JPH05197935A - 回転ヘッド型再生装置 - Google Patents
回転ヘッド型再生装置Info
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- JPH05197935A JPH05197935A JP899892A JP899892A JPH05197935A JP H05197935 A JPH05197935 A JP H05197935A JP 899892 A JP899892 A JP 899892A JP 899892 A JP899892 A JP 899892A JP H05197935 A JPH05197935 A JP H05197935A
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- head
- heads
- cylinder
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】再生時のシリンダ回転数を上げることなく、1
個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック単位の
信号を得るノントラッキング方式の回転ヘッド型再生装
置を実現する 【構成】シリンダにヘッド幅2Tp(Tpは記録トラッ
クピッチ)の第1のヘッド群と冗長となる第2のヘッド
群を設け、第2のヘッド群はそれぞれ第1のヘッド群の
取り付け位置に対して0.5Tpの段差を設けて取り付
けること、再生時のシリンダ回転数を記録時と同一とす
る。 【効果】1トラックに対して複数回のヘッド走査を受
け、このうち1個のヘッドによる1回の走査で隣々接ト
ラックからのクロスト−クの影響が無い状態で少なくて
も1回以上のトラック信号を時間的に集中したタイミン
グで得ることができる。
個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック単位の
信号を得るノントラッキング方式の回転ヘッド型再生装
置を実現する 【構成】シリンダにヘッド幅2Tp(Tpは記録トラッ
クピッチ)の第1のヘッド群と冗長となる第2のヘッド
群を設け、第2のヘッド群はそれぞれ第1のヘッド群の
取り付け位置に対して0.5Tpの段差を設けて取り付
けること、再生時のシリンダ回転数を記録時と同一とす
る。 【効果】1トラックに対して複数回のヘッド走査を受
け、このうち1個のヘッドによる1回の走査で隣々接ト
ラックからのクロスト−クの影響が無い状態で少なくて
も1回以上のトラック信号を時間的に集中したタイミン
グで得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッド型の再生装置
に係り、特にトラッキング制御をかけなくてもすべての
記録トラック上の信号を再生できる装置に関する。
に係り、特にトラッキング制御をかけなくてもすべての
記録トラック上の信号を再生できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラッキング制御を不要とする回
転ヘッド型再生装置(以下ノントラッキング方式の再生
装置と称す)は特開昭57−150109記載のよう
に、再生時に記録トラックを走査するヘッドの個数を多
くするためにシリンダの回転数を高くする第1の方法、
あるいは回転数は同一でシリンダに取り付けるヘッドの
個数を多くする第2の方法がとられた。この第1および
第2の従来方法を以下、DAT(ディジタルオ−ディオ
テ−プレコ−ダ)に応用した例で説明する。
転ヘッド型再生装置(以下ノントラッキング方式の再生
装置と称す)は特開昭57−150109記載のよう
に、再生時に記録トラックを走査するヘッドの個数を多
くするためにシリンダの回転数を高くする第1の方法、
あるいは回転数は同一でシリンダに取り付けるヘッドの
個数を多くする第2の方法がとられた。この第1および
第2の従来方法を以下、DAT(ディジタルオ−ディオ
テ−プレコ−ダ)に応用した例で説明する。
【0003】図2は上記第1の方法を実現する装置を説
明する図で、1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真上
から見た図である)、A,Bは磁気ヘッド、wはシリン
ダ2の回転方向、3は磁気テ−プ、vは磁気テ−プ3の
走行方向、4、5は磁気ヘッドA、Bの取り付け位置、
8、9は記録トラック、Tpは記録トラック8、9のト
ラックピッチである。ここでシリンダ径を15φ,磁気
テ−プの巻き付け角180°,シリンダ回転数wを記録
時の倍である4000rpm,磁気ヘッド幅Hwを2T
p,磁気ヘッドA,Bの取り付け位置4、5を一本の記
録トラックの延長上(取り付け段差無し)とする。この
ようにヘッドを取り付けると、再生ヘッド走査軌跡は通
常のシリンダ回転数2000rpmでかつ磁気テ−プが
通常速度で走行すれば図3のように記録トラック8、9
上を磁気ヘッド4、5がそれぞれ平行にトラッキングす
ることができる。これを上記した様にシリンダ回転数を
倍の4000rpmにすると図4に示したような軌跡に
なる。ここで10〜13は記録トラック8、9に対する
ヘッドA,Bの走査軌跡を示しており、2本のトラック
に対して4回の走査が得られ、このうち10、12がヘ
