JPH051976Y2 - - Google Patents

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JPH051976Y2
JPH051976Y2 JP18685685U JP18685685U JPH051976Y2 JP H051976 Y2 JPH051976 Y2 JP H051976Y2 JP 18685685 U JP18685685 U JP 18685685U JP 18685685 U JP18685685 U JP 18685685U JP H051976 Y2 JPH051976 Y2 JP H051976Y2
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JP
Japan
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frame
bracket
fins
bolts
tightening force
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JP18685685U
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JPS6295457U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ステータを取り付けるフレームの
両端に通しボルトによつてブラケツトを蓋状に締
め固定することで得られるモータ外殻の改良に関
するものである。
[従来の技術] 筒形のフレームの両端にブラケツトを、通しボ
ルトで締結したタイプのモータ外殻は従来におい
ては例えば第4図に示すような構成となつてい
る。すなわち、ステータを嵌装する筒形のフレー
ム10の両端にブラケツト11を嵌合させ、ブラ
ケツト11の外周に突出させた数個のフランジ1
2に通しボルト13を通し、ブラケツト11同志
に通しボルト13の締め付け力を作用させ、ブラ
ケツト11でフレーム10を挟持した状態に組立
てられている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した構成の従来のモータ外殻においては、
ブラケツト11のフランジ12に通しボルト13
の締め付け力が強く掛かるため、締め付け力に十
分抗し得る強度にブラケツト11全体を形成する
必要があり、製造が面倒でコスト高であるといつ
た問題点があつた。
この考案はかかる従来の問題点を解消するため
になされたもので、ブラケツトの強度をそれ程必
要としない、製造が容易で低コストで得られるモ
ータ外殻を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るモータ外殻は、半径方向に突出
する歯列状に周方向に並ぶフインを有するフレー
ム、このフレームの両端に蓋状に装着され、フレ
ームを跨ぐ複数の通しボルトによつてフレームの
各端部に締め固定される一対のブラケツトからな
り、上記フレームのフインは各ブラケツトにその
端面が当接し、かつ上記通しボルトの挿通部に近
接するものについては通しボルトの締め付け力に
抗し得る十分な強度を付与したものである。
[作用] この考案においては、フレームの外周に形成さ
れたフインのうち、通しボルトが挿通される部分
に近接する特定のものの強度が高くなつていて、
これらの特定のフインがブラケツトの間に介在し
てブラケツト同志を締め付ける通しボルトの締め
付け力に対して支保作用を果たすので、ブラケツ
トの強度をそれほど高くしなくてもブラケツトが
締め付け力で変形したり、破損したりすることは
なくなる。
[考案の実施例] 第1図から第3図によつて示す本考案の一実施
例としてのモータは、モータ外殻がアルミの押し
出し成形で得られるフレーム1と、左右一対のブ
ラケツト2で構成されている。フレーム1は円筒
形で、その外周には半径方向に突出するフイン3
が歯列状に一体形成されている。このフレーム1
内にはステータが圧入され取付けられている。ブ
ラケツト2はフレーム1の両端を閉蓋するととも
に、中心に嵌装した軸受によつてロータシヤフト
4を回転可能に支承する部材であり、アレーム1
を跨ぎブラケツト2間にさし通される数本の通し
ボルト5による締め付け力によつてフレーム1を
挟持する状態に締結される。各ブラケツト2の外
周には、フレーム1に接合させたときフレーム1
より外側に張りだす複数のフランジ6が等しい間
隔をおいて周方向に配設されている。通しボルト
5はこの各ブラケツト2のフランジ6間に挿通さ
れる。フレーム1のフイン3は、全てが同形同寸
法ではなく、ブラケツト2のフランジ6に対応す
る位置にあるものは第3図に示すように他のもの
より厚肉で、向かい合う二つで通しボルト5のと
おるチヤンネル7を形成すべく円弧端面に形成さ
れている。また、モータを支持構造に取り付ける
ときに使う固定ボルトを通すための構造8が、対
向位置に構成されているが、この構造8もブラケ
ツト2を締結する構造と同等の構成となつてい
る。すなわち、固定ボルトを通す部分のフイン3
が厚肉に形成され、一対のフイン3により固定ボ
ルトを通すチヤンネル9が形成されているのであ
る。各フイン3は全てそれらの端面がブラケツト
2の片面に当接する寸法に形成され、中心線方向
に連続している。
しかして、各ブラケツト2をフレーム1の端面
に当接させ、各フランジ6間に通しボルト5を差
し通してフレーム1とブラケツト2とを締結する
ことによつてモータ外殻が構成されるが、ブラケ
ツト2のフランジ6間にはフレーム1のフイン3
のうちの厚肉のものが支保部材のごとくに介在
し、ブラケツト2のフランジ6が締め付け力によ
つて変形したり、破損したりすることはない。す
なわち、通しボルト5の締め付け力は、ブラケツ
ト2にはそれほど強く掛からず、フレーム1の強
度の高い特定のフイン3に掛かることになる。従
つて、ブラケツト2は締め付け力に抗する十分な
強度を持つ部材としてこれまでのように厚肉に構
成する必要がなく、従来より簡単に製造すること
ができ、コストの低減も可能である。なお、支保
作用を果たすフイン3の強度増加は、その端面形
状を圧縮に強いアングル形とするなどによつても
計ることができる。
[考案の効果] 実施例による説明からも明らかなように本考案
のモータ外殻は、半径方向に突出する歯列状に周
方向に並ぶフインを有するフレーム、このフレー
ムの両端に蓋状に装着され、フレームを跨ぐ複数
の通しボルトによつてフレームの各端部に締め固
定される一対のブラケツトからなり、上記フレー
ムのフインは各ブラケツトにその端面が当接し、
かつ上記通しボルトの挿通部に近接するものにつ
いては通しボルトの締め付け力に抗し得る十分な
強度が付与されているもので、特定のフインがブ
ラケツトの間に介在してブラケツト同志を締め付
ける通しボルトの締め付け力に対して支保作用を
果たすので、ブラケツトの強度をそれほど高くし
なくてもブラケツトが締め付け力で変形したり、
破損したりすることはなくなる。従つて、製造が
容易であるうえ、コストも低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すモータの正面
図、第2図は同じくその側面図、第3図はフレー
ムのみの側面図、第4図は従来例を示すモータの
断面図を含む説明図である。図において、1はフ
レーム、2はブラケツト、3はフイン、4はロー
タシヤフト、5は通しボルトである。なお図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向に突出する歯列状に周方向に並ぶフイ
    ンを有するフレーム、このフレームの両端に蓋状
    に装着され、フレームを跨ぐ複数の通しボルトに
    よつてフレームの各端部に締め固定される一対の
    ブラケツトからなり、上記フレームのフインは各
    ブラケツトにその端面が当接し、かつ上記通しボ
    ルトの挿通部に近接するものについては通しボル
    トの締め付け力に抗し得る十分な強度が付与され
    ていることを特徴とするモータ外殻。
JP18685685U 1985-12-04 1985-12-04 Expired - Lifetime JPH051976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18685685U JPH051976Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18685685U JPH051976Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295457U JPS6295457U (ja) 1987-06-18
JPH051976Y2 true JPH051976Y2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=31136795

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JP18685685U Expired - Lifetime JPH051976Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JPS6295457U (ja) 1987-06-18

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