JPH05196648A - ロジックアナライザ - Google Patents
ロジックアナライザInfo
- Publication number
- JPH05196648A JPH05196648A JP287092A JP287092A JPH05196648A JP H05196648 A JPH05196648 A JP H05196648A JP 287092 A JP287092 A JP 287092A JP 287092 A JP287092 A JP 287092A JP H05196648 A JPH05196648 A JP H05196648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- pattern
- signal
- latch
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は所定の時間間隔で起きる入力デジタ
ル信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して記録する
ことができるロジックアナライザを提供することを目的
としている。 【構成】 本発明において、ピッチカウンタ1はサンプ
リング用基準クロック50をカウントする。パターン検
出回路4は入力信号701に特定の組合せパターンが現
れたことを検出すると、停止パルス143、ラッチパル
ス141及びリセットパルス142を出力して、前記検
出時点におけるピッチカウンタ1のカウント値をラッチ
回路2に、前回の検出時点のピッチカウンタ1のカウン
ト値をラッチ回路3に出力する。比較器6−1〜6−4
はラッチ回路2、3にラッチされた各カウント値が基準
データ保持回路7から供給される所定範囲内の値であっ
た場合に、アンド回路8からトリガ信号703を出力さ
せて、メモリ75にこの時の前記入力信号701の組合
せパターンを記録させる。
ル信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して記録する
ことができるロジックアナライザを提供することを目的
としている。 【構成】 本発明において、ピッチカウンタ1はサンプ
リング用基準クロック50をカウントする。パターン検
出回路4は入力信号701に特定の組合せパターンが現
れたことを検出すると、停止パルス143、ラッチパル
ス141及びリセットパルス142を出力して、前記検
出時点におけるピッチカウンタ1のカウント値をラッチ
回路2に、前回の検出時点のピッチカウンタ1のカウン
ト値をラッチ回路3に出力する。比較器6−1〜6−4
はラッチ回路2、3にラッチされた各カウント値が基準
データ保持回路7から供給される所定範囲内の値であっ
た場合に、アンド回路8からトリガ信号703を出力さ
せて、メモリ75にこの時の前記入力信号701の組合
せパターンを記録させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力される複数のデジタ
ル信号の組み合わせパタ−ンを表示したり記録するロジ
ックアナライザに係わり、特に所定の時間間隔で現れる
前記組み合わせパタ−ンを表示するための構成に関す
る。
ル信号の組み合わせパタ−ンを表示したり記録するロジ
ックアナライザに係わり、特に所定の時間間隔で現れる
前記組み合わせパタ−ンを表示するための構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来この種のロジックアナライザ
の一例を示したブロック図である。入力端子78からは
複数のデジタル信号701が入力され、これらデジタル
信号701はサンプリング回路71とトリガ検出回路7
2に入力される。サンプリング回路71は所定の基準値
に対して入力されるデ−タがハイレベルであるかロ−レ
ベルであるかを例えば100n秒間隔程度でサンプリン
グし(2値化し)、そのサンプリング結果702をデ−
タ記録用メモリ75に出力する。一方、トリガ検出回路
72は入力される複数のデジタル信号701の組み合わ
せパタ−ンが予め決められたパタ−ンになった時を検出
し、この検出時点でトリガ信号703をサンプリングカ
ウンタ73に出力する。サンプリングカウンタ73は発
振器74から供給されるクロック50に基づいてサンプ
リング信号704を発生し、このサンプリング信号70
4をデ−タ記録用メモリ75に供給する。デ−タ記録用
