JPH0519218U - 倉庫設備のラツク構造 - Google Patents

倉庫設備のラツク構造

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JPH0519218U
JPH0519218U JP6902091U JP6902091U JPH0519218U JP H0519218 U JPH0519218 U JP H0519218U JP 6902091 U JP6902091 U JP 6902091U JP 6902091 U JP6902091 U JP 6902091U JP H0519218 U JPH0519218 U JP H0519218U
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幸次 金子
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラックの組立てを容易になし得ることを可能
とする。 【構成】 上下に複数段に亘ってクレーン2等の走行を
案内する走行路5を有すると共に、各段の走行路5に沿
って荷Aを保管するラック6を有する倉庫設備におい
て、互いに並行な一対の水平材13a〜13dを上下方
向に所要の間隔を隔てて複数対に亘って支持し、且つ上
下方向に所要の間隔を隔てて上記荷Aを保管する保管棚
15を有すると共に上下端部がそれぞれ連結部材16,
17で連結されて互いに並行に保持される一対の副パネ
ル14を形成し、上記各連結部材16,17を上記水平
材13a〜13d上に載置して各副パネル14を複数段
に亘って積み重ねると共に、上記載置部18に上記連結
部材16,17を位置決めするピン部材19を設けたこ
とを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は倉庫設備のラック構造に係り、特に、複数段に亘って形成されるクレ ーン等の走行路に沿って荷を保管するラックを有する倉庫設備において、ラック の組立てを容易になし得る倉庫設備のラック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックバケットなどの荷を保管する倉庫設備においてはクレーンなどの 走行を案内する走行路が設けられると共に、その走行路に沿って両側に荷を保管 するラックが設置されている。倉庫内に入庫された荷は走行路を走行するクレー ンを介してラックに移載され、ラックに格納された荷はクレーンを介して出庫さ れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ラックを構成する各部材は互いにボルト締めあるいは溶接により連 結されるため、ラックの組立て作業が煩雑化する問題があった。特に、荷の保管 能力を高めるために、上下に複数段に亘って走行路が形成され、これに応じてラ ックの高さが高くなると、各部材間の連結には正確な位置決めが要求されると共 に、組立てが煩雑化するために作業の安全性も低くなる問題がある。
【0004】 本考案は上記問題点を有効に解決すべく創案されたものである。
【0005】 本考案はラックの組立てを容易になし得る倉庫設備のラック構造を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上下に複数段に亘ってクレーン等の走行を案内する走行路を有すると 共に、その走行路に沿って荷を保管するラックを有する倉庫設備において、互い に並行な一対の水平材を上下方向に所要の間隔を隔てて複数対に亘って支持し、 且つ上下方向に所要の間隔を隔てて上記荷を保管する保管棚を有すると共に上下 端部がそれぞれ連結部材で連結されて互いに並行に保持される一対の副パネルを 形成し、上記各連結部材を上記水平材上に載置して各副パネルを複数段に亘って 積み重ねると共に、上記載置部に上記水平材を位置決めするピン部材を設けたも のである。
【0007】
【作用】
このように、荷を保管する副パネルを上下に積み上げると共に副パネルを連結 する連結部材を水平材上に載置してピン部材で位置決めするので、副パネルの載 置と同時に、ピン部材を介して副パネルの位置決めされると共に上下の副パネル 間の連結が固定され、ラックの組立てを容易になし得る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】 図2および図3は倉庫設備を示すものである。図示するように、この倉庫設備 1にはプラスチックバケットなどの荷Aを搬送するスタッカクレーン2が設置さ れ、このスタッカクレーン2には荷Aを移載するフォーク3が設けられると共に 、そのフォーク3を昇降自在に案内するガイド4が起立するように設けられてい る。
【0010】 スタッカクレーン2の走行を案内する走行路5の両側には荷Aを保管するため のラック6,7が設置され、このラック6,7は走行路5を挾んでその両側に設 置されている。一方のラック6について説明すると、図3および図4に示すよう に、ラック6には床部11から鉛直方向に起立する主パネル12(高さH)が設 けられ、この主パネル12には水平材13a〜13cが上下に等間隔を隔てて支 持されている。本実施例においては図1および図4に示すように、3段のラック を形成すべく、主パネル12にはその下端部に互いに並行な一対の最下段の水平 材13a、その上方には互いに並行な一対の2段目水平材13b、その上方には 互いに並行な一対の3段目水平材13c、その上方には互いに並行な一対の最上 段水平材13dが支持されている。
【0011】 また、水平材13a〜13dには荷Aを保持すべく副パネル14が載置される 。各副パネル14は図1に示すように、上下方向に等間隔を隔てて荷を保管する ための保管棚15を有すると共に上下端部が互いに連結部材16,17で連結さ れて互いに並行に保持されるようになっている。すなわち、副パネル14の上端 部には板状の上部連結部材16が溶接接合され、副パネル14の下端部には板状 の下部連結部材17が溶接接合されている。上部連結部材16にはその両端部を 少なくとも水平材の厚さ分だけ副パネル14から直角方向に張り出させた張出し 部16aが形成されている。同様に下部連結部材17にも張出し部17aが形成 されている。図示例にあっては主パネル12の高さHに対し、副パネル14はH /3程度であり、具体的には20kg以下である。
【0012】 このように形成された副パネル14はその連結部材16,17を水平材13a 〜13d上に載置して複数段に亘って上下に積み上げられる。すなわち、図1に 示すように、最下段の水平材13aには下部連結部材17の張出し部17aが載 置され、2段目水平材13bおよび3段目水平材13c上には下部連結部材17 と上部連結部材16とが互いに重ね合されて載置される。これら載置部18には 副パネル14を位置決めして拘束するピン部材19が設けられる。このピン部材 19は各水平材13a〜13dに上方に起立するように一体的に形成されると共 に、水平材13a〜13d上に載置される連結部材16,17の張出し部16a ,17aに挿通されるようになっている。各連結部材16,17にはピン部材1 9を挿通させるためのピン穴21が開口されている。
【0013】 なお、図2おいて22はローラコンベアであり、荷Aの入庫,出庫に使用され るものである。図3においてスタッカクレーン2の各走行路5上にはこれに沿っ て保守点検のためのメンテナンス通路23が形成されている。
【0014】 次に上記実施例の作用について説明する。
【0015】 図4に示すように、主パネル12に水平材13a〜13dを連結して支持する と共に、これにスタッカクレーン2の走行路5およびメンテナンス通路23を一 体的に構築する。一方、副パネル14は保管棚15を有すると共に上下端部が連 結部材16,17に溶接接合されて予め別個に形成される。したがって、ラック 6,7の各段ごとに共通の副パネル14を予め形成して準備しておくことになる 。
【0016】 ラック6,7を組み立てるには図1に示すように、最下段の水平材13aに副 パネル14の下部連結部材17を載置する。この副パネル14はその下部連結部 材17に形成されたピン穴21に水平材13aに設けられたピン部材19を挿通 させると共に、これと同時に上部連結部材16のピン穴21に2段目水平材13 bのピン部材19を挿通させて保持される。すなわち、副パネル14の載置と同 時に副パネル14が位置決めされて固定されることになる。
【0017】 次いで、載置された副パネル14上に2段目副パネル14を積み重ねることに なる。この副パネル14はその下部連結部材17が2段目水平材13b上にピン 部材19を介して載置されると共に、上部連結部材16のピン穴21に3段目水 平材13cに設けられたピン部材19が差し込まれて載置される。すなわち、下 部連結部材17は上部連結部材16上に重ね合わされて共通のピン部材19で位 置決めされることになる。同様にしてこの2段目の副パネル14には3段目の副 パネル14が重ね合わされて積み重ねられることになる。
【0018】 したがって、各副パネル14がユニット化され、このユニット化された副パネ ル14を水平材13a〜13d上に載置して、積み上げるだけで、各副パネル1 4が位置決めされ、同時に副パネル14間の連結が固定されることになる。
【0019】 このように各副パネル14に形成されたピン穴21にピン部材19を差し込ん で積み重ねるだけで、ラック6,7が組み立てられ、ラック6,7の組立てを容 易になし得る。また、各段の副パネル14は各メンテナンス通路23から据え付 けられる。したがって、副パネル14の組立作業を安全かつ容易になし得る。
【0020】 なお、上記実施例においては各水平材13a〜13dにピン部材19を設けた が、副パネル14を位置決めするためには副パネル14の下部連結部材17の下 面に下向きにピン部材19を設けると共に各水平材13a〜13dにピン穴19 を形成するように構成することも可能である。また、スタッカクレーン2に限ら ず、走行路5には荷Aを移載する走行台車を走行させるように構成してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、各副パネルに形成されたピン穴にピン部材を差 し込んで副パネルを積み重ねるだけで、ラックが組み立てられ、ラックの組立て を容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】副パネルを示す図である。
【図2】倉庫設備の要部を示す平面図である。
【図3】倉庫設備の要部を示す図である。
【図4】倉庫設備を示す図である。
【符号の説明】
2 クレーン 5 走行路 13a〜13d 水平材 14 副パネル 15 保管棚 16,17 連結部材 18 載置部 19 ピン部材 A 荷

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に複数段に亘ってクレーン等の走行
    を案内する走行路を有すると共に該走行路に沿って荷を
    保管するラックを有する倉庫設備において、互いに並行
    な一対の水平材を上下方向に所要の間隔を隔てて複数対
    に亘って支持し、且つ上下方向に所要の間隔を隔てて上
    記荷を格納する保管棚を有すると共に上下端部がそれぞ
    れ連結部材で連結されて互いに並行に保持される一対の
    副パネルを形成し、上記各連結部材を上記水平材上に載
    置して各副パネルを複数段に亘って積み重ねると共に、
    上記載置部に上記連結部材を位置決めするピン部材を設
    けたことを特徴とする倉庫設備のラック構造。
JP6902091U 1991-08-29 1991-08-29 倉庫設備のラック構造 Expired - Lifetime JP2526210Y2 (ja)

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JPH0519218U true JPH0519218U (ja) 1993-03-09
JP2526210Y2 JP2526210Y2 (ja) 1997-02-19

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