JPH05195316A - 複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体 - Google Patents
複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体Info
- Publication number
- JPH05195316A JPH05195316A JP1029592A JP1029592A JPH05195316A JP H05195316 A JPH05195316 A JP H05195316A JP 1029592 A JP1029592 A JP 1029592A JP 1029592 A JP1029592 A JP 1029592A JP H05195316 A JPH05195316 A JP H05195316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyether resin
- fibrous
- composite material
- bisphenol
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyethers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
質、機械的性質を損なうことなく、成形物に優れた靱
性、耐クラック性を付与するために使用される複合材料
補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体を提供する。これ
は特に航空機用構造材料などとして好適に使用される。 【構成】 アリルビスフェノール及びビスフェノールを
主成分とするフェノール類とジハロゲン化ジフェニルス
ルホン及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンから生
成するポリエーテル樹脂を、溶剤に溶解し、この溶液を
繊維状に押し出し、溶剤を蒸発させ、乾燥することによ
り得られる複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形
体である。
Description
樹脂、特にビスマレイミド系樹脂と強化繊維から得られ
る複合材料成形物に優れた靱性 耐クラック性を付与す
るために使用される複合材料補強用繊維状ポリエ−テル
樹脂成形体に関する。
等の高強度高弾性繊維を強化繊維とする複合材料は、そ
の比強度、比弾性に優れるという特徴を生かしてスポ−
ツ用途等に広く用いられてきている。
エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂をはじめとする熱硬
化性樹脂は、種々の特長を有する一方で靱性に乏しいと
いう欠点を有するためにその用途はかなり制限されたも
のになっていた。この熱硬化性樹脂の欠点を改良するた
めゴム成分や熱可塑性樹脂を添加する方法が一般的であ
るが十分な靱性改良効果を上げるためには多量に添加す
る必要があり、耐熱性や耐溶剤性、取扱性の低下を招い
ている。
ムを強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグの積
層間に挿入することにより成形物の靱性を向上させるイ
ンタ−リ−フと呼ばれる方法の提案もなされているが、
繊維含有率が上げられない、作業性が悪いなどの理由か
ら実用化には至っていない。
性樹脂の微粒子をプリプレグ表面に局在化させることで
インタ−リ−フと同様の効果を与えるという提案がなさ
れているが(特開平1−110537号公報など)、こ
の場合でもプリプレグのタックの大幅な低下が避けられ
ないばかりか、工程の複雑化、品質管理の複雑化等の問
題がさらに発生する。
強化繊維(炭素繊維)の熱膨張率の違いに基づく、成形
時あるいはサ−マルサイクル時の熱応力によるクラック
発生の問題がある。これらに対しては樹脂の高伸度化な
ど試みられているが、現在の3次元織物など高次な強化
繊維構造になるに従い満足な結果が得られていない。
の熱可塑性樹脂成形体を強化繊維からなる複合材料に併
用して用いることにより、 1)プリプレグ表面および内部に適量容易に配置するこ
とができる。
−ルが容易である。
プレグ製造プロセスがそのまま利用できる。
を見いだした。
脂特にビスマレイミド系樹脂と強化繊維から得られる耐
熱複合材料成形物の優れた熱的性質、機械的性質を損な
うことなく、優れた靱性、耐クラック性を付与するため
に使用する複合材料補強用繊維状ポリエ−テル樹脂成形
体に関する。
スフェノ−ル及びビスフェノ−ルを主成分とするフェノ
−ル類とジハロゲン化ジフェニルスルホン及び/または
ジハロゲン化ベンゾフェノンから生成するポリエ−テル
樹脂を、溶剤に溶解し、この溶液を繊維状に押し出し、
溶剤を蒸発させ、乾燥することにより得られる複合材料
