JP2550290Y2 - 天井吊下げ灯 - Google Patents
天井吊下げ灯Info
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- JP2550290Y2 JP2550290Y2 JP551392U JP551392U JP2550290Y2 JP 2550290 Y2 JP2550290 Y2 JP 2550290Y2 JP 551392 U JP551392 U JP 551392U JP 551392 U JP551392 U JP 551392U JP 2550290 Y2 JP2550290 Y2 JP 2550290Y2
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- Japan
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- incandescent lamp
- heat
- light
- lamp
- shade
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、蛍光ランプと白熱ラ
ンプを一台の器具に併用する天井吊下げ灯に関するもの
である。
ンプを一台の器具に併用する天井吊下げ灯に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば実開昭62−47017号
公報に示された従来の天井吊下げ灯を示す破断正面図で
ある。この図において1は天井面、2は天井吊下げ灯、
3は天井吊下げ灯を天井面に吊り下げるためのフラン
ジ、4、5、はそれぞれ径の異なる円形蛍光ランプ、6
はこの小径の円形蛍光ランプ4の内側に設けられた白熱
ランプ、7は中空洞楕円球状の上下端を切断した形状を
なす白熱ランプ6の反射板、8は中空状の穴を有する上
記円形蛍光ランプ4,5、及び白熱ランプ6の点灯装置
を内蔵する器具本体、9はフランジ3と器具本体8とに
固定された吊具、10は上面カバー、11は上部セー
ド、12は下部セード、13は下面カバー、14aは白
熱ランプの反射板7と小径の円形蛍光ランプ4の間に設
けられた筒状の下部放熱筒、14bは器具本体の中空状
の穴部で形成する上部放熱筒で、この上部放熱筒14b
と下部放熱筒14aとで放熱筒14を形成する。
公報に示された従来の天井吊下げ灯を示す破断正面図で
ある。この図において1は天井面、2は天井吊下げ灯、
3は天井吊下げ灯を天井面に吊り下げるためのフラン
ジ、4、5、はそれぞれ径の異なる円形蛍光ランプ、6
はこの小径の円形蛍光ランプ4の内側に設けられた白熱
ランプ、7は中空洞楕円球状の上下端を切断した形状を
なす白熱ランプ6の反射板、8は中空状の穴を有する上
記円形蛍光ランプ4,5、及び白熱ランプ6の点灯装置
を内蔵する器具本体、9はフランジ3と器具本体8とに
固定された吊具、10は上面カバー、11は上部セー
ド、12は下部セード、13は下面カバー、14aは白
熱ランプの反射板7と小径の円形蛍光ランプ4の間に設
けられた筒状の下部放熱筒、14bは器具本体の中空状
の穴部で形成する上部放熱筒で、この上部放熱筒14b
と下部放熱筒14aとで放熱筒14を形成する。
【0003】従来の天井吊下げ灯2は上記のように構成
され、点灯装置を内蔵する器具本体8の作動により、円
形蛍光ランプ4及び5を、或いは円形蛍光ランプ4又は
5の何れか一方を点灯させることにより、放出された光
が下面カバー13及び上部セード11と下部セード12
を透過し居住空間を照らす。
され、点灯装置を内蔵する器具本体8の作動により、円
形蛍光ランプ4及び5を、或いは円形蛍光ランプ4又は
5の何れか一方を点灯させることにより、放出された光
が下面カバー13及び上部セード11と下部セード12
を透過し居住空間を照らす。
【0004】又点灯装置内蔵の器具本体8の作動によ
り、白熱ランプ6を点灯させることにより、放出された
光が直接及び白熱ランプの反射板7に反射されて白熱ラ
ンプ6の下方の居住空間を照らす。
り、白熱ランプ6を点灯させることにより、放出された
光が直接及び白熱ランプの反射板7に反射されて白熱ラ
ンプ6の下方の居住空間を照らす。
【0005】さらに点灯装置内蔵の器具本体8の作動に
より、円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6を点灯させ
ることにより、円形蛍光ランプ4、5から放出された光
