JPH05194234A - ジデオキシプリンヌクレオシドの改良された経口投与処方物 - Google Patents
ジデオキシプリンヌクレオシドの改良された経口投与処方物Info
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- JPH05194234A JPH05194234A JP4231248A JP23124892A JPH05194234A JP H05194234 A JPH05194234 A JP H05194234A JP 4231248 A JP4231248 A JP 4231248A JP 23124892 A JP23124892 A JP 23124892A JP H05194234 A JPH05194234 A JP H05194234A
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Abstract
誘導体例えばddA,ddI及びddGに関する改良さ
れた経口処方物を提供する。 【構成】 処方物に選択された水不溶性の緩衝系を配合
する。 【効果】 新規な処方物は、好都合な味の良い噛むこと
の可能な/分散可能な錠剤又は乾燥粉末小袋の形で大き
さの小さい投与ユニットが提供される。
Description
オキシプリンヌクレオシド例えば2’,3’−ジデオキ
シアジノシン、2’、3’−シデオキシイノシン、及び
2’、3’−ジテオキシグアノシンに関する都合の良い
しかも味の良い経口投与処方物を提供する製薬組成物に
関する。さらに詳細に、それは、特別な利点例えば増大
したバイオアベイラビリテイ、患者間のバイオアベイラ
ビリテイにおける低い可変性、大きな便宜、胃腸の不快
感の可能性の減少及び高い患者の受入性を与える特定の
制酸性緩衝剤を含むことに関する。
2’、3’−ジデオキシアデノシン(ddA)、2’、
3’−シデオキシイノシン(ddI)及び2’、3’−
ジデオキシグアノシン(ddG)並びにそれらのトリホ
スフェートを含む組成物は、開示されている。Mits
uyaらは、米国特許第4861759号において、得
られる組成物のpHが中性(pH6−8)の範囲にある
ように、制酸性の緩衝剤を含む液体又は錠剤の形のこれ
らのジデオキシプリンヌクレオシドの経口投与を開示し
ている。特に例示され特許請求されているのは、6.8
−7.2のpHを有する0.1Nアセテート緩衝剤を含
む経口の胃管栄養処方物である。錠剤の腸溶性コーテイ
ングは、又任意のものとして開示されている。
ドの酸による不安定性は、当業者において周知であり、
その理由のためそれらの経口投与は、概して制酸剤の摂
取後の空胃への投与を要する。原の医薬の酸により触媒
化される加水分解を避けることは、それらの有効な抗ウ
イルス活性がそれらの加水分解副産物で失わられるの
で、これらの剤にとり重要である。これらの酸に不安定
なヌクレオシド誘導体の酸安定性を改善するアプローチ
は、腸溶性のコーテイングをされた処方物、製薬的に投
与される形中の緩衝剤の包含、及び市販の制酸剤例えば
Maalox(商標)又はMylanta(商標)によ
る予備処理による医薬摂取直前の胃腸管の中和を含む。
McGowanらにより、Review of Inf
ectious Diseases,Vol.12,S
upp.5,5513−521(1990)において報
告された研究は、ddIに関して経口投与の優れたアプ
ローチは、粉末混合物として固定した量のクエン酸塩・
燐酸塩緩衝剤と組み合わされた選択された投与レベルで
の医薬の処方物を含むことを示している。このドライ混
合物は、フォイルに包まれて、経口摂取前に液体と混合
され希釈されなければならない小袋(sachet)
(「CPsachet」)を提供する。
ローチは、見込みのあるものではなかった。腸溶性コー
テイングは、ヌクレオシド医薬のバイオアベイラビリテ
イを低下し、そしてそのピーク血漿レベルを低下させ勝
ちであった。活性医薬の高いピーク血漿レベルは、その
臨床上の抗ウイルス活性に関する重要な要件である。腸
溶性コーテイングされた処方物は、又特に食物に影響さ
れやすく、さらにバイオアベイラビリテイを低下させる
