JPH05193128A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH05193128A
JPH05193128A JP772992A JP772992A JPH05193128A JP H05193128 A JPH05193128 A JP H05193128A JP 772992 A JP772992 A JP 772992A JP 772992 A JP772992 A JP 772992A JP H05193128 A JPH05193128 A JP H05193128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
recording
heating
roller
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP772992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Fukushima
透 福島
Toshio Kumagai
利雄 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP772992A priority Critical patent/JPH05193128A/ja
Publication of JPH05193128A publication Critical patent/JPH05193128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙の先端から後端まで、記録紙を定着用
の加熱部に密着させることができ、定着強度が良好な高
印字品質を得る。さらに、安全面に優れる。 【構成】 記録紙50の搬送に合わせて回動可能に配設
された加熱部21、ヒータ22、加熱ユニットフレーム
23、加熱ユニット支軸24、電磁クラッチ25、減速
歯車26、27、加熱ユニット歯車33から構成された
加熱定着ユニットと、加熱部21の記録紙搬送方向にお
ける上方近傍に記録紙先端固定ローラ28、レリーズロ
ーラ29、レリーズローラ29を駆動するレリーズレバ
ー32、ソレノイド30が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成後に加熱定着
を有する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタには、記録紙に
画像形成後液体インクを乾燥させインクを記録紙へ速や
かに定着させるため、加熱定着手を用いた記録装置があ
る。
【0003】常温で固体のホットメルト型インクを用い
るインクジェットプリンタの場合は、記録紙にインクが
付着したときの密着強度をさらに強めるため、記録紙上
で固化したインクを再溶解し、記録紙にインクを染み込
ませるために加熱定着を行っている。それにより、記録
紙裏面より加熱し定着を終了した記録部分は、指あるい
は爪等で擦ったときでも、はがれ落ちることのない印字
強度の強い記録を得ることができる。
【0004】例えば、特開昭55−69464号や特開
昭63−205241号に記載されているものがある。
これらは、記録ヘッドと対向するプラテンを加熱するこ
とで、記録紙を加熱しインクを乾燥・定着している。し
かしこれらの方法では、記録紙中の水分やインク中の水
分が記録ヘッドに付着し、結露によるノズル目詰まり等
の印字不良や記録ヘッド表面の温度上昇によりインク突
出安定性を劣化させていた。
【0005】また、特開平2−151444号に記載さ
れているものがある。これは加熱部を記録ヘッドと対向
しない位置、あるいは記録し搬送方向に所定の距離をお
いて配設することで、上述のノズル目詰まり等印字の安
定性劣化を解決している。
【0006】しかしながら、この種の記録装置では、定
着前において記録紙の印字面に触れることができないた
め、特に単票紙等の記録紙の先端を加熱部に密着させる
ことが困難であり、定着不良が生じ、印字強度が得られ
ないといった問題があった。また、加熱部は通常80℃
〜180℃程度であり、火傷等に対する安全性の問題に
ついて考慮する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、この
ような問題に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、記録紙の先端から後端まで定着強度が良好で、
高い印字品質が得られ、かつ安全性のある記録装置を提
供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の記録装置は、画像形成後に加熱定着を有
する記録装置において、印字面に触れることなく記録紙
の搬送に合わせて回動可能に配設された加熱定着ユニッ
トと、前記加熱定着ユニットの一部である加熱部の記録
紙搬送方向における上方近傍に配置され、記録紙の印字
領域外を保持し、かつ記録紙搬送補助を行う記録紙先端
保持手段と、を備えたことを特徴とする
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す記録装置の
側面図である。また、図2は同実施例を示す記録装置の
部分平面図である。両図において、ガイド軸3、4はサ
イドフレーム8に固定されており、キャリッジ2の移動
を案内している。このキャリッジ2は図示せぬキャリッ
ジ駆動モータによりメインローラ6と平行な主走査方向
に往復動するように構成されている。記録ヘッド1は前
記キャリッジ2に搭載されている。この記録ヘッド1
は、インクを独立にインク滴とし吐出制御可能な複数の
ノズルを有し、主走査方向に走査され前記ノズルから選
択的にインク滴を吐出し記録紙50上にドット像を形成
する。記録紙50は、図示せぬ給紙トレイから図示せぬ
分離ローラにより記録紙50の先端がメインローラ6と
紙送り従動ローラ7にかみこむまで主走査方向と直行す
る副走査方向に紙ガイド板9とプラテン10の間を搬送
され、記録紙50の先端がメインローラ6と紙送り従動
ローラ7にかみこんだ時点より、記録紙搬送はメインロ
ーラ6に支配され、他の記録紙搬送力は解除される。前
記メインローラ6は紙送りモータ5より駆動力を受け、
常に1回転で記録紙搬送をすることで、メインローラ6
の偏心等の紙送り誤差を生じない正確な記録紙搬送がで
きるように構成されている。詳しくは、紙送りモータピ
ニオン11はモジュール0.5の27歯、メインローラ
歯車12は81歯であり、減速比1:3である。記録紙
搬送は紙送りモータ5が3回転、メインローラ6は1回
