JPH05195382A - よこ糸用ストックボビン搬送/供給装置及びその作動方法 - Google Patents

よこ糸用ストックボビン搬送/供給装置及びその作動方法

Info

Publication number
JPH05195382A
JPH05195382A JP4123633A JP12363392A JPH05195382A JP H05195382 A JPH05195382 A JP H05195382A JP 4123633 A JP4123633 A JP 4123633A JP 12363392 A JP12363392 A JP 12363392A JP H05195382 A JPH05195382 A JP H05195382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
loom
stock
transport
storage section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4123633A
Other languages
English (en)
Inventor
Tonny Raaijmakers
トニー・ラーエイマーケルス
Gregor Gebald
グレゴール・ゲーバルト
Manfred Langen
マンフレート・ランゲン
Helmut Bungter
ヘルムート・ブンクター
Hans-Peter Schmitz
ハンス−ペーター・シュミッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sulzer AG
Original Assignee
Sulzer AG
Gebrueder Sulzer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sulzer AG, Gebrueder Sulzer AG filed Critical Sulzer AG
Publication of JPH05195382A publication Critical patent/JPH05195382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03JAUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/04Auxiliary apparatus combined with or associated with looms for treating weft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/064Supplying or transporting cross-wound packages, also combined with transporting the empty core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S414/00Material or article handling
    • Y10S414/121Perforated article handling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ストックボビンが良好に取り扱われ、構造、
操作が簡単で、比較的小型の織機に対しても、要求に応
じたストックボビンを織機に装填することができ、しか
も、自動化を達成する横糸用ストックボビン搬送システ
ムの提供。 【構成】 貯蔵セクション(7c)が、搬送ループ(7)のセ
クション(7a,7e)に連結されると共に、織機群(1a,1b…1
n)の織機に必要とされるボビンに対応する多数のボビン
ホルダ(12,12′)を収容し、補助的搬送機構(10)は、織
機群(1a,1b…1n)に向けて搬送ループ(7)と無関係に移動
自在をなすと共に、貯蔵セクション(7c)から供給され且
つ貯蔵セクション(7c)に戻されるボビンホルダ(12,1
2′)を一時的に収容自在をなし、装填機構(18)は、織機
群(1a,1b…1n)の織機に対して調整自在であり且つ各織
機に対応する装填位置に固定自在である搬送機構(10)に
適合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、よこ糸用ストックボビ
ンを搬送し且つ処理し,前記ストックボビンを、織機に
設けたボビンフレームに供給し,空のボビンチューブを
前記ボビンフレームから運び出すためのよこ糸用ストッ
クボビン搬送/供給装置であって、糸巻きされた前記ス
トックボビンをボビンホルダに装填し且つ搬送ループを
介して戻ることのできるボビンホルダからボビンチュー
ブを排出するための準備ステーションを有し,前記ボビ
ンホルダは、搬送ループを介して前記織機まで搬送可能
をなし、更に、前記ボビンホルダを収容するために、前
記搬送ループから分岐させられた貯蔵セクションを有
し、更に、前記ボビンチューブを任意のストックボビン
と交換するために、前記貯蔵セクションと前記織機との
間に設けられた装填機構を有するよこ糸用ストックボビ
ン搬送/供給装置に関するものである。
【0002】更に、本発明は、よこ糸用ストックボビン
搬送/供給装置の作動方法に関するものである。
【0003】
【発明の背景】ドイツ国特許出願公開第34 13 681号に
開示された装置において、ストックボビン及びボビンチ
ューブの装填されたボビンホルダは、閉鎖型搬送ループ
内に配列され、この搬送ループは、一列をなす一織機群
のボビンフレームに沿った搬送セクションによって導か
れ、この搬送セクションから分岐された一貯蔵セクショ
ンは、各織機に関連している。全貯蔵セクションが、予
定された数だけ装填されたボビンホルダにより満たされ
た場合、織機の傍らの搬送セクションから貯蔵セクショ
ンへの通路が閉鎖され、更に、ストックボビンが装填さ
れ且つ織機の傍らの搬送セクション内に存在するボビン
ホルダが、貯蔵セクションへ運ばれることなく、一定の
周回をもって搬送ループを循環する。前述の既知の装置
に関しては、比較的多数のストックボビンがいかなる場
合でも周回している。従って、ある状況下で、ストック
ボビンは、かなりの時間、周回しているので、特に、ボ
ビンに巻かれた糸が損傷を受けたり及び/又は汚れたり
することがあった。また、多色織りの場合において、個
々の織機の必要性に適合するように、多種類の糸で巻か
れたストックボビンの供給は、個々の貯蔵セクション内
で、いかなる場合でもボビンの必要性に対応する異なる
ストックボビンの組合わせを準備するために、織機に対
する比較的緻密な計画を必要としている。なぜなら、予
じめ選択されたボビンの順序を変えることはできないか
