるユニットの具体的な構成が示されて
いない。特に自動車に搭載されるユニットとしては、ラ
ジオチューナやカセットデッキその他のオーデオ部を備
えたオーデオヘッドユニットがある。このようなオーデ
オヘッドユニットは使用者の嗜好等により当初自動車に
取り付けられているものを他のタイプのものに交換する
場合がある。このような場合に上記従来のもののように
具体的なユニットの構成が示されていないと、オーデオ
ヘッドユニット交換により消音信号をオーデオ信号に重
畳できない場合が生じる。
【０００５】尚、オーデオヘッドユニット及び能動的騒
音処理を内蔵するユニットの双方に当初からパワーアン
プを付設し、パワーアンプにより増幅されたオーデオ信
号に別個のパワーアンプで増幅された消音信号をミキシ
ング手段により重畳するように構成し、パワーアンプ内
蔵のタイプであればどのようなタイプのオーデオヘッド
ユニットに交換しても消音効果が奏されるようにするこ
とも考えられるが、このような構成では１つのパワーア
ンプで両信号を増幅できるにも関わらず必ずパワーアン
プが２個必要となり不必要にコストが高くなるため望ま
しくない。
音処理を内蔵するユニットの双方に当初からパワーアン
プを付設し、パワーアンプにより増幅されたオーデオ信
号に別個のパワーアンプで増幅された消音信号をミキシ
ング手段により重畳するように構成し、パワーアンプ内
蔵のタイプであればどのようなタイプのオーデオヘッド
ユニットに交換しても消音効果が奏されるようにするこ
とも考えられるが、このような構成では１つのパワーア
ンプで両信号を増幅できるにも関わらず必ずパワーアン
プが２個必要となり不必要にコストが高くなるため望ま
しくない。
【０００６】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、パ
ワーアンプの個数を最小限にとどめ、当初のオーデオヘ
ッドユニットを別のタイプのものに交換した場合であっ
てもオーデオ信号に消音信号を重畳することのできる騒
音制御装置を提供することを課題とする。
ワーアンプの個数を最小限にとどめ、当初のオーデオヘ
ッドユニットを別のタイプのものに交換した場合であっ
てもオーデオ信号に消音信号を重畳することのできる騒
音制御装置を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本件の第１の発明は、外部からの騒音を消音する消音
信号を発生する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチュ
ーナやカセットデッキその他のオーデオ部と該オーデオ
部から出力されるオーデオ信号を増幅するパワーアンプ
とを備えたオーデオヘッドユニットとを備え、上記オー
デオヘッドユニット内のオーデオ部とパワーアンプとの
間に、オーデオ信号に消音信号を重畳させるミキシング
手段を介設したことを特徴とする。
に本件の第１の発明は、外部からの騒音を消音する消音
信号を発生する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチュ
ーナやカセットデッキその他のオーデオ部と該オーデオ
部から出力されるオーデオ信号を増幅するパワーアンプ
とを備えたオーデオヘッドユニットとを備え、上記オー
デオヘッドユニット内のオーデオ部とパワーアンプとの
間に、オーデオ信号に消音信号を重畳させるミキシング
手段を介設したことを特徴とする。
【０００８】該構成によれば、オーデオ信号に消音信号
を重畳させた後、オーデオヘッドユニットに内蔵された
パワーアンプにより増幅を行うので、能動的騒音処理ユ
ニットにパワーアンプを内蔵させる必要がない。
を重畳させた後、オーデオヘッドユニットに内蔵された
パワーアンプにより増幅を行うので、能動的騒音処理ユ
ニットにパワーアンプを内蔵させる必要がない。
【０００９】また、本件の第２の発明は、外部からの騒
音を消音する消音信号を発生し、該消音信号をパワーア
ンプを介して増幅して出力する能動的騒音処理ユニット
と、ラジオチューナやカセットデッキその他のオーデオ
部を備えたオーデオヘッドユニットとを備え、上記能動
的騒音処理ユニットに内蔵されたパワーアンプの上流位
置に、オーデオ信号に消音信号を重畳させるミキシング
手段を配設したことを特徴とする。
音を消音する消音信号を発生し、該消音信号をパワーア
ンプを介して増幅して出力する能動的騒音処理ユニット
と、ラジオチューナやカセットデッキその他のオーデオ
部を備えたオーデオヘッドユニットとを備え、上記能動
的騒音処理ユニットに内蔵されたパワーアンプの上流位
置に、オーデオ信号に消音信号を重畳させるミキシング
手段を配設したことを特徴とする。
【００１０】該構成によれば、消音信号をオーデオ信号
に重畳させた後、能動的騒音処理ユニットに内蔵された