転で行われる。そして、ドット像を形成記録された記録
紙50は、加熱定着ユニットへ搬送される。
【0011】ここで加熱定着ユニットの構造を詳細に説
明する。加熱定着ユニットは加熱部21、ヒータ22、
加熱ユニットフレーム23、加熱ユニット支軸24、電
磁クラッチ25、減速歯車26、27、加熱ユニット歯
車33から構成されている。加熱部21は外形曲率半径
46.0mmの湾曲状になっており、内周にはシート状の
ヒータ22が接触して配設され、加熱部21の表面温度
を一定に保つようコントロールされている。加熱部21
はその左右を加熱ユニットフレーム23に固定されてい
る。加熱ユニットフレーム23は加熱ユニット支軸24
を中心に回転できるよう構成され、紙送りモータ5によ
る記録紙搬送に連動して選択的に回転できるように、電
磁クラッチ25が設けられている。通常は電磁クラッチ
25は通電されておらず加熱ユニット歯車33は空回り
している。紙送りモータ5からは減速歯車26、27を
介して、減速比1:80に設定されており、加熱部21
の表面移動量を記録紙搬送量と同じとなるように構成し
てある。また、加熱部21の先端付近には、記録紙先端
固定ローラ28、レリーズローラ29、レリーズローラ
29を駆動するレリーズレバー32、ソレノイド30が
配設されている。レリーズローラ29は通常は、ばね3
1によりレリーズレバー32を介して記録紙先端固定ロ
ーラ28にわずかな力で押し付けられている。記録紙先
端固定ローラ28は記録紙の先端を固定することはもと
より、記録紙が搬送時に加熱部21から浮くのを防ぐた
めに、加熱ユニット歯車33から歯車36、37を介し
てメインローラ6の記録紙搬送速度よりも5%増速し記
録紙にテンションを与えている。 次に、加熱定着ユニ
ットの動作を詳細に説明する。図3は加熱定着ユニット
の動きを示す動作図である。印字開始から4行目の記録
紙搬送にあわせてソレノイド30を通電し、レリーズロ
ーラ29を動作させ、記録紙の先端を支持する。以降ば
ね31によりわずかな力によって記録紙先端は支持され
続ける。印字開始から5行目以降10行目まで6回の記
録紙搬送にあわせて電磁クラッチ25を通電し加熱定着
ユニットを回転させる。10行目まで印字すると、加熱
定着ユニットは、13.5度×6=81度回転すること
になる。その時の状態、つまり10行目まで印字し、記
録紙を搬送した状態が図3である。11行目以降電磁ク
ラッチ25は通電せず記録紙後端まで印字・搬送・定着
を行い、1枚の記録が終了したとき、加熱定着ユニット
は排紙動作を行い、もとの印字前の状態(図1)にもど
る。
【0012】前述のような構成・動作により、記録紙の
先端を確実に加熱部へ密着させることができ、効率のよ
い熱伝達が行え、定着強度が良好で耐擦性があり、高印
字品質を得ることができる。
【0013】次に排紙動作について説明する。1枚の記
録が終了したとき先端押え用のソレノイド30を通電し
レリーズローラ29を解放状態にし、回転ストロークの
半分以上(40度〜80度)逆転する。そして、ソレノ
イド30の通電を解除し、レリーズローラ29が記録紙
を支持してから、加熱定着ユニットを正転させることで
記録紙を搬送しスタッカ34上に排紙する。通常、記録
紙の後端まで印字されており、定着が必要な場合におい
て、記録紙の後端の浮きを防ぐため上記動作を行う。記
録紙の後端まで印字されておらず、紙浮きの問題が無い
場合は、記録紙先端固定ローラ28の駆動力により記録
紙を排出する。
【0014】尚、加熱定着ユニットは、印字指令が入る
までは必要温度を保持したまま、初期(図1)の状態に
ある。この位置は手や指等の入ることのない安全な領域
であり、記録ヘッド1との間隔が大きく設定できるの
で、記録ヘッド1は表面の温度上昇がなく、印字安定性
が保たれる。
【0015】
【発明の効果】本発明の上記の構成によれば、記録紙の
先端から後端まで余すことなく均一に加熱定着すること
ができ、かつ記録紙を定着用の加熱部に密着させること
ができるので、定着強度が良好で耐擦性があり、且つ高
密着性、高印字品質を得ることができる。さらに、加熱
定着ユニットが回転し、印字しない状態では本体内にあ
るので、火傷等を防ぎ安全面に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の記録装置の側面図。
【図2】本発明の第1の実施例の部分平面図。
【図3】本発明の第1の実施例の動作側面図。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 6 メインローラ 9 紙ガイド板 21 加熱部 22 ヒータ 23 加熱ユニットフレーム 25 電磁クラッチ 28 記録紙先端固定ローラ 29 レリーズローラ 30 ソレノイド 31 ばね 32 レリーズレバー 50 記録紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成後に加熱定着を要する記録装置
    において、印字面に触れることなく記録紙の搬送に合わ
    せて回動可能に配設された加熱定着ユニットと、前記加
    熱定着ユニットの一部である加熱部の記録紙搬送方向に
    おける上方近傍に配置され、記録紙の印字領域外を保持
    し、かつ記録紙搬送補助を行う記録紙先端保持手段と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
JP772992A 1992-01-20 1992-01-20 記録装置 Pending JPH05193128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP772992A JPH05193128A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP772992A JPH05193128A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05193128A true JPH05193128A (ja) 1993-08-03

Family

ID=11673804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP772992A Pending JPH05193128A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05193128A (ja)

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