ことになった。経口投与を行わせるクエン酸塩・燐酸塩
で緩衝されたddI処方物は、静脈内投与前に再溶解さ
れることか又必要な薬剤の今まで利用できる凍結乾燥さ
れた投与の形より、長期の治療に臨床的に好ましいこと
であった。再溶解のためのこれらの経口粉末処方物は、
最後の薬剤投与の効力に関係なく、同量の緩衝成分(1
日当り約10g)と組み合わされた異なるddIレベル
よりなる。全ての投与の効力の処方物は、従って同じ酸
中和能力を有する。しかし、粉末のブレンドの小袋は、
嵩高(約20g/投与)でありそして不都合なものであ
り、それらの使用は、或る患者に不都合さを生じさせ
る。再溶解は、常に投与前に必要とされ、多量の摂取さ
れるべき構成された溶液(20gの溶質による)を生じ
させる。この塩性の溶液は下痢を生じさせ、1日約10
gの可溶性の制酸緩衝剤の必要な摂取は、必要に応じ長
期にわたって投与されるとき、例えばHIV感染の治療
におけるようなとき、全身的なアルカローシスを生じさ
せる。
報告された(Hartmanら、Clin.Pharm
acol.Ther.1991、50、278−8
5)。全ての緩衝された製剤の最大のバイオアベイラビ
リテイが40%以下と報告され、文献は、「最適な製剤
が見いだされならないままである」と結論している。存
在する処方物の内、「CP小袋」は、その使用が或る患
者に報告された下痢及び/又は低カリウム血症を生じさ
せたが、最良の経口製剤であるように思われる。
の液体に容易に分散される錠剤のような大きさの小さく
なった投与処方物を好都合に経口投与せしめる、これら
の酸による不安定なヌクレオシド誘導体に関する改良さ
れた製薬組成物を提供することが本発明の目的である。
これらの組成物は、又大きさの小さい小袋の投与の形の
処方物をもたらすこともできる。他の目的は、下痢及び
/又は電解質及びpHの平衡異常が最低になるようなや
り方で選択された制酸緩衝剤を組み合せることである。
本発明の他の目的は、高いレベルの患者の許容性及び受
容性を有する好ましい味の組成物を提供することであ
る。これらの目的の実現のための鍵は、クエン酸塩・燐
酸塩緩衝剤の小袋にもたらされた嵩高の乾燥粉末ブレン
ドにより伝達される同量のバイオアベイラブル薬剤を、
大きさの低下した形で提供することにある。驚いたこと
に、水不溶性のマグネシウム制酸剤と組み合わされた或
る水不溶性炭酸アルミニウム又はカルシウムを含む改良
された緩衝系は、薬剤のバイオアベイラビリテイを約2
0−25%増加させることが分った。改良された薬剤・
緩衝剤組成物中へ配合されるための互いに存在しうる甘
味剤及びフレーバーの開発は、又本発明の目的を達成す
るのに役立つ。
ましくは好都合な味のよい噛むことのできる錠剤とし
て、酸により不安定なジデオキシプリンヌクレオシド誘
導体の経口投与を行うことのできる改良された製薬組成
物が見いだされた。これらの錠剤は、又摂取の任意の経
路を提供するように液体に容易に分散可能である。成功
した錠剤の処方物は、互いに存在しうる水不溶性の制酸
緩衝系の選択及び開発から生じ、それは、甘味剤、フレ
ーバー、及び他の任意の佐薬と組み合わされたとき、従
来の経口処方物で実現されるうるよりも高いバイオアベ
イラビリテイで薬剤を伝達し、それにより小袋又は噛む
ことの可能な/分散可能な錠剤のより好都合なしかも許
容可能な減少した大きさの形で提供できる。本発明は、
酸により不安定なジデオキシプリンヌクレオシド誘導体
例えばddA、ddI及びddGの経口投与処方物にお
ける改良に関する。この処方の改良は、噛まれそして飲
み込まれるか、又は適切な非酸性の液体に容易に分散さ
れそして摂取される好都合な味の良い錠剤として提供で
きる、大きさの小さい酸緩衝処方物中に活性薬剤成分を
配合することに関する。小袋の形の大きさの小さい粉末
処方物も又目的とされる。
能な/分散可能な錠剤としてこれらの酸で安定しない薬
剤を処方するために、味は良いがしかし嵩高ではない形
の充分にバイオアベイラブル薬剤を提供する製薬組成物
が要求される。組み合せた或る不溶性の制酸緩衝剤の使
用は、従来の経口処方物に比べて、ヒトの患者間の薬剤
レベルの可変性の低下とともに、薬剤のバイオアベイラ
