JPH05197241A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH05197241A
JPH05197241A JP848992A JP848992A JPH05197241A JP H05197241 A JPH05197241 A JP H05197241A JP 848992 A JP848992 A JP 848992A JP 848992 A JP848992 A JP 848992A JP H05197241 A JPH05197241 A JP H05197241A
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transfer
transfer belt
transfer material
toner
belt
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JP848992A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Oikawa
智博 及川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/34Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner
    • G03G15/344Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner by selectively transferring the powder to the recording medium, e.g. by using a LED array
    • GPHYSICS
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 露光により静電潜像を形成する感光体ドラム
1を設ける。静電潜像にトナー5を付着させてトナー可
視像を形成する現像スリーブ3aを設ける。転写材Pに
トナー可視像を加熱することにより転写、定着する加熱
装置15を設ける。感光体ドラム1と当接して回転する
転写ローラ14を設ける。無端の転写ベルト22を加熱
装置15と転写ローラ14とに巻架する。転写材Pを加
熱装置15に向かう転写ベルト22上に搬出する搬送ガ
イド板13を転写ベルト22に対して所定角度で設け
る。 【効果】 転写材Pが転写ベルト22により加熱装置1
5まで連続した搬送力で安定に搬送されるので、転写ベ
ルト22から転写材Pに転写、定着される画像のズレが
回避され、また、転写材Pのシワなどが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体ドラム表面にト
ナー像を形成した後、記録材に上記トナー像を転写・定
着することにより画像を形成する電子写真装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような電子写真装置で
は、カールソンプロセスと呼ばれる方式が多く使用され
ており、例えば図7に示すように、光導電性を表面に有
する感光体ドラム31が回転可能に設けられると共に、
コロナ放電器等の帯電器32により帯電された感光体ド
ラム31の静電潜像を形成するための露光装置32が設
置され、そのような静電潜像が形成された感光体ドラム
31にトナー35を供給するトナー保持体33が、感光
体ドラム31に近接して配設されている。
【0003】また、給紙ロール39から取り込まれた転
写紙41が搬送コロ42により、トナー35によるトナ
ー像を保持する感光体ドラム31と、そのトナー像を転
写紙41に転写するためのコロナ放電器等の転写器34
との間に送られて、トナー像が転写紙41上に転写され
る。
【0004】このようにトナー像が転写された転写紙4
2は搬送ガイド板36上を、搬送コロ42による搬送力
により、定着部45である加圧ローラ37と面状発熱体
40との間に送り込まれ、加熱されてトナー像が転写紙
42上に定着される。この後は、トナー像の定着した転
写紙42は出紙用コロ43によって出紙される。
【0005】このとき、加圧ローラ37と面状発熱体4
0との間に挾持されて加熱定着される転写紙42におけ
るトナー像が、面状発熱体40が汚染されて加熱が不安
定となり、また、次に転写される転写紙42を汚すとい
う問題を生じていた。
【0006】そこで、そのような問題を防止するため
に、トナー35との離型性の良いシート44が、転写紙
42の移動に伴って転写紙42と面状発熱体40との間
に挾装されるようになっている。このようなシート44
は巻き取りロールに収納されていて、必要に応じて引き
