JPH05199078A - 無安定マルチバイブレータ回路 - Google Patents

無安定マルチバイブレータ回路

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Publication number
JPH05199078A
JPH05199078A JP4046442A JP4644292A JPH05199078A JP H05199078 A JPH05199078 A JP H05199078A JP 4046442 A JP4046442 A JP 4046442A JP 4644292 A JP4644292 A JP 4644292A JP H05199078 A JPH05199078 A JP H05199078A
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JP
Japan
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circuit
voltage
capacitor
level
resistor
Prior art date
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Application number
JP4046442A
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English (en)
Inventor
Ikuo Enomoto
郁男 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成の充電電流調整回路を付加す
ることにより出力信号波形のデューティおよび周波数を
可変することの出来る無安定マルチバイブレータ回路を
提供することにある。 【構成】 直列接続した複数のインバータ回路と、それ
ら複数のインバータ回路における接続点と信号出力端子
間を接続するコンデンサと抵抗の直列回路と、前記コン
デンサの端子電圧を前記複数のインバータ回路のうちの
初段のインバータ回路の入力端子に供給するフィードバ
ック回路とから構成され、前記抵抗を可変することによ
り出力信号周波数が可変される無安定マルチバイブレー
タ回路において、電源とグランド間の電圧を可変抵抗に
より分圧し、この分圧した電圧により前記コンデンサー
への充電電流を調整する充電電流調整回路を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無安定マルチバイブ
レータ回路に関し、さらに詳しくは、出力信号波形のデ
ューティサイクルを可変することの出来る無安定マルチ
バイブレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無安定マルチバイブレータ回路を
図2,図3に示す。図2は、CMOS ICを用いた無
安定マルチバイブレータ回路である。
【0003】この無安定マルチバイブレータ回路51
は、直列接続された第1インバータ回路52および第2
インバータ回路53から構成されている。第1インバー
タ回路52および第2インバータ回路53の接続点と第
2インバータ回路53の出力端子間には、抵抗Rとコン
デンサCとの直列回路が接続されている。抵抗Rとコン
デンサCとの接続点は、さらに抵抗54を介して第1イ
ンバータ回路52の入力端子に接続されている。
【0004】55は、この無安定マルチバイブレータ回
路51の出力端子である。この無安定マルチバイブレー
タ回路51は、CRの時定数により規定される固定され
たデューティサイクルのパルス信号を連続して出力す
る。
【0005】なお、i1およびi2は、極性が交互に反
転したときのコンデンサCへの充電電流を示している。
【0006】図3は、デューティサイクルを調整できる
アステーブル マルチバイブレータ回路である。
【0007】このアステーブル マルチバイブレータ回
路61は、第1インバータ回路62,第2インバータ回
路63,第3インバータ回路64が直列接続されてい
る。さらに、第2インバータ回路63および第3インバ
ータ回路64の接続点と出力端子65間にはコンデンサ
Cと可変抵抗器RXとダイオードD1,D2が接続され
ている。
【0008】可変抵抗器RXの摺動端子はコンデンサC
に接続され、固定抵抗端子は夫々ダイオードD1,ダイ
オードD2に接続されている。ダイオードD1には、コ
ンデンサーへの可変抵抗器RXにおける抵抗Raを介す
る充電電流が流れ、ダイオードD2には、コンデンサー
への可変抵抗器RXにおける抵抗Rbを介する充電電流
が流れる。
【0009】デューティサイクルの調整は、可変抵抗器
RXを調整することにより行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無安定マルチバイブレータ回路は、デューティサイクル
が固定されており、調整するにはインバータ回路を3回
路必要とするという問題点がある。さらに、デューティ
サイクルが調整できてもインバータ回路が3回路必要で
あるうえ、ダイオードが必要であり、回路構成が複雑と
なり、部品コストが高くなり、信頼性の点でも不利であ
るという問題点がある。
【0011】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、この発明の目的は、出力信号波
形のデューティおよび周波数を簡単な回路構成により可
変することの出来る無安定マルチバイブレータ回路を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の無安定マルチ
バイブレータ回路は、直列接続した複数のインバータ回
路と、それら複数のインバータ回路における接続点と信
号出力端子間を接続するコンデンサと抵抗の直列回路
と、前記コンデンサの端子電圧を前記複数のインバータ
回路のうちの初段のインバータ回路の入力端子に供給す
るフィードバック回路とから構成され、前記抵抗を可変
することにより出力信号周波数が可変される無安定マル
チバイブレータ回路において、電源とグランド間の電圧
を可変抵抗により分圧し、この分圧した電圧により前記
コンデンサーへの充電電流を調整する充電電流調整回路
を付加したものである。
【0013】
【作用】この発明における無安定マルチバイブレータ回
路は、簡単な回路構成の充電電流調整回路によりコンデ
ンサーの充電電流を調整することで出力信号波形のデュ
ーティおよび周波数を調整できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の無安定マルチバイブレータ回路の一
実施例を示す電気回路図である。
【0015】この無安定マルチバイブレータ回路1は、
第1インバータ回路1と第2インバータ回路2とが直列
接続されている。さらに、第1インバータ回路1と第2
インバータ回路2との接続点には、第1可変抵抗器4の
固定抵抗端子の一方が接続されている。固定抵抗端子の