パワーアンプにより増幅を行うので、オーデオヘッドユ
ニットにパワーアンプを内蔵させる必要がない。
に重畳させた後、能動的騒音処理ユニットに内蔵された
パワーアンプにより増幅を行うので、オーデオヘッドユ
ニットにパワーアンプを内蔵させる必要がない。
【００１１】ところで、上記第１の発明ではオーデオヘ
ッドユニットにミキシング手段を内蔵させたが、該オー
デオヘッドユニットをミキシング手段を内蔵しないタイ
プのものに交換する場合がある。そのような場合にはオ
ーデオヘッドユニットのパワーアンプに入力される前の
段階でオーデオ信号に消音信号を重畳させることができ
ない。そこで、請求項１記載の能動的騒音処理ユニット
であって、請求項１記載のオーデオヘッドユニットがミ
キシング手段を内蔵しないタイプのものに交換された際
に、該能動的騒音処理ユニットが発生する消音信号を増
幅するパワーアンプと、該パワーアンプにより増幅され
た消音信号をオーデオヘッドユニットのパワーアンプに
より増幅されたオーデオ信号に重畳するミキシング手段
とを接続可能とした。
ッドユニットにミキシング手段を内蔵させたが、該オー
デオヘッドユニットをミキシング手段を内蔵しないタイ
プのものに交換する場合がある。そのような場合にはオ
ーデオヘッドユニットのパワーアンプに入力される前の
段階でオーデオ信号に消音信号を重畳させることができ
ない。そこで、請求項１記載の能動的騒音処理ユニット
であって、請求項１記載のオーデオヘッドユニットがミ
キシング手段を内蔵しないタイプのものに交換された際
に、該能動的騒音処理ユニットが発生する消音信号を増
幅するパワーアンプと、該パワーアンプにより増幅され
た消音信号をオーデオヘッドユニットのパワーアンプに
より増幅されたオーデオ信号に重畳するミキシング手段
とを接続可能とした。
【００１２】また、上記第２の発明ではオーデオヘッド
ユニットにパワーアンプを内蔵させる必要がないが、該
オーデオヘッドユニットをパワーアンプを内蔵したタイ
プのものに交換する場合がある。増幅される前の消音信
号と増幅されたオーデオ信号とではダイナミックレンジ
が相違するため両信号をミキシングしても十分な消音効
果を得ることができない。そこで、請求項２記載の能動
的騒音処理ユニットであって、請求項２記載のオーデオ
ヘッドユニットがオーデオ信号を増幅するパワーアンプ
を内蔵するタイプのものに交換された際に、該オーデオ
ヘッドユニットのパワーアンプで増幅されたオーデオ信
号と能動的騒音処理ユニットのパワーアンプで増幅され
た消音信号とを相互に重畳させるミキシング手段を接続
可能とし、ミキシングされる際の消音信号とオーデオ信
号のダイナミックレンジが相互に一致するようにした。
ユニットにパワーアンプを内蔵させる必要がないが、該
オーデオヘッドユニットをパワーアンプを内蔵したタイ
プのものに交換する場合がある。増幅される前の消音信
号と増幅されたオーデオ信号とではダイナミックレンジ
が相違するため両信号をミキシングしても十分な消音効
果を得ることができない。そこで、請求項２記載の能動
的騒音処理ユニットであって、請求項２記載のオーデオ
ヘッドユニットがオーデオ信号を増幅するパワーアンプ
を内蔵するタイプのものに交換された際に、該オーデオ
ヘッドユニットのパワーアンプで増幅されたオーデオ信
号と能動的騒音処理ユニットのパワーアンプで増幅され
た消音信号とを相互に重畳させるミキシング手段を接続
可能とし、ミキシングされる際の消音信号とオーデオ信
号のダイナミックレンジが相互に一致するようにした。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１及び図２を参照して、１は工
場から出荷する時点で自動車Ｃのコンソール近傍に予め
取り付けられているオーデオヘッドユニットである。該
オーデオヘッドユニット１内にはオーデオ部であるラジ
オチューナ１１及びカセットデッキ１２が内蔵されてい
る。図２に示した実施の形態では内蔵されるオーデオ部
はラジオチューナ１１及びカセットデッキ１２の２つで
あるが、そのほかＣＤプレーヤやＭＤプレーヤ等のその
他のオーデオ部と交換し、あるいは追加してもよい。ま
た、運転席シート下には能動的騒音処理ユニットである
ＡＮＣユニット（アクティブ・ノイズ・コントロール・
ユニット）２を設置した。該ＡＮＣユニット２内には能
動的騒音処理部であるＡＮＣコントローラ２１が内蔵さ
れている。該ＡＮＣコントローラ２１は能動的に外部の
騒音を消音する消音信号を出力する回路であり、該ＡＮ
Ｃコントローラ２１から出力された消音信号はダイナミ
ックレンジが小さく、スピーカ３を鳴動させるためには
所定の大きさまで増幅する必要がある。そこで、オーデ
オヘッドユニット１内に、ラジオチューナ１１及びカセ
ットデッキ１２からのオーデオ信号が択一的に入力され
るミキサ４を設け、該ミキサ４でオーデオ信号に消音信
