JPH05192304A - 医用テレメータ - Google Patents

医用テレメータ

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JPH05192304A
JPH05192304A JP4009889A JP988992A JPH05192304A JP H05192304 A JPH05192304 A JP H05192304A JP 4009889 A JP4009889 A JP 4009889A JP 988992 A JP988992 A JP 988992A JP H05192304 A JPH05192304 A JP H05192304A
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signal
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radio wave
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Yasuo Ikeda
康雄 池田
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Nippon Koden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源切のときに警報を止め、モニタリングを
継続している他の患者の監視を行ないやすくし、誤動作
の発生を防止して装置の信頼性を向上することのできる
医用テレメータを提供する。 【構成】 看護婦が送信機11の電源スイッチ18を切
とすると、予告信号発生手段21から予告信号が送信さ
れ、コンデンサ20の容量がなくなると電源が切とな
る。受信機31では予告信号と引続き発生する電波切れ
信号とを検出して正規の操作による電源切れと判断し、
警報6を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、病院内を移動
することが許可されている入院患者の心電図などの生体
信号をナースセンターへ無線で送信し、集中監視するた
めに用いる医用テレメータに関する。
【0002】歩行中の患者の心電図などの生体信号をナ
ースセンターへ無線で送信し、ナースセンターで集中監
視するために医用テレメータが用いられている。このよ
うなテレメータの送信機を持った患者がナースセンター
に設置された受信機の受信範囲外に移動すると、正常な
監視ができなくなる。このため従来から正常な監視がで
きなくなったことを看護婦などに知らせるために、受信
機には電界強度が弱くなったことや正しい復調信号が得
られないことなどを検知して、音やCRT表示などによ
り警報を発する装置が設けられている。
【0003】この種の従来の受信機の概略構成を図4に
示す。図4において、患者側の図示しない送信機から無
線で送られてくる電波はアンテナ1で捕捉され、高周波
回路2を介して復調回路3により復調され、処理回路4
により波形やデータがCRTなどに表示される。また、
高周波回路2および復調回路3からの信号により、電波
切検出手段5が電界強度が弱くなったことや正しい復調
信号が得られないことを検出したとき、音やCRT表示
などにより警報6を発するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
構成された従来の医用テレメータよると、例えば患者の
モニタリングの必要がなくなり、故意に送信機の電源を
切としたときに、受信機側では患者が受信範囲外へ出た
場合と送信機の電源を切った場合との判別ができなかっ
た。このため受信機側で不必要な警報が発生し、複数の
患者を集中監視する受信機では、モニタリングを継続し
ている他の患者の監視の障害になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、送信機の電源を意図的に切とした場合虚偽の警報の
発生を防止して、装置の信頼性を向上させるとともにモ
ニタリングを継続している他の患者の監視を行ないやす
くすることができる医用テレメータを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の医用テレメータは、検出された生体
信号を無線で送信する送信機と、該送信機から送出され
た前記生体信号を受信する受信機と、該受信機が受信し
た前記生体信号を処理して表示する処理回路と、前記送
信機が発する無線信号の電波切れを検出して警報を発す
る電波切検出手段とを有する医用テレメータにおいて、
前記送信機には該送信機の、電源を切る操作が行われた
ことを検出する電源切検出手段と、前記電源切検出手段
からの電源を切る操作のあと電源切れの状態を遅延させ
