JPH0519676Y2 - - Google Patents

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JPH0519676Y2
JPH0519676Y2 JP1988171373U JP17137388U JPH0519676Y2 JP H0519676 Y2 JPH0519676 Y2 JP H0519676Y2 JP 1988171373 U JP1988171373 U JP 1988171373U JP 17137388 U JP17137388 U JP 17137388U JP H0519676 Y2 JPH0519676 Y2 JP H0519676Y2
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JP
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pipe joint
slide
cap
expansion
sliding
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1274Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of a swivel nut

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は改良された、主としてプラスチツク製
の伸縮管継手に関するものであり、さらに詳しく
は、温泉や湯水等の配管ラインや集中暖房設備の
温水供給ラインに利用され、管の熱膨張による応
力を吸収することができる伸縮管継手に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、管と管との接続方法としては、例えばフ
ランジ継手による方法や伸縮管継手による方法な
どが用いられているが、特に高温の温泉や温水な
どの配管ラインや集中暖房設備の温水供給ライン
には伸縮管継手が多く利用されている。
本出願人は、該伸縮管継手について種々検討を
重ね、主としてプラスチツク製の改良された伸縮
管継手を考案し、先に出願した。(実開昭61−
30787号公報参照)。該出願の伸縮管継手は、配管
の熱膨張による応力を好適に吸収する優れたもの
であつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記出願に係わる伸縮管継手に
おいては、管継手本体にスライド用ボデイキヤツ
プを固定しているキヤツプナツトの胴体部がやや
長くなつており、かつ該管継手本体の端面との間
にスペースを設けて螺着されているため、スライ
ド用ボデイキヤツプに接続された管の膨張による
軸線方向の移動については問題ないが、上下、左
右方向の動きによる応力が加わつた場合には、強
度的に問題となる場合があることがわかつた。
本考案は、前記本出願人の出願にかかる伸縮管
継手のこのような問題点をさらに解決し、管継手
の両端に接続されている管の熱膨張による軸線方
向の応力を吸収し、管の熱膨張による変形や破損
を防止できる伸縮管継手を提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、上記の課題は、内部に流路と
該流路に連続しその内径より拡径されたシール用
受口部と該シール用受口部に連続しその内径より
拡径されたスライド用受口部とを有する管継手本
体と、内部に流路を有し前記シール用受口部にス
ライド嵌合するスライド部と該流路に連続する管
受口部とを有しさらに外周側面には前記スライド
用受口部とスライド嵌合する鍔部を有するスライ
ド用ボデイキヤツプと、前記管継手本体の外周側
面に螺着しかつ前記鍔部に係合し該鍔部を常時前
記スライド用受口部内に位置させて前記スライド
用ボデイキヤツプを前記管継手本体に固定するキ
ヤツプナツトとを具備してなる伸縮管継手を提供
することによつて解決される。
〔作用〕
上記の構成からなる本考案によれば、管継手本
体のシール用受口部にスライド用ボデイキヤツプ
のスライド部を嵌合させ、管継手本体の外周側面
にキヤツプナツトを螺着しかつこのキヤツプナツ
トをボデイキヤツプの鍔部に係合させることによ
り管継手は組立てられ、ボデイキヤツプは管継手
本体に対しスライドするよう取付けられると共に
その鍔部がキヤツプナツトに係止することにより
管継手本体からの離脱が阻止される。
使用時、スライド用ボデイキヤツプに接続され
ている管が流体の温度や気温の上昇、あるいは特
に純水ラインにおける滅菌のための蒸気による温
度上昇などによつてその軸線方向に膨張した場合
は、該スライド用ボデイキヤツプは、そのスライ
ド部が管継手本体のシール用受口部に内接させな
がら、同時にその外周側面に設けられた鍔部も管
継手本体のスライド用受口部内を、該管継手本体
の内部へと管の熱膨張分だけスライド移行して、
該管の熱膨張による応力を吸収する。
一方、該管が内部が流れる流体の温度低下など
により、それ自体の温度が低下し収縮した場合に
は、上記と逆の作用によつて、膨張前の状態にも
どる。
〔実施例〕
以下に、添付図面に従つて、本考案の伸縮管継
手における実施例について詳細に説明する。
第1図はスライド用ボデイキヤツプが管継手本
体の両側に装着されているタイプの本考案伸縮管
継手を示す縦断面図である。該伸縮管継手の材質
としては、耐熱塩化ビニル樹脂、二フツ化ビニリ
デン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹
脂が好適なものとして挙げられる。
第1図において、1は中空円筒状の管継手本体
で、その内部中央部には流路4があり、流路4に
接続してスライド用ボデイキヤツプ2を受入れる
流路4の内径より拡径されたシール用受口部5を
