JPH05192568A - 汚染地域用吸着材、地盤改良方法、地盤汚染防止方法、セメント原料、汚染地域用吸着材の再利用方法 - Google Patents
汚染地域用吸着材、地盤改良方法、地盤汚染防止方法、セメント原料、汚染地域用吸着材の再利用方法Info
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- JPH05192568A JPH05192568A JP2593092A JP2593092A JPH05192568A JP H05192568 A JPH05192568 A JP H05192568A JP 2593092 A JP2593092 A JP 2593092A JP 2593092 A JP2593092 A JP 2593092A JP H05192568 A JPH05192568 A JP H05192568A
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- Japan
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- contaminated
- ground
- pollution
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 石炭灰の有効利用の方法を提供する。
【構成】 石炭火力発電所等から産出される石炭灰に、
セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉末、
活性炭粉末、油燃焼過程で発生する未燃カーボンに富む
灰を混合し、散水しながら造粒あるいは製団し、その後
に養生して製造した汚染地域用吸着材。また汚染地域の
地中に、上記吸着材を設置し、汚染や漏洩を減少及び防
止させる地盤改良方法。汚染地域用吸着材に油、溶剤、
重金属イオン等を加えた、セメント原料。また上記吸着
材が汚染により飽和状態となった場合、吸着材を加熱し
て、吸着した物質を分解あるいは安定化し、汚染地域用
吸着材として再利用する。
セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉末、
活性炭粉末、油燃焼過程で発生する未燃カーボンに富む
灰を混合し、散水しながら造粒あるいは製団し、その後
に養生して製造した汚染地域用吸着材。また汚染地域の
地中に、上記吸着材を設置し、汚染や漏洩を減少及び防
止させる地盤改良方法。汚染地域用吸着材に油、溶剤、
重金属イオン等を加えた、セメント原料。また上記吸着
材が汚染により飽和状態となった場合、吸着材を加熱し
て、吸着した物質を分解あるいは安定化し、汚染地域用
吸着材として再利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭火力発電所等から
大量に産出され、その処分に困窮している石炭灰の有効
利用に関するものである。
大量に産出され、その処分に困窮している石炭灰の有効
利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭火力発電所において、NOx及びS
Oxに対する規制がなかった時代では、石炭を微粉砕し
て高温燃焼させていたために未燃カ−ボンの残留が少な
かった。そのため粗粒部分はほとんど埋立廃棄処分とさ
れていたが、JIS A6201に合格したものは、フ
ライアッシュセメントの混合材として再利用することが
できた。しかし近年になるとNOx及びSOxへの規制
が施行され、石炭火力発電所から発生する石炭灰は低温
焼成されることとなった。そのため未燃カ−ボンは10
〜30重量%多くなり、フライアッシュセメント用とし
て使用できなくなった。この結果現在では、石炭灰のご
く一部がセメント原料(SiO2 、Al2 O3)に使用さ
れるだけで、その大部分は埋立廃棄処分とされている。
現状における対策としては、石炭灰の有効利用のために
以下のような方法が採られている。NOx及びSOx発
生防止のために、石灰石粉末や石灰粉末を燃焼炉に吹き
込んだり、石炭を同時粉砕しながら燃焼させる。この結
果燃焼後の石炭灰の中にはF・CaOや無水石膏を含有
しているものも出てくる。このような石炭灰にバインダ