らである。また、列をなす多数の織機群を配置した場
合、一つの織機に関連した多数の貯蔵セクションを有し
且つ一定の周回状をなす一つの搬送セクションが、各織
機群に関連するように、比較的緻密な搬送システムを必
要としている。
【0004】
【発明の概要】そこで、本発明は、冒頭に述べられた装
置を作り出し、特に、操作が簡単で、ストックボビンが
良好に取り扱われ、従来の装置に比較して構造が簡単
で、比較的小型の織機に対しても、要求に応じたストッ
クボビンを織機に装填することができ、しかも、簡略化
された自動化を達成することにある。
【0005】前述した問題点を解決するために、本発明
によるよこ糸用ストックボビン搬送/供給装置におい
て、前記貯蔵セクションは、並列して配置された多数の
織機群への装填を意図した前記搬送ループのセクション
に連結されていると共に、少なくとも一つの織機群の織
機に必要とされるボビンに対応する多数のボビンホルダ
を収容する構成をなし、前記装置には、補助的搬送機構
が設けられ、この補助的搬送機構は、多数の織機群に向
けて前記搬送ループと無関係に移動自在をなすと共に、
いかなる時でも、前記貯蔵セクションから供給され且つ
前記貯蔵セクションに戻される少なくとも一つのボビン
ホルダを一時的に収容自在をなし、前記装填機構は、前
記織機群の織機に対して調整自在であり且つ各織機に対
応する装填位置に固定自在であるように前記前記搬送機
構に適合される構成である。
【0006】本発明によるよこ糸用ストックボビン搬送
/供給装置の作動方法は、準備ステーションにおいて、
予定された数のボビンホルダに、装填が必要な時に織機
群のうちの一つのボビンの必要性に対応して準備された
ストックボビンを装填し、前記ボビンホルダは、一つの
搬送ユニットをなすように連結させられると共に、搬送
ループを介して、貯蔵セクション内に設けられた待機位
置へ搬送され、前記補助的搬送機構を、貯蔵セクション
に関連した搬送位置へ運び、連結されて搬送ユニットを
なすボビンホルダを、前記補助的搬送機構と協働して搬
送し、前記補助的搬送機構を、予定された織機群の織機
に関連した搬送位置へ運び、時々、前記装填機構を、個
々の織機のボビンの必要性に対応する装填位置へ搬送し
て、ストックボビン又はボビンチューブをもつボビンホ
ルダを排出し、ボビンチューブの装填されたボビンホル
ダ、並びにある場合には交換されていないストックボビ
ンの装填されたボビンホルダを、貯蔵セクションへ向け
て運ぶと共に、前記搬送ループを介して、前記準備ステ
ーションまで戻し、その後、この準備ステーションで、
ボビンホルダを、別の織機群のボビンの必要性に対応し
て再装填すると共に、貯蔵セクションに再度供給する方
法である。
【0007】本発明に関する改良型の装置は、従来の装
置と比較して、明らかに搬送システムの配列構造が異な
り、特に、準備ステーションと織機との間に延在する搬
送ループ、並びに付加的な搬送機構が簡略化されてい
る。
【0008】本発明に関する方法は、織機群内で移動自
在をなす搬送機構の機能的分離を可能にし、準備ステー
ションと織機群との間に設けられた搬送システムから、
個々の織機群への装填を意図し、いかなる時でも、必要
とされる多数ストックボビンを供給することを意図し、
その結果、搬送機構の作動においては、織機への影響を
かなり無くすことができ、特に、いかなる場合でも、装
填作動と無関係に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。図1に示された織機は、たくさん
の織機群1a,1b…1nを含んでおり、これら織機群
は、列をなし織成区画内で整列させられると共に、通路
によって互いに分離させられ、図示された各織機群は、
5台の織機2を有している。簡略化のために、図1にお
いて、各織機2は、矩形の領域によって示され、この領
域は、短辺側にボビンフレーム3を有して、少なくとも
2個のよこ糸用ストックボビン4を収容し、よこ糸用ス
トックボビン4のうちの一つは、引出し用ボビンとして
役立ち、他のものは、待機用ボビンとして役立ってい
る。各ストックボビン4は、既知の方法により、ボビン
フレーム3に取付けられ且つ固定されており、一方、引
出し用ボビンに巻かれたよこ糸の始端は、よこ糸挿入装
置まで供給されると共に、流体をなすよこ糸挿入媒体
(例えば圧縮ガス)、又は機械的よこ糸挿入部材(例え
ば、グリッパベルト,グリッパロッド又は発射体)によ
って、前記矩形領域の長辺と平行に、織機2の織り開口
内に挿入される。待機用ボビンに巻かれたよこ糸の始端
は、既知の方法で、引出し用ボビンに巻かれたよこ糸の
終端に連結されている。
【0010】織成区画の外側には、織機に供給されるス
トックボビン4の準備のためのステーション5が設けれ
られ、ストックボビン4は、準備ステーション5まで、
図示しない巻取り装置又は紡績装置及び/又はボビン貯
蔵部組立ステーション6を介してから運ばれる。閉鎖型
搬送ループ7は、織成区画に向けて延在する供給セクシ
ョン7aと、準備ステーション5に向けて戻るように延
在するリターンセクション7bとを備え、そして、前記
閉鎖型搬送ループ7を介して、準備ステーション5は、
多数(図では2個)の中継セクション8,8′に連結さ
れている。中継セクション8,8′は、織機群1a,1
b…1nに関連する補助的搬送機構10の移動の範囲に
指向されている。準備ステーション5はボビンホルダ1
2を装填するためのステーション11を含み、ボビンホ
ルダ12は、織機2に向け、供給セクション7aを介し
て搬送されて、予定された数のストックボビン4を搬送
し、更に、準備ステーション5は排出ステーション13
を含み、この場所で、空のボビンチューブ4′を、リタ
ーンセクション7bを介して、準備ステーション5に向
けて搬送されたボビンホルダ12′から排除する、。
【0011】図1において、搬送ループ7は、本質的に
循環型コンベア装置を構成し、このコンベア装置は、1
個の供給セクション7aと平行に配列された多数(図で
は3個)の貯蔵セクション7cを有すると共に、多数の
キャリア群28を有しており、各キャリア群28は、1
本のコンベアチェーンに連結されていると共に、ガイド
レール15で案内されている。このガイドレール15
は、床からある高さをもって配置されていると共に、駆
動手段(例えば、前方へキャリア群28を移動させるた
めの摩擦ホイール)と、ボビンホルダ12,12′を着
脱自在に固定できる任意のキャリア群28を出し入れす
るための分岐部(引込み経路)14とを有して、既知の
方法により具現化されている。ガイドレール15のこの
ようなシステムによって、ストックボビン4は、いかな
る時でも、織り動作を妨害することなく、各織機2へ搬
送される。
【0012】前記補助的搬送機構10は支持構造体を備
え、この支持構造体は、クレーンビームの形状をなす通
