JPH05199583A - 指向性スピーカ装置 - Google Patents

指向性スピーカ装置

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JPH05199583A
JPH05199583A JP734192A JP734192A JPH05199583A JP H05199583 A JPH05199583 A JP H05199583A JP 734192 A JP734192 A JP 734192A JP 734192 A JP734192 A JP 734192A JP H05199583 A JPH05199583 A JP H05199583A
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reflector
horn
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reflector horn
directional speaker
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Shuhei Konishi
周平 小西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音波の反射体であるリフレクターホーンを照
明用ランプの光線の反射体として使い照明用ランプも内
蔵した指向性スピーカ装置において、簡単に指向性スピ
ーカ装置の真下部分を照明することができるようにする
ことを目的とする。 【構成】 スピーカを収納する小型ボックス12に照明
用ランプ17も収納しリフレクターホーン11を光線2
0の反射体として兼用にした構成として、簡単に指向性
スピーカ装置の真下部分の照明が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパブリックアドレス等の
放送用設備として用いられている指向性スピーカ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器のパーソナル化が非常な
勢いで進行しておりパブリックアドレスにおいても、あ
る特定の範囲だけあるいはある特定の人々にだけ伝達し
たいという欲求も具体的に実現されつつある状況であ
る。また、指向性効果を更に高めるためにスポットライ
トを併用し、指向性スピーカ装置の真下の部分にのみ照
明をあてる方法も使われている。
【0003】以下、従来の指向性スピーカ装置について
説明する。図2は従来の指向性スピーカ装置の平面図を
示すものであり図3はそのF−G−H−I−J断面を示
す断面図にスポットライトを併用した状態を示してい
る。
【0004】図2,図3において、1は音を反射する球
殻状のリフレクターホーンである。2はスピーカを収納
した小型ボックスであり音を発生させている。3はスピ
ーカへの配線コード、4は小型ボックス2を取付ける金
具、5は指向性スピーカ装置全体の吊り下げ金具であ
る。7は指向性スピーカ装置の真下に照明をあてるため
の壁や天井に取付けたスポットライトである。
【0005】以上のように構成されたスポットライト照
明が別の所から施された指向性スピーカ装置について以
下にその動作について説明する。
【0006】まず音の電気信号は配線コードを経てスピ
ーカを収納した小型ボックス2の中のスピーカに印加さ
れ、音を発生させる。スピーカの開口部はリフレクター
ホーン1に対向するように設けられているので、発生し
た音は図3の破線6で示すように小型ボックス2から出
てリフレクターホーン1で反射する。
【0007】リフレクターホーン1の曲面カーブを楕円
体で構成し、楕円の2個の焦点のうち一方の焦点位置に
発音源としての小型ボックス2のスピーカを配置し、も
う一方の焦点位置にX2付近に聴取者の耳がくるような
配置設定であれば、スピーカからでた音を聴取点X2
集めることができリフレクターホーン1の下では聞こえ
ても、そのX2の位置から離れると音は減衰するのであ
る特定のエリアにいる人にだけ聞かせることが可能であ
る。また、指向性効果を高めるため上記エリアに別の照
明機器からスポットライト照明が付加されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、スポットライト照明を付加させるのに別
の照明機器を近くの壁や天井に取付ける必要があるが、
それに適した場所がなかったり、取付け工事に手間がか
かるなどの問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、あらかじめ特定なエリアに対するスポットライト照
明が組み込まれ別途工事が不要な指向性スピーカ装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の指向性スピーカ装置はスピーカを収納した
小型ボックスの底部に別室を設け、その別室に照明ラン
プをリフレクターホーンに対向するように収納した構成
としている。
【0011】
【作用】この構成によって、スピーカを収納した小型ボ
ックスの底部の別室に設けられた照明ランプから発せら
れた光線がリフレクターホーンにより反射されるのでリ
フレクターホーンの真下部分を照らすことが可能であ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例における指向
性スピーカ装置の断面図を示すものである。
【0013】図1において11は球殻状のリフレクター
ホーン、12はスピーカと底部に照明用ランプ17を収
納した小型ボックス、13は配線コード、14はリフレ
クターホーン11と小型ボックス12を結合する取付金
具、15はリフレクターホーン11を取付ける取付金具
である。17は照明用ランプ、18は小型ボックス12
の底部に設けた別室、19は別室18の側面に設けた開
口部、20は光線である。
【0014】以上のように構成された指向性スピーカ装
置について以下その動作を説明する。球殻状のリフレク
ターホーン11は楕円体にて構成されており、スピーカ
を収納した小型ボックス12はスピーカが上記楕円体の
焦点X1の位置になるように取付けられている。小型ボ
ックス12の底部にはスピーカを収納した部分とは別室
構造になった部分18が設けられており、そこには照明
用ランプ17が組み込まれており、その側面部には透光
用の開口部19が4か所あけられている。
【0015】照明用ランプ17から発せられた光線20
は小型ボックス12の底部の4か所の透光用の開口部1
9を経てリフレクターホーン11に当たり、反射されて
リフレクターホーン11の真下部分を照らす。照明用ラ
ンプ17の位置は小型ボックス12に収納されたスピー
カが楕円体の焦点X1からずれた位置にあるため、照明
用ランプ17から発せられた光線は楕円体のもう一つの
焦点X2に集光することなく、リフレクターホーン11
の真下部分を照らすことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、リフレクターホ
ーンを音と光の両方の反射体として作用させることによ
り、従来のものに比べ照明機器の取付け工事の不要なス
ポット照明つきの指向性スピーカ装置が実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における指向性スピーカ装置
の断面図
【図2】従来の指向性スピーカ装置の平面図
【図3】従来の指向性スピーカ装置の断面図
【符号の説明】
11 リフレクターホーン 12 小型ボックス 13 配線コード 14 取付金具 15 リフレクターホーン取付金具 16 リフレクターホーンにより反射された音波 17 照明用ランプ 18 照明用ランプを取付けるための別室 19 別室の側面の開口部 20 照明用ランプからの光線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球殻状のリフレクターホーンと、リフレク
    ターホーンの弯曲側に載置され、リフレクターホーンに
    向かって音を放射するように開口部をもったスピーカを
    内蔵した小型ボックスと、この小型ボックスに隣接して
    取付けられた照明用の電球ランプが内蔵された小型ボッ
    クスとを備えた指向性スピーカ装置。
  2. 【請求項2】照明用の電球ランプから発光される光線が
    リフレクターホーンにより反射され、概ねこのリフレク
    ターホーンの下部にのみ集光されることを特徴とした請
    求項1記載の指向性スピーカ装置。
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