−として粘土粉を添加して造粒し、ロ−タリ−キルンで
焼成し、軽量骨材を製造する。しかし上記の方法が実行
されているのはごく一部に限られており、実際には石炭
灰の大部分は未利用のまま埋立廃棄されている。
Oxに対する規制がなかった時代では、石炭を微粉砕し
て高温燃焼させていたために未燃カ−ボンの残留が少な
かった。そのため粗粒部分はほとんど埋立廃棄処分とさ
れていたが、JIS A6201に合格したものは、フ
ライアッシュセメントの混合材として再利用することが
できた。しかし近年になるとNOx及びSOxへの規制
が施行され、石炭火力発電所から発生する石炭灰は低温
焼成されることとなった。そのため未燃カ−ボンは10
〜30重量%多くなり、フライアッシュセメント用とし
て使用できなくなった。この結果現在では、石炭灰のご
く一部がセメント原料(SiO2 、Al2 O3)に使用さ
れるだけで、その大部分は埋立廃棄処分とされている。
現状における対策としては、石炭灰の有効利用のために
以下のような方法が採られている。NOx及びSOx発
生防止のために、石灰石粉末や石灰粉末を燃焼炉に吹き
込んだり、石炭を同時粉砕しながら燃焼させる。この結
果燃焼後の石炭灰の中にはF・CaOや無水石膏を含有
しているものも出てくる。このような石炭灰にバインダ
−として粘土粉を添加して造粒し、ロ−タリ−キルンで
焼成し、軽量骨材を製造する。しかし上記の方法が実行
されているのはごく一部に限られており、実際には石炭
灰の大部分は未利用のまま埋立廃棄されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エネルギ−調査会の長
期見通しによると、石炭火力発電所における石炭の使用
は今後増加するであろうと予測されている。またそれに
伴う石炭灰の増量も当然予測されており、そのための埋
立廃棄場所の不足が問題化してきている。一方石油精製
工場、各種製造工場、クリ−ニング等のサ−ビス工場等
での長期に渡る操業が原因となり、貯蔵施設やプラント
等から油、溶剤等が漏洩し、土壌や地下水を汚染してい
る地域がある。また一般産業廃棄物の埋立処分地におい
ても、廃棄物の分解、油、重金属イオン等による汚染が
懸念される地域がある。以上のことから現在及び将来に
おいて、主として石炭火力発電所から発生する石炭灰処
理方法の早急な解決が望まれており、また一方では、廃
棄物等による各地の汚染が大きな社会問題となってきて
いる。
期見通しによると、石炭火力発電所における石炭の使用
は今後増加するであろうと予測されている。またそれに
伴う石炭灰の増量も当然予測されており、そのための埋
立廃棄場所の不足が問題化してきている。一方石油精製
工場、各種製造工場、クリ−ニング等のサ−ビス工場等
での長期に渡る操業が原因となり、貯蔵施設やプラント
等から油、溶剤等が漏洩し、土壌や地下水を汚染してい
る地域がある。また一般産業廃棄物の埋立処分地におい
ても、廃棄物の分解、油、重金属イオン等による汚染が
懸念される地域がある。以上のことから現在及び将来に
おいて、主として石炭火力発電所から発生する石炭灰処
理方法の早急な解決が望まれており、また一方では、廃
棄物等による各地の汚染が大きな社会問題となってきて
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、現在その大部
分が未使用でありそのため処分にも困窮している、石炭
灰の有効利用の方法を提供することを目的とする。即
ち、本発明は、石炭火力発電所等から産出される石炭灰
に、セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉
末、活性炭粉末、油燃焼過程でする未燃カ−ボンの1種
または2種以上を混合し、散水しながら造粒あるいは製
団し、その後に養生することにより製造した、汚染地域
用吸着材である。また汚染されている地域または汚染が
懸念される地域の地中に、上記記載の汚染地域用吸着材
を設置し、汚染や漏洩を減少及び防止させることを特徴
とした、地盤改良方法である。また汚染が懸念される地
域に施設を新設する場合において、その地域に特許請求
の範囲第1項記載の汚染地域用吸着材を巻き出し転圧し
て設置し、さらに周囲の地盤に地中壁として設置して、
