JPH05193404A - 車両のメモリ付き座席の制御装置 - Google Patents

車両のメモリ付き座席の制御装置

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JPH05193404A
JPH05193404A JP4108248A JP10824892A JPH05193404A JP H05193404 A JPH05193404 A JP H05193404A JP 4108248 A JP4108248 A JP 4108248A JP 10824892 A JP10824892 A JP 10824892A JP H05193404 A JPH05193404 A JP H05193404A
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seat
signal
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current
position signal
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JP4108248A
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English (en)
Inventor
David A Parker
アラン パーカー デイヴィッド
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Lear Corp EEDS and Interiors
Original Assignee
Lear Corp EEDS and Interiors
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
    • G05B19/425Teaching successive positions by numerical control, i.e. commands being entered to control the positioning servo of the tool head or end effector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0226User interfaces specially adapted for seat adjustment
    • B60N2/0228Hand-activated mechanical switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2210/00Sensor types, e.g. for passenger detection systems or for controlling seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2220/00Computerised treatment of data for controlling of seats
    • B60N2220/10Computerised treatment of data for controlling of seats using a database

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  • Stored Programmes (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のメモリ付き座席を制御する制御装置を
改良して、記憶性能に優れ、この優れた記憶性能を経済
的に得ることが出来るようにする。 【構成】 座席駆動モータ22,23,24,25によ
って再配置可能な第一の座席の現在の移動位置を示す現
在位置信号を発生する現在位置信号発生手段と、第二の
座席の呼出位置を示す呼出位置信号を発生する呼出位置
信号発生手段と、前記現在位置信号と前記呼出位置信号
に基づいて、前記座席駆動モータにモータ制御信号を供
給して、前記第一の座席を前記現在位置と前記呼出位置
が一致するまで連続的に駆動するモータ制御手段によっ
て構成したことを特徴とする車両用座席の制御装置が提
供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリ付き座席の制
御装置に関するもので、特に、一方のメモリ付き座席の
再配置により、他方のメモリ付き座席の記憶位置を呼び
出すことが出来る制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両の運転席及び客席において
は、一乃至複数の予め選択された記憶位置または呼出位
置の一つの位置に自動的に座席を配置するメモリ機能を
備えた座席が知られている。メモリ付き座席は、一般に
電動可逆モータによって、複数の移動経路に沿ってまた
は移動軸線を中心に駆動される。こうした装置の多く
は、少なくとも運転席、一般的には両前席に関して、そ
れぞれ独立のメモリ機能を有している。さらに、こうし
たメモリ機能を有する各座席は、少なくとも一つ、一般
的には二乃至それ以上の予め選択された呼出位置を記憶
する機能を有している。例えば、こうしたメモリ付き座
席の制御装置は、カディック等(Caddick et al.)に付与
されたアメリカ特許第4,434,468号、ミカエル
ス等(Michaelset al.)に付与されたアメリカ特許第4,
510,426号、及び出願人が所有するウエッブ等(W
ebb et al.)に付与されたアメリカ特許第4,706,
194号、パーカー(Parker)に付与されたアメリカ特許
第4,845,620号等に開示されいる。
【0003】上記の特許等に開示されたメモリ付き座席
のコントローラ等の一般的なメモリ付き座席の制御装置
においては、位置検出及び記憶位置制御機能はディジタ
ル処理装置またはコントローラに対するディジタル信号
の入力によって動作するように構成されている。こうし
た装置は、例えばホール効果センサ等のセンサを使用し
ており、センサは座席の移動部に、移動量の増分に応じ
てディジタル信号を生成するように配置される。これら
のディジタル信号は、計数されて、座席の移動量を示す
ものとなる。これに対応して、特定の呼出位置はメモリ
に格納された特定のディジタル信号計数値によって規定
される。本発明は、このディジタル式のメモリ付き座席
に対して適用されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
メモリ付き座席の制御装置は、いくつかの制限を有して
いる。例えば、一般に、座席位置記憶機能を備えた車両
の各座席に少なくとも二つの位置を記憶することが出来
るようにすることが望ましい。これによって、各メモリ
付き座席について、少なくとも二人の主な使用者の座席
位置を設定することが出来る。こうした装置は、運転席
の二つの呼出位置と助手席の二つの呼出位置の少なくと
も4つの座席位置を記憶することが必要となる。設定さ
れた呼出位置を持たない使用者は。手動で所望の座席位
