JPH05191934A - 蓄電池の充電装置 - Google Patents
蓄電池の充電装置Info
- Publication number
- JPH05191934A JPH05191934A JP440092A JP440092A JPH05191934A JP H05191934 A JPH05191934 A JP H05191934A JP 440092 A JP440092 A JP 440092A JP 440092 A JP440092 A JP 440092A JP H05191934 A JPH05191934 A JP H05191934A
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- storage battery
- voltage
- charger
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 復電時の立ち上がりを早くしながらオーバシ
ュートを抑制する。 【構成】 充電器の負荷と並列に設けられる蓄電池を該
充電器の電流制御又は電圧制御によって充電し、充電開
始時にソフトスタート回路の出力によって充電電流又は
電圧を制限する蓄電池の充電装置において。電流制御又
は電圧制御の設定値と検出値の一致をコンパレータ(1
1,12)で検出し、この検出時に一定時間だけソフト
スタート回路の出力傾斜を小さくする。
ュートを抑制する。 【構成】 充電器の負荷と並列に設けられる蓄電池を該
充電器の電流制御又は電圧制御によって充電し、充電開
始時にソフトスタート回路の出力によって充電電流又は
電圧を制限する蓄電池の充電装置において。電流制御又
は電圧制御の設定値と検出値の一致をコンパレータ(1
1,12)で検出し、この検出時に一定時間だけソフト
スタート回路の出力傾斜を小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源の予備電源に
なる蓄電池の充電装置に関する。
なる蓄電池の充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電源装置や無停電電源装置では負荷
と並列に蓄電池を設け、交流電源の停電時に蓄電池から
負荷に給電することで負荷への無停電給電を可能にす
る。
と並列に蓄電池を設け、交流電源の停電時に蓄電池から
負荷に給電することで負荷への無停電給電を可能にす
る。
【0003】図3は従来の充電装置構成図を示す。交流
電源1から充電器(順変換器)2を通して電圧又は電流
制御された直流電力を得、この直流電力を負荷3に供給
する。負荷3に並列接続される蓄電池4は充電器2によ
って充電電圧又は充電電流を一定値以下に制限した充電
がなされる。
電源1から充電器(順変換器)2を通して電圧又は電流
制御された直流電力を得、この直流電力を負荷3に供給
する。負荷3に並列接続される蓄電池4は充電器2によ
って充電電圧又は充電電流を一定値以下に制限した充電
がなされる。
【0004】この充電制御回路は図4に示す回路構成に
される。電圧制御アンプ5は充電器2の出力電圧を検出
する電圧検出器6からの検出電圧Vdetと設定電圧V
setとの偏差を増幅して充電器2の主回路制御回路2
Aへの制御信号を発生する。
される。電圧制御アンプ5は充電器2の出力電圧を検出
する電圧検出器6からの検出電圧Vdetと設定電圧V
setとの偏差を増幅して充電器2の主回路制御回路2
Aへの制御信号を発生する。
【0005】同様に、電流制御アンプ7は蓄電池4の充
電電流を検出する電流検出器8から検出電流Idetと
設定電流Isetとの偏差を増幅して制御回路2Aへの
制御信号を発生する。
電電流を検出する電流検出器8から検出電流Idetと
設定電流Isetとの偏差を増幅して制御回路2Aへの
制御信号を発生する。
【0006】ソフトスタート信号は充電開始時の制御信
号を零から徐々に上昇させることで交流電源1側への急
激な負荷変化を抑制する。
号を零から徐々に上昇させることで交流電源1側への急
激な負荷変化を抑制する。
【0007】従来装置において、運転中に交流電源1に
停電発生があると、充電器2が停止し、負荷3には蓄電
池4から電力を供給する。この後、交流電源1の復電に
は充電器2は以下の動作になる。
停電発生があると、充電器2が停止し、負荷3には蓄電
池4から電力を供給する。この後、交流電源1の復電に
は充電器2は以下の動作になる。
【0008】(1)復電を確認し、ソフトスタート信号
によって制御出力を一杯に絞った状態から運転を開始
し、運転開始時の不用意な大電流取り込みを抑制する。
によって制御出力を一杯に絞った状態から運転を開始
し、運転開始時の不用意な大電流取り込みを抑制する。
【0009】(2)充電器2の出力を徐々に増加させた
後、充電電圧Vdetが設定値Vsetに達するか、又
は電流Idetが設定値Isetに達したときに定電圧
あるいは定電流運転へ移る。
後、充電電圧Vdetが設定値Vsetに達するか、又
は電流Idetが設定値Isetに達したときに定電圧
あるいは定電流運転へ移る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の充電装置では以
下の点で問題があった。
