JP2874157B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2874157B2 JP2874157B2 JP15803691A JP15803691A JP2874157B2 JP 2874157 B2 JP2874157 B2 JP 2874157B2 JP 15803691 A JP15803691 A JP 15803691A JP 15803691 A JP15803691 A JP 15803691A JP 2874157 B2 JP2874157 B2 JP 2874157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- lamp
- light
- reflecting
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井に取付けるダウン
ライト等の下方を照明する照明器具に関する。
ライト等の下方を照明する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】ダウンライト等の下方を照明する照明器
具は、通常、ランプを取囲むカップ状の反射鏡を備え、
この反射鏡によりランプからの光を下方に反射させてラ
ンプからの光を有効に利用するようになっている。この
照明器具を用いて広い範囲を照明する場合に、反射鏡の
反射面は、ランプからの光を広角度に反射させることが
望ましい。かかる要望を満たすために、実開昭62−1
23012(実願昭61−11121)は、ランプを収
納した上部反射板と、この上部反射板の下端に連接した
下部反射板と、前記連接部を仕切る透光パネルとを備え
た照明器具において、前記上部反射板は前記ランプから
出た光を直下以外に反射する反射面を有し、前記下部反
射板は下部が前記下部反射板の上端を焦点としかつ軸の
傾斜角を遮光角以上とした基準放物面からなり上方に行
くに従って前記基準放物面に対して徐々に内方に傾斜し
た鏡面反射板とし、前記透光パネルは半透明としたこと
を特徴とする。
具は、通常、ランプを取囲むカップ状の反射鏡を備え、
この反射鏡によりランプからの光を下方に反射させてラ
ンプからの光を有効に利用するようになっている。この
照明器具を用いて広い範囲を照明する場合に、反射鏡の
反射面は、ランプからの光を広角度に反射させることが
望ましい。かかる要望を満たすために、実開昭62−1
23012(実願昭61−11121)は、ランプを収
納した上部反射板と、この上部反射板の下端に連接した
下部反射板と、前記連接部を仕切る透光パネルとを備え
た照明器具において、前記上部反射板は前記ランプから
出た光を直下以外に反射する反射面を有し、前記下部反
射板は下部が前記下部反射板の上端を焦点としかつ軸の
傾斜角を遮光角以上とした基準放物面からなり上方に行
くに従って前記基準放物面に対して徐々に内方に傾斜し
た鏡面反射板とし、前記透光パネルは半透明としたこと
を特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の先行技
術の場合には、半透明の透光パネルを用いるため、照明
効率が落ちる問題がある。又、効率は高いがランプ自体
の大きさが大きいナトリウムランプ、メタルハライドラ
ンプ、水銀ランプ等の高輝度放電ランプ(High Intensit
y Discharge Lamp、以下HIDランプという) を使用す
ると、照明器具を天井に埋込む場合に反射鏡の下端寸法
が大きくなり、非常に大きい開口部が天井にできる問題
があった。この場合、ランプの光が直接目に入り易く、
目に眩しさを与え、落着いた雰囲気を作り難かった。
術の場合には、半透明の透光パネルを用いるため、照明
効率が落ちる問題がある。又、効率は高いがランプ自体
の大きさが大きいナトリウムランプ、メタルハライドラ
ンプ、水銀ランプ等の高輝度放電ランプ(High Intensit
y Discharge Lamp、以下HIDランプという) を使用す
ると、照明器具を天井に埋込む場合に反射鏡の下端寸法
が大きくなり、非常に大きい開口部が天井にできる問題
があった。この場合、ランプの光が直接目に入り易く、
目に眩しさを与え、落着いた雰囲気を作り難かった。
【0004】従って、本発明の目的は、ランプからの光
を広角度に反射させることができる効率の高い照明器具
を提供することにある。更に、本発明の目的は、天井に
大きい開口部ができない照明器具を提供することにあ
る。更に、本発明の目的は、ランプの光が直接目に入る
範囲が狭い照明器具を提供することにある。
を広角度に反射させることができる効率の高い照明器具
を提供することにある。更に、本発明の目的は、天井に
大きい開口部ができない照明器具を提供することにあ
る。更に、本発明の目的は、ランプの光が直接目に入る
範囲が狭い照明器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、下方を照明する照明器具であっ