置を設定することが必要になる。例えば、運転者が休憩
位置に移動して、他の乗員が運転を代わる場合、運転席
及び助手席は、対応する所望の座席位置が記憶されてい
ない場合には、それぞれの座席位置を手動で設定しなけ
ればならない。これは、座席位置に関連して多数の可動
軸を備えた上級車両の場合には、特に厄介な作業とな
る。
【0005】本発明の目的は、車両のメモリ付き座席を
制御する制御装置を改良して、記憶性能に優れるととも
に、この優れた記憶性能を経済的に得ることが出来るよ
うにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第一の構成によれば、座席駆動モータに
よって再配置可能な第一の座席の現在の移動位置を示す
現在委位置信号を発生する現在位置信号発生手段と、第
二の座席の呼出位置を示す呼出位置信号を発生する呼出
位置信号発生手段と、前記現在位置信号と前記呼出位置
信号に基づいて、前記座席駆動モータにモータ制御信号
を供給して、前記第一の座席を前記現在位置と前記呼出
位置が一致するまで連続的に駆動するモータ制御手段に
よって構成したことを特徴とする車両用座席の制御装置
が提供される。
【0007】なお、前記現在位置信号が第一の座席の相
対変位位置を示し、若しくは前記呼出位置信号が前記第
二の座席の相対呼出位置を示している場合に第一の種類
のデータを受ける、前記現在位置信号が第一の座席の実
際の現在変位位置を示し、かつ前記呼出位置信号が前記
第二の座席の実際の呼出位置を示している場合に前記第
一の種類と異なる第二の種類のデータを受ける状態信号
手段を有し、前記モータ制御手段は、前記状態信号手段
が前記第二の種類のデータを有している場合のみ前記現
在位置信号及び前記呼出位置信号に応答するように構成
することが可能である。また、前記現在位置信号及び前
記呼出位置信号に応答して前記呼出位置信号を前記現在
位置信号に等しく設定する信号記憶手段を設けることも
出来る。
【0008】また、前記信号記憶手段は、前記状態信号
手段が前記第二の種類のデータを有している場合のみ、
前記現在位置信号及び呼出位置信号に応答して前記呼出
位置信号を前記現在位置信号に等しく設定することも可
能である。また、第二の座席の第二の呼出位置を示す第
二の呼出位置信号発生手段を設けることも出来る。
【0009】本発明の第二の構成によれば、それぞれ複
数の車両用座席の一つを所定の移動範囲内において各移
動軸線方向の正逆方向に駆動する複数の座席位置決めモ
ータを制御する装置であって、モータの運転中に、対応
する移動軸線に沿った座席の増分的な変位を示す各ディ
ジタル信号を発生するディジタル信号発生手段と、座席
の対応する軸線に沿った現在の変位位置を示すディジタ
ル信号を持つ現在委位置信号発生手段と、座席の対応す
る軸線に沿った呼出位置を示すディジタル信号を持つ呼
出位置信号発生手段と、選択的な操作に応じて再配置信
号を発生する第一のユーザ制御手段と、前記再配置信号
に応答して前記モータの一つにモータ制御信号を供給し
て、座席の一方を当該座席の現在変位位置が他方の座席
の呼出位置に一致するまで連続して移動させるととも
に、前記ディジタル信号が対応する軸線の座席の実際の
増分的な移動を示す時のみに、前記再配置信号に応答す
るモータ制御手段とによって構成したことを特徴とする
車両用座席の制御装置が提供される。
【0010】この場合、上記本発明の第二の構成に、選
択的操作に応じて他方の呼出位置設定信号を発生する第
二のユーザ制御手段と、前記他方の呼出位置設定信号に
応答して、一方の座席の現在変位位置示すディジタル信
号をを他方の座席に対応する呼出位置信号発生手段に格
納するとともに、前記ディジタル信号が対応する軸線の
座席の実際の増分的な移動を示す時のみに、前記他方の
呼出位置設定信号に応答する信号記憶手段とを設けるこ
とも可能である。また、前記ディジタル信号は、初期状
態において対応する軸線に沿った座席の相対的増分変位
を示し、前記ディジタル信号が、前記座席が対応する軸
線の移動端に到達した後に座席の実際の増分変位を示す
ものとすることが出来る。この場合、前記現在位置信号
発生手段と前記呼出位置発生手段のディジタル信号の差
は、対応する一方の座席の現在位置から呼出位置までの
移動量を示すものとなる。
【0011】本発明の第三の構成によれば、座席駆動モ
ータによって再配置可能な第一の座席の現在の移動位置
を示す現在委位置信号をモータ制御手段に供給し、第二
の座席の呼出位置を示す呼出位置信号を前記モータ制御
手段に供給し、前記現在位置信号と前記呼出位置信号に
基づいて、前記座席駆動モータにモータ制御信号を供給
して、前記第一の座席を前記現在位置と前記呼出位置が
一致するまで連続的に駆動するようにしたことを特徴と
する車両用座席の制御方法が提供される。
【0012】さらに、本発明の第四の構成によれば、そ
れぞれ複数の車両用座席の一つを所定の移動範囲内にお
いて各移動軸線方向の正逆方向に駆動する複数の座席位
置決めモータを制御する方法であって、モータの運転中
に、対応する移動軸線に沿った座席の増分的な変位を示
す各ディジタル信号を発生し、座席の対応する軸線に沿
った現在の変位位置を示すディジタル信号を現在委位置
信号発生手段に格納し、座席の対応する軸線に沿った呼
出位置を示すディジタル信号を呼出位置信号発生手段に
格納し、第一のユーザ制御手段の選択的な操作に応じて
再配置信号をモータ制御手段に供給して、モータ制御手
段が前記再配置信号に応答してモータ制御信号を発生
し、前記モータの一つにモータ制御信号を供給し、座席
の一方を当該座席の現在変位位置が他方の座席の呼出位
置に一致するまで連続して移動させるとともに、前記モ
ータ制御手段が前記ディジタル信号が対応する軸線の座
席の実際の増分的な移動を示す時のみに、前記再配置信
号に応答するようにしたことを特徴とする車両用座席の
制御方法が提供される。
【0013】
【実施例】本発明のメモリ付き座席の制御装置は、上記
したパーカーに付与されたアメリカ特許第4,845,
620号の「車両用メモリ付き座席の制御装置」に開示
した形式の制御装置を使用することを意図するものであ
る。なお、このアメリカ特許の開示内容は、本明細書の
開示の一部として援用する。
【0014】図1に示すように、コントローラ20に
は、例えば車両のパネル(図示せず)に取り付けられた
複数の手動座席位置調整スイッチ(手動駆動スイッチ)
よりの入力信号が入力される。なお、図示の例において
手動駆動スイッチは、水平前・後方向、前側上・下方
向、後側上・下方向及びリクライニング立・倒方向に操
作可能となっている。同様に、コントローラ20には、
メモリ付き座席の制御パネル(図3)に配置された複数
のメモリスイッチからの入力信号が入力される。図示の
実施例においては、呼出位置1、呼出位置2、乗り込
み、他選択、呼出位置設定のメモリスイッチが設けられ
ている。コントローラ20は、それぞれ駆動機構(図示
せず)に連関された複数のモータ20−25にモータ制
御信号を供給する。各駆動機構は、座席の移動経路また
は軸に関連付けられている。モータは、前後駆動モータ
22、前側上下駆動モータ23、後側上下駆動モータ2