下の点で問題があった。
【0011】電圧制御アンプ5及び電流制御アンプ7の
応答は、充電器2の主回路インピーダンス等によって制
限されるため、その応答がある速度に限られる。特に、
電流制御アンプ7は応答が遅くなるよう制限される。こ
のような応答性の制限は、充電器2の出力を徐々に増加
させていた状態の途中で定電圧あるいは定電流制御へ移
行する時点で制御アンプ5,7の応答遅れだけ充電器2
の出力にオーバシュートが発生する。この様子は図5に
電流充電の場合で示す。
応答は、充電器2の主回路インピーダンス等によって制
限されるため、その応答がある速度に限られる。特に、
電流制御アンプ7は応答が遅くなるよう制限される。こ
のような応答性の制限は、充電器2の出力を徐々に増加
させていた状態の途中で定電圧あるいは定電流制御へ移
行する時点で制御アンプ5,7の応答遅れだけ充電器2
の出力にオーバシュートが発生する。この様子は図5に
電流充電の場合で示す。
【0012】上述のオーバシュートを抑制するには、ソ
フトスタート信号の傾斜を小さくすることが考えられる
が、制御アンプの応答が遅い場合には傾斜を極めて小さ
くしなければならず、復電後の充電器の立ち上がりを遅
くしてしまう問題が残る。
フトスタート信号の傾斜を小さくすることが考えられる
が、制御アンプの応答が遅い場合には傾斜を極めて小さ
くしなければならず、復電後の充電器の立ち上がりを遅
くしてしまう問題が残る。
【0013】本発明の目的は、復電時の立ち上がりを早
くしながらオーバシュートを抑制した充電装置を提供す
ることにある。
くしながらオーバシュートを抑制した充電装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を図るため、充電器の負荷と並列に設けられる蓄電池を
該充電器の電流制御又は電圧制御によって充電し、充電
開始時にソフトスタート回路の出力によって充電電流又
は電圧を制限する蓄電池の充電装置において、前記電流
制御又は電圧制御の設定値と検出値の一致を検出するコ
ンパレータと、このコンパレータの一致検出時に一定時
間だけ出力傾斜を小さくするソフトスタート回路とを備
えたことを特徴とする。
を図るため、充電器の負荷と並列に設けられる蓄電池を
該充電器の電流制御又は電圧制御によって充電し、充電
開始時にソフトスタート回路の出力によって充電電流又
は電圧を制限する蓄電池の充電装置において、前記電流
制御又は電圧制御の設定値と検出値の一致を検出するコ
ンパレータと、このコンパレータの一致検出時に一定時
間だけ出力傾斜を小さくするソフトスタート回路とを備
えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】充電器の電流制御又は電圧制御での設定値に対
し、検出値が一致したときにソフトスタート回路の出力
変化の傾斜を小さくし、この間に電流制御アンプ又は電
圧制御アンプの応答遅れを取り戻してオーバシュートを
抑制する。オーバシュート回路は検出値と設定値の一致
までは比較的高い傾斜で出力変化することにより、復電
時の立ち上がりを比較的早くする。
し、検出値が一致したときにソフトスタート回路の出力
変化の傾斜を小さくし、この間に電流制御アンプ又は電
圧制御アンプの応答遅れを取り戻してオーバシュートを
抑制する。オーバシュート回路は検出値と設定値の一致
までは比較的高い傾斜で出力変化することにより、復電
時の立ち上がりを比較的早くする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す充電制御回路
図である。同図が図4と異なる部分はコンパレータ1
1,12とソフトスタート回路13の部分にある。
図である。同図が図4と異なる部分はコンパレータ1
1,12とソフトスタート回路13の部分にある。
【0017】コンパレータ11は電流設定値Isetと
電流検出信号Isetとの大小を比較し、両信号の一致
を検出する。同様に、コンパレータ12は電圧設定値V
setと電圧検出信号Vdetとの大小を比較してその
一致を検出する。
電流検出信号Isetとの大小を比較し、両信号の一致
を検出する。同様に、コンパレータ12は電圧設定値V
setと電圧検出信号Vdetとの大小を比較してその
一致を検出する。
【0018】ソフトスタート回路13は、復電信号の入
力で零から徐々に上昇する出力を発生し、コンパレータ
11又は12の一致出力で一定時間だけ出力の傾斜をそ
れまでの高い値から低い値に切り換える。
力で零から徐々に上昇する出力を発生し、コンパレータ
11又は12の一致出力で一定時間だけ出力の傾斜をそ
れまでの高い値から低い値に切り換える。
【0019】上述の構成になる本実施例の動作を電流制
御の場合で図2を参照して説明する。
御の場合で図2を参照して説明する。
【0020】(1)ソフトスタート信号の時刻t1から
の上昇によって制御回路2Aの出力は徐々に増加する。
これによって、出力電流Ioも増加してゆく。この上昇
は従来と同様になる。
の上昇によって制御回路2Aの出力は徐々に増加する。
これによって、出力電流Ioも増加してゆく。この上昇
は従来と同様になる。
【0021】(2)蓄電池電流Idetが設定値Ise
tよりも大きくなったとき(時刻t2)、コンパレータ
11の一致出力によりソフトスタート回路13の出力上
昇率(傾斜)が設定時間ΔTだけ小さくなる。
tよりも大きくなったとき(時刻t2)、コンパレータ
11の一致出力によりソフトスタート回路13の出力上
昇率(傾斜)が設定時間ΔTだけ小さくなる。
【0022】(3)この期間ΔTによって電流制御アン
プ7の応答遅れが取り戻されて一定電流制御に入り、時
刻t3後のソフトスタート信号の上昇にも電流制御によ
る一定制御でオーバシュートは抑制される。
プ7の応答遅れが取り戻されて一定電流制御に入り、時
刻t3後のソフトスタート信号の上昇にも電流制御によ
る一定制御でオーバシュートは抑制される。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、充電器
の電流制御系又は電圧制御系の設定値と検出値の一致に
よって一定時間だけソフトスタート回路の出力変化の傾
斜を小さくするようにしたため、電流制御系又は電圧制
御系の応答遅れにもオーバシュートを抑制でき、非常用
発電機との整合を取り易くする。しかもソフトスタート
による出力電流又は電圧の立ち上がり遅れによる装置の
応答性を良好にする。
の電流制御系又は電圧制御系の設定値と検出値の一致に
よって一定時間だけソフトスタート回路の出力変化の傾
斜を小さくするようにしたため、電流制御系又は電圧制
御系の応答遅れにもオーバシュートを抑制でき、非常用
発電機との整合を取り易くする。しかもソフトスタート
による出力電流又は電圧の立ち上がり遅れによる装置の
応答性を良好にする。
【図1】本発明の一実施例を示す充電制御回路図。
【図2】実施例の充電波形図。
【図3】充電装置構成図。
【図4】従来の充電制御回路図。
【図5】従来の充電波形図。
5…電圧制御アンプ、7…電流制御アンプ、11,12
…コンパレータ、13…ソフトスタート回路。
…コンパレータ、13…ソフトスタート回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 充電器の負荷と並列に設けられる蓄電池
を該充電器の電流制御又は電圧制御によって充電し、充
電開始時にソフトスタート回路の出力によって充電電流
又は電圧を制限する蓄電池の充電装置において、前記電
流制御又は電圧制御の設定値と検出値の一致を検出する
コンパレータと、このコンパレータの一致検出時に一定
時間だけ出力傾斜を小さくするソフトスタート回路とを
備えたことを特徴とする蓄電池の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP440092A JPH05191934A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池の充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP440092A JPH05191934A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池の充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191934A true JPH05191934A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11583296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP440092A Pending JPH05191934A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 蓄電池の充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05191934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060819A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Omron Automotive Electronics Co Ltd | Dcdcコンバータ |
JP2016005407A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | 株式会社Nttドコモ | 電力制御装置および電力制御方法 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP440092A patent/JPH05191934A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060819A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Omron Automotive Electronics Co Ltd | Dcdcコンバータ |
JP2016005407A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | 株式会社Nttドコモ | 電力制御装置および電力制御方法 |
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