メモリ75は供給されるサンプリング信号704を書き
込みクロックとして、サンプリング回路71から出力さ
れるサンプリング信号702を記憶する。
の一例を示したブロック図である。入力端子78からは
複数のデジタル信号701が入力され、これらデジタル
信号701はサンプリング回路71とトリガ検出回路7
2に入力される。サンプリング回路71は所定の基準値
に対して入力されるデ−タがハイレベルであるかロ−レ
ベルであるかを例えば100n秒間隔程度でサンプリン
グし(2値化し)、そのサンプリング結果702をデ−
タ記録用メモリ75に出力する。一方、トリガ検出回路
72は入力される複数のデジタル信号701の組み合わ
せパタ−ンが予め決められたパタ−ンになった時を検出
し、この検出時点でトリガ信号703をサンプリングカ
ウンタ73に出力する。サンプリングカウンタ73は発
振器74から供給されるクロック50に基づいてサンプ
リング信号704を発生し、このサンプリング信号70
4をデ−タ記録用メモリ75に供給する。デ−タ記録用
メモリ75は供給されるサンプリング信号704を書き
込みクロックとして、サンプリング回路71から出力さ
れるサンプリング信号702を記憶する。
【0003】このような状態でサンプリングカウンタ7
3にトリガ検出回路72からトリガ信号703が入力さ
れると、サンプリングカウンタ73は前記トリガ信号7
03が入力された時点で、或いはこのトリガ信号703
が入力されてから所定時間経ってからデ−タ記録用メモ
リ75に供給していたサンプリング信号704の出力を
停止する。これにより、デ−タ記録用メモリ75にはト
リガ検出回路72が検出した組み合わせパタ−ンを有す
る複数のデジタル信号のサンプリング値が記録されるこ
とになる。一方この時、デ−タ変換回路76はデ−タ記
録用メモリ75に記録されている複数のデ−タ信号を読
み出して、これを表示形式に変換し、変換して得た表示
信号を表示部77に出力する。これにより、CRTのよ
うな表示部77には前述した予め決められた組み合わせ
パタ−ンを有する複数のデジタル信号波形が表示され
る。
3にトリガ検出回路72からトリガ信号703が入力さ
れると、サンプリングカウンタ73は前記トリガ信号7
03が入力された時点で、或いはこのトリガ信号703
が入力されてから所定時間経ってからデ−タ記録用メモ
リ75に供給していたサンプリング信号704の出力を
停止する。これにより、デ−タ記録用メモリ75にはト
リガ検出回路72が検出した組み合わせパタ−ンを有す
る複数のデジタル信号のサンプリング値が記録されるこ
とになる。一方この時、デ−タ変換回路76はデ−タ記
録用メモリ75に記録されている複数のデ−タ信号を読
み出して、これを表示形式に変換し、変換して得た表示
信号を表示部77に出力する。これにより、CRTのよ
うな表示部77には前述した予め決められた組み合わせ
パタ−ンを有する複数のデジタル信号波形が表示され
る。
【0004】図8は図7に示したトリガ検出回路72の
詳細構成例を示した回路図である。トリガ検出回路72
は図示の如く排他的論理和ゲ−ト81、84、論理和ゲ
−ト82、85及びアンドゲ−ト83が組み合わせて構
成されており、排他的論理和ゲ−ト81、84の一方の
端子に上記した複数(ここでは2個)のデジタル信号7
01が入力される。一方、デ−タ保持回路86は検出す
る入力デジタル信号の組み合わせパタ−ンによって
“1”又は“0”の信号を前記排他的論理和ゲ−ト8
1、84及びオアゲ−ト82、85に出力する。これに
より、デ−タ保持回路86が出力する信号の種類に対応
するパタ−ンの信号が排他的論理和ゲ−ト81、84に
入力された時、アンドゲ−ト83のアンド条件が整っ
て、このゲート83からトリガ検出信号703が出力さ
れる。
詳細構成例を示した回路図である。トリガ検出回路72
は図示の如く排他的論理和ゲ−ト81、84、論理和ゲ
−ト82、85及びアンドゲ−ト83が組み合わせて構
成されており、排他的論理和ゲ−ト81、84の一方の
端子に上記した複数(ここでは2個)のデジタル信号7
01が入力される。一方、デ−タ保持回路86は検出す
る入力デジタル信号の組み合わせパタ−ンによって
“1”又は“0”の信号を前記排他的論理和ゲ−ト8
1、84及びオアゲ−ト82、85に出力する。これに
より、デ−タ保持回路86が出力する信号の種類に対応
するパタ−ンの信号が排他的論理和ゲ−ト81、84に