4及びリクライニングモータ25を含んでいる。各モー
タは、手動駆動スイッチと関連付けられている。
【0015】前後駆動モータ22は、座席(図示せず)
を水平に前後方向に移動させる駆動機構に連結されてい
る。前側上下駆動モータ23は、同様に座席の前側部を
上下に移動させる機構に連結されている。後側上下駆動
モータ24は、座席の後側部を上下に移動させる機構に
連結されている。リクライニングモータ25は、座席の
シートバックを水平軸線を中心に起立位置及び傾倒位置
(前後位置)に駆動する機構に連結されている。なお、
手動駆動スイッチ、メモリスイッチ及び駆動機構は、運
転席及び助手席においてほぼ同一の構成となっている。
【0016】それぞれの駆動機構、一般的にはそれぞれ
のモータ22−25に関連して、モータ及び/または駆
動機構の移動量を検出して、その移動量を示すディジタ
ル信号を発生するディジタルフィードバックセンサ32
−35が設けられている。こうしたセンサとして使用す
るのに適した周知のセンサは、磁石等の他の部材との相
対位置に応答して、他の部材の通過に関連づけられたデ
ィジタル信号を発生するホール効果装置である。従来、
こうした信号発生部材は、座席の駆動機構に、例えば各
駆動モータのモータ軸に取り付ける等の周知の要領で取
り付けられる。特定の駆動機構の動作に応じて、その機
構に連関されたセンサ32−35の一つがディジタル信
号を発生する。このディジタル信号の値は、それぞれの
移動軸に対する座席の移動量を示すものとなる。センサ
は、それぞれの軸線に対する座席の移動に関して、それ
ぞれの移動軸線に関連した一つの方向の移動経路におけ
る座席の移動中に、近似したNの計数値またはディジタ
ル信号が発生されるように配置される。
【0017】図2に示すように、コントローラ20は、
中央処理装置(CPU)36と、クロック37、読み出
し専用メモリ(ROM)38と、随時読み出し書き込み
可能メモリ(RAM)及び周知の入出力制御回路40を
データバス41によって相互接続して構成される。車速
及び車両のイグニションのオン、オフの状態は信号線4
6、48を介してコントローラ20に供給され、コント
ローラ20に格納された所定の車両の運転状態のみにメ
モリ付き座席の制御装置の応答を制限する。
【0018】図2において、コントローラ20は、手動
駆動スイッチを省略して示されており、モータ22−2
5及びセンサ32−35は概略のみが示されている。さ
らに、コントローラ20の、機能ブロックはRAM領域
の部分とともに示されており、このRAM領域は、本発
明の以下の説明に関連する種々のメモリ位置を含んで示
されている。各メモリアドレスまたはレジスタは、約
N、好ましくは1.25Nのディジタル信号(カウン
ト)、しかしながら明らかに2Nカウントよりも小さ
い、カウントを受け、これを記憶する容量を持つRAM
の領域を示している。このメモリ容量の態様は、上記ア
メリカ特許第4,845,620号に開示されている。
【0019】RAM39内には、座席の一つに関して4
つの現在位置レジスタと8つの呼出位置レジスタが示さ
れている。各現在位置レジスタは対応するセンサからの
ディジタル信号を受け、各移動軸線に関する現在の座席
の位置に対応したディジタル信号のカウント値を示す現
在位置信号を有している。4つの呼出位置レジスタは呼
出位置1に関連付けられており、残りの4つの呼出位置
レジスタは、呼出位置2に関連付け等れている。各呼出
位置レジスタは、それぞれの移動軸線に関する対応する
座席の呼出位置に対応したディジタル信号のカウント値
を示す呼出信号を有している。さらに、破線33で囲ん
だ部分は、オーバーフロー/アンダーフローデータを格
納する少なくとも一つのメモリまたはレジスタ領域を示
している。
【0020】図1及び図2より分かるように、本発明
は、一つの軸線ばかりではなく複数の軸線に関して移動
可能な座席のメモリ付き座席制御装置に適用可能となっ
ている。
【0021】図示の実施例において、座席は、水平前後
方向、前側部の上下方向、後側部の上下方向及びリクラ
イナの起立/傾倒方向の4つの移動経路または軸線に関
して双方向に動作可能となっている。従って、各座席に
二つの呼出位置を与えるとすれば、所要の容量を持つ1
2のレジスタが必要となる。本発明は、4つ以上または
以下の移動軸線に関して動作する座席に関しても同様に
適用可能である。しかしながら、座席がより多いか若し
くは少ない移動軸線に関して動作する場合、現在位置及
び呼出位置を記憶するためのメモリまたはレジスタの容
量はこれに応じて調整しなければならない。
【0022】前述のアメリカ特許第4,845,620
号に詳述したように、各現在位置レジスタは、そのほぼ
中央位置に初期化され、初期状態において対応する移動
軸線にそった座席の相対的な現在位置を示す現在位置信
号を有している。同様に、各呼出位置レジスタは、対応
する移動軸線に沿った相対的な呼出位置を示す呼出位置
信号を有している。座席の移動中において、各現在位置
レジスタの現在位置信号は、各軸線に沿った座席の移動
に伴って増減する。従って、現在位置信号と対応する呼
出位置信号の差は、対応する軸線における現在位置から
呼出位置までの移動量を示すものとなる。
【0023】現在位置レジスタの記憶容量が座席の移動
中に限界値に達した場合には、追加されるディジタル信
号は、オーバーフロー/アンダーフローレジスタ33に
格納される。対応する軸線方向の移動が完了すると、対
応する呼出位置レジスタが、オーバーフロー/アンダー
フローレジスタ33に格納された信号によって増分また
は減分され現在位置信号と呼出位置信号の関係を正確に
保持する。
【0024】また、アメリカ特許第4,845,620
号に示しされているように、現在位置レジスタの記憶容
量が、座席の移動中に限界値に達した場合には対応する
呼出位置レジスタをリアルタイムで増分または減分し
て、リアルタイムで対応する軸線方向の現在位置信号と
呼出位置信号を適切な関係に保持することも可能であ
る。
【0025】座席は、各軸線における移動範囲の全域に
おいて移動可能である。軸線方向の移動は、各軸線に対
応した移動端に到達すると終了される。軸線方向の移動
限界に到達すると、この事実によって当該軸線における
既知の位置に座席が設定される。対応する軸線の移動端
に座席が位置すると、この軸線に対応する現在位置信号
及び呼出位置信号が補正され、相対的な位置ではなく、
実際の座席位置を示す信号とされる。こうした信号の補
正は、座席が移動軸線の移動端に到達した時点の現在位
置信号により現在位置信号と呼出位置信号の双方を決定
することによって行われる。その後、現在位置信号は、
軸線方向の移動端においてゼロとなる。この方法によ
り、移動軸線の限界値または原点が、現在位置信号がそ
の後に相対位置ではなく、実際の座席位置を正確に示す
ように決定される。
【0026】移動軸線の既知の移動端を設定すること
は、「乗り込み位置」設定機能が設けられている場合
に、後退方向に関して特に有用である。「乗り込み位
置」設定機能は乗り込みスイッチ(図3)を短時間操作
することによって操作者が移動軸線の後退または下降方
向の移動端近傍に設定された「乗り込み(soft stop)位
