JPH0519904B2 - - Google Patents

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JPH0519904B2
JPH0519904B2 JP7706387A JP7706387A JPH0519904B2 JP H0519904 B2 JPH0519904 B2 JP H0519904B2 JP 7706387 A JP7706387 A JP 7706387A JP 7706387 A JP7706387 A JP 7706387A JP H0519904 B2 JPH0519904 B2 JP H0519904B2
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JP
Japan
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molding
width
fixing means
resin
molding material
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JP7706387A
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JPS63242526A (ja
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Tatsuya Tamura
Sakae Fujioka
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金属部および樹脂部からなり、異
色部分を有する異形の横断面形状が長手方向に沿
つて変化するモールデイングの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
自動車のウエザーストリツプモールデイング、
ドリツプモールデイング等として、金属部および
樹脂部からなり、異形の横断面形状を有するモー
ルデイングが使用されている。従来、このような
モールデイングの製造方法として、合成樹脂と金
属異形材を一体的に複合押出整形する方法が知ら
れている(例えば特公昭58−57306号)。一方、異
形の金属モールデイングについて、異形の横断面
形状が長手方向に沿つて変化するモールデイング
の製造方法として、ストレツチベンデイングによ
る方法が知られている(例えば特公昭59−37137
号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のモールデイン
グの製造方法においては、前者では全長にわたつ
て横断面形状が一定のモールデイングしか製造で
きず、また後者では金属部と樹脂部の複合体から
なり、異色部分を有するモールデイングが製造で
きないという問題点があつた。
この発明は上記問題点を解決するためのもの
で、金属部および樹脂部からなり、異色部分を有
する異形の横断面形状が長手方向に沿つて変化す
る装飾性の高いモールデイングを容易に製造する
ことができるモールデイングの製造方法を提案す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、金属ストリツプまたは金属プロフ
アイルの異色部分となる部分以外の部分に、長手
方向に沿つて幅が変化するように合成樹脂との固
着手段を形成する工程と、前記金属ストリツプま
たは金属プロフアイルを押出成形型に通して、押
出成形により前記固着手段を形成した部分に樹脂
部を形成してモールデイング材を得る工程と、前
記固着手段を形成した部分に沿つて前記樹脂部に
切目を入れる工程と、モールデイング材を所定の
長さに切断する工程と、長手方向に沿つて幅が変
化する可変幅部を形成するようにモールデイング
材を折曲成形する工程と、前記切目に沿つて固着
手段を形成しない部分の樹脂部を剥離して異色部
分を形成する工程とを含むモールデイングの製造
方法である。
〔作用〕
この発明のモールデイングの製造方法において
は、まずは金属ストリツプまたは金属プロフアイ
ルの異色部分となる部分以外の部分に、長手方向
に沿つて幅が変化するように合成樹脂との固着手
段を形成し、前記金属ストリツプまたは金属プロ
フアイルを押出成形型に通して、押出成形を行
い、前記固着手段を形成した部分に樹脂部を形成
してモールデイング材を得、次いで前記固着手段
を形成した部分に沿つて前記樹脂部に切目を入
れ、モールデイング材を所定の長さに切断し、長
手方向に沿つて幅が変化する可変幅部を形成する
ようにモールデイング材を折曲成形するととも
に、前記切目に沿つて固着手段を形成しない部分
の樹脂部を剥離して異色部分を形成したモールデ
イングを製造する。
こうして製造したモールデイングは、長手方向
に沿つて幅の変化する異色部分を有し、異形の横
断面形状が長手方向に沿つて変化して、優れた装
飾性を示す。
〔実施例〕
以下、この発明を図面の実施例により説明す
る。第1図ないし第19図は自動車のウエザース
トリツプモールデイングを製造する実施例を示
し、第1図は系統図、第2図ないし第5図、第7
図、第9図、第11図および第15図は斜視図、
第6図、第8図、第10図は断面図、第12図な
いし第14図、第16図および第17図は平面
図、第18図および第19図は第17図のA−A