号を重畳させ、オーデオヘッドユニット１に内蔵される
パワーアンプ５に入力されるように構成した。該構成に
よりＡＮＣコントローラから出力される消音信号はオー
デオヘッドユニット１内のパワーアンプ５で増幅される
ため、ＡＮＣユニット２内に更にパワーアンプを内蔵さ
せる必要がない。
場から出荷する時点で自動車Ｃのコンソール近傍に予め
取り付けられているオーデオヘッドユニットである。該
オーデオヘッドユニット１内にはオーデオ部であるラジ
オチューナ１１及びカセットデッキ１２が内蔵されてい
る。図２に示した実施の形態では内蔵されるオーデオ部
はラジオチューナ１１及びカセットデッキ１２の２つで
あるが、そのほかＣＤプレーヤやＭＤプレーヤ等のその
他のオーデオ部と交換し、あるいは追加してもよい。ま
た、運転席シート下には能動的騒音処理ユニットである
ＡＮＣユニット（アクティブ・ノイズ・コントロール・
ユニット）２を設置した。該ＡＮＣユニット２内には能
動的騒音処理部であるＡＮＣコントローラ２１が内蔵さ
れている。該ＡＮＣコントローラ２１は能動的に外部の
騒音を消音する消音信号を出力する回路であり、該ＡＮ
Ｃコントローラ２１から出力された消音信号はダイナミ
ックレンジが小さく、スピーカ３を鳴動させるためには
所定の大きさまで増幅する必要がある。そこで、オーデ
オヘッドユニット１内に、ラジオチューナ１１及びカセ
ットデッキ１２からのオーデオ信号が択一的に入力され
るミキサ４を設け、該ミキサ４でオーデオ信号に消音信
号を重畳させ、オーデオヘッドユニット１に内蔵される
パワーアンプ５に入力されるように構成した。該構成に
よりＡＮＣコントローラから出力される消音信号はオー
デオヘッドユニット１内のパワーアンプ５で増幅される
ため、ＡＮＣユニット２内に更にパワーアンプを内蔵さ
せる必要がない。
【００１４】上記図２に示した実施の形態ではパワーア
ンプをオーデオヘッドユニット１に内蔵させたが、図３
に示すように、パワーアンプ５をＡＮＣユニット２に内
蔵させてもよい。その場合にはパワーアンプ５の上流に
位置するようミキサ４を配設する。一方、オーデオヘッ
ドユニット１内にはラジオチューナ１１及びカセットデ
ッキ１２を内蔵させ両者からのオーデオ信号を択一的に
出力するように構成する。そして、オーデオヘッドユニ
ット１から出力されたオーデオ信号をミキサ４に入力
し、ＡＮＣコントローラ２１から出力される消音信号を
オーデオ信号に重畳し、ＡＮＣユニット２内のパワーア
ンプ５で増幅してスピーカ３を鳴動させるようにした。
該構成によりパワーアンプ５はＡＮＣユニット２のみに
内蔵させるだけでよく、オーデオヘッドユニット１内に
パワーアンプを設ける必要がない。
ンプをオーデオヘッドユニット１に内蔵させたが、図３
に示すように、パワーアンプ５をＡＮＣユニット２に内
蔵させてもよい。その場合にはパワーアンプ５の上流に
位置するようミキサ４を配設する。一方、オーデオヘッ
ドユニット１内にはラジオチューナ１１及びカセットデ
ッキ１２を内蔵させ両者からのオーデオ信号を択一的に
出力するように構成する。そして、オーデオヘッドユニ
ット１から出力されたオーデオ信号をミキサ４に入力
し、ＡＮＣコントローラ２１から出力される消音信号を
オーデオ信号に重畳し、ＡＮＣユニット２内のパワーア
ンプ５で増幅してスピーカ３を鳴動させるようにした。
該構成によりパワーアンプ５はＡＮＣユニット２のみに
内蔵させるだけでよく、オーデオヘッドユニット１内に
パワーアンプを設ける必要がない。
【００１５】ところで、上記図２に示した実施の形態で
はオーデオヘッドユニット１内にミキサ４を設けたが、
自動車Ｃのユーザがオーデオヘッドユニットを他のタイ
プのものに交換する場合がある。図２に示したオーデオ
ヘッドユニット１は工場からの出荷時に取り付けるので
ミキサ４を内蔵しているタイプのものを用意し取り付け
ることは可能であるが、自動車Ｃのユーザが交換する他
のタイプのオーデオヘッドユニットには必ずしもミキサ
が内蔵されているとは限らない。そこで、図４に示すよ
うに図２に示した構成からオーデオヘッドユニットをミ
キサ４を内蔵しないタイプのものに交換された場合に
は、ミキサ４を内蔵した外部ユニット７を取り付けるこ
とが可能なように構成した。ところで、交換されたオー
デオヘッドユニット１から出力されるオーデオ信号はパ
ワーアンプ５により増幅されているがＡＮＣユニット２
はパワーアンプを内蔵していないため出力される消音信
号のダイナミックレンジはスピーカ３を鳴動させるには
不十分である。そこで、外部ユニット７内にパワーアン
プ６を内蔵させ、ＡＮＣユニット２から出力される消音
信号を増幅しオーデオ信号のダイナミックレンジに合わ
せた後でミキサ４により両信号をミキシングするように
した。
はオーデオヘッドユニット１内にミキサ４を設けたが、