置」への指令を自動的に発生して、車両への乗り込みを
容易とする機能である。この乗り込み位置は、各移動軸
線方向の移動端より僅かに手前(数カウント分)の位置
に設定され、乗り込み位置レジスタ(図示せず)に各軸
線毎に格納される。現在位置信号と、対応する乗り込み
位置レジスタのカウント値との比較により、乗り込み位
置への到達が検出され、当該移動軸線方向の移動が停止
されると、現在位置信号のカウント値は、乗り込み位置
の設定カウント値に一致するものとなる。
【0027】双方の座席のすべての移動軸線に関して絶
対位置が検出されると、即ち各移動軸線に関して移動端
に到達しまたは乗り込み位置が設定されると、双方の座
席が同一の位置にあるとすれば、それぞれの対応する移
動軸線方向の現在位置信号は一致することになる。本発
明は、この関係に依拠して、双方のメモリ付き座席の絶
対位置が分かっている場合に、一方のメモリ付き座席を
他方のメモリ付き座席の呼出位置に対応させて再配置す
ることが出来るようにしたものである。
【0028】車両の電気的な装置の初期起動時、即ち、
電気装置が、一旦バッテリから切り放す等によって完全
に駆動を停止された後に駆動される時に、メモリ付き座
席間の呼出位置の転送は禁止される。その後、転送機
能、即ち、一方のメモリ付き座席の呼出位置への再配置
により他方のメモリ付き座席を対応位置に再配置する機
能は、各座席の各移動軸線方向の座席の絶対位置が決定
されるまで禁止状態に維持される。運転席及び助手席の
転送機能の動作は、本発明の最も簡略化された実施例に
おいては同一である。従って、以下においては、運転席
の転送機能に関してのみ説明する。
【0029】初期の車両の電気装置の電源投入時におい
て、図4のサブルーチンがステップ101より開始され
る。次いで、ステップ102乃至104が連続して実行
され、現在位置レジスタ及び呼出位置レジスタがそれぞ
れほぼレジスタの中心位置に初期設定される。呼出位置
設定スイッチ(図3)に連関された設定タイマがクリア
され、運転席転送状態ビット(DSO)及び助手席転送
状態ビット(PSO)が禁止状態とされる。次いで、サ
ブルーチンはステップ105で終了される。
【0030】その後、図5のサブルーチンが、双方のメ
モリ付き座席の絶対位置が決定されるまで、転送機能を
禁止するために実行される。図5に示すように、運転席
または助手席が移動されると、サブルーチンがステップ
106から開始される。サブルーチンは、判別処理10
7において一つの軸線方向の移動端まで座席が移動され
たか否かを判定する。判別処理107の結果、移動端に
到達していないと判別された場合には、サブルーチンは
ステップ113でリターンする。一方、判別処理107
の結果、一つの移動軸線に関して座席が移動端に到達し
たことが検出されると、ステップ108乃至110が連
続して実行されて、移動端に到達した移動軸線に対応す
る乗り込み位置ビットが設定され、対応する現在位置信
号及び呼出位置信号が当該軸線方向の実際位置にセット
される。即ち、現在位置信号及び呼出位置信号が現在位
置信号により減算され、双方の座席の他のすべての移動
軸線の乗り込み状態ビットがチェックされる。その後、
サブルーチンは判別処理111によりすべての乗り込み
状態ビットがセットされているか否かを判定する。判別
処理111の判別においすべての乗り込み状態ビットが
セットされていないと判定された場合には、サブルーチ
ンはステップ113でリターンされる。一方、判別処理
111の結果、すべての乗り込み状態ビットがセットさ
れていると判定された場合には、ステップ112が実行
され、DSO及びPSOが許可状態とされる。次いで、
サブルーチンはステップ113でリターンされる。
【0031】すべての乗り込み状態ビットがセットさ
れ、DSO及びPSOがステップ112で許可状態とさ
れると、転送機能が使用可能となる。本発明の目的のた
めに、DSO及びPSOが許可状態となると、それら
は、二つの論理状態に切り替え可能となる。初期状態に
おいて、DSO及びPSOの双方がクリアされ、例えば
論理値ゼロを持つものとされる。例えば、運転席側の転
送機能が選択されると、DSOがセットされ、論理値1
を持つものとなる。転送機能が完了すると、DSOは再
びクリアされる。
【0032】誤動作を防止するために、サブルーチンは
メモリ付き座席の制御パネル(図3)のスイッチが80
ms、100ms程度の時間操作されたときに、これに
応答するように設定される。例えば、呼出位置設定スイ
ッチが操作されると、サブルーチンは、正当な入力であ
ることを判定する以前に、スイッチが80msの間連続
して操作されたか否かを判定する。これにより、サブル
ーチンが誤操作等による正当でない入力を認識しないよ
うにすることが可能となる。
【0033】メモリ付き座席の呼出位置の転送に関して
説明をする前に、呼出位置の設定容量を簡単に説明す
る。上記のように、双方の座席の絶対位置が検出される
までの間、転送機能は使用不能とされるが、各個の座席
における呼出位置への再配置は、電気装置が駆動状態と
なった後は、いつでも使用することが出来る。呼出位置
がセットされると、対応するメモリ付き座席は、セット
された呼出位置に再配置される。
【0034】図3及び図6に示すように、呼出位置をセ
ットするためには、操作者は、まず呼出位置設定スイッ
チを操作し、次いで、例えば3秒の所定の応答時間内に
制御パネルの呼出位置1または呼出位置2を操作しなけ
ればならない。呼出位置設定スイッチが操作されると、
サブルーチンがステップ200より処理を開始する。サ
ブルーチンは、判別処理201において設定タイマがゼ
ロか否かを判定する。設定タイマは、システム起動時の
ステップ103(図4)に初期設定においてクリアされ
いるので、ステップ201の判定結果は肯定結果とな
り、ステップ202において設定タイマは、所定の値に
セットされる。設定タイマの初期値は、サブルーチンが
初期値から1までカウントダウンする時間が、所望の応
答時間、例えば3秒と等しくなるように選択される。サ
ブルーチンは次いでステップ203でリターンされる。
【0035】呼出位置設定スイッチが解除された後、サ
ブルーチンがステップ204から処理を再開する。サブ
ルーチンは、判別処理205により座席の移動を制御す
るために手動駆動スイッチの一つの操作に対応する手動
入力の存否がチェックされる。手動入力がない場合に
は、判別処理205の判定結果が否定結果となり、処理
はステップ206に進んで、設定タイマが1か否かが判
定される。初期状態において設定タイマは、ステップ2
02で1よりも大きい値に設定されるので、ステップ2
06の判定結果が否定結果となり、ステップ207にお
いて設定タイマがゼロであるか否かがチェックされる。
このステップ207の判定結果も否定結果となり、ステ
ップ208において設定タイマの値が減分される。次い
で、サブルーチンは判別処理209において呼出位置設
定スイッチの操作後に呼出位置1スイッチが操作された
か否かを判定する。
【0036】呼出位置1スイッチが操作されていたと仮
定すると、ステップ209の判定結果が肯定結果とな
り、ステップ210においてDSOがセットされている
