JPH0519840Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519840Y2 JPH0519840Y2 JP1986164189U JP16418986U JPH0519840Y2 JP H0519840 Y2 JPH0519840 Y2 JP H0519840Y2 JP 1986164189 U JP1986164189 U JP 1986164189U JP 16418986 U JP16418986 U JP 16418986U JP H0519840 Y2 JPH0519840 Y2 JP H0519840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- pole pieces
- magnetic pole
- magnetic
- field strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、荷電粒子を偏向させるための電極石
に係り、特にその偏向部の磁場強度を検出できる
荷電粒子偏向用電磁石に関するものである。
に係り、特にその偏向部の磁場強度を検出できる
荷電粒子偏向用電磁石に関するものである。
[従来の技術]
加速器などにおいては、第3図に示すようにビ
ームダクトa内を直進する荷電粒子を偏向すべ
く、そのビームダクトaの偏向部bに沿つて偏向
用電磁石cが設けられている。
ームダクトa内を直進する荷電粒子を偏向すべ
く、そのビームダクトaの偏向部bに沿つて偏向
用電磁石cが設けられている。
この偏向用電磁石cは、第4図に示すようにビ
ームダクトaの偏向部bの上下に沿つて設けられ
る磁極片dと、その上下の磁極片dを支持すべく
磁極片dと一体にヨークeが設けられ、その上下
の磁極片dに偏向コイルfが設けられて構成され
る。
ームダクトaの偏向部bの上下に沿つて設けられ
る磁極片dと、その上下の磁極片dを支持すべく
磁極片dと一体にヨークeが設けられ、その上下
の磁極片dに偏向コイルfが設けられて構成され
る。
この偏向用電磁石cは、磁極片dにより形成さ
れる磁場強度Bによりビームダクトaの偏向部b
でのビームの偏向度合を変えることができる。
れる磁場強度Bによりビームダクトaの偏向部b
でのビームの偏向度合を変えることができる。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来磁極片d間にビームダクト
aを取り付けた後は、その磁極片d間の磁場強度
を測定することが事実上困難である。
aを取り付けた後は、その磁極片d間の磁場強度
を測定することが事実上困難である。
本考案は、上記事情を考慮してなされたもの
で、磁極片間にビームダクトが取り付けられた状
態でもその磁場強度を測定できる荷電粒子偏向用
電磁石を提供することを目的とする。
で、磁極片間にビームダクトが取り付けられた状
態でもその磁場強度を測定できる荷電粒子偏向用
電磁石を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本考案は上記の目的を達成するために、荷電粒
子を偏向すべくその偏向部に沿つた磁極片を上下
に設け、かつ上下の磁極片を支持すべく磁極片と
一体にリターンヨークを設け、上記上下の磁極片
に偏向コイルを設けた荷電粒子偏向用電磁石にお
いて、上記リターンヨークに磁場測定用穴を設
け、該磁場測定用穴に磁場強度を検出する磁場セ
ンサを設けたもので、リターンヨークを通る磁束
の磁場強度と磁極片間に形成される磁場強度が一
定の比例関係にあるため、リターンヨークの磁場
測定用穴に設けた磁場センサでその磁場強度を検
出することで実質的に磁極片間に形成される磁場
強度が測定できるようにしたものである。
子を偏向すべくその偏向部に沿つた磁極片を上下
に設け、かつ上下の磁極片を支持すべく磁極片と
一体にリターンヨークを設け、上記上下の磁極片
に偏向コイルを設けた荷電粒子偏向用電磁石にお
いて、上記リターンヨークに磁場測定用穴を設
け、該磁場測定用穴に磁場強度を検出する磁場セ
ンサを設けたもので、リターンヨークを通る磁束
の磁場強度と磁極片間に形成される磁場強度が一
定の比例関係にあるため、リターンヨークの磁場
測定用穴に設けた磁場センサでその磁場強度を検
出することで実質的に磁極片間に形成される磁場
強度が測定できるようにしたものである。
[実施例]
以下本考案に係る荷電粒子偏向用電磁石の好適
一実施例を添付図面に基づいて説明する。
一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、1はビームダクトで、第3図
で説明したように一定の曲率で曲げられたビーム
ダクト1の偏向部2の断面を示している。
で説明したように一定の曲率で曲げられたビーム
ダクト1の偏向部2の断面を示している。
この偏向部2の上下に沿つて同様に一定の曲率
で曲げられた上下の磁極片3が設けられ、その磁
極片3を支持すべくヨーク4が設けられる。
で曲げられた上下の磁極片3が設けられ、その磁
極片3を支持すべくヨーク4が設けられる。
この上下の磁極片3には、夫々偏向コイル5が
設けられる。
設けられる。
このヨーク4には、そのヨーク4内を通る磁束
の磁場強度を測定するための磁場測定用穴6が設
けられる。この磁場測定用穴6はヨーク4の任意
の位置、例えば、図示のようにビームダクト1と