出されるようになっている。
【0007】ところが、上記のような構成では、転写紙
42の転写の度ごとにシート44を用い、それを循環さ
せる再使用が困難なため、コストアップは避けられない
という問題を生じていた。
【0008】そこで、そのような問題を回避するため
に、例えば図8に示すように、転写材41に転写された
トナー可視像を加熱により定着させる定着部45が2本
のロール、つまりヒートロール46と加圧ローラ47と
からなるヒートロール方式が考案されている。そのよう
なヒートロール方式において、転写材41の定着部45
への搬送は、転写材41を移動させるための搬送コロ4
2および転写材41を定着部45に案内する搬送ガイド
板36により行われている。
【0009】このような定着部45では、2本のロール
46・47により転写材41が転写・定着されながら、
出紙方向に搬送されているが、そのロール46・47間
に転写材41を正確に送り込むために、定着部45と搬
送コロ42との間に、装置本体に固定された前記搬送ガ
イド板36を必要としている。
【0010】ところが、定着部45におけるロール46
・47間に到達するまでの転写材41は、その後部のみ
搬送コロ42により搬送力が与えられ、搬送ガイド板3
6上における転写材41の先端部が波打ったり、シワを
生じたりすることから、転写材41における画像が乱れ
るという不都合を生じている。
【0011】このように転写材41の搬送力は、定着部
45での転写材41のシワ等の問題点の発生に大きく関
係し、転写紙41が充分な搬送力によって、定着部45
に安定に搬送されることが、シワ等の問題点の発生防止
に効果がある。
【0012】したがって、転写紙41にできるだけ長く
搬送力を付与するために、例えば図9に示すように、搬
送コロ42と定着部45との間に、無端の搬送ベルト4
8を配置することも提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成においても、搬送ベルト48に張力と駆動力を付与
するコロ48aの大きさに制限があるため、上記の搬送
ベルト48の先端部と定着部45との間には、搬送力の
ない搬送ガイド板36、もしくは空隙が形成される。
【0014】よって、定着部45におけるロール46・
47間に到達するまでの転写材41は、その後部のみ搬
送ベルト48により搬送力が与えられ、転写材41の先
端部が波打ったり、シワを生じたりすることがあり、転
写材41における画像が乱れるという不都合を生じてい
る。
【0015】そこで、本発明の目的は、定着部において
転写材にトナー像が定着されるまで、連続的に安定に搬
送力が転写材に与えられ、トナー像を転写材上に乱れる
ことなく定着させることの可能な信頼性の高い電子写真
装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子写真装置は、以上の課題を解決するために、光導電
体層を備える感光体が設けられ、上記光導電体層に形成
された静電潜像にトナーを当接させて上記感光体上にト
ナー像を形成するトナー保持体が設置されると共に、上
記感光体と当接して上記トナー像が転写される無端の転
写ベルトが回転可能に設けられ、上記転写ベルトを上記
感光体とで挟む転写ロールが設置され、上記転写ベルト
に転写されたトナー像を加熱により転写材に転写・定着
させる定着部材が配設され、かつ、上記転写ベルトが上
記転写ロールと上記定着部材との間に巻き掛けられ、上
記定着部材に向かって移動する転写ベルト上に転写材を
搬出する搬出案内部材が設けられていることを特徴とす
る電子写真装置。
【0017】本発明の請求項2記載の電子写真装置は、
以上の課題を解決するために、請求項1記載の電子写真
装置において、上記搬出案内部材が、ほぼ水平方向に設
置された搬出ガイド板であって、前記転写材が搬出され
る前記転写ベルトの当接面と上記搬出ガイド板とのなす
角度θが、0°≦θ≦40°となるように上記転写ベル
トが取り付けられていることを特徴としている。
【0018】本発明の請求項3記載の電子写真装置は、
以上の課題を解決するために、請求項1または2記載の
電子写真装置において、搬出された上記転写材と当接す
る上記転写ベルトにおける当接部位を平面状に保持する
板状体が上記転写ベルトの内側に摺接されるように設置
されていることを特徴としている。
【0019】
【作用】上記の請求項1、2および3記載の構成によれ
ば、上記搬出案内部材から上記定着部材に向かって移動
する転写ベルト上に搬出された転写材は、転写ベルトに
よって連続的にその搬送力が途切れることなく定着部材
まで搬送され、また、そのような搬送力が転写材と転写
ベルトとの当接面において働くことから、転写材の先端
部においても搬送力が働く。
