JPH04262189A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH04262189A JPH04262189A JP2328191A JP2328191A JPH04262189A JP H04262189 A JPH04262189 A JP H04262189A JP 2328191 A JP2328191 A JP 2328191A JP 2328191 A JP2328191 A JP 2328191A JP H04262189 A JPH04262189 A JP H04262189A
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- joint
- pipe joint
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯用、冷暖房用等に
用いられる耐熱性の管継手に関するものである。
用いられる耐熱性の管継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、管の端部に接続する管継手とし
て、円筒状に形成され、その一端部の外周面に螺子部が
形成された継手本体と、この継手本体の中央部ないし他
端部の外周面に設けられたスリットリングとからなる管
継手が知られている。この管継手は、継手本体の他端部
を管端内に挿入した状態で、スリットリングに螺子部材
を螺合することによって、継手本体とスリットリングと
で管端を挟持固定するようになされている。
て、円筒状に形成され、その一端部の外周面に螺子部が
形成された継手本体と、この継手本体の中央部ないし他
端部の外周面に設けられたスリットリングとからなる管
継手が知られている。この管継手は、継手本体の他端部
を管端内に挿入した状態で、スリットリングに螺子部材
を螺合することによって、継手本体とスリットリングと
で管端を挟持固定するようになされている。
【０００３】従来より、このような管継手は、管端をし
っかりと挟持固定できるように、継手本体が金属製とな
され、スリットリングが合成樹脂製となされていた。し
かし、この場合、継手本体の腐食によって、サビや赤水
が流出したり、ストレス、クラック等が発生するといっ
た不都合を生じる。そこで、管内の流体と接触する継手
本体を樹脂材料で成形することが提案されている。
っかりと挟持固定できるように、継手本体が金属製とな
され、スリットリングが合成樹脂製となされていた。し
かし、この場合、継手本体の腐食によって、サビや赤水
が流出したり、ストレス、クラック等が発生するといっ
た不都合を生じる。そこで、管内の流体と接触する継手
本体を樹脂材料で成形することが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の管
継手の場合、樹脂材料からなる継手本体に、合成樹脂製
のスリットリングを取り付けなければならず、組立に手
間がかかり、取扱い難いといった不都合を生じることと
なる。そのため、継手本体と、スリットリングとを樹脂
材料で一体に形成することが考えられるが、この場合、
管継手としての強度および耐熱性等を維持するのが困難
になるといった不都合が生じる。
継手の場合、樹脂材料からなる継手本体に、合成樹脂製
のスリットリングを取り付けなければならず、組立に手
間がかかり、取扱い難いといった不都合を生じることと
なる。そのため、継手本体と、スリットリングとを樹脂
材料で一体に形成することが考えられるが、この場合、
管継手としての強度および耐熱性等を維持するのが困難
になるといった不都合が生じる。
【０００５】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、管継手としての強度や耐熱性等にも優れ、かつ、取
扱い易いように継手本体とスリットリングとが一体とな
った管継手を提供することを目的としている。
で、管継手としての強度や耐熱性等にも優れ、かつ、取
扱い易いように継手本体とスリットリングとが一体とな
った管継手を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手は、円筒
状に形成され、その一端部の外周面に螺子部が形成され
た継手本体と、この継手本体の中央部ないし他端部の外
周面に設けられたスリットリングとからなる管継手であ
って、継手本体の他端部を管端内に挿入した状態で、ス
リットリングに螺子部材を螺合することによって、継手
本体とスリットリングとで管端を挟持固定するようにな
された管継手において、熱変形温度が摂氏９５度以上の
熱可塑性樹脂からなり、継手本体の内周面を形成するよ
うになされた内層部と、螺子トルク強度が３００ｋｇ／
ｃｍ ２ 以上の熱可塑性樹脂からなり、継手本体の外
周面を形成するようになされ、その一端部に螺子部が形
成された外層部と、熱可塑性樹脂からなり、スリットリ
ングを形成するようになされたスリットリング部とによ
って、継手本体とスリットリングとが一体成形されたも
のである。
状に形成され、その一端部の外周面に螺子部が形成され
た継手本体と、この継手本体の中央部ないし他端部の外
周面に設けられたスリットリングとからなる管継手であ
って、継手本体の他端部を管端内に挿入した状態で、ス
リットリングに螺子部材を螺合することによって、継手
本体とスリットリングとで管端を挟持固定するようにな
された管継手において、熱変形温度が摂氏９５度以上の
熱可塑性樹脂からなり、継手本体の内周面を形成するよ
うになされた内層部と、螺子トルク強度が３００ｋｇ／
ｃｍ ２ 以上の熱可塑性樹脂からなり、継手本体の外
周面を形成するようになされ、その一端部に螺子部が形
成された外層部と、熱可塑性樹脂からなり、スリットリ
ングを形成するようになされたスリットリング部とによ
って、継手本体とスリットリングとが一体成形されたも
のである。
【０００７】
【作用】本発明の管継手は、内層部と、外層部と、スリ
ットリング部とによって継手本体とスリットリングとが
一体に成形される。また、これら内層部、外層部および
スリットリング部に、それぞれ熱変形温度が摂氏９５度
以上の熱可塑性樹脂、螺子トルク強度が３００ｋｇ／ｃ
ｍ ２ 以上の熱可塑性樹脂および熱可塑性樹脂を用い
ているので、強度や耐熱性等が確保される。
ットリング部とによって継手本体とスリットリングとが
一体に成形される。また、これら内層部、外層部および
スリットリング部に、それぞれ熱変形温度が摂氏９５度
以上の熱可塑性樹脂、螺子トルク強度が３００ｋｇ／ｃ