入力された時、アンドゲ−ト83のアンド条件が整っ
て、このゲート83からトリガ検出信号703が出力さ
れる。
【0005】上記のようなロジックアナライザでは、入
力される複数のデジタル信号の組み合わせパタ−ンを指
定し、この指定された組み合わせパタ−ンが生じた時の
前記入力デジタル信号の波形を表示部77に表示させる
ことができるが、所定時間間隔で起こる特定の組み合わ
せパタ−ンを検出して表示させることは困難であった。
即ち、上記従来のロジックアナライザでは特定のパタ−
ンを検出して表示させても、この特定のパタ−ンが前記
所定間隔で起きているパタ−ンであることを保証するこ
とができなかった。
力される複数のデジタル信号の組み合わせパタ−ンを指
定し、この指定された組み合わせパタ−ンが生じた時の
前記入力デジタル信号の波形を表示部77に表示させる
ことができるが、所定時間間隔で起こる特定の組み合わ
せパタ−ンを検出して表示させることは困難であった。
即ち、上記従来のロジックアナライザでは特定のパタ−
ンを検出して表示させても、この特定のパタ−ンが前記
所定間隔で起きているパタ−ンであることを保証するこ
とができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来のロジ
ックアナライザでは、入力される複数のデジタル信号が
予め決められた組み合わせパタ−ンになった時点を検出
して、この時の前記デジタル信号の波形を表示させるこ
とができるが、所定時間間隔で起こる前記入力デジタル
信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して表示させる
ことは困難であるという欠点があった。即ち、上記従来
のロジックアナライザでは特定のパタ−ンを検出して表
示させても、この特定のパタ−ンが前記所定間隔で起き
ているパタ−ンであることを保証することができなかっ
た。
ックアナライザでは、入力される複数のデジタル信号が
予め決められた組み合わせパタ−ンになった時点を検出
して、この時の前記デジタル信号の波形を表示させるこ
とができるが、所定時間間隔で起こる前記入力デジタル
信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して表示させる
ことは困難であるという欠点があった。即ち、上記従来
のロジックアナライザでは特定のパタ−ンを検出して表
示させても、この特定のパタ−ンが前記所定間隔で起き
ているパタ−ンであることを保証することができなかっ
た。
【0007】そこで本発明は上記の欠点を除去し、所定
の時間間隔で起きる入力デジタル信号の特定の組み合わ
せパタ−ンを検出して記録することができるロジックア
ナライザを提供することを目的としている。
の時間間隔で起きる入力デジタル信号の特定の組み合わ
せパタ−ンを検出して記録することができるロジックア
ナライザを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は所定のサンプル
周期で複数の入力デ−タを記録する手段と、特定の条件
の時にトリガ記号を発生させる手段と、前記トリガ記号
を受けると一定のサンプル数後にデ−タ記録を停止させ
る手段を有するロジックアナライザにおいて、前記複数
の入力信号の入力時間を計数するカウント手段と、前記
特定の組み合わせパターンが検出された時間間隔を測定
する時間間隔測定手段と、この測定手段によって測定さ
れた前記時間間隔が予め設定された時間間隔であるか否
かを判定する判定手段と、この判定手段によって測定さ
れた前記時間間隔が予め設定された時間間隔であると判
定されると、この時入力された複数の入力信号の波形を
記録する記録制御手段とを具備した構成を有する。
周期で複数の入力デ−タを記録する手段と、特定の条件
の時にトリガ記号を発生させる手段と、前記トリガ記号
を受けると一定のサンプル数後にデ−タ記録を停止させ
る手段を有するロジックアナライザにおいて、前記複数
の入力信号の入力時間を計数するカウント手段と、前記
特定の組み合わせパターンが検出された時間間隔を測定
する時間間隔測定手段と、この測定手段によって測定さ
れた前記時間間隔が予め設定された時間間隔であるか否
かを判定する判定手段と、この判定手段によって測定さ
れた前記時間間隔が予め設定された時間間隔であると判
定されると、この時入力された複数の入力信号の波形を