【0020】これにより、従来は、定着部への転写材の
搬送時、転写材の先端部に搬送力が働かないため、転写
材の先端部の折れやシワなどが発生し、よって、転写材
における定着後の画像に乱れを生じ易かった。
【0021】しかしながら、上記構成では、転写材の先
端部においても搬送力が働くことから、転写材の先端部
の折れやシワなどの発生が低減されるので、定着部材に
おいて定着される転写材の画像の乱れを低減することが
できる。
【0022】また、上記の請求項2記載の構成によれ
ば、ほぼ水平方向に設置された搬出ガイド板と、前記転
写材が搬出される前記転写ベルトの当接面とのなす角度
θが、0°≦θ≦40°となるように上記転写ベルトが
取り付けられているので、転写材の先端部が転写ベルト
と当接して得られる搬送力が充分となり、よって、転写
材が転写ベルトにより定着部材に確実に搬送されること
から、定着部材において定着される転写材上における画
像のズレなどを低減できる。
【0023】また、上記の請求項3記載の構成によれ
ば、搬出された転写材が当接する転写ベルト面が、板状
体により平面状に保持されているため、転写材の先端部
が転写ベルトと当接した際、その当接面積の変動を低減
することができる。このことから、転写ベルトによる転
写材への搬送力を安定化できて、転写材を定着部材に正
確に搬送することが可能となる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例を実施例1として図1ない
し図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。 〔実施例1〕本実施例1の電子写真装置は、図2に示す
ように、装置内で時計方向に回転可能な円筒状の感光体
ドラム(感光体)1を備えている。この感光体ドラム1
の右側方には現像スリーブ3が、感光体ドラム1内には
露光装置2が、また、感光体ドラム1の上方には転写ベ
ルト22がそれぞれ配設されている。
【0025】上記感光体ドラム1は、図3に示すよう
に、光学的に透明な円筒状の透明支持体103の表面
に、In2O3 やSnO2等のスパッタ膜による透明導電層10
2と、Se、ZnO 、CdS 、あるいは非晶質Si等の光導電性
物質による光導電層101とが順次積層されて構成され
ている。なお、本実施例1では、上記の透明導電層10
2として、膜厚0.5μmのIn2O3 層が形成され、また、
光導電層103として、膜厚3μmの非晶質Si層が形成
されている。
【0026】上記現像装置3は、図2に示すように、現
像剤として導電性および磁性を備えるトナー5を貯留す
るトナー槽8と、トナー槽8内で回転可能に設けられ、
トナー5を撹拌する撹拌ローラ7と、トナー槽8の開口
部8aにおいて感光体ドラム1との対向位置に配設され
た略円筒状の現像スリーブ(トナー保持体)3aと、ト
ナー槽8の開口部8aにおける現像スリーブ3aの下方
位置に固設されたドクターブレード6とから構成されて
いる。
【0027】上記現像スリーブ3aは、図1に示すよう
に、感光体ドラム1の長手方向に沿って延びると共に、
その現像スリーブ3aの内壁に沿って、その円周方向に
N極性とS極性との磁石を交互に配設した略円柱状の磁
気ローラ4が同軸に内蔵されており、また、現像スリー
ブ3aは非磁性で導電性を有する例えばアルミニウムや
マルテンサイト系のステンレス鋼からなっている。
【0028】そして、上記現像スリーブ3aは、磁気ロ
ーラ4の反時計方向の回転に伴って、発生する交番磁界
によって、トナー5を現像スリーブ3a表面に保持し
て、磁気ローラ4の回転方向である反時計方向とは逆方
向の時計方向に搬送するようになっている。また、図2
に示すように、ドクターブレード6は、上記のように現
像スリーブ3a表面に保持されて時計方向に搬送される
トナー5の搬送量を所定量に調整するようになってい
る。
【0029】また、上記のトナー5は、スチレンアクリ
ル共重合体等からなる樹脂に、鉄やフェライトなどの磁
性体粉と、カーボンブラック等の染料としての機能を備
えた粉体とを混練した後、その混練物を粉砕し、粒径数
μmから数十μmに調製した粉末である。なお、トナー
5の導電性を高めることができるので、上記の染料は導
電性を備えていることが望ましい。
【0030】上記露光装置2は、発光ダイオードに短焦
点レンズを組み合わせたLEDアレイにて構成されてい
るもので、図示しない露光制御装置からの画像パターン
信号に応じて、前述の現像装置3の方向に向かって光を
照射するようになっており、この照射光は、図4に示す
ように、感光体ドラム1の透明支持体103および透明
導電層102を介して光導電層101に集光されるよう
になっている。また、上記の透明導電層102と現像ス