ｍ ２ 以上の熱可塑性樹脂および熱可塑性樹脂を用い
ているので、強度や耐熱性等が確保される。
【０００８】
【実施例】図１は、管継手１の全体構成の概略を示して
いる。
いる。
【０００９】すなわち、この管継手１は、内層部１１と
、外層部１２と、スリットリング部１３とを一体成形す
ることによって構成されている。
、外層部１２と、スリットリング部１３とを一体成形す
ることによって構成されている。
【００１０】管継手１は、略円筒状に形成されてなり、
その内周には軸方向全体に渡って内層部１１が形成され
ている。また、この内層部１１の外側には、その中央部
から一端部にかけて外層部１２が形成されている。この
外層部１２のうち、一端部側は、外周面に螺子部１９を
有するノズル状に形成され、エルボ等の他の管継手の受
け口に螺合可能となされている。一方、この外層部１２
のうち、管継手１の中央部ないし他端部には、その外側
にスリットリング部１３が形成されている。このスリッ
トリング部１３は、この管継手１の中央部ないし他端部
で外層部１２と一体化するとともに、管継手１の他端部
側で内層部１１の周囲を取り巻くように二重筒状となさ
れている。そして、二重筒状となされた内層部１１の外
側とスリットリング部１３の内側との間が管３の端部を
挿入する挿入部１４となされている。また、スリットリ
ング部１３のうち、この挿入部１４に当たる部分には、
螺子目１５が形成されるとともに、管軸方向に沿ってス
リット１６が設けられている。そして、この螺子目１５
に螺子部材２を螺合することによってスリット１６の間
隔が狭められて、このスリットリング部１３が縮径し、
挿入部１４に挿入された管３の外周面に圧接することと
なり、該挿入部１４に挿入された管３を挟持固定するよ
うになされている。
その内周には軸方向全体に渡って内層部１１が形成され
ている。また、この内層部１１の外側には、その中央部
から一端部にかけて外層部１２が形成されている。この
外層部１２のうち、一端部側は、外周面に螺子部１９を
有するノズル状に形成され、エルボ等の他の管継手の受
け口に螺合可能となされている。一方、この外層部１２
のうち、管継手１の中央部ないし他端部には、その外側
にスリットリング部１３が形成されている。このスリッ
トリング部１３は、この管継手１の中央部ないし他端部
で外層部１２と一体化するとともに、管継手１の他端部
側で内層部１１の周囲を取り巻くように二重筒状となさ
れている。そして、二重筒状となされた内層部１１の外
側とスリットリング部１３の内側との間が管３の端部を
挿入する挿入部１４となされている。また、スリットリ
ング部１３のうち、この挿入部１４に当たる部分には、
螺子目１５が形成されるとともに、管軸方向に沿ってス
リット１６が設けられている。そして、この螺子目１５
に螺子部材２を螺合することによってスリット１６の間
隔が狭められて、このスリットリング部１３が縮径し、
挿入部１４に挿入された管３の外周面に圧接することと
なり、該挿入部１４に挿入された管３を挟持固定するよ
うになされている。
【００１１】内層部１１は、管継手１の内周面全体、す
なわち、管継手１内を流れる流体と接触する部分に形成
される。そのため、この内層部１１としては、熱変形温
度が摂氏９５度以上の熱可塑性樹脂を用いる必要がある
。このような熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエー
テルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）、架橋ポリエチレン、
ポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）、ポリフェニレ
ンオキサイド（ＰＰＯ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、
ポリエーテルサルフォン（ＰＥＳ）、ポリエーテルイミ
ド（ＰＥＩ）等を用いることができ、特にポリエーテル
エーテルケトン（ＰＥＥＫ）を用いることが好ましい。
なわち、管継手１内を流れる流体と接触する部分に形成
される。そのため、この内層部１１としては、熱変形温
度が摂氏９５度以上の熱可塑性樹脂を用いる必要がある
。このような熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエー
テルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）、架橋ポリエチレン、
ポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）、ポリフェニレ
ンオキサイド（ＰＰＯ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、
ポリエーテルサルフォン（ＰＥＳ）、ポリエーテルイミ
ド（ＰＥＩ）等を用いることができ、特にポリエーテル
エーテルケトン（ＰＥＥＫ）を用いることが好ましい。
【００１２】外層部１２は、内層部１１とスリットリン
グ部１３とを強固に一体化するようになされている。そ
して、この外層部１２に設けられた螺子部１９を、エル
ボ等の他の管継手に螺合する際、螺子螺合による応力が
加わるとことなるため、この外層部１２としては、３０
０ｋｇ／ｃｍ ２ 以上の螺子トルク強度を有する熱可
塑性樹脂を使用する必要がある。このような熱可塑性樹
脂としては、例えば、ポリエーテルイミド（ＰＥＩ）、
ポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）、エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体、ポリエーテルサルフォン（Ｐ
ＥＳ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ホリエーテルエー
テルケトン（ＰＥＥＫ）等を用いることができ、特にポ
リエーテルイミド（ＰＥＩ）を用いることが好ましい。
グ部１３とを強固に一体化するようになされている。そ
して、この外層部１２に設けられた螺子部１９を、エル
ボ等の他の管継手に螺合する際、螺子螺合による応力が
加わるとことなるため、この外層部１２としては、３０
０ｋｇ／ｃｍ ２ 以上の螺子トルク強度を有する熱可
塑性樹脂を使用する必要がある。このような熱可塑性樹
脂としては、例えば、ポリエーテルイミド（ＰＥＩ）、
ポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）、エチレン・ビ
ニルアルコール共重合体、ポリエーテルサルフォン（Ｐ
ＥＳ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ホリエーテルエー
テルケトン（ＰＥＥＫ）等を用いることができ、特にポ
リエーテルイミド（ＰＥＩ）を用いることが好ましい。
【００１３】スリットリング部１３は、螺子部材２を螺
合した際、縮径可能な延性のある熱可塑性樹脂を使用す
ることが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、
例えば、ナイロン等のポリアミド樹脂（ＰＡ）、ポリエ
チレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂等を用
いることができ、特にポリアミド樹脂を用いることが好
ましい。
合した際、縮径可能な延性のある熱可塑性樹脂を使用す
ることが好ましい。このような熱可塑性樹脂としては、
例えば、ナイロン等のポリアミド樹脂（ＰＡ）、ポリエ
チレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂等を用
いることができ、特にポリアミド樹脂を用いることが好
ましい。
【００１４】このようにしてなる管継手１は、内層部１
１、外層部１２およびスリットリング部１３を順次射出
成形して被覆していくことによって形成される。そのた
め、内層部１１と外層部１２との接触面には、凹凸部１
７が形成され、内層部１１の樹脂と外層部１２の樹脂と
が強固に一体化するようになされている。また、外層部
１２とスリットリング部１３との接触面にも、凹凸部１
８が形成され、外層部１２の樹脂とスリットリング部１
３の樹脂とが強固に一体化するようになされている。
１、外層部１２およびスリットリング部１３を順次射出
成形して被覆していくことによって形成される。そのた
め、内層部１１と外層部１２との接触面には、凹凸部１
７が形成され、内層部１１の樹脂と外層部１２の樹脂と
が強固に一体化するようになされている。また、外層部
１２とスリットリング部１３との接触面にも、凹凸部１
８が形成され、外層部１２の樹脂とスリットリング部１
３の樹脂とが強固に一体化するようになされている。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、内
層部と、外層部と、スリットリング部とによって継手本
体とスリットリングとを一体に成形するとともに、強度
や耐熱性等を確保することができるので、管継手として
の強度や耐熱性等に優れるとともに、組立作業および取
扱いを容易に行うことができる。
層部と、外層部と、スリットリング部とによって継手本
体とスリットリングとを一体に成形するとともに、強度
や耐熱性等を確保することができるので、管継手として
の強度や耐熱性等に優れるとともに、組立作業および取
扱いを容易に行うことができる。
【図１】本発明の管継手を示す部分断面図である。
１ 管継手
１１ 内層部
１２ 外層部
１３ スリットリング部
１９ 螺子部
２ 螺合部材
３ 管
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状に形成され、その一端部の外周
面に螺子部が形成された継手本体と、この継手本体の中
央部ないし他端部の外周面に設けられたスリットリング
とからなる管継手であって、継手本体の他端部を管端内
に挿入した状態で、スリットリングに螺子部材を螺合す
ることによって、継手本体とスリットリングとで管端を
挟持固定するようになされた管継手において、熱変形温
度が摂氏９５度以上の熱可塑性樹脂からなり、継手本体
の内周面を形成するようになされた内層部と、螺子トル
ク強度が３００ｋｇ／ｃｍ ２ 以上の熱可塑性樹脂か
らなり、継手本体の外周面を形成するようになされ、そ
の一端部に螺子部が形成された外層部と、熱可塑性樹脂
からなり、スリットリングを形成するようになされたス
リットリング部とによって、継手本体とスリットリング
とが一体成形されたことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2328191A JPH04262189A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2328191A JPH04262189A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04262189A true JPH04262189A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12106222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2328191A Pending JPH04262189A (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04262189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0636828A1 (en) * | 1993-07-30 | 1995-02-01 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | A pipe fitting |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP2328191A patent/JPH04262189A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0636828A1 (en) * | 1993-07-30 | 1995-02-01 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | A pipe fitting |
| US5431456A (en) * | 1993-07-30 | 1995-07-11 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Pipe fitting |
| CN1042056C (zh) * | 1993-07-30 | 1999-02-10 | 积水化学工业株式会社 | 管接头 |
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