記録する記録制御手段とを具備した構成を有する。
【0009】
【作用】本発明のロジックアナライザにおいて、カウン
ト手段は複数の入力信号の入力時間を計数する。時間間
隔測定手段は特定の組み合わせパターンが検出された時
間間隔を測定する。判定手段は前記測定手段によって測
定された前記時間間隔が予め設定された時間間隔である
か否かを判定する。記録制御手段は前記判定手段によっ
て測定された前記時間間隔が予め設定された時間間隔で
あると判定されると、この時入力された複数の入力信号
の波形を記録する。
ト手段は複数の入力信号の入力時間を計数する。時間間
隔測定手段は特定の組み合わせパターンが検出された時
間間隔を測定する。判定手段は前記測定手段によって測
定された前記時間間隔が予め設定された時間間隔である
か否かを判定する。記録制御手段は前記判定手段によっ
て測定された前記時間間隔が予め設定された時間間隔で
あると判定されると、この時入力された複数の入力信号
の波形を記録する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のロジックアナライザの要部の一
実施例を示したブロック図である。1は入力デジタル信
号のサンプリング用の基準クロック50をカウントする
ピッチカウンタ、2、3はピッチカウンタ1のカウント
値をラッチするラッチ回路、4は複数の入力デジタル信
号701に予め定められた組み合わせパタ−ンが現れた
ことを検出すると、ラッチパルス141、リセットパル
ス142、停止パルス143を発生するパタ−ン検出回
路、5は発振器74から発生される前記基準クロック5
0のピッチカウンタ1への供給停止を行うアンドゲー
ト、6−1〜6−2はラッチ回路2にラッチされている
カウント値が所定範囲内に入っているか否かを判定する
比較器、6−3〜6−4はラッチ回路3にラッチされて
いるカウント値が所定範囲内に入っているか否かを判定
する比較器、7は前記比較器6−1〜6−4に予め定め
られた基準デ−タを供給する基準デ−タ保持回路、8は
比較器6−1〜6−4の比較結果のアンドゲ−トを取る
アンド回路、73は入力デジタル信号701をサンプリ
ングするためのサンプリング信号を発生するサンプリン
グカウンタ、74は前記サンプリングカウンタ9へ基準
クロックを供給する発振器である。
明する。図1は本発明のロジックアナライザの要部の一
実施例を示したブロック図である。1は入力デジタル信
号のサンプリング用の基準クロック50をカウントする
ピッチカウンタ、2、3はピッチカウンタ1のカウント
値をラッチするラッチ回路、4は複数の入力デジタル信
号701に予め定められた組み合わせパタ−ンが現れた
ことを検出すると、ラッチパルス141、リセットパル
ス142、停止パルス143を発生するパタ−ン検出回
路、5は発振器74から発生される前記基準クロック5
0のピッチカウンタ1への供給停止を行うアンドゲー
ト、6−1〜6−2はラッチ回路2にラッチされている
カウント値が所定範囲内に入っているか否かを判定する
比較器、6−3〜6−4はラッチ回路3にラッチされて
いるカウント値が所定範囲内に入っているか否かを判定
する比較器、7は前記比較器6−1〜6−4に予め定め
られた基準デ−タを供給する基準デ−タ保持回路、8は
比較器6−1〜6−4の比較結果のアンドゲ−トを取る
アンド回路、73は入力デジタル信号701をサンプリ
ングするためのサンプリング信号を発生するサンプリン
グカウンタ、74は前記サンプリングカウンタ9へ基準
クロックを供給する発振器である。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。パ
タ−ン検出回路4は入力デジタル信号701に予め設定
された組み合わせパタ−ンが現れたことを検出していな
い間、停止パルス143をハイレベルとしてアンドゲ−
ト5を開路している。これにより、発振器74から発生
された基準クロック50はアンドゲ−ト5を介してピッ
チカウンタ1に入力されるため、ピッチカウンタ1は入
力される前記基準クロック50をカウントする。ここ
で、前記入力デジタル信号の中のチャンネル1がハイレ
ベルで、チャンネル2がロ−レベルであった時の組み合
わせパタ−ンを検出するようにパタ−ン検出回路4に前
記組み合わせパタ−ンが設定されている例について述べ
る。この場合、パタ−ン検出回路4は図2(A)、
(B)で示すようにチャンネル1の信号がハイレベル