補強用繊維状ポリエ−テル樹脂成形体である。
下記の構造を有するものである。
は、アリルビスフェノ−ル及びビスフェノ−ルを主成分
とするフェノ−ル類とジハロゲン化ジフェニルスルホン
及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンとの公知の反
応により製造できる。
は、ジアリルビスフェノ−ルAすなわち2,2−ビス
(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ジ
アリルビスフェノ−ルFすなわちビス(3−アリル−4
(2)−ヒドロキシフェニル)メタン及び(3,3’−
ジアリル−2,4’−ジヒドロキシフェニル)メタン及
びこれらの混合物 、2,2−ビス(3−アリル−4−
ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、9,
9’−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)フ
ルオレン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−m−ジイソプロピルベンゼン、ビスフェノ−ル
S、アリルビスフェノ−ルA、アリルビスフェノ−ルF
などが挙げられる。
るビスフェノ−ルとハロゲン化アリルの反応により得ら
れるアリルエ−テル化物のクライゼン転位による公知の
方法により製造できる。
Aすなわち2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、ビスフェノ−ルFすなわちビス(4(2)−ヒ
ドロキシフェニル)メタン及び(2,4’−ジヒドロキ
シフェニル)メタン及びこれらの混合物、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、
9,9’−ビス(4 −ヒドロキシフェニル)フルオレ
ン、ジヒドロキシナフタレン、ビスフェノ−ルS、ビ
フェノ−ル、ヒドロキノンなどが挙げられる。
及びビスフェノ−ルを主成分とするフェノ−ル類とは、
フェノ−ル類中にアリルビスフェノ−ル及びビスフェノ
−ルを90wt%以上含むものを意味する。その他の成
分としては、o−アリルフェノ−ル、オイゲノ−ルなど
のモノアリルフェノ−ルを得られるポリエ−テルポリマ
−の末端に導入するために用いられても良い。
は、ジクロロジフェニルスルホンが好ましく、特に4,
4’−ジクロロジフェニルスルホンが好ましい。
フルオロベンゾフェノンが好ましく、特に4,4’−ジ
フルオロベンゾフェノンが好ましい。
とえばアリルビスフェノ−ル及びビスフェノ−ルを主成
分とするフェノ−ル類とジハロゲン化ジフェニルスルホ
ン及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンとを溶剤お
よび炭酸カリウム存在下で140〜190℃に加熱する
ことにより、またあらかじめフェノ−ル類を、ナトリウ
ム塩、カリウム塩とした後、ジハロゲン化ジフェニルス
ルホン及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンと15
0〜170℃で反応させる方法を挙げることができる。
は、ポリマ−鎖の中に、アリル基が、上記反応中に異性
化された1−プロペニル基を有する樹脂である。
配合割合は、特に限定されないが、アリルフェノ−ルの
量が多いと、得られるポリエ−テル樹脂中の1−プロペ
ニル基の割合が多くなり熱硬化性ビスマレイミド樹脂が
マトリックス樹脂である場合ではビスマレイミドとポリ
エ−テル樹脂中の1−プロペニル基との反応性が高まる
ことを考慮し、所望により設定すれば良い。
を主成分とするフェノ−ル類とジハロゲン化ジフェニル
スルホン及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンの配
合割合を調整することにより、得られるポリエ−テル樹
脂の分子量を調整することが可能である。フェノ−ル類
とジハロゲン化ジフェニルスルホン及び/またはジハロ
ゲン化ベンゾフェノンはモル比で1:1程度で通常反応
が行われる。得られるポリエ−テル樹脂は、固体状であ
り、粉末状である。
ル浸透クロマトグラフィ−(GPC)により決定した標
準ポリスチレン換算の数平均分子量、質量平均分子量、
Z平均分子量のいずれかが10000以上さらに好まし
くは20000以上である。これよりも低分子量である
と、紡糸の際、糸切れなどの問題が生じ、また糸になっ
たとしてもその後の使用に強度的に耐え得ないものとな
り好ましくない。
脂を均一に溶解できるものでB型回転粘度計で測定した
溶液の粘度が102〜105 ポイズ(25℃)の溶液を
製造できるものであればよく、例えば、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、クロロホルム、テトラクロロエタ
ン、テトラヒドロフラン、m−クレゾ−ル、γ−ブチロ
ラクトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドンあるいはこれらの混合物、こ
れらの溶剤と他の溶剤との混合物等を挙げることができ
る。好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、テトラクロロエタンなどであり、さらに溶剤
の蒸発の容易さ、溶液粘度の調整の容易さ、溶液粘度の
変動が少ない点からジクロロメタンにメタノ−ルを混合
した溶剤が好ましく混合割合としては、ジクロロメタン
/メタノ−ル=99〜80/1〜20重量比が特に好ま
しい。
としては、ニ−ダ−混合など公知の方法により行える。
溶解熱の発生による溶液温度の上昇を押さえるため容器
を冷却しながら行うのが好ましく、また溶剤の揮発によ
る粘度の上昇には注意を払うべきである。溶液の粘度と
しては、B型回転粘度測定による室温(25℃)での粘
度が102〜105ポイズの範囲が好ましくは103 ポイ
ズオ−ダ−であるべきである。使用するポリエ−テル樹
脂の分子量にもよるが、ジクロロメタン/メタノ−ル=
99〜80/1〜20重量比混合溶剤においては、ポリ
エ−テル樹脂の溶液濃度を15〜40重量%とすること
が紡糸の安定性において(紡糸)溶液として最も好まし
い。
し溶剤を蒸発させ乾燥し、本発明の複合材料補強用繊維
状ポリエ−テル樹脂成形体を得る製造方法としては、た
とえば溶液をギア−ポンプ等によりプレヒ−タ−により
温度管理されたシリンダ−内に送りこみ異物を除去する
ためフィルタ−によりろ過した後、紡糸ノズルより温度
管理された雰囲気に連続的に押し出し溶剤の沸点以上に
温度管理された乾燥炉中を通過させ溶剤を蒸発させ乾燥
しロ−ラ−により一定速度で巻き取ることにより得られ
る。巻き取る際のトラブル防止また静電気の防止などの
ため適当な油剤をつけてもよいが好ましくは、後の複合
化に際して悪影響を避ける意味で油剤を付着しないのが
好ましい。また、インタ−レ−ス(交絡)処理は、扱い
性を向上するのに好ましい方法である。形態としては、
モノフィラメントあるいはこれらを束にしたものなど紡
糸ノズル等により変化させうる。
ポリエ−テル樹脂成形体の断面形状は、3つ以上の枝わ
かれを有するアメ−バ−形状を主形状とする円形以外及
びだ円形以外の異形断面形状である。たとえば図1〜5
に示すような形状を主形状とする異形断面形状である。
ば炭素繊維の束の中に本発明の複合材料補強用繊維状ポ
リエ−テル樹脂成形体を均一に分散混合した後、第二の
樹脂の注入含浸による複合材料補強用繊維状ポリエ−テ
ル樹脂成形体が第二の樹脂の移動に伴ってかたよること
が避けられ分散性が非常に良好となる。又異形断面ゆえ
に、第二の樹脂の浸透しうる空間が充分とれ、複合材料
補強用ポリエ−テル樹脂成形体と第二の樹脂が良く混ざ
り得る特徴を有する。更に比表面積が大きいことから、
マトリックス樹脂になじみやすく溶解性が向上しプリプ
レグ表面にのせた場合内部に入り込みにくいなどの特徴
を有する。また、中実状であることが好ましいが、中空
状あるいは多孔化していても、のちの複合化プロセス条
件、成形条件、マトリックス樹脂の選択などにより成形
不良等不都合が生じない場合等特に問題なく使用でき
る。
条件により設定すればよい。
テル樹脂成形体を用いることにより、熱硬化性マトリッ
クス樹脂特にビスマレイミド樹脂の優れた熱的性質、機
械的性質を損なうことなく、成形物に優れた靱性、耐ク
ラック性を付与することができる。航空機用構造材料な
どとして好適に使用される。
明する。
Matrimid 5292B)308g及びビスフェノ−ルA226
g、4,4’−ジクロロジフェニルスルホン574g、
炭酸カリウム290g、乾燥N−メチルピロリドン10
00CCおよびトルエン560CCを撹拌機、還流コンデン
サ−、及び温度計を備えた3つ口フラスコに入れ、混合
物を窒素気流下で170〜180℃の温度まで加熱し3
時間撹拌した。その後水及びトルエンを、ディ−ンスタ
ックトラップを用いて分離し最終的に5時間反応させ
た。その後混合物を60℃まで冷却し、大過剰の希塩酸
中に注ぎ、生成物を凝固させた。得られた生成物をろ過
し、水で3回洗浄し、乾燥させた。
マトグラフィ−(GPC)測定で数平均分子量1300
0、質量平均分子量60000のパウダ−状であった。
得られたポリエ−テル樹脂をジクロロメタン/メタノ−
ル(91/9重量比)混合溶剤にポリエ−テル樹脂の濃
度28wt%混合し室温でよく撹拌混合溶解し均一な溶
液を調整した。
たところ、1050ポイズであった。
後、約60℃に加熱し、38μφ×26Holeの紡糸ノズ
ルより9.34cc/分の割合で吐出し、40℃〜90℃の雰
囲気下で溶剤の蒸発、乾燥を行い、250m/分で引き取
り油剤をつけずに巻き取った。以上により複合材料補強
用繊維状ポリエ−テル樹脂成形体を得ることができた。
ル樹脂成形体は、26フィラメント、繊度平均101.