リーブ3aとの間に所定の電圧を印加して、それら両者
間に電界を発生させることが可能となっている。
【0031】図1に示すように、前記の転写ベルト22
は、機械的な強度に優れ、かつ耐熱性の高いポリイミド
樹脂を主体としたフィルム材料を用いて無端ベルト形状
に形成されている。この転写ベルト22は、感光体ドラ
ム1の上方に配設されている導電性弾性部材からなる転
写ローラ14と、この転写ローラ14の図において左側
でやや上方位置に配設されている後述の加熱装置(定着
部材)15と、この加熱装置15よりもさらに左側下方
に配設されているテンションローラ21とを外側から囲
むように、これらに巻き掛けられている。
【0032】そして、転写ベルト22は、感光体ドラム
1と転写ローラ14との間において、これら感光体ドラ
ム1と転写ローラ14とにより挟装された状態となって
いる。なお、上記転写ベルト22は、その材質として、
フィルム状のポリイミド樹脂が用いられているが、特
に、この材質に限定されるものではなく、少なくとも後
述するようにトナー5を転写する表面が絶縁性を備え、
その材質が、後述する加熱装置15による加熱に耐え得
る耐熱性、および加熱されて溶融したトナー5に対して
転写材Pより大きな離型性を有している基材であればよ
い。
【0033】そのような基材として、例えば、電気鋳造
ニッケルベルト等の金属ベルトに、フッ素樹脂コーティ
ングを施したものであってもよい。また、上記転写ベル
ト22の厚みは、特に限定されるものではないが、熱伝
導性と機械的強度を考慮すると、10μm〜200μm
程度の厚みが好ましく、これにより、転写材Pにおける
画像の光沢を適度なものとすることができ、一方、転写
ベルト22により搬送される転写材Pとの摩擦係数を高
めて、転写ベルト22による搬送をより確実なものする
ために、転写ベルト22の表面を粗面として形成しても
よい。
【0034】上記加熱装置15は、後述するように、転
写ベルト22表面に転写されるトナー5を加熱溶融させ
るためのもので、アルミナセラミック基板にMo系の面状
の発熱抵抗体16を印刷し、その上に、ガラスコートを
印刷積層したセラミックヒータにて構成されている。そ
して、上記加熱装置15は、発熱抵抗体16への通電に
よって、所定の加熱温度まで迅速に昇温するようになっ
ており、この加熱面が、転写ベルト22の内周面に直に
接するように配置されている。
【0035】また、上記加熱装置15の上側の部位に
は、転写ベルト22を介して加熱装置15に向かう方向
に押圧力を作用させながら回転する加圧ローラ17が配
設されており、この加圧ローラ17は、後述する一対の
向かい合う搬送ガイド板(搬送案内部材)13・13の
間を通り搬送されてくる転写紙Pを、転写ベルト22と
の圧接部にて挟装するようになっている。
【0036】さらに、上記電子写真装置には、図2に示
すように、加熱装置15によって加熱された転写ベルト
22を下側から冷却する冷却ファン24と、装置の駆動
源であるメインモータ23と、装置内から転写紙Pを排
出する出紙手段25とが設けられている。
【0037】また、前述した搬送ガイド板13・13
は、前述の感光体ドラム1、現像装置3、および転写ベ
ルト22の上方側に配設され、搬送される転写紙Pを後
述するレジストローラ12から、転写ベルト22上まで
の間を繋ぐほぼ水平な搬送経路を形成している。
【0038】そして、その下側の搬送ガイド板13は、
図1に示すように、転写ローラ14から加熱装置15の
間において加熱装置15に向かってやや上向きに配設さ
れている転写ベルト22に対して形成される角度θが1
5°となるように取り付けられている。なお、このよう
な角度θは、上記の15°に特に限定されるものではな
く、0°≦θ≦40°であればよく、さらに、望ましく
は0°≦θ≦20°である。その角度θが0°を下回
る、つまりマイナスとなると、他の部材、例えば感光体
ドラム1等の組付けが困難となり、望ましくなく、一
方、角度θが40°を越えると、転写材の自重が、転写
ベルトと転写材との摩擦抵抗に打ち勝って、転写材Pが
転写ベルト22上を落下方向に摺動する虞れを生じ、転
写材Pの加熱装置15への搬送が不安定となり、望まし
くない。
【0039】このような角度θの設定は実験的に求めら
れていて、上記構成における角度θを、0°≦θ≦20
°、20°<θ≦40°、40°<θ≦60°、60°
<θの4段階にそれぞれ設定し、それぞれに100枚ず
つの転写材Pを用いて画像を形成させて、転写材Pのシ
ワの発生と、紙づまりであるジャムの発生を調べた。
【0040】この結果は、表1に示すように、20°<
θ≦40°において、ジャムの発生は見られず、またシ
ワの発生においても実用上支障のないものであり、さら
に、0°≦θ≦20°においては、ジャムの発生もシワ