で、チャンネル2の信号がロ−レベルになった時の組み
合わせパタ−ンを図2(D)に示すように時点K1で検
出すると、図2(D)で示すように、停止パルス143
をロ−レベルとしてアンドゲ−ト5を閉鎖する。その
後、パターン検出回路4は図2(E)に示すようにラッ
チパルス141をハイレベとしてラッチ回路2,3に出
力する。これにより、ピッチカウンタ1は前記アンドゲ
−ト5が閉鎖された時点でそのカウントを停止し、その
時のカウント値がラッチ2にラッチされると共に、ラッ
チ3にはラッチ2にラッチされていた前回のカウント値
がラッチされる。パタ−ン検出回路4はラッチパルス1
41を出力してから直ぐに図2(F)で示すようにリセ
ットパルス142をピッチカウンタ1に出力して、この
ピッチカウンタ1をリセットした後、再び図2(C)で
示すように停止パルス143をハイレベルにする。これ
により、ピッチカウンタ1は再び発振器74から出力さ
れる基準信号のカウントを開始する。
タ−ン検出回路4は入力デジタル信号701に予め設定
された組み合わせパタ−ンが現れたことを検出していな
い間、停止パルス143をハイレベルとしてアンドゲ−
ト5を開路している。これにより、発振器74から発生
された基準クロック50はアンドゲ−ト5を介してピッ
チカウンタ1に入力されるため、ピッチカウンタ1は入
力される前記基準クロック50をカウントする。ここ
で、前記入力デジタル信号の中のチャンネル1がハイレ
ベルで、チャンネル2がロ−レベルであった時の組み合
わせパタ−ンを検出するようにパタ−ン検出回路4に前
記組み合わせパタ−ンが設定されている例について述べ
る。この場合、パタ−ン検出回路4は図2(A)、
(B)で示すようにチャンネル1の信号がハイレベル
で、チャンネル2の信号がロ−レベルになった時の組み
合わせパタ−ンを図2(D)に示すように時点K1で検
出すると、図2(D)で示すように、停止パルス143
をロ−レベルとしてアンドゲ−ト5を閉鎖する。その
後、パターン検出回路4は図2(E)に示すようにラッ
チパルス141をハイレベとしてラッチ回路2,3に出
力する。これにより、ピッチカウンタ1は前記アンドゲ
−ト5が閉鎖された時点でそのカウントを停止し、その
時のカウント値がラッチ2にラッチされると共に、ラッ
チ3にはラッチ2にラッチされていた前回のカウント値
がラッチされる。パタ−ン検出回路4はラッチパルス1
41を出力してから直ぐに図2(F)で示すようにリセ
ットパルス142をピッチカウンタ1に出力して、この
ピッチカウンタ1をリセットした後、再び図2(C)で
示すように停止パルス143をハイレベルにする。これ
により、ピッチカウンタ1は再び発振器74から出力さ
れる基準信号のカウントを開始する。
【0012】その後、再びパタ−ン検出回路4が上記し
た組み合わせパタ−ンを検出すると、上記と同様にまず
停止パルス143をロ−レベルとした後、ラッチパルス
141をハイレベルとし、更にリセットパルス142を
ハイレベルとする一連の動作を行って、前記組み合わせ
パタ−ン検出時のピッチカウンタ1のカウント値をラッ
チ回路2にラッチさせる。この時ラッチ回路3には前記
ラッチ回路2にラッチされた前回のカウント値がラッチ
される。一方、比較器6−1にはラッチ回路2にラッチ
されるカウント値の上限値が、比較器6−2には下限値
が基準デ−タ保持手段7から供給されている。又、比較
器6−3にはラッチ回路3にラッチされるカウント値の
上限値が、比較器6−4には下限値が基準デ−タ保持手
段7から供給されている。
た組み合わせパタ−ンを検出すると、上記と同様にまず
停止パルス143をロ−レベルとした後、ラッチパルス
141をハイレベルとし、更にリセットパルス142を
ハイレベルとする一連の動作を行って、前記組み合わせ
パタ−ン検出時のピッチカウンタ1のカウント値をラッ
チ回路2にラッチさせる。この時ラッチ回路3には前記
ラッチ回路2にラッチされた前回のカウント値がラッチ
される。一方、比較器6−1にはラッチ回路2にラッチ
されるカウント値の上限値が、比較器6−2には下限値
が基準デ−タ保持手段7から供給されている。又、比較
器6−3にはラッチ回路3にラッチされるカウント値の
上限値が、比較器6−4には下限値が基準デ−タ保持手
段7から供給されている。
【0013】これにより、比較器6−1はラッチ回路2
にラッチされたカウント値が前記上限値以下であった場