4デニ−ルであった。
上の枝わかれを有するアメ−バ−形状を主形状とし円以
外だ円以外の断面形状を示していた。
ル樹脂成形体を用いて、以下の検討を実施した。高強度
中弾性炭素繊維(三菱レイヨン社製、MR−50K、引
張強度5600MPa弾性率300GPa)と表1に示
す樹脂組成物とから一方向プリプレグをホットメルト法
で製造した。プリプレグのCF目付は145g/m2樹
脂含有率31重量%であった。
用繊維状ポリエ−テル樹脂成形体を片面当たりの繊維目
付が、8g/m2となるようにフィラメントワインディ
ング法でプリプレグの両面にCFと同方向に等間隔
(1.4mm間隔)でワインドし、さらにプリプレグに
軽く埋め込んだ。
切り出し(+45°/0°/−45゜/90°)4Sに積
層後、オ−トクレ−ブ成形で衝撃後圧縮強度測定用の試
験片を成形した。
ers of Advanced Composites Materials Association)R
ecommended Method SRM2−88に準拠して270
lb−in 衝撃後の圧縮強度を測定し、表1に示す
結果を得た。
実施例1〜2と同様にして一方向プリプレグを製造し
た。本発明の複合材料補強用ポリエ−テル繊維成形体を
付着させることなしに評価した。結果を表1に示した。
合材料補強用繊維状ポリエ−テル樹脂成形体を用いこと
により得られる成形体は比較例に比べ、衝撃後の圧縮強
度は高く優れた耐衝撃性を示すことがわかる。
樹脂成形体を、高強度中弾性炭素繊維(三菱レイヨン社
製、MR−50K、引張強度5600MPa,弾性率3
00GPa)とを合わせ、ほぐし均一にフィランメント
を炭素繊維の束の中に分散させ捲き取った。混合割合
は、ポリエ−テル樹脂/炭素繊維=5束/1束(ポリエ
−テル樹脂/炭素繊維=9.0/100重量比)とし
た。
施例1の樹脂組成物(樹脂フィルム目付60g/m2 )
から、ホットメルト法によりプリプレグを製造した。
鏡で観察したところ、複合材料補強用繊維状ポリエ−テ
ル樹脂成形体は優れた分散性を示していた。
樹脂成形体を片面当たり5g/m2となるようにフィラ
メントワインディング法にて等間隔でワインドしプリプ
レグを得た。
を切り出し実施例1と同様衝撃後圧縮強度測定用試験片
を成形し評価した。衝撃後圧縮強度 270MPaを得
た。
45゜/−45゜/0゜/90゜)2Sに積層し成形し
た。本試験片を−52℃(10分)→132℃(10
分)で1サイクル40分計10サイクル熱衝撃を加え
た。その後、断面を研磨し光学顕微鏡にてクラック発生
の有無を評価した。クラックの発生は認められなかっ
た。
クル用試験片を作成し評価した。
成形体の代表的な断面形状である。 図2 本発明の複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂
成形体の代表的な断面形状である。 図3 本発明の複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂
成形体の代表的な断面形状である。 図4 本発明の複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂
成形体の代表的な断面形状である。 図5 本発明の複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂
成形体の代表的な断面形状である。
Claims (5)
- 【請求項1】 アリルビスフェノ−ル及びビスフェノ−
ルを主成分とするフェノ−ル類とジハロゲン化ジフェニ
ルスルホン及び/またはジハロゲン化ベンゾフェノンか
ら得られるポリエ−テル樹脂を、溶剤に溶解し、この溶
液を繊維状に押し出し、溶剤を蒸発させ、乾燥すること
により得られる複合材料補強用繊維状ポリエ−テル樹脂
成形体。 - 【請求項2】 ポリエ−テル樹脂の平均分子量が、10
000以上であることを特徴とする請求項1記載の複合
材料補強用繊維状ポリエ−テル樹脂。 - 【請求項3】 アリルビスフェノ−ルが、ジアリルビス
フェノ−ルA及び/またはジアリルビスフェノ−ルFで
あり、ビスフェノ−ルが、ビスフェノ−ルA及び/また
はビスフェノ−ルFであるフェノ−ル類とジハロゲン化
ジフェニルスルホンから得られるポリエ−テル樹脂であ
ることを特徴とする請求項1記載の複合材料補強用繊維
状ポリエ−テル樹脂成形体。 - 【請求項4】 溶剤が、ジクロロメタンとメタノ−ルの
混合溶剤(ジクロロメタン/メタノ−ル=99〜80/
1〜20重量比)であってポリエ−テル樹脂の濃度が1
5〜40重量%の溶液を用いることを特徴とする請求項
1記載の複合材料補強用繊維状ポリエ−テル樹脂成形
体。 - 【請求項5】 断面形状が、3つ以上の枝わかれを有す
るアメ−バ−形状を主形状とし円以外楕円以外の異形断
面形状であることを特徴とする請求項1記載の複合材料
補強用繊維状ポリエ−テル樹脂成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029592A JP3073084B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029592A JP3073084B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05195316A true JPH05195316A (ja) | 1993-08-03 |