ッドAの走査、11、13がヘッドBの走査である。し
かしながらトラッキング制御をかけない場合、ヘッドの
走査軌跡は図4で示しただけでなく様々な状態が存在す
る。図5はこの様子を示した図である。図中(1)〜
(4)の10〜13はシリンダ2回転に対するヘッド
A,Bの走査軌跡で、(1),(2)はヘッドA,Bに
よる1回目の走査軌跡、(3),(4)はヘッドA,B
による2回目の走査軌跡であり、(a)〜(h)は1/
4Tpずつ遷移した状態を示す。またVhはシリンダ回
転方向とテ−プ走行方向によるヘッドの走査方向を示し
ており、図a1〜h4で示した斜線部分はトラックがヘッ
ドによって走査されず信号レベルが低下する領域であ
り、黒塗部分は隣々接トラック走査による同一アジマス
トラックからのクロスト−クの影響を受ける領域であ
る。DATにおいては隣接するトラックが互いに異なる
アジマスヘッドで記録されるため、再生ヘッドA,Bに
記録時と同様のアジマス角を持たせることにより、2T
p幅ヘッドでも隣接トラックからのクロスト−ク成分は
アジマス損失でほとんど影響を受けない。しかし隣々接
トラックからのクロスト−クは減衰せずそのままノイズ
成分となるため、この部分はエラ−レ−トが悪化してほ
とんど再生できない領域となる。ところが同図によれば
記録トラック8、9のヘッド走査は(1)〜(4)の4
回あり、隣々接トラックのクロスト−クを受ける部分を
除いた領域をすべて合わせるとA.Bトラックの走査軌
跡は少なくともそれぞれ1回ずつ以上存在するため、こ
れによって完全な再生信号を得ることができる。図6は
図5で示した各状態での隣々接トラックのクロスト−ク
を受けない再生信号発生タイミングを示す。図中Fは1
周期で1フレ−ム時間であってシリンダが2回転するフ
レ−ムタイミングを示し、(a)〜(h)の+,−はト
ラック8、9の再生信号を示している。また(b),
(d),(f),(h)で示した信号Fの1/4の長さ
の信号は隣々接トラックのクロスト−クによって1回の
ヘッド走査によって1トラックを完全に再生できない状
態である。これは対になる同様の信号を加えてはじめて
1トラックを構成する。
明する図で、1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真上
から見た図である)、A,Bは磁気ヘッド、wはシリン
ダ2の回転方向、3は磁気テ−プ、vは磁気テ−プ3の
走行方向、4、5は磁気ヘッドA、Bの取り付け位置、
8、9は記録トラック、Tpは記録トラック8、9のト
ラックピッチである。ここでシリンダ径を15φ,磁気
テ−プの巻き付け角180°,シリンダ回転数wを記録
時の倍である4000rpm,磁気ヘッド幅Hwを2T
p,磁気ヘッドA,Bの取り付け位置4、5を一本の記
録トラックの延長上(取り付け段差無し)とする。この
ようにヘッドを取り付けると、再生ヘッド走査軌跡は通
常のシリンダ回転数2000rpmでかつ磁気テ−プが
通常速度で走行すれば図3のように記録トラック8、9
上を磁気ヘッド4、5がそれぞれ平行にトラッキングす
ることができる。これを上記した様にシリンダ回転数を
倍の4000rpmにすると図4に示したような軌跡に
なる。ここで10〜13は記録トラック8、9に対する
ヘッドA,Bの走査軌跡を示しており、2本のトラック
に対して4回の走査が得られ、このうち10、12がヘ
ッドAの走査、11、13がヘッドBの走査である。し
かしながらトラッキング制御をかけない場合、ヘッドの
走査軌跡は図4で示しただけでなく様々な状態が存在す
る。図5はこの様子を示した図である。図中(1)〜
(4)の10〜13はシリンダ2回転に対するヘッド
A,Bの走査軌跡で、(1),(2)はヘッドA,Bに
よる1回目の走査軌跡、(3),(4)はヘッドA,B
による2回目の走査軌跡であり、(a)〜(h)は1/
4Tpずつ遷移した状態を示す。またVhはシリンダ回
転方向とテ−プ走行方向によるヘッドの走査方向を示し
ており、図a1〜h4で示した斜線部分はトラックがヘッ
ドによって走査されず信号レベルが低下する領域であ
り、黒塗部分は隣々接トラック走査による同一アジマス
トラックからのクロスト−クの影響を受ける領域であ
る。DATにおいては隣接するトラックが互いに異なる
アジマスヘッドで記録されるため、再生ヘッドA,Bに
記録時と同様のアジマス角を持たせることにより、2T
p幅ヘッドでも隣接トラックからのクロスト−ク成分は
アジマス損失でほとんど影響を受けない。しかし隣々接
トラックからのクロスト−クは減衰せずそのままノイズ
成分となるため、この部分はエラ−レ−トが悪化してほ
とんど再生できない領域となる。ところが同図によれば
記録トラック8、9のヘッド走査は(1)〜(4)の4
回あり、隣々接トラックのクロスト−クを受ける部分を
除いた領域をすべて合わせるとA.Bトラックの走査軌
跡は少なくともそれぞれ1回ずつ以上存在するため、こ
れによって完全な再生信号を得ることができる。図6は
図5で示した各状態での隣々接トラックのクロスト−ク
を受けない再生信号発生タイミングを示す。図中Fは1
周期で1フレ−ム時間であってシリンダが2回転するフ
レ−ムタイミングを示し、(a)〜(h)の+,−はト
ラック8、9の再生信号を示している。また(b),
(d),(f),(h)で示した信号Fの1/4の長さ