ビリテイの増加を実際にもたらす緩衝系を与えることが
見いだされた。さらに、新しい組み合せの制酸緩衝系
は、改良された味の良さ、並びに多くの制酸剤の慢性の
投与から通常生ずる下痢又は便秘の可能性の減少を有す
る。本発明の緩衝系で使用できる制酸剤に適用されると
き、水不溶性の緩衝剤は、一般に不溶性のものととも
に、僅かに水溶性を有する制酸剤を含む。本発明の組み
合せた緩衝系は、一般に、ジヒドロキシアルミニウムア
ルカリ金属炭酸塩又は炭酸カルシウムと水不溶性制酸マ
グネシウム化合物との混合物を含む。好ましい混合物
は、約2−4部のジヒドロキシアルミニウムアルカリ金
属炭酸塩又は最も好ましい約1.5−3部の炭酸カルシ
ウムと組み合わされた約1部の水不溶性の制酸マグネシ
ウム化合物を含む。水不溶性の制酸マグネシウム化合物
は、炭酸マグネシウム、水酸化炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウム、酸化マグネシウム、燐酸マグネシウム
(三塩基性)、及び三珪酸マグネシウム、又はマグネシ
ウム制酸成分を含むこれらの組み合せから選択できる。
酸化マグネシウム及び水酸化マグネシウムが好ましく、
水酸化マグネシウムが、最も好ましい化合物である。ジ
ヒドロキシアルミニウムアルカリ金属炭酸塩は、主に、
ジヒドロキシアルミニウム炭酸カリウム及びジヒドリキ
シアルミニウム炭酸ナトリウム(好ましい)に関する。
性制酸緩衝剤例えば燐酸塩又はクエン酸塩例えばクエン
酸ナトリウムも又加えることができる。これらの可溶性
の制酸緩衝剤は、より少ない量で提供され、一般に緩衝
剤の全量の約1/4よりも少ない。不溶性のアルミニウ
ム及びカルシウム制酸緩衝剤例えばジヒドロキシアルミ
ニウムアルカリ金属炭酸塩及び炭酸カルシウム対不溶性
のマグネシウム制酸緩衝剤の比の範囲は、マグネシウム
成分の下痢促進特性及びアルミニウム及びカルシウム成
分の便秘起因特性の間のバランスを反映している。さら
に、本発明の組み合せは、大きさの小さい処方物に関す
る重量制限により使用できる制限された量の緩衝剤が与
えられると、非常に重要な優れた酸の中和性をもたら
す。改良された組み合せの制酸緩衝系の他の特徴は、投
与後の得られる胃の酸性に関する。ジデオキシプリンヌ
クレオシドについて、約5のpHは、薬剤が急速な酸触
媒加水分解を行うより低い制限であると思われる。所望
の緩衝系は、それ故少なくとも半時間好ましくは約1時
間5より高い胃のpHを維持する。胃のpHが、胃腸管
の生理学的pH不均衡(アルカローシス)の可能性を制
限するために、5よりかなり上昇しないことが、これら
の新しい緩衝系におけるように、望ましい。本発明の組
み合せ制酸緩衝系は、以下に詳述される酸中和速度テス
トの結果に基づいて最初に選択される。
のアルミニウム及び/又は炭酸カルシウム化合物の独特
な相乗的特性は、広く使用されている制酸剤である水酸
化アルミニウムが、新しい緩衝剤の組み合わせの選択さ
れたアルミニウム/カルシウム成分により置換されたと
き、得られた結果を比べることにより示される。水酸化
アルミニウム含有緩衝系は、それが、たとえ追加の水酸
化アルミニウム懸濁液が加えられても、生体外の胃の分
泌テストで研究されるとき増加した酸性pH値を与える
ので、本発明の緩衝系より劣っている。対照的に、不溶
性のマグネシウム化合物と組み合わされたジヒドロキシ
アルミニウム炭酸ナトリウム又は炭酸カルシウムの使用
は、そのさらに有効な酸の中和を示す、生体外の胃の分
泌系でテストされたとき、所望の範囲(pH5より高
い)に時間が延長したpH値を与える。最後に、新しい
改良された組み合せ緩衝系の重要さは、改良された味の
良さで評価できる。これらの新規な製薬組成物を含む不
溶性の制酸緩衝剤の選択は、味の良さの為に要求される
甘味剤及びフレーバーの量を最小にする特殊感覚器に印
象を与える性質を有する一方、優れた酸の中和能力をも
たらす。
塩緩衝乾燥粉末小袋処方物におけるように、水不溶性の
制酸緩衝剤は、本発明の製薬組成物に配合される薬剤投
与量に関係なく、一定のレベルでもたらされる。新しい
処方物の改良された緩衝系は、推薦される投与量レベル
で小袋又は噛むことのできる分散可能な錠剤の何れか