路と平行して延在する桁レール16を有し、図示される
ように、この桁レール16は、織成区画の幅方向を横切
る方向に延在すると共に、矢印25の方向において、桁
レール16の両側部で、織成区画の長さ方向に亙って延
在する案内レール17に沿って、駆動機構24により移
動させられ、その結果、駆動機構24により桁レール1
6を、調整及び固定することができる。しかし、多数の
クレーンビームは、区分の幅方向を横切るように延在し
ている。装填機構18は、矢印26方向に摺動できるよ
うに、桁レール16に取付けられていると共に、いかな
る時でも、織機2に対して所定位置に位置決めされて、
空のボビンチューブ4′を搬送するボビンホルダ12′
と、十分に糸の巻かれたストックボビン4が装填された
ボビンホルダ12との交換を可能にしている。1本のガ
イドレールをなす取付台20は、桁レール16に対して
平行に固定されていると共に、第1搬送位置において、
中継セクション8と一緒に延在され、また、取付台2
0′は、第2搬送位置において、中継セクション8′と
一緒に延在され、取付台20は、貯蔵セクション7cの
うちの一つから供給されるボビンホルダ12を収容して
いる。駆動機構24及び装填機構18は、制御装置(図
示せず)を介して、マスターコンピュータ23に接続さ
れ、このマスターコンピュータ23は、個々の織機2で
必要とするボビンを検知するセンサー(図示せず)から
の制御信号の影響を受けている。
【0013】紡績機械又は巻取り機械及び/又はボビン
貯蔵部から送り出され且つ巻かれた状態にあるストック
ボビン4(もし必要ならば、糸の種類に対応させたコー
ドを設けてもよい)は、単一化されると共に、組立ステ
ーション6を介して、準備ステーション5まで供給され
る。組立ステーション6は、糸の種類に応じて分別され
たストックボビン4を供給するための多数(図1におい
ては7本)のコンベアベルト21を有していると共に、
任意の一つのストックボビン4を選択するための手段を
有している。ガイドレール19に沿って移動自在をなす
分配機構22には、多数の引き渡し位置間で調整自在を
なすベルトコンベアが設けられており、従って、各引き
渡し位置が、コンベアベルト21のうちの一つに対応、
そして、搬送位置を、装填ステーション11に対応させ
ることができる。
【0014】数種の異なる糸のみで織成作業を行う際
に、分配機構22は、予定のプログラムに応じて制御さ
れ、即ち、その時々の、織成区画内で行われるボビンの
分配に対応して制御され、その結果、いかなる時でも、
織機群1a,1b…1nのうちの一つに必要なストック
ボビンを、装填ステーション11に供給して、プログラ
ムに対応した複数種類の糸の組む合わせ状態を維持し、
搬送ループ7内にあるキャリア28の一つに収容される
ストックボビン4の各々を、各ボビンホルダ12に装填
する。もし必要なら、装填ステーション11において、
ボビンホルダ12に、糸の種類に対応する「コード」を
設けてもよく、また、もし必要なら、各ボビンの軌道
を、織機まで追跡してもよい。また、多数種類の異なる
糸を利用する場合、特に、多色の織り作業を行う場合、
図1に示された分配機構22は、制御装置(図示せず)
を介して、製造状態を監視する中央のマスタコンピュー
タに接続されている。即ち、分配機構22は、その時々
に装填されるべき織機群1a,1b…1nのうちの一つ
によって、直ちにボビンを必要とする事態に対応して制
御される。また、個々の織機群1a,1b…1nに関し
て、ボビンの必要性は比較的簡単に決定されるので、織
機群ごとの検出は、装填作業の制御を比較的簡単にして
いる。
【0015】図1において、各織機群1a,1b…1n
には、10個のストックボビン4が設けられており、ボ
ビンホルダ12は、密着した一ボビン列をなして、搬送
ユニット30内で組みをなすキャリア28に固定されて
いる。多数のストックボビン4は、織成区画の全幅方向
に実質的に亙って延在する一ボビン列内で組をなしてい
る。図示されたものにおいては、5個のストックボビン
4は第1種の糸Aで巻かれ、3個のストックボビン4は
第2種の糸Bで巻かれ、2個のストックボビン4は、第
3種の糸Cで巻かれている。装填されたボビンホルダ1
2は、供給セクション7aを介して、中継セクション8
に向け、矢印27の方向にいかなる時でも搬送され、図
1に示される取付台20の搬送位置を選択した場合、ボ
ビン列は取付台20内に導入される。更に、組をなす搬
送ユニット30は、貯蔵セクション7c内に貯蔵される
と共に、いかなる時でも必要に応じて、中継セクション
8又は8′を介して、取付台20内へ向けて貯蔵セクシ
ョン7cから送り出すことができる。
【0016】取付台20に存するストックボビン4は、
矢印25方向に移動自在をなす桁レール16によって、
一つの通路をなす搬送位置へ搬送され、一つの織機2に
対して決定だれたボビンの必要性に対応するストックボ
ビン4をもったボビンホルダ12は、装填機構18によ
ってボビン列から取り出され、今問題となっている織機
2のボビンフレーム3に供給され、そこで、空のボビン
チューブ4′をもったボビンホルダ12′との交換が行
われる。予定された作動を行うべきか又は糸が切断され
ているかを、センサーが検知した場合、マスタコンピュ
ータ23を介して、ストックボビン4からよこ糸を送り
出してもよいか否かを確定する。欠陥のあるストックボ
ビン4(例えば、欠陥のある方法、即ち切れた状態で糸
が巻かれたもの)をもったボビンホルダ12′は、いか
なる時でも、新たなストックボビン4をもったボビンホ
ルダ12と交換することができる。その交換後、ボビン
ホルダ12′は、取付台20に配置されたフリーのキャ
リア28に固定される。
【0017】例えば織機群1aの全ての織機2の空のボ
ビンチューブ4′が、新たなストックボビン4と交換さ
れた場合、又は、ある状況下で、織機群に必要とされる
一種類の糸をもったストックボビン4がボビン列になく
なった場合、中継セクション8,8′に関連する一つの
搬送位置へ向けて、桁レール16を後戻りさせ、ボビン
チューブ4′をもつボビンホルダ12′と、利用されて
いない1個以上のストックボビン4をもつボビンホルダ
12とからなる搬送ユニット30′を、リターンセクシ
ョン7bを介して、準備ステーション5に向けて後戻り
させる。その後、ストックボビン4が十分に装填された
搬送ユニット30が、中継セクション8又は8′を介し
て、貯蔵セクション7cのうちの一つから取付台20に
向けて送られて、再度、不完全な装填状態の織機群1a
に関連した搬送位置及び/又は別の織機群例えば1bに
関連した搬送位置へ送られ、必要なストックボビン4
を、関連した織機群1a又は1b…1nへ供給すること
ができ、空のボビンチューブ4′を排除することができ
る。
【0018】その間に、準備ステーション5に戻された
