JPH05194150A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH05194150A
JPH05194150A JP838792A JP838792A JPH05194150A JP H05194150 A JPH05194150 A JP H05194150A JP 838792 A JP838792 A JP 838792A JP 838792 A JP838792 A JP 838792A JP H05194150 A JPH05194150 A JP H05194150A
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alcohol
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Jiyouji Mitamura
譲嗣 三田村
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れたコンディショニング性と、第3成分の
毛髪上への残存性が良好な毛髪用化粧料を提供すること
を目的とする。 【構成】 下記化1に示す一般式(1)で表されるグア
ニジン誘導体及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種
以上と、下記一般式(2)で表される高級アルコールの
1種又は2種以上とを併用してなることを特徴とする毛
髪化粧料。 【化1】 (但し、式中R1 は炭素数6〜24の分岐状又は直鎖状
のアルキル基又はアルケニル基である。) 一般式(2) R2 −OH (但し、式中R2 は炭素数10〜26の分岐状又は直鎖
状のアルキル基又はアルケニル基である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪に対して優れたコ
ンディショニング性を付与すると共に、第3成分として
配合される有効成分がすすぎ落ちることなく有効に毛髪
に残存させることの可能な毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、毛髪はそれ自身から分泌される皮
脂等により覆われているが、石鹸や合成洗浄剤等で洗髪
したり、パーマ処理を施すと、皮脂が必要以上に除去さ
れてしまう。そのため洗髪やパーマ処理後の毛髪は滑ら
かさが失なわれ、パサパサした硬い感触となり、櫛の通
りが悪くなって枝毛が生じ易くなってしまう。
【0003】このような皮脂の除去等に伴う不都合を解
決するため、毛髪処理剤として各種の毛髪化粧料が開発
されており、その代表的なものとして、例えばジアルキ
ルジメチルアンモニウムクロライドなどのジ長鎖ジ短鎖
アルキルアンモニウム塩、アルキルトリメチルアンモニ
ウムクロライドなどのモノ長鎖アルキルトリ短鎖アルキ
ルアンモニウム塩といった第4級アンモニウム塩を主要
有効成分とする毛髪化粧料がある。
【0004】しかしながら、これら第4級アンモニウム
塩は毛髪への吸着力が弱く、すすぎ等を行うと毛髪から
脱離しやすい。そのため、高級アルコールのような補助
成分を用い、系を乳化状態として毛髪への存在性を高め
ることが行われているが、高級アルコール単独では毛髪
への吸着力がなく、また高級アルコールと第4級アンモ
ニウム塩とで形成される乳化ゲルも、基本的に高級アル
コールの水酸基と第4級アンモニウム塩の荷電部との相
互作用によるため、ゲル自体の毛髪への吸着力は弱く、
すすぎにより洗い落とされる傾向にある。
【0005】このため、コンディショニング性は不十分
となり、第3成分の存在を余義なくされているが、市販
のコンディショニング成分を第3成分としてこの乳化ゲ
ルに担持させた場合に於ても、ゲル自体の流れ落ちによ
り、これら第3成分を毛髪上に有効に残存し得ないのが
現状である。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
毛髪に対して優れたコンディショニング性を付与すると
共に、第3成分として配合される成分がすすぎ落ちるこ
となく有効に毛髪上に残存させる事ができる毛髪用化粧
料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記化2に
示す一般式(1)で示されるグアニジン誘導体及びそれ