汚染や漏洩を防止することを特徴とした、地盤汚染防止
方法である。また上記記載の汚染地域用吸着材が汚染に
より飽和状態となった場合において、汚染地域用吸着材
に油、溶剤、重金属イオン等を加えた、セメント原料で
ある。また上記記載の汚染地域用汚染地域用吸着材が汚
染により飽和状態となった場合において、汚染地域用吸
着材を加熱して、吸着した物質を分解あるいは安定化
し、汚染地域用吸着材として再利用することを特徴とす
る、汚染地域用吸着材の再利用方法である。
問題点を解決するためになされたもので、現在その大部
分が未使用でありそのため処分にも困窮している、石炭
灰の有効利用の方法を提供することを目的とする。即
ち、本発明は、石炭火力発電所等から産出される石炭灰
に、セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉
末、活性炭粉末、油燃焼過程でする未燃カ−ボンの1種
または2種以上を混合し、散水しながら造粒あるいは製
団し、その後に養生することにより製造した、汚染地域
用吸着材である。また汚染されている地域または汚染が
懸念される地域の地中に、上記記載の汚染地域用吸着材
を設置し、汚染や漏洩を減少及び防止させることを特徴
とした、地盤改良方法である。また汚染が懸念される地
域に施設を新設する場合において、その地域に特許請求
の範囲第1項記載の汚染地域用吸着材を巻き出し転圧し
て設置し、さらに周囲の地盤に地中壁として設置して、
汚染や漏洩を防止することを特徴とした、地盤汚染防止
方法である。また上記記載の汚染地域用吸着材が汚染に
より飽和状態となった場合において、汚染地域用吸着材
に油、溶剤、重金属イオン等を加えた、セメント原料で
ある。また上記記載の汚染地域用汚染地域用吸着材が汚
染により飽和状態となった場合において、汚染地域用吸
着材を加熱して、吸着した物質を分解あるいは安定化
し、汚染地域用吸着材として再利用することを特徴とす
る、汚染地域用吸着材の再利用方法である。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。 <イ>使用原料の説明(図1、2) 本発明による吸着性の効果を説明するために、使用原料
の化学成分及び鉱物組成を図1に示す。また使用原料を
配合する時の割合と物理的性質とを図2に示す。 ここ
でセメント、軟弱土固化材(ソルスタ−)、粘土(モン
モリロナイト系)、高炉水さいは市販品を使用してい
る。またセメントとは普通、早強、超早強、フライアッ
シュ、高炉シリカ系セメント、シリカセメント、あるい
はアルミナセメントを意味する。また上記市販品と石炭
灰及び油燃焼時の煙道灰(以下煙道灰とする)以外の使
用原料は、ジョ−クラッシャ−等で粗砕して105〜1
10℃で乾燥し、バイブロミル等で約44μ以下に微粉
砕してある。
例について説明する。 <イ>使用原料の説明(図1、2) 本発明による吸着性の効果を説明するために、使用原料
の化学成分及び鉱物組成を図1に示す。また使用原料を
配合する時の割合と物理的性質とを図2に示す。 ここ
でセメント、軟弱土固化材(ソルスタ−)、粘土(モン
モリロナイト系)、高炉水さいは市販品を使用してい
る。またセメントとは普通、早強、超早強、フライアッ
シュ、高炉シリカ系セメント、シリカセメント、あるい
はアルミナセメントを意味する。また上記市販品と石炭
灰及び油燃焼時の煙道灰(以下煙道灰とする)以外の使
用原料は、ジョ−クラッシャ−等で粗砕して105〜1
10℃で乾燥し、バイブロミル等で約44μ以下に微粉
砕してある。
【0006】<ロ>汚染地域用吸着材の製造(図2) 上記の使用原料を図2に示す配合割合で配合し、水を添
加する。そしてオムニミキサ−、ヘンシェルミキサ−、
パン型ペレタイザ−等で直径5mm以下を主体として造粒
し、その後雨や雪がかからないように約12時間養生
し、最後に屋外で時々散水しながら約15〜30日間養
生して完成する。または別の方法として、上記の使用原
料を図2に示す配合割合で配合し、水を添加して遊星ミ
キサ−で混合する。そしてプレス成型機、あるいは高圧
団鉱機で成型し、上記と同様の方法で養生する。その後
ジョ−クラッシャ−等で約7mm以下に粗砕して完成す
る。このようにしてできた造粒ペレット等本材の比重、
吸水率、吸油率等について調べた結果を、図2に示す。