は下面カバー13及び上部セード11と下部セード12
を透過し居住空間を、白熱ランプ6から放出された光は
直接及び白熱ランプの反射板7に反射されて白熱ランプ
6の下方の居住空間照らす。
より、円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6を点灯させ
ることにより、円形蛍光ランプ4、5から放出された光
は下面カバー13及び上部セード11と下部セード12
を透過し居住空間を、白熱ランプ6から放出された光は
直接及び白熱ランプの反射板7に反射されて白熱ランプ
6の下方の居住空間照らす。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の天
井吊下げ灯では、白熱ランプ6が大量の熱を放出し、蛍
光ランプ4、5から放出される熱と相舞って、天井灯吊
下げ器具内に大量の熱が籠り、器具本体8を破壊させる
恐れがあるために、白熱ランプ6からの熱は白熱ランプ
反射板7の裏側を介して、放熱筒14から器具外に放出
する。しかし白熱ランプ6から放出される熱は反射板7
を介しているので間接的であり、充分放出できない問題
点があった。
井吊下げ灯では、白熱ランプ6が大量の熱を放出し、蛍
光ランプ4、5から放出される熱と相舞って、天井灯吊
下げ器具内に大量の熱が籠り、器具本体8を破壊させる
恐れがあるために、白熱ランプ6からの熱は白熱ランプ
反射板7の裏側を介して、放熱筒14から器具外に放出
する。しかし白熱ランプ6から放出される熱は反射板7
を介しているので間接的であり、充分放出できない問題
点があった。
【0007】又白熱ランプ6は中空胴楕円球状の上下端
を切断した形状をなす反射板7で覆われているので白熱
ランプ6から放出される光が、スポット的になってしま
い天井灯2の下方向に集光された状態に多く照らされ、
居住空間を均一に照らされない問題点があった。
を切断した形状をなす反射板7で覆われているので白熱
ランプ6から放出される光が、スポット的になってしま
い天井灯2の下方向に集光された状態に多く照らされ、
居住空間を均一に照らされない問題点があった。
【0008】この考案は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、白熱ランプが放出する熱を容易
に天井吊下げ灯器具外に放出させ、これにより高出力・
高照度の白熱ランプを設け、居住空間に充分な照度を得
ることを目的としており、さらに白熱ランプから放出さ
れる光が蛍光ランプにより陰影を作り出してしまうこと
を緩和し、下面カバーにより白熱ランプの光を拡散させ
居住空間を均一に照らすことを目的としている。
ためになされたもので、白熱ランプが放出する熱を容易
に天井吊下げ灯器具外に放出させ、これにより高出力・
高照度の白熱ランプを設け、居住空間に充分な照度を得
ることを目的としており、さらに白熱ランプから放出さ
れる光が蛍光ランプにより陰影を作り出してしまうこと
を緩和し、下面カバーにより白熱ランプの光を拡散させ
居住空間を均一に照らすことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案に係わる天井吊
下げ灯は円形蛍光ランプを外側に白熱ランプをその内側
に配設し、光を半透過拡散する合成樹脂からなり、上面
に中空円盤状の放熱穴が空けられ、下方に向かって径の
大きくなる台円筒形をなした白熱ランプカバーを上記蛍
光ランプと白熱ランプの間に設け、この白熱ランプカバ
ーの上部に設置され、上記円形蛍光ランプと白熱ランプ
とを点灯する点灯装置が内蔵された器具本体に上記白熱
ランプカバーの中空円盤状の放熱穴と連通する筒状の放
熱穴を設けたものである。
下げ灯は円形蛍光ランプを外側に白熱ランプをその内側
に配設し、光を半透過拡散する合成樹脂からなり、上面
に中空円盤状の放熱穴が空けられ、下方に向かって径の
大きくなる台円筒形をなした白熱ランプカバーを上記蛍
光ランプと白熱ランプの間に設け、この白熱ランプカバ
ーの上部に設置され、上記円形蛍光ランプと白熱ランプ
とを点灯する点灯装置が内蔵された器具本体に上記白熱
ランプカバーの中空円盤状の放熱穴と連通する筒状の放
熱穴を設けたものである。
【0010】
【作用】この考案における天井吊下げ灯の白熱ランプカ
バー放熱穴と本体放熱穴は白熱ランプの点灯により、放
出された熱及び器具本体の熱をそのまま上昇させ、天井
吊下げ灯器具外へ出すように働く。
バー放熱穴と本体放熱穴は白熱ランプの点灯により、放