かの判定が行われる。DSOがセットされていない場合
には、ステップ210の判定結果が否定結果となり、ス
テップ211において設定タイマがゼロか否かが判定さ
れる。設定タイマはステップ202で初期設定されてい
るので、ステップ211の判定結果は、否定結果とな
り、ステップ212で運転席の現在位置信号は呼出位置
1に対応する運転席呼出位置レジスタに格納される。次
いで、ステップ215乃至ステップ217が連続して実
行され、各スイッチの誤動作防止タイマがクリアされ、
DSOがクリアされ、設定タイマもクリアされる。次い
でサブルーチンはステップ203でリターンされる。
【0037】呼出位置1スイッチが、呼出位置設定スイ
ッチ操作後に操作されなかった場合には、ステップ20
9の判定結果が否定結果となり、CPUがステップ21
9で呼出位置2スイッチが操作されたか否かを判定す
る。ステップ219の判定結果が肯定結果の場合には、
ステップ210、211、212に対応するステップ2
20、221、222が実行され、運転席の現在位置信
号が呼出位置2に対応する運転席呼出位置レジスタに格
納される。次いで、ステップ215乃至217が連続し
て実行されて、誤動作防止タイマ、DSO及び設定タイ
マがクリアされ、サブルーチンはステップ209でリタ
ーンされる。
【0038】呼出位置2スイッチが操作されなかった場
合には、ステップ219の判定結果が否定結果となり、
サブルーチンはステップ203でリターンされる。次い
で、サブルーチンは、ステップ204から再実行され、
CPUがステップ205で手動駆動スイッチの操作の有
無を再度チェックする。ステップ205の判定結果が再
び否定結果となった場合には、ステップ206において
CPUが設定タイマの値が1か否かを判定する。ステッ
プ206の判定結果が否定結果の場合には、ステップ2
07において設定タイマがゼロか否かが判定され、これ
も否定結果となるので、ステップ208において、設定
タイマが減分される。呼出位置設定スイッチ操作後の応
答時間内に呼出位置1スイッチ及び呼出位置スイッチ2
のいずれもが操作されなかった場合には、設定タイマは
ステップ208において1になるまで連続して減分され
る。設定タイマが1になると、ステップ206の判定結
果が肯定結果となり、ステップ215乃至217が連続
して実行されて、誤動作防止タイマ、DSO及び設定タ
イマがそれぞれクリアされ、次いでサブルーチンはステ
ップ203でリターンされる。
【0039】サブルーチンは、DSOが許可状態となる
まで、操作者が運転席から助手席の位置を呼び出すため
の転送動作を禁止する。この場合、転送機能の要求が与
えられると、他選択スイッチは非作動となり、サブルー
チンは運転席のみに運転席の呼出位置の一つを転送す
る。
【0040】例えば、呼出位置1スイッチが他選択スイ
ッチの操作後に操作されると、サブルーチンが、ステッ
プ230から開始される。次いで、CPUは、ステップ
231で、設定タイマがゼロであるか否かをチェックす
る。設定タイマが、ステップ217で予めクリアされて
いたと仮定すると、ステップ231の判定結果が肯定結
果となり、ステップ232においてDSOが許可されて
いるか否かの判定が行われる。双方の座席の全体位置が
検出されていない場合には、ステップ232の判定結果
が否定結果となり、ステップ233においてDSOレジ
スタがクリアされる。次いで、ステップ209において
呼出位置1スイッチの操作がチェックされる。ステップ
209の判定結果が肯定結果の場合には、ステップ21
0においてDSOがセットされているか否かが判定され
る。このステップ210の判定結果は、否定結果となる
ので、ステップ211において、設定タイマがゼロであ
るか否かが判定される。設定タイマは、初期設定されて
おらず、ステップ211の判定結果が肯定結果となるの
で、ステップ234においてCPUが運転席駆動モータ
にモータ制御信号を与えて、運転席と呼出位置1に対応
する位置に差異は位置する。即ち、運転席は、運転席の
現在位置信号が運転席の呼出位置1に対応する運転席呼
出信号に一致するまで移動される。次いで、ステップ2
16、217が連続して実行されて、DSOと設定タイ
マがクリアされ、サブルーチンはステップ203でリタ
ーンされる。
【0041】同様に、DSOが禁止され、呼出位置2ス
イッチが他選択スイッチの操作後に操作されると、サブ
ルーチンはステップ235に進み、CPUが運転席駆動
モータにモータ制御信号を供給して、運転席を呼出位置
2に再配置する。
【0042】双方の座席の絶対位置が決定されると、D
SOが許可され、サブルーチンは動作者に運転席の座席
位置を助手席の呼出位置として転送することを許可す
る。操作者が、他選択スイッチを操作すると、サブルー
チンがステップ230から開始される。次いで、ステッ
プ231で設定タイマがゼロか否かが判定される。初期
状態において、設定タイマはクリアされており、従った
ステップ231の判定結果が肯定結果となり、CPUは
ステップ232においてDSOが許可されているか否か
を判定する。ステップ232の判定結果が肯定結果とな
るので、ステップ236及び237が実行され、設定タ
イマが初期設定され、DSOがセットされる。サブルー
チンは、次いで、ステップ209において呼出位置1ス
イッチが操作されたか否かを判定する。
【0043】呼出位置1スイッチが操作されている場合
には、ステップ209の判定結果が肯定結果となり、ス
テップ210においてDSOがセットされているか否か
が判定される。DSOはステップ237でセットされて
いるので、ステップ210の判定結果が肯定結果とな
り、ステップ238においてCPUは運転席駆動モータ
にモータ制御信号を供給して運転席を助手席の呼出位置
1に対応する呼出位置に再配置する。即ち、運転席は、
助手席の呼出位置1に対応する助手席呼出位置信号に運
転席現在位置信号が一致するまで移動される。次いで、
ステップ216及び217が連続して実行されて、DS
O及び設定タイマがクリアされ、サブルーチンがステッ
プ203でリターンされる。
【0044】同様に、DSOが許可され、他選択スイッ
チ操作後に呼出位置2スイッチが操作されると、サブル
ーチンはステップ239に進み、CPUが運転席駆動モ
ータにモータ制御信号を供給して運転席を助手席の呼出
位置2に再配置する。他選択スイッチの操作後に呼出位
置1及び呼出位置2のいずれも操作されなかった場合に
は、サブルーチンはステップ203でリターンする。次
いで、サブルーチンは、ステップ204から処理を再開
し、ステップ208で設定タイマを減分する。呼出位置
1スイッチ及び呼出位置2スイッチが所定の応答時間内
に操作されなかった場合には、ステップ208で設定タ
イマが1まで減分される。次いで、ステップ206の判
定結果が肯定結果となり、ステップ216及び217で
DSO及び設定タイマがクリアされ、サブルーチンはス
テップ203でリターンされる。
【0045】最後に、操作者が、例えば運転席の呼出位
置1スイッチを操作すると、サブルーチンはステップ2
04から処理を開始する。サブルーチンは、ステップ2
05で手動駆動入力の有無を判定し、この判定結果が否
定結果の場合には、ステップ206で設定タイマが1か