なお表乾比重、吸水率、嵩比重の測定はJIS A11
04、1108、1110により、吸油率の測定はJI
S K5101により行った。
加する。そしてオムニミキサ−、ヘンシェルミキサ−、
パン型ペレタイザ−等で直径5mm以下を主体として造粒
し、その後雨や雪がかからないように約12時間養生
し、最後に屋外で時々散水しながら約15〜30日間養
生して完成する。または別の方法として、上記の使用原
料を図2に示す配合割合で配合し、水を添加して遊星ミ
キサ−で混合する。そしてプレス成型機、あるいは高圧
団鉱機で成型し、上記と同様の方法で養生する。その後
ジョ−クラッシャ−等で約7mm以下に粗砕して完成す
る。このようにしてできた造粒ペレット等本材の比重、
吸水率、吸油率等について調べた結果を、図2に示す。
なお表乾比重、吸水率、嵩比重の測定はJIS A11
04、1108、1110により、吸油率の測定はJI
S K5101により行った。
【0007】<ハ>油類の吸着性(図3、4) 本材の油類への吸着性を調べるための方法を図3に、及
びその結果を図4に示す。3000ppm に相当する灯油
を攪拌混合した脱イオン水を、四塩化炭素抽出物として
ガラスカラム1に充填し、次に本材をガラスカラム1内
に投入する。そしてガラスカラム1下方からフラスコ2
へと流出する、水の四塩化炭素抽出物について分析を行
った。吸着性としての効力が明かとなるよう、比較例と
して本材の代りに標準砂を用いたものA、使用原料を図
2に示すNo.2の配合割合で配合したB,No.8の
配合割合で配合したCを実験材料として用いた。図4か
ら明らかなように、本材を使用した場合は灯油成分を吸
着するため、四塩化炭素抽出物の流出がごく僅かであっ
た。すなわち灯油で汚染された水中の油成分を吸着し、
浄化することが確認されたわけである。したがって本材
は、油類で汚染された地域の汚染地域用吸着材として使
用できる。あるいは本材料の粒度分布を調整したり、ベ
ントナイト等の膨潤性の粘土を混合したり、セメント類
の混合割合を少なくして破砕され易くしたり、締め固め
強度を強くして締め固めを行うことにより透水性を低下
させ、吸着性を有する止水材として使用することができ
る。
びその結果を図4に示す。3000ppm に相当する灯油
を攪拌混合した脱イオン水を、四塩化炭素抽出物として
ガラスカラム1に充填し、次に本材をガラスカラム1内
に投入する。そしてガラスカラム1下方からフラスコ2
へと流出する、水の四塩化炭素抽出物について分析を行
った。吸着性としての効力が明かとなるよう、比較例と
して本材の代りに標準砂を用いたものA、使用原料を図
2に示すNo.2の配合割合で配合したB,No.8の
配合割合で配合したCを実験材料として用いた。図4か
ら明らかなように、本材を使用した場合は灯油成分を吸
着するため、四塩化炭素抽出物の流出がごく僅かであっ
た。すなわち灯油で汚染された水中の油成分を吸着し、
浄化することが確認されたわけである。したがって本材
は、油類で汚染された地域の汚染地域用吸着材として使
用できる。あるいは本材料の粒度分布を調整したり、ベ
ントナイト等の膨潤性の粘土を混合したり、セメント類
の混合割合を少なくして破砕され易くしたり、締め固め
強度を強くして締め固めを行うことにより透水性を低下
させ、吸着性を有する止水材として使用することができ
る。
【0008】<ニ>重金属の吸着性(図5、6) 本材の重金属への吸着性を調べるための方法を図5に、
及びその結果を図6に示す。銅、カドミウム、鉛、亜
鉛、3価のクロム、アンモニウムイオン各々の濃度が1
500ppm の溶液をビ−カ−4に入れ、その中にに本材
を投入する。そして溶液をスタ−ラ−3で24時間攪拌
した後濾過し、得られた濾液の重金属濃度を原子吸光法
で測定して、濃度の減少量から吸着量を算出した。原子
吸光法とは図6にも記されているように、原子吸光光度
法(Cu,Cd,Pb,Zn)、ジフェニルカルバジド
法及びネスラ−法を用いた吸光光度法である。また比較
例として砂、軽石、天然ゼオライトを用いた。図6から
明らかなように、本材が銅、カドミウム、鉛、亜鉛、3
価のクロム、アンモニウムイオンの各々を1000g 当
たり数100g ずつ吸着しているのに対し、比較例とし