らの塩から選ばれる1種又は2種以上と、下記一般式
(2)で表される高級アルコールの1種又は2種以上と
を併用することにより、上記目的を達成し得る毛髪化粧
料が得られることを見い出した。
【0008】
【化2】 (但し、式中R1 は炭素数6〜24の分岐状又は直鎖状
のアルキル基又はアルケニル基である。) 一般式(2) R2 −OH …(2) (但し、式中R2 は炭素数10〜26の分岐状又は直鎖
状のアルキル基又はアルケニル基である。)
【0009】本発明の毛髪化粧料の第1の必須成分であ
る、一般式(1)で表されるグアニジン誘導体は、分子
内にケラチン等タンパク質繊維に対して極めて吸着性の
強いグアニジノ基を有するため、毛髪への吸着量は従来
の第4級アンモニウム塩に比べて多くなるが、このグア
ニジン誘導体のみではコンディショニング性は不十分で
あった。
【0010】そこでさらに検討を重ねた結果、補助成分
即ち第2の必須成分として、上記一般式(2)で表わさ
れる高級アルコールを併用することによりコンディショ
ニング性を改善することが出来たものである。このとき
形成される乳化ゲルは、強吸着性基であるグアニジノ基
を持つグアニジン誘導体に由来するため、毛髪への吸着
性も向上し、第3成分をゲルに担持させた場合も、有効
に毛髪上に残存させることが可能となった。このように
して、本発明が完成されるに至った。以下、本発明につ
き更に詳述する。本発明の毛髪化粧料は第1必須成分と
して下記化2に示す一般式(1)で表されるグアニジン
誘導体やそれらの塩を含有する。
【0011】
【化3】
【0012】ここで(1)式中の置換基R1 は、炭素数
6〜24、好ましくは10〜22の分岐状又は直鎖状の
アルキル基又はアルケニル基であり例えば、C10
22−,C1327−,C1633−,C1837−,C1631
−,C1835−,(C8 172 CH−,4−C2 5
1530−などの基が好適である。
【0013】更に、式(1)のグアニジン誘導体は、通
常塩の形で配合され、具体的には塩酸塩等の無機酸塩、
グリコール酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩
等の有機酸塩などとして用いることができるが、水への
溶解性等の点から無機酸塩とする場合は塩酸塩が、有機
酸塩とする場合は酢酸塩が望ましい。
【0014】この場合、(1)式のグアニジン誘導体及
びその塩は、1種を単独で配合しても、2種以上を併用
してもよく、また、前述の第4級アンモニウム塩と併用
してもよい。
【0015】グアニジン誘導体の配合量は別に制限され
ないが、全体の0.1〜8%(重量%、以下同様)、特
に0.7〜5%とすることが好ましい。配合量が0.1
%未満では吸着による効果が十分でない場合があり、8
%を越えると経済的に不利であるばかりでなく、むしろ
べたついて重い仕上りになる場合がある。本発明の毛髪
化粧料の第2の必須成分は高級アルコールであり、これ
は下記一般式(2)で示される。 R2 −OH …(2)
【0016】ここで、(2)式中の置換基R2 は、炭素
数10〜26の分岐状又は直鎖状のアルキル基又はアル
ケニル基であり、具体例として、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、ミリスチルアルコール、ヘプタデ
カノール、ベヘニルアルコール等の飽和一価アルコー
ル、及び脂肪酸アルコールが挙げられる。これらはその
1種を単独で用いても2種以上を併用してもかまわない
が、セチルアルコールとステアリルアルコールとを重量
比3:7〜7:3、特に2:3〜3:2の配合割合で使
用することが好ましい。
【0017】上記高級アルコールの配合量は、組成物全
体の0.2〜10%、特に2〜8%となるようにするこ
とが好ましく、この配合量範囲とすることにより本発明
の目的を確実に達成することができる。これに対し、上
記成分の合計配合量が0.2%より少ない場合は本発明
の効果が十分発揮されない場合があり、また10%より
多いとべたつきが生じ、重い仕上り感となり易い。
【0018】本発明の毛髪化粧料にはさらに、前述のよ
うに上記成分に加え、第3の有効成分として、スクワラ
ン等の炭化水素油、パルミチン酸イソプロピル等の脂肪
酸エステル油、杏仁油、ミンク油等の動植物油やケラチ
ンタンパク等、化粧料に通常用いられる、タンパク質を