否かを判定する。設定タイマはクリアされているので、
ステップ206の判定結果は否定結果となり、ステップ
207において、設定タイマがゼロか否かが判定され
る。この場合、ステップ207の判定結果は肯定結果と
なるので、ステップ209において、呼出位置1スイッ
チが操作されたか否かが判定される。ステップ209の
判定結果は肯定結果となるので、ステップ210におい
てDSOがセットされているか否かの判定が行われる。
ステップ210の判定結果は、この場合否定結果となる
ので、ステップ211において、設定タイマがゼロか否
かが判定され、その肯定結果により処理がステップ23
4に進み、CPUは運転席駆動モータにモータ駆動信号
を供給して、運転席を運転席の呼出位置1に再配置す
る。次いで、ステップ216、217により、DSO及
び設定タイマがクリアされ、サブルーチンはステップ2
03でリターンされる。
【0046】手動駆動入力が与えられると、サブルーチ
ンはステップ204から処理を開始して、ステップ20
5で手動駆動入力の有無を判定する。この場合、ステッ
プ205の判定結果は肯定結果となるので、ステップ2
15乃至217が実行されて、誤動作防止タイマ、DS
O及び設定タイマがクリアされ、サブルーチンはステッ
プ203でリターンされる。従って、手動駆動入力が与
えられた場合、すべてのメモリの動作が停止される。
【0047】本発明の他の実施例においては、図6及び
図7に関して説明した転送機能に加えて、他方の呼出位
置設定機能が負荷される、即ち、この機能により運転席
の現在位置信号を、助手席の呼出位置レジスタに格納す
ることが出来るように構成される。転送機能と同様に、
この負荷的な記憶機能は、双方の座席の絶対位置が決定
されているときのみに使用可能とされる。
【0048】図8、図9には、本発明の他の実施例にお
いて使用されるサブルーチンが示されている。説明を簡
単にするために、図6及び図7のサブルーチンの処理と
対応するブロックには、それぞれ図6及び図7の符号に
100を負荷した符号が用いられている。例えば、図8
のステップ300は、図6の呼出位置設定タイマの起動
ステップ200に対応している。
【0049】他方の呼出位置設定機能は、最初に運転席
側の呼出位置設定スイッチの操作によって起動される。
次いで、操作者は、他選択スイッチを操作し、図6、7
に関して説明したように、所定の応答時間内に呼出位置
1スイッチまたは呼出位置2スイッチのいずれかを操作
しなければならない。次いで、運転席の現在位置信号が
助手席の呼出位置1または呼出位置2の呼出位置レジス
タに格納される。
【0050】上述したように、操作者は、DSO及びP
SOが許可されるまで、他方の呼出位置設定機能を使用
することが出来ない。この場合、運転席の現在位置信号
は、運転席の対応する呼出位置レジスタに格納される。
例えば、DSOが許可される前に、他方の呼出位置設定
機能の使用が試みられると、サブルーチンは300から
開始される。次いで、サブルーチンは、ステップ301
で設定タイマがゼロか否かを判定する。初期状態におい
て、設定タイマはクリアされており、ステップ301の
判定結果は肯定結果となるので、ステップ302で設定
タイマが初期設定される。次いで、サブルーチンの処理
はステップ303に進む。
【0051】他選択スイッチが操作されると、サブルー
チンがステップ330より再実行される。次いで、サブ
ルーチンは、ステップ350で他方の状態選択ビット
(DSOO)をセットする。次いで、ステップ331
で、設定タイマがゼロか否かが判定される。設定タイマ
はステップ302で初期設定されているので、ステップ
331の判定結果は否定結果となり、処理はステップ3
52に進み、DSOが許可されているか否かが判定され
る。ステップ352の判定結果は、この場合、否定結果
となるので、ステップ333及び354が実行されてD
SO及びDSOOがクリアされる、次いで、ステップ3
09において、呼出位置1スイッチが操作されたか否か
が判定される。
【0052】呼出位置1が操作されていた場合、ステッ
プ309の判定結果が肯定結果となり、ステップ310
でDSOがセットされているか否かがチェックされる。
ステップ310の判定結果は否定結果となるので、ステ
ップ311において設定タイマがゼロか否かが判定さ
れ、この否定結果により処理がステップ355に進ん
で、DSOOがセットされているか否かが判定される。
この場合、ステップ355の判定結果は、否定結果とな
るので、ステップ312で運転席の現在位置信号が呼出
位置1に対応する呼出位置レジスタに格納される。次い
で、ステップ315乃至317が実行されて、誤動作防
止タイマ、DSO、DSOO及び設定タイマがクリアさ
れ、次いでサブルーチンはステップ303でリターンす
る。
【0053】同様に、DSOが禁止されている状態で、
呼出位置2スイッチが、呼出位置設定または他選択スイ
ッチの操作後に操作されると、ステップ322におい
て、運転席の現在位置信号が、呼出位置2に対応した運
転席の呼出位置レジスタに格納される。
【0054】呼出位置1スイッチ及び呼出位置2スイッ
チのいずれも操作されない場合には、サブルーチンは、
ステップ303でリターンされる。次いで、サブルーチ
ン304から再実行され、ステップ305において手動
駆動入力の有無が判定される。ステップ305の否定結
果により、ステップ306において設定タイマが1か否
かの判定が行われる。初期状態において、設定タイマ
は、ステップ302で初期設定されているので、1より
も大きく、従って判定結果は否定結果となり、ステップ
307において、設定タイマがゼロか否かが判定され
る。ステップ307の判定結果も否定結果となるので、
ステップ308において設定タイマが減分される。呼出
位置1スイッチ及び呼出位置2スイッチのいずれもが、
応答時間内に操作されない場合には、ステップ308に
より設定タイマが連続して1になるまで減分される。設
定タイマが1になると、ステップ306の判定結果が肯
定結果となり、ステップ351乃至317において、誤
動作防止タイマ、DSO、DSOO及び設定タイマがク
リアされる。次いで、サブルーチンは、ステップ303
でリターンされる。
【0055】DSOが許可されると、他方の呼出位置設
定機能が使用可能となり、操作者は、運転席の現在位置
信号を助手席の呼出位置レジスタの一方に格納すること
が出来るものとなる。例えば、呼出位置設定スイッチが
操作されると、サブルーチンがステップ300から開始
される、サブルーチンは、ステップ301で設定タイマ
がゼロか否かを判定し、その判定結果が肯定結果となる
ので、ステップ302で設定タイマを初期設定する。次
いで、サブルーチンはステップ303でリターンされ
る。
【0056】他選択スイッチが操作されると、サブルー
チンの処理がステップ330から再開され、次いでステ
ップ35おでDSOOがセットされる。次いで、ステッ
プ331において、設定タイマがゼロか否かが判定さ
れ、この否定結果により、処理がステップ352に進
み、DSOが許可されているか否かがチェックされる。
このとき、ステップ352の判定結果は肯定結果となる
ので、ステップ306で設定タイマが1か否かのチェッ