自動車Ｃのユーザがオーデオヘッドユニットを他のタイ
プのものに交換する場合がある。図２に示したオーデオ
ヘッドユニット１は工場からの出荷時に取り付けるので
ミキサ４を内蔵しているタイプのものを用意し取り付け
ることは可能であるが、自動車Ｃのユーザが交換する他
のタイプのオーデオヘッドユニットには必ずしもミキサ
が内蔵されているとは限らない。そこで、図４に示すよ
うに図２に示した構成からオーデオヘッドユニットをミ
キサ４を内蔵しないタイプのものに交換された場合に
は、ミキサ４を内蔵した外部ユニット７を取り付けるこ
とが可能なように構成した。ところで、交換されたオー
デオヘッドユニット１から出力されるオーデオ信号はパ
ワーアンプ５により増幅されているがＡＮＣユニット２
はパワーアンプを内蔵していないため出力される消音信
号のダイナミックレンジはスピーカ３を鳴動させるには
不十分である。そこで、外部ユニット７内にパワーアン
プ６を内蔵させ、ＡＮＣユニット２から出力される消音
信号を増幅しオーデオ信号のダイナミックレンジに合わ
せた後でミキサ４により両信号をミキシングするように
した。
【００１６】また、上記図３に示した実施の形態ではオ
ーデオヘッドユニット１はパワーアンプを内蔵していな
い。この場合にも図４に示した場合と同じくオーデオヘ
ッドユニット１をパワーアンプ５を内蔵したタイプのも
のに交換する場合がある。交換後のオーデオヘッドユニ
ット１から出力されるオーデオ信号はパワーアンプ５に
より増幅されダイナミックレンジが大きいためＡＮＣユ
ニット２内のミキサ４に直接入力させることができな
い。そこでそのような場合には図５に示すように別途ミ
キサ８を設置し、オーデオヘッドユニット１のパワーア
ンプ５から出力される増幅されたオーデオ信号にＡＮＣ
ユニット２のパワーアンプ５から出力される増幅された
消音信号を重畳させてスピーカ３を鳴動させるようにし
た。
ーデオヘッドユニット１はパワーアンプを内蔵していな
い。この場合にも図４に示した場合と同じくオーデオヘ
ッドユニット１をパワーアンプ５を内蔵したタイプのも
のに交換する場合がある。交換後のオーデオヘッドユニ
ット１から出力されるオーデオ信号はパワーアンプ５に
より増幅されダイナミックレンジが大きいためＡＮＣユ
ニット２内のミキサ４に直接入力させることができな
い。そこでそのような場合には図５に示すように別途ミ
キサ８を設置し、オーデオヘッドユニット１のパワーア
ンプ５から出力される増幅されたオーデオ信号にＡＮＣ
ユニット２のパワーアンプ５から出力される増幅された
消音信号を重畳させてスピーカ３を鳴動させるようにし
た。
【００１７】図２または図３に示す実施の形態ではパワ
ーアンプを２つ設ける必要がないがユーザによってオー
デオヘッドユニットを他のタイプのものに交換された場
合であっても図４または図５に示すように構成すること
によりＡＮＣユニット２を無駄にすることなくオーデオ
信号に消音信号を重畳させることができる。
ーアンプを２つ設ける必要がないがユーザによってオー
デオヘッドユニットを他のタイプのものに交換された場
合であっても図４または図５に示すように構成すること
によりＡＮＣユニット２を無駄にすることなくオーデオ
信号に消音信号を重畳させることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、オーデオヘッドユニットと能動的騒音処理ユニット
とを別体に構成してもパワーアンプを２個用いる必要が
ない。また、オーデオヘッドユニットがユーザによって
別のタイプのものに交換されても能動的騒音処理ユニッ
トを無駄にすることなくオーデオ信号に消音信号を重畳
させることができる。
は、オーデオヘッドユニットと能動的騒音処理ユニット
とを別体に構成してもパワーアンプを２個用いる必要が
ない。また、オーデオヘッドユニットがユーザによって
別のタイプのものに交換されても能動的騒音処理ユニッ
トを無駄にすることなくオーデオ信号に消音信号を重畳
させることができる。
【図１】車載での本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図２】第１の発明の一実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図３】第２の発明の一実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図４】第１の発明においてオーデオヘッドユニットが
交換された場合の構成を示すブロック図
交換された場合の構成を示すブロック図
【図５】第２の発明においてオーデオヘッドユニットが
交換された場合の構成を示すブロック図
交換された場合の構成を示すブロック図