加水分解して得られるポリペプタイド、そのエステルや
4級化物、またこのポリペプタイドと各種脂肪酸との縮
合物や、メチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキ
サン等のシリコーン油、変性シリコーン油や、POE
(6.5)ノニルフェニルエーテルリン酸等のリン酸エ
ステルを、性能向上成分として配合することが出来る。
また本発明の効果に影響のない範囲でグリシン等のアミ
ノ酸、リン酸等のpH調整剤、セルロース誘導体、天
然、合成高分子類等の増粘剤、ヒドロキシピロリドン塩
等のふけ止め剤ペンタデカン酸グリセリド等の育毛剤及
び乳化剤、溶剤、殺菌剤、酸化防止剤、キレート剤、紫
外線吸収剤、香料、着色料などの従来から用いられてい
る成分を任意に配合することができる。なおこれらの第
3の有効成分の配合量は特に制限されず、通常量とする
ことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料によると、上記第1及び第2の必須成分を併用するこ
とにより、毛髪に優れたコンディショニング性を付与す
ると共に、形成される乳化ゲルの毛髪への良好な吸着性
により、第3成分として配合される有効成分を有効に毛
髪上に残存させることが可能である。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例と比較例を示し、本発
明の効果を具体的に説明する。なお、各例の説明に先立
って、各例で採用したヘアコンディショニング性の試験
法について説明する。この場合、ヘアコンディショニン
グ性は、熱損傷毛を用い、くし通り性、なめらかさ、し
っとり感、毛髪柔軟性について評価した。 熱損傷毛 毛束を80℃で5時間減圧乾燥したもの。 試験法
【0021】損傷処理された毛束(5g,20cm)を
シャンプーしたのち、試料0.5gを直接塗布し、手で
均一に伸ばし、次いで25℃,65%RHの雰囲気で乾
燥させ、一昼夜放置後の毛髪のくし通り性、なめらか
さ、しっとり感及び毛髪柔軟性について官能評価した。
評価基準は、上記損傷処理毛をシャンプー処理したもの
を基準とする4段階評価である。 ◎ : 非常に優れる ○ : やや良い △ : 同 等 × : 悪 い 実施例1〜10、比較例1〜7 下記表1に示す17種の毛髪化粧料を調整し、その性能
を評価した。その結果を同表に示す。なお、各成分の組
成を示す数値は、重量%である。
【0022】
【表1】 高級アルコ−ル混合物(1): セチルアルコ−ル:ステアリルアルコ−ル=1:1 高級アルコ−ル混合物(2): ミリスチルアルコ−ル:セチルアルコ−ル:ベヘニルア
ルコ−ル=3:5:2
【0023】上記表1から明らかなように、比較例1〜
5の毛髪化粧料のようにグアニジン誘導体塩、第4級ア
ンモニウム塩、高級アルコール各々単独で使用するだけ
ではいずれの性能も不充分であった。また比較例6,7
の毛髪化粧料のように第4級アンモウム塩と高級アルコ
ールとの組み合わせは、くし通り、なめらかさ毛髪柔軟
性などである程度効果はあるものの、未だ満足できるも
のではなかった。
【0024】これに対し、実施例1〜10の毛髪化粧料
に見られるように、グアニジン誘導体と高級アルコール
を併用した場合は、その評価項目のいずれについても優
れた性能を示すことが認められた。また、実施例2、
4、5、7〜10の毛髪化粧料のように、特にグアニジ
ン誘導体や高級アルコールの配合量を所定の範囲とした
場合には、特に優れた効果が得られることが認められ
た。 実施例11〜13、比較例8〜10 下記表2に示す6種の毛髪化粧料を調整した。
【0025】あらかじめアニオン界面活性剤により洗浄
済みの正常毛束(10g、20cm)に、これら毛髪化
粧料を1.0g塗布し、よく櫛通しした。更に毛束を4
0℃、250mlの温水中にて上下浸盪を5回行ない、
これを1回のすすぎとして、すすぎを2回繰り返した。
次いで、毛束に残存する毛髪化粧料成分をエタノ−ルを
溶媒とするソックスレ−抽出器により抽出し、エタノ−
ルを減圧留去した後、ガスクロマトグラフィ−を用いた
絶対検量線法により定量した。その結果を下記表2に示
す。なお、各成分の組成を示す数値は、重量%である。
【0026】
【表2】
【0027】上記表2から明らかなように、グアニジン
誘導体を含有する本発明の毛髪化粧料(実施例11〜1