対向した側4aで、ビームダクト1と同一レベル
位置に形成する。
の磁場強度を測定するための磁場測定用穴6が設
けられる。この磁場測定用穴6はヨーク4の任意
の位置、例えば、図示のようにビームダクト1と
対向した側4aで、ビームダクト1と同一レベル
位置に形成する。
この磁場測定用穴6には、そのヨーク4内を通
る磁束の磁場強度を検出する磁場センサ7が挿入
される。
る磁束の磁場強度を検出する磁場センサ7が挿入
される。
以上において、磁極片3間に形成される磁場強
度をBAとし、また磁場測定用穴6で検出される
磁場強度をBBとすると、両磁場強度BA,BBは第
2図で示すように一定の比例関係にある。
度をBAとし、また磁場測定用穴6で検出される
磁場強度をBBとすると、両磁場強度BA,BBは第
2図で示すように一定の比例関係にある。
従つて、予めビームダクト1を取り付ける前
に、その磁極片3間の磁場強度BAと磁場測定用
穴6での磁場強度BBとの相関関係を第2図に示
すように求めておけば、ビームダクト1を取り付
けた後でも、その磁場測定用穴6に設けた磁場セ
ンサ7での磁場強度BBを測定すれば、磁極片3
間にかかる磁場強度BAを容易にかつ正確に求め
ることができる。
に、その磁極片3間の磁場強度BAと磁場測定用
穴6での磁場強度BBとの相関関係を第2図に示
すように求めておけば、ビームダクト1を取り付
けた後でも、その磁場測定用穴6に設けた磁場セ
ンサ7での磁場強度BBを測定すれば、磁極片3
間にかかる磁場強度BAを容易にかつ正確に求め
ることができる。
[考案の効果]
以上詳述してきたことから明らかなように本考
案によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
案によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1) ヨークに磁場測定用穴を設け、その穴に磁場
センサを設けることで、磁極片間の磁場強度を
求めることができる。
センサを設けることで、磁極片間の磁場強度を
求めることができる。
(2) ヨークを通る磁束の磁場強度を求めるので、
使用状態のままで、ビームにかかる磁場強度を
測定できる。
使用状態のままで、ビームにかかる磁場強度を
測定できる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案において、磁極片間の磁場強度BAと
磁場センサで検出した磁場強度BBの関係を示す
図、第3図は従来の偏向用電磁石の平面図、第4
図は第3図の−線断面図である。 図中、1はビームダクト、2は偏向部、3は磁
極片、4はヨーク、5は偏向コイル、6は磁場測
定用穴、7は磁場センサである。
図は本考案において、磁極片間の磁場強度BAと
磁場センサで検出した磁場強度BBの関係を示す
図、第3図は従来の偏向用電磁石の平面図、第4
図は第3図の−線断面図である。 図中、1はビームダクト、2は偏向部、3は磁
極片、4はヨーク、5は偏向コイル、6は磁場測
定用穴、7は磁場センサである。
Claims (1)
- 荷電粒子を偏向すべくその偏向部に沿つた磁極
片を上下に設け、かつその上下の磁極片を支持す
べく磁極片と一体にリターンヨークを設け、上記
上下の磁極片に偏向コイルを設けた荷電粒子偏向
用電磁石において、上記リターンヨークに磁場測
定用穴を設け、該磁場測定用穴に磁場強度を検出
する磁場センサを設けたことを特徴とする荷電粒
子偏向用電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986164189U JPH0519840Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986164189U JPH0519840Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370699U JPS6370699U (ja) | 1988-05-12 |
JPH0519840Y2 true JPH0519840Y2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=31093078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986164189U Expired - Lifetime JPH0519840Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519840Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5070673B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2012-11-14 | 日産自動車株式会社 | 磁気測定装置およびその方法 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP1986164189U patent/JPH0519840Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370699U (ja) | 1988-05-12 |
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