て用いた試料ではほとんどその吸着がない。したがって
重金属で汚染された地域の汚染地域用吸着材として、本
材を使用することができる。
及びその結果を図6に示す。銅、カドミウム、鉛、亜
鉛、3価のクロム、アンモニウムイオン各々の濃度が1
500ppm の溶液をビ−カ−4に入れ、その中にに本材
を投入する。そして溶液をスタ−ラ−3で24時間攪拌
した後濾過し、得られた濾液の重金属濃度を原子吸光法
で測定して、濃度の減少量から吸着量を算出した。原子
吸光法とは図6にも記されているように、原子吸光光度
法(Cu,Cd,Pb,Zn)、ジフェニルカルバジド
法及びネスラ−法を用いた吸光光度法である。また比較
例として砂、軽石、天然ゼオライトを用いた。図6から
明らかなように、本材が銅、カドミウム、鉛、亜鉛、3
価のクロム、アンモニウムイオンの各々を1000g 当
たり数100g ずつ吸着しているのに対し、比較例とし
て用いた試料ではほとんどその吸着がない。したがって
重金属で汚染された地域の汚染地域用吸着材として、本
材を使用することができる。
【0009】<ホ>地盤改良方法(図7、8) 上記の汚染地域用吸着材Aを油、溶剤、重金属イオン等
で汚染された地域に使用する。すでに油、溶剤、重金属
イオン等で汚染されている地域、または貯蔵施設やプラ
ント等からの漏洩が懸念される地域、あるいは一般産業
廃棄物の埋立処分地等の廃棄物の分解による汚染が懸念
される地域において、汚染地域用吸着材Aを使用する。
図7に示したように貯蔵施設13から地中に漏洩が始ま
り、汚染ゾ−ン12が地中に広がる。その地域の周囲を
地下水位11を超える帯水層までトレンチを掘削して、
汚染地域用吸着材Aをそのまま投入する。この場合、汚
染地域用吸着材を投入した後に地盤を締め堅めてもよ
い。また図8はタンク14から汚染が漏洩している図で
あるが、別の方法として汚染地域用吸着材Aを袋に詰
め、その後上記のように掘削して埋設してもよい。
で汚染された地域に使用する。すでに油、溶剤、重金属
イオン等で汚染されている地域、または貯蔵施設やプラ
ント等からの漏洩が懸念される地域、あるいは一般産業
廃棄物の埋立処分地等の廃棄物の分解による汚染が懸念
される地域において、汚染地域用吸着材Aを使用する。
図7に示したように貯蔵施設13から地中に漏洩が始ま
り、汚染ゾ−ン12が地中に広がる。その地域の周囲を
地下水位11を超える帯水層までトレンチを掘削して、
汚染地域用吸着材Aをそのまま投入する。この場合、汚
染地域用吸着材を投入した後に地盤を締め堅めてもよ
い。また図8はタンク14から汚染が漏洩している図で
あるが、別の方法として汚染地域用吸着材Aを袋に詰
め、その後上記のように掘削して埋設してもよい。
【0010】<ヘ>地盤汚染防止方法(図9,10) 貯蔵施設やプラント等からの漏洩が懸念される地域、あ
るいは一般産業廃棄物の埋立処分地等の廃棄物の分解に
よる汚染が懸念される地域の、施設を新設する予定地に
おいて汚染地域用吸着材Aを使用する。図9に示したよ
うにその予定地の底面に、汚染地域用吸着材Aを巻き出
し転圧して設置する。その後図10のように所定の位置
まで埋め戻し土17で埋め戻しながら、あるいは廃棄物
を埋め立て処分しながら、その周囲に汚染地域用吸着材
Aよりなる地中壁16を設置する。またこの際地中壁1
6が崩壊しないように、地中壁16を支えるコンクリ−
ト擁壁15を設けてもよい。
るいは一般産業廃棄物の埋立処分地等の廃棄物の分解に
よる汚染が懸念される地域の、施設を新設する予定地に
おいて汚染地域用吸着材Aを使用する。図9に示したよ
うにその予定地の底面に、汚染地域用吸着材Aを巻き出
し転圧して設置する。その後図10のように所定の位置
まで埋め戻し土17で埋め戻しながら、あるいは廃棄物
を埋め立て処分しながら、その周囲に汚染地域用吸着材
Aよりなる地中壁16を設置する。またこの際地中壁1
6が崩壊しないように、地中壁16を支えるコンクリ−
ト擁壁15を設けてもよい。
【0011】<ト>セメント原料としての再利用 汚染地域用吸着材は汚染地域の油、溶剤、重金属イオン
等を吸着するが、限界まで吸着すると飽和状態となる。
飽和状態になった場合には建設機械等を使用して汚染地
域用吸着材を回収し、新しいものと交換して使用する。
この時回収した汚染地域用吸着材は吸着した油、溶剤、