ボビンホルダ12′は、排出ステーション13内で、キ
ャリア28から外されると共に、ボビンチューブ4′を
排除し、装填ステーション11に供給されて、その場所
でボビンホルダ12にストックボビン4を再装填し、各
ボビンホルダ12に、糸の種類に対応するコードが付さ
れ、搬送ループ7の各キャリア28に連結される。その
後、複数種類の糸の組合わせをもって装填されたボビン
列は、供給セクション7a又は貯蔵セクション7cのう
ちの一つに導かれる。
【0019】なお、図1から図10において、対応する
構成部品には、同じ符号を付している。図2は、他の実
施例を示すと共に、10台の織機2を備えた各織機群1
a,1b,1c,1d…1nに関する織りシェッドの一
部を示している。
【0020】織機2は、既知の方法で配置され、各織機
群1a,1b…1n内で、2つの隣接する織機2の各ク
ロスビーム又はワープビームは、互いに隣接し、そし
て、これに対応するボビンフレーム3は、隣接領域にお
いて、互いに遠く離れた短辺に配置されている。本実施
例において、搬送ループ7は搬送セクション7eに連結
され、この搬送セクション7eは、ぼぼ全長に亙って織
りシェッドの一側壁に沿って延在し、そして、搬送セク
ション7eと平行に延在する多数(図面では2つ)の貯
蔵セクション7cは、2つの搬送ユニット30及び30
aを収容するために、分岐させられている。搬送機構1
0は、2本の桁レール16,16aを有するクレーンビ
ームを備えて、桁レール16と16aとの間には、装填
機構18が案内移動自在に配置されている。特に、図4
から明らかなように、搬送ユニット30の収容を意図し
た取付台20は、桁レール16に固定されている。更
に、桁レール16aに、補助的装置(例えば、組をなし
た空気清掃装置)32を設けてもよく、この装置には、
既知の方法で、吸い込み管33を設けてもよく、そし
て、これら吸い込み管33は、長手方向(矢印26方
向)において、その移動範囲内に存在するいかなる織機
2をもカバーするように移動させて、織機2の清掃を達
成することができる。桁レール16aにおいて、多数の
据え付け型の補助的装置32を設けてもよく、この場
合、長手方向に延在する織機の一列づつに対応させて各
補助的装置32を設けることにより、織機群1a〜1n
のうちの一つの全織機2を、いかなるときでも同時に清
掃することができる。図2には2組の補助的装置32が
示されており、これら装置32は、矢印26方向におい
て、織機のいかなる列に対しても位置決めすることがで
きる。前記空気清掃装置32の制御は、ボビンの交換時
に清掃作業が必要な場合に行うと有効であり、ボビンの
交換完了後だけ中断状態が維持される。従って、織機の
休止時間を回避することができる。
【0021】図4から明らかなように、装填機構18
は、駆動ユニット34を備え、この駆動ユニット34に
は、桁レール16,16a上で案内される移動台車35
及びトグルレバーのようなマニピュレータアーム36が
設けられ、このマニピュレータアーム36は、駆動ユニ
ット34に回動自在にヒンジ結合された第1レバー37
と、このレバー37にヒンジ結合された第2レバー38
とを備えている。前記レバー37,38は、一点鎖線で
示された搬送位置36′と、実線で示された伸びた状態
の装填位置との間で、駆動ユニット34によって揺動さ
せられ、前述の搬送位置36′は、取付台20と対応
し、前述の装填位置は、装填されるべき織機2の一つの
ボビンフレーム3に対応している。第2レバー38の自
由端には、グリッパー40が設けられており、このグリ
ッパー40は、いかなるボビンホルダ12,12′を
も、把持したり解放したり、そして挿入したり取出した
りすることができる。このことは、正確な位置決めを可
能にする小型の装填機構を達成できると共に、広範囲な
移動をなし、そして、他の自動補助装置に影響を与えず
に、ボビン12,12′の交換を可能にしている。特
に、マニピュレータアーム36は、装填機構の移動の範
囲内に存在する障害物(例えば、図8に示すような清掃
装置(図示せず)用のキャリア41)のいわゆる「取り
囲み」を可能にしている。
【0022】準備ステーション5内で装填された搬送ユ
ニット30,30aは、前述したように、貯蔵セクショ
ン7c内へ搬送される。図2に示された搬送機構10の
位置において、搬送ユニット30は、取付台20内に導
かれ、例えば、位置決め可能な停止装置によって、一定
の位置30b又はこれに対応する多数の位置に保持され
る。制御装置23からの信号に基づいて判断されたボビ
ンの必要性に対応して、搬送機構10を、織機群1a〜
1nに関連した搬送位置へ移動させ、もし必要なら、搬
送機構10を、織機群1bと1cとの間に延在する通路
の上方の図示された搬送位置に保持することもできる。
そして、制御された装填機構18によって、その時に必
要とされるコード付きのボビンホルダ12を、前述した
ように、ボビン列から取り外して、織機群1b又は1c
に関連した通路内に存在する適切なボビンフレーム3に
供給し、交換されるべきボビンホルダ12′と交換し、
その後、ボビンホルダ12′は、ボビン列に形成された
隙間に戻されると共に、取付台20に固定される。
【0023】その後、ボビンチューブ4′が装填された
ボビンホルダ12′は、貯蔵セクション7cを介して、
準備ステーション5まで、搬送ユニット30′として戻
される。その後、別の搬送ユニット30又は30aが、
貯蔵セクション7cから取付台20へ導入される。
【0024】図3に示された更に他の実施例において、
搬送ループ7は、織成区画の全長に亙って延在すると共
に、分岐する多数の貯蔵セクション7cを有しており、
この貯蔵セクション7cは、各織機群1a〜1nの間に
延在する各通路の一つ一つに対応させていると共に、織
機群1a及び1nに配置したボビンフレーム3の2つの
端部列の各々にも対応させており、また、各貯蔵セクシ
ョン7cは、一つの搬送ユニット30を収容することが
できる。この場合、貯蔵セクション7cは、固定配置さ
れたガイドレール15aに敷設され、各ガイドレール1
5aは、織成区画の少なくとも幅分相当延在し、地点1
4を介して、供給セクション7aのガイドレール15及
びリターンセクション7bに連結されている。更に、多
数の桁レール16c,16d,16e(図面では3本)
が設けられ、これら桁レールは、ガイドレール15,1
5aの上方で、織成区画の長さ方向に亙って配分させら
れていると共に、ガイドレール17に沿って移動自在を
なしている。図3において、桁レール16cは、織機群
1a,1b,1cへの装填、並びに織機群1dにおける
織機群1cに隣接するボビンフレーム3への装填を意図
しており、一方、桁レール16d,16eは、織機群1
e〜1nへの装填、並びに、織機群1dにおける織機群