の発生も観察されず、良好な画像形成を示した。
【0041】
【表1】
【0042】なお、上記表1では、θは度で示し、シワ
およびジャムの発生は、発生枚数/試験枚数で示した。
【0043】一方、図2に示すように、転写紙供給開口
部の近傍に配された給紙アクチュエータ10および給紙
ローラ9と、搬送ガイド板13の経路途中に配された前
述のレジストローラ12と、このレジストローラ12の
回転を制御する給紙ソレノイド11とが配設されてい
る。
【0044】前記出紙手段25は、転写・定着ベルト8
と加圧ローラ12との圧接部の左側方に配設されてお
り、その構成部材として、転写ベルト22と加圧ローラ
17との圧接部から図示しない転写紙排出開口部までを
繋ぐ出紙経路をなす出紙ガイド板19と、転写ベルト2
2と加圧ローラ17との圧接部の近傍に配された出紙ア
クチュエータ18と、出紙ガイド板19の末端側に配さ
れた搬送ローラ20とを備えている。
【0045】次に、上記構成の電子写真装置の動作につ
いて、以下に説明すると、まず、図示しない転写紙供給
手段により1枚の転写紙Pが転写紙供給開口部より送り
込まれ、この転写紙Pの先端部が給紙アクチュエータ1
0を押し上げることで、入紙検知スイッチ(図示せず)
が転写紙Pの供給を検知して入紙検知信号をメインモー
タ23に送信し、駆動源としてのメインモータ23が回
転駆動される。続いて、上記メインモータ23の回転が
図示しない回転伝達機構を介して給紙ローラ9に伝達さ
れることで給紙ローラ9が回転され、この給紙ローラ9
の回転に伴って、転写紙Pはレジストローラ12に搬送
される。
【0046】上記のようにしてレジストローラ12に搬
送された転写紙Pは、レジストローラ12が給紙ソレノ
イド11の制御により回転が停止されることで、一旦搬
送が停止された状態となる。このとき、各給紙ローラ9
・9は、転写紙Pの後端側を挟装した状態にあると共
に、そのローラ表面の抵抗が小さいため、転写紙Pの搬
送の停止に伴い転写紙Pの両面でスリップした状態とな
っている。
【0047】ここで、電子写真装置は待機状態となり、
所定時間内に印字開始信号が発生しない場合には、メイ
ンモータ23は停止する。一方、待機状態で、印字開始
信号が発生した場合には、上記回転伝達機構によりレジ
ストローラ12以外のすべての回動部が回転する。
【0048】次に、図1ないし図5に基づいてトナー5
の現像処理について説明する。図2に示すように、ま
ず、磁気ローラ4の時計方向への回転により生じる交番
磁界によって、トナー槽8内に貯留されたトナー5が、
現像スリーブ3a表面に図1に示すドクターブレード6
によって所定量保持されて磁気ブラシを形成すると共
に、現像スリーブ3a表面上を感光体ドラム1の回転方
向である時計方向とは逆方向の反時計方向に搬送され
る。
【0049】このとき、現像スリーブ3aと感光体ドラ
ム1とが極めて近接しているため、トナー5の先端部が
感光体ドラム1の表面である光導電層101の表面を摺
動する。これにより、感光体ドラム1と現像スリーブ3
aとの近接部においてトナー溜まり5aが形成される。
【0050】このトナー溜まり5aの区間で、図3に示
すように、透明導電層102と現像スリーブ3aとの間
に所定電圧が印加されていることから、感光体ドラム1
の表面は、現像スリーブ3aと略同電位に帯電される。
このため、感光体ドラム1の表面を摺動する帯電してい
るトナー5には、電位差が生じないため電位差による電
磁力が働くことがなく、磁気ローラ4による磁気力のみ
が作用する。このことにより、回転するトナー5は現像
スリーブ3a上に保持されて、感光体ドラム1の表面に
は付着しない。
【0051】一方、このように回転している感光体ドラ
ム1に内側である透明支持体103側から、図4に示す
ように、トナー5が摺接している光導電層101部分に
向けて図2に示す露光装置2により露光(図中、C部)
すると、その露光部分の光導電層101の抵抗値が低下
して、その部分の光導電層101の表面電位が、透明導
電層102とほぼ同電位となる。
【0052】したがって、感光体ドラム1と現像スリー
ブ3aとの間に働く電界やファンデルワールス力等の感
光体ドラム1とトナー5との間に働く力が、図5に示す
ように、前記の磁気力に打ち勝ち、トナー5が前記の露
光部分に相当する光導電層101の表面、つまり感光体
ドラム1の表面に付着する。このようにして露光装置2
からの光情報に応じたトナー画像が感光体ドラム1上に
形成される。
【0053】上記のように、回転している感光体ドラム
1表面に形成されたトナー像は、図1に示すように、こ
のトナー像の注入電荷と逆の極性の電圧が転写ローラ1
4に印加されることで、感光体ドラム1と転写ローラ1