他方の端子は、第2可変抵抗器5の一方の端子に接続さ
れている。第2可変抵抗器5の他方の端子は、ブラス側
電源VDDに接続されている。
【0016】第1可変抵抗器4の摺動端子は、固定抵抗
R1に接続されている。固定抵抗R1の他方の端子は、
コンデンサーC1を介して出力端子6に接続されてい
る。固定抵抗R1の他方の端子は、さらに抵抗R0を介
して第1インバータ回路2の入力端子に接続されてい
る。
【0017】次に、動作について説明する。電源が投入
された時点では、プラス側電源VDDからは第2可変抵
抗器5,第1可変抵抗器4,固定抵抗R1を介してコン
デンサーC1に充電電流i1が流れ込み、この結果、コ
ンデンサーC1の端子電圧は第2可変抵抗器5,第1可
変抵抗器4,固定抵抗R1の抵抗値とコンデンサーC1
の容量とにより規定される時定数によりグランドレベル
から上昇する。従って、第1インバータ回路2の入力電
圧は、電源投入時にはグランドレベル、出力は‘H’レ
ベルになっている。
【0018】すなわち、電源が投入された時点では、P
2点の電位はグランドレベルから瞬時に‘H’レベルに
上昇し、第2インバータ回路3の出力は‘L’レベルと
なる。
【0019】コンデンサーC1の端子電圧が、第1イン
バータ回路2の閾値より大きくなると第1インバータ回
路2の出力は反転し、‘L’レベルになり、さらに第2
インバータ回路3の出力は‘H’レベルとなる。
【0020】この結果こんどは、第2インバータ回路3
の出力側から入力側に向けて充電電流i2が流れ、コン
デンサーC1は逆方向に充電される。従って、コンデン
サーC1の端子電圧は第2可変抵抗器5,第1可変抵抗
器4,固定抵抗R1の抵抗値とコンデンサーC1の容量
とにより規定される時定数により‘H’レベルから
‘L’レベルに向けて下降する。
【0021】この端子電圧が、第1インバータ回路2の
閾値よりも小さくなると、第1インバータ回路2の出力
は‘H’レベルとなり、さらに第2インバータ回路3の
出力は‘L’レベルに反転し、最初の状態に戻る。
【0022】すなわち、第1インバータ回路2の出力
(P2の電位)は‘H’レベルとなり、充電電流i1が
流れ、上述した動作が繰り返される。
【0023】以上説明した動作において、第2可変抵抗
器5を調整することにより、出力信号V0のデューティ
を可変することができ、さらに第1可変抵抗器4を調整
することにより出力信号V0の周波数が可変できる。な
お、この実施例では、プラス側電源VDDにより第1可
変抵抗器4および第2可変抵抗器5を介して第1インバ
ータ回路2と第2インバータ回路3との接続点にバイア
スを加えたが、図2に示すように、プラス側電源VDD
とグランド間の電圧を抵抗により分圧し、この分圧され
ることにより得られる電圧によりバイアスを加えるよう
にしてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明の無安定マルチバイブレータ回
路によれば、簡単な回路構成の充電電流調整回路によ
り、出力信号波形のデューティおよび周波数を可変する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す電気回路図で
ある。
【図2】この発明の他の実施例の構成を示す電気回路図
である。
【図3】従来の無安定マルチバイブレータ回路の構成を
示す電気回路図である。
【図4】従来の無安定マルチバイブレータ回路の構成を
示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 無安定マルチバイブレータ回路 2 第1インバータ回路 3 第2インバータ回路 4 第1可変抵抗器 5 第2可変抵抗器(充電電流調整回路) C1 コンデンサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続した複数のインバータ回路と、
    それら複数のインバータ回路における接続点と信号出力
    端子間を接続するコンデンサと抵抗の直列回路と、前記
    コンデンサの端子電圧を前記複数のインバータ回路のう
    ちの初段のインバータ回路の入力端子に供給するフィー
    ドバック回路とから構成され、前記抵抗を可変すること
    により出力信号周波数が可変される無安定マルチバイブ
    レータ回路において、電源とグランド間の電圧を可変抵
    抗により分圧し、この分圧した電圧により前記コンデン
    サーへの充電電流を調整する充電電流調整回路を付加す
    ることを特徴とする無安定マルチバイブレータ回路。
JP4046442A 1992-01-20 1992-01-20 無安定マルチバイブレータ回路 Pending JPH05199078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046442A JPH05199078A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 無安定マルチバイブレータ回路

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JP4046442A JPH05199078A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 無安定マルチバイブレータ回路

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JPH05199078A true JPH05199078A (ja) 1993-08-06

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ID=12747286

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4046442A Pending JPH05199078A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 無安定マルチバイブレータ回路

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JP (1) JPH05199078A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387493B1 (ko) * 2000-12-27 2003-06-18 현대자동차주식회사 가변 듀티 발생장치와 이를 이용한 각종 센서의 접촉 불량시험장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387493B1 (ko) * 2000-12-27 2003-06-18 현대자동차주식회사 가변 듀티 발생장치와 이를 이용한 각종 센서의 접촉 불량시험장치

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