JP2825841B2 - 異色部分を有する長尺な装飾モールディングの製造方法 - Google Patents

異色部分を有する長尺な装飾モールディングの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は自動車の車体パネルの側面に取り付けるド
リップモールディング等の長尺なモールディングの製造
方法に関する。
(従来の技術) 一般に、モールディングは金属素材(又は芯材)と合
成樹脂材を結合した長尺物からなり、これを所望の長さ
に切断し、かつ所望の形状に軸線曲げ加工をして自動車
の側面などに取り付け、所望の機能と装飾を兼ねる役目
を大量生産による低廉な価格で果している。
従来、ウインドシールド等のモールディング及びその
製造方法を開示するものとして、金属光沢部と、これと
異色部分の樹脂部の巾を長手方向において換えて装飾効
果を高めたものがある(特開昭63−141849、特開昭63−
242525、特開昭63−242526及び特開昭63−38023号公報
参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のものは、いずれも、モールディ
ング本体側(金属部)に長手方向に沿って巾が変化する
部分を設け、この部分に接着剤層などの固着手段を形成
させてその部分に樹脂部を形成するものであるため、固
着手段も長手方向に沿ってその巾方向端縁を変化させる
必要があり、いきおい製造過程が複雑でそれ故、高価と
なり、又、両者の変化位置が一致しないときには樹脂部
のメクレ等の不具合を生ずることになるという問題点が
あった。
この発明は、そこで、製造過程が複雑でなく、それ故
安価であり、しかも異色部分のメクレ等がなく、異色部
分が長手方向に沿って変化して装飾効果を高めうるモー
ルディングの製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、以下の製造方法である。
(1)次の要素からなる異色部分を有する長尺な装飾モ
ールディングの製造方法 (a)実質的に同一横断面形状の外表面部(12)を有す
る長尺な平板状態を含むモールディング素材(21)を直
線状態に保つ工程 (b)前記外表面部の一部に、裏面の全面に後に粘・接
着力を向上させ得る粘・接着剤層を貼着前から有する合
成樹脂製の一定巾(B)の着色テープ(23)を長手方向
に沿いモールディング素材と平行にほぼ直線状に連続し
て貼着する工程 (c)該貼着の範囲は、モールディング素材の外表面に
対してほぼ一定位置を保ちかつ巾方向で最終製品の着色
部分(10)を越える範囲であること (d)前記モールディング素材が、直線状態であるとき
に外表面部に貼着した着色テープに外表面側から粘・接
着剤層(30)を越えてモールディング素材表面に達する
ように長手方向に沿って連続した切り目(35)を入れて
着色テープを所定の巾方向の端末部(20)にて分離する
工程 (e)前記切り目を入れる位置はモールディング素材の
同一断面の外表面部の任意の固定した点を基点として、
この基点から切り目位置までの寸法が長手方向に沿って
変化するようになっていること (f)切り目を入れた前記着色テープの粘・接着力が向
上して剥離不能になる前に切り目を境として、分離され
た一方の着色テープ(36)を粘・接着剤層と共にモール
ディング素材表面から剥離してこの剥離部分でモールデ
ィング素材の表面を露出させ、剥離されない他の一方の
着色テープをモールディング素材表面に残してこの部分
で着色部分(10)を形成し、その後にこの着色テープの
粘・接着力を向上させる工程。
(2)次の要素からなる異色部分を有する長尺な装飾モ
ールディングの製造方法 (a)実質的に同一横断面形状の外表面部(12)を有す
る長尺な平板状態を含むモールディング素材(21)を直
線状態に保つ工程 (b)前記外表面部の一部に、裏面の全面に所定時間を
経過すると硬化して粘・接着力が向上し前記外表面部か
ら剥離不能とする性質のある粘・接着剤層を貼着前から
有する合成樹脂製の一定巾(B)の着色テープ(23)を
長手方向に沿いモールディング素材と平行にほぼ直線状
に連続して貼着する工程 (c)該貼着の範囲は、モールディング素材の外表面に
対してほぼ一定の位置を保ち、かつ、巾方向で最終製品