4との圧接部にて転写ベルト22表面に転写される。
【0054】一方、加熱装置15上の転写ベルト22と
加圧ローラ17との圧接部で、転写ベルト22表面のト
ナー像と転写紙Pとが対応するように、図示しないエン
ジンコントローラのCPU(Central Processing Unit)
より給紙ソレノイド11に信号が出されることで、前述
したレジストローラ12の回転停止状態が解除され、転
写材Pを搬送ガイド板13に搬送する搬送コロとしての
レジストローラ12の回転が、転写材Pを搬送ガイド板
13上への搬送し、さらに、搬送ガイド板13から転写
ベルト22上に搬送する。
【0055】そして、加熱装置15方向に移動している
転写ベルト22によって、転写紙Pが転写ベルト22と
加圧ローラ17との圧接部に搬送される。このとき、前
記のトナー像を転写した転写ベルト22と転写紙Pと
が、加熱装置15と加圧ローラ17との間で重ね合わせ
て搬送されることにより、転写紙Pへのトナー像の転写
と定着とが同時に行われる。
【0056】すなわち、転写紙Pが転写ベルト22と加
圧ローラ17との間で圧接されて送り出される際に、加
熱装置15により加熱溶融されたトナー5に対する離型
性は、転写紙Pよりも転写ベルト22表面の方が良好な
ため、転写ベルト22表面のトナー5のほとんどが転写
紙P上に転写・定着される。
【0057】その後は、上記のトナー像を転写・定着し
た転写紙Pが、図2に示すように、出紙アクチュエータ
18を押し上げ、搬送ローラ20の回転により転写紙排
出開口部を通して装置から排出される。そして、転写紙
Pが装置外に排出されてから所定時間が経過した後に、
加熱装置15の発熱抵抗体16への通電と、メインモー
タ23の駆動が停止されて、上記のような一連の動作が
終了する。
【0058】このように上記実施例1の構成では、転写
ベルト22を転写ローラ14とテンションローラ21と
加熱装置15との間に巻架しているため、搬送ガイド板
13から転写材Pを加熱装置15方向に移動している転
写ベルト22上に搬出すると、転写ベルト22上の転写
材Pは、転写ベルト22の搬送力によって、加熱装置1
5とそれに対向して転写材Pを挾装できるように設置さ
れている加圧ローラ17とからなる定着部である圧接部
に、転写材P全体に安定した搬送力が付与された状態で
搬送される。
【0059】ところで、従来は、搬送コロから定着部へ
の転写材は、搬送コロによる搬送力により後押しされた
状態で搬送ガイド板上を移動していたため、転写材の先
端部において巻き込みや折れやシワ等との不都合を生じ
易く、そのような不都合を転写材に生じたまま、その転
写材が定着部において転写・定着されると、得られた画
像も乱れ、また、転写材もシワ等の不備を生じていた。
【0060】しかしながら、上記構成では、転写材Pの
先端部においても転写ベルト22により引っ張り力によ
る搬送によって、安定に連続的に加熱装置15とそれに
対向して転写材Pを挾装できるように設置されている加
圧ローラ17とからなる定着部である圧接部に搬送され
る。これにより、従来生じ易かった転写材Pのシワ等の
不都合が回避され、得られる転写材P上の画像も乱れや
ズレの無い安定したものとなる。
【0061】また、上記構成においては、前記従来のカ
ールソンプロセスで感光体ドラム31上に配置していた
コロナ放電器等の帯電器32、転写器34等を設けるこ
となく画像形成が行えるので、全体の形状をより小形化
することができる。また、コロナ放電器を使用しないた
め、高圧電源を必要とせず、かつ、オゾンの発生が回避
される。
【0062】一方、加熱により転写ベルト22表面で溶
融したトナーは、これに重ねて転写材Pが押付けられる
ことによって、転写ベルト22上から転写材P上に転写
・定着される。したがって、従来のカールソンプロセス
におけるコロナ放電器等から成る転写器34を必要とせ
ず、これにより、全体の形状をより小形にすることがで
きると共に、転写と定着とが同時に行われるので、従
来、用紙などの転写材への転写後、さらに定着装置へ搬
送して定着が行われていた場合に比べて、トナー像の乱
れが抑制されるので、鮮明な画像を形成することができ
る。
【0063】また、転写材Pとして紙を用い、紙の裏面
からコロナ放電や電圧印加ローラを押し付けてトナー像
の転写を行う従来方式において、導電性トナーが用いら
れる場合には、比較的抵抗率の低い普通紙への転写を行
うことは困難であり、表面に絶縁膜をコーティングした
特殊紙を必要としたが、上記実施例1の構成では、電気
的なクーロン力ではなく、溶融トナーの記録材への吸着
性を利用して転写を行わせるものとなっているので、導
電性トナーを用いても、普通紙への転写・定着を容易に
行うことができる。
【0064】さらに、上記構成においては、露光装置2