合にハイレベルの信号をアンド回路8に出力する。又、
比較器6−2はラッチ回路2にラッチされたカウント値
が前記下限値以上であった場合にハイレベルの信号をア
ンド回路8に出力する。他方、比較器6−3はラッチ回
路3にラッチされたカウント値が前記上限値以下であっ
た場合にハイレベルの信号をアンド回路8に出力する。
又、比較器6−4はラッチ回路3にラッチされたカウン
ト値が前記下限値以上であった場合にハイレベルの信号
をアンド回路8に出力する。従って、ラッチ回路2にラ
ッチされたカウント値とラッチ回路3にラッチされたカ
ウント値がそれぞれ所定範囲内に入った場合のみ、アン
ド回路8からトリガ信号703がサンプリングカウンタ
73に出力される。以降の動作は図7に示した回路と同
様で、トリガ信号703が出力された時の入力デジタル
信号701のサンプリング後の波形が図示されないメモ
リに記録される。ここで、ラッチ回路2とラッチ回路3
にラッチされるカウント値の差はパタ−ン検出回路4に
より検出される特定の組み合わせパタ−ンが生じる時間
間隔を示しており、この時間間隔が所定値のものを比較
器6−1〜6−4を用いて検出した際に、アンド回路8
からトリガ信号703が出力されるようになっている。
にラッチされたカウント値が前記上限値以下であった場
合にハイレベルの信号をアンド回路8に出力する。又、
比較器6−2はラッチ回路2にラッチされたカウント値
が前記下限値以上であった場合にハイレベルの信号をア
ンド回路8に出力する。他方、比較器6−3はラッチ回
路3にラッチされたカウント値が前記上限値以下であっ
た場合にハイレベルの信号をアンド回路8に出力する。
又、比較器6−4はラッチ回路3にラッチされたカウン
ト値が前記下限値以上であった場合にハイレベルの信号
をアンド回路8に出力する。従って、ラッチ回路2にラ
ッチされたカウント値とラッチ回路3にラッチされたカ
ウント値がそれぞれ所定範囲内に入った場合のみ、アン
ド回路8からトリガ信号703がサンプリングカウンタ
73に出力される。以降の動作は図7に示した回路と同
様で、トリガ信号703が出力された時の入力デジタル
信号701のサンプリング後の波形が図示されないメモ
リに記録される。ここで、ラッチ回路2とラッチ回路3
にラッチされるカウント値の差はパタ−ン検出回路4に
より検出される特定の組み合わせパタ−ンが生じる時間
間隔を示しており、この時間間隔が所定値のものを比較
器6−1〜6−4を用いて検出した際に、アンド回路8
からトリガ信号703が出力されるようになっている。
【0014】図3は図1に示したパタ−ン検出回路4の
詳細例を示した回路図である。パタ−ン検出回路4はト
リガ検出回路72とパルス発生回路41で構成されてお
り、トリガ検出回路72の動作は図8に示した従来例と
全く同一である。このトリガ検出回路72が特定パタ−
ンを検出すると、その検出信号131がパルス発生回路
41に出力される。この検出信号131はパルス発生回
路41の多段遅延素子21に入力されると共にナンドゲ
−ト23に入力される。多段遅延素子21は入力された
検出信号131を複数段に遅延して、得られた各遅延信
号とその反転信号をナンドゲート23、アンドゲ−ト2
4、25に出力する。尚、インバ−タ26、27、28
は前記各遅延信号の極性を反転するためのものである。
このような回路にて、ナンドゲ−ト23からは図1で示
した停止パルス143が、アンドゲ−ト24からはリセ
ットパルス142が、アンドゲ−ト25からはラッチパ
ルス141が出力される。
詳細例を示した回路図である。パタ−ン検出回路4はト
リガ検出回路72とパルス発生回路41で構成されてお
り、トリガ検出回路72の動作は図8に示した従来例と
全く同一である。このトリガ検出回路72が特定パタ−
ンを検出すると、その検出信号131がパルス発生回路
41に出力される。この検出信号131はパルス発生回
路41の多段遅延素子21に入力されると共にナンドゲ
−ト23に入力される。多段遅延素子21は入力された
検出信号131を複数段に遅延して、得られた各遅延信
号とその反転信号をナンドゲート23、アンドゲ−ト2
4、25に出力する。尚、インバ−タ26、27、28
は前記各遅延信号の極性を反転するためのものである。
このような回路にて、ナンドゲ−ト23からは図1で示
した停止パルス143が、アンドゲ−ト24からはリセ
ットパルス142が、アンドゲ−ト25からはラッチパ
ルス141が出力される。