の、大きさの小さい処方物で1日当り約3−8gに、従
来の臨床上の処方物で1日当り摂取される制酸剤の全量
(約10g)を減少させる。これらの新しい製薬組成物
で達成された薬剤の増大したバイオアベイラビリテイに
より、従来の「CP小袋」投与の形に等しい効力を与え
るのに少ない薬剤で済む。ddIについて臨床上、改良
された製薬組成物から処方された2種の錠剤は、表1に
示されるように小袋の投与物の代りに与えられる。
は、従来の「CP」小袋の形に比べて新しい噛むことの
可能な/分散可能な錠剤処方物で与えられるとき、約2
0−25%減少できる。本発明の改良された経口製薬組
成物は、錠剤1個当り約5−150mgそして小袋ユニ
ット1個当たり約10−300mgの2’、3’−ジデ
オキシプリンヌクレオチド誘導体を含む。ジヒドロキシ
アルミニウムアルカリ金属炭酸塩又は炭酸カルシウムと
組み合わされた水不溶性制酸マグネシウム化合物を含む
充分な制酸緩衝剤がこれらの組成物に又提供され、適切
な制酸能力が、投与物として2個の錠剤又は1個の大き
さの小さい小袋の摂取により達成される。所望の甘味
剤、フレーバー及び打錠用の佐薬並びに水溶性の制酸緩
衝剤が配合される。混合される水不溶性の制酸緩衝系並
びにこれらの新規なジデオキシヌクレオシド製薬組成物
中に配合できる他の成分のさらに詳しい明細は、以下の
特定の態様で示される。
の良さに関する。本発明で使用されるために選択された
水不溶性制酸緩衝剤の味の特性は、本発明の製薬組成物
中へのそれらの配合が緩衝系の味それ自体をつくるため
に成分の要求を減少させることにより錠剤の味の良さの
目的を助ける。最終の組成物について選択される特定の
制酸化合物に従って味の良さを増加させるために蔗糖又
はソルビトールが任意に加えられる、アスパルタームを
含む甘味剤成分が選ばれる。一般に、炭酸カルシウムが
制酸緩衝成分として選ばれるとき、もしあるならば少量
の蔗糖が加えられる。ジヒドロキシアルミニウム炭酸ナ
トリウムが成分であるとき、アルパルターム1部当り約
−5部の蔗糖が好ましい。フレーバーの選択も又使用さ
れる特定の制酸化合物に応じて変化できる。味のテスト
は、最良の味及び匂いのする組成物を得る為に使用され
る。冬緑油、オレンジ及びマンダリンオレンジフレーバ
ーが好ましい。
的な噛むことのできる錠剤は、崩壊剤を要しないが、経
口投与後の酸の中和の急速な速度とともに、分散物とし
て投与されることを目的とするとき、急速な崩壊を確実
に行うために、これらの組成物中に配合できる。市販の
崩壊剤例えばPolyplasdone XL及びEx
plotabが使用できる。滑べり剤例えば二酸化珪素
及び滑沢剤例えばステアリン酸マグネシウムも又本発明
の製薬組成物中に任意に配合できる。これら及び他の製
薬上の佐薬は、当業者に周知である。同様に、処方の方
法及び打錠の操作は、製薬技術における標準の実施と考
えられる。臨床上の使用では、在籍し又は処方を書く医
療従事者により適切と思われる1錠当り薬剤の選択され
た効力を有する2種の噛むことの可能な/分散可能な錠
剤は、ともに又は急速な連続の何れかで充分に噛まれ
る。約4オンス(120mL)の非酸性の液体例えば水
のすすぎも与えられる。一方、2種の錠剤は、少なくと
も少なくとも1オンスの水に充分に分散され、そして分
散液は、経口で摂取される。味の良さを改良し及び/又
は味の変化を提供するために、水性の分散液は、他の液
体例えば牛乳、フレーバー入り牛乳又は果汁の添加によ
り容積を2倍又は3倍にできる。これらの混合した分散
液は、摂取前に室温で1時間以内貯蔵できる。
日2回摂取されねばならない。これは、食事の少なくと
も30分前又は食事の少なくとも2時間後を意味する。
この投与のやり方は、医療の実際が個別化され、そして
医療の従事者が個々の患者に関する彼らの治療の実際に
従ってこの一般的なガイドから離れることができるとい
う理解とともに、臨床上の使用のガイドとして提供され
る。同様に、投与されるべき薬剤のレベルは、疾患の程
度、患者の年齢及び状態並びに他の関連のある医学上の
パラメーターを考慮に入れて、医療従事者が治療される
患者にとり適切と思うものであろう。要するに、酸によ