出された熱及び器具本体の熱をそのまま上昇させ、天井
吊下げ灯器具外へ出すように働く。
【0011】又白熱ランプカバーは白熱ランプから放出
された光を半透過・拡散し天井吊下げ灯のセードに対し
蛍光ランプの陰影になる部分を緩和し、白熱ランプカバ
ーの広い面積に反射、拡散し居住空間を均一な照度で照
らす。
された光を半透過・拡散し天井吊下げ灯のセードに対し
蛍光ランプの陰影になる部分を緩和し、白熱ランプカバ
ーの広い面積に反射、拡散し居住空間を均一な照度で照
らす。
【0012】さらに白熱ランプカバーは両放熱穴及びセ
ードの下面並びに白熱ランプカバーの下面から侵入した
虫等の侵入物は容易にセードと白熱ランプカバーの間か
ら転げ落とす。
ードの下面並びに白熱ランプカバーの下面から侵入した
虫等の侵入物は容易にセードと白熱ランプカバーの間か
ら転げ落とす。
【0013】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例について説明する。図1はこ
の考案の一実施例を示す断面図であり、4、5はそれぞ
れ径の異なる蛍光ランプ、6は円形蛍光ランプ4、5の
内側に設けられた白熱ランプ、15は光を半透過拡散す
る合成樹脂からなり、下方に向かって径の大きくなる円
錐台筒形をなして上記蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6
の間に設けられた白熱ランプカバーで、その下端縁は直
径が大径の円形蛍光ランプ5の直径よりも大きく、大径
の円形蛍光ランプ5が下から見えなくなる位置まで延引
されている。8はこの白熱ランプカバー15の上部に設
置され、上記円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6とを
点灯する電子安定器等の点灯装置が内蔵された器具本体
である。
の考案の一実施例を示す断面図であり、4、5はそれぞ
れ径の異なる蛍光ランプ、6は円形蛍光ランプ4、5の
内側に設けられた白熱ランプ、15は光を半透過拡散す
る合成樹脂からなり、下方に向かって径の大きくなる円
錐台筒形をなして上記蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6
の間に設けられた白熱ランプカバーで、その下端縁は直
径が大径の円形蛍光ランプ5の直径よりも大きく、大径
の円形蛍光ランプ5が下から見えなくなる位置まで延引
されている。8はこの白熱ランプカバー15の上部に設
置され、上記円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6とを
点灯する電子安定器等の点灯装置が内蔵された器具本体
である。
【0014】16は半球の上部を切り欠いた形状でかつ
上下面が開口された上記円形蛍光ランプ4、5のセー
ド、17は白熱ランプカバー15を下方から上記器具本
体に固定する白熱ランプカバー取付けねじ、18は白熱
ランプカバー15の上面で、白熱ランプカバー取付けね
じ17の外周に開けられた中空円盤状の白熱ランプカバ
ー放熱穴、19は器具本体8に白熱ランプカバー放熱穴
18と連通する筒状の穴を設けられた本体放熱穴、20
は上記セード15の上面開口部で形成するセード放熱穴
で、本体放熱穴19とは別風路を成して上記円形蛍光ラ
ンプ4、5から放出される熱を天井吊下げ灯器具外へ放
出する。
上下面が開口された上記円形蛍光ランプ4、5のセー
ド、17は白熱ランプカバー15を下方から上記器具本
体に固定する白熱ランプカバー取付けねじ、18は白熱
ランプカバー15の上面で、白熱ランプカバー取付けね
じ17の外周に開けられた中空円盤状の白熱ランプカバ
ー放熱穴、19は器具本体8に白熱ランプカバー放熱穴
18と連通する筒状の穴を設けられた本体放熱穴、20
は上記セード15の上面開口部で形成するセード放熱穴
で、本体放熱穴19とは別風路を成して上記円形蛍光ラ
ンプ4、5から放出される熱を天井吊下げ灯器具外へ放
出する。
【0015】上記のように構成された天井吊下げ灯2に
おいては点灯装置を内蔵する器具本体8の作動により、
円形蛍光ランプ4及び5を、或いは円形蛍光ランプ4又
は5何れか一方を点灯させることにより、放出された光
が白熱ランプカバー15及びセード16を透過し居住空
間を照らす。
おいては点灯装置を内蔵する器具本体8の作動により、
円形蛍光ランプ4及び5を、或いは円形蛍光ランプ4又
は5何れか一方を点灯させることにより、放出された光