クが行われる。設定タイマは、ステップ302で初期設
定されて1よりも大きな値となっているので、ステップ
306の判定結果は否定結果となり、ステップ307で
設定タイマがゼロであるか否かの判定が行われ、その否
定結果によりステップ308で設定タイマが減分され
る。次に、ステップ309で、呼出位置1スイッチの操
作の有無が判定される。
【0057】呼出位置1スイッチが操作されている場合
には、ステップ309の判定結果が肯定結果となり、ス
テップ310でDSOがセットされているか否かがチェ
ックされる。DSOはセットされていないので、ステッ
プ310の判定結果が否定結果となり、ステップ311
で設定タイマがゼロか否かの判定が行われる。ステップ
311の判定結果は否定結果となるので、処理はステッ
プ355に進み、DSOOがセットされているか否かが
判定される。ステップ355の判定結果は肯定結果とな
るので、ステップ359において運転席の現在位置信号
が、呼出位置1に対応する助手席呼出位置レジスタに格
納される、次いで、ステップ315乃至317で、誤動
作防止タイマ、DSO、DSOO及び設定タイマがくり
あされ、サブルーチンがステップ303でリターンされ
る。
【0058】同様に、DSOが許可され、呼出位置2ス
イッチが呼出位置設定スイッチまたは他選択スイッチの
操作後に操作された場合には、ステップ361で運転席
の現在位置信号が、呼出位置2に対応する助手席の呼出
位置レジスタに格納される。
【0059】本発明は、現在位置レジスタ及び呼出位置
レジスタが、N、好ましくは1.25Nでありかつ2N
よりも明らかに小さい容量を持つメモリ付き座席の制御
装置に関して説明したが、本発明は、メモリに格納され
る座席位置上方が対応する軸線に関する座席の実際の位
置に対応する限りにおいてこれと異なるメモリ容量を持
つメモリ付き座席の制御装置にも適用可能なものとな
る。
【0060】座席の実際の位置は、座席の各移動軸線に
おける各移動端を検出することによって設定することが
出来る。しかしながら、座席の実際の位置は、座席の移
動経路にそってスイッチまたはセンサを配置して、この
スイッチまたはセンサが座席を検出することによって設
定することも可能である。次いで、現在位置信号は、ス
イッチまたはセンサによる座席の検出位置の値に設定さ
れ、対応する呼出位置レジスタは当該軸線方向における
現在位置信号と呼出位置信号の関係を適正に維持するた
めに、増減される。
【0061】転送機能を使用可能とする前に、図5のサ
ブルーチンは、双方のメモリ付き座席の移動軸線方向に
関して絶対位置が設定されていることを要求する。しか
しながら、本発明のより広い概念においては、転送機能
は、いくつかの移動軸線のみに実際の位置が設定されて
いる場合に、使用可能とすることも可能である、例え
ば、座席に関して水平方向の軸線に対して実際の座席位
置が設定された場合に、転送機能の転送を可能とするこ
とが出来る。さらに、手動駆動スイッチとメモリスイッ
チは、各別の制御パネル上に示されているが、本発明
は、手動駆動スイッチ及びメモリスイッチの双方を供給
の制御パネル上に設けることも可能である。
【0062】なお、本発明の上記の実施例は本発明の例
示的な好適実施例であり、この開示に基づいて、当業者
において、特許請求の範囲に記載示した発明の原理を逸
脱することなく変更、除去または付加当の種々の態様で
実施することが可能である
【0063】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、車両の
メモリ付き座席を制御する制御装置を改良して、記憶性
能に優れるとともに、この優れた記憶性能を経済的に得
ることが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ付き座席の制御装置の概略ブロ
ック図である。
【図2】装置のコントローラのアーキテクチャの詳細を
示す、図1の制御装置の概略ブロック図である。
【図3】図1の制御装置のデータ入力用キーパッドのブ
ロック図である。
【図4】本発明によって座席の呼出位置の転送を可能と
するために装置のCPUによって実行される制御ルーチ
ンのフローチャートである。
【図5】本発明によって座席の呼出位置の転送を可能と
するために装置のCPUによって実行される制御ルーチ
ンのフローチャートである。
【図6】本発明によって座席の呼出位置の転送を行うた
めにCPUによって実行される制御ルーチンの実施例を
示すフローチャートである。
【図7】本発明によって座席の呼出位置の転送を行うた
めにCPUによって実行される制御ルーチンの実施例を
示すフローチャートである。
【図8】本発明によって座席の呼出位置の転送を行うた
めにCPUによって実行される制御ルーチンの他例を示
すフローチャートである。
【図9】本発明によって座席の呼出位置の転送を行うた
めにCPUによって実行される制御ルーチンの他例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
20…コントローラ 22−25…駆動モータ 32−35…フィードバックセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 9/445

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席駆動モータによって再配置可能な第
    一の座席の現在の移動位置を示す現在委位置信号を発生
    する現在位置信号発生手段と、 第二の座席の呼出位置を示す呼出位置信号を発生する呼
    出位置信号発生手段と、 前記現在位置信号と前記呼出位置信号に基づいて、前記
    座席駆動モータにモータ制御信号を供給して、前記第一
    の座席を前記現在位置と前記呼出位置が一致するまで連
    続的に駆動するモータ制御手段によって構成したことを
    特徴とする車両用座席の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記現在位置信号が第一の座席の相対変
    位位置を示し、若しくは前記呼出位置信号が前記第二の
    座席の相対呼出位置を示している場合に第一の種類のデ
    ータを受ける、前記現在位置信号が第一の座席の実際の
    現在変位位置を示し、かつ前記呼出位置信号が前記第二
    の座席の実際の呼出位置を示している場合に前記第一の
    種類と異なる第二の種類のデータを受ける状態信号手段
    を有し、前記モータ制御手段は、前記状態信号手段が前
    記第二の種類のデータを有している場合のみ前記現在位
    置信号及び前記呼出位置信号に応答する請求項1に記載
    の車両用座席の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記現在位置信号及び前記呼出位置信号
    に応答して前記呼出位置信号を前記現在位置信号に等し
    く設定する信号記憶手段を設けた請求項2に記載の車両
    用座席の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記信号記憶手段は、前記状態信号手段