1eに隣接するボビンフレーム3への装填を意図してい
る。
【0025】また、図1,2の実施例において、対応す
る多数の桁レールを設けてもよく、その結果、いかなる
時でも、多数の織機群1a,1b,1c又は対をなす織
機群にストックボビンを装填することができる。従っ
て、図3において、桁レール16c,16d,16e
を、これに対応する搬送位置へ送り、制御装置により決
定されたボビンホルダ12(これはストックボビン4を
もっている)が装填機構18により取り外されて、各ボ
ビンホルダ12をボビンフレーム3に供給して、ボビン
ホルダ12を、ボビンホルダ12′(これはボビンチュ
ーブ4′をもっている)と交換する。
【0026】クレーンビームのような移動自在をなす桁
レール16,16c〜16eに代えて、例えば図3にお
いては、ガイドレールの上方で、固定型桁レールを配置
してもよく(図示せず)、各固定型桁レールに、装填機
構18を設けてもよい。これら桁レールは、長手方向に
延在する連結レール(図示せず)に対して群毎に対をな
して設けることができると共に、この群が関連する装填
機構18を、一つの桁レールから他の桁レールへ切り換
えることができる。
【0027】図5に示すように、装填ステーション11
はブラケット51を有し、このブラケット51は、垂直
ビーム50上を移動自在をなすように配置されると共
に、実線で示された下方位置と、破線で示された上方位
置との間で調整自在をなして、ボビンホルダ12′の何
れかを把持することができる。ボビンホルダ12′は、
キャリア28から切り放されると共に、ブラケット51
を下方位置を移動させることにより降下させられ、その
結果、ボビンチューブ4′は、引き離されて、排出装置
52(詳細には図示しない)によって、排出ステーショ
ン13のコンテナへ運び出される。そして、分配装置2
2によって供給されたストックボビン4に向けて、空の
ボビンホルダ12は、ブラケット51により運ばれると
共に、装填ステーション11内の準備ユニット53の領
域で把持され、そして、空のボビンホルダ12は吸込み
装置54と一緒に運ばれて、ストックボビン4に巻かれ
たよこ糸55の始端55a(もし必要なら、よこ糸55
の終端55b)の解放及び準備を行う。
【0028】前記始端55a及び終端55bは、案内手
段(図示せず)によって、ボビンホルダ12に設けられ
た糸用ガイド部材47まで移送され、織機2上でのボビ
ンホルダ12の予定された作動位置において、この糸用
ガイド部材47は、織機の側部に設けた装置(例えば、
始端55aを移送するための吸い込みノズル(図示せ
ず))と一緒になるように搬送される。もし必要な場
合、待機するボビンの始端55aと、作動するボビンの
終端55bとを連結することで、終端55bの比較的繁
雑な準備を回避することができる。このことは、ボビン
の交換の自動化や、織機に設けたよこ糸挿入装置までの
糸の搬送の自動化を簡単に達成できる。糸用ガイド部材
47は、ボビンフレーム3で予定された搬送位置に対す
るそれぞれの位置決めを可能にする2個のクランプ装置
48,49を有し、このクランプ装置48,49により
始端55a又は終端55bを固定しかつ解放することが
できる。
【0029】ブラケット51を再度上昇させると、ボビ
ンホルダ12はキャリア28に収容される。その後、ボ
ビンホルダ12は前方へ搬送され、次位のボビンホルダ
12′がブラケット51に取付けられる。
【0030】図5と対比して、図6,7に示された他の
実施例においては、ストックボビン4が、垂直な軸線を
もって搬送され、ボビンホルダ12,12′を収容する
ためにキャリア57が設けれ、そして、各ストックボビ
ン4及びボビンチューブ4′は、ほぼ水平な軸58をも
って配列される。また、装填ステーション11は、滑り
込み機構60を有し、この機構によって、ボビンホルダ
12と一体をなすブラケット51は、その上方位置にお
いて、約90゜ 傾斜させられ、そして、ほぼ水平な軸5
8で保持されると共に、各キャリア57に連結される。
その後、ボビンホルダ12′は、図示しない排出ステー
ション内でキャリア57から切り離なされると共に、コ
ンベアベルト61を介して装填ステーション11に供給
される。
【0031】図示しない実施例に関して、ボビンホルダ
12及び12′は、2個又は数個のストックボビン4及
びボビンチューブ4′を収容するような構成をなし、そ
して、ストックボビン4及びボビンチューブ4′を並列
に又は交互に配列させることもできる。
【0032】自動装填ステーション11に代えて、手動
型装填ステーションとしてもよく、ボビンの必要性に対
応して分類され且つ予定された順序に供給されたストッ
クボビン4を、それぞれ予じめ準備し、作業者により、
搬送ユニット30内で既に組立てられているボビンホル
ダ12に、ストックボビン4を取付け、その後、前述し
たように、搬送機構10の貯蔵セクション7cのうちの
一つを介して、ボビンホルダ12を供給する。また、図
8に示すように、ボビンチューブ4′を排出するための
排出機構52、並びに待機したよこ糸の始端(もし必要
なら終端)を把持するための準備ユニット53は、この
場合、装填機構18と一緒に、桁レール16に沿って移
動できるように、搬送機構10に嵌着されている。
【0033】図9,10に示されるように、搬送ループ
7及び補助的搬送機構10は、床に誘導ループ43及び
44をそれぞれ有し、これら誘導ループ43と44は、
ボビンホルダ12又は12′に装填自在な搬送トラック
45の案内に適していると共に、貯蔵セクション7cを
介して互いに連結されている。また、ボビンホルダ1
2,12′は、搬送トラック45に連結されたトレーラ
(図示せず)に取付けられてもよい。図9に関して、織
機2のボビンフレーム3は、一側(図面ではたて糸側)
から接近し易いように配置されている。搬送トラック4
5が案内される搬送機構10の誘導ループ44の一部
は、相互に対面するたて糸ビーム間のたて糸通路を通っ
て延設されている。搬送トラック45は、装填機構18
に適合され、そして、この装填機構18によって、たて
糸側から、織機群1a,1b,1c…1n(長手方向に
延在するたて糸及び織り手の通路によって分割されてい
る)のボビンフレーム3に、ストックボビン4をもった
ボビンホルダ12を装填すると同時に、ボビンチューブ
4′をもったボビンホルダ12′をボビンフレーム3か
ら排出する。
【0034】準備ステーション5を通る搬送トラック4
5及び/又はこれに対応するトレーラの走行中、排出ス
テーション13において、ボビンホルダ12′から、自
動的又は手動により、ボビンチューブ4′を取り出し、
その後、同様に、自動的又は手動により、装填ステーシ
ョン11において、ボビンの必要性に対応して選択され
たストックボビン4をボビンホルダ12′に装填し、そ
の後、ボビンホルダ12′を、搬送トラック45又はト