り不安定なジデオキシプリンヌクレオシドの経口投与の
ために開発された改良した製薬組成物は、予想されなか
ったほど改良された薬剤のバイオアベイラビリテイ、患
者間の薬剤レベルの可変性の低下を与え、そして従来の
処方物に比べてさらに良い味の良さを有する。これらの
特徴は、それら都合の良さが増しそして患者が好む大き
さの小さい小袋の処方物及び噛むことの可能な/分散可
能な錠剤処方物を生じさせる。経口錠剤の使用にともな
う患者のより大きな都合の良さは、彼らの薬剤の処方に
関する患者のコンプライアンスに有利な効果を有すると
思われる。噛むこと又は飲み込むことに問題のある患者
にとり、錠剤の分散可能性は、上記以外の利点である。
方物の製造及び使用に関するテスト方法及びやり方を詳
しく記述している。方法及び材料及び量のそれぞれにつ
いて多くの修飾が、この記述の目的及び趣旨から離れる
ことなく、実施できることは当業者にとり明かであろ
う。前述及び以下の実施例から、当業者は、本発明を充
分に使用できるものと信じられる。
所望のpHに維持するための処方物の能率を測定するた
めに開発された。このテストは、USP装置II溶解ア
センブリー(バドル方法)を使用して行われた。溶解容
器中に、750mLの精製水(USP)を加え、37±
1℃に平衡した。この水に、較正されたpHプローブを
浸漬し、4.0mLの1.0N HClを加え、100
RPMに設定したパドル撹拌器を開始した。内容物を、
テストサンプルの添加の少なくとも2分前撹拌させた。
テストサンプルは、充分な容積の水中にテストサンプル
を溶解/分散することにより製造された。Harvar
d Infusion/Withdrawalポンプ
(モデル940)に、0.8214N HClを満たし
た30mLシリンジを付けた。ピストン速度を、1時間
当り28mLの溶液を伝達するように調節した(23m
Eq/時)。テストサンプルを溶解フラスコに加え、H
arvardホンプを直ちに開始した。溶液容器を精製
水(USP)によりゆすぎ、容積を972mLにした。
媒体のpHを1時間の間選択された時間間隔で記録し
た。
ヌクレオシドの代表的な薬剤としてddI(ジダノシン
(Didanosine)として一般名で知られてい
る)を用いる。これは、ddIがエイズ患者を治療する
のに使用されることが承認されているからである。他の
酸により不安定なヌクレオシド薬剤例えばddA及びd
dGは、組成物及び処方物においてddIに容易に置換
できた。製薬組成物は、粉末ブレンドとして、ジダノシ
ン並びに、炭酸カルシウム又は不溶性のアルミニウム制
酸化合物例えばジヒドロキシアルミニウム炭酸ナトリウ
ムと組み合わされた不溶性のマグネシウム制酸化合物例
えば水酸化マグネシウムをそれ自体含む緩衝系を含む。
水溶性の制酸剤例えばクエン酸ナトリウムとともに、粉
末ブレンドで使用される甘味剤、フレーバー及び他の望
ましい佐薬も又成分となる。これらの製薬組成物は、次
に経口投与の形例えば経口粉末懸濁液又は噛むことの可
能な/分散可能な錠剤に処方される。
しい態様は、以下のようにして製造される。以下の成分
を計量する。ジダノシン7.6kg、水酸化マグネシウ
ム14.0Kg、ジヒドロキシアルミニウム炭酸ナトリ
ウム42.0Kg、クエン酸ナトリウム二水和物12.
0Kg、粉糖43.0Kg及びオレンジフレーバー1.
2Kg。全ての成分を、タンブリングタイプのVブレン
ダー中に加え、15分間ブレンドする。ブレンドを、次
に中間のチェンバー速度及び中間の供給速度で、#00
プレートを使用して前部にハンマーを付けたFitzm
illを通してミルする。ミルした材料を、20分間タ
ンブリングタイプVブレンダーで再びブレンドする。こ
のバルクブレンドを次に薬剤の効力及び内容の均一性に
ついてアッセイし(378mgジダノシン/6.0g粉
末重量及び10個のサンプルに関して0.9%のRSD
が見いだされ、369.8mg−381mg/6.0g
重量の範囲を有する),そしてBartelt粉末充填
・シーリング機(モデルIMG−9)を使用してユニッ
ト投与フォイル包装に充填する。これらのフォイル包装
は、以下の組成を有する6.0gのジダノシン経口粉末
を含む(所望の薬剤の効力に応じて)。ジダノシン0.