    が前記第二の種類のデータを有している場合のみ、前記
    現在位置信号及び呼出位置信号に応答して前記呼出位置
    信号を前記現在位置信号に等しく設定する請求項3に記
    載の車両用座席の制御装置。
  5. 【請求項5】 第二の座席の第二の呼出位置を示す第二
    の呼出位置信号発生手段を設けた請求項3に記載の車両
    用座席の制御装置。
  6. 【請求項6】 それぞれ複数の車両用座席の一つを所定
    の移動範囲内において各移動軸線方向の正逆方向に駆動
    する複数の座席位置決めモータを制御する装置であっ
    て、 モータの運転中に、対応する移動軸線に沿った座席の増
    分的な変位を示す各ディジタル信号を発生するディジタ
    ル信号発生手段と、 座席の対応する軸線に沿った現在の変位位置を示すディ
    ジタル信号を持つ現在委位置信号発生手段と、 座席の対応する軸線に沿った呼出位置を示すディジタル
    信号を持つ呼出位置信号発生手段と、 選択的な操作に応じて再配置信号を発生する第一のユー
    ザ制御手段と、 前記再配置信号に応答して前記モータの一つにモータ制
    御信号を供給して、座席の一方を当該座席の現在変位位
    置が他方の座席の呼出位置に一致するまで連続して移動
    させるとともに、前記ディジタル信号が対応する軸線の
    座席の実際の増分的な移動を示す時のみに、前記再配置
    信号に応答するモータ制御手段とによって構成したこと
    を特徴とする車両用座席の制御装置。
  7. 【請求項7】 選択的操作に応じて他方の呼出位置設定
    信号を発生する第二のユーザ制御手段と、 前記他方の呼出位置設定信号に応答して、一方の座席の
    現在変位位置示すディジタル信号をを他方の座席に対応
    する呼出位置信号発生手段に格納するとともに、前記デ
    ィジタル信号が対応する軸線の座席の実際の増分的な移
    動を示す時のみに、前記他方の呼出位置設定信号に応答
    する信号記憶手段とを設けた請求項6に記載の車両用座
    席の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタル信号は、初期状態におい
    て対応する軸線に沿った座席の相対的増分変位を示し、
    前記ディジタル信号が、前記座席が対応する軸線の移動
    端に到達した後に座席の実際の増分変位を示すものとな
    る請求項7に記載の車両用座席の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記現在位置信号発生手段と前記呼出位
    置発生手段のディジタル信号の差は、対応する一方の座
    席の現在位置から呼出位置までの移動量を示す請求項8
    に記載の車両用座席の制御装置。
  10. 【請求項10】 座席駆動モータによって再配置可能な
    第一の座席の現在の移動位置を示す現在委位置信号をモ
    ータ制御手段に供給し、 第二の座席の呼出位置を示す呼出位置信号を前記モータ
    制御手段に供給し、 前記現在位置信号と前記呼出位置信号に基づいて、前記
    座席駆動モータにモータ制御信号を供給して、前記第一
    の座席を前記現在位置と前記呼出位置が一致するまで連
    続的に駆動するようにしたことを特徴とする車両用座席
    の制御方法。
  11. 【請求項11】 現在位置信号が第一の座席の相対変位
    位置を示し、若しくは呼出位置信号が第二の座席の相対
    呼出位置を示している場合に第一の種類のデータを状態
    信号手段に設定し、 前記現在位置信号が第一の座席の実際の現在変位位置を
    示し、かつ前記呼出位置信号が前記第二の座席の実際の
    呼出位置を示している場合に前記第一の種類と異なる第
    二の種類のデータを状態信号手段に設定して、前記状態
    信号手段が前記第二の種類のデータを有している場合の
    みに前記現在位置信号及び前記呼出位置信号に応答する
    請求項10に記載の車両用座席の制御方法。
  12. 【請求項12】 他方の呼出位置設定信号を発生し、 前記他方の呼出位置設定信号に応答して前記呼出位置信
    号を前記現在位置信号に等しく設定する請求項11に記
    載の車両用座席の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記状態信号手段が前記第二の種類の
    データを有している場合のみ、前記他方の呼出位置設定
    信号に応答して前記呼出位置信号を前記現在位置信号に
    等しく設定する請求項12に記載の車両用座席の制御方
    法。
  14. 【請求項14】 それぞれ複数の車両用座席の一つを所
    定の移動範囲内において各移動軸線方向の正逆方向に駆
    動する複数の座席位置決めモータを制御する方法であっ
    て、 モータの運転中に、対応する移動軸線に沿った座席の増
    分的な変位を示す各ディジタル信号を発生し、 座席の対応する軸線に沿った現在の変位位置を示すディ
    ジタル信号を現在委位置信号発生手段に格納し、 座席の対応する軸線に沿った呼出位置を示すディジタル
    信号を呼出位置信号発生手段に格納し、 第一のユーザ制御手段の選択的な操作に応じて再配置信
    号をモータ制御手段に供給して、モータ制御手段が前記
    再配置信号に応答してモータ制御信号を発生し、 前記モータの一つにモータ制御信号を供給し、座席の一
    方を当該座席の現在変位位置が他方の座席の呼出位置に
    一致するまで連続して移動させるとともに、前記モータ
    制御手段が前記ディジタル信号が対応する軸線の座席の
    実際の増分的な移動を示す時のみに、前記再配置信号に
    応答するようにしたことを特徴とする車両用座席の制御
    方法。
  15. 【請求項15】 第二のユーザ制御手段の選択的操作に
    応じて他方の呼出位置設定信号を発生するとともに、前
    記第二のユーザ制御手段を前記ディジタル信号が対応す
    る軸線の座席の実際の増分的な移動を示す時のみに選択
    的操作に応じて他方の呼出位置設定信号を発生するよう
    に構成し、 前記他方の呼出位置設定信号に応答して、一方の座席の
    現在変位位置示すディジタル信号をを他方の座席に対応
    する呼出位置信号発生手段に格納する請求項14に記載
    の車両用座席の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記ディジタル信号を初期状態におい
    て対応する軸線に沿った座席の相対的増分変位を示すよ
    うに設定し、 前記ディジタル信号を、前記座席が対応する軸線の移動
    端に到達した後に座席の実際の増分変位を示すように設
    定する請求項15に記載の車両用座席の制御方法。
JP4108248A 1991-04-30 1992-04-28 車両のメモリ付き座席の制御装置 Pending JPH05193404A (ja)

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