が白熱ランプカバー15及びセード16を透過し居住空
間を照らす。
【0016】この時、円形蛍光ランプ4及び5、或いは
円形蛍光ランプ4又は5何れか一方の点灯により発生す
る器具本体8内周の熱は鎖線矢印Aの中途、即ち器具本
体8部からそのまま上昇して本体放熱穴19より、天井
吊下げ灯器具外へ、円形蛍光ランプ4及び5より発生す
る熱及び器具本体8の外周の熱は鎖線矢印Bのように、
そのまま上昇してセード放熱穴20より天井吊下げ灯器
具外へ放出される。
円形蛍光ランプ4又は5何れか一方の点灯により発生す
る器具本体8内周の熱は鎖線矢印Aの中途、即ち器具本
体8部からそのまま上昇して本体放熱穴19より、天井
吊下げ灯器具外へ、円形蛍光ランプ4及び5より発生す
る熱及び器具本体8の外周の熱は鎖線矢印Bのように、
そのまま上昇してセード放熱穴20より天井吊下げ灯器
具外へ放出される。
【0017】又、点灯装置内蔵の器具本体8の作動によ
り、白熱ランプ6を点灯させることにより、放出された
光が直接及び白熱ランプカバー15に反射され、又一部
は白熱ランプカバー15を透過しさらにセード16を透
過して居住空間を照らす。
り、白熱ランプ6を点灯させることにより、放出された
光が直接及び白熱ランプカバー15に反射され、又一部
は白熱ランプカバー15を透過しさらにセード16を透
過して居住空間を照らす。
【0018】白熱ランプカバー15はその形状が緩やか
な曲線を描いて形成されているから、白熱ランプ6から
放出される光の反射は多くの方向性をもって反射され、
又白熱ランプ6の光を透過拡散し、蛍光ランプによって
できる陰影を強く出すこと無くセード16面を照らし、
又セード16を透過し、居住空間の天上方向をも照らす
ことができる。
な曲線を描いて形成されているから、白熱ランプ6から
放出される光の反射は多くの方向性をもって反射され、
又白熱ランプ6の光を透過拡散し、蛍光ランプによって
できる陰影を強く出すこと無くセード16面を照らし、
又セード16を透過し、居住空間の天上方向をも照らす
ことができる。
【0019】そして、白熱ランプ6から放出される熱は
鎖線矢印Aのように、そのまま上昇して白熱ランプカバ
ー放熱穴18を通り、本体放熱穴19を抜けて、天井吊
下げ灯外へ放出される。
鎖線矢印Aのように、そのまま上昇して白熱ランプカバ
ー放熱穴18を通り、本体放熱穴19を抜けて、天井吊
下げ灯外へ放出される。
【0020】さらに点灯装置内蔵の器具本体8の作動に
より、円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6を同時に点
灯させることにより、円形蛍光ランプ4,5から放出さ
れた光は白熱ランプカバー15及びセード16を透過し
居住空間を、白熱ランプ6から放出された光は直接及び
白熱ランプカバー15反射板に反射されて又一部は白熱
ランプカバー15を透過しさらにセード16を透過して
居住空間照らす。
より、円形蛍光ランプ4、5と白熱ランプ6を同時に点
灯させることにより、円形蛍光ランプ4,5から放出さ
れた光は白熱ランプカバー15及びセード16を透過し
居住空間を、白熱ランプ6から放出された光は直接及び
白熱ランプカバー15反射板に反射されて又一部は白熱
ランプカバー15を透過しさらにセード16を透過して
居住空間照らす。
【0021】この時、円形蛍光ランプ4及び5、或いは
円形蛍光ランプ4又は5何れか一方の点灯により発生す
る器具本体8内周の熱及び白熱ランプ6から放出される
熱は鎖線矢印Aのようにそのまま上昇して白熱ランプカ
バー放熱穴18を通り、本体放熱穴19を抜けて、天井
吊下げ灯器具外へ放出される。
円形蛍光ランプ4又は5何れか一方の点灯により発生す
る器具本体8内周の熱及び白熱ランプ6から放出される
熱は鎖線矢印Aのようにそのまま上昇して白熱ランプカ
バー放熱穴18を通り、本体放熱穴19を抜けて、天井
吊下げ灯器具外へ放出される。
【0022】又、円形蛍光ランプ4及び5より発生する
熱及び器具本体8外周の熱は鎖線矢印Bのように、その
まま上昇してセード放熱穴20より、天井吊下げ灯器具
外へ放出される。
熱及び器具本体8外周の熱は鎖線矢印Bのように、その
まま上昇してセード放熱穴20より、天井吊下げ灯器具
外へ放出される。
【0023】実施例2. 上記実施例1では白熱ランプカバー15の下端縁はその
直径が大径の円形蛍光ランプ5の直径よりも大きくなる
位置まで延引され、大径の円形蛍光ランプ5が下方から
見えないようになっているが、白熱ランプカバー15の