3)は、従来の4級塩を含有する毛髪化粧料(比較例8
〜10)に比べ、第3成分の毛髪への残存性に優れてい
ることがわかる。次に、各種毛髪化粧料を調整し、女性
パネラー15名にて評価を行った処方例について示す。 実施例14 下記組成のヘアーリンスを調製し、その性能を評価し
た。なお、各成分の組成を示す数値は、重量%である
(以下の実施例でも同様)。 オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.7% セチルアルコール/ステアリルアルコール(1:1混合物) 4.0% ミンク油 0.5% POE(30)グリセリルモノイソステアレート 1.0% 2−エチルヘキサン酸セチル 1.5% プロピレングリコール 7.0% 香料 0.5% 精製水 残部。
【0028】本実施例の組成物は、特にパサつきのなさ
にすぐれていると評価された。特に、グアニジン誘導体
塩の代りにステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ドを用いた以外は同一の組成のヘアーリンス組成物と比
較したところ、15名中11名が、グアニジン誘導体塩
含有組成物の方が残存感にすぐれ、パサつきのなさ、し
っとり感に於て良好であると評価し、有効成分の残存性
が確認された。 実施例15 下記組成のヘアートリートメントを調製し、その性能を
評価した。 デシルグアニジン酢酸塩 0.4% ヘキサデシルグアニジン塩酸塩 0.4% セチルアルコール 2.0% ベヘニルアルコール 2.0% キョウニン油 0.25% マカデミアンナッツ油 0.25% POE(5)ステアリルエーテル 0.7% POE(30)硬化ヒマシ油 2.3% プロピレングリコール 10% 香料 0.5% 精製水 残部 本実施例のヘア−トリートメントは、ブラシ通り及び乾
燥後のパサつきのなさに於て優れていると評価された。 実施例16 下記組成のヘアーコンディショナーを調製し、その性能
を評価した。 オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.5% ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 0.2% ステアリルアルコール 2.5% ドデシルアルコール 0.5% モノミリスチン酸グリセリン 0.3% ミリスチン酸オクチルドデシル 0.3% 流動パラフィン 5.0% グリセリン 2.0% POE(20)モノイソステアリン酸硬化ヒマシ油 1.5% 香料 0.5% 精製水 残部 本実施例のヘアーコンディショナーは、乾燥時のからま
りのなさ、乾燥後のしっとりした落ちついた風合に於て
優れていると評価された。 実施例17 下記組成のヘアーリンスを調製し、その性能を評価し
た。 オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.7% ステアリルアルコール 1.5% セチルアルコール 1.5% ベヘニルアルコール 1.0% アミノ変性シリコン(500cst) 1.0% ジメチルポリシロキサン(100万cst) 0.3% イソパラフィン 1.5% ソルビタンモノステアレート 0.5% POE(50)トリイソステアリン酸硬化ヒマシ油 1.5% パラオキシ安息香酸メチル 0.4% プロピレングリコール 5.0% 香料 0.7% 精製水 残部
【0029】本実施例のヘアーリンスは、仕上り時のな
めらかさに於て優れていると評価された。特に、グアニ
ジン誘導体塩の代わりにステアリルトリメチルアンモニ
ウムクロライドを用いた以外は同一の組成のヘアーリン
ス組成物と比較したところ、15名中15名全員がすす
ぎ時のなめらかさに於てグアニジン誘導体塩含有組成物
の方が良好であると評価し、また仕上り時のなめらかさ
に於ても15名中13名が優れていると評価し、良好な
残存性が確認された。 実施例18 下記組成のヘアートリートメントを調製し、その性能を
評価した。 ヘキサデシルグアニジン塩酸塩 0.3% オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.7% セチルアルコール 2.5% ステアリルアルコール 0.5% テトラエイコサニルアルコール 2.0% メチルポリシロキサン(5000cst) 5.0% イソプロピルパルミテート 3.0% ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲン 1.0% POE(50)トリイソステアリン酸グリセリル 1.5% POE(40)ノニルフェニルエーテル 0.35% プロピレングリコール 7.0% 香料 0.5% 精製水 残部 本実施例のトリートメントは仕上り後のなめらかさ、つ
