JPH0519953U - 残留塩素計 - Google Patents

残留塩素計

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JPH0519953U
JPH0519953U JP1892491U JP1892491U JPH0519953U JP H0519953 U JPH0519953 U JP H0519953U JP 1892491 U JP1892491 U JP 1892491U JP 1892491 U JP1892491 U JP 1892491U JP H0519953 U JPH0519953 U JP H0519953U
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポーラロ式残留塩素計に関し、検出が正確
で、かつ、故障のないポーラロ式残留塩素計を提供する
ことを目的とする。 【構成】 主副2つの測定容器11、12を並設し、被
検液が該2つの測定容器11、12を連続して流れるよ
うにし、主測定容器11に主電極10を、また副測定容
器12に副電極40を配置したポーラロ式残留塩素計に
おいて、主電極10を固定した状態で研磨手段300を
作動させる構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は残留塩素計に関し、特にポーラロ式残留塩素計に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のポーラロ式塩素計の側断面図である。 主副2つの測定容器11、12が並設され、該主測定容器11の下端部側面に は、被検液導入口13が、また、副測定容器12の上端部側面には被験液の排出 口14が設けられ、更に、両測定容器11、12の中央部側面に設けられた連通 口15によって両測定容器11、12が連通されるようになっている。
【0003】 上記主測定容器11の下端部には主検出電極10が電極保持筒16に保持され て配設されており、該保持筒16は主測定容器11の上端で回転自在に保持され 、モータ17に連動して回転するようになっている。保持筒16の上端には、上 記主検出電極10と電気的に接続された導出回転電極20が設けられるとともに 、該導出回転電極20の中心に固定導出プローブ32がバネ31によって当接さ れている。副測定容器12の下端にはAgCl等の副電極40が配置され、直接 リード線Lsによって外部に導出されている。
【0004】 上記主電極10には通常金が用いられるが、被検液との反応によって感度が鈍 くなることを防止するために主測定容器11の底部に径1mm程度のガラスビーズ よりなる研磨材39が主電極10の高さ程度迄充填されており、上記モータ17 を回転させることによって保持筒16を回転させて主電極10を研磨材39で常 に研磨するようにしている。
【0005】 上記構成によって、主電極10と副電極40の間に所定の電圧を印加すること によって電極10、40間に流れる電流が被検液の残留塩素濃度によって変化す ることによって、該残留濃度を測定することができることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると、主電極10を保持する保持筒16が回転するように なっているので、主電極10より検出電圧を導出する上記回転導出板20と、固 定導出プローブ32とを設ける必要がある。この構成は、回転導出板20と固定 プローブ32との当接部での接触抵抗が発生して検出値が不正確になる上、故障 が発生しやすい欠点がある。
【0007】 この考案は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであって、検出が正確で、 かつ、故障のないポーラロ式残留塩素計を提供することを目的とするものである 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの考案は以下の手段を採用している。すなわち、 主副2つの測定容器11、12を並設し、被検液が該2つの測定容器11、12 を連続して流れるようにし、主測定容器11に主電極10を、また副測定容器1 2に副電極40を配置したポーラロ式残留塩素計において、主電極10を固定し た状態で研磨手段300を作動させる構成としたものである。
【0009】 より具体的には、例えば図1、図2に示すように、上記主電極10が主測定容 器11の底部に配設されるとともに、上記研磨手段300が主測定容器11の上 端に該主測定容器11の内部に突出して回転自在に、かつ、モータ37と連動し て取り付けられた攪拌軸35と、該攪拌軸35の先端に取り付けられた攪拌翼3 6と、上記主測定容器11の底部に充填された研磨材39とよりなる構成とする ことができる。
【0010】 また、図2、図3に示すように、主電極10が主測定容器11の上端から該主 測定容器11の内部に固定して突出させた保持筒16aの先端に貼り付けられ、 また、被検液が主測定容器11の底部から導入される構成とし、更に、上記研磨 手段300がスクリュ41を周囲に刻んだフロート43の上面に刷毛42を植毛 した構成とすることもできる。
【0011】
【作用】