断面図およびP方向矢視図である。
モールデイングの製造方法は、コイル状に巻か
れたステンレス鋼、アルミニウム、外表面に着色
または染色した鋼板あるいはこれらの全面的また
は部分的積層鋼板等の一定幅の金属ストリツプ1
をアンコイラー2からガイドローラ3を通してく
り出す。金属ストリツプ1は第2図に示すよう
に、外表面となる面に合成樹脂からなる保護フイ
ルム4が後で剥離可能に貼着されている。そして
ローラカツタ5により第3図に示すように、固定
幅部6および可変幅部となる部分7の境界に長手
方向に金属ストリツプ1に達する切目8を入れ、
固定幅部6の保護フイルム4aを巻取機9に巻取
つて剥離する。
次に金属ストリツプ1の裏面の全面および表面
の保護フイルム4のない部分に、必要により脱
脂、異物除去、ミクロ的粗化等を行つた後、ロー
ルコータ10により接着剤を塗布して第4図に示
すように、接着剤層11を形成し、加熱装置12
において焼付を行う。
接着剤を焼付けた金属ストリツプ1は、ロール
成形機13により第5図に示すように、固定幅部
6および可変幅部となる部分7で折曲成形して、
横断面形状一定の金属ブロフアイル14を形成す
る。
次にロータリエンコーダ等の送出量検出装置1
5の検出信号により演算制御を行う制御装置16
によつて金属プロフアイル14の送出量に伴いロ
ーラカツタ17の幅方向の移動量aを制御しなが
ら、第6図に示すように、長手方向に沿つて金属
プロフアイル14まで達し固定幅部6からの距離
が変化するスリツト18を保護フイルム4に形成
し、第7図に示すように、折曲部となる部分19
の保護フイルム4bを剥離する。保護フイルム4
bは前述と同様の手段で巻取る。
そして制御装置16により同様ロールコータ2
0の幅方向の移動量bを制御しながら、第8図に
示すように、保護フイルム4bを剥離した折曲部
となる部分19に接着剤を塗布して、第9図を示
すように、接着剤層11aを形成する。
この金属プロフアイル14を加熱装置21で加
熱して接着剤層11,11aを活性化した後、押
出成形型22に通して押出成形を行い、第11図
に示すように、保護フイルム4の一定幅部を除く
全面に軟質塩化ビニル樹脂等の横断面形状一定の
樹脂部23を一体的に形成、固着して、モールデ
イング材24を得る。樹脂部23は接着剤層1
1,11aを介して金属ストリツプ1を全面から
覆う基部23aと、この基部23aの固定幅部6
から突出する2枚のリツプ23bとからなる。こ
の場合、第10図に示すように、保護フイルム4
上の全面に樹脂部23cを形成してもよく、第1
2図以降ではこのようなものが図示されている。
このモールデイング材24は樹脂部23が高温
で軟化状態にある間に、制御装置16によつて同
様に幅方向の移動量c,dを制御された2個のロ
ーラカツタ25により、第10図および第11図
に示すように、接着剤層11,11aと保護フイ
ルム4の境界線に沿つて金属プロフアイル14ま
で達する切目26,27を形成する。なお、切目
26,27は接着剤層11a側に喰い込むことは
好ましくないが、保護フイルム4側に多少は喰い
込むことは構わない。また幅方向に移動するロー
ラカツタ17,25、ロールコータ20の制御
は、例えばサーボモータとボール式の送りネジ等
の組合せで簡単に行える。その後モールデイング
材24は冷却槽28で冷却して引取機29で引取
り、制御装置16により長手方向の移動量eを制
御された切断機30で所定の長さに決断する。
所定の長さに切断したモールデイング材24は
固定幅部6からの幅方向の距離が変化するよう
に、可変幅部となる部分7を第12図の切断線3
1に沿つて切断する。そして固定幅部6からの幅
方向の距離が変化するように、プレス成形等によ
り可変幅部となる部分7を第13図の折曲線32
に沿つて折曲げ、第14図および第15図に示す
ように、上面に幅が変化する可変幅部33、およ
び側面に折曲部34を形成する。なお、切断線3
1による切断および折曲線32によるる折曲の順
序は逆でもよい。また折曲部34の幅の変化によ
り、可変幅部33の幅の変化を吸収できる場合、
ならびに折曲部34を折返えして吸収できる場合
は切断線31による切断は不要である。
次に第16図に示すように、モールデイング材
24の長手方向両端末を切断して切欠35を形成
し、両端末部を射出成形型に挿入して射出成形を
行い、第17図ないし第19図に示すように、合
成樹脂製のエンドキヤツプ36および緩衝部37
を一体的に形成して、端末部に露出する金属切断
部を覆い、モールデイング(ウエザーストリツプ
モールデイング)38を製造する。
外表面に被着した保護フイルム4は、エンドキ
ヤツプ36および緩衝部37を形成する前に、少
なくとも端部を剥離しておくのが好ましく、最終
的には樹脂部23cを含めて全部を切目26,2
7に沿つて剥離し、可変幅部33の金属ストリツ
プ1を露出させて異色部分を形成する。保護フイ
ルム4を貼付した場合には、ロール成形時または
(および)折曲成形時の傷つきを防止できるため
好ましいが、傷つきのおそれがない場合には最初
から省略してもよい。また第10図に示すように
全面被覆の樹脂部23cを設けるときには、保護
フイルム4を押出成形の直前に剥離してもよい。
なお、第3図において、保護フイルム4aを剥
離する代りに、第20図に示すように、可変幅部
となる部分7のみに幅の狭い保護フイルム4を貼