JP3073084B2 JP3073084B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=11746289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1029592A Expired - Lifetime JP3073084B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073084B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140061A1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 | Solvay Specialty Polymers Usa, Llc | Epoxy functionalized poly(aryl ether sulfones) copolymers |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP1029592A patent/JP3073084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140061A1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 | Solvay Specialty Polymers Usa, Llc | Epoxy functionalized poly(aryl ether sulfones) copolymers |
CN114901724A (zh) * | 2020-01-07 | 2022-08-12 | 索尔维特殊聚合物美国有限责任公司 | 环氧官能化的聚(芳基醚砜)共聚物 |
CN114901724B (zh) * | 2020-01-07 | 2024-01-09 | 索尔维特殊聚合物美国有限责任公司 | 环氧官能化的聚(芳基醚砜)共聚物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3073084B2 (ja) | 2000-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110446745B (zh) | 预浸料及碳纤维增强复合材料 | |
GB2043075A (en) | Strand prepreg and a process for forming an article from the same | |
JP7264050B2 (ja) | プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料 | |
CN110959023B (zh) | 预浸料及碳纤维强化复合材料 | |
EP0175484A2 (en) | Sized fibres | |
JP3387100B2 (ja) | プリプレグ,その製造方法および積層複合体 | |
TWI503344B (zh) | 用於工程熱塑性塑料之多功能添加劑 | |
JP2014139360A (ja) | サイジング剤塗布炭素繊維およびその製造方法、炭素繊維強化熱可塑性樹脂組成物 | |
EP0326409B1 (en) | Hybrid yarn, unidirectional hybrid prepreg and laminated material thereof | |
JPH093777A (ja) | 炭素繊維用サイジング剤及び炭素繊維 | |
JP5451379B2 (ja) | 繊維強化プリプレグ及びそれから得られる複合材料 | |
US4957962A (en) | Fiber composites | |
JPH04292634A (ja) | プリプレグ | |
JP3073084B2 (ja) | 複合材料補強用繊維状ポリエーテル樹脂成形体 | |
EP0229731A2 (en) | Reinforced Composites | |
JPH05170952A (ja) | 炭素繊維強化多官能性マレイミド系樹脂複合材料用プリプレグ | |
JP3073083B2 (ja) | 複合材料補強用繊維状ポリイミド樹脂成形体 | |
JP2997087B2 (ja) | 高性能アラミドマトリツクス複合材料 | |
JP3593367B2 (ja) | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂プリプレグ | |
JPH073557A (ja) | 複合材料補強用繊維 | |
JPH05337936A (ja) | プリプレグ | |
JP3571776B2 (ja) | プリプレグ | |
JPH0381342A (ja) | プリプレグ製造法 | |
JPH06207315A (ja) | 複合材料補強用繊維 | |
JPH07157578A (ja) | トウプリプレグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080602 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602 |