JPH05199287A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH05199287A
JPH05199287A JP916792A JP916792A JPH05199287A JP H05199287 A JPH05199287 A JP H05199287A JP 916792 A JP916792 A JP 916792A JP 916792 A JP916792 A JP 916792A JP H05199287 A JPH05199287 A JP H05199287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
circuit
ringer sound
output
handset
Prior art date
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Pending
Application number
JP916792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ishikura
正昭 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP916792A priority Critical patent/JPH05199287A/ja
Publication of JPH05199287A publication Critical patent/JPH05199287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】受話音の出力と、リンガー音等の出力とを受話
器によって共用可能とした電話機を提供する。 【構成】リンガー音発生回路14と、このリンガー音発
生回路14によって発生されるリンガー音の出力レベル
を調整するアッテネータ13と、このアッテネータ13
によってレベル調整されたリンガー音を増幅して受話器
11から出力する増幅器12と、人体15の接近を検出
したとき検出信号を出力する検出回路19と、この検出
回路19から検出信号が出力されていないときはリンガ
ー音発生回路14によって発生されたリンガー音をアッ
テネータ13によってレベル調整することなくそのまま
出力させ、検出回路19から検出信号が出力されている
ときはアッテネータ13を制御してリンガー音のレベル
を所定レベル低下させる制御を行う制御回路20とを備
えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドセットに内蔵さ
れた受話器から、受話音の出力と、リンガー音その他の
音の出力とを行えるようにして、受話器を共用可能な構
造とした電話機に関する。
【0002】
【産業上の利用分野】従来の電話機は、通話のための受
話器がハンドセットに内蔵されるとともに、呼び出し時
等のリンガー音を出力するためのリンガー専用のスピー
カが別に内蔵された構造となっている。
【0003】このように、受話器とリンガー専用のスピ
ーカとを別に設けるのは、リンガー音の出力が大である
ために、これを耳に当てている状態の受話器から出力す
ると、人体、特に聴覚に与える影響が大きいからであ
る。
【0004】ところで、近時の生活様式の多様化に伴
い、電話機も種々の機能を備えたものが提供されてお
り、その中でも、通話中の行動に制約を受けないコード
レス電話機や、カバン等に収納できる携帯電話機が、急
速に普及しつつある。コードレス電話機は、通常、電話
回線に接続された親機と、この親機とは無線回線によっ
て接続された1台又は複数台の子機とで構成されてい
る。
【0005】そして、このようなコードレス電話機の子
機や携帯電話機も、通話のための受話器と、呼び出しの
ための内部スピーカとを別々に備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年こ
のようなコードレス電話機(特に子機)や携帯用電話機
も小型化が要求されており、この小型化を実現するため
には、不要な部品を極力省略しなければならない。
【0007】そのため、リンガー専用のスピーカを省略
し、リンガー音等を受話器から出力させることも可能で
あるが、上記したように、これをそのまま実現すると、
特に人の聴覚に影響を与える心配があるといった問題が
あった。
【0008】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、受話器を通話用とリンガー用とに共用
するとともに、このときの人体、特に聴覚への影響を無
くした電話機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電話機は、ハンドセットに内蔵されたリン
ガー音発生回路と、このリンガー音発生回路によって発
生されるリンガー音の出力レベルを調整するレベル調整
回路と、このレベル調整回路によってレベル調整された
リンガー音を増幅してハンドセットに内蔵された受話器
から出力する増幅器と、前記受話器の近傍に設けられる
とともに人体の接近を検出したとき検出信号を出力する
検出回路と、この検出回路から検出信号が出力されてい
ないときは前記リンガー音発生回路によって発生された
リンガー音を前記レベル調整回路によってレベル調整す
ることなくそのまま出力させ、検出回路から検出信号が
出力されているときは前記レベル調整回路を制御してリ
ンガー音のレベルを所定レベル低下させる制御を行う制
御回路とを備えた構成とする。
【0010】
【作用】検出回路は、本電話機に人体、例えば受話器を
当てるための耳が近づいてくると、検出回路がこれを検
出し、検出信号を制御回路に出力する。
【0011】制御回路では、検出回路からの検出信号に
基づいてレベル調整回路を調整するようになっており、
検出回路から検出信号が出力されていないときは、人体
が接近していない(すなわち、通話中でない)と判断
し、このときはレベル調整回路の制御を停止する。これ
により、リンガー音発生回路により発生されたリンガー
音は、レベル調整回路をそのまま通過して増幅器に導か
れて、ここで所定のレベルまで増幅された後、リンガー
音として受話器から出力される。
【0012】一方、検出回路から検出信号が出力されて
いるとき、制御回路は人体が接近している(すなわち、
通話中等である)と判断し、このときはレベル調整回路
を制御して、リンガー音発生回路により発生されたリン
ガー音のレベルを通話音と同レベルまで低下させる。こ
れにより、リンガー音の出力時、使用者が電話中等でハ
ンドセットの受話器を耳に当てている場合には、リンガ
ー音は通話音レベルの低いレベルで出力されるので、人
体、特に聴覚に悪影響を及ぼすことがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1は、本発明に係わる電話機の要部の電
気的構成を示すブロック図である。
【0015】同図において、リンガー音を発生するリン
ガー音発生回路14の出力は、その出力レベルの調整を
行うアッテネータ(レベル調整回路)13に導かれてお
り、アッテネータ13の出力は、増幅器12を介してハ
ンドセット30に内蔵された受話器11に導かれてい
る。ここで、ハンドセット30とは、コードレス電話機
の場合には子機本体、携帯用電話機の場合には携帯用電
話機本体のことである。
【0016】一方、受話器11の近傍には、駆動回路1
