JPH05196840A - 光ファイバコリメータ - Google Patents

光ファイバコリメータ

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JPH05196840A
JPH05196840A JP931792A JP931792A JPH05196840A JP H05196840 A JPH05196840 A JP H05196840A JP 931792 A JP931792 A JP 931792A JP 931792 A JP931792 A JP 931792A JP H05196840 A JPH05196840 A JP H05196840A
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JP
Japan
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optical fiber
lens
holder
hole
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP931792A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yamazaki
芳則 山崎
Yuichi Watanabe
有一 渡辺
Hideyuki Sakamoto
英之 坂本
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で小型化でき、光ファイバの光軸
調整を容易に行え、種々のレンズが使用でき、出射光が
傾かず光ファイバ単部の光の反射を抑える。 【構成】 ホルダ1の一端1aには、球レンズ3が固定
されるテーパ部2が形成されている。ホルダ1の中心線
上には、貫通穴6が形成されている。貫通穴6には、先
端が球面状に形成された光ファイバ4のクラッド・コア
部4bが球レンズ3と対面するように貫挿され、軸方向
の光軸調整を行った後に光ファイバ4をホルダに対して
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光通信測定器の
中に使用される光ファイバコリメータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば光通信測定器において、光源から
の光を集光して光ファイバに導入する際には、光ファイ
バコリメータが使用されている。図3はこの種の光ファ
イバコリメータの一構成例を示している。この光ファイ
バコリメータを作成するにあたっては、まず、円筒状の
割スリーブ11の一端11aにレンズ12を挟み込んで
固定し、レンズ12が固定された割スリーブ11の他端
11bを、予め光ファイバ13の素線13aが取り付け
られたフェルール部14に挿入した後、割スリーブ11
を光ファイバ13の軸方向に光軸調整していた。
【0003】ところで、上記のように作成された光ファ
イバコリメータを使用する際、結合効率の軸ずれや角度
ずれに対する許容を大きくするためには、従来、レンズ
12を分割したり、複数のレンズを組み合わせていた。
また、光ファイバ13の端部の反射を抑えるために、光
ファイバ13の端部を斜研磨したり、例えばグリース等
を光ファイバ13の端部に塗布していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光ファイバコリメータは、レンズ12の固定に
割スリーブ11を使用しており、光ファイバ13のフェ
ルール部14が割スリーブ11に挿入される構成なの
で、光ファイバ13の軸方向(例えば約20mm)およ
び径方向(例えば2,5mm)に構造が大きくなり、小
型化できないという問題があった。また、割スリーブ1
1に取り付けられるべく円筒状あるいは球状に加工され
るレンズ12も、フェルール部14とほぼ同一径のもの
に限定されるという問題があった。
【0005】また、結合効率の軸ずれや角度ずれに対す
る許容を大きくするため、レンズ12を分割したり、複
数のレンズを組み合わせた構成では、構造が複雑になる
という問題があった。また、光ファイバ13の端部を斜
研磨あるいはグリース等を塗布した構成では、レンズ1
2より出射された光が中心軸に対してある角度を持って
進行し、大変使いずらいという問題があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、構造が簡単で小型化で
き、光ファイバの光軸調整を容易に行え、種々のレンズ
を使用でき、出射光を傾けずに光ファイバ端部の光の反
射も抑えることができる光ファイバコリメータを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による光ファイバコリメータは、貫通穴6を
有するホルダ1と、該ホルダの一端1aに形成されたテ
ーパ部2と、該テーパ部に固定されたレンズ3と、先端
が球面状のクラッド・コア部4bを有し、かつ前記レン
ズと対面するように前記貫通穴に貫挿される光ファイバ
4とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】ホルダ1の一端1aに形成されたテーパ部2に
はレンズ3が固定される。テーパ部2に臨むようにホル
ダ1に形成された貫通穴6には、先端が球面状のクラッ
ド・コア部4bがレンズ3と対面するように貫挿され、
ホルダ1に対して光ファイバ4が取り付けられる。
【0009】
【実施例】図1は本発明による光ファイバコリメータの
一実施例を示す図である。光ファイバコリメータの基部
をなすホルダ1の一端1aには、テーパ部2が形成され
ている。テーパ部2には中心軸が一致するように所望の
焦点距離を有するレンズが例えば接着剤等によって固定
されている。このレンズ3として、球レンズが使用され
た場合について図示しているが、レンズ3の固定される
部分がテーパ部2であることから、球面レンズ、ロッド