緩やかな曲線が終わったところまでの大きさとした時も
同様の効果が期待できる。この時虫等の侵入物はさらに
出やすい形状となる。
直径が大径の円形蛍光ランプ5の直径よりも大きくなる
位置まで延引され、大径の円形蛍光ランプ5が下方から
見えないようになっているが、白熱ランプカバー15の
緩やかな曲線が終わったところまでの大きさとした時も
同様の効果が期待できる。この時虫等の侵入物はさらに
出やすい形状となる。
【0024】実施例3. 図2はこの考案の実施例3を示す縦断面図で、セード1
6が電子安定器等の点灯装置が内蔵された器具本体8の
上方まで覆う半球状をなしその上部周面は円形に開口さ
れ、この開口周縁より内側に折り返した突起辺が形成さ
れている。21はこのセード16を器具本体8に取り外
し可能に固定するセード固定具で、その側面に円形蛍光
ランプ4、5が放出する熱の出口であるセード放熱穴2
0を形成しており、このセード放熱穴20近傍で本体放
熱穴19からの風路と合流している。
6が電子安定器等の点灯装置が内蔵された器具本体8の
上方まで覆う半球状をなしその上部周面は円形に開口さ
れ、この開口周縁より内側に折り返した突起辺が形成さ
れている。21はこのセード16を器具本体8に取り外
し可能に固定するセード固定具で、その側面に円形蛍光
ランプ4、5が放出する熱の出口であるセード放熱穴2
0を形成しており、このセード放熱穴20近傍で本体放
熱穴19からの風路と合流している。
【0025】このような構成にすると、円形蛍光ランプ
4、5が放出する熱及び器具本体8外周の熱(鎖線矢印
B)と本体放熱穴19から放出される器具本体8内周の
熱及び白熱ランプ6からの熱(鎖線矢印A)がセード放
熱穴20近傍で交わり、互いに熱を引き出し合い、さら
に放熱効果が期待できる。
4、5が放出する熱及び器具本体8外周の熱(鎖線矢印
B)と本体放熱穴19から放出される器具本体8内周の
熱及び白熱ランプ6からの熱(鎖線矢印A)がセード放
熱穴20近傍で交わり、互いに熱を引き出し合い、さら
に放熱効果が期待できる。
【0026】実施例4. 実施例3ではセード放熱穴20は電子安定器等の点灯装
置が内蔵された器具本体8上面の凸部の周囲に取り外し
可能に固定されるセード固定具21の側面に設けられて
いるが、セード16が器具本体8の全体を覆い、器具本
体8上面の凸部上端に直接取り外し可能に固定される場
合はセード放熱穴20はセード16の上面に設けられ
る。
置が内蔵された器具本体8上面の凸部の周囲に取り外し
可能に固定されるセード固定具21の側面に設けられて
いるが、セード16が器具本体8の全体を覆い、器具本
体8上面の凸部上端に直接取り外し可能に固定される場
合はセード放熱穴20はセード16の上面に設けられ
る。
【0027】このような構成にすると、上記実施例3と
同様に本体放熱穴19から放出される器具本体8内周の
熱及び白熱ランプ6からの熱は円形蛍光ランプ4、5が
放出する熱及び器具本体8外周の熱とセード放熱穴20
の手前で一旦交わり、互いに熱を引き出し合い、セード
放熱穴20を通り天井吊下げ灯器具外へ放出されるの
で、さらに放熱効果が期待できる。
同様に本体放熱穴19から放出される器具本体8内周の
熱及び白熱ランプ6からの熱は円形蛍光ランプ4、5が
放出する熱及び器具本体8外周の熱とセード放熱穴20
の手前で一旦交わり、互いに熱を引き出し合い、セード
放熱穴20を通り天井吊下げ灯器具外へ放出されるの
で、さらに放熱効果が期待できる。
【0028】実施例5. 上記何れの実施例においても白熱ランプカバー4の形状
は白熱ランプ3を中心とする内側へ湾曲する形状である
が、逆に外側に湾曲した時も同等の光の反射・拡散が得
られる。
は白熱ランプ3を中心とする内側へ湾曲する形状である
が、逆に外側に湾曲した時も同等の光の反射・拡散が得
られる。
【0029】
【考案の効果】この考案は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載される効果を奏する。 (1).白熱ランプカバー放熱穴と本体放熱穴の放熱効
果により、高出力・高照度の白熱ランプと蛍光ランプの
同時点灯することができる。 (2).天井吊り下げ器具の容積に対し、放熱効果が高
いために器具全体を小型にすることができる。 (3).白熱ランプの光が白熱ランプカバーを透過拡散
し、蛍光ランプによってできる陰影を強く出すこと無く
セード面を照らし、又セードを透過し、居住空間の呈上