8によって駆動される赤外線を発光する発光部16と、
この発光部16から発光される赤外線を受光する受光部
17とが設けられており、受光部17の出力は、検出回
路19に導かれている。そして、検出回路19の出力
は、アッテネータ13の減衰量を調整する制御回路20
に導かれた構成となっている。
【0017】発光部16と受光部17との関係は、人体
15がハンドセット30の特に受話部に近づくと、発光
部16からの赤外線が人体15によって反射され、受光
部17で受光されるように配置されている。そして、受
光部17から出力される信号のレベルは、人体15が距
離Lに近づいたとき、検出回路19の内部に設定された
基準レベルを越えるようになっている。検出回路19
は、受光部17からの信号のレベルがこの基準レベルを
越えたとき、検出信号を制御回路20に出力するように
なっている。
【0018】図2は、ハンドセット(本実施例では、コ
ードレス電話機の子機を示している)30の概略構成を
示している。すなわち、ハンドセット30の受話収納部
31に受話器11が収納されており、その受話収納部3
1の下部に発光部16と受光部17とからなるセンサ回
路が収納されている。
【0019】次に、上記構成の電話機の動作を説明す
る。
【0020】人体15が本電話機に近づかない状態(す
なわち、少なくとも距離Lよりは離れた状態)であると
き、発光部16からの赤外線は受光部17によって受光
されず、そのため検出回路19は、制御回路20に対し
て検出信号を出力していない状態となっている。そのた
め、制御回路は人体が接近していない(すなわち、通話
中でない)と判断し、このときはレベル調整回路13の
制御を行わない。
【0021】これにより、リンガー音発生回路14によ
り発生されたリンガー音は、レベル調整回路13をその
まま通過して増幅器12に与えられ、ここで所定のレベ
ルまで増幅された後、リンガー音として受話器11から
出力される。
【0022】一方、人体15が本電話機に近づいた状態
(すなわち、少なくとも距離Lより近づいた状態)であ
るとき、発光部16からの赤外線は受光部17によって
受光され、その信号が検出回路19に与えられる。検出
回路19では、この与えられた信号のレベルと内部に設
定された基準レベルとの比較を行うが、この場合には入
力された信号のレベルが基準レベルを越えることから、
検出回路19は制御回路20に対して検出信号を出力す
る。
【0023】そのため、制御回路20は人体が接近して
いる(すなわち、通話中等である)と判断し、このとき
はレベル調整回路13を制御して、リンガー音発生回路
14により発生されたリンガー音のレベルを通話音と同
レベルまで低下させる。そのため、増幅器12において
所定のレベルまで増幅されたリンガー音は、通話音と同
レベルで受話器11から出力されることになる。
【0024】このように、リンガー音の出力時、使用者
が電話中等でハンドセットの受話器を耳に当てている場
合には、リンガー音は通話音レベルの低いレベルで出力
されるので、人体、特に聴覚に悪影響を及ぼすことがな
い。これにより、リンガー音の発音体を受話器によって
共用することができるので、部品点数の削減、少スペー
ス化(すなわち、小型化)が可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明の電話機は、リンガー音発生回路
によって発生されるリンガー音の出力レベルを調整する
レベル調整回路と、このレベル調整回路によってレベル
調整されたリンガー音を増幅して受話器から出力する増
幅器と、受話器の近傍に設けられるとともに人体の接近
を検出したとき検出信号を出力する検出回路と、この検
出回路から検出信号が出力されていないときはリンガー
音発生回路によって発生されたリンガー音をレベル調整
回路によってレベル調整することなくそのまま出力さ
せ、検出回路から検出信号が出力されているときはレベ
ル調整回路を制御してリンガー音のレベルを所定レベル
低下させる制御を行う制御回路とを備えた構成としたの
で、リンガー音の出力時、使用者が電話中等でハンドセ
ットの受話器を耳に当てている場合には、リンガー音は
通話音レベルの低いレベルで出力されるので、人体、特
に聴覚に悪影響を及ぼすことがない。また、これによっ
てリンガー音の発音体を受話器によって共用することが
できるので、部品点数の削減と少スペース化(すなわ
ち、小型化)とを図ることができるといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電話機の要部の電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係わる電話機の概略構成図である。
【符号の説明】
11 受話器 12 増幅器 13 アッテネータ 14 リンガー音発生回路 15 人体 16 発光部 17 受光部 18 駆動回路 20 検出回路 21 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットに内蔵されたリンガー音発
    生回路と、このリンガー音発生回路によって発生される
    リンガー音の出力レベルを調整するレベル調整回路と、
    このレベル調整回路によってレベル調整されたリンガー
    音を増幅してハンドセットに内蔵された受話器から出力
    する増幅器と、前記受話器の近傍に設けられるとともに
    人体の接近を検出したとき検出信号を出力する検出回路
    と、この検出回路から検出信号が出力されていないとき
    は前記リンガー音発生回路によって発生されたリンガー
    音を前記レベル調整回路によってレベル調整することな
    くそのまま出力させ、検出回路から検出信号が出力され
    ているときは前記レベル調整回路を制御してリンガー音
    のレベルを所定レベル低下させる制御を行う制御回路と
    を備えたことを特徴とする電話機。
JP916792A 1992-01-22 1992-01-22 電話機 Pending JPH05199287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP916792A JPH05199287A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 電話機

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JP916792A JPH05199287A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 電話機

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JPH05199287A true JPH05199287A (ja) 1993-08-06

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ID=11713052

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JP916792A Pending JPH05199287A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 電話機

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