の信号は隣々接トラックのクロスト−クによって1回の
ヘッド走査によって1トラックを完全に再生できない状
態である。これは対になる同様の信号を加えてはじめて
1トラックを構成する。
【0004】上記第1の方法によるノントラッキング再
生装置には2つの課題が挙げられる。第1に再生時のシ
リンダ回転数が記録時に対して上げる必要があること。
これはDATのような低回転での領域では実用化して問
題ないが、たとえば将来実現されるであろうディジタル
VTR等のような記録時で既に限界に近い高回転領域を
使用するシステムにおいては実現できなくなる。第2に
この方式では複数回の走査によって得る分割された複数
個の再生信号から隣々接クロスト−クのない1つのトラ
ック信号を構成するため、1個のヘッドによる1回の走
査でトラック単位の連続した再生ができない。これは再
生時の信号処理を困難にするとともに分割された領域の
境界で信号の検出能力を低下させることがある。再生時
の処理としては(1)再生信号に同期したクロック再生
を行うこと、(2)再生クロックにより再生信号中の同
期信号を検出し、欠落および誤検出に対する保護を行う
こと、(3)検出した同期信号を基準としてワ−ド単位
にシリアルパラレル変換し、復調を行うことが必要であ
る。上記処理を前提にDATではトラックの先頭部にク
ロック再生のためのPLL引き込みエリアがあり、この
後にPCM記録領域を設けてPCM領域では36ワ−ド
からなるブロックを単位としてこのブロックの先頭に同
期信号が記録されており、メインデ−タとして128ブ
ロックを中心に1個のトラックが構成されている。これ
を上記第1の方法によってトラックを任意の領域で複数
個に分割すると、この境界ではPLLがロックしてクロ
ック再生できるまでの領域および次に同期信号が再生で
きるまでの領域、さらにこの同期信号が確かなものであ
ると判断できるまでの処理時間など、すべて累積した領
域が再生できないことになってデ−タ検出能力の低下と
なる。
生装置には2つの課題が挙げられる。第1に再生時のシ
リンダ回転数が記録時に対して上げる必要があること。
これはDATのような低回転での領域では実用化して問
題ないが、たとえば将来実現されるであろうディジタル
VTR等のような記録時で既に限界に近い高回転領域を
使用するシステムにおいては実現できなくなる。第2に
この方式では複数回の走査によって得る分割された複数
個の再生信号から隣々接クロスト−クのない1つのトラ
ック信号を構成するため、1個のヘッドによる1回の走
査でトラック単位の連続した再生ができない。これは再
生時の信号処理を困難にするとともに分割された領域の
境界で信号の検出能力を低下させることがある。再生時
の処理としては(1)再生信号に同期したクロック再生
を行うこと、(2)再生クロックにより再生信号中の同
期信号を検出し、欠落および誤検出に対する保護を行う
こと、(3)検出した同期信号を基準としてワ−ド単位
にシリアルパラレル変換し、復調を行うことが必要であ
る。上記処理を前提にDATではトラックの先頭部にク
ロック再生のためのPLL引き込みエリアがあり、この
後にPCM記録領域を設けてPCM領域では36ワ−ド
からなるブロックを単位としてこのブロックの先頭に同
期信号が記録されており、メインデ−タとして128ブ
ロックを中心に1個のトラックが構成されている。これ
を上記第1の方法によってトラックを任意の領域で複数
個に分割すると、この境界ではPLLがロックしてクロ
ック再生できるまでの領域および次に同期信号が再生で
きるまでの領域、さらにこの同期信号が確かなものであ
ると判断できるまでの処理時間など、すべて累積した領
域が再生できないことになってデ−タ検出能力の低下と
なる。
【0005】次に上述した第2の方法によるノントラッ
キング再生装置を説明する。図7はこれを実現する再生
装置であって、図1と同一符号は同一の構成要素であ
り、回転方向wと反対方向に4個のヘッドA1,A2,B
1,B2の順に90°間隔で備えている。またAヘッドと
Bヘッドとは異なるアジマス角であり、4はA1ヘッド
の取り付け位置、5はB1ヘッドの取り付け位置、6は
A2およびB2ヘッドの取り付け位置である。この装置に
よる各ヘッドの走査軌跡を図8に示す。(1)〜(4)
は順に4個のヘッドA1,A2,B1,B2の走査軌跡で、
(a)〜(h)は1/4Tpずつ遷移した状態を示す。
図8からも明らかなように第2の方法によるノントラッ
キング再生装置では、トラック単位の再生信号が分割さ
れることはないが、(e)〜(h)で示したように隣々
接クロスト−クによって対となるトラック8、9すべて
が再生できない状態が存在する。
キング再生装置を説明する。図7はこれを実現する再生
装置であって、図1と同一符号は同一の構成要素であ
り、回転方向wと反対方向に4個のヘッドA1,A2,B
1,B2の順に90°間隔で備えている。またAヘッドと
Bヘッドとは異なるアジマス角であり、4はA1ヘッド
の取り付け位置、5はB1ヘッドの取り付け位置、6は
A2およびB2ヘッドの取り付け位置である。この装置に
よる各ヘッドの走査軌跡を図8に示す。(1)〜(4)
は順に4個のヘッドA1,A2,B1,B2の走査軌跡で、
(a)〜(h)は1/4Tpずつ遷移した状態を示す。
図8からも明らかなように第2の方法によるノントラッ