て、ランプを取囲みランプからの光を反射させてランプ
の下方に焦点を結ぶ第1の反射鏡と、第1反射鏡の下方
に設けられ前記焦点からの光を反射させて下方を照明す
る第2の反射鏡とからなり、前記第2反射鏡の下端直径
が前記第1反射鏡の最大直径より小さい、ことを特徴と
する照明器具が提供される。
め、本発明によれば、下方を照明する照明器具であっ
て、ランプを取囲みランプからの光を反射させてランプ
の下方に焦点を結ぶ第1の反射鏡と、第1反射鏡の下方
に設けられ前記焦点からの光を反射させて下方を照明す
る第2の反射鏡とからなり、前記第2反射鏡の下端直径
が前記第1反射鏡の最大直径より小さい、ことを特徴と
する照明器具が提供される。
【0006】更に、前記第1反射鏡と第2反射鏡との間
に設けられ、ランプからの光を反射させてランプに戻す
第3の反射鏡を備える、ことが好ましい。更に、前記第
1反射鏡の下方に透明板を備える、ことが好ましい。更
に、前記第1反射鏡の反射面は回転楕円面である、こと
が好ましい。更に、前記第3反射鏡の反射面は球面であ
る、ことが好ましい。
に設けられ、ランプからの光を反射させてランプに戻す
第3の反射鏡を備える、ことが好ましい。更に、前記第
1反射鏡の下方に透明板を備える、ことが好ましい。更
に、前記第1反射鏡の反射面は回転楕円面である、こと
が好ましい。更に、前記第3反射鏡の反射面は球面であ
る、ことが好ましい。
【0007】
【作用】上記本発明の構成によれば、ランプを出た光の
大部分は、第1の反射鏡で反射されてランプの下方に焦
点を結び、次いで第2の反射鏡で反射されて広角度に広
がり広い範囲を照明する。本発明による照明器具は、光
を吸収する半透明のパネルを用いないため、照明効率が
高い。また、第2反射鏡の下端直径は第1反射鏡の最大
直径より小さいため、大きい開口部が天井にできない。
更に、第2反射鏡の下端直径が小さいので、ランプの光
が直接目に入る範囲が狭く、従って人の目に眩しさを与
えず、落着いた照明をすることができる。
大部分は、第1の反射鏡で反射されてランプの下方に焦
点を結び、次いで第2の反射鏡で反射されて広角度に広
がり広い範囲を照明する。本発明による照明器具は、光
を吸収する半透明のパネルを用いないため、照明効率が
高い。また、第2反射鏡の下端直径は第1反射鏡の最大
直径より小さいため、大きい開口部が天井にできない。
更に、第2反射鏡の下端直径が小さいので、ランプの光
が直接目に入る範囲が狭く、従って人の目に眩しさを与
えず、落着いた照明をすることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の好ましい一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明による照明器
具の側面断面図である。この図において、10は、周知
のランプ、好ましくはHIDランプであり、第1の反射
鏡12がランプ10を取囲みランプ10からの光を反射
させてランプの下方に焦点14を結ぶように設けられて
いる。この第1反射鏡12の反射面は、ランプ10の発
光部と焦点14を焦点とする回転楕円面であることが好
ましい。
参照して詳細に説明する。図1は、本発明による照明器
具の側面断面図である。この図において、10は、周知
のランプ、好ましくはHIDランプであり、第1の反射
鏡12がランプ10を取囲みランプ10からの光を反射
させてランプの下方に焦点14を結ぶように設けられて
いる。この第1反射鏡12の反射面は、ランプ10の発
光部と焦点14を焦点とする回転楕円面であることが好
ましい。
【0009】第1反射鏡12の下方には、第2の反射鏡
16が焦点14からの光を反射させて下方を照明するよ
うに設けられている。この第2反射鏡16の反射面は光
を広角度に反射させるような回転面であるのが好まし
い。第2反射鏡16は、第1反射鏡12で反射した光が
入るように、上方に円形の切欠部分を有する。また第2
反射鏡16の寸法は、照明器具を取付ける天井の開口部
が十分小さくなるように、その下端直径が第1反射鏡1
2の最大直径より小さくなっている。
16が焦点14からの光を反射させて下方を照明するよ
うに設けられている。この第2反射鏡16の反射面は光
を広角度に反射させるような回転面であるのが好まし
い。第2反射鏡16は、第1反射鏡12で反射した光が
入るように、上方に円形の切欠部分を有する。また第2
反射鏡16の寸法は、照明器具を取付ける天井の開口部
が十分小さくなるように、その下端直径が第1反射鏡1
2の最大直径より小さくなっている。
【0010】更に、第1反射鏡12と第2反射鏡16と
の間には、ランプ10からの光を反射させてランプに戻
すように第3の反射鏡18が設けられている。この第3
反射鏡18の反射面はランプの発光部を中心とする球面
であるのが好ましい。更に、第3反射鏡18と第2反射