重金属イオン等と混合されているため、セメント原料と
して再利用できる。
等を吸着するが、限界まで吸着すると飽和状態となる。
飽和状態になった場合には建設機械等を使用して汚染地
域用吸着材を回収し、新しいものと交換して使用する。
この時回収した汚染地域用吸着材は吸着した油、溶剤、
重金属イオン等と混合されているため、セメント原料と
して再利用できる。
【0012】<チ>汚染地域用吸着材としての再利用 飽和状態となった汚染地域用吸着材を回収した後、乾燥
炉や燃焼炉等を用いて加熱する。加熱により吸着した物
質は分解あるいは安定化され、新しい汚染地域用吸着材
として再利用できる。
炉や燃焼炉等を用いて加熱する。加熱により吸着した物
質は分解あるいは安定化され、新しい汚染地域用吸着材
として再利用できる。
【0013】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるた
め、次のような効果を得ることができる。 <イ>石炭火力発電所から多量に産出され、一部を除い
た大部分が埋立廃棄処分されている石炭灰を再利用する
ことにより、埋立廃棄処分される石炭灰を減少させ、埋
立廃棄場所不足を解決することができる。 <ロ>石炭灰を主体とした汚染地域用吸着材を製造し、
油、溶剤、重金属イオン等で汚染されている地域の汚染
地域用吸着材として有効利用することにより、汚染を減
少させることができる。 <ハ>石炭灰を主体とした汚染地域用吸着材を製造し、
油、溶剤、重金属イオン等の汚染が懸念される地域の汚
染地域用吸着材として有効利用することにより、汚染や
漏洩を防止することができる。 <ニ>汚染地域用吸着材は、オイル火力発電所から発生
する煙道灰等と石炭灰を混合したものであるため、それ
ら煙道灰等を再利用することにもなる。したがって煙道
灰等の処分の問題解決にも貢献できる。 <ホ>汚染地域用吸着材としての汚染地域用吸着材が
油、溶剤、重金属イオン等により飽和状態となった場合
にはセメント原料として再利用できる。 <ヘ>汚染地域用吸着材としての汚染地域用吸着材が
油、溶剤、重金属イオン等により飽和状態となった場合
には、乾燥炉や燃焼炉等を用いて汚染地域用吸着材を加
熱して吸着した物質を分解あるいは安定化して、再び汚
染地域用吸着材として利用することができる。
め、次のような効果を得ることができる。 <イ>石炭火力発電所から多量に産出され、一部を除い
た大部分が埋立廃棄処分されている石炭灰を再利用する
ことにより、埋立廃棄処分される石炭灰を減少させ、埋
立廃棄場所不足を解決することができる。 <ロ>石炭灰を主体とした汚染地域用吸着材を製造し、
油、溶剤、重金属イオン等で汚染されている地域の汚染
地域用吸着材として有効利用することにより、汚染を減
少させることができる。 <ハ>石炭灰を主体とした汚染地域用吸着材を製造し、
油、溶剤、重金属イオン等の汚染が懸念される地域の汚
染地域用吸着材として有効利用することにより、汚染や
漏洩を防止することができる。 <ニ>汚染地域用吸着材は、オイル火力発電所から発生
する煙道灰等と石炭灰を混合したものであるため、それ
ら煙道灰等を再利用することにもなる。したがって煙道
灰等の処分の問題解決にも貢献できる。 <ホ>汚染地域用吸着材としての汚染地域用吸着材が
油、溶剤、重金属イオン等により飽和状態となった場合
にはセメント原料として再利用できる。 <ヘ>汚染地域用吸着材としての汚染地域用吸着材が
油、溶剤、重金属イオン等により飽和状態となった場合
には、乾燥炉や燃焼炉等を用いて汚染地域用吸着材を加
熱して吸着した物質を分解あるいは安定化して、再び汚
染地域用吸着材として利用することができる。
【図1】使用原料の化学成分及び鉱物組成図
【図2】ペレットの配合割合及び物理的性質の説明図
【図3】油類吸着性検討のためのカラム実験図
【図4】カラム実験の結果説明図
【図5】重金属吸着性検討のためのバッチ実験図
【図6】バッチ実験の結果説明図
【図7】地盤改良方法の実施例1
【図8】地盤改良方法の実施例2
【図9】地盤汚染防止方法の実施例1
【図10】地盤汚染防止方法の実施例2
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、現在その大部
分が未使用でありそのため処分にも困窮している、石炭