020g−0.375g、水酸化マクネシウム0.70
0g、ジヒドロキシアルミニウム炭酸ナトリウム2,1
00g、クエン酸ナトリウム二水和物0.600g、粉
糖 充分な量、オレンジフレーバー0.060g。全重
量6.000g(従来の小袋(「CP小袋」)は、20
gの粉末ブレンドを含む)。
の好ましい態様は、以下のようにして製造される。以下
の成分を計量した。ジダノシン2.083Kg、水酸化
マグネシウム7.500Kg、ジヒドロキシアルミニウ
ム炭酸ナトリウム22.500Kg、クエン酸ナトリウ
ム二水和物5.000Kg、アルパルターム0.667
Kg、ポリプラスドンXL10 1.250Kg、粉糖
2.667Kg、微結晶セルロースpH101 6.5
00Kg、二酸化珪素0.625Kg、天然冬緑油フレ
ーバー0.375Kg、ステアリン酸マグネシウム(打
錠のため)0.625Kg。全ての成分を、タンブリン
グタイプVブレンダーに入れ、10分間ブレンドする。
ブレンドを次に中間のチェンバー速度及び中間の供給速
度で、1Bプレートを使用して前部にナイフを付けたF
itzmillを通してミルする。ミルした材料を再び
10分間夕ンブリングタイプVブレンダーでブレンドす
る。ブレンドを12本仕立てColton D3打錠機
によりスラッグとする。スラッグを、遅い中間のチェン
バー速度及び中間の供給速度で、#4プレートを使用し
て前部にナイフを付けたFitzmillを通してミル
する。ミルしたスラッグを、次に16メッシュのワイヤ
ースクリーンを使用して振動機に通す。得られた顆粒
を、タンブリングタイプのVブレンダーに入れ、それに
顆粒重量の2.9875g当り0.0125gの計算さ
れた量のステアリン酸マグネシウムを加え、そして7分
間ブレンドする。このブレンドを次いで薬剤の効力及び
内容の均一性についてアッセイした(126mgジダノ
シン/3.0g顆粒重量及び10個のサンプルに関して
1.0%のRSDが見いだされ、124mg−128m
g/3.0g顆粒重量の範囲を有する)。顆粒は、7/
8”の丸い、平らな斜面の縁を有するパンチを用いて1
2本仕立てD3回転打錠機で錠剤とする。錠剤を1錠当
り3.0gの目標重量で16−24Strong Co
bb単位の硬度に圧縮する。
る(所望の薬剤の効力に応じて)。ジダノシン0.01
0g−0.150g、水酸化マグネシウム0.4500
g、ジヒドロキシアルミニウム炭酸ナトリウム1.35
00g、クエン酸ナトリウム二水和物0.3000g、
アスパルターム0.0400g(0.0600gのアス
パルタームは、150mgのジダノシン錠剤に使用され
る)、ポリプラスドンXL10 0.0750g、粉糖
0.1600g、微結晶セルロースpH101充分な
量、二酸化珪素0.0375g、天然冬緑油フレーバー
0.0225g、ステアリン酸マグネシウム(圧縮のた
め)0.0375g、ステアリン酸マグネシウム(打錠
のため)0.0125g。全重量3.00g。
口錠剤#1 ナトリウムを含まない噛むことの可能な/分散可能な錠
剤処方物の好ましい態様は、以下の通り製造される。ジ
ダノシン0.300Kg、炭酸カルシウム1.100K
g、水酸化マグネシウム0.500Kg、アルパルター
ム0.120Kg,ポリプラスドンXL10 0.15
0Kg、徴結晶セルロース1.460Kg,二酸化珪素
0.040Kg、天然オレンジフレーバー0.100K
g、ステアリン酸マグネシウム(スラッギングのため)
0.020Kg、ステアリン酸マグネシウム(打錠のた
め)0.010Kg。全ての成分を、タンブリングタイ
プVブレンダーに入れ、10分間ブレンドする。ブレン
ドを次に中間のチェンバー速度及び中間の供給速度で、
#1プレートを使用して前部にナイフを付けたFitz
millを通してミルする。ミルした材料を再び10分
間タンブリングタイプVブレンダーでブレンドする。ブ
レンドを単打F打錠機でスラッグとする。スラッグを、
遅い中間のチェンバー速度及び中間の供給速度で、#4
プレートを使用して前部にナイフを付けたFitzmi