有している。シール用受口部5は、流路4の内径
よりも、スライド用ボデイキヤツプ2のスライド
部8の厚みとほぼ同じ厚さだけ拡径されている。
また、シール用受口部5の深さについては特に限
定されないが、一般的にはスライド部8の長さと
同程度に設定しておくのがよい。管継手本体1の
端部には、シール用受口部5に連続してこの内径
よりさらに拡径されたスライド用受口部6が設け
てある。スライド用受口部6の深さについても特
に限定されないが、スライド用ボデイキヤツプ2
の移動範囲に対応した程度に設定しておくのがよ
い。
2は、そのスライド部8が管継手本体1のシー
ル用受口部5にスライド嵌合するスライド用ボデ
イキヤツプであり、内部には管継手本体1の流路
4と同じ内径を有する流路7及びそれに続く流路
7より拡径された管受口部9がある。スライド部
8の内方外周端部には環状溝11が設けられ、O
−リング12が嵌合されており、前記シール用受
口部5とスライド部8間のシールを確保してい
る。スライド部8はシール用受口部5に、管受口
部9に嵌着された管(点線にて図示)の膨張分を
吸収するためのスライドしろ(距離)を残して嵌
合されている。また、スライド用ボデイキヤツプ
2の外周側面には、管継手本体1のスライド受口
部6内にスライド嵌合されている鍔部10が設け
てあり、管の膨張収縮に追随して、スライド受口
部6内を進退動する。
3は、管継手本体1の外周側面に螺着すること
により、スライド用ボデイキヤツプ2を管継手本
体1に係止しているキヤツプナツトである。キヤ
ツプナツト3は図に示したごとく、その全体が管
継手本体1の外周側面と係合しているため、前記
の本出願人の出願(実開昭61−30787号公報参照)
のような強度的な問題はない。
第2図は、第1図に示された管に接続された伸
縮管継手において、管の熱膨張による応力が加わ
つた場合の状態を示す縦断面図である。管の軸線
方向への熱膨張により、両側のスライド用ボデイ
キヤツプ2が管継手本体1のスライド受口部6の
内方に移動した状態になつている。なお、管が温
度低下等により収縮した場合は第1図の状態にも
どることは言うまでもない。因みにポリ塩化ビニ
ールのような合成樹脂管の熱膨張係数は鉄管の約
10倍の大きさを有している。
第3図は、本考案伸縮管継手の他の実施例を示
す縦断面図である。すなわち、スライド用ボデイ
キヤツプ2が管継手本体1の片側のみに嵌着さ
れ、他端部には管接続用の受口13が設けられた
構造を有するものである。
第4図は第3図の変形実施例で、管継手本体1
の胴長部を省略した構造の伸縮管継手の縦断面図
である。この構造は、両端の管接続スペースがあ
まりないような配管ラインに好適に使用できるも
のである。
第5図も本考案伸縮管継手の他の実施例(第1
図の変形)を示す縦断面図である。すなわち、ス
ライド用ボデイキヤツプ2が管継手本体1の片側
のみに装着され、他端部には、管継手本体1の側
面に設けられた環状溝14にO−リング15が装
着され、該O−リング15を介してボデイキヤツ
プ16がキヤツプナツト3により管継手本体1に
係止されているもので、取り外しが容易な構造と
なつている。
なお、第2〜第5図における各符号は第1図と
同じ部分を示すものである。
〔効果〕
以上説明したごとく、本考案の伸縮管継手は、
従来の伸縮管継手におけるキヤツプナツトの強度
的な問題点を解決すると共に、その両端に接続さ
れる主としてプラスチツク管の熱膨張による応力
あるいはそれに伴う収縮応力を、スライド用ボデ
イキヤツプがスライド移行することによつて吸収
するため、該管の従来のようなわん曲状の変形
や、さらには、その変形が高じて生じる破損など
を防止し、管の長期使用を可能にした極めて実用
的なものである。
また、本考案においては、キヤツプナツトが管
継手本体への螺着部だけでなく管継手本体のスラ
イド用受口部に嵌合するボデイキヤツプの鍔部に
よつても支持されるので、キヤツプナツトと管継
手本体との螺合部に応力が集中することが回避さ
れ、そのため上下左右の動きに対し大きな強度を
有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案伸縮管継手の、スライド用ボ
デイキヤツプが両側に装着されている一実施例を
示す縦断面図、第2図は第1図において、管の熱
膨張による応力が加わつた場合の状態を示す縦断
面図、第3図はスライド用ボデイキヤツプが片側
のみに装着されている実施例を示す縦断面図、第
4図は第3図の変形実施例を示す縦断面図、第5
図は第1図の変形実施例を示す縦断面図である。 1……管継手本体、2……スライド用ボデイキ
ヤツプ、3……キヤツプナツト、4,7……流
路、5……シール用受口部、6……スライド受口
部、8……スライド部、9……管受口部、10…
…鍔部、13……受口、16……ボデイキヤツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に流路と該流路に連続しその内径より拡径
    されたシール用受口部と該シール用受口部に連続
    しその内径より拡径されたスライド用受口部とを
    有する管継手本体と、内部に流路を有し前記シー
    ル用受口部にスライド嵌合するスライド部と該流
    路に連続する管受口部とを有しさらに外周側面に
    は前記スライド用受口部とスライド嵌合する鍔部
    を有するスライド用ボデイキヤツプと、前記管継
    手本体の外周側面に螺着しかつ前記鍔部に係合し
    該鍔部を常時前記スライド用受口部内に位置させ
    て前記スライド用ボデイキヤツプを前記管継手本
    体に固定するキヤツプナツトとを具備してなる伸
    縮管継手。
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