灰の有効利用の方法を提供することを目的とする。即
ち、本発明は、石炭火力発電所等から産出される石炭灰
に、セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉
末、活性炭粉末、油燃焼過程で発生する未燃カーボンに
富む灰の1種または2種以上を混合し、散水しながら造
粒あるいは製団し、その後に養生することにより製造し
た、汚染地域用吸着材である。また汚染されている地域
または汚染が懸念される地域の地中に、上記記載の汚染
地域用吸着材を設置し、汚染や漏洩を減少及び防止させ
ることを特徴とした、地盤改良方法である。また汚染が
懸念される地域に施設を新設する場合において、その地
域に特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用吸着材を巻
き出し転圧して設置し、さらに周囲の地盤に地中壁とし
て設置して、汚染や漏洩を防止することを特徴とした、
地盤汚染防止方法である。また上記記載の汚染地域用吸
着材が汚染により飽和状態となった場合において、汚染
地域用吸着材に油、溶剤、重金属イオン等を加えた、セ
メント原料である。また上記記載の汚染地域用汚染地域
用吸着材が汚染により飽和状態となった場合において、
汚染地域用吸着材を加熱して、吸着した物質を分解ある
いは安定化し、汚染地域用吸着材として再利用すること
を特徴とする、汚染地域用吸着材の再利用方法である。
問題点を解決するためになされたもので、現在その大部
分が未使用でありそのため処分にも困窮している、石炭
灰の有効利用の方法を提供することを目的とする。即
ち、本発明は、石炭火力発電所等から産出される石炭灰
に、セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉
末、活性炭粉末、油燃焼過程で発生する未燃カーボンに
富む灰の1種または2種以上を混合し、散水しながら造
粒あるいは製団し、その後に養生することにより製造し
た、汚染地域用吸着材である。また汚染されている地域
または汚染が懸念される地域の地中に、上記記載の汚染
地域用吸着材を設置し、汚染や漏洩を減少及び防止させ
ることを特徴とした、地盤改良方法である。また汚染が
懸念される地域に施設を新設する場合において、その地
域に特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用吸着材を巻
き出し転圧して設置し、さらに周囲の地盤に地中壁とし
て設置して、汚染や漏洩を防止することを特徴とした、
地盤汚染防止方法である。また上記記載の汚染地域用吸
着材が汚染により飽和状態となった場合において、汚染
地域用吸着材に油、溶剤、重金属イオン等を加えた、セ
メント原料である。また上記記載の汚染地域用汚染地域
用吸着材が汚染により飽和状態となった場合において、
汚染地域用吸着材を加熱して、吸着した物質を分解ある
いは安定化し、汚染地域用吸着材として再利用すること
を特徴とする、汚染地域用吸着材の再利用方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02D 3/00 101 9013−2D 5/18 102 9231−2D (72)発明者 松岡 康訓 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 深沢 道子 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 小寺 秀則 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 泊 正雄 福岡県北九州市小倉南区津田新町一丁目13 −26
Claims (5)
- 【請求項1】 石炭火力発電所等から産出される石炭灰
に、 セメント類あるいは粘土粉末、スラグ粉末、木炭粉末、
活性炭粉末、油燃焼過程でする未燃カ−ボンの1種また
は2種以上を混合し、 散水しながら造粒あるいは製団し、 その後に養生することにより製造した、 汚染地域用吸着材 - 【請求項2】 汚染されている地域または汚染が懸念さ
れる地域の地中に、 特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用吸着材を設置