llを通してミルする。ミルしたスラッグを、次に16
メッシュのワイヤースクリーンを使用して振動機に通
す。得られた顆粒を、タンブリングタイプのVブレンダ
ーに入れ、それに顆粒重量の1.89g当り0.01g
の計算された量のステアリン酸マグネシウムを加え、そ
して10分間ブレンドする。顆粒は、3/4”の丸い、
平らな斜面の縁を有するパンチを用いて単打F打錠機で
錠剤とする。錠剤を1錠当り1.9gの目標重量で18
−21ストロング・セル単位の硬度に圧縮する。例とし
て錠剤処方物は、以下の組成を有する。
口錠剤#2 ナトリウムを含まない噛むことの可能な/分散可能な錠
剤処方物のより好ましい態様は、実施例4に示されたや
り方の適切な修飾により製造されて、以下の組成を有す
る錠剤を提供する。
mg投与量のジダノシン投与の比較バイオアベイラビリ
テイの評価 クエン酸塩/燐酸塩緩衝溶液のそれに対する2種の新し
い処方物即ち噛むことのできる錠剤及び懸濁液からのジ
ダノシンのバイオアベイラビリテイの評価は、ヒト免疫
不全ウイルス(HIV)に対して血清陽性であった18
人の男性患者で行われた。この研究は、オープンのラン
ダムな三者間のクロスオーバーデザインを使用して3箇
所の臨床医のそれぞれで6人の患者で行われた。それぞ
れの患者は、一晩の絶食の後に単一の375mgのジダ
ノシンの経口投与物を受けた。各治療の間に7日間の洗
浄(washout)期間があった。連続的な血液のサ
ンプル及び12時間にわたる全尿を集め、確認されたH
PLCアッセイにより変化していないジダノシンについ
てアッセイした。ファーマコキネテイック・パラメータ
ーを、非区画化方法を用いて計算した。平均のパラメー
ターは、以下のように示される。
度は、TMAX,MRT(INF),及びT−HALF
の値に基づいて、本質的に同じであった。ジダノシンの
ファーマコキネテイック的特性は、処方物における差に
かかわらず、不変のままであった。クエン酸塩/燐酸塩
緩衝剤に対する噛むことの可能な錠剤に関する90%信
頼限界でのバイオアベイラビリテイの見積もりは、CM
AXに関し124%(106−135%)であり、AU
C(INF)に関し116%(108−125%)であ
った。クエン酸塩/燐酸塩緩衝剤に対する懸濁液に関す
る90%信頼限界でのバイオアベイラビリテイの見積も
りは、CMAXに関し139%(121−154%)で
あり、AUC(INF)に関し125%(117−13
4%)であった。90%信頼間隔アプローチに基づい
て、2種の新しい処方物は、参考処方物即ちクエン酸塩
/燐酸塩緩衝剤よりさらにバイオアベイラビリテイか高
かった。
ダノシン(2’、3’−ジデオキシイノシン、ddI)
の比較バイオアベイラビリテイの評価 参考処方物即ちクエン酸塩/燐酸塩緩衝剤小袋に対する
ジダノシンの噛むことの可能な錠剤処方物のバイオアベ
イラビリテイは、ヒト免疫不全ウイルスに関して血清陽
性の24人の男性の患者で評価された。ランダムなクロ
スオバー研究デザインを使用して、クエン酸塩/燐酸塩
緩衝剤小袋の単一の375mg経口投与又は噛むことの
可能な錠剤の300mg投与(2×150mg錠剤とし
て投与される)は、絶食状態で行われた。別の治療は、
1週間後に行われた。連続的な血液サンプル及び全尿
は、各投与後12時間の間隔で集められた。血漿及び尿
のサンプルは、確認されたHPLC/UV方法を使用し
てジダノシンについて分折した。濃度テータを使用して
非区画化方法を使用してファーマコキネテイック・パラ
メーターを計算した。主要なパラメーターに関する平均
(SD)値は、以下の通りである。
メーターについて観察される続計的に有意なシーケンス
又は周期効果は、存在しなかった。クエン酸塩/燐酸塩
緩衝剤に対するジダノシンの噛むことの可能な錠剤処方
物のバイオアベイラビリテイの評価は、2種の片側検定
のやり方に基づいてなされた。クエン酸塩/燐酸塩緩衝
剤に対する噛むことの可能な錠剤に関するCMAXにつ
いての点推定の推定値及び90%信頼間隔は、103%
(95%、112%)であった。AUC(INF)に関
