JPH0519891Y2 - - Google Patents

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JPH0519891Y2
JPH0519891Y2 JP2827287U JP2827287U JPH0519891Y2 JP H0519891 Y2 JPH0519891 Y2 JP H0519891Y2 JP 2827287 U JP2827287 U JP 2827287U JP 2827287 U JP2827287 U JP 2827287U JP H0519891 Y2 JPH0519891 Y2 JP H0519891Y2
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shaft
tape cassette
small tape
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lever
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は小型テープカセツト用アダプタに係
り、特に部品点数の削減及び組立性の向上を図り
得る小型テープカセツト用アダプタに関する。
従来の技術 本出願人は先に実願昭57−116936号等におい
て、小型のテープカセツト、及びこの小型テープ
カセツトを標準形記録再生装置に装着するときに
用いるアダプタを提供した。このアダプタは、小
型テープカセツトを収納し、更にはテープローデ
イングを行なつてアダプタ内に標準形テープカセ
ツトの前面側テープパスに対応したテープパスを
形成した状態で、標準形テープカセツトの場合と
同様に、記録再生装置に装着されるものである。
この小型テープカセツト用アダプタ(以下、単
にアダプタという)には、小型テープカセツトが
装着されていない時及びトツプカバーが開蓋状態
にある時においてはテープローデイングが行なわ
れないようローデイング動作をロツクするロツク
機構が設けられている。
このロツク機構を第6図及び第7図に示す。
尚、各図はアダプタ1に設けられた小型テープカ
セツト収納部2近傍を、アダプタ1の裏側から見
た図であり、ロツク機構3は収納部2の側部位置
に配設されている。また第6図は小型テープカセ
ツトが未装着でかつトツプカバー(図示せず)が
開蓋された状態を、第7図は小型テープカセツト
4が装着されかつトツプカバーが閉蓋された状態
を示している。
各図において、5は連結プレートで小型テープ
カセツト4より磁気テープを引き出すローデイン
グアーム(図示せず)と連結されこれを駆動する
ものであり、連結プレート5の変位を規制するこ
とによりローデイング動作はロツクされる。
ロツク機構3は軸6aに軸承された第1の検出
レバー6、軸7aに軸承された第2の検出レバー
7及びトーシヨンスプリング8,9等より構成さ
れている。第6図に示されるように、トツプカバ
ーが開蓋されている時、第1の検出レバー6はト
ーシヨンスプリング8により反時計方向へ変位し
ており、連結プレート6と係合している。また小
型テープカセツト4が未装着状態である時、第2
の検出レバー7はトーシヨンスプリング9により
時計方向へ変位しており、連結プレート5と係合
している。即ち、第6図に示される状態におい
て、連結プレート5は第1及び第2の検出レバー
6,7の双方によりロツクされている(どちらか
一方のみの係合によつて連結プレート5の移動が
ロツクされるのは勿論である)。
また、トツプカバーが閉蓋され、小型テープカ
セツト4が装着されると第7図に示されるよう
に、第1の検出レバー6はトツプカバーの閉蓋に
よりケース内に挿入されるフツク10により時計
方向へ変位され、また第2の検出レバー7は装着
される小型テープカセツト4により反時計方向へ
変位され、よつてロツク機構3による連結プレー
ト5のロツクが解除される構成とされていた。
尚、第8図は第6図におけるA−A矢視を示して
いる。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記従来のアダプタ1では、第1及
び第2の検出レバー6,7を所定方向へ回動する
ために、2個のトーシヨンスプリング8,9を必
要とし、夫々軸6a,7aに取付けねばならなか
つた。更に、各検出レバー6,7が軸6a,7a
から抜け落ちないよう、Cワツシヤ6b,7b
(第8図に示す)を設ける必要があつた。このた
め部品点数が多くなり、また組立作業も面倒とな
り製品コストが上昇してしまうという問題点があ
つた。
本考案は上記点に鑑みてなされたものであり、
各検出レバーを回動付勢する部材を一体的に形成
することによりコスト低減を図つた小型テープカ
セツト用アダプタを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するために本考案では、操作
ノブの操作による駆動力をローデイングアームに
伝達する連結プレートと、筺体に設けられた一の
軸に回動自在に軸支され収納部に装着される小型
テープカセツトにより変位され、小型テープカセ
ツトが未装着状態にある時連結プレートと係合し
その変位を規制する第1の検出レバーと、筺体に
設けられた他の軸に回動自在に軸支され上記収納
部を覆う蓋体を開閉により変位され、この蓋体が
開蓋状態にある時連結プレートと係合しその変位
を規制する第2の検出レバーと、第1及び第2の
レバー部材が連結プレートと係合する方向に第1