る遅延手段と、前記遅延手段により送信機が作動してい
る時間内に送信機の電波の発射を停止することを予告す
る予告信号を発する予告信号発生手段とを設け、前記受
信機には前記予告信号を検出する予告信号検出手段と、
前記電波切検出手段からの電波切れの信号と前記予告信
号検出手段にて検出された予告信号とから前記電源を切
る操作を行ったことによる電波切れであることを判別し
て前記警報を切とする制御手段とを設けたことを特徴と
している。
【0007】また、請求項2に記載の医用テレメータは
受信機に予告信号を検出してから所定時間経過後に予告
信号を切とする制御手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】請求項1に記載の医用テレメータにおいては、
送信機に対して看護婦などが送信機の電源を切とする
と、電源切検出手段がそれを検出して、予告信号発生手
段が所定の信号を発生する。この間遅延手段によって設
定された所定の時間は給電が継続され、その後送信機へ
の給電を停止して電波の発射は停止する。
【0009】受信機では予告信号検出手段で予告信号を
検出した後に、僅かな時間を経て電波切検出手段が電波
の停止を検出したときは、看護婦などが正規の操作によ
って電源を切としたと判断して、制御手段により警告を
出さないようにする。予告信号を検出しないで電波切れ
の信号のみを検出したときは、従来通り警報を発する。
【0010】また、請求項2に記載の医用テレメータに
おいては、何等かの雑音や妨害電波などで予告信号と同
様な信号や符号が生成され、この結果警報機能が停止す
る事故を防ぐため、受信機が予告信号を検出してから一
定の時間経過しても電波切れの状態にならなかった場合
に、制御手段により予告信号を切として警報の作動を可
能とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の医用テレメータの一実施例を
図面を参照して説明する。
【0012】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。図1は送信機の概略構成を示す機能ブロック図で
ある。送信機11には例えば心電図用電極12から患者
の心電図信号が入力される。この心電図信号は増幅器1
3により増幅され、スイッチ14の接点aを介して変調
回路15に入り、送信電波に変調されてアンテナ16か
ら発信される。また、送信機11には電池17からスイ
ッチ18及びダイオード19を介して電力が供給され
る。ダイオード19の負荷側には電波の発射が停止する
ことの遅延手段であるコンデンサ20が設けられてお
り、スイッチ18を切った後にも一定の時間コンデンサ
20から供給される電力で送信機11は動作できるよう
になっている。
【0013】送信機11内には予告信号発生手段21が
設けられており、スイッチ18とダイオード19とを結
ぶ配線に接続してある電源切検出手段22の検出結果に
より、前記予告信号発生手段で動作が制御される。ま
た、予告信号発生手段21の出力側はスイッチ14の接
点bに接続されており、電源切検出手段22がスイッチ
18の切を検出したときに、スイッチ14を接点b側に切
替え、同時に予告信号発生手段21から予告信号を発す
るようになっている。この予告信号はスイッチ14の接
点b及び変調回路15を介して、アンテナ16から発信
される。
【0014】図2は受信機31の概略構成を示す機能ブ
ロック図である。図2において、図4に示す従来例の部
分と対応する部分には同一符号を付して示し、その説明
は適宜省略する。復調回路3の出力側には予告信号検出
手段32の入力側が接続されており、予告信号検出手段
32の出力側は保持回路33を介して電波切検出手段5
の出力側と警報6の入力側との間に挿入された制御手段
であるゲート34に接続されている。また、予告信号キ
ャンセルタイマ35は予告信号検出手段32と電波切検
出手段5のそれぞれの出力を入力とし、保持回路33の
保持動作を解除するように作用する。
【0015】次に本実施例の作用を図1乃至図3を参照
して説明する。看護婦がスイッチ18を切とすると電源切
検出手段22がそれを検出して、スイッチ14は接点b
側に切替えられる。同時に予告信号発生手段21から予
め定められている信号または符号で予告信号が発生し、
スイッチ14の接点b及び変調回路15を介して、この
予告信号はアンテナ16から発信される。このときスイ
ッチ18が切となっているにもかかわらずコンデンサ2
0に蓄積された電圧により送信機11は作動しており、
図3に示すように予告信号が発せられてから時間tが経
過したときに送信機11の動作は停止し、電波を発射し
なくなる。
【0016】受信機31では、予告信号検出手段32で
予告信号を検出し、時間tが経過した後に電波切検出手
段5により、電波の停止を検出する。このときは、看護
婦が正規の操作によって電源のスイッチ18を切とした
ものと判断され、ゲート34を介して警報6を切る。予
告信号検出手段32が予告信号を検出しないで電波切検
出手段5が電波の停止を検出したときは、送信機を持っ
た患者が受信範囲外に移動したものと判断され、ゲート
34を介して警報6を出す。
【0017】一方、予告信号検出手段32が予告信号を
検知してから一定の時間が経過しても電波が停止しなか
った場合は、予告信号のキャンセルタイマ35に設定さ
れた時間Tが経過したときに保持回路33を解除して、
受信機31を元の状態に復帰させる。これは、何らかの
雑音や妨害電波などにより予告信号が受信機31に生成
され、警報機能が停止する事故を防止するためのもので
ある。
【0018】本実施例によれば、送信機を持った患者が
受信機の受信範囲外に移動したときは警報6を発し、正
常な手続きで送信機の電源のスイッチ18を切とした場
合には警報6を止めるようにしたので、虚偽の警報を発
することをなくし、装置の信頼性を高め、合わせてモニ
タリングを継続している他の患者の監視が妨げられるこ
とを防止することができる。
【0019】上記実施例では、雑音などによる誤動作の
発生を防止するため、予告信号キャンセルタイマ35を
設けた場合について説明したが、デジタル通信の場合に
信号成分に付加されるIDコードの有無を検出するよう
にしてもよい。すなわち、予告信号を検知したあとに電
波が切れた場合はIDコードがなくなるので、予告信号
を検出した後再度IDコードを検出した場合は通常動作
に戻るようにしてもよい。一方、送信機に於ても説明を
簡潔にするためコンデンサに蓄積された電力により、電
波の停止が遅延する方法を例示したが、より正確な動作
を期して、タイマーなどで遅延させるなど別の実施方法
も可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医用テレ
メータによれば、正常な操作によって送信機の電源を切
った場合に警報を止めるようにしたので、虚偽の警報を
発することがなくなり、装置の信頼性が向上しモニタリ
ングを継続している他の患者の監視が妨げられることを
防止することができる。また予告信号を検出してから所
定時間経過後に予告信号を切とするようにしたので、雑
音などによる誤動作の発生を防止し装置の信頼性を更に
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医用テレメータの一実施例による送信
機の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の医用テレメータの一実施例による受信
機の構成を示す機能ブロック図。
【図3】本実施例の作用を説明するタイムチャート。
【図4】従来の医用テレメータの一例による受信機の構
成を示す機能ブロック図。
【符号の説明】 1…受信アンテナ 4…処理回路 5…電波切検出手段 6…警報 11…送信機 20…コンデンサ(遅延手段) 21…予告信号発生手段 22…電源切検出手段 31…受信機 32…予告信号検出手段 34…ゲート(制御手段) 35…予告信号キャンセルタイマ(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出された生体信号を無線で送信する送
    信機と、該送信機から送出された前記生体信号を受信す
    る受信機と、該受信機が受信した前記生体信号を処理し
    て表示する処理回路と、前記送信機が発する無線信号の
    電波切れを検出して警報を発する電波切検出手段とを有
    する医用テレメータにおいて、 前記送信機には該送信機の、電源を切る操作が行われた
    ことを検出する電源切検出手段と、前記電源切検出手段
    からの電源を切る操作のあと電源切れの状態を遅延させ
    る遅延手段と、前記遅延手段により送信機が作動してい
    る時間内に送信機の電波の発射を停止することを予告す
    る予告信号を発する予告信号発生手段とを設け、前記受
    信機には前記予告信号を検出する予告信号検出手段と、
    前記電波切検出手段からの電波切れの信号と前記予告信
    号検出手段にて検出された予告信号とから前記電源切検
    出手段の操作による電波切れであることを判別して前記
    警報を切とする制御手段とを設けたことを特徴とする医
    用テレメータ。
  2. 【請求項2】 受信機に予告信号を検出してから所定時
    間経過後に予告信号を切とする制御手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の医用テレメータ。
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