JPH05197577A - 仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式 - Google Patents

仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式

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JPH05197577A
JPH05197577A JP4028983A JP2898392A JPH05197577A JP H05197577 A JPH05197577 A JP H05197577A JP 4028983 A JP4028983 A JP 4028983A JP 2898392 A JP2898392 A JP 2898392A JP H05197577 A JPH05197577 A JP H05197577A
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JP
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virtual computer
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JP4028983A
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Naomi Yamamura
直美 山村
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮想計算機を実行するプロセスの実行プライ
オリティを仮想計算機内で実行されるプロセスの実行プ
ライオリティに変更できるようにする。 【構成】 実行プライオリティ変更可能仮想計算機指示
手段3は実行プライオリティ変更可能仮想計算機を指示
し、仮想計算機実行プライオリティ上限設定手段4は仮
想計算機7の実行プライオリティの変更可能な上限値を
与える。プライオリティ通知ハンドシェイク命令実行手
段8は、仮想計算機7で実行プライオリティの高いプロ
セスの実行開始時および実行終了時にプロセスの実行プ
ライオリティを仮想計算機モニタ2に知らせ、仮想計算
機実行プライオリティ動的変更手段6は仮想計算機7が
実行プライオリティ変更可能仮想計算機であれば仮想計
算機7の実行プライオリティを設定された上限値の範囲
内でプライオリティ通知ハンドシェイク命令により通知
された実行プライオリティに動的に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮想計算機システムに関
し、特に仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プ
ライオリティ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仮想計算機システムで
は、仮想計算機は実計算機における1つのプロセスで実
行されているため、このプロセスにCPU(Centr
al Processing Unit)が割り当てら
れたときに仮想計算機内のプロセスが実行される。ま
た、仮想計算機を実行するプロセスは、実計算機におけ
る1つのユーザプロセスなので、ユーザプロセスの実行
プライオリティの範囲内でのみ実行プライオリティの変
更が可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の仮想計
算機システムでは、仮想計算機は実計算機における1つ
のプロセスで実行されており、このプロセスの実行プラ
イオリティは仮想計算機内で実行中のプロセスの実行プ
ライオリティにかかわらずに実計算機での1ユーザプロ
セスとしての実行プライオリティの範囲内でのみ実行プ
ライオリティの変更可能であったので、仮想計算機内で
高い実行プライオリティのプロセスも仮想計算機を実行
するプロセスにCPUが割り当てられなければ実行でき
ないという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、上述の点に鑑み、仮想計
算機を実行するプロセスの実行プライオリティを仮想計
算機内で実行されるプロセスの実行プライオリティに変
更できるようにした仮想計算機システムにおける仮想計
算機実行プライオリティ制御方式を提供することにあ
る。
【0005】また、本発明の他の目的は、仮想計算機を
実行するプロセスの実行プライオリティを設定された上
限値の範囲内で仮想計算機内で実行されるプロセスの実
行プライオリティに変更できるようにした仮想計算機シ
ステムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式
を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の別の目的は、実行プライ
オリティ変更可能仮想計算機に指示された仮想計算機で
あれば仮想計算機を実行するプロセスの実行プライオリ
ティを仮想計算機内で実行されるプロセスの実行プライ
オリティに変更できるようにした仮想計算機システムに
おける仮想計算機実行プライオリティ制御方式を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の仮想計算機シス
テムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式
は、仮想計算機と仮想計算機モニタとの間で互いに通信
を行うためのハンドシェイキング機能を有する仮想計算
機システムにおいて、仮想計算機においてシステムプロ
セスのように実行プライオリティの高いプロセスの実行
開始時および実行終了時にプロセスの実行プライオリテ
ィを仮想計算機モニタに知らせるプライオリティ通知ハ
ンドシェイク命令実行手段と、仮想計算機よりプライオ
リティ通知ハンドシェイク命令が実行された場合に仮想
計算機の実行プライオリティをプライオリティ通知ハン
ドシェイク命令により通知された実行プライオリティに
動的に変更する仮想計算機実行プライオリティ動的変更
手段とを有する。
【0008】また、本発明の仮想計算機システムにおけ
る仮想計算機実行プライオリティ制御方式は、仮想計算
機と仮想計算機モニタとの間で互いに通信を行うための
ハンドシェイキング機能を有する仮想計算機システムに
おいて、仮想計算機においてシステムプロセスのように
実行プライオリティの高いプロセスの実行開始時および
実行終了時にプロセスの実行プライオリティを仮想計算
機モニタに知らせるプライオリティ通知ハンドシェイク
命令実行手段と、仮想計算機の実行プライオリティの変
更可能な上限値を与える仮想計算機実行プライオリティ
上限設定手段と、仮想計算機よりプライオリティ通知ハ
ンドシェイク命令が実行された場合に仮想計算機の実行
プライオリティを前記仮想計算機実行プライオリティ上
限設定手段によって設定された上限値の範囲内でプライ
オリティ通知ハンドシェイク命令により通知された実行
プライオリティに動的に変更する仮想計算機実行プライ
オリティ動的変更手段とを有する。
【0009】さらに、本発明の仮想計算機システムにお
ける仮想計算機実行プライオリティ制御方式は、仮想計
算機と仮想計算機モニタとの間で互いに通信を行うため
のハンドシェイキング機能を有する仮想計算機システム
において、仮想計算機においてシステムプロセスのよう
に実行プライオリティの高いプロセスの実行開始時およ
び実行終了時にプロセスの実行プライオリティを仮想計
算機モニタに知らせるプライオリティ通知ハンドシェイ
ク命令手段と、実行プライオリティ変更可能な仮想計算
機を指示する実行プライオリティ変更可能仮想計算機指
示手段と、仮想計算機よりプライオリティ通知ハンドシ
ェイク命令が実行された場合に前記実行プライオリティ
変更可能仮想計算機指示手段によって指示された仮想計
算機であれば仮想計算機の実行プライオリティをプライ
オリティ通知ハンドシェイク命令により通知された実行
プライオリティに動的に変更する仮想計算機実行プライ
オリティ動的変更手段とを有する
【0010】
【作用】本発明の仮想計算機システムにおける仮想計算
機実行プライオリティ制御方式では、プライオリティ通
知ハンドシェイク命令実行手段が仮想計算機においてシ
ステムプロセスのように実行プライオリティの高いプロ
セスの実行開始時および実行終了時にプロセスの実行プ
ライオリティを仮想計算機モニタに知らせ、仮想計算機
実行プライオリティ動的変更手段が仮想計算機よりプラ
イオリティ通知ハンドシェイク命令が実行された場合に
仮想計算機の実行プライオリティをプライオリティ通知
ハンドシェイク命令により通知された実行プライオリテ
ィに動的に変更する。
【0011】また、本発明の仮想計算機システムにおけ
る仮想計算機実行プライオリティ制御方式では、プライ
オリティ通知ハンドシェイク命令実行手段が仮想計算機
においてシステムプロセスのように実行プライオリティ
の高いプロセスの実行開始時および実行終了時にプロセ
スの実行プライオリティを仮想計算機モニタに知らせ、
仮想計算機実行プライオリティ上限設定手段が仮想計算
機の実行プライオリティの変更可能な上限値を与え、仮
想計算機実行プライオリティ動的変更手段が仮想計算機
よりプライオリティ通知ハンドシェイク命令が実行され
た場合に仮想計算機の実行プライオリティを仮想計算機
実行プライオリティ上限設定手段によって設定された上
限値の範囲内でプライオリティ通知ハンドシェイク命令
により通知された実行プライオリティに動的に変更す
る。
【0012】さらに、本発明の仮想計算機システムにお
ける仮想計算機実行プライオリティ制御方式では、プラ
イオリティ通知ハンドシェイク命令手段が仮想計算機に
おいてシステムプロセスのように実行プライオリティの
高いプロセスの実行開始時および実行終了時にプロセス
の実行プライオリティを仮想計算機モニタに知らせ、実
行プライオリティ変更可能仮想計算機指示手段が実行プ
ライオリティ変更可能な仮想計算機を指示し、仮想計算
機実行プライオリティ動的変更手段が仮想計算機よりプ
ライオリティ通知ハンドシェイク命令が実行された場合
に実行プライオリティ変更可能仮想計算機指示手段によ
って指示された仮想計算機であれば仮想計算機の実行プ
ライオリティをプライオリティ通知ハンドシェイク命令
により通知された実行プライオリティに動的に変更す
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明の一実施例に係
る仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオ
リティ制御方式は、実計算機1上で動作する仮想計算機
モニタ2と仮想計算機7とから、その主要部が構成され
ており、仮想計算機7と仮想計算機モニタ2との間で互
いに通信を行うためのハンドシェイキング機能を有する
仮想計算機システムを構成している。
【0015】仮想計算機モニタ2は、実行プライオリテ
ィ変更可能仮想計算機指示手段3と、仮想計算機実行プ
ライオリティ上限設定手段4と、ハンドシェイク命令処
理部5に含まれる仮想計算機実行プライオリティ動的変
更手段6とを備えている。
【0016】仮想計算機7は、プライオリティ通知ハン
ドシェイク命令実行手段8を備えている。
【0017】図2を参照すると、ハンドシェイク命令処
理部5の処理は、実行プライオリティ変更可否判定ステ
ップ21と、プライオリティ値取出しステップ22と、
実行プライオリティ上限値有無判定ステップ23と、実
行プライオリティ上限値範囲内判定ステップ24と、プ
ライオリティ値設定ステップ25と、上限値設定ステッ
プ26と、仮想計算機実行プライオリティ動的変更手段
起動ステップ27とからなる。
【0018】次に、このように構成された本実施例の仮
想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオリテ
ィ制御方式の動作について説明する。
【0019】仮想計算機7と仮想計算機モニタ2との間
で互いに通信を行うためのハンドシェイキング機能を有
する仮想計算機システムにおいて、仮想計算機7の運用
開始時に、実行プライオリティ変更可能仮想計算機指示
手段3によって仮想計算機7をプライオリティ変更可能
とするために実行プライオリティ変更可能仮想計算機に
指示する。
【0020】また、仮想計算機実行プライオリティ上限
設定手段4によって仮想計算機7を実行するプロセスの
実行プライオリティの上限値を設定する。
【0021】次に、仮想計算機7の動作中に仮想計算機
7においてシステムプライオリティのプロセスが発生し
実行を開始するとき、または実行中のプロセスがユーザ
プライオリティからシステムプライオリティに変更とな
ったときに、このプロセスのプライオリティ値を仮想計
算機モニタ2に知らせるために、仮想計算機7は、プラ
イオリティ通知ハンドシェイク命令実行手段8によって
プライオリティ通知ハンドシェイク命令を実行すること
により、仮想計算機モニタ2に対してプライオリティ通
知ハンドシェイク命令シミュレーション要求事象を通知
する。
【0022】プライオリティ通知ハンドシェイク命令シ
ミュレーション要求事象を受けた仮想計算機モニタ2
は、プライオリティ通知ハンドシェイク命令のシミュレ
ーションを行うために、ハンドシェイク命令処理部5を
動作させる。
【0023】ハンドシェイク命令処理部5は、まず、仮
想計算機7が実行プライオリティ変更可能仮想計算機指
示手段3によって実行プライオリティ変更可能仮想計算
機として指示されているか否かを判定し(ステップ2
1)、実行プライオリティ変更可能仮想計算機として指
示されていなければただちに処理を終了する。仮想計算
機7が実行プライオリティ変更可能仮想計算機として指
示されていれば、ハンドシェイク命令処理部5は、プラ
イオリティ通知ハンドシェイク命令で指定されたプライ
オリティ値を取り出す(ステップ22)。
【0024】次に、ハンドシェイク命令処理部5は、仮
想計算機実行プライオリティ上限設定手段4によって仮
想計算機7の実行プライオリティの上限値が設定されて
いるかどうかを判定し(ステップ23)、仮想計算機7
の実行プライオリティの上限値が設定されていれば、取
り出したプライオリティ値が仮想計算機7の実行プライ
オリティの上限値の範囲内であるか否かを判定する(ス
テップ24)。
【0025】ステップ23で仮想計算機7の実行プライ
オリティの上限値が設定されていないか、またはステッ
プ24で取り出したプライオリティ値が仮想計算機7の
実行プライオリティの上限値の範囲内であれば、ハンド
シェイク命令処理部5は、取り出したプライオリティ値
を変更するプライオリティ値とする(ステップ25)。
また、ステップ24で取り出したプライオリティ値が仮
想計算機7の実行プライオリティの上限値の範囲外であ
れば、ハンドシェイク命令処理部5は、上限値を変更す
るプライオリティ値とする(ステップ26)。
【0026】続いて、ハンドシェイク命令処理部5は、
変更するプライオリティ値をパラメータとして、仮想計
算機7を実行しているプロセスの実行プライオリティを
変更するために、仮想計算機実行プライオリティ動的変
更手段6を起動する(ステップ27)。
【0027】仮想計算機実行プライオリティ動的変更手
段6は、パラメータとして渡されたプライオリティ値を
入力として、このプライオリティ値がシステムプライオ
リティの範囲内であれば、入力されたプライオリティ値
で仮想計算機7を実行しているプロセスに対してプライ
オリティ変更命令を実行する。これにより、仮想計算機
7を実行しているプロセスの実行プライオリティが変更
される。
【0028】そして、ハンドシェイク命令処理部5によ
るプライオリティ通知ハンドシェイク命令のシミュレー
ション処理は終了し、仮想計算機7は高いプライオリテ
ィでの実行を開始する。
【0029】次に、仮想計算機7でシステムプライオリ
ティのプロセスの実行が終了してユーザプライオリティ
のプロセスの実行が開始するとき、または実行中のプロ
セスがシステムプライオリティからユーザプライオリテ
ィに変更となったときに、仮想計算機7は、ユーザプラ
イオリティをプライオリティ値として指定して、プライ
オリティ通知ハンドシェイク命令実行手段8によってプ
ライオリティ通知ハンドシェイク命令を実行することに
より、仮想計算機モニタ2に対してプライオリティ通知
ハンドシェイク命令シミュレーション要求事象を通知す
る。
【0030】プライオリティ通知ハンドシェイク命令シ
ミュレーション要求事象を受けた仮想計算機モニタ2
は、前述したのと同様に、ハンドシェイク命令処理部5
を動作させる。
【0031】ハンドシェイク命令処理部5は、仮想計算
機7が実行プライオリティ変更可能仮想計算機指示手段
3によって実行プライオリティ変更可能仮想計算機とし
て指示されているか否かを判定し(ステップ21)、実
行プライオリティ変更可能仮想計算機として指示されて
いなければただちに処理を終了する。仮想計算機7が実
行プライオリティ変更可能仮想計算機として指示されて
いれば、ハンドシェイク命令処理部5は、プライオリテ
ィ通知ハンドシェイク命令で指定されたプライオリティ
値を取り出す(ステップ22)。
【0032】次に、ハンドシェイク命令処理部5は、仮
想計算機実行プライオリティ上限設定手段4によって仮
想計算機7の実行プライオリティの上限値が設定されて
いるかどうかを判定し(ステップ23)、仮想計算機7
の実行プライオリティの上限値が設定されていれば、取
り出したプライオリティ値が仮想計算機7の実行プライ
オリティの上限値の範囲内であるか否かを判定する(ス
テップ24)。
【0033】ステップ23で仮想計算機7の実行プライ
オリティの上限値が設定されていても、ステップ24で
プライオリティ値が仮想計算機7の実行プライオリティ
の上限値の範囲内となるので、ハンドシェイク命令処理
部5は、指定されたプライオリティ値を変更するプライ
オリティ値とする(ステップ25)。
【0034】続いて、ハンドシェイク命令処理部5は、
プライオリティ値をパラメータとして、仮想計算機7を
実行しているプロセスの実行プライオリティを変更する
ために、仮想計算機実行プライオリティ動的変更手段6
を起動する(ステップ27)。
【0035】仮想計算機実行プライオリティ動的変更手
段6は、プライオリティ通知ハンドシェイク命令で指定
されたプライオリティ値を入力として、仮想計算機7を
実行しているプロセスに対してプライオリティ変更命令
を実行する。これにより、仮想計算機7を実行している
プロセスの実行プライオリティは変更され、仮想計算機
7は、通常のユーザプライオリティでの実行を再開す
る。
【0036】このように、仮想計算機7で高い実行プラ
イオリティのプロセスの実行開始時および実行終了時に
仮想計算機モニタ2に対して実行プライオリティの通知
を行うことにより、仮想計算機7の実CPUに対する実
行待ちを少なくし、仮想計算機7の運用をスムーズにす
ることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、仮想計算
機を実行するプロセスの実行プライオリティを仮想計算
機内で実行されるプロセスの実行プライオリティに変更
することを可能としたことにより、仮想計算機の実行を
効率よく行うことができるという効果がある。
【0038】また、本発明は、仮想計算機を実行するプ
ロセスの実行プライオリティを設定された上限値の範囲
内で仮想計算機内で実行されるプロセスの実行プライオ
リティに変更することを可能としたことにより、仮想計
算機を実行するプロセスの実行プライオリティが上限値
の範囲外に変更されることを未然に防止することができ
るという効果がある。
【0039】さらに、本発明は、実行プライオリティ変
更可能仮想計算機に指示された仮想計算機であれば仮想
計算機を実行するプロセスの実行プライオリティを仮想
計算機内で実行されるプロセスの実行プライオリティに
変更することを可能としたことにより、仮想計算機に応
じて仮想計算機内で実行されるプロセスの実行プライオ
リティを変更したり変更しなかったりすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る仮想計算機システムに
おける仮想計算機実行プライオリティ制御方式の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1中のハンドシェイク命令処理部の処理を示
す流れ図である。
【符号の説明】
1 実計算機 2 仮想計算機モニタ 3 実行プライオリティ変更可能仮想計算機指示手段 4 仮想計算機実行プライオリティ上限設定手段 5 ハンドシェイク命令処理部 6 仮想計算機実行プライオリティ動的変更手段 7 仮想計算機 8 プライオリティ通知ハンドシェイク命令実行手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想計算機と仮想計算機モニタとの間で
    互いに通信を行うためのハンドシェイキング機能を有す
    る仮想計算機システムにおいて、 仮想計算機においてシステムプロセスのように実行プラ
    イオリティの高いプロセスの実行開始時および実行終了
    時にプロセスの実行プライオリティを仮想計算機モニタ
    に知らせるプライオリティ通知ハンドシェイク命令実行
    手段と、 仮想計算機よりプライオリティ通知ハンドシェイク命令
    が実行された場合に仮想計算機の実行プライオリティを
    プライオリティ通知ハンドシェイク命令により通知され
    た実行プライオリティに動的に変更する仮想計算機実行
    プライオリティ動的変更手段とを有することを特徴とす
    る仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオ
    リティ制御方式。
  2. 【請求項2】 仮想計算機と仮想計算機モニタとの間で
    互いに通信を行うためのハンドシェイキング機能を有す
    る仮想計算機システムにおいて、 仮想計算機においてシステムプロセスのように実行プラ
    イオリティの高いプロセスの実行開始時および実行終了
    時にプロセスの実行プライオリティを仮想計算機モニタ
    に知らせるプライオリティ通知ハンドシェイク命令実行
    手段と、 仮想計算機の実行プライオリティの変更可能な上限値を
    与える仮想計算機実行プライオリティ上限設定手段と、 仮想計算機よりプライオリティ通知ハンドシェイク命令
    が実行された場合に仮想計算機の実行プライオリティを
    前記仮想計算機実行プライオリティ上限設定手段によっ
    て設定された上限値の範囲内でプライオリティ通知ハン
    ドシェイク命令により通知された実行プライオリティに
    動的に変更する仮想計算機実行プライオリティ動的変更
    手段とを有することを特徴とする仮想計算機システムに
    おける仮想計算機実行プライオリティ制御方式。
  3. 【請求項3】 仮想計算機と仮想計算機モニタとの間で
    互いに通信を行うためのハンドシェイキング機能を有す
    る仮想計算機システムにおいて、 仮想計算機においてシステムプロセスのように実行プラ
    イオリティの高いプロセスの実行開始時および実行終了
    時にプロセスの実行プライオリティを仮想計算機モニタ
    に知らせるプライオリティ通知ハンドシェイク命令手段
    と、 実行プライオリティ変更可能な仮想計算機を指示する実
    行プライオリティ変更可能仮想計算機指示手段と、 仮想計算機よりプライオリティ通知ハンドシェイク命令
    が実行された場合に前記実行プライオリティ変更可能仮
    想計算機指示手段によって指示された仮想計算機であれ
    ば仮想計算機の実行プライオリティをプライオリティ通
    知ハンドシェイク命令により通知された実行プライオリ
    ティに動的に変更する仮想計算機実行プライオリティ動
    的変更手段とを有することを特徴とする仮想計算機シス
    テムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式。
JP4028983A 1992-01-20 1992-01-20 仮想計算機システムにおける仮想計算機実行プライオリティ制御方式 Pending JPH05197577A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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