の着色部分(10)を越える範囲であること (d)前記モールディング素材が、直線状態であるとき
に外表面部に貼着した着色テープに外表面側から粘・接
着剤層(30)を越えてモールディング素材表面に達する
ように長手方向に沿って連続した切り目(35)を入れて
着色テープを所定の巾方向の端末部(20)にて分離する
工程 (e)前記切り目を入れる位置はモールディング素材の
同一断面の外表面部の任意の点を固定した基点として、
この基点から切り目位置までの寸法が長手方向に沿って
変化するようになっていること (f)切り目を入れた前記着色テープの粘・接着力が向
上して剥離不能になる前に切り目を境として、分離され
た一方の着色テープ(36)を粘・接着剤層と共にモール
ディング素材表面から剥離してこの剥離部分をモールデ
ィング素材の表面を露出させ、剥離されない他の一方の
着色テープをモールディング素材表面に残してこの部分
で着色部分(10)を形成し、その後にこの着色テープの
粘・接着剤層を硬化させる工程。
(作用) この発明の第1発明によって得られるモールディング
は、切り目を入れ分離されたテープのうちモールディン
グ素材表面の露出する部分の着色テープが裏面の粘・接
着剤層の粘・接着力が高くなって剥離不能になる前に容
易に剥離でき、しかも残余のテープは、切り目位置まで
完全に粘・接着剤層が存在し、裏面の粘・接着剤層の硬
化によりモールディング素材表面に完全に固着するため
メクレなどが発生せず、しかも後に軸線曲げ加工を行っ
ても本体から剥れない。よって、モールディング素材に
長手方向に沿って巾の変化する接着剤層の形成工程を必
要とせず、安価である。しかも露出金属面が長手方向に
沿って変化し装飾効果を高めるものである。
又、この発明の第1発明の製造方法は、直線状態のモ
ールディング素材に、後に粘・接着力を向上させ得る性
質の粘・接着剤層付合成樹脂製着色テープを貼着し、こ
れに巾が変化する長手方向の切り目を連続的に形成し、
粘・接着力が向上して剥離不能になる前に切り目を境に
剥離して素材表面を露出させてモールディングを製造す
るので、残余のテープが粘・接着剤層の硬化によりモー
ルディング素材表面に対する粘・接着力が向上し素材表
面に固着される故、モールディング素材表面への接着剤
層の形成の必要がなく、製造方法が簡単で、簡単な設備
で済む。
更に、この発明の第2発明の製造方法は、加熱などの
特別の処理を必要としないで時間の経過と共に粘・接着
力が向上するので製造工程が簡素化され、第1発明の効
果をより、高めることができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図〜第10図により説
明する。
第1図はセダン型乗用自動車の側面上部を示す。この
図において、1はフロントピラーパネル、2はフロント
部、3はルーフパネル、4はセンタ部、5はリア部、6
はリアピラーパネル、7はフロントドア部、8はリアド
ア部、9はドリップ用モールディング、10は異色部分、
11は光輝部分である。モールディング9はロール成形加
工により作られた素材であって車体パネルの山形形状に
沿って曲った長尺物で、上方の異色部分(例えば黒色)
10(後述の合成樹脂製着色テープ部分)と下方の光輝部
分11(例えば光輝ステンレス製本体の金属面)とからな
り、後方にゆくほど異色部分10の巾が狭く、光輝部分11
の巾が広くなっており、モールディング素材の外表面部
12の巾は実質的には同一の巾Wであるが、視覚的には巾
Wが変化しているように見せようとするものである。
第1図の夫々の断面を示す第2図、第3図及び第4図
において、モールディング本体14は実質的に同一横断面
形状の外表面部12と外表面部以外の部分で車体パネル、
即ち、フロントピラーパネル1、ルーフパネル3、及び
リアピラーパネル6に取り付けられる取付部15を有し、
その取り付けは図示しないスクリュー等で行なわれる。
外表面部12は、内側方向への第1折曲部16と先端部の
第2折曲部17とを有し、フロント側では第2図のように
第1折曲部16がフロントピラーパネル1に接し、又、リ
ア側では、第4図のようにリアピラーパネル6に接し、
雨水の流出を防止すると共に緩衝材としても働いてい
る。又、外表面部12の第1折曲部16はセンタ部4のとこ
ろは、第3図のように、ループパネル3とは隙間を有
し、ここからルーフ上の水はモールディングの溝18に流
入しフロント又はリア側へと溝18の底部19に沿って流
れ、図示せぬドレインにより排出される。
光輝部分11の巾即ち外表面部12の基点13からの金属面
の高さは第2図及び第3図ではほぼ同一の狭い巾W1であ
り、これがリア側では第4図のように広い巾W2となり、
視覚上、モールディング全体の巾Wが変化しているよう
に見せうるものである。
異色部分10は前述のように、予め裏面全面に粘・接着
剤層を有する合成樹脂製着色テープで構成され本体14の
金属面にこの粘・接着剤層の硬化により固着されている
ので、その端末部20の部分から剥離することはない。つ
まり、端末部20から始まる異色部分10の裏面全部には粘
・接着剤層が存在するからである。
なお、合成樹脂製着色テープの材料としては、耐候
性、耐スクラッチ性の良好な例えばポリ塩化ビニル樹脂
のような熱可塑性合成樹脂が好ましい。
また、取付部15及び底部19の横断面形状が長手方向で
変化するようなモールディングの場合は、これらの部分
はロール成形でなくプレス加工等で横断面形状の折り曲
げ加工を行なう。
又、以上の実施例ではドリップモールディングを実施
例として説明したが、この発明はこれに限定される事は
なく、ウインドウモールディングやピラーモールディン
グの様な他の装飾モールディングであってもよいもので
ある。
次に、前記モールディングの製造方法について説明す
る。
第5図において、21は光輝ステンレス鋼板のストリッ
プ材即ちモールディングの素材、22はガイドローラ、23
は合成樹脂製の着色テープ、24は貼着ローラ、25はロー
ル成形機、26はカッタ、27はロータリ式エンコーダ、28
は制御装置、29は所定長の切断装置である。
ストリップ材21は一定の巾Aの薄板からなりガイドロ
ーラ22により案内され直線上に保持される。第6図に示
すように、このストリップ材21の巾の一部(図で左端
側)に巾Bの着色テープ23が貼着ローラ24により貼着さ
れる。着色テープ23の裏面には第7図に示すように、予
め(貼着前から)全面に粘・接着剤層30を有する。この
粘・接着剤層30は、好ましくは熱硬化性のものが良く、
貼着後に加熱して硬化させると着色テープ23が素材に対
して剥離不能に固着するのである。このテープ貼着工程
の後にロール成形機25により貼着部の2段折曲成形を行
ない続いて、第8図に示すようなロータリ式エンコーダ
27の移動長検出器兼支持ローラ31にストリップ材21を支
持させる。支持ローラ31は軸32を中心に回転し、その回
転角を検出部33により移動長として検出し制御装置28に
出力する。制御装置28は予め組み込まれたプログラムに
従って演算しカッタ26にXY方向即ち、素材の外表面部12
相当部にほぼ平行に所定速度で所定量だけ移動するよう
指令する。カッタ26はその指令に基づき軸34を中心に回
転しつつXY方向に移動する。その際、カッタ26はテープ
23に押付けられているので、テープ23には粘・接着剤層
30を越えてストリップ素材21の表面に達する切り目35が
長手方向に沿って、所定の巾方向位置に連続して形成さ
れる。なお、カッタ26は合成樹脂製テープ23の軟化温度
以上に加熱して溶断気味に切るようにすると好ましくこ
のようにすると、カッタ26に加える押付力をそれほど強
くしなくとも切り目35を形成でき、しかも切り目35の縁
もきれいにできるとともにカッター26のライフを長く保
つことができる。第9図に示すように、切り目35によっ
て分断されたテープ23の一方、即ち、光輝部分11側のテ
ープ36を、後の加熱工程前、即ち粘・接着剤層30の粘・
接着力が向上して剥離不能になる前に、引きはがす方向
に力を加えることによってストリップ材21の表面から粘
・接着剤層30とともに容易に剥離でき、これによって巾
W1が変化する光輝部分11が露出する。この場合、着色テ
ープ23の巾Bの端末がカッタ26のY方向の最大移動量よ
り大きい範囲を覆うように設定されていれば、テープ23
の剥離時に剥離側テープ36を途切れることなく連続して
一本で剥すことができ作業が容易になる。テープ剥離後
のストリップ材は切断装置29に送られ、カッター26の場
合と同様に制御装置28からの指令により第10図に示すよ
うにH位置で切断する。なおこの場合には両側G位置が
巾W1の変化開始位置であり、従って、両開始点の中間位
置において切断して左右勝手違いの素材を得るようにす
ると、量産性が良くなる。又、第10図においてSはモー
ルディング素材の断面を示す。以上の切断後、車体への
取付部の成形及び車体形状に沿う軸線曲げを行なって最
終製品を得る。なお、一方の着色テープの剥離後、素材
を加熱して粘・接着剤を硬化させると、テープは素材に
対して剥離不能に固着して軸線の曲げ加工等を行っても
剥れたりすることはない。又、粘・接着剤の別の種類を
選択することによって、所定時間経過すると、硬化し、
加熱することなく剥離不能に固着させることもできる。
又、第5図の鎖線で示すように、ストリップ材21の屈曲
ロール成形後、着色テープ23′を貼着ローラ24′で貼着
するようにしてもよい。
以上の実施例においては、モール素材の移動量を検出
してその検出信号を制御装置にフィードバックし制御装
置の指令によりカッタを巾方向に移動させて切り目35を
形成し、引き続いて一方の着色テープ36を剥離する例に
ついて説明したが、この発明は、前記実施例に限定され
ず、例えば第11図に示すように着色テープ23を貼着した
モール素材(ストリップ材)21をストレート状で所定の
長さに切断し、その後、着色テープ23が素材から剥離可
能である間に別途のカッタで長手方向に沿って切り目35
を形成した後に一方の着色テープ36を剥離してもよい。
なお本図において37は後に剥離される方の着色テープ23
の端縁であり、又切り目35は予定線として鎖線で示す。
この場合、カッタと素材とを長手方向に沿って相対移動
させることにより行うものである。
前述の実施例では、モールディング素材を金属ストリ
ップ材から冷間ロール成形により横断面異形に連続的に
折曲げ成形して実質同一横断面形状の外表面部を形成す
るようにしているが、モールディング素材はアルミニウ
ム合金等の押出材、又は樹脂異形押出材であってもよ
い。
[発明の効果] この発明は以上により外表面部に位置する着色テープ
の端末が着色テープの裏面全面に予め形成されかつ貼着
後に粘・接着力を向上させ得る性質の粘・接着剤層の端
末と完全に一致するので端末からテープが剥れることが
なく、モールディング素材に予め固着手段を形成する必
要がないので製造工程が簡略化され、又、着色テープを
使用しているので押出機で樹脂部を形成する従来技術に
比較して簡単に色替えをすることができ、更に、着色テ
ープの切り目に沿って一方の着色テープを粘・接着剤層
とともに容易に剥離することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動車の上部側面図、第2図は
第1図のII−II線による拡大断面図、第3図は第1図の
III−III線による拡大断面図、第4図は第1図のIV−IV
線による拡大断面図、第5図はこの発明の製造方法の一
実施例を示す系統図、第6図は第5図のVI−VI線による
拡大断面図、第7図は第6図のVII部の拡大図、第8図
は第5図のVIII−VIII線による拡大断面図、第9図は第
5図の工程の一部を示すモールディング素材の斜視図、
第10図はモールディング素材の側面図、第11図は他の実
施例に係るモールディング素材の側面図である。 図面に使われた符号の説明 1…フロントピラーパネル 2…フロント部、3…ルーフパネル 4…センタ部、5…リア部 6…リアパネル、7…フロントドア部 8…リアドア部、9…モールディング 10…異色部分(着色部分)(テープ) 11…光輝部分、12…外表面部 13…基点、14…本体 15…取付部、16…第1折曲部 17…第2折曲部、18…溝 19…底部、20…端末部 21…ストリップ材、22…ガイドローラ 23…着色テープ、24…貼着ローラ 25…ロール成形機、26…カッタ 27…ロータリ式エンコーダ 28…製造装置、29…切断装置 30…粘・接着剤層 31…検出器兼支持ローラ 32…軸、33…検出部 34…軸、35…切り目 36…テープ(剥離側) 37…着色テープ端縁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−242526(JP,A) 特開 昭57−53318(JP,A) 特許2521114(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/04 B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の要素からなる異色部分を有する長尺な
    装飾モールディングの製造方法 (a)実質的に同一横断面形状の外表面部(12)を有す
    る長尺な平板状態を含むモールディング素材(21)を直
    線状態に保つ工程 (b)前記外表面部の一部に、裏面の全面に後に粘・接
    着力を向上させ得る粘・接着剤層を貼着前から有する合
    成樹脂製の一定巾(B)の着色テープ(23)を長手方向
    に沿いモールディング素材と平行にほぼ直線状に連続し
    て貼着する工程 (c)該貼着の範囲は、モールディング素材の外表面に
    対してほぼ一定位置を保ちかつ巾方向で最終製品の着色
    部分(10)を越える範囲であること (d)前記モールディング素材が、直線状態であるとき
    に外表面部に貼着した着色テープに外表面側から粘・接
    着剤層(30)を越えてモールディング素材表面に達する
    ように長手方向に沿って連続した切り目(35)を入れて
    着色テープを所定の巾方向の端末部(20)にて分離する
    工程 (e)前記切り目を入れる位置はモールディング素材の
    同一断面の外表面部の任意の固定した点を基点として、
    この基点から切り目位置までの寸法が長手方向に沿って
    変化するようになっていること (f)切り目を入れた前記着色テープの粘・接着力が向
    上して剥離不能になる前に切り目を境として、分離され
    た一方の着色テープ(36)を粘・接着剤層と共にモール
    ディング素材表面から剥離してこの剥離部分でモールデ
    ィング素材の表面を露出させ、剥離されない他の一方の
    着色テープをモールディング素材表面に残してこの部分
    で着色部分(10)を形成し、その後にこの着色テープの
    粘・接着力を向上させる工程。
  2. 【請求項2】次の要素からなる異色部分を有する長尺な
    装飾モールディングの製造方法 (a)実質的に同一横断面形状の外表面部(12)を有す
    る長尺な平板状態を含むモールディング素材(21)を直
    線状態に保つ工程 (b)前記外表面部の一部に、裏面の全面に所定時間を
    経過すると硬化して粘・接着力が向上し前記外表面部か
    ら剥離不能とする性質のある粘・接着剤層を貼着前から
    有する合成樹脂製の一定巾(B)の着色テープ(23)を
    長手方向に沿いモールディング素材と平行にほぼ直線状
    に連続して貼着する工程 (c)該貼着の範囲は、モールディング素材の外表面に
    対してほぼ一定の位置を保ち、かつ、巾方向で最終製品
    の着色部分(10)を越える範囲であること (d)前記モールディング素材が、直線状態であるとき
    に外表面部に貼着した着色テープに外表面側から粘・接
    着剤層(30)を越えてモールディング素材表面に達する
    ように長手方向に沿って連続した切り目(35)を入れて
    着色テープを所定の巾方向の端末部(20)にて分離する
    工程 (e)前記切り目を入れる位置はモールディング素材の
    同一断面の外表面部の任意の点を固定した基点として、
    この基点から切り目位置までの寸法が長手方向に沿って
    変化するようになっていること (f)切り目を入れた前記着色テープの粘・接着力が向
    上して剥離不能になる前に切り目を境として、分離され
    た一方の着色テープ(36)を粘・接着剤層と共にモール
    ディング素材表面から剥離してこの剥離部分でモールデ
    ィング素材の表面を露出させ、剥離されない他の一方の
    着色テープをモールディング素材表面に残してこの部分
    で着色部分(10)を形成し、その後にこの着色テープの
    粘・接着剤層を硬化させる工程。
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