レーラに取付け、搬送トレーラ45を貯蔵ステーション
7c内で待機させておく。そして、必要に応じて、織機
群1dと1eとの間の搬送トラック45(図9参照)
が、装填作業を完了して、準備ステーション5に向け
て、リターンセクション7bを通って戻り、その後、搬
送トレーラ45が、誘導ループ44に沿って貯蔵ステー
ション7cから次の織機群(装填の必要がある例えば織
機群1fと1g)に供給される。
【0035】従って、図9に示した実施例の場合、織成
区画における細かな分配を達成するための搬送機構10
の搬送ループ7を、機能的に分離させることができると
共に、装填作業に対して無関係に作動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の第1実施例を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の装置の第2実施例を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の装置の第3実施例を示す平面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2の矢印V方向から見た側面図である。
【図6】図5の側面図に対応した他の実施例を示す側面
図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図4の要部の他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の装置の第4実施例を示す平面図であ
る。
【図10】図9の矢印X方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1a,1b,1n 織機群 3 ボビンフレーム 4 ストックボビン 4′ ボビンチューブ 7 搬送ループ 7c 貯蔵セクション 10 補助的搬送機構 12,12′ ボビンホルダ 18 装填機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・ランゲン ドイツ連邦共和国、4050 メンヒェングラ ードバッハ 1、シュールストラーセ 58 (72)発明者 ヘルムート・ブンクター ドイツ連邦共和国、4060 フィールゼン 1、オンペルター・ヴェーク 62 (72)発明者 ハンス−ペーター・シュミッツ ドイツ連邦共和国、4050 メンヒェングラ ードバッハ 6、フォルスター・ストラー セ 245

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 よこ糸用ストックボビン(4)を搬送し
    且つ処理し,前記ストックボビン(4)を、織機に設け
    たボビンフレーム(3)に供給し,空のボビンチューブ
    (4′)を前記ボビンフレーム(3)から運び出すため
    のよこ糸用ストックボビン搬送/供給装置であって、 糸巻きされた前記ストックボビン(4)をボビンホルダ
    (12)に装填し且つ搬送ループ(7)を介して戻るこ
    とのできるボビンホルダ(12′)からボビンチューブ
    (4′)を排出するための準備ステーション(5)を有
    し,前記ボビンホルダ(12)は、搬送ループ(7)を
    介して前記織機まで搬送可能となし、更に、前記ボビン
    ホルダ(12,12′)を収容するために、前記搬送ル
    ープ(7)から分岐させられた貯蔵セクション(7c)
    を有し、 更に、前記ボビンチューブ(4′)を任意のストックボ
    ビン(4)と交換するために、前記貯蔵セクション(7
    c)と前記織機との間に設けられた装填機構(18)を
    有するよこ糸用ストックボビン搬送/供給装置におい
    て、 前記貯蔵セクション(7c)は、並列して配置された多
    数の織機群への装填を意図した前記搬送ループ(7)の
    セクション(7a,7e)に連結されていると共に、少
    なくとも一つの織機群(1a,1b…1n)の織機に必
    要とされるボビンに対応する多数のボビンホルダ(1
    2,12′)を収容する構成をなし、 前記装置には、補助的搬送機構(10)が設けられ、こ
    の補助的搬送機構(10)は、多数の織機群(1a,1
    b…1n)に向けて前記搬送ループ(7)と無関係に移
    動自在をなすと共に、いかなる時でも、前記貯蔵セクシ
    ョン(7c)から供給され且つ前記貯蔵セクション(7
    c)に戻される少なくとも一つのボビンホルダ(12,
    12′)を一時的に収容自在をなし、 前記装填機構(18)は、前記織機群(1a,1b…1
    n)の織機に対して調整自在であり且つ各織機に対応す
    る装填位置に固定自在であるように前記前記搬送機構
    (10)に適合されることを特徴とするよこ糸用ストッ
    クボビン搬送/供給装置。
  2. 【請求項2】 いかなる時でも、装填されるべき少なく
    とも前記織機群(1a,1b…1n)のボビンの必要性
    を検出するためのマスター装置(23)を設け、少なく
    とも前記補助的搬送機構(10)及び装填機構(18)
    には、前記マスター装置(23)を介して作動される装
    置が設けられ、この装置により、いかなる時でも、前記
    ボビンの必要性に対応して、前記装填機構18は、装填
    位置の一つに搬送されると共に、駆動されて前記搬送機
    構(10)と前記織機との間を移動することを特徴とす
    る請求項1記載のよこ糸用ストックボビン搬送/供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ボビンホルダ(12,12′)に
    は、ボビンに巻かれたよこ糸(55)の始端(55a)
    を把持するためのガイド部材(47)がそれぞれ設けら
    れ、前記ガイド部材(47)は、前記始端(55a)を
    引き渡すために、前記織機上のボビンホルダ(12,1
    2′)の予定された作動位置において、前記織機自体に
    設けられた装置と一緒になるように搬送されることを特
    徴とする請求項1又は2記載のよこ糸用ストックボビン
    搬送/供給装置。
  4. 【請求項4】 前記装填機構(18)は、前記搬送機構
    (10)に嵌着された駆動ユニット(34)と、トグル
    レバーのようなマニピュレータアーム(36)とを備
    え、このマニピュレータアーム(36)は、前記駆動ユ
    ニット(34)によって揺動自在をなす第1レバー(3
    7)と、この第1レバー(37)にヒンジ係合された第
    2レバー(38)とを備えると共に、前記搬送機構(1
    0)に関連した搬送位置(36′)と、何れか一つの前