方向を照らすことができる。 (4).白熱ランプの光が白熱ランプカバーの広い面に
反射・拡散し、下方部のみに集光することなく、居住空
間を明るく均一に照らすことができる。 (5)各放熱穴、セードと下面から侵入した虫等の侵入
物は容易に器具外へ出る効果を得ることができる。
ているので、以下に記載される効果を奏する。 (1).白熱ランプカバー放熱穴と本体放熱穴の放熱効
果により、高出力・高照度の白熱ランプと蛍光ランプの
同時点灯することができる。 (2).天井吊り下げ器具の容積に対し、放熱効果が高
いために器具全体を小型にすることができる。 (3).白熱ランプの光が白熱ランプカバーを透過拡散
し、蛍光ランプによってできる陰影を強く出すこと無く
セード面を照らし、又セードを透過し、居住空間の呈上
方向を照らすことができる。 (4).白熱ランプの光が白熱ランプカバーの広い面に
反射・拡散し、下方部のみに集光することなく、居住空
間を明るく均一に照らすことができる。 (5)各放熱穴、セードと下面から侵入した虫等の侵入
物は容易に器具外へ出る効果を得ることができる。
【図1】この考案の実施例1を示す縦断面図である。
【図2】この考案の実施例3を示す縦断面図である。
【図3】従来の天井吊下げ灯を示す破断正面図である。
【符号の説明】 4 円形蛍光ランプ 5 円形蛍光ランプ 6 白熱ランプ 8 器具本体 15 白熱ランプカバー 16 セード 18 白熱ランプカバー放熱穴 19 本体放熱穴 20 セード放熱穴 21 セード固定具
Claims (1)
- 【請求項1】 円形蛍光ランプを外側に白熱ランプをそ
の内側に配設し、光を半透過拡散する合成樹脂で構成さ
れ、下方に向かって径の大きくなる円錐台筒形をなし、
その上面に中空円盤状の放熱穴が開けられた白熱ランプ
カバーを上記蛍光ランプと白熱ランプの間に設け、この
白熱ランプカバーの上部に設置され、上記円形蛍光ラン
プと白熱ランプとを点灯する点灯装置が内蔵された器具
本体に上記白熱ランプカバー上面の中空円盤状放熱穴と
連通する中空円盤状の本体放熱穴を設け、白熱ランプか
ら発生される熱を上記白熱ランプカバーの放熱穴と器具
本体放熱穴とを介して天井吊り下げ器具外に放出するこ
とを特徴とする天井吊下げ灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551392U JP2550290Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 天井吊下げ灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551392U JP2550290Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 天井吊下げ灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566810U JPH0566810U (ja) | 1993-09-03 |
JP2550290Y2 true JP2550290Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=11613273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP551392U Expired - Fee Related JP2550290Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 天井吊下げ灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550290Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006294480A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明器具及びこれを用いた照明システム |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP551392U patent/JP2550290Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0566810U (ja) | 1993-09-03 |
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