鏡16との間には、ランプが破損した場合でも、下方に
破片が落下しないように透明な板20が水平に保持され
ている。
の間には、ランプ10からの光を反射させてランプに戻
すように第3の反射鏡18が設けられている。この第3
反射鏡18の反射面はランプの発光部を中心とする球面
であるのが好ましい。更に、第3反射鏡18と第2反射
鏡16との間には、ランプが破損した場合でも、下方に
破片が落下しないように透明な板20が水平に保持され
ている。
【0011】前記第1反射鏡12及び第2反射鏡16
は、反射効率が高く、かつ反射面が目に眩しさを与えな
いものが好ましい。使用において、上記本発明の構成に
よれば、ランプを出た光の大部分1、2は、第1反射鏡
12で反射されてランプの下方に焦点14を結び、次い
で第2反射鏡16で反射されて広角度に広がり広い範囲
を照明する。また、第1反射鏡12に入らず第3反射鏡
18で反射された光3は、一旦ランプの発光部に戻り、
その大部分が第1反射鏡12で再度反射されてランプの
下方に焦点を結び、次いで第2反射鏡16で反射されて
広角度に広がり下方を照明する。一方、一部の光4は、
ランプから第2反射鏡16の切欠部分を通って、直接下
方を照明する。
は、反射効率が高く、かつ反射面が目に眩しさを与えな
いものが好ましい。使用において、上記本発明の構成に
よれば、ランプを出た光の大部分1、2は、第1反射鏡
12で反射されてランプの下方に焦点14を結び、次い
で第2反射鏡16で反射されて広角度に広がり広い範囲
を照明する。また、第1反射鏡12に入らず第3反射鏡
18で反射された光3は、一旦ランプの発光部に戻り、
その大部分が第1反射鏡12で再度反射されてランプの
下方に焦点を結び、次いで第2反射鏡16で反射されて
広角度に広がり下方を照明する。一方、一部の光4は、
ランプから第2反射鏡16の切欠部分を通って、直接下
方を照明する。
【0012】上述した構成により、ランプを出た光の大
部分が効率良く下方を照明し、かつ光を吸収する半透明
のパネルを用いないため、照明効率が高くなる。更に、
第2反射鏡の下端直径は第1反射鏡の最大直径より小さ
いため、大きい開口部が天井にできない。また、第2反
射鏡の下端直径が小さいので、ランプの光が直接目に入
る範囲が狭く、従って人の目に眩しさを与えず、落着い
た照明をすることができる。
部分が効率良く下方を照明し、かつ光を吸収する半透明
のパネルを用いないため、照明効率が高くなる。更に、
第2反射鏡の下端直径は第1反射鏡の最大直径より小さ
いため、大きい開口部が天井にできない。また、第2反
射鏡の下端直径が小さいので、ランプの光が直接目に入
る範囲が狭く、従って人の目に眩しさを与えず、落着い
た照明をすることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
ランプからの光を広角度に反射させることができ、照明
効率が高く、かつ大きい開口部が天井にできず、ランプ
の光が直接目に入る範囲が狭い、等の多くの効果を有す
る。
ランプからの光を広角度に反射させることができ、照明
効率が高く、かつ大きい開口部が天井にできず、ランプ
の光が直接目に入る範囲が狭い、等の多くの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明器具の側面断面図である。
10 ランプ 12 第1反射鏡 14 焦点 16 第2反射鏡 18 第3反射鏡 20 透明板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 7/00 - 7/22 F21S 1/02
Claims (5)
- 【請求項1】 下方を照明する照明器具であって、ラン
プを取囲みランプからの光を反射させてランプの下方に
焦点を結ぶ第1の反射鏡と、 第1反射鏡の下方に設けられ前記焦点からの光を反射さ
せて下方を照明する第2の反射鏡とからなり、 前記第2反射鏡の下端直径が前記第1反射鏡の最大直径
より小さい、ことを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 前記第1反射鏡と第2反射鏡との間に設
けられ、ランプからの光を反射させてランプに戻す第3
の反射鏡を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記
載の照明器具。 - 【請求項3】 前記第1反射鏡の下方に透明板を更に備
える、ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 【請求項4】 前記第1反射鏡の反射面は回転楕円面で
ある、ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 【請求項5】 前記第3反射鏡の反射面は球面である、