キング再生装置では、トラック単位の再生信号が分割さ
れることはないが、(e)〜(h)で示したように隣々
接クロスト−クによって対となるトラック8、9すべて
が再生できない状態が存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の課題を解決して再生時のシリンダ回転数を上げること
なく、1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラッ
ク単位の信号を得てかつノントラッキングによってどの
ようにテ−プが遷移しても、記録されている全てのトラ
ックについて隣々接トラックからのクロスト−クの影響
が無い状態で少なくても1回以上のトラック信号として
検出できるノントラッキング方式の回転ヘッド型再生装
置を実現する。
の課題を解決して再生時のシリンダ回転数を上げること
なく、1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラッ
ク単位の信号を得てかつノントラッキングによってどの
ようにテ−プが遷移しても、記録されている全てのトラ
ックについて隣々接トラックからのクロスト−クの影響
が無い状態で少なくても1回以上のトラック信号として
検出できるノントラッキング方式の回転ヘッド型再生装
置を実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、記録時に対応する複数個を組とした第1のヘッド群
をシリンダに取り付け、この第1のヘッド群とは別に複
数個の第2のヘッド群を設け、第2のヘッド群はそれぞ
れ第1のヘッド群の取り付け位置に対して段差を設けて
取り付けること、この第1および第2の全てのヘッドは
記録トラックピッチTpに対して2倍の幅を有するこ
と、再生時には上記第1および第2のヘッド群を再生ヘ
ッドとして使用すること、再生時のシリンダ回転数を記
録時と同一とすることにより達成される。
に、記録時に対応する複数個を組とした第1のヘッド群
をシリンダに取り付け、この第1のヘッド群とは別に複
数個の第2のヘッド群を設け、第2のヘッド群はそれぞ
れ第1のヘッド群の取り付け位置に対して段差を設けて
取り付けること、この第1および第2の全てのヘッドは
記録トラックピッチTpに対して2倍の幅を有するこ
と、再生時には上記第1および第2のヘッド群を再生ヘ
ッドとして使用すること、再生時のシリンダ回転数を記
録時と同一とすることにより達成される。
【0008】
【作用】上記手段はたとえばDATにおいて、磁気テ−
プが90°で巻き付けられる30φシリンダに4個のヘ
ッドA1,A2,B1,B2を備え、シリンダ回転方向と反
対方向にこの順で90°間隔に配置する。またAヘッド
とBヘッドとは異なるアジマス角であり、A2およびB2
ヘッドはA1,B1ヘッドに対して1/2Tp(Tpは記
録トラックピッチ)の段差を設けて取り付けられ、各ヘ
ッド幅は2Tpである。従って再生時に記録時と同一の
2000rpmでシリンダを回転させることによって得
られる各ヘッドの走査軌跡は記録トラックと平行にな
り、1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック
単位の信号を得ることができる。また第2のヘッド群と
してA2,B2ヘッドを備えているため、1個のトラック
に対して2個のヘッドによる2回の走査を得、しかも1
/2Tpの段差で取り付けられているため、第1のヘッ
ド群で得る再生信号に隣々接トラックからのクロスト−
ク成分が存在するとき、第2のヘッド群で得る再生信号
には隣々接トラックからのクロスト−ク成分が存在しな
い。また第2のヘッド群で得る再生信号に隣々接トラッ
クからのクロスト−ク成分が存在するとき、第1のヘッ
ド群で得る再生信号には隣々接トラックからのクロスト
−ク成分が存在しなくなる。従ってトラッキングのため
の特別な制御をしないノントラッキング状態でどのよう
にテ−プが遷移しても、記録されている全てのトラック
について隣々接トラックからのクロスト−クの影響が無
い状態で少なくても1回以上のトラック信号として検出
することができる。
プが90°で巻き付けられる30φシリンダに4個のヘ
ッドA1,A2,B1,B2を備え、シリンダ回転方向と反
対方向にこの順で90°間隔に配置する。またAヘッド
とBヘッドとは異なるアジマス角であり、A2およびB2
ヘッドはA1,B1ヘッドに対して1/2Tp(Tpは記
録トラックピッチ)の段差を設けて取り付けられ、各ヘ
ッド幅は2Tpである。従って再生時に記録時と同一の
2000rpmでシリンダを回転させることによって得
られる各ヘッドの走査軌跡は記録トラックと平行にな
り、1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック
単位の信号を得ることができる。また第2のヘッド群と
してA2,B2ヘッドを備えているため、1個のトラック
に対して2個のヘッドによる2回の走査を得、しかも1
/2Tpの段差で取り付けられているため、第1のヘッ
ド群で得る再生信号に隣々接トラックからのクロスト−
ク成分が存在するとき、第2のヘッド群で得る再生信号
には隣々接トラックからのクロスト−ク成分が存在しな
い。また第2のヘッド群で得る再生信号に隣々接トラッ