    記織機のボビン領域に関連した装填位置との間で、前記
    駆動ユニット(34)によって調整自在をなし、前記第
    2レバー(38)に、前記ボビンホルダ(12,1
    2′)の何れか一つを把持及び解放するための装置を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に
    記載のよこ糸用ストックボビン搬送/供給装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ループ(7)に、床上方の任意
    の高さに配置されたガイドレール(15)内で案内され
    るコンベア装置を形成したよこ糸用ストックボビン搬送
    /供給装置において、 前記貯蔵セクション(7c)に、前記搬送ループ(7)
    の前記ガイドレール(15)の一つに連結する一本のガ
    イドレール(15′)を形成し、前記貯蔵セクション
    (7c)は、ストックボビン(4)及び/又はボビンチ
    ューブ(4′)用の所定数のボビンホルダ(12,1
    2′)を収容させるのに適した構造をなすことを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のよこ糸用ス
    トックボビン搬送/供給装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイドレール(15′)を、前記織
    機群(1a,1b…1n)に沿って延在しガイドレール
    の一部をなす搬送セクション(7e)に連結したことを
    特徴とする請求項5記載のよこ糸用ストックボビン搬送
    /供給装置。
  7. 【請求項7】 前記補助的搬送機構(10)は、各々一
    列をなして配置された多数の織機群(1a,1b…1
    n)に亙って移動自在をなす支持構造体を備え、この支
    持構造体は、前記織機群(1a,1b…1n)に平行に
    延在する桁レール(16,16a,16c,16d,1
    6e)を少なくとも一つ有し、ボビンホルダ(12,1
    2′)を一時的に収容するために協働して搬送される取
    付台(20)及び/又は貯蔵セクション(7c)に、前
    記桁レール(16,16a,16c,16d,16e)
    に沿って延在する少なくとも一つの案内通路を形成し、
    前記装填機構(18)を、長手方向に沿って移動自在を
    なすように、前記桁レール(16,16a,16c,1
    6d,16e)に設けたことを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか一項に記載のよこ糸用ストックボビン搬送
    /供給装置。
  8. 【請求項8】 準備ステーション(5)において、予定
    された数のボビンホルダ(12,12′)に、装填が必
    要な時に織機群(1a,1b…1n)のうちの一つのボ
    ビンの必要性に対応して準備されたストックボビン
    (4)を装填し、前記ボビンホルダ(12,12′)
    は、一つの搬送ユニット(30,30a)をなすように
    連結させられると共に、搬送ループ(7)を介して、貯
    蔵セクション(7c)内に設けられた待機位置へ搬送さ
    れ、前記補助的搬送機構(10)を、貯蔵セクション
    (7c)に関連した搬送位置へ運び、連結されて搬送ユ
    ニット(30,30a)をなすボビンホルダ(12,1
    2′)を、前記補助的搬送機構(10)と協働して搬送
    し、前記補助的搬送機構(10)を、予定された織機群
    (1a,1b…1n)の織機(2)に関連した搬送位置
    へ運び、時々、前記装填機構(18)を、個々の織機
    (2)のボビンの必要性に対応する装填位置へ搬送し
    て、ストックボビン(4)又はボビンチューブ(4′)
    をもつボビンホルダ(12,12′)を排出し、ボビン
    チューブ(4′)の装填されたボビンホルダ(12,1
    2′)、並びにある場合には交換されていないストック
    ボビン(4)の装填されたボビンホルダ(12,1
    2′)を、貯蔵セクション(7c)へ向けて運ぶと共
    に、前記搬送ループ(7)を介して、前記準備ステーシ
    ョン(5)まで戻し、その後、この準備ステーション
    (5)で、ボビンホルダ(12,12′)を、別の織機
    群(1a,1b…1n)のボビンの必要性に対応して再
    装填すると共に、貯蔵セクション(7c)に再度供給す
    ることを特徴とする請求項1乃至7記載のいずれか一項
    に記載の装置の作動方法。
JP4123633A 1991-05-15 1992-05-15 よこ糸用ストックボビン搬送/供給装置及びその作動方法 Pending JPH05195382A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH145591 1991-05-15
CH01455/91-5 1991-05-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05195382A true JPH05195382A (ja) 1993-08-03

Family

ID=4210868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4123633A Pending JPH05195382A (ja) 1991-05-15 1992-05-15 よこ糸用ストックボビン搬送/供給装置及びその作動方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5287895A (ja)
EP (1) EP0514321B1 (ja)
JP (1) JPH05195382A (ja)
DE (1) DE59203630D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0551844A (ja) * 1991-08-21 1993-03-02 Murata Mach Ltd 織機への緯糸供給システム
IT1271965B (it) * 1992-03-04 1997-06-10 Murata Machinery Ltd Trasportatore a soffitto
DE4213122A1 (de) * 1992-04-21 1993-10-28 Zinser Textilmaschinen Gmbh Hängewagen-Schienensystem