が感光体ドラム1の内部に配置されていることによっ
て、露光装置2の配設のための専用空間を別途必要とせ
ず、したがって、全体の形状をさらに小形化することが
可能になると共に、露光装置2が感光体ドラム1で覆わ
れることによって、その露光装置2における発光部への
汚れの付着が少なくなる。この結果、露光装置2からの
照射光量を長期にわたって安定して維持することが可能
となり、これによって、良好な画質を維持することがで
きる。
【0065】なお、本発明は上記実施例1に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であ
り、例えば上記実施例1では、導電性および磁性を備え
るトナー5を使用しているが、他のトナーを用いて現像
する構成とすることも可能である。さらに、上記実施例
1においては、転写ベルト22をポリイミド樹脂にて作
製した例を挙げて説明したが、適度の機械的な強度を有
する絶縁性のフィルムで無端ベルト状に形成し得るもの
であれば、例えばポリアミド樹脂等のその他の材料で構
成することも可能である。
【0066】次に、本発明の他の実施例を実施例2とし
て図6に基づいて説明する。なお、上記実施例1におけ
る構成部材と、同等の機能を備える各部材については、
同一の部材番号を付与し、それらの説明を省いた。
【0067】〔実施例2〕本実施例2の電子写真装置で
は、前記実施例1における転写ベルト22が設けられ、
その転写ベルト22に、略長方形平板状の金属等の導電
材料からなる導電板(板状体)26が設置されている。
その導電板26は、転写ベルト22上に搬出される転写
材Pの当接部位に、その当接部位の転写ベルト22を平
面状に保つように転写ベルト22の内側から摺接され、
また、転写ベルト22の幅方向に密着して設けられてい
る。なお、導電板26としては、上記に限定されること
はなく、所定の剛性および導電性を備え、平板状に形成
されたものであればよく、例えば導電性ゴム等も使用で
きる。また、電子写真装置としての他の構成部材は前記
実施例1と同様である。
【0068】これにより、搬出された転写材Pが当接す
る転写ベルト22面が、導電板26により平面状に保持
されているため、転写材Pの先端部が転写ベルト22と
当接した際、転写ベルト22が波打つ等による当接面積
の変動を低減することができる。その上、導電板26と
転写ベルト22とが摺接することから、転写ベルト22
を帯電させることができ、転写ベルト22と転写材Pと
の密着性を高めることが可能である。
【0069】これらのことから、転写ベルト22による
転写材Pへの搬送力を安定化できて、転写材Pを加熱装
置15と加圧ローラ17との圧接部に正確に搬送するこ
とができることにより、上記実施例2の構成は、前記実
施例1の発明の効果に加えて、転写ベルト22と転写材
Pとの密着性の低下に起因する画像のズレを未然に防止
できて、加熱装置15において定着される転写材Pの画
像の乱れやズレが減少し、安定した画像形成ができる。
【0070】さらに、転写ベルト22を挟んで導電板2
6と対向する、例えば搬出ガイド板13に金属等の導電
体を用いた場合、導電板26に所定電圧の直流電圧を印
加、すなわち、導電板26と搬送ガイド板13との間に
電界を発生させると、その電界の中に載置された転写ベ
ルト22の帯電量を調整することが可能である。
【0071】よって、転写ベルトの帯電量を増加させる
方向に所定電圧の極性および電圧値を設定することで、
転写ベルト22と転写材Pとの密着度を、さらに高める
ことができることから、転写ベルト22による転写材P
への搬送力を安定化できて、転写材Pを加熱装置15と
加圧ローラ17との圧接部に、さらに正確に搬送するこ
とが可能となるので、加熱装置15において定着される
転写材Pの画像のズレや乱れが減少し、さらに、安定し
た画像形成ができる。
【0072】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電子写真装置
は、以上のように、上記転写ベルトが上記転写ロールと
上記定着部材との間に巻き掛けられ、上記定着部材に向
かって移動する転写ベルト上に転写材を搬出する搬出案
内部材が設けられている構成である。
【0073】それゆえ、従来は、定着部への転写材の搬
送時、転写材の先端部に搬送力が働かないため、転写材
の先端部の折れやシワなどが発生し、よって、転写材に
おける定着後の画像に乱れを生じ易かったが、上記構成
では、転写材の先端部においても搬送力が働くことか
ら、転写材の先端部の折れやシワなどの発生を減少させ
ることが可能となるので、定着部材において定着される
転写材の画像の乱れを低減できるという効果を奏する。
【0074】本発明の請求項2記載の電子写真装置は、