する対応する値は、87%(81%、93%)であっ
た。クエン酸塩/燐酸塩緩衝剤として投与されるジダノ
シンの375mg投与は、噛むことの可能な錠剤の30
0mg投与に等しいと結論される。
Claims (10)
- 【請求項1】 投与単位当り約5−150mgの2’、
3’−ddA、2’、3’−ddI及び2’、3’−d
dG並びにその塩及び/又は水和物から選ばれるジデオ
キシプリンヌクレオチド、並びにジヒトロキシアルミニ
ウムアルカリ金属炭酸塩又は炭酸カルシウムと組み合わ
された水不溶性且つ制酸性マグネシウム化合物を含む水
不溶性且つ制酸性緩衝組成物の有効量を含む、経口投与
用に適合されしかも改良されたバイオアベイラビリテイ
を有するジデオキシプリンヌクレオシド製薬組成物。 - 【請求項2】 投与単位当り約5−150mgの2’、
3’−ddA、2’、3’−ddI及び2’、3’−d
dG並びにその塩及び/又は水和物から選ばれるジデオ
キシプリンヌクレオシド、並びに約2−4部のジヒドロ
キシアルミニウムアルカリ金属炭酸塩又は約1.5−3
部の炭酸カルシウムと組み合わされた約1部の水不溶性
且つ制酸性マグネシウム化合物をさらに含む水不溶性且
つ制酸性緩衝組成物の有効量を含む、経口投与用に適合
されしかも改良されたバイオアベイラビリテイを有する
ジデオキシプリンヌクレオシド製薬組成物。 - 【請求項3】 水不溶性且つ制酸性マグネシウム化合物
は、炭酸マグネシウム、水酸化炭酸マグネシウム、マグ
ネシウム水和物、酸化マグネシウム、燐酸マグネシウム
(三塩基性)及び三珪酸マグネシウムよりなる群から選
ばれる請求項1又は2の組成物。 - 【請求項4】 水溶性制酸性緩衝剤、甘味剤、フレーバ
ー、崩壊剤、結合剤、及び製薬上許容できる賦形剤、担
体又は希釈剤よりなる群から選ばれる1種以上の成分を
さらに含む請求項1−3の何れか一つの項の組成物。 - 【請求項5】 2’、3’−ddI、炭酸カルシウム、
水酸化マグネシウムを含み、そして甘味剤、フレーバー
及び製薬上許容できる賦形剤をさらに含む請求項1の組
成物。 - 【請求項6】 請求項1−5の何れか一つの項の製薬組
成物を含む、噛むことの可能な/分散可能な経口錠剤処
方物。 - 【請求項7】 請求項1−5の何れか一つの項の製薬組
成物を含み、さらに液体中に分散することを目的とする
経口粉末処方物。 - 【請求項8】 約25−150mgの2’、3’−dd
I、約1.3−14gのジヒドロキシアルミニウム炭酸
ナトリウム、約0.4−0.5gの水酸化マグネシウ
ム、約0.3gのクエン酸二水和物、約0.06gのア
スパルターム及び約0.16gの蔗糖、約0.075g
のポリプラスドン(Polyplasdone)XL1
0、約0.04gの二酸化珪素、約0.02gの冬緑油
フレーバー、約0.05gのステアリン酸マグネシウ
ム、並びに約3.0gの重量の錠剤を生ずるのに充分な
微結晶性セルロースを含む、噛むことの可能な又は分散
可能な錠剤処方物。 - 【請求項9】 約25−150mgの2’、3’−dd
I、約0.5−06gの炭酸カルシウム、約0.2−
0.3gの水酸化マグネシウム、約0.06gのアスパ
ルターム、約0.08gのポリプラスドンXL10、約
0.02gの二酸化珪素、約0.05gのオレンジフレ
ーバー、約0.02gのステアリン酸マグネシウム、並
びに約1.9gの重量の錠剤を生ずるのに充分な微結晶
性セルロースを含む、噛むことの可能な又は分散可能な
錠剤処方物。 - 【請求項10】約25−150mgの2’、3’−dd
I、約0.5−0.6gの炭酸カルシウム、約0.2−
0.3gの水酸化マグネシウム、約0.07gのアスパ
ルターム、約0.1gのポリプラスドンXL10、約
0.03gのソルビトール、約0.05gのマンダリン
オレンジフレーバー、約0.03gのステアリン酸マグ
ネシウム、並びに約2.1gの重量の錠剤を生ずるのに
充分な微結晶性セルロースを含む、噛むことの可能な又
は分散可能な錠剤処方物。
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