クからのクロスト−ク成分が存在するとき、第1のヘッ
ド群で得る再生信号には隣々接トラックからのクロスト
−ク成分が存在しなくなる。従ってトラッキングのため
の特別な制御をしないノントラッキング状態でどのよう
にテ−プが遷移しても、記録されている全てのトラック
について隣々接トラックからのクロスト−クの影響が無
い状態で少なくても1回以上のトラック信号として検出
することができる。
【0009】
【実施例】本発明による一実施例を図1により説明す
る。図中1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真上から
見た図である)、A1,A2,B1,B2は磁気ヘッド、w
はシリンダ2の回転方向、3は磁気テ−プ、vは磁気テ
−プ3の走行方向、4は磁気ヘッドA1の取り付け位
置、5は磁気ヘッドB1の取り付け位置、6は磁気ヘッ
ドA2,B2の取り付け位置、8、9は記録トラック、T
pは記録トラックのトラックピッチである。ここでA,
Bヘッドは互いに異なるアジマスヘッドとし、ヘッド幅
はそれぞれ2Tpとする。またA1,A2,B1,B2ヘッ
ドはこの順で30φシリンダ2に回転方向wと反対方向
に90°ずつ離して配置し、特にA2,B2ヘッドは
A1,B1ヘッドの取り付け位置4、5に対して6で示し
たようにτだけ段差を設けて取り付ける。磁気テ−プ3
はシリンダ1に90°巻き付けられ、記録トラック8、
9は磁気ヘッドA1,B1によって記録できる関係にあ
る。再生時のシリンダ回転数は記録時と同一とし、
A2,B2ヘッドの取り付け段差τを1/2Tpとした時
の各ヘッドの走査軌跡を説明する。段差無し(τ=0)
の時の走査軌跡は図8に示したが、段差τ=1/2Tp
を設けることによりA2,B2ヘッドの遷移状態(2)、
(4)のみ1/2Tpだけシフトすることになる。この
状態を図9に示す。図中a1〜h4は図8で示した各ヘッ
ドの走査軌跡図をあらわしている。アンダ−ラインで示
した状態は隣々接トラックからのクロスト−クによって
再生できない領域である。従ってこの図からも明らかな
ようにA1,B1ヘッドで再生できない1Tp〜2Tpま
での領域ではA2,B2ヘッドによって再生できる。また
A2,B2ヘッドで再生できない0Tp〜1Tpまでの領
域ではA1,B1ヘッドによって再生できる。しかも1個
のヘッドによる走査軌跡は図8と同様で、1個の完結し
たトラックを1回の走査で連続的に走査できる。
る。図中1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真上から
見た図である)、A1,A2,B1,B2は磁気ヘッド、w
はシリンダ2の回転方向、3は磁気テ−プ、vは磁気テ
−プ3の走行方向、4は磁気ヘッドA1の取り付け位
置、5は磁気ヘッドB1の取り付け位置、6は磁気ヘッ
ドA2,B2の取り付け位置、8、9は記録トラック、T
pは記録トラックのトラックピッチである。ここでA,
Bヘッドは互いに異なるアジマスヘッドとし、ヘッド幅
はそれぞれ2Tpとする。またA1,A2,B1,B2ヘッ
ドはこの順で30φシリンダ2に回転方向wと反対方向
に90°ずつ離して配置し、特にA2,B2ヘッドは
A1,B1ヘッドの取り付け位置4、5に対して6で示し
たようにτだけ段差を設けて取り付ける。磁気テ−プ3
はシリンダ1に90°巻き付けられ、記録トラック8、
9は磁気ヘッドA1,B1によって記録できる関係にあ
る。再生時のシリンダ回転数は記録時と同一とし、
A2,B2ヘッドの取り付け段差τを1/2Tpとした時
の各ヘッドの走査軌跡を説明する。段差無し(τ=0)
の時の走査軌跡は図8に示したが、段差τ=1/2Tp
を設けることによりA2,B2ヘッドの遷移状態(2)、
(4)のみ1/2Tpだけシフトすることになる。この
状態を図9に示す。図中a1〜h4は図8で示した各ヘッ
ドの走査軌跡図をあらわしている。アンダ−ラインで示
した状態は隣々接トラックからのクロスト−クによって
再生できない領域である。従ってこの図からも明らかな
ようにA1,B1ヘッドで再生できない1Tp〜2Tpま
での領域ではA2,B2ヘッドによって再生できる。また
A2,B2ヘッドで再生できない0Tp〜1Tpまでの領
域ではA1,B1ヘッドによって再生できる。しかも1個
のヘッドによる走査軌跡は図8と同様で、1個の完結し
たトラックを1回の走査で連続的に走査できる。
【0010】図10は本発明による各ヘッドから再生信
号を得るタイミングを示した図で、図中Fは1周期で1
フレ−ム時間であってシリンダが1回転するフレ−ムタ
イミングを示し、(a)〜(h)は図8と同様の各遷移
状態を示す。またここでは特定の対となる2個のトラッ
クについて隣々接トラックからのクロスト−クが無い再
生信号が得られるタイミングのみを示している。ここで
特徴的なのは状態(a)〜(e)までと、状態(e)〜
(h)までがそれぞれ同一のタイミングで得られ、磁気
テ−プの送り速度の制御をたとえば状態(c)を基準に
すれば±1/2Tpの範囲に抑えることによって、トラ
ッキング制御に対して非常に粗い精度で実現できる他、
特定フレ−ムの信号再生タイミングが1フレ−ム期間内
に集中できるので信号処理の設計が簡単化できるととも
に、必要とするメモリ容量も少なくなる効果がある。さ
らに本実施例では180°で対向する第1のヘッド
A1,B1の取付け位置に関しては互いに段差を与えてお
らず、本構成において第1のヘッドA1,B1のみを使用
することによって、ピッチが一定のトラック信号を記録
することができる。
号を得るタイミングを示した図で、図中Fは1周期で1
フレ−ム時間であってシリンダが1回転するフレ−ムタ
イミングを示し、(a)〜(h)は図8と同様の各遷移
状態を示す。またここでは特定の対となる2個のトラッ
クについて隣々接トラックからのクロスト−クが無い再
生信号が得られるタイミングのみを示している。ここで
特徴的なのは状態(a)〜(e)までと、状態(e)〜
(h)までがそれぞれ同一のタイミングで得られ、磁気
テ−プの送り速度の制御をたとえば状態(c)を基準に
すれば±1/2Tpの範囲に抑えることによって、トラ
ッキング制御に対して非常に粗い精度で実現できる他、
特定フレ−ムの信号再生タイミングが1フレ−ム期間内
に集中できるので信号処理の設計が簡単化できるととも
に、必要とするメモリ容量も少なくなる効果がある。さ
らに本実施例では180°で対向する第1のヘッド
A1,B1の取付け位置に関しては互いに段差を与えてお
らず、本構成において第1のヘッドA1,B1のみを使用
することによって、ピッチが一定のトラック信号を記録
することができる。
【0011】本発明による他の一実施例を図11により
説明する。図中1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真
上から見た図である)、A,Bは互いにアジマス角の異
なる磁気ヘッド、wはシリンダ2の回転方向、3は磁気
テ−プ、vは磁気テ−プ3の走行方向、4、5は磁気ヘ
ッドA、Bの取り付け位置、8、9は記録トラック、T
pは記録トラック8、9のトラックピッチである。ここ
でシリンダ径を15φ,磁気テ−プの巻き付け角180
°,シリンダ回転数wを記録時の倍である4000rp
m,磁気ヘッド幅Hwを2Tp,磁気ヘッドBの取り付
け位置5をAヘッドに対してτだけ段差を設けて取り付
ける。τ=0の場合のA,Bヘッドの走査軌跡は図5に
示したが、本発明によってτ=1/2Tpとした場合の
走査軌跡は図12のようになる。ここで(1),(2)
は1回目のヘッドA,Bの走査軌跡、(3),(4)は
2回目のヘッドA,Bの走査軌跡であり、(a)〜
(h)は1/4Tpずつ遷移した状態を示し、a1〜h4
は図5で示した同一の走査軌跡図である。この結果各ヘ
ッドから再生信号を得るタイミングは図13のようにな
る。図中Fは1周期で1フレ−ム時間であってシリンダ
が2回転するフレ−ムタイミングを示し、(a)〜
(h)は図12と同様の各遷移状態を示す。ここでは特
定の対となる2個のトラックについて隣々接トラックか
らのクロスト−クが無い再生信号が得られるタイミング
のみを示している。この図からも明らかなように本実施
例では再生時に記録時の倍のシリンダ回転数が必要とな
り、各ヘッドの走査軌跡は記録トラックと平行にならず
1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック単位
の信号を得ることはできないが、状態(a)〜(c)ま
でと、状態(e)〜(g)までがそれぞれ同一のタイミ
ングで得られ、磁気テ−プの送り速度の制御をたとえば
状態(b)を基準にすれば±1/4Tpの範囲に抑える
ことによって、トラッキング制御に対して非常に粗い精
度で実現できる他、特定フレ−ムの信号再生タイミング
が1.5フレ−ム期間内に集中できるので信号処理の設
計が簡単化できるとともに、必要とするメモリ容量も少
なくなる効果がある。
説明する。図中1、2はシリンダ(2はシリンダ1を真
上から見た図である)、A,Bは互いにアジマス角の異
なる磁気ヘッド、wはシリンダ2の回転方向、3は磁気
テ−プ、vは磁気テ−プ3の走行方向、4、5は磁気ヘ
ッドA、Bの取り付け位置、8、9は記録トラック、T
pは記録トラック8、9のトラックピッチである。ここ
でシリンダ径を15φ,磁気テ−プの巻き付け角180
°,シリンダ回転数wを記録時の倍である4000rp
m,磁気ヘッド幅Hwを2Tp,磁気ヘッドBの取り付
け位置5をAヘッドに対してτだけ段差を設けて取り付
ける。τ=0の場合のA,Bヘッドの走査軌跡は図5に
示したが、本発明によってτ=1/2Tpとした場合の
走査軌跡は図12のようになる。ここで(1),(2)
は1回目のヘッドA,Bの走査軌跡、(3),(4)は
2回目のヘッドA,Bの走査軌跡であり、(a)〜
(h)は1/4Tpずつ遷移した状態を示し、a1〜h4
は図5で示した同一の走査軌跡図である。この結果各ヘ
ッドから再生信号を得るタイミングは図13のようにな
る。図中Fは1周期で1フレ−ム時間であってシリンダ
が2回転するフレ−ムタイミングを示し、(a)〜
(h)は図12と同様の各遷移状態を示す。ここでは特
定の対となる2個のトラックについて隣々接トラックか
らのクロスト−クが無い再生信号が得られるタイミング
のみを示している。この図からも明らかなように本実施
例では再生時に記録時の倍のシリンダ回転数が必要とな
り、各ヘッドの走査軌跡は記録トラックと平行にならず
1個のヘッドによる1回の走査で連続したトラック単位
の信号を得ることはできないが、状態(a)〜(c)ま
でと、状態(e)〜(g)までがそれぞれ同一のタイミ
ングで得られ、磁気テ−プの送り速度の制御をたとえば
状態(b)を基準にすれば±1/4Tpの範囲に抑える
ことによって、トラッキング制御に対して非常に粗い精
度で実現できる他、特定フレ−ムの信号再生タイミング
が1.5フレ−ム期間内に集中できるので信号処理の設
計が簡単化できるとともに、必要とするメモリ容量も少
なくなる効果がある。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば複数個の第1および第2
のヘッド群を備え、再生時に記録時と同一のシリンダ回
転数とすることによって得られる各ヘッドの走査軌跡は
記録トラックと平行になり、1個のヘッドによる1回の
走査で連続したトラック単位の信号を得ることができ
る。また1個のトラックに対して2個のヘッドによる2
回の走査を得、しかも第2のヘッド群は第1のヘッド群
に対して1/2Tpの段差で取り付けられているため、
第1のヘッド群で得る再生信号に隣々接トラックからの
クロスト−ク成分が存在するとき、第2のヘッド群で得
る再生信号には隣々接トラックからのクロスト−ク成分
が存在しない。また第2のヘッド群で得る再生信号に隣
々接トラックからのクロスト−ク成分が存在するとき、
第1のヘッド群で得る再生信号には隣々接トラックから
のクロスト−ク成分が存在しなくなる。従ってトラッキ
ングのための特別な制御をしないノントラッキング状態
でどのようにテ−プが遷移しても、記録されている全て
のトラックについて隣々接トラックからのクロスト−ク
の影響が無い状態で少なくても1回以上のトラック信号
として検出することができる。
のヘッド群を備え、再生時に記録時と同一のシリンダ回
転数とすることによって得られる各ヘッドの走査軌跡は
記録トラックと平行になり、1個のヘッドによる1回の
走査で連続したトラック単位の信号を得ることができ
る。また1個のトラックに対して2個のヘッドによる2
回の走査を得、しかも第2のヘッド群は第1のヘッド群
に対して1/2Tpの段差で取り付けられているため、
第1のヘッド群で得る再生信号に隣々接トラックからの
クロスト−ク成分が存在するとき、第2のヘッド群で得
る再生信号には隣々接トラックからのクロスト−ク成分
が存在しない。また第2のヘッド群で得る再生信号に隣
々接トラックからのクロスト−ク成分が存在するとき、
第1のヘッド群で得る再生信号には隣々接トラックから
のクロスト−ク成分が存在しなくなる。従ってトラッキ
ングのための特別な制御をしないノントラッキング状態
でどのようにテ−プが遷移しても、記録されている全て
のトラックについて隣々接トラックからのクロスト−ク
の影響が無い状態で少なくても1回以上のトラック信号
として検出することができる。
【0013】またヘッド幅が2Tpで特に第2のヘッド
群は第1のヘッド群に対して1/2Tpの段差で取り付
けられているため、ノントラッキングによる走査軌跡の
遷移によって得られる隣々接トラックからのクロスト−
クの影響が無い再生信号タイミングは特定の遷移期間で
全く同一のタイミングとなり、磁気テ−プの送り速度の
制御をこの範囲内に抑えることによって、トラッキング
制御に対して非常に粗い精度で実現できる。さらに任意
の1フレ−ム(2トラック)の信号再生タイミングが
1.5フレ−ム期間内に集中できるので信号処理の設計
が簡単化できるとともに、必要とするメモリ容量も少な
くなる効果がある。
群は第1のヘッド群に対して1/2Tpの段差で取り付
けられているため、ノントラッキングによる走査軌跡の
遷移によって得られる隣々接トラックからのクロスト−
クの影響が無い再生信号タイミングは特定の遷移期間で
全く同一のタイミングとなり、磁気テ−プの送り速度の
制御をこの範囲内に抑えることによって、トラッキング
制御に対して非常に粗い精度で実現できる。さらに任意
の1フレ−ム(2トラック)の信号再生タイミングが
1.5フレ−ム期間内に集中できるので信号処理の設計
が簡単化できるとともに、必要とするメモリ容量も少な
くなる効果がある。
【図1】本発明による回転ヘッド型再生装置のヘッド構
成を説明する図である。
成を説明する図である。
【図2】従来の回転ヘッド型再生装置のヘッド構成を説
明する図である。
明する図である。
【図3】通常再生装置のヘッド走査軌跡を説明する図で
ある。
ある。
【図4】従来のノントラッキング方式回転ヘッド型再生
装置のヘッド走査軌跡を説明する図である。
装置のヘッド走査軌跡を説明する図である。
【図5】従来のノントラッキング方式回転ヘッド型再生
装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図である。
装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図である。
【図6】従来のノントラッキング方式回転ヘッド型再生
装置の再生信号発生タイミングを説明する図である。
装置の再生信号発生タイミングを説明する図である。
【図7】従来の回転ヘッド型再生装置のヘッド構成を説
明する図である。
明する図である。
【図8】従来のノントラッキング方式回転ヘッド型再生
装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図である。
装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図である。
【図9】本発明によるノントラッキング方式回転ヘッド
型再生装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図で
ある。
型再生装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図で
ある。
【図10】本発明によるノントラッキング方式回転ヘッ
ド型再生装置の再生信号発生タイミングを説明する図で
ある。
ド型再生装置の再生信号発生タイミングを説明する図で
ある。
【図11】本発明による回転ヘッド型再生装置のヘッド
構成を説明する図である。
構成を説明する図である。
【図12】本発明によるノントラッキング方式回転ヘッ
ド型再生装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図
である。
ド型再生装置のヘッド走査軌跡の状態遷移を説明する図
である。
【図13】本発明によるノントラッキング方式回転ヘッ
ド型再生装置の再生信号発生タイミングを説明する図で
ある。
ド型再生装置の再生信号発生タイミングを説明する図で
ある。
A,A1,A2…+アジマス磁気ヘッド、 B,B1,B2…−アジマス磁気ヘッド、 w…シリンダ2の回転方向、 v…磁気テ−プ3の走行方向、 Tp…記録トラックのトラックピッチ、 τ…磁気ヘッドA2,B2の取り付け段差、 1…シリンダ、 2…シリンダ(真上から見た図である)、 3…磁気テ−プ、 4…磁気ヘッドA1の取り付け位置、 5…磁気ヘッドB1の取り付け位置、 6…磁気ヘッドA2,B2の取り付け位置、 8…+アジマスの記録トラック、 9…−アジマスの記録トラック。
Claims (3)
- 【請求項1】互いに異なるアジマス角で隣接してトラッ
ク状の信号が記録されている磁気テ−プを、回転するシ
リンダに取り付けられた複数個の磁気ヘッドで再生する
回転ヘッド型再生装置において、上記記録トラックを形
成できる複数個を組とした第1のヘッド群と、該第1の
ヘッド群とは別に冗長となる複数個の第2のヘッド群を
設け、該第2のヘッド群はそれぞれ第1のヘッド群の取
り付け位置に対して段差を設けて取り付け、上記第1お
よび第2の全てのヘッドは記録トラックピッチTpに対
して2倍の幅を有し、第1および第2のヘッド群を全て
再生ヘッドとして使用することを特徴とする回転ヘッド
型再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の回転ヘッド型再生装置にお
いて、シリンダ径30φに磁気テ−プを90°巻き付
け、上記第1のヘッド群としてA1,B1ヘッド、第2の
ヘッド群としてA2,B2ヘッドを備え、該ヘッド群をA
1,A2,B1,B2ヘッドの順でシリンダの回転方向と逆
方向に90°ずつ離して配置し、第2のヘッド群A2,
B2ヘッドはそれぞれ第1のヘッド群A1,B1ヘッドの
取り付け位置に対して記録トラックピッチTpの1/2
の段差を設けて取り付けることを特徴とする回転ヘッド
型再生装置。 - 【請求項3】請求項1記載の回転ヘッド型再生装置にお
いて、シリンダ径15φに磁気テ−プを180°巻き付
け、上記第1のヘッド群としてAヘッド、第2のヘッド
群としてBヘッドを備え、該ヘッドA,Bを180°対
向して配置し、上記ヘッドBはヘッドAの取り付け位置
に対して記録トラックピッチTpの1/2の段差を設け
て取り付けることを特徴とする回転ヘッド型再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP899892A JPH05197935A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 回転ヘッド型再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP899892A JPH05197935A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 回転ヘッド型再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197935A true JPH05197935A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11708359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP899892A Pending JPH05197935A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 回転ヘッド型再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05197935A (ja) |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP899892A patent/JPH05197935A/ja active Pending
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