し、 汚染や漏洩を減少及び防止させることを特徴とした、 地盤改良方法 - 【請求項3】 汚染が懸念される地域に施設を新設する
場合において、 その地域に特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用吸着
材を巻き出し転圧して設置し、 さらに周囲の地盤に地中壁として設置して、 汚染や漏洩を防止することを特徴とした、 地盤汚染防止方法 - 【請求項4】 特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用
吸着材が汚染により飽和状態となった場合において、 汚染地域用吸着材に油、溶剤、重金属イオン等を加え
た、 セメント原料 - 【請求項5】 特許請求の範囲第1項記載の汚染地域用
汚染地域用吸着材が汚染により飽和状態となった場合に
おいて、 汚染地域用吸着材を加熱して、 吸着した物質を分解あるいは安定化し、 汚染地域用吸着材として再利用することを特徴とする、 汚染地域用吸着材の再利用方法』
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2593092A JPH05192568A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 汚染地域用吸着材、地盤改良方法、地盤汚染防止方法、セメント原料、汚染地域用吸着材の再利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2593092A JPH05192568A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 汚染地域用吸着材、地盤改良方法、地盤汚染防止方法、セメント原料、汚染地域用吸着材の再利用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192568A true JPH05192568A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=12179498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2593092A Pending JPH05192568A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 汚染地域用吸着材、地盤改良方法、地盤汚染防止方法、セメント原料、汚染地域用吸着材の再利用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05192568A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08113777A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Taisei Corp | 石炭灰固化物の利用方法 |
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KR20200042357A (ko) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 한국남동발전 주식회사 | 발전부산물을 이용한 오염토양의 안정화 방법 |
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JPS5278687A (en) * | 1975-12-25 | 1977-07-02 | Nagasaki Prefecture | Manufacture of heavy metal collecting agents as main material of fly ash |
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-
1992
- 1992-01-17 JP JP2593092A patent/JPH05192568A/ja active Pending
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