１ オーデオヘッドユニット ２ ＡＮＣユニット（能動的騒音処理ユニット） ３ スピーカ ４ ミキサ ５ パワーアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 久 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山下 剛 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 Ｆターム(参考） 3D020 BA02 BB01 BC01 BD05 BE04 5D020 AC10 5D061 FF02
Claims (4)
- 【請求項１】 外部からの騒音を消音する消音信号を
発生する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチューナや
カセットデッキその他のオーデオ部と該オーデオ部から
出力されるオーデオ信号を増幅するパワーアンプとを備
えたオーデオヘッドユニットとを備え、上記オーデオヘ
ッドユニット内のオーデオ部とパワーアンプとの間に、
オーデオ信号に消音信号を重畳させるミキシング手段を
介設したことを特徴とする騒音制御手段。 - 【請求項２】 外部からの騒音を消音する消音信号を
発生し、該消音信号をパワーアンプを介して増幅して出
力する能動的騒音処理ユニットと、ラジオチューナやカ
セットデッキその他のオーデオ部を備えたオーデオヘッ
ドユニットとを備え、上記能動的消音手段に内蔵された
パワーアンプの上流位置に、オーデオ信号に消音信号を
重畳させるミキシング手段を配設したことを特徴とする
騒音制御手段。 - 【請求項３】 請求項１記載の能動的騒音処理ユニッ
トであって、請求項１記載のオーデオヘッドユニットが
ミキシング手段を内蔵しないタイプのものに交換された
際に、該能動的騒音処理ユニットが発生する消音信号を
増幅するパワーアンプと、該パワーアンプにより増幅さ
れた消音信号をオーデオヘッドユニットのパワーアンプ
により増幅されたオーデオ信号に重畳するミキシング手
段とを接続可能としたことを特徴とする騒音制御装置。 - 【請求項４】 請求項２記載の能動的騒音処理ユニッ
トであって、請求項２記載のオーデオヘッドユニットが
オーデオ信号を増幅するパワーアンプを内蔵するタイプ
のものに交換された際に、該オーデオヘッドユニットの
パワーアンプで増幅されたオーデオ信号に能動的騒音処
理ユニットのパワーアンプで増幅された消音信号を重畳
させるミキシング手段を接続可能としたことを特徴とす
る騒音制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100867A JP2001282255A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | 騒音制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100867A JP2001282255A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | 騒音制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001282255A true JP2001282255A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18615012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000100867A Pending JP2001282255A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | 騒音制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001282255A (ja) |
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| WO2019153707A1 (zh) * | 2018-02-12 | 2019-08-15 | 易力声科技(深圳)有限公司 | 一种应用于听觉感官异常人的个性化耳机 |
| RU207809U1 (ru) * | 2021-05-31 | 2021-11-17 | Василий Васильевич Трифонов | Наушники с шумоподавлением для людей с расстройством восприятия аутического спектра |
-
2000
- 2000-04-03 JP JP2000100867A patent/JP2001282255A/ja active Pending
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