付しておくこともできる。また第4図において、
接着剤層11を形成する代りにまたはこれと併用
して、第21図に示すように、多数の小さな貫通
孔39を形成して、表裏の樹脂部23を連結さ
せ、固着力を増してもよい。さらに樹脂部23の
基部23aが比較的単純な形状の場合には、第4
図に形状の金属ストリツプ1を押出成形型22に
供給して樹脂部23を形成し、その後ロール成形
機13により折曲成形をして所定形状のモールデ
イング材24としてもよい。
上記により製造されたモールデイング38はク
リツプ等の取付手段を利用して車体パネル等の被
取付体に取付けて使用する。取付状態において
は、可変幅部33の幅が変化しており、しかも異
色部分となつているため、優れた装飾性を示す。
第22図ないし第24図は自動車のドリツプモ
ールデイングを製造する他の実施例を示し、第2
2図は正面図、第23図はそのB−B断面図、第
24図はC−C断面図である。このモールデイン
グ(ドリツプモールデイング)38はフロント部
分40とアツパー部分41がコーナ部分42を介
して連続し、フロント部分40およびアツパー部
41を通して固定幅部6は同じ横断面形状を有す
るが、可変幅部33は横断面形状が変化してい
る。このようなモールデイング38の製造方法は
上記実施例の場合と同様であるが、第16図以降
の工程は通常は不要であるが、軸線曲げが必要と
なる。
以上の説明において、モールデイングとしてウ
エザーストリツプモールデイングおよびドリツプ
モールデイングを示したが、他のモールデイング
の製造にも適用可能であり、それぞれのモールデ
イングに応じて、固定幅部および可変幅部の形状
を変えることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な装置により簡単な工程
で、金属部および樹脂部からなり、異色部分を有
する異形の横断面形状が長手方向に沿つて変化す
る装飾性の高いモールデイングを容易に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図は自動車ウエザーストリ
ツプモールデイングを製造する実施例を示し、第
1図は系統図、第2図ないし第5図、第7図、第
9図、第11図および第15図は斜視図、第6
図、第8図、第10図は断面図、第12図ないし
第14図、第16図および第17図は平面図、第
18図および第19図は第17図のA−A断面図
およびP方向矢視図、第20図および第21図は
別の実施例の断面図、第22図は他の実施例の正
面図、第23図はそのB−B断面図、第24図は
C−C断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1は金属ストリツプ、4,4a,4bは保護
フイルム、5,17,25はローラカツタ、1
0,20はロールコータ、11,11aは接着剤
層、13はロール成形機、14は金属プロフアイ
ル、15は送出検出装置、16は制御装置、22
は押出成形型、23は樹脂部、24はモールデイ
ング材、33は可変幅部、34は折曲部、38は
モールデイング、39は貫通孔である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属ストリツプまたは金属プロフアイルの異
    色部分となる部分以外の部分に、長手方向に沿つ
    て幅が変化するように合成樹脂との固着手段を形
    成する工程と、前記金属ストリツプまたは金属プ
    ロフアイルを押出成形型に通して、押出成形によ
    り前記固着手段を形成した部分に樹脂部を形成し
    てモールデイング材を得る工程と、前記固着手段
    を形成した部分に沿つて前記樹脂部に切目を入れ
    る工程と、モールデイング材を所定の長さに切断
    する工程と、長手方向に沿つて幅が変化する可変
    幅部を形成するようにモールデイング材を折曲成
    形する工程と、前記切目に沿つて固着手段を形成
    しない部分の樹脂部を剥離して異色部分を形成す
    る工程とを含むモールデイング製造方法。 2 固着手段が接着剤層または貫通孔である特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 固着手段が、所定長さごとに長手方向の幅が
    変化するように形成するものである特許請求の範
    囲第1項または第2記載の製造方法。
JP7706387A 1987-03-30 1987-03-30 モ−ルデイングの製造方法 Granted JPS63242526A (ja)

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JP2825841B2 (ja) * 1989-03-31 1998-11-18 橋本フォーミング工業株式会社 異色部分を有する長尺な装飾モールディングの製造方法
US5474817A (en) * 1991-02-15 1995-12-12 Tokai Kogyo Kabushiki Kaisha Molding and production method thereof
KR100589355B1 (ko) 2003-12-31 2006-06-14 주식회사 세동 자동차용 몰딩 제조 방법 및 시스템

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