レンズ、非球面レンズ、凹凸レンズ等のように種々の形
状のレンズが使用できるようになっている。
【0010】ホルダ1の他端1bには、光ファイバ4の
心線4aの端部4aaを受けて収まるように凹部5が形
成されている。ホルダ1の中心線上には、テーパ部2と
凹部5を連結するようにクラッド・コア部4bの径より
もやや大きな貫通穴6が形成されている。この貫通穴6
には、凹部5側より光ファイバ4のクラッド・コア部4
bが貫挿されており、光ファイバ4の心線4aの端面が
凹部5に当接し、クラッド・コア部4bが貫通穴6内に
完全に貫挿された状態で、クラッド・コア部4bの先端
が僅かな距離を置いてレンズ3と対面している。そし
て、コリメータの作成にあたっては、貫通穴6の軸方向
に対する光ファイバ4の光軸合わせを行った後に、光フ
ァイバ4の心線4aaとホルダ1の他端1b側の端面と
の間が例えば接着剤等により固定されるようになってい
る。
【0011】レンズ3と対面する光ファイバ4のクラッ
ド・コア部4bの先端は球面状に形成されており、クラ
ッド・コア部4bの端面での光の反射を抑えるととも
に、レンズ3からの光を光軸に対して傾くことなく光フ
ァイバ4から出射する。
【0012】さらに説明すると、上記光の反射を抑えて
所望のコリメート光を得るための光ファイバ4として
は、図2(a)に示すようにクラッド・コア部4bの先
端が球面状にへこんで形成された光ファイバ、図2
(b)に示すようにクラッド・コア部4bの先端が球面
状に突出して一体形成された光ファイバ(先球光ファイ
バ)、図2(c)に示すように極めてクラッド・コアと
屈折率の近いグリース、屈折率整合剤を球面状に形成し
た物をクラッド・コア部4bの先端に固着した光ファイ
バの何れかを使用する。
【0013】さらに、レンズ3と光ファイバ4との間の
結合効率を向上させ、軸ずれに対するトレランスを大き
くする場合には、光ファイバ4として、図2(c)に示
す構成の光ファイバ、あるいはクラッド・コア部4bの
先端にクラッド・コア部4bの屈折率と同じ材質の別部
材による球面状のレンズを固定した光ファイバの何れか
を使用する。
【0014】従って、上述した実施例では、従来のよう
に割スリーブを使用せず、光ファイバ4のクラッド・コ
ア部4bの形状(長さ、径)に対応して貫通穴6の形成
されたホルダ1を使用しているので、図4を見ても明ら
かなように、クラッド・コア部4bおよびレンズ3の形
状に応じて光ファイバ4の軸方向(例えば5〜10m
m)および径方向(例えば2mm)に小さくしてコリメ
ータ全体の小型化を図ることができる。
【0015】また、レンズ3をテーパ部2に固定して光
ファイバ4のクラッド・コア部4bを凹部5側から貫通
穴6に貫挿し、光ファイバ4の軸方向のみを光軸合わせ
して光ファイバ4をホルダ1に対して固定する構成なの
で、極めて構造が簡単で、コリメータの作成時における
光軸調整を軸方向の操作だけで容易に行うことができ
る。
【0016】さらに、テーパ部2にレンズ3を固定して
いるので、種々の形状のレンズを使用することができ
る。また、レンズ3と光ファイバ4の固定には、簡単な
接着剤を使用することができる。
【0017】また、レンズ3と対面する光ファイバ4の
クラッド・コア部4bの端面は、突出あるいはへこんだ
球面状に形成されているので、クラッド・コア部4bの
端面における光の反射を抑えることができる。
【0018】さらに、クラッド・コア部4bの端面に、
球面状のグリースあるいは屈折率整合剤が固着された光
ファイバ、あるいはクラッド・コア部4bの先端に別部
材による球面状のレンズを固定した光ファイバを使用す
れば、レンズ3と光ファイバ4との間の結合効率が向上
し、軸ずれに対するトレランスを大きくすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光フ
ァイバコリメータは、ホルダの片端をテーパ状にして、
レンズをテーパ部に固定して光ファイバのクラッド・コ
ア部を貫通穴に貫挿する構成で、従来のような割スリー
ブを用いていないので、構造が簡単で、光ファイバの軸
方向および径方向に小さくしてコリメータ全体の小型化
を図ることができる。また、コリメータを作成するにあ
たっては、光ファイバの光軸調整を軸方向の操作だけで
容易に行うことができる。さらに、レンズはテーパ部に
固定されるので、種々のレンズを使用することができ
る。また、光ファイバのクラッド・コア部の先端が球面
状に形成されているので、従来のように出射光が傾か
ず、光ファイバ端部の光の反射を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバコリメータの一実施例
を示す図
【図2】(a),(b),(c) 同光ファイバコリメ
ータにおける光ファイバの先端構造を示す図
【図3】従来の光ファイバコリメータの一構成例を示す
【図4】本発明による光ファイバコリメータと従来の光
ファイバコリメータとの対比斜視図
【符号の説明】
1…ホルダ、2…テーパ部、3…レンズ、4…光ファイ
バ、4b…クラッド・コア部、6…貫通穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴(6)を有するホルダ(1)と、
    該ホルダの一端(1a)に形成されたテーパ部(2)
    と、該テーパ部に固定されたレンズ(3)と、先端が球
    面状のクラッド・コア部(4b)を有し、かつ前記レン
    ズと対面するように前記貫通穴に貫挿される光ファイバ
    (4)とを備えたことを特徴とする光ファイバコリメー
    タ。
JP931792A 1992-01-22 1992-01-22 光ファイバコリメータ Pending JPH05196840A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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