DE4301079C2 (de) * 1993-01-16 1996-12-05 Neuenhauser Maschbau Gmbh Verfahren zum rechnergesteuerten Wechsel von Schußspulen an Webmaschinen
JP3444970B2 (ja) * 1994-06-22 2003-09-08 麒麟麦酒株式会社 ローラボトルハンドリングシステム
US5823357A (en) * 1997-07-11 1998-10-20 Amsted Industries Incorporated Automated wheel sorting system and method
US6511276B1 (en) * 2000-06-13 2003-01-28 Tempel Steel Company, Inc. Parts handling device for press
ATE238953T1 (de) * 2000-11-08 2003-05-15 Denipro Ag Verfahren und einrichtung zum lagern und ausliefern von gegenständen
KR20040052485A (ko) * 2001-03-01 2004-06-23 케스케이드 엔지니어링 인코퍼레이티드 개별 운송 시스템

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2227105A1 (de) * 1972-06-03 1973-12-13 Zinser Textilmaschinen Gmbh Transportanlage zum transportieren von spulen
JPS5022626B2 (ja) * 1972-10-19 1975-08-01
GB1521169A (en) * 1976-12-17 1978-08-16 Toray Industries Method of and an arrangement for transporting yarn packages
JPS59192734A (ja) * 1983-04-11 1984-11-01 Murata Mach Ltd 糸の搬送システム
JPH02139431A (ja) * 1988-11-10 1990-05-29 Murao & Co Ltd 精紡機のボビン供給システム
EP0378712A1 (en) * 1989-01-14 1990-07-25 Enzo Scaglia Automatic feeder and feeding method for textile machines
EP0394708A1 (en) * 1989-04-03 1990-10-31 Maschinenfabrik Rieter Ag Transporting packages of spinnable strand in and to the creel of a textile machine
JPH0411027A (ja) * 1990-04-28 1992-01-16 Murao & Co Ltd 粗糸ボビン送給システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0514321B1 (de) 1995-09-13
US5287895A (en) 1994-02-22
DE59203630D1 (de) 1995-10-19
EP0514321A1 (de) 1992-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4586326A (en) Spinning machine with roving-bobbin feeder
JP3213813B2 (ja) ドローイングインマシンでヘルド及びドロツパーを取り扱う装置
US5588603A (en) Yarn take-up tube supplying apparatus for a winder
JPH07189054A (ja) ケンス分配装置
JPH05195382A (ja) よこ糸用ストックボビン搬送/供給装置及びその作動方法
GB2121077A (en) Spinning apparatus
JPH11222358A (ja) 綾巻きボビンを製作する繊維機械用の巻管マガジン
US4753065A (en) Method of and apparatus for automatically replacing roving bobbins of a spinning machine
US5143125A (en) Transfer tail forming apparatus for weft feeders
JPH06305640A (ja) 綾巻ボビンを製造する機械から綾巻ボビンを取出しかつ当該機械に空の巻管を供給するための装置
US5423493A (en) Method for operating an automatic bobbin-winding machine during batch changing operations
KR940010637B1 (ko) 직기용 급사 시스템
EP0392482A2 (en) Package conveying system
US5277229A (en) Weft supply and transport system for a loom
JPS58169527A (ja) ボビンクリ−ルを備えた精紡機
US5238098A (en) Preparation method and preparation mechanism of weft packages
JP2725007B2 (ja) 粗糸ボビン搬送装置
CZ283781B6 (cs) Způsob a zařízení pro předávání jednotlivých cívek nebo skupin cívek z textilního stroje na dopravní ústrojí cívek a prázdných cívek z dopravního ústrojí na textilní stroj
JPS63176270A (ja) ボビンの搬送装置
EP0394708A1 (en) Transporting packages of spinnable strand in and to the creel of a textile machine
JP2552259B2 (ja) 粗糸ボビンの搬送装置
EP4296208A1 (en) Bobbin conveying system and bobbin conveying method
JP2576146B2 (ja) 精紡機等における満・空ボビン移送装置
JPH01256468A (ja) 織機のヨコ糸交換システム
JPH033869A (ja) 複数のスプーリングステーションを備えたスプール機械