及び第2のレバー部材を回動付勢する付勢部材と
を設けてなる小型テープカセツト用アダプタにお
いて、付勢部材を、両端部近傍に夫々形成された
係合部を上記一の軸と他の軸と係合することによ
り一対の軸間に横架される本体部と、この本体部
の両端近傍に一体的に形成され第1及び第2の検
出レバーと係合してこれを回動付勢する板ばね部
とにより構成した。
小型テープカセツト用アダプタを上記構成とす
ることにより、部品点数の削減を行ない得、組立
性の向上及びコスト低減を実現できる。
実施例 次に本考案になる小型テープカセツト用アダプ
タ(以下、アダプタという)の一実施例について
図面と共に説明する。第5図は本考案の一実施例
であるアダプタ11を、底板を外し裏側から見た
状態を示している。
アダプタ11は、大略してケース12内に駆動
ギヤ群13、左右一対のローデイングアーム1
4,15、ロツク機構16等より構成されてい
る。
駆動ギヤ群13は操作者による操作ノブ17の
手動操作により駆動され、特殊チエーン18を介
してローデイングアーム14を変位させる構成と
されている。ローデイングアーム14,15は
夫々先端部にローデイングポール19,20が立
設されており、ケース12に形成された小型テー
プカセツトの収納部12a内に延出している。ロ
ーデイングアーム14は支軸21を中心として、
またローデイングアーム15は支軸22を中心と
して回動変位することにより、小型テープカセツ
ト内の磁気テープを標準形テープカセツトの所定
前面テープパス位置に向け引き出す。
ローデイングアーム14の支軸21に近い位置
には連結プレート23が取付けられている。連結
プレート23は、収納部12aの長辺側の側部近
傍位置に長く延在する部材であり、左端部は前記
のようにローデイングアーム14に連結されてお
り、また右端部は回転カム24に連結されてい
る。この回転カム24が時計方向へ回転すると、
溝部24aに係合しているピン25は上動し、こ
れに伴いレバー部材26は上動され、ピン27を
介してローデイングアーム15は変位する。尚、
28はトツプカバーでありケース12に回動可能
に取付けられ上記収納部12aの上部を覆うもの
である。
上記各構成のローデイング動作は、次の通りで
ある。操作ノブ17の操作により駆動ギヤ群13
を介して特殊チエーン18がB1方向へ変位し、
ローデイングアーム14は支軸21を中心として
反時計方向へ回動する。この回動に伴い連結プレ
ート23は図中矢印C1方向へ変位され、回転カ
ム24及びレバー部材26を介してローデイング
アーム15が時計方向へ回動する。よつて、ロー
デイングアーム14,15のローデイング動作を
一括的にロツクするには、連結プレート23の変
位を規制すればよい。
次に本考案の要部となるロツク機構16につい
て、第1図乃至第4図を用いて説明する。尚、第
1図はトツプカバー28が開蓋されており、かつ
小型テープカセツトが装着されていない状態を示
しており、また第2図はトツプカバー28が閉蓋
されており、かつ小型テープカセツト29が収納
部12aに収納された状態を示している。
ロツク機構16は大略第1の検出レバー30、
第2の検出レバー31、板ばね部材32等より構
成されている。第1の検出レバー30はケース1
2に植設された軸33に軸承されており、軸承部
分より左方へ延出した腕部30aの先端近傍には
段部30bが形成されている。また第2の検出レ
バー31はケース12に植設された軸34に軸承
されており、軸承部分より左方へ延出した左方腕
部31a及び軸承部分より右方へ延出した右方腕
部31bが形成されてなる構造を有している。更
に第2の検出レバー31の左方腕部31aの先端
部分は、その回動に伴い収納部12a内に突出す
るよう構成されている。
連結プレート23は各検出レバー30,31と
対向する位置を図中矢印C1,C2方へ変位する。
また連結プレート23の所定位置にはロツクプレ
ート35及び段部23aが設けられている。アダ
プタ11がアンローデイング状態にある時、第1
の検出レバー30に形成された段部30bはロツ
クプレート35と対向する位置に、一方、第2の
検出レバー31の右方腕部31bの端部は連結プ
レート23の段部23aと対向するよう構成され
ている。
板ばね部材32を第4図に拡大して示す。板ば
ね部材32は、ばね性を有する板状部材を一体形
成してなり、本体部32aと両端部近傍にく字状
に折曲形成された板ばね部32b,32cとを有
した極めて簡単な構造とされている。各板ばね部
32b,32cは図中矢印E方向へ弾性力をもつ
て変位する。また、本体部32aの両端近傍位置
には係合孔36a,36bが穿設されている。
この係合孔36a,36bはケース12に植設
された軸33,34に対応して形成されるが、係
合孔36a,36bの中心は、軸33,34の中
心より外側位置(第1図において係合孔36aの
中心は軸33の中心に対して左方位置、係合孔3
6bの中心は軸34の中心に対して右方位置)に
若干ずらして形成されている。また、そのずらし
量は、第1図及び第2図に示されるように、軸3
3が係合孔36aの右方縁と係合するよう、また
軸34が係合孔36bの左方縁と係合するよう選
定されている。尚、各軸33,34の係合孔36
a,36bとの係合位置には係合溝(図示せず)
が形成されており、よつて両者の係合は強固に行
なわれる。
上記構成になるロツク機構16をケース12に
組込む手順について簡単に説明しておく。まず、
第1及び第2の検出レバー30,31をケース1
2に植設された軸33,34に取付ける。続いて
係合孔36a,36bを軸33,34と位置合わ
せした上で、板ばね部材32を軸33,34に装
着する。この際、板ばね部材32は係合孔36
a,36bに軸を挿通し、各孔36a,36bの
内縁を軸33,34と摺接させつつ押し下げるこ
とにより取付けられるが、所定位置まで押し下げ
ると各軸33,34に形成された係合溝に係合孔
36a,36bの内縁が嵌入し、これにより両者
は確実に係止される。また作業者にとつては所定
位置に取付けられたことをクリツク感をもつて確
認できる。これにより板ばね部材32はその本体
部32aが両軸33,34間に横架された状態で
取付けられる。ロツク機構16の組立ては上記作
業のみであり、極めて容易に組立てることができ
る。
上記組立てに際し、板ばね部材32の第1図に
おける左方の板ばね部32bは、第1の検出レバ
ー30の腕部30aの上部側面30a−1と係合
し、これを反時計方向へ押圧付勢するように、一
方、右方の板ばね部32cは第2の検出レバー3
1の右方腕部31bと係合し、これを時計方向へ
押圧付勢するように取付けられる。即ち、第1及
び第2の検出レバー30,31は板ばね部材32
ひとつにより夫々所定方向へ回動付勢されてい
る。よつて、従来に比べ部品点数の削減を行ない
得る。
また、上記のように板ばね部材32は、各検出
レバー30,31を軸33,34に装着後、この
軸33,34の間を横架した状態で取付けられ
る。よつて板ばね部材32により、各検出レバー
30,31の軸33,34よりの離脱を防止する
ことができ、従来必要とされていた、Cワツシヤ
等の離脱防止用の部品も削減できる。
第1図に示す状態において、トツプカバー28
が閉蓋されてフツク37が第1の検出レバー30
を時計方向へ回動変位させ、また小型テープカセ
ツト29が収納部12aに装着され第2の検出レ
バー31が反時計方向へ回動変位されると、第2
図に示されるように、第1及び第2の検出レバー
30,31による連結プレート23のロツクは解
除され図中矢印C1,C2方向へ変位自在となり、
ローデイング動作が行なわれる。尚、第3図は第
1図におけるD−D矢視を示している。
考案の効果 上述の如く本考案になる小型テープカセツト用
アダプタによれば、第1及び第2の検出アームを
取付けると共に所定方向へ付勢するための4個の
部品(一対のトーシヨンスプリング及び一対のC
ワツシヤ)を、本体部と板ばね部を一体的に構成
された付勢部材1個により替えることができ、部
品点数を削減でき、また組立て作業を容易とする
ことができ、これにより製品コストの低減を図る
ことができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる小型テープカセツト用ア
ダプタ(アダプタ)の一実施例のロツク機構を拡
大して示す図、第2図は第1図においてトツプカ
バーが閉蓋され、かつ小型テープカセツトが装着
された状態を示す図、第3図は第1図におけるD
−D矢視図、第4図は板ばね部材32を拡大して
示す斜視図、第5図はアダプタの底板を外し裏側
から見た状態を示す図、第6図乃至第8図は従来
のアダプタの一例を示す図である。 11……アダプタ、12……ケース、12a…
…収納部、23……連結プレート、28……トツ
プカバー、29……小型テープカセツト、30…
…第1の検出レバー、30a……腕部、31……
第2の検出レバー、31a……左方腕部、31b
……右方腕部、32……板ばね部材、32a……
本体部、32b,32c……板ばね部、33,3
4……軸、35……ロツクプレート、36a,3
6b……係合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作ノブの操作による駆動力をローデイングア
    ームに伝達する連結プレートと、 筺体に設けられた一の軸に回動自在に軸支され
    収納部に装着される小型テープカセツトにより変
    位され、該小型テープカセツトが未装着状態にあ
    る時該連結プレートと係合しその変位を規制する
    第1の検出レバーと、 該筺体に設けられた他の軸に回動自在に軸支さ
    れ該収納部を覆う蓋体の開閉により変位され、該
    蓋体が開蓋状態にある時該連結プレートと係合し
    その変位を規制する第2の検出レバーと、 該第1及び第2のレバー部材が該連結プレート
    と係合する方向に該第1及び第2のレバー部材を
    回動付勢する付勢部材とを設けてなる小型テープ
    カセツト用アダプタにおいて、 該付勢部材を、 両端部近傍に夫々形成された係合部を上記一の
    軸と他の軸と係合することにより該一対の軸間に
    横架される本体部と、 該本体部の両端近傍に一体的に形成され該第1
    及び第2の検出レバーと係合してこれを回動付勢
    する板ばね部とにより構成してなる小型テープカ
    セツト用アダプタ。
JP2827287U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0519891Y2 (ja)

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JPS63135574U JPS63135574U (ja) 1988-09-06
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