るつる感に於て優れており、かつしっとりとした落ちつ
きに於ても良好であると評価された。 実施例19 下記組成のヘアークリームを調製し、その性能を評価し
た。 ドデシルグアニジン塩酸塩 0.7% ヘキサデシルグアニジン塩酸塩 0.15% オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.15% セチルアルコール 1.5% 流動イソパラフィン 1.5% ジメチルポリシロキサン(100万cst) 0.4% ジメチルポリシロキサン(30cst) 0.7% ワセリン 7.0% パラオキシ安息香酸メチル 0.4% メドウフォーム油 0.5% 香料 0.6% プロピレングリコール 3.0% 精製水 残部 本実施例のヘアクリームはなめらかさに優れ、特につる
つる感にて非常に優れていると評価された。 実施例20 下記組成のヘアーコンディショナーを調製し、その性能
を評価した。 アイコサニルグアニジン塩酸塩 0.3% オクタデシルグアニジン塩酸塩 0.7% ミリスチルアルコール 1.0% セチルアルコール 3.0% ステアリルアルコール 1.0% カチオン化加水分解ケラチン 1.0% ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンナトリウム 1.0% (AI=20%) セスキオレイン酸ソルビタン 0.6% モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸POE(25) 1.4% グリセリル プロピレングリコール 7.0% 香料 0.5% 精製水 残部
【0030】本実施例のコンディショナーは、仕上りの
パサつきのなさ、しっとり感に優れていると評価され
た。特に、この組成物のグアニジン誘導体塩の代わりに
ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドを用いた
以外は同一の組成のヘアーコンディショナーと比較した
ところ、15名中11名が、毛先のハネ上りのなさ、全
体としてのしっとりとした落ちつきに於て、グアニジン
誘導体塩含有組成物の方が良好であると評価し、有効成
分の残存性が確認された。 実施例21 下記組成のヘアーリンスを調製し、その性能を評価し
た。 ドデシルグアニジン酢酸塩 0.5% ヘキサデシルグアニジン塩酸塩 0.5% ミリスチルアルコール 1.5% セチルアルコール 1.5% オレフィンオリゴマー 1.0% (平均炭素数24〜30,3〜5量体) POE(5)ノニルフェニルエーテルリン酸 0.25% POE(5)ステアリルエーテルリン酸 0.25% ポリマーJR 30M(UCC社製) 0.2% グリセリルモノステアレート 0.5% POE(10)ステアリルエーテル 0.7% POE(30)トリイソステアリン酸グリセリル 0.8% プロピレングリコール 7.0% 香料 0.5% 精製水 残部 本実施例のヘアーリンスは、コンディショニング性に優
れるのみならず、ヘアスタイルのセット性に於ても良好
であるとの評価を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1に示す一般式(1)で表される
    グアニジン誘導体及びそれらの塩から選ばれる1種又は
    2種以上と、下記一般式(2)で表される高級アルコー
    ルの1種又は2種以上とを併用してなることを特徴とす
    る毛髪化粧料。 【化1】 (但し、式中R1 は炭素数6〜24の分岐状又は直鎖状
    のアルキル基又はアルケニル基である。) 一般式(2) R2 −OH (但し、式中R2 は炭素数10〜26の分岐状又は直鎖
    状のアルキル基又はアルケニル基である。)
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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