ことを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15803691A JP2874157B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15803691A JP2874157B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512907A JPH0512907A (ja) | 1993-01-22 |
JP2874157B2 true JP2874157B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=15662877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15803691A Expired - Fee Related JP2874157B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2874157B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5446639A (en) * | 1992-04-03 | 1995-08-29 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Illuminating apparatus |
US7178948B2 (en) | 2004-08-17 | 2007-02-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Light collection system |
JP4740056B2 (ja) * | 2006-07-10 | 2011-08-03 | 大光電機株式会社 | ダウンライト |
JP2008147044A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Ushio Spex Inc | ユニット型ダウンライトのアダプタ |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15803691A patent/JP2874157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512907A (ja) | 1993-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4809147A (en) | Lighting device | |
US4293901A (en) | Reflector system having sharp light cutoff characteristics | |
TW200419101A (en) | Illumination apparatus | |
US4472767A (en) | Reflector assembly for indirect or semi-indirect lighting fixture | |
JP4080543B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2006286615A (ja) | Led照明器具 | |
JP2874157B2 (ja) | 照明器具 | |
JPH0343903A (ja) | 照明器具 | |
JP3467866B2 (ja) | 投光照明器具 | |
JP3244837B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2002525816A (ja) | 照明器具 | |
JP2876646B2 (ja) | 直接照明及び間接照明兼用形照明装置 | |
JPH10275507A (ja) | 道路灯 | |
JPS5911364Y2 (ja) | 天井照明器具 | |
US6450667B1 (en) | Lamp and reflector | |
CN2089120U (zh) | 椭球光路聚光照明装置 | |
JPH028336Y2 (ja) | ||
JP3145216B2 (ja) | 照明器具 | |
JPH07294818A (ja) | 凹レンズ照明拡大反射鏡付照明器具 | |
KR200208103Y1 (ko) | 가로등의 밝기 향상 장치 | |
JP2550290Y2 (ja) | 天井吊下げ灯 | |
JPS59158007A (ja) | 間接照明用照明器具 | |
JPH11120802A (ja) | 提灯用光源装置及びこれを用いた提灯 | |
CN2509709Y (zh) | 一种电灯泡 | |
SU1758333A1 (ru) | Световое устройство прожекторного типа |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |