JPH0519731U - ガスケツト - Google Patents

ガスケツト

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JPH0519731U
JPH0519731U JP7568791U JP7568791U JPH0519731U JP H0519731 U JPH0519731 U JP H0519731U JP 7568791 U JP7568791 U JP 7568791U JP 7568791 U JP7568791 U JP 7568791U JP H0519731 U JPH0519731 U JP H0519731U
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JP
Japan
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coating
bead
rubber hardness
gasket
hardness
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JP7568791U
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昭 桑原
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 金属板材による補強部材を曲げ加工されて形
成されたビードの頂部におけるゴムコーティングのはみ
出しを防止するともに、反対側の面の単位面積当りの対
圧強度を低い値に保ってシール性を確保する。 【構成】 ビードが突出する方の面に付された第１のコ
ーティング２の硬度を、反対側の面に付された第２のコ
ーティング３の硬度よりも高く設定して、ビードの頂部
における耐はみ出し性を強化するとともに、反対側の面
の単位面積当りの対圧強度を低い値に保つ。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに結合された２部材の接合部のシール手段として使用されるガ スケットの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
２種の部材をボルトなどの締め付け手段によって結合された装置においては、 金属板材による補強部材の両側面にゴム状弾性材によるコーティングを付された ガスケットが多く使用されている。
【０００３】 図２に示すものは、上記したガスケットの一例で、鋼鈑を用いた補強部材１の 両側面に、ゴム状弾性材によるコーティング２，３を付され、局部的に曲げ加工 されてビード４を形成されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする問題点】
上記したガスケットは、互いに結合された２部材に挟圧された際に、両側面に 付されたコーティング２，３の弾性によってシール機能を示すとともに、補強部 材１の機械的な強度によって押圧力に抗するのであるが、突出したビード４を形 成されていることによって、下記する問題点を有している。
【０００５】 すなわち、ビード４が一方の面から突出しているために、各面に付加される面 圧が等しくならず、特にビード４の頂部において集中的な圧力が分布するので、 ビード４の頂部の近傍において、コーティング２のはみ出しを生じてシール機能 の低下を惹起するおそれが大である。
【０００６】 コーティング２，３のゴム硬度を高くすることによって、ビード４の頂部のは み出し現象を抑止することができるが、その場合には、ビード４と反対側の面に おける単位面積当りの耐圧強度が過大になってシール機能の低下を惹起するおそ れが大きい。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記した従来の技術によるガスケットにおける問題点を考慮して、 ビードが突出する方の面に付された第１のコーティングのゴム硬度を、反対側の 面に付された第２のコーティングのゴム硬度よりも高く設定された構造となすも のである。
【０００８】
【作用】
上記した構造を備えた本考案のガスケットにおいては、ビードの突出する方の 面に付されたゴム硬度の高い第１のコーティングが、ビードの頂部におけるはみ だしを抑止し、反対側の面に付されたゴム硬度の低い第２のコーティングが、単 位面積当りの耐圧強度を適切な値に保つ。
【０００９】
【実施例】
図１の実施例においては、鋼鈑による補強部材１のビード４が突出する方の面 に施された第１のコーティング２のゴム硬度が、反対側の面に施された第２のコ ーティング３のゴム硬度よりも高く設定されている。
【００１０】
【考案の効果】
本考案によるガスケットが、上記したように、ビードが突出する方の面に付さ れた第１のコーティングのゴム硬度を、反対側の面に付された第２のコーティン グのゴム硬度よりも高く設定された構造を備えていることにより、ゴム硬度を高 く設定された第１のコーティングが、ビードの頂部におけるはみだしを抑止し、 ゴム硬度を低く設定された第２のコーティングが、単位面積当りの面圧を低い値 に保つので、両方の面におけるシール性能がバランスを保って維持される。
【００１１】
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の断面図である。
【図２】従来の技術によるガスケットの一例の断面図で
ある。
【符号の説明】
１ 補強部材 ２ 第１のコーティング ３ 第２のコーティング ４ ビード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 金属板材による補強部材（１）の両側面
    にゴム状弾性材によるコーティング（２，３）を付さ
    れ、前記補強部材（１）を曲げ加工されてビード（４）
    を形成され、前記ビード（４）が突出する方の面に付さ
    れた第１のコーティング（２）のゴム硬度を反対側の面
    に付された第２のコーティング（３）のゴム硬度よりも
    高く設定されているガスケット。
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