【0015】図4は上記したパルス発生回路41の他の
例を示した回路図であり、本例はDフリップフロップ3
1とジョンソンカウンタ32及びインバ−タ33から成
っている。Dフリップフロップ31のクロック端子に前
記検出信号131が入力されると、ジョンソンカウンタ
32から停止パルス143、ラッチパルス141、リセ
ットパルス142が出力されるようになっている。
例を示した回路図であり、本例はDフリップフロップ3
1とジョンソンカウンタ32及びインバ−タ33から成
っている。Dフリップフロップ31のクロック端子に前
記検出信号131が入力されると、ジョンソンカウンタ
32から停止パルス143、ラッチパルス141、リセ
ットパルス142が出力されるようになっている。
【0016】図5は図1に示したアンド回路8からトリ
ガ信号703が出力された際に、入力デジタル信号70
1の波形を表示した画面例を示した図である。チャンネ
ル1、チャンネル2はこの時の入力デジタル信号の2値
化された波形を示しており、又、検出点ピッチは画面に
表示されている検出点K1〜K3時点のピッチカウンタ
1のカウント値を示している。このように画面に検出点
間のピッチであるサンプル数或いはピッチカウンタ1の
計数値が表示されているため、トリガ条件となる特定パ
タ−ンの発生時間間隔の基準デ−タを、前記表示された
検出点間のカウント値から容易に読み取って、基準デ−
タ保持回路7に設定することができる。尚、オペレータ
が前記画面から読み取った検出点間ピッチとその誤差範
囲(±の数値又は%)を図示されない入力部から基準デ
ータ保持回路7に設定すると、基準データ保持回路は比
較器6−1〜6−4に設定する基準データの上限値と下
限値を計算して、前記比較器6−1〜6−4に設定す
る。
ガ信号703が出力された際に、入力デジタル信号70
1の波形を表示した画面例を示した図である。チャンネ
ル1、チャンネル2はこの時の入力デジタル信号の2値
化された波形を示しており、又、検出点ピッチは画面に
表示されている検出点K1〜K3時点のピッチカウンタ
1のカウント値を示している。このように画面に検出点
間のピッチであるサンプル数或いはピッチカウンタ1の
計数値が表示されているため、トリガ条件となる特定パ
タ−ンの発生時間間隔の基準デ−タを、前記表示された
検出点間のカウント値から容易に読み取って、基準デ−
タ保持回路7に設定することができる。尚、オペレータ
が前記画面から読み取った検出点間ピッチとその誤差範
囲(±の数値又は%)を図示されない入力部から基準デ
ータ保持回路7に設定すると、基準データ保持回路は比
較器6−1〜6−4に設定する基準データの上限値と下
限値を計算して、前記比較器6−1〜6−4に設定す
る。
【0017】図6は上記したトリガ信号703が図1に
示した回路から出力された時に、デ−タ記録用メモリ7
5に記録されるデ−タ例を示した図である。図3に示し
た検出信号131と図5に示した入力デジタル信号70
1のチャンネル1、2の各値が記録されている様子を示
している。検出信号131はK1点とK2点で「0」か
ら「1」に変化しているので、この点を図5のように画
面にマークを表示する。またピッチカウンタ1のカウン
ト値ではなく、K1店からK2点までのサンプリングク
ロックの数すなわちデ−タ記録用メモリ75のアドレス
においてK2点とK1点のアドレスの差を上記サンプリ
ングクロックの数として上記と同様に図5に示す画面の
K2点に検出点間ピッチとして表示しても良い。
示した回路から出力された時に、デ−タ記録用メモリ7
5に記録されるデ−タ例を示した図である。図3に示し
た検出信号131と図5に示した入力デジタル信号70
1のチャンネル1、2の各値が記録されている様子を示
している。検出信号131はK1点とK2点で「0」か
ら「1」に変化しているので、この点を図5のように画
面にマークを表示する。またピッチカウンタ1のカウン
ト値ではなく、K1店からK2点までのサンプリングク
ロックの数すなわちデ−タ記録用メモリ75のアドレス
においてK2点とK1点のアドレスの差を上記サンプリ
ングクロックの数として上記と同様に図5に示す画面の
K2点に検出点間ピッチとして表示しても良い。
【0018】本実施例によれば、基準データ保持回路7
に特定パターンが生じる時間間隔を設定すれば、前記特
定パターンが前記所定時間間隔で検出された時のみ、入
力デジタル信号701に現れた前記特定パターンを検出