以上のように、請求項1記載の電子写真装置において、
上記搬出案内部材が、ほぼ水平方向に設置された搬出ガ
イド板であって、前記転写材が搬出される前記転写ベル
トの当接面と上記搬出ガイド板となす角度θが、0°≦
θ≦40°となるように上記転写ベルトが取り付けられ
ている構成である。
【0075】それゆえ、上記構成は、上記請求項1記載
の発明の効果に加えて、転写材の先端部が転写ベルトと
当接して得られる搬送力が充分となり、よって、転写材
が転写ベルトにより定着部材に確実に搬送されることか
ら、定着部材において定着される転写材上における画像
のズレなどが減少させることが可能となるので、さら
に、転写材の画像の乱れを低減できるという効果を奏す
る。
【0076】本発明の請求項3記載の電子写真装置は、
以上のように、請求項1または2記載の電子写真装置に
おいて、搬出された上記転写材と当接する上記転写ベル
トにおける当接部位を平面状に保持する板状体が上記転
写ベルトの内側に摺接されるように設置されている構成
である。
【0077】それゆえ、上記構成は、請求項1または2
記載の発明の効果に加えて、転写ベルトによる転写材へ
の搬送力を安定化できて、転写材を定着部材に正確に搬
送することが可能となることから、さらに、定着部材に
おいて定着される転写材の画像の乱れを低減することが
可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真装置の要部構成図である。
【図2】上記電子写真装置の概略構成図である。
【図3】上記電子写真装置におけるトナー像形成の原理
を説明するための要部拡大断面図である。
【図4】図3の状態で露光したときの変化を説明するた
めの拡大要部断面図である。
【図5】図4の状態から現像スリーブにおける当接して
いたトナーが感光ドラム表面から引き離されたときの変
化を示す拡大要部断面図である。
【図6】本発明の電子写真装置の他の実施例を示す概略
構成図である。
【図7】従来の電子写真装置の概略構成図である。
【図8】従来における他の電子写真装置における転写材
の定着部への搬送を説明するための要部構成図である。
【図9】従来におけるさらに他の電子写真装置における
転写材の定着部への搬送を説明するための要部構成図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 13 搬送ガイド板 14 転写ローラ 15 加熱装置(定着部材) 22 転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 2/44 2/45 2/455

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導電体層を備える感光体が設けられ、上
    記光導電体層に形成された静電潜像にトナーを当接させ
    て上記感光体上にトナー像を形成するトナー保持体が設
    置されると共に、上記感光体と当接して上記トナー像が
    転写される無端の転写ベルトが回転可能に設けられ、上
    記転写ベルトを上記感光体とで挟む転写ロールが設置さ
    れ、上記転写ベルトに転写されたトナー像を加熱により
    転写材に転写・定着させる定着部材が配設され、かつ、
    上記転写ベルトが上記転写ロールと上記定着部材との間
    に巻き掛けられ、上記定着部材に向かって移動する転写
    ベルト上に転写材を搬出する搬出案内部材が設けられて
    いることを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】上記搬出案内部材が、ほぼ水平方向に設置
    された搬出ガイド板であって、前記転写材が搬出される
    前記転写ベルトの当接面と上記搬出ガイド板となす角度
    θが、0°≦θ≦40°となるように上記転写ベルトが
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の電
    子写真装置。
  3. 【請求項3】搬出された上記転写材と当接する上記転写
    ベルトにおける当接部位を平面状に保持する板状体が上
    記転写ベルトの内側に摺接されるように設置されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子写真装
    置。
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EP0552745A2 (en) 1993-07-28
EP0552745B1 (en) 1997-05-14
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