上記構成によると主電極を固定した状態で研磨手段300が作動するので、検 出電圧を導出する経路に接触部を形成する必要がない。従って、接触抵抗の影響 を受けないで検出電圧を正確に導出できることになる。 研磨手段300として攪拌翼31と研磨材39を用いた構成とした場合、攪拌 翼31を回転させることによって研磨材39が主電極10上で攪拌され、主電極 10を研磨することになる。また、研磨手段300としてフロート43に刷毛4 2を植毛した構成を用いると、被検液の流速によってフロート43が回転させら れるとともに、刷毛42が主電極10を研磨しながら回転する。これによって、 外部から動力を与えなくても主電極10を研磨することができることになる。
【0012】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示し、図2はその要部拡大図である。 主副の2つの測定容器11、12が設けられる点、及び被検液の導入導出構造 は従来と全く同様である。主電極10は主測定容器11の底部に固定して配設さ れ、直接リード線Lm1によって外部に導出されている。
【0013】 主測定容器11の上端には、モータ37と連動した攪拌軸35が主測定容器1 1の内部に突出して回転自在に取付けられ、該攪拌軸35の先端で上記電極10 の上方に攪拌翼36が取り付けられる。また、主測定容器11の底部(主電極1 0の上)には、上記攪拌翼36の高さまで研磨材39が充填されている。この構 成によって攪拌翼36が回転すると、研磨材39が攪拌され、主電極10の表面 を研磨することになる。また、主電極10からの検出電圧の導出経路には接触部 を含まないので、接触抵抗による電圧降下もなくなる。
【0014】 図3はこの考案の別の実施例を示すものであり、図4はその要部拡大図である 。主副の測定容器11、12の構成は被検液の導入口13aが主測定容器11の 底部中央に設けられている点を除いて従来と同じである。 主測定容器11の上端には該主測定容器11の内部に突出して保持筒16aが 固定して取付られ、その下端面には主電極10が貼り付けられている。この主電 極10の検出電圧は通常のリード線Lm2によって直接外部に導出されるように なっている。
【0015】 主測定容器11の底部には周囲にスクリュ41を刻設したフロート43が配置 され、該スクリュ41の上面に刷毛42が植毛されている。 この構成によって被検液が導入口13aより導入されると、フロート43が浮 上して刷毛42が主電極10に当接するとともに、回転する。 従って、刷毛42が主電極10を研磨することになる。この場合、外部のモー タ等のアクチュエータと連動する可動部がないので、構造が極めて簡単になり、 しかも故障も少なくなる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案は、主電極が固定されているので、接触部を含ま ずに該主電極からの信号を導出することができ、検出が正確になり、しかも構成 が簡単となる。 更に、周囲にスクリュを刻設したフロートの上面に刷毛を植毛した研磨手段を 用いた場合には、モータ等のアクチュエータを必要としないので、更に構成が簡 単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例側面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】本考案の別の実施例側面図である。
【図4】図3の要部拡大斜視図である。
【図5】従来例側面図である。
【符号の説明】
10 主電極 11 主測定容器 12 副測定容器 16a 保持筒 35 攪拌軸 36 攪拌翼 37 モータ 39 研磨材 40 副電極 41 スクリュ 42 刷毛 43 フロート 300 研磨手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主副2つの測定容器(11)、(12)を並設
    し、被検液が該2つの測定容器(11)、(12)を連続して流
    れるようにし、主測定容器(11)に主電極(10)を、また副
    測定容器(12)に副電極(40)を配置したポーラロ式残留塩
    素計において、 主電極(10)を固定した状態で研磨手段(300) を作動させ
    る構成としたことを特徴とする残留塩素計。
  2. 【請求項2】 上記主電極(10)が主測定容器(11)の底部
    に配設されるとともに、上記研磨手段(300) が主測定容
    器(11)の上端に該主測定容器(11)の内部に突出して回転
    自在に、かつ、モータ(37)と連動して取り付けられた攪
    拌軸(35)と、該攪拌軸(35)の先端に取り付けられた攪拌
    翼(36)と、上記主測定容器(11)の底部に充填された研磨
    材(39)とよりなる請求項1に記載の残留塩素計。
  3. 【請求項3】 主電極(10)が主測定容器(11)の上端から
    該主測定容器(11)の内部に固定して突出させた保持筒(1
    6a) の先端に貼り付けられ、また、被検液が主測定容器
    (11)の底部から導入される構成とし、更に、上記研磨手
    段(300) がスクリュ(41)を周囲に刻んだフロート(43)の
    上面に刷毛(42)を植毛した構成とした請求項1に記載の
    残留塩素計。
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