したことを示すトリガ信号703を発生されるため、前
記所定時間間隔で発生する特定パターンの波形を容易に
記録することができる。
に特定パターンが生じる時間間隔を設定すれば、前記特
定パターンが前記所定時間間隔で検出された時のみ、入
力デジタル信号701に現れた前記特定パターンを検出
したことを示すトリガ信号703を発生されるため、前
記所定時間間隔で発生する特定パターンの波形を容易に
記録することができる。
【0019】
【発明の効果】以上記述した如く本発明のロジックアナ
ライザによれば、所定の時間間隔で起きる入力デジタル
信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して記録するこ
とができる。
ライザによれば、所定の時間間隔で起きる入力デジタル
信号の特定の組み合わせパタ−ンを検出して記録するこ
とができる。
【図1】本発明のロジックアナライザの要部の一実施例
を示したブロック図。
を示したブロック図。
【図2】図1に示した回路の動作を説明する各部の波形
例を示したタイムチャート。
例を示したタイムチャート。
【図3】図1に示したパターン検出回路の詳細例を示し
た回路図。
た回路図。
【図4】図3に示したパルス発生回路の他の例を示した
ブロック図。
ブロック図。
【図5】図1に示した装置にて検出された入力デジタル
信号の特定パターンの画面表示例を示した図。
信号の特定パターンの画面表示例を示した図。
【図6】図1に示した装置にて検出された入力デジタル
信号の特定パターンの記録データ例を示した図。
信号の特定パターンの記録データ例を示した図。
【図7】従来のロジックアナライザの一例を示したブロ
ック図。
ック図。
【図8】図7に示したトリガ検出回路の詳細例を示した
回路図。
回路図。
1…ピッチカウンタ 2、3…ラッチ
回路 4…パターン検出回路 5…アンド回路 6−1〜6−4…比較器 7…基準データ
保持回路 8…アンド回路 73…サンプリ
ングカウンタ 74…発振器
回路 4…パターン検出回路 5…アンド回路 6−1〜6−4…比較器 7…基準データ
保持回路 8…アンド回路 73…サンプリ
ングカウンタ 74…発振器
Claims (1)
- 【請求項1】 所定のサンプル周期で複数の入力デ−タ
を記録する手段と、特定の条件の時にトリガ記号を発生
させる手段と、前記トリガ記号を受けると一定のサンプ
ル数後にデ−タ記録を停止させる手段を有するロジック
アナライザにおいて、前記複数の入力のうちの1ないし
複数の組合わせパターンの信号変化時間間隔が予め設定
された時間間隔であるか否かを判定することにより前記
トリガ信号を発生させることを特徴とするロジックアナ
ライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP287092A JPH05196648A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ロジックアナライザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP287092A JPH05196648A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ロジックアナライザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196648A true JPH05196648A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11541393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP287092A Withdrawn JPH05196648A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ロジックアナライザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05196648A (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP287092A patent/JPH05196648A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |