JPH05191588A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05191588A
JPH05191588A JP4002284A JP228492A JPH05191588A JP H05191588 A JPH05191588 A JP H05191588A JP 4002284 A JP4002284 A JP 4002284A JP 228492 A JP228492 A JP 228492A JP H05191588 A JPH05191588 A JP H05191588A
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JP4002284A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamakawa
健志 山川
Yoshinobu Kagami
宜伸 加賀美
Hiroshi Mori
弘 森
Tomohito Shimizu
智人 清水
Susumu Shiina
将 椎名
Keisuke Hayashi
圭介 林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿が多数であっても、それらの画像を読み
取ってその合成画像を高速に形成させることができると
共に、そのための手間を特に必要としない画像形成装置
を安価に提供する。 【構成】 2つの原稿台107,108から順次、2つ
の原稿読取部1,2に向けて原稿を搬送すると共に、そ
れに対応して互いに平行なコンタクトガラス101,1
02に接して1つの読取ユニット3を走査させて、読取
位置にセットされた原稿を順次、読取ユニット3内のC
CDに読み取らせ、読み取ると同時にそれぞれの原稿画
像を指定された領域毎に感光体上に再現させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電写真プロセスによる
画像記録装置を備えて、複数の原稿読取部で原稿を読み
取った原稿画像を合成した合成画像を画像読取と同時に
感光体上に形成して記録シートに記録することが可能な
複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂、オフィスオートメーション
(OA)の進展に伴って、オフィスでの複写機の普及が
著しく、多機能、大量処理、自動化、低価格化等を目的
とした技術開発が盛んに行われている。それらの中の自
動化の1つとして、原稿交換に要する時間と、多量原稿
を人手により交換する際に要する煩雑な手間を省くため
に、自動的に原稿読取台上に原稿を順次供給して定位置
に載置し、画像読取装置による画像読み取りに供する自
動原稿搬送装置(ADF)が開発され、広く実用に供さ
れている。一方、複写機の多機能化として、転写紙の反
転機構を備え、転写紙の両面に画像記録を行える両面複
写機構も既に多くの複写機に採用されている。また、原
稿の反転機構を備えて両面原稿を自動的に読み取るAD
Fも知られているが、原稿の搬送機構が複雑になり原稿
の送り異常や原稿の損傷が発生し易くなる等の理由によ
りあまり普及していない。そこで、かかるADFにおけ
る様々な問題点を克服するために、特開昭59−998
67号公報には、反転可能な画像読取手段を挟んで、露
光手段と搬送手段を有する2つの原稿読取部を設け、一
方の原稿読取部で読み取られた原稿を保持したまま他方
の原稿読取部に移送する原稿移送手段を備えた、原稿の
反転搬送経路を単純化した原稿画像読取装置が開示され
ている。また、特開昭63−273853号公報には、
原稿給送部から送り出された2枚の原稿をプラテン上の
所定の位置に搬送方向に並置して停止させ、露光動作終
了後にプラテン上の1枚目の原稿と2枚目の原稿の間隔
を空けて排出させることにより、2枚の原稿の画像を1
枚の転写紙に複写でき、縮小コピーと併用することによ
り複写に要する転写紙枚数の削減を可能にした自動原稿
搬送装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機の多
機能動作の1つとして、複数原稿を複数部複写して各々
頁順に揃えて仕分けられたコピーとして出力することが
可能なソーターを備えた複写機も少なくないが、多量原
稿を高速で多量複写したいという需要に応えるものとし
て上記仕分け機構を複写機から独立させると共に、綴じ
機構をも備えた、所謂、大容量製本処理が可能な後処理
装置も最近開発されている。かかる後処理装置として
は、(1) 上下方向に積装された多数のビントレイを備
え、同一画像が複写されたコピーを各ビントレイ上に分
配するトレイ分配型のものと、(2) 原稿を頁順に複数部
複写して、各々排出トレイ上の異なる堆積位置にコピー
部数だけ堆積させる堆積位置移動型のものが知られてい
る。(1) のトレイ分配型のものは複写機に付設される従
来型のソーターと同様の仕分け機構によっているので、
普通の複写機にそのまま接続できる点で好都合である
が、転写紙の各ビントレイへの分配機構、あるいは転写
紙排出位置でのビントレイ間隔拡開機構、さらに仕分け
された転写紙束をビントレイ側部に引き出して綴じる綴
じ機構等が複雑になり、各機構の動作異常や転写紙の搬
送異常が発生し易く、また、価格も高価になると言った
欠点がある。一方、(2) の堆積位置移動型のものは比較
的機構が単純なので、動作異常が生じにくく安価に製造
できる利点があるが、それに接続される複写機に付設さ
れるADFは、原稿を循環して再給送する循環給送機構
を備えたものでなければならず、複数原稿の複数部の複
写動作時は、この循環給送機構によりADFが原稿毎に
(原稿枚数×複写部数)だけ循環供給搬送を繰り返すこ
とになる。ADFはその機構上、原稿の搬送、位置決め
(停止)、排出という3つの必須の動作過程を有してい
るが、その中、実際に画像形成動作に関与しているのは
原稿停止中の原稿読取過程だけに過ぎない。そのため、
かかるADFによって複数原稿を順次、循環供給搬送し
て複数部複写する場合の所要時間は長時間を要し、複写
速度は1枚の原稿を前記原稿枚数だけ連続複写する場合
と比較すると、2/3ないし1/2に低下してしまう。
このように、循環型ADFを用いて複数原稿の複数複写
を行う場合の処理速度が遅いという欠点が、上述の堆積
位置移動型の後処理装置の普及の1つの妨げ要因になっ
ていた。かかる後処理装置において、原稿の搬送速度を
上げる等の技術的工夫がなされてはいてるが、あまり原
稿の搬送速度を上げると、原稿の位置決め精度か低下し
たり、原稿の搬送異常が発生したりするので、原稿搬送
速度の増大による、全体の複写過程で1枚の原稿を搬送
して読み取るのに要する時間、即ち、平均原稿読取時間
の短縮には限界がある。上記文献を始め、従来技術は複
写機能の多様化、あるいは機構の簡素化といった観点か
ら進められた技術開発が多く、特に、ADFを使用した
時の複写機の複写速度の低下の解消を目指した従来技術
は今のところ知られていない。また、複数の原稿の画像
を合成して転写紙上に複写することが可能な複写機が知
られているが、それらはフレームメモリと呼ばれる大容
量のメモリを内蔵しているため高価であったり、複数の
原稿をその枚数回だけ読み取らせて感光体上に重ねて形
成された潜像を転写紙上に転写する方式であるため、1
枚のコピーを作成するのに多くの時間を要するものであ
った。さらに、これらの装置においてはADFを使用し
て多数の原稿同士を合成したコピーを得るためには、予
め合成のためのコピーを用意して原稿の順番を合成され
る原稿毎に揃えてやらなければならず、多くの時間と手
間を要するという不都合があった。本発明は従来技術に
おける、かかる欠点を解消すべくなされたものであり、
読み取る原稿が多数であっても、それらの画像の合成画
像を高速で記録シート上に形成させることが可能である
と共に、そのための手間を特に必要としない画像形成装
置を安価に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、走査装置の原稿読取面に沿った往復移動動
作により、原稿読取面に接して所定の読取位置にセット
された原稿の片面を走査して原稿画像を読み取る複数の
原稿読取部と、原稿読取部で読み取られた原稿画像を静
電写真プロセスにより、転写位置まで搬送されたシート
上に記録させる画像記録装置と、複数の原稿読取部で複
数の原稿の画像を順次、読み取らせると同時に、それら
の画像の指定された領域毎に感光体上に再現させ、画像
記録装置の1度の画像記録動作により、転写位置まで搬
送された記録シート上に前記指定された領域をそれぞれ
組み合わせた合成画像を形成させるように、原稿読取部
および画像記録装置を制御する制御装置を有したもので
ある。好ましくは、原稿台上に載置された原稿を順次、
原稿読取部に搬送して読取位置にセットする自動原稿搬
送装置を有し、さらに、制御装置は1つの原稿読取部で
読取位置にセットされた1つの原稿を繰り返し読み取る
と共に、原稿台上に載置された原稿を他の原稿読取部に
順次、搬送させて、読み取らせた原稿の画像と、前記1
つの原稿読取部で読み取らせた原稿の画像との合成画像
を記録シート上に形成させるようにしたものである。
【0005】
【作用】制御装置は原稿読取部および画像記録装置を制
御して、複数の原稿読取部で複数の原稿の画像を順次、
読み取らせると同時に、それらの画像の指定された領域
毎に感光体上に再現させ、画像記録装置の1度の画像記
録動作により、転写位置まで搬送された記録シート上に
前記指定された領域をそれぞれ組み合わせた合成画像を
形成させる。後者のものにあっては、自動原稿搬送装置
は2つの原稿台上に載置された原稿を順次、原稿読取部
に搬送して読取位置にセットする。制御装置は1つの原
稿読取部で読取位置にセットされた1つの原稿を繰り返
し読み取ると共に、原稿台上に載置された原稿を他の原
稿読取部に順次、搬送させて、読み取らせた原稿の画像
と、前記1つの原稿読取部で読み取らせた原稿の画像と
の合成画像を記録シート上に形成させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明の第1の実施例に係る複写機
の概略構成を示す構成図、図1は複写機の画像読取部の
概略構成を示す構成図、図3は画像読取部の要部の概略
構成を示す構成図を示したものである。図2に示すよう
に、実施例に係る複写機はADFを備えた画像読取部
I、記録信号により変調されたレーザー光で感光体表面
を走査する光書込部II、搬送された転写紙上に原稿画像
を記録する画像記録部III 、大容量の転写紙を蓄えて画
像記録部III に転写紙を1枚ずつ供給する大容量用紙供
給部IV、画像記録された転写紙を仕分け、製本処理する
後処理部Vから成っている。画像読取部Iでは後述する
ように、上コンタクトガラス101上に載置された原
稿、またはADFによって上コンタクトガラス101
上、あるいは下コンタクトガラス102下に供給され載
置された原稿が上ランプ129、または下ランプ130
によって照明され、その反射光がライン毎に電荷結合型
固体撮像素子(CCD)132で読み取られて画像信号
に変換される。画像信号はさらにデジタル信号に変換さ
れた後、画像処理が施されて記録データとして光書込部
IIに送られる。光書込部IIでは図示しないレーザー発光
体から記録データにより変調されたレーザー光が射出さ
れ、レーザー光はポリゴンモーター203により定速回
転させられているポリゴンミラーで偏向されてfθレン
ズ209、折り返しミラー204を経て感光体ドラム2
02表面に到達してそこに原稿画像に対応した記録画像
の潜像を形成させる。画像記録部III では感光体ドラム
202上に形成された静電潜像が現像器216によって
現像されてトナー像となり、トナー像は転写帯電器21
7の作用で、機内に2段に配置された給紙カセット22
0、あるいは機外に付設された大容量用紙供給部IV内の
用紙溜30のいずれかから選択的に給紙された転写紙に
転写される。転写紙は感光体ドラム202から分離され
た後、定着装置207で熱処理されて、表面に付着した
トナーが固化される。片面コピーモードの場合は転写紙
はそのまま後処理部Vに向けて排出されるが、両面コピ
ーモードの場合には排出用搬送路途中に設けられた分岐
爪205によって下方に進路変更させられ、反転部20
1に送られて反転センサー211に検知されると反転搬
送される。循環再給紙方式による場合は、反転搬送され
た転写紙はさらに分岐爪214によって横方向に進路変
更させられ、両面搬送路208を経て感光体ドラム20
2の転写位置に再給紙される。一括再給紙方式による両
面コピーモードの場合には、転写紙が反転部201に送
られて反転搬送された後、分岐爪213によって横方向
に進路変更させられ、一旦、待機トレイ210に排出さ
れ、コピー部数だけ堆積された後、順次、転写位置に再
給紙される。後処理部Vでは、標準モードの場合は画像
記録部III から送り出された転写紙は搬送ベルトで上部
の排紙ローラーに搬送されて、最上部に配設された排紙
トレイ21上に排出される。また、仕分け、綴じモード
の場合は上部の排紙ローラー、または下部の排紙ローラ
ーに搬送されて順次指定されたビントレイ22上に排出
され、仕分け、綴じ等の後処理が施される。
【0007】原稿搬送路の上下左右各4箇所の交差路近
傍の拡大図を示す図5ないし図8、さらに図1および図
3に従って、本発明に関連した画像読取部Iの構成およ
び動作についてさらに詳述する。本実施例はその特徴点
の1つである上読取部1と、下読取部2とが読取ユニッ
ト3を挟んで上下に対称に配置されており、各読取部
1,2には読取ユニット3に最も接近して上コンタクト
ガラス101、下コンタクトガラス102がそれぞれ互
いに平行に配置され、その外側には複数のベルト搬送ロ
ーラーに張り渡された上搬送ベルト103、下搬送ベル
ト104が各コンタクトガラス101,102に当接可
能に配設されている。上コンタクトガラス101、下コ
ンタクトガラス102の右端にはそれぞれ原稿の位置決
めと傾き補正を行うための上突当片105および下突当
片106が図示しないソレノイドにより各搬送路10,
20内に突出自在に設けられている。読取ユニット3は
図示しない駆動手段により駆動されて矢印AまたはB方
向に移動可能になっている。各コンタクトガラス10
1,102と、各搬送ベルト103,104間の上原稿
搬送路10および下原稿搬送路20に供給される原稿は
上原稿台107および下原稿台108上に載置される。
上読取部1または下読取部2で読み取られた原稿は上原
稿排出トレイ111、左下原稿排出トレイ112または
右下原稿排出トレイ126のいずれかに排出される。上
原稿搬送路10および下原稿搬送路20は左右の中間搬
送路11,12で連結されている。上原稿搬送路10と
右中間搬送路12との交差路aには原稿の進路を変更す
る分岐爪117,118が、同様に上原稿搬送路10と
左中間搬送路11との交差路bには分岐爪115,12
8が、下原稿搬送路10と右中間搬送路12との交差路
cには分岐爪119が、下原稿搬送路10と左中間搬送
路11との交差路dには分岐爪116がそれぞれ設けら
れている(図5〜図8参照)。図7に示すように、各分
岐爪には各々ソレノイドにより駆動され往復移動可能な
駆動竿が接続されており、各ソレノイドは制御装置によ
り通電制御されている。
【0008】図3に示すように、読取ユニット3にはそ
の筐体の上下の各角部近傍に回転可能に支持コロ30
1,302,303,304が軸止されており、これら
の支持コロ301,302,303,304が上コンタ
クトガラス101および下コンタクトガラス102にそ
れぞれ当接して回転することにより、読取ユニット3が
図で左右(矢印A,B)方向に移動可能になっている。
非読取動作時は読取ユニット3は各コンタクトガラス1
01,102左端近傍の待機位置で待機する。読取ユニ
ット3の筐体に支持された縦フレーム305の中央部に
原稿反射光を受光するCCD132が取り付けられ、そ
の直前には原稿反射光を収斂させ、等倍率で結像させる
レンズアレイ131が配設されている。さらにレンズア
レイ131の前方には原稿反射光を直角に屈折させてレ
ンズアレイ131に導く上下切替ミラー133が、ミラ
ー切替ソレノイド134によってレンズアレイ131の
光軸に対して90°回動可能に設けられている。上下切
替ミラー133が図3に示す実線の向き(上向きU)に
位置している時は上読取部1で読み取られた原稿反射光
を導き、破線の向き(下向きD)に位置している時は下
読取部2で読み取られた原稿反射光を導くようになって
いる。このように、上下の対称位置に読取ユニット3を
挟んで上読取部1と、下読取部2とを備えた本実施例に
おいては、例えば、上読取部1と、下読取部2に交互に
原稿を給送するとともに、それに同期させて上下切替ミ
ラー133を上向きUと下向きDに切り替えることによ
って効率的な原稿読み取り動作が可能になる。
【0009】次に、画像読取部Iの原稿読み取り動作を
説明する。本実施例においては、上原稿台107および
下原稿台108上に載置された何れの原稿も上読取部1
または下読取部2に搬送して読み取らせることができる
ように構成されている。例えば、上原稿台107上に載
置された原稿の下面を複写したい時は、取込ローラー1
23で取り込んだ原稿をそのまま上搬送路10に送って
上読取部1で読み取ることもできるが、分岐爪117,
118を切り替えて(図5の実線位置)右中間搬送路1
2を開路して原稿を下方に送り込み、反転路13に搬入
した後、右下センサー149の原稿後端検知信号により
搬送ローラー122を逆回転させて、上下反転された原
稿を下搬送路20に送って下読取部2で読み取らせるこ
ともできる。この場合、読み取られた原稿は退避路1
4、左中間搬送路11を経て上原稿排出トレイ111上
に排出される。また、上原稿台107上に載置された原
稿の上面を複写したい時は、取込ローラー123で取り
込んだ原稿をそのまま上搬送路10に送って上読取部1
を通過して搬送し続け、分岐爪115,128を切り替
えて左中間搬送路11を開路して(図6の実線位置)原
稿を下方に送り込み、退避路14に搬入した後、搬送ロ
ーラー125を逆回転させて、原稿を上下反転させるこ
となく下搬送路20に送って下読取部2で読み取らせ
る。従って、両面原稿の複写を行う時は、例えば、上原
稿台107上に載置された原稿を取込ローラー123で
取り込んで、そのまま上搬送路10に送って上読取部1
で読取ユニット3を矢印B方向に移動させて原稿の下面
を読み取り、その後、左中間搬送路11を経て原稿を下
方の退避路14に搬入した後、搬送ローラー127を逆
回転させて原稿を下搬送路20に送って、下読取部2で
読取ユニット3を矢印A方向に逆走させて原稿の上面を
読み取らせることによって、原稿の搬送と、読取ユニッ
トの待機位置への復帰動作に要する時間を大幅に短縮さ
せることができる。
【0010】上読取部1での具体的な読み取り動作を詳
細に説明すると、例えば、上原稿台107上に載置され
た原稿を原稿セットセンサー109が検知すると、取込
ローラー123が回転を開始して最下位に載置された原
稿を取り込み、他の搬送ローラーと共に搬送路下流側に
搬送する。横伏した分岐爪117(図5の破線位置)に
案内されて、上搬送ベルト103により、上搬送路10
に沿って矢印A方向に、上コンタクトガラス101に押
圧されつつ搬送された原稿の後端の通過が右上センサー
120に検知されると、上突当片105がソレノイドに
駆動されて上搬送路10内に突出し、その後、上搬送ベ
ルト103を若干逆走させることにより、原稿の後端を
突出した上突当片105に突き当てて原稿の位置決めと
傾き補正を行う。原稿の位置決めが終了すると、待機位
置にある読取ユニット3の上下切替ミラー133が上向
きUに配向された後、上ランプ129が点灯され、読取
ユニット3の矢印B方向の移動とCCD132の原稿反
射光の受光動作が開始され、原稿反射光が上コンタクト
ガラス101、上下切替ミラー133、レンズアレイ1
31を介してCCD132に入射することにより、原稿
画像が順次読み取られる。原稿の右端まで移動して上読
取部1での原稿読み取り動作を終了した読取ユニット3
は、次に、引き続いて下読取部2で次原稿の読み取りが
予定されている場合はその位置で停止し、予定が無い場
合は矢印A方向に移動して待機位置に復帰する。
【0011】片面コピーモードの場合は読み取られた原
稿は横伏した分岐爪115(図6の破線位置)に案内さ
れて上原稿排出トレイ111上に排出される。両面コピ
ーモードの場合は分岐爪115が起立すると共に分岐爪
128が時計回り方向に回動する(図6の実線位置)こ
とより、左中間搬送路11が開路し、分岐爪116が反
時計回り方向に回動する(図7の実線位置)ことより、
退避路14が開路する。下面が読み取られた原稿が左中
間搬送路11を経て退避路14に搬入され、その後端の
通過が左下センサー114に検知されると、分岐爪11
6が時計回り方向に回動して(図7の破線位置)下搬送
路20を開路すると共に搬送ローラー127が逆回転し
て原稿を下搬送路20に沿って矢印B方向に送り出す。
以下、上読取部1における原稿読み取り動作と同様の下
読取部2での読み取り動作によって原稿上面が読み取ら
れる。読み取られた原稿は反転路13を経て、右排出セ
ンサー125によりその通過が検知された後、右下原稿
排出トレイ126上に排出される。下原稿台108上に
載置された原稿は同様に取込ローラー124で取り込ま
れ、搬送路下流側に搬送されるが、図8の実線位置に配
位された分岐爪119により、一旦、反転路13に送り
込まれ、その後逆搬送されて、右中間搬送路12を経て
上搬送路10、または分岐爪119の図8の破線位置の
配位により、そのまま下搬送路20に向けて搬送され
る。このように、下原稿台108上に載置された原稿
と、上原稿台107上に載置された原稿は読取部1に矢
印A方向から搬送給紙された場合、読み取り面は互いに
逆になる。即ち、上原稿台107上に載置された原稿は
その下面が、下原稿台108上に載置されたものはその
上面が読み取られる。一方、下読取部2で原稿が読み取
られる場合も同様であるが、上原稿台107および下原
稿台108から供給された原稿が右中間搬送路12、反
転路13を経て下読取部2に送られた時は、共に原稿下
面が読み取られるのに対し、前述のように、上原稿台1
07から上搬送路10、左中間搬送路11および退避路
14を経て、下読取部2の下搬送路20に矢印B方向か
ら送られた時は、上原稿台107上に載置された原稿の
上面が読み取られる。このように、本実施例においては
原稿を載置すべき原稿台、および搬送経路を適宜選択す
ることにより、原稿の所望の面を読み取ることができる
ようになっている。なお、図示しないが、読取ユニット
3はその筐体の前後面に止着されたワイヤが架け渡され
ているプーリーを読取ユニット駆動モーターが駆動力伝
達機構を介して回転駆動することにより、矢印Aまたは
B方向への移動が可能になっている。
【0012】図9は本実施例に係るデジタル複写機の全
体制御の概略を示す回路ブロック図である。図に従って
複写機の制御の概要を説明する。シーケンス制御部50
は複写機本体の主要部を成す画像記録部III の駆動系を
制御する画像記録駆動系制御部53および静電写真プロ
セスの制御を行うプロセス制御部54に加えて、画像読
取部Iを制御するスキャナー制御部51、光書込部IIを
制御する光書込制御部52、ADFを制御するADF制
御部56、後処理部Vを制御するソーター制御部55、
操作パネル上に設けられた各種タッチキーを含む操作部
57を統括的に管理制御する。スキャナー制御部51は
原稿を照明する上下のランプ129,130の点灯およ
び消灯、読取ユニット3を駆動して矢印A,B方向に移
動させる読取ユニット(スキャナー)駆動モーターのオ
ン、オフ、上下切替ミラー133の向きを変動させるミ
ラー切替ソレノイド134のオン、オフ、CCD132
の原稿反射光の読み取りをそれぞれ制御する。画像読取
部Iの読取ユニット3で読み取られた原稿の画像信号は
画像処理部58に送られデジタルデータに変換された
後、シェーディング補正、γ補正、2値化処理、電気変
倍処理等が施され、記録信号として光書込部IIの光書込
制御部52に送られる。本実施例では画像の高速記録に
対応するため、フレームメモリを備えておらず、画像処
理部58で画像処理を施された画像データはそのまま記
録信号として出力される。光書込制御部52では記録信
号に従ってレーザーダイオード(LD)を変調発光させ
ると共に、静電写真プロセスを実行する各装置に光書込
に同期させた同期信号を送信する。ADF制御部56は
取り込んだ原稿に搬送方向とは逆方向の搬送力を与えて
原稿を1枚毎分離搬送可能にする分離ローラー139を
駆動する分離モーター、上搬送ベルト103、下搬送ベ
ルト104がそれぞれ架け渡されるベルト搬送ローラー
を駆動する上搬送モーター、下搬送モーターの回転を制
御すると共に、各原稿搬送路の分岐路に設けられた分岐
爪を複写モードに応じて回動させる分岐爪切替ソレノイ
ドの通電を制御する。かかる制御回路において、操作部
57のタッチキーを操作して、片面原稿か両面原稿か、
合成モードか割込モードか等のモード選択をし、さらに
コピー枚数をテンキーにより設定して入力すると、操作
部57から送られた各種設定情報に応じて、シーケンス
制御部50は予め組み込まれたプログラムのシーケンス
に従って従属する各制御部を制御する。シーケンス制御
部50と信号のシリアル送受信を行う各制御部において
は、その付帯装置固有の制御を行う。
【0013】次に、2つのCCDを備えて2枚の原稿を
同時に読み取ることが可能な本発明の第2の実施例を説
明する。図4は本発明の第2の実施例に係るデジタル複
写機の画像読取部Iの読取ユニットの概略構成を示す構
成図、図10は複写機の全体制御の概略を示す回路ブロ
ック図、図11はその要部を詳細に示したブロック図、
図12は上下切替回路の詳細ブロック図である。図4に
示すように、本実施例においては読取ユニット3は横フ
レーム144の上下面中央部にそれぞれ上CCD14
2、下CCD143が取り付けられ、それらと上下のコ
ンタクトガラス101,102の間にはレンズアレイ1
40,141が配設されて、それぞれ上ランプ145ま
たは下ランプ146によって照明された原稿の反射光を
上下のCCD142,143上に収斂させる。その他の
読取ユニット3の構成は第1の実施例と同様である。複
写機の全体制御の概略を示す図10において図9と異な
る所はCCD132とミラー切替ソレノイド134に替
えて2つの上下のCCD142,143を制御するよう
に構成した点にある。図11に示すように、操作部57
のキー入力部、あるいはタッチペン等の操作によって入
力された各種モード等の動作設定情報はシーケンス制御
部50の動作設定部61に送信されて、そこで予め組み
込まれたプログラムに従って動作設定を行い、その動作
設定に基づいて従属する各制御部に動作制御信号を送信
する。各制御部は受信した動作制御信号に従って各付帯
装置の駆動機構等の動作を制御する。画像読取部Iの読
取ユニット3の上下のCCD142,143で読み取ら
れた原稿の画像信号はスキャナー制御部内の上下切替回
路60を介して画像処理部58に送信される。上下切替
回路60の内部回路は図12に示すように、上下のCC
D142,143で読み取られた画像信号がそれぞれA
/D変換器62,63に入力されてデジタルデータに変
換され、それらはパラレル信号として上選択回路64、
および下選択回路65に入力される。上選択回路64お
よび下選択回路65にはそれぞれ上アクティブ信号UA
Cおよび下アクティブ信号DACが入力され、そのいず
れかのローレベル信号によって上または下のいずれかの
画像データが選択的に、例えば、1画面毎、1ライン
毎、あるいはライン内のある範囲で切り替えて出力され
る。即ち、上アクティブ信号UACおよび下アクティブ
信号DACを制御することにより、例えば、上下の読取
部1,2で読み取った画像を重ねたり、上読取部1で読
み取った画像のある領域に下読取部2で読み取った画像
を嵌め込んだ合成画像として出力させることができる。
【0014】次に、本実施例において操作部57で各種
の複写モードが選択された時の複写機の動作を図15な
いし図51を参照して、特に原稿および転写紙の搬送形
態に注目して複写モード毎に詳しく説明する。なお、こ
れらの図において、(a) は画像読取部Iの動作状態、
(b) は画像記録部III の動作状態を示す。 (1) 片面原稿−片面コピー(モードi) 〔1枚コピー〕上原稿台107に原稿を載置し、操作パ
ネル上のコピー開始釦を押すと、画像読取部IのADF
が作動を開始して、取込ローラー123が1枚目の原稿
を取り込んで交差路aに向けて搬送し始めると同時に、
画像記録部III では給紙カセット220から1枚目の転
写紙を取り出し転写部に向けて搬送し始める。分離ロー
ラー139は一旦、時計回り方向に回転(反転)するこ
とによって原稿を分離し、所定時間後、反時計回り方向
に回転(正転)を切り替えて原稿を上原稿搬送路10へ
送り出す(図15参照)。既に回転を開始している上搬
送ベルト103は原稿を受け取って上原稿搬送路10に
沿って上コンタクトガラス101上に搬送する。原稿後
端が上突当片105上を通過すると、上搬送ベルト10
3が反転して上原稿搬送路10内に突出した上突当片1
05に原稿を突き当てて、原稿の位置決めおよびスキュ
ー補正を行って原稿セットを完了する。1枚目の原稿後
端が分離ローラー139を通過すると、取込ローラー1
23が2枚目の原稿を取り込んで分離ローラー139に
送る。この時、交差路aの分岐爪117,118は右中
間搬送路12側を開路するように切り替えられている。
2枚目の原稿は右中間搬送路12を経て交差路cの分岐
爪119に案内されて反転路13に搬送される。この
時、2枚目の転写紙が給紙カセット220から取り出さ
れる。1枚目の転写紙が感光体ドラム202下部の転写
位置に達すると、読取ユニット3が矢印B方向への移動
を開始すると共に、上ランプ145を点灯して1枚目の
原稿を読み取って感光体ドラム202上に1枚目の原稿
画像の潜像を形成させる(図16参照)。感光体ドラム
202の回転につれて、潜像は現像器216の現像作用
によってトナー像になり、やがて1枚目の転写紙上に転
写される。2枚目の原稿後端が反転路13の右下センサ
ー149に検知されると、分岐爪119が回動して下搬
送路20側を開路すると共に、搬送ローラー122が逆
回転して2枚目の原稿を下搬送路20に向けて搬送す
る。上読取部1と同様の動作によって2枚目の原稿が下
コンタクトガラス102下の定位置にセットされると、
右端位置に停止していた読取ユニット3が逆走して矢印
A方向への移動を開始して2枚目の原稿を読み取り、感
光体ドラム202上に2枚目の原稿画像の潜像を形成さ
せる。上読取部1で読み取られた1枚目の原稿は上原稿
排出トレイ111上に排出され、取込ローラー123が
3枚目の原稿を取り込む(図17参照)。
【0015】以後、上述の読取ユニット3の往復移動読
み取りと、上原稿台107に載置された原稿の上読取部
1と下読取部2への交互搬送により、順次、片面原稿の
高速片面コピーが行われる(図18、図19参照)。こ
のように本実施例では片面コピーモードを選択した時、
上下の突当片105,106の設置位置を上下同じ位置
にして原稿の読み取り基準位置を揃えて、読取ユニット
3の往復移動読み取りが行われるので、1方向移動読み
取りを行う、従来の読取装置における待機位置への復帰
動作が不要になり、読取ユニットの読み取りに寄与しな
い復帰移動時間が省かれ、高速複写が可能になる。図5
2(i-1) は上記複写モードにおける読取ユニット3の走
査移動方向と、上読取部1と下読取部2で読み取られる
原稿の頁番号を対応させて読み取り順を示したものであ
る。図において、四角囲み数字は複写中の原稿頁を表
す。図57および図58は従来例に係る複写機における
片面原稿−片面1枚コピーモード選択時の原稿読み取り
と転写紙搬送に関係する制御信号のタイミングチャート
を、手動原稿給紙およびADF給紙の場合についてそれ
ぞれ示したものである。なお、いずれの場合もA4サイ
ズ用紙の横送りで給紙した例を示す。図から判るよう
に、原稿の読み取りサイクルの所要時間は手動原稿給紙
で950ms、ADF給紙で1432msである。図5
5は同様に、本実施例に係る複写機における原稿読み取
りと転写紙搬送に関係する制御信号のタイミングチャー
トをADF給紙の場合について示したものである。図に
示すように、4枚の原稿の読み取りおよび画像形成に要
する時間は3320msであるから、原稿1枚当たりの
読み取りサイクルの所要時間は3320/4=830m
sとなり、従来例と較べると複写動作効率が70%以上
向上していることが分かる。
【0016】〔複数コピー〕本実施例では、複数コピー
モードを選択した時、読取ユニット3が往復移動して、
上読取部1と下読取部2で交互に続き番号の原稿を読み
取って複写することにより、読取部への原稿搬送時と、
読取ユニット3の待機位置への復帰時の原稿と読取ユニ
ット3の移動に要する無駄な待ち時間を有効活用して、
他の原稿の読み取りを行って全体の複写所要時間を短縮
し、結果的に高速複写を可能にすることができる。1枚
コピーの時と同様にして1枚目の原稿が上読取部1で読
み取られ、給紙された1枚目の転写紙上に転写され、さ
らに2枚目の原稿が下読取部2で読み取られ、2枚目の
転写紙上に転写されると、1枚目の原稿と2枚目の原稿
は搬送されずにそれぞれ上下のコンタクトガラス10
1,102の読取位置に固定され、必要部数だけ読取ユ
ニット3が往復移動して、交互にそれぞれ画像を読み取
り、次々に転写紙に複写する。それぞれの原稿の必要部
数の読み取り動作が終了すると、次に読み取る3枚目の
原稿と4枚目の原稿が1枚コピーの時と同様にして、次
々に取り込まれ、それぞれ上読取部1と下読取部2に搬
送されて、それらの原稿の複数コピーが1枚目の原稿と
2枚目の原稿の複写動作と全く同様に行われる。図52
(i-2) は複数コピーモード時の原稿読み取り順序を示し
たものである。このモードを選択した時には後処理部V
を併用すれば、排出されたコピーの頁順が不同になるの
を防止できる。ビントレイ22への排出方法は、例え
ば、最初のビントレイ22に1枚目の原稿と2枚目の原
稿のコピーを続けて排出し、次のビントレイ22に移っ
て、以下同様に複写部数分のビントレイ22に2枚ずつ
のコピーを排出した後、最初のビントレイ22に戻って
3枚目の原稿と4枚目の原稿のコピーを排出し、さらに
上記動作を繰り返すことにより、排出されるコピーの頁
順に従った仕分けを行うことができる。
【0017】(2) 片面原稿−両面コピー(モードii) 〔1枚コピー〕片面コピーの時と同様に、上原稿台10
7に原稿を載置し、操作パネル上のコピー開始釦を押す
と、画像読取部IのADFが作動を開始して、取込ロー
ラー123が1枚目の原稿を取り込んで交差路aから上
原稿搬送路10に向けて搬送し始めると同時に、画像記
録部III では給紙カセット220から1枚目の転写紙を
取り出し転写部に向けて搬送し始める(図20参照)。
1枚目の原稿後端が分離ローラー139を通過すると、
取込ローラー123が2枚目の原稿を取り込んで分離ロ
ーラー139に送る。この時、交差路aの分岐爪11
7,118は右中間搬送路12側を開路するように切り
替えられている。2枚目の原稿は右中間搬送路12を経
て交差路cの分岐爪119に案内されて反転路13に搬
送される。1枚目の転写紙が感光体ドラム202下部の
転写位置に達すると、読取ユニット3が矢印B方向への
移動を開始すると共に、上ランプ145を点灯して1枚
目の原稿を読み取って感光体ドラム202上に1枚目の
原稿画像の潜像を形成させる(図21参照)。1枚目の
原稿が読み取られ1枚目の転写紙に複写され終わると、
直ちに1枚目の原稿は上原稿排出トレイ111側に搬送
され排出される。これに並行して3枚目の原稿の取り込
みと、上原稿搬送路10に向けた搬送が開始されると共
に、読取ユニット3が左読取開始位置に復帰するため
に、矢印A方向への高速移動を開始する。2枚目の原稿
は反転路13から下読取部2の読取位置に向けて下原稿
搬送路20を搬送される。一方、片面に画像記録された
1枚目の転写紙は排出用搬送路途中に設けられた分岐爪
205によって、下方に進路変更させられ反転部201
に送られる。この時、2枚目の転写紙が給紙カセット2
20から取り出される(図22参照)。3枚目の原稿が
上コンタクトガラス101上の原稿読取位置にセットさ
れると、左読取開始位置に復帰した読取ユニット3が矢
印B方向へ移動して原稿を読み取り、それを画像記録部
III の転写位置に達した2枚目の転写紙上に複写する。
反転部201に送られた1枚目の転写紙は後端が反転セ
ンサー211に検知されると、反転搬送され、その後、
分岐爪214によって横方向に進路変更させられ、両面
搬送路208を経て感光体ドラム202の転写位置に向
けて再給紙される(図23参照)。3枚目の原稿の読み
取りが終了すると、読取ユニット3が右移動限界点から
反転して矢印A方向へ移動し、既に下読取部2の原稿読
取位置にセットされている2枚目の原稿の読み取りを開
始する。この時、画像記録部III では1枚目の転写紙が
反転され、再給紙されて転写位置に達しており、その裏
面に2枚目の原稿の画像が複写される。2枚目の転写紙
は排出用搬送路途中に設けられた分岐爪205によって
下方に進路変更させられ、反転部201に送られる(図
24参照)。
【0018】以後、奇数枚目の原稿は上読取部1に、偶
数枚目の原稿は下読取部2に交互に搬送されて読み取ら
れ、その画像がそれぞれ給紙カセット220から給紙さ
れた転写紙の表面および裏面に複写される(図25、図
26参照)。従来の複写機では、1枚目の原稿を転写紙
の表面に複写した後、両面搬送路を経て転写部に再給紙
されるまで画像形成動作を中断して待機しなければなら
なかったが、本実施例においては、その間に他方の読取
部に搬送されセットされた原稿を読取ユニット3が往復
移動して読み取って、転写紙の表面および裏面に複写す
るので、ADFの原稿給送と、転写紙の反転搬送の間の
待機時間や、読取ユニットの次の読取開始までの待機時
間が大幅に低減できる。図53(ii-1)は片面原稿−両面
1枚コピーモード時の原稿読み取り順序を示したもので
ある。なお、図24ないし図26に示すように、読取部
で読み取った原稿を直ちに上原稿排出トレイ111に排
出すると、排出された原稿の頁順が狂ってしまう。そこ
で、この頁狂いのない原稿の排出方法とするには、読み
取りが終了した原稿を各読取位置で暫く待機させて、原
稿の頁順に合わせて排出させるようにすると良い。この
方法を原稿読み取り順に図示したのが図27ないし図3
4である。図53(ii-2)は頁狂いのない片面原稿−両面
コピーの原稿読み取り順序を示したものである。しか
し、この方法は図53(ii-2)から分かるように、頁合わ
せの待機のために、読取速度が全体として遅くなってし
まう。速い読取速度を維持しながら、頁順の合った原稿
の排出方法とするには、読み取りが終了した原稿を原稿
読取位置からは移動させるが、そのまま上原稿排出トレ
イ111に排出するのではなく、その中間位置で待機さ
せて頁順を揃えて排出させるようにすれば良い。即ち、
図13に示すように、上読取部1で読み取った原稿を矢
印A方向に搬送して交差路b付近で待機させ、下読取部
2で読み取った原稿が退避路14から左中間搬送路11
に搬送されるのを待って、2つの原稿を一緒に排出させ
るのである。
【0019】〔複数コピー:1〕まず、転写紙の循環再
給紙による複数コピー方法を説明する。上原稿台107
から1枚目の原稿を取り込んで上読取部1の原稿読取位
置に搬送し、原稿の読み取りと1枚目の転写紙への複写
を行って、原稿はそのまま原稿読取位置に停止させ、片
面に画像形成された1枚目の転写紙は反転部201に送
る。1枚目の原稿の上読取部1への搬送が終了すると、
直ちに2枚目の原稿の取り込みと、下読取部2への搬送
を開始する。1枚目の転写紙が反転部201に送られて
両面搬送路208を経て転写部に再給紙されるまでの間
に、2枚目の転写紙が転写部に搬送され、1枚目の原稿
が片面に複写され、反転部201に送られる。次に、両
面搬送路208を経て転写部に再給紙された1枚目の転
写紙の裏面に、下読取部2へ搬送されセットされた2枚
目の原稿を複写する。両面複写された1枚目の転写紙
は、後処理部Vに向けて搬送され排紙される。2枚目の
転写紙が反転部201に送られて反転されて再給紙され
る間に、3枚目の転写紙が転写部に搬送され、1枚目の
原稿が片面に複写され反転部201に送られる。以後、
1枚目の原稿と2枚目の原稿が交互に転写紙の表面と裏
面に複写され、1枚目の原稿のコピーが必要部数に達す
るまで繰り返された後、1枚目の原稿は上読取部1から
排出され、3枚目の原稿が取り込まれる。同様に、反転
部201に送られて再給紙された転写紙の裏面に2枚目
の原稿が全て複写され終わると2枚目の原稿が排紙さ
れ、4枚目の原稿が取り込まれる。こうして、奇数枚目
の原稿は上読取部1に、偶数枚目の原稿は下読取部2に
交互に搬送されてそれぞれセットされた原稿を読取ユニ
ット3が往復移動して読み取り、読み取った画像を転写
紙の表面と裏面に交互に複写する。図53(ii-3)は片面
原稿−両面複数コピーモード時の原稿読み取り順序を示
したものである。
【0020】〔複数コピー:2〕次に、転写紙の一括再
給紙方式による複数コピー方法を説明する。上原稿台1
07から1枚目の原稿を取り込んで上読取部1の原稿読
取位置に搬送し、原稿の読み取りと1枚目の転写紙への
複写を行って、原稿はそのまま原稿読取位置に停止さ
せ、1枚目の転写紙は反転部201に送った後、反転さ
せて分岐爪213によって横方向に進路変更させ、待機
トレイ210に排出させる。以後、次々に新しい転写紙
を給送して、1枚目の原稿を必要部数だけ複写して、反
転部201を経て待機トレイ210に搬送し堆積させ
る。その間に2枚目の原稿が下読取部2に搬送されて原
稿読取位置にセットされる。1枚目の原稿は必要部数の
複写が終了すると、上原稿排出トレイ111に排出され
ると共に、3枚目の原稿が上読取部1に取り込まれ、セ
ットされる。上下の読取部1,2で原稿が原稿読取位置
にセットされ終わると、読取ユニット3が往復移動して
2枚目の原稿と3枚目の原稿を交互に読み取る。3枚目
の原稿を読み取る時は新しい転写紙を給紙し、2枚目の
原稿を読み取る時は、待機トレイ210に堆積してい
る、表裏反転された転写紙を給紙して、読み取った画像
をそれぞれ複写する。両面に複写され終わった転写紙は
後処理部Vに排出され、片面のみに複写された転写紙は
反転部201に送られる。以後、上記動作が繰り返され
る。
【0021】(3) 両面原稿−片面コピー(モードiii) 〔1枚コピー〕上原稿台107に両面原稿を載置し、操
作パネル上のコピー開始釦を押すと、取込ローラー12
3が1枚目の原稿を取り込んで上原稿搬送路10に向け
て搬送し始めると同時に、給紙カセット220から1枚
目の転写紙を取り出し転写部に向けて搬送し始める(図
35参照)。1枚目の原稿が上読取部1の原稿読取位置
にセットされ、1枚目の転写紙が転写位置に達すると、
読取ユニット3が矢印B方向への移動を開始し、1枚目
の原稿下面を読み取って感光体ドラム202上に1枚目
の原稿画像の潜像を形成させる(図36参照)。1枚目
の原稿が読み取られ1枚目の転写紙に複写され終わる
と、直ちに1枚目の原稿は退避路14に向けて排出され
搬送される。これに並行して2枚目の原稿の取り込み
と、上原稿搬送路10に向けた搬送が開始される(図3
7参照)。1枚目の原稿が退避路14から引き出され、
下コンタクトガラス102下の原稿読取位置にセットさ
れると、読取ユニット3が右移動限界点から反転して矢
印A方向への移動を開始し、1枚目の原稿上面を読み取
って2枚目の転写紙上に複写する(図38参照)。1枚
目の原稿上面の読み取りが終了すると、1枚目の原稿は
右下原稿排出トレイ126に排出されると共に、読取ユ
ニット3が矢印B方向へ移動し、既に上読取部1の原稿
読取位置にセットされている2枚目の原稿下面の読み取
りを開始する(図39参照)。以後、上原稿台107か
ら取り込まれた原稿は上読取部1の原稿読取位置と、退
避路14を経て下読取部2の原稿読取位置への搬送と、
読取ユニット3の往復移動による読み取りが順次行わ
れ、それぞれの画像が給紙カセット220から給紙され
た転写紙片面に次々に複写され、複写された転写紙は排
出用搬送路を経て後処理部Vに向けて搬送される(図4
0、図41参照)。図54(iii) は両面原稿−片面1枚
コピーモード時の原稿読み取り順序を示したものであ
る。
【0022】〔複数コピー〕上原稿台107から1枚目
の原稿を取り込んで上読取部1の原稿読取位置に搬送
し、原稿下面の読み取りと1枚目の転写紙の片面への複
写を行う。原稿はそのまま原稿読取位置に停止させ、読
取ユニット3を初期待機位置に高速復帰移動させた後、
次の読み取り動作に移って、次々に転写紙を給紙して1
枚目の原稿下面を必要部数だけ複写して、排出させる。
1枚目の原稿は必要部数の複写が終了すると、退避路1
4を経て下読取部2に搬送されて原稿読取位置にセット
される。その間に2枚目の原稿が上読取部1に取り込ま
れ、原稿読取位置にセットされる。1枚目の原稿と2枚
目の原稿が上下の読取部1,2の原稿読取位置にセット
され終わると、読取ユニット3が往復移動して2枚目の
原稿下面と1枚目の原稿上面を交互に読み取って、次々
に新しく給紙された転写紙に複写する。複写され終わっ
た転写紙は後処理部Vに排出される。以後、上記上下の
読取部1,2への同様の原稿搬送と、転写紙の片面への
複写動作が繰り返される。後処理部Vでは、1枚目の原
稿の下面のコピーは次々に積装された各ビントレイ22
上に排出され、1枚目の原稿の上面と2枚目の原稿の下
面のコピーは2組ずつ各ビントレイ22上に排出され、
以後、2組ずつの各ビントレイ22上への排出動作が繰
り返される。
【0023】(4) 両面原稿−両面コピー(モードiv) 〔1枚コピー〕上原稿台107に両面原稿を載置し、操
作パネル上のコピー開始釦を押すと、取込ローラー12
3が1枚目の原稿を取り込んで上原稿搬送路10に向け
て搬送し始めると同時に、給紙カセット220から1枚
目の転写紙を取り出し、転写部に向けて搬送し始める
(図42参照)。1枚目の原稿が上読取部1の原稿読取
位置にセットされ、1枚目の転写紙が転写位置に達する
と、読取ユニット3が矢印B方向への移動を開始し、1
枚目の原稿下面を読み取って感光体ドラム202上に1
枚目の原稿画像の潜像を形成させる(図43参照)。1
枚目の原稿下面が読み取られ、給紙カセット220から
給紙された1枚目の転写紙の片面に複写され終わると、
1枚目の原稿は直ちに退避路14に向けて排出され搬送
される。これに並行して、読取ユニット3の初期待機位
置への高速復帰移動、および2枚目の原稿の取り込み
と、上原稿搬送路10に向けた搬送が開始される(図4
4参照)。片面に複写された1枚目の転写紙は両面搬送
路208に向けて搬送される。2枚目の原稿が上読取部
1の原稿読取位置にセットされると、初期待機位置へ高
速復帰した読取ユニット3が矢印B方向へ移動を開始
し、既に上読取部1の原稿読取位置にセットされている
2枚目の原稿下面を読み取り、転写位置まで搬送された
2枚目の転写紙の片面上に複写すると共に、1枚目の原
稿が退避路14から引き出される(図45参照)。1枚
目の原稿が下コンタクトガラス102下の原稿読取位置
にセットされると、読取ユニット3が右移動限界点から
反転して矢印A方向への移動を開始し、1枚目の原稿上
面を読み取って、両面搬送路208を経て再給紙された
1枚目の転写紙裏面上に複写する。次に、下面が読み取
られた2枚目の原稿が退避路14に搬送されると共に、
3枚目の原稿が取り込まれる(図46参照)。1枚目の
原稿上面の読み取りが終了すると、1枚目の原稿は右下
原稿排出トレイ126に排出される。3枚目の原稿が上
読取部1の原稿読取位置にセットされると、初期待機位
置へ復帰した読取ユニット3が矢印B方向へ移動し、3
枚目の原稿下面の読み取りを開始し、転写位置に給紙さ
れた3枚目の転写紙の片面上に複写する(図47参
照)。以後、上原稿台107から取り込まれた原稿は上
読取部1の原稿読取位置と、退避路14と、下読取部2
の原稿読取位置への順次搬送と、読取ユニット3の往復
移動による読み取りが順次行われ、それぞれの読取部で
読み取られた画像が給紙カセット220から給紙された
転写紙の片面と、両面搬送路208を経て再給紙された
転写紙裏面上に交互に複写され、両面複写された転写紙
は排紙され、後処理部Vに搬送される(図48、図49
参照)。図54(iv-1)は両面原稿−両面1枚コピーモー
ド時の原稿読み取り順序を示したものである。
【0024】図59および図56は従来例および本実施
例に係る複写機における、両面原稿−両面1枚コピーモ
ード時の原稿読み取りと転写紙搬送に関係する制御信号
のタイミングチャートをADF給紙の場合についてそれ
ぞれ示したものである。なお、いずれの場合もA4サイ
ズ用紙の横送りで給紙した例を示す。従来例において
は、ADF給紙された原稿の下面が読み取られ、給紙さ
れた転写紙の片面に複写された後、原稿が搬送され、反
転されて原稿読取位置に再給紙されると共に、片面に複
写された転写紙が両面搬送路208を経て転写位置に再
給紙されるまでに長時間を要していたたため、ADF給
紙による両面原稿複写の処理速度が著しく遅くなってい
た。本実施例においては原稿の搬送および反転動作中
に、他の原稿の読み取りおよび複写動作が行われるの
で、ADF給紙による両面原稿複写の全体の処理速度が
大幅に向上する。図56および図59から判るように、
従来例においては、原稿の読み取りサイクルの所要時間
は両面原稿1枚に対して4570ms、従って、両面原
稿の片面に対してはその半分の2285msとなる。そ
れに対して本実施例においては、原稿の読み取りサイク
ルの所要時間は両面原稿2枚に対して3950msであ
るから、両面原稿の片面分の所要時間は3950/4=
987.5msとなり、従来例と較べると複写動作効率
が2倍以上向上していることが分かる。
【0025】〔複数コピー:1〕まず、循環再給紙によ
る複数コピー方法を説明する。この方法では上読取部1
の原稿読取位置での1枚目の原稿下面の読み取りと、下
読取部2の原稿読取位置への1枚目の原稿の搬送と、そ
の上面の読み取り、次に取り込まれる2枚目の原稿の1
枚目の原稿と同様の搬送と上下面の読み取り、3枚目の
原稿の上読取部1の原稿読取位置への搬送とその下面の
読み取りは、上述の1枚コピーの時と同様に行われる。
3枚目の原稿下面の読み取りが終わると、3枚目の原稿
が退避路14に搬送されると共に、1枚目の原稿が右中
間搬送路12を経て再度上読取部1の原稿読取位置へ搬
送される。その間に、既に下読取部2の原稿読取位置に
セットされている2枚目の原稿上面の読み取りを開始す
る(図50参照)。次に、上述の上読取部1の原稿読取
位置での1枚目の原稿下面の読み取りと、退避路14に
向けての搬送、3枚目の原稿の下読取部2の原稿読取位
置への搬送と、その上面の読み取りが行われ(図51参
照)、こうして、1枚目から3枚目までの原稿を上読取
部1と下読取部2の間を循環させて必要枚数分の両面複
写を行い、それが終了すると、次の3枚分の原稿の複写
を行う動作を繰り返す。図54(iv-2)は両面原稿−両面
複数コピーモード時の原稿読み取り順序を示したもので
ある。
【0026】〔複数コピー:2〕次に、転写紙の一括再
給紙方式による複数コピー方法を説明する。上原稿台1
07から1枚目の原稿を取り込んで上読取部1で原稿裏
面の読み取りと、1枚目の転写紙の片面への複写を行っ
て、原稿はそのまま原稿読取位置に停止させ、片面に複
写された1枚目の転写紙は反転部201に送った後、反
転させて待機トレイ210に排出させる。以後、次々に
新しい転写紙を給送して1枚目の原稿を必要部数だけ複
写して、反転部201を経て待機トレイ210に搬送し
堆積させる。1枚目の原稿の必要部数の複写が終了する
と、直ちに1枚目の原稿は排出され、退避路14に搬送
され、さらに下読取部2に搬送されて原稿読取位置にセ
ットされる。その間に2枚目の原稿が上読取部1に取り
込まれセットされる。上下の読取部1,2にそれぞれ原
稿が原稿読取位置にセットされ終わると、読取ユニット
3が往復移動して、2枚目の原稿下面と1枚目の原稿上
面を交互に読み取って、搬送された転写紙上に複写す
る。2枚目の原稿下面を読み取る時は新しい転写紙を給
紙し、1枚目の原稿上面を読み取る時は待機トレイ21
0に堆積している、反転された転写紙を給紙してそれぞ
れ原稿画像を複写する。両面に複写され終わった転写紙
は後処理部Vに排出され、片面のみに複写された転写紙
は反転部201に送られる。以後、上記動作が繰り返さ
れる。
【0027】(5) 合成コピー(モードv) 〔組み合わせコピー〕次に、2枚の原稿の画像を組み合
わせた1枚の画像を転写紙上に複写するモードを説明す
る。上原稿台107および下原稿台108上に画像を組
み合わせたい2枚の原稿をそれぞれ載置し、操作パネル
上で組み合わせ合成コピーモードのキーを選択して押下
し、組み合わせ領域を指定した後、コピー開始釦を押下
すると、取込ローラー123,124がそれぞれ上原稿
台107および下原稿台108上に載置された原稿を取
り込み、上読取部1および下読取部2の原稿読取位置に
搬送し正しくセットする。その間に給紙カセット220
から転写紙が転写位置に向けて給紙される。各原稿の定
位置へのセットと、転写紙の転写位置への搬送が完了す
ると、読取ユニット3が矢印B方向に向かって移動を開
始すると共に、CCD142,143による原稿の読み
取りを開始する。前述のように、シーケンス制御部50
内の動作設定部61は選択された複写モードと、指定さ
れた組み合わせ領域情報に従ってスキャナー制御部51
に画像読取制御信号を送信し、スキャナー制御部51で
は画像読取制御信号に従って、上下切替回路60で上C
CD142、および下CCD143が読み取った画像デ
ータを選択切り替えて画像処理部58に送信する。こう
して、読取ユニット3の1度の画像読み取り走査で、上
下の読取部1,2にセットされた原稿の組み合わせ画像
が読み取られて転写紙上に複写される。読み取りが終わ
った原稿はそれぞれ上原稿排出トレイ111および左下
原稿排出トレイ112に排出される。複数組の原稿の組
み合わせコピーを行う場合は、組み合わせたい複数原稿
を対応させて上原稿台107および下原稿台108上に
載置してADFによる連続コピーを行う。また、1つの
原稿の画像に複数の原稿の画像を組み合わせて連続複写
したい時は、例えば、下原稿台108上に上記1つの原
稿を載置し、上原稿台107に上記複数原稿を載置し
て、初回の組み合わせコピーは上述の原稿1枚ずつの組
み合わせコピーを行い、次回以後は下読取部2の原稿読
取位置にセットされた原稿はそのまま停止させて、上原
稿台107に載置された原稿のみを次々に上読取部1に
搬送して組み合わせコピーを行う。本実施例の組み合わ
せコピーモードでは上下の読取部1,2にセットされた
原稿の画像を1度の走査で読み取った画像データを、所
望の合成画像が得られるように上下切り替えて記録画像
信号を出力する例を説明したが、電気的に合成画像を形
成せずに感光体ドラム202上の露光過程で合成画像を
形成するようにしても良い。即ち、上下の読取部1,2
に原稿をセットし、読取ユニット3を矢印B方向に移動
させて上読取部1にセットされた原稿の画像を指定され
た範囲だけ読み取って感光体ドラム202上にその潜像
を形成する。次に読取ユニット3を反転させて矢印A方
向に移動させて下読取部2にセットされた原稿の画像を
指定された範囲だけ読み取って、感光体ドラム202の
残りの領域にその潜像を形成する。その後、感光体ドラ
ム202上に形成された潜像を現像して転写紙上に転写
することにより、所望の合成画像が転写紙上に形成され
ることになる。なお、上記現像過程は潜像が形成される
毎に行ってその後、感光体ドラム202上に形成された
トナー像を転写紙上に転写するようにしても良い。
【0028】(6) 割込コピー(モードvi) これは複写動作中に、その複写動作を中断して他の原稿
の複写動作を割り込ませる時に選択されるコピーモード
である。上原稿台107に複数原稿を載置して上下の読
取部1,2に交互に原稿を給送して高速複写している場
合の割り込み動作を説明する。まず、操作パネル上の複
写モード選択キーの中で割込コピーモードキーを押下し
て、高速複写動作を中断させ、割込コピーモードに従っ
た原稿搬送および読取動作に変更する。即ち、元の原稿
は上読取部1のみに搬送して読み取らせ、読み取り終了
後は上原稿排出トレイ111に排出する。割込原稿は下
原稿台108上に載置され、下読取部2のみに搬送して
読み取らせ、読み取り終了後は下原稿排出トレイ112
に排出する。以下同様に元の原稿と割込原稿を上下の読
取部1,2に交互に搬送してそれぞれ原稿読取位置にセ
ットし、読取ユニット3を往復移動させて原稿を読み取
らせ、給紙された転写紙上に複写する。割込原稿の複写
が全て終了すると、複写モードは再び元の高速複写に切
り替えられる。なお、上原稿台107に複数原稿を載置
して高速複写動作中に原稿セットセンサー110が下原
稿台108上に原稿が載置されたことを検知したり、下
原稿台108が原稿セットのために定位置から移動した
ことを下原稿台センサーが検知すると、自動的に複写モ
ードは割込コピーモードに切り替えられる。割込コピー
モードを選択してキーを押下した時、動作中の複写モー
ドが両面原稿コピーモードの場合や、拡大縮小コピーモ
ードの場合等、割込コピーモードが許容されない特殊複
写モードである時は、操作パネル上の警告ランプを点灯
させて割込コピーが不可であることを知らせる。特殊複
写モードが終了すると、自動的に下原稿台108上に載
置され原稿の複写を開始する。また、割込コピーモード
を選択した時、同時に後処理装置Vを用いた仕分け動作
も合わせて行うモード選択をした場合にも同様に、操作
パネル上で使用不可の警告ランプを点灯させる。上記説
明では、割込原稿が下原稿台108上に載置された場合
を説明したが、もちろん、これに限らず、例えば、上読
取部1上の圧板150が解放されて、上コンタクトガラ
ス101上に書籍等の原稿が載置されて割込コピーモー
ドが選択された時は、元の原稿は下原稿搬送路20側に
搬送され、下読取部2のみで読み取られ複写される。
【0029】(7) 頁連写コピー(モードvii) 2枚の原稿の画像を1枚の転写紙上に並べて複写する頁
連写コピーモードを説明する。操作パネル上の複写モー
ド選択キーの中で頁連写コピーキーを押下すると共に、
頁連写する2枚の原稿を横置きでそれぞれ上原稿台10
7および下原稿台108上に載置してコピー開始釦を押
下すると、読取ユニット3が待機位置から矢印B方向に
移動し始め、上読取部1にセットされた原稿の画像を読
み取って、感光体ドラム202の画像形成範囲の半分に
その潜像を形成させる。次に、読取ユニット3が反転し
て矢印A方向に移動して下読取部2にセットされた原稿
の画像を読み取って、感光体ドラム202の画像形成範
囲の残りの半分にその潜像を形成させる。形成された潜
像は現像された後、給紙された転写紙上に転写される。
図60(a) は頁連写コピーモードにおける横置きで上原
稿台107および下原稿台108上に載置したB5サイ
ズの原稿の画像と、縦搬送で給紙されたB4サイズの転
写紙に形成された画像の1例を示したものである。原稿
はそれぞれ原稿セット基準となる上突当片105および
下突当片106に突き当てられて位置決めされるので、
読み取られた原稿画像は正確に合成されて転写紙上に形
成される。複数原稿を複写する場合は前述の組み合わせ
コピーモードの動作と同様であるので説明を省略する。
縮小コピーモードと併用することにより同じ大きさの転
写紙に頁連写すれば、転写紙の使用枚数を節減しつつ袋
綴じ可能なコピーが得られる。実施例では頁連写する2
枚の原稿を読取ユニット3が往復移動してそれぞれ読み
取る例を説明したが、読取ユニット3が2枚の原稿を同
時に読み取って転写紙上に頁連写画像を形成するように
することもできる。図60(b) はかかる方法によって縦
置きでそれぞれ上下の原稿台107,108上に載置し
たB5サイズの原稿の画像と、横搬送で給紙されたB4
サイズの転写紙に形成された画像の例を示したものであ
る。この場合は1枚目の原稿の1ラインを読み取った画
像データは感光体ドラム202上の半ライン分の記録デ
ータとして、2枚目の原稿の1ラインを読み取った画像
データはラインバッファメモリを介して残りの半ライン
分の記録データとして光書込部IIに送信され、頁連写の
合成画像が形成される。
【0030】上述した実施例は何れも1つの読取ユニッ
トの読取走査によって、上下に接近して配置された2つ
の読取部の読取位置にセットされた原稿をそれぞれ読み
取ることが可能な例であるが、読取ユニットを2つ設け
てそれぞれ上下の読取部を走査可能にしても良い。図1
4はかかる読取ユニットを備えた本発明の第3の実施例
に係る画像読取部Iの概略構成を示したものである。本
実施例は上下の読取部1,2が共に同じ方向の読取面、
即ち、上下の原稿台107,108上に載置された原稿
がそれぞれ原稿読取位置にセットされた時、共にその裏
面が2つの読取ユニット31,32によって読み取られ
るように、上下のコンタクトガラス101,102の上
面を原稿搬送路とする読取面となるように構成された例
であり、その他の構成および動作は第1の実施例および
第2の実施例と同様である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、複数の原稿読取部で複数の画像を順次、読み
取らせると同時に、それらの画像の指定された領域毎に
感光体上に再現させ、画像記録装置の1度の画像記録動
作により、転写位置まで搬送された記録シート上に、指
定された領域をそれぞれ組み合わせた合成画像を形成さ
せるようにしたので、1度の、または、連続した原稿読
み取り動作で各々の原稿を読み取らせることにより、画
像記録装置の駆動制御に大幅な変更を加えること無く、
装置の価格を比較的に廉価に抑制しながら、多数の原稿
であっても効率良く、かつ、高速でそれらの画像を領域
毎に組み合わせた合成画像を形成させることができる。
請求項2記載の発明によれば、自動原稿搬送装置を有し
て、1つの原稿読取部で読取位置にセットされた1つの
原稿を繰り返し読み取ると共に、原稿台上に載置された
原稿を他の原稿読取部に順次、搬送させて、読み取らせ
た原稿の画像と、前記1つの原稿読取部で読み取らせた
原稿の画像との合成画像を記録シート上に形成させるよ
うにしたので、1つの原稿の指定された領域の画像と、
他の複数原稿の指定された領域の画像を領域毎に組み合
わせた合成画像を廉価な装置で高速で画像形成させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る複写機の画像読取
部の概略構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る複写機の概略構成
を示す構成図である。
【図3】同じく複写機の画像読取部の読取ユニットの概
略構成を示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る複写機の画像読取
部の読取ユニットの概略構成を示す構成図である。
【図5】画像読取部の原稿搬送路の右上の交差路近傍の
拡大図である。
【図6】画像読取部の原稿搬送路の左上の交差路近傍の
拡大図である。
【図7】画像読取部の原稿搬送路の右下の交差路近傍の
拡大図である。
【図8】画像読取部の原稿搬送路の左下の交差路近傍の
拡大図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係る複写機の全体制御
の概略を示す回路ブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る複写機の全体制
御の概略を示す回路ブロック図である。
【図11】図12の腰部を詳細に示したブロック図であ
る。
【図12】上下切替回路の詳細ブロック図である。
【図13】片面原稿−両面コピーモード選択時の頁順の
合った原稿の排出方法を示す説明図である。
【図14】第3の実施例に係る画像読取部の概略構成を
示した構成図である。
【図15】片面原稿−片面コピーモード選択時の複写機
の動作を示す説明図である。
【図16】図15に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図17】図16に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図18】図17に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図19】図18に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図20】片面原稿−両面コピーモード選択時の複写機
の動作を示す説明図である。
【図21】図20に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図22】図21に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図23】図22に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図24】図23に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図25】図24に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図26】図25に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図27】他の片面原稿−両面コピーモード選択時の複
写機の動作を示す説明図である。
【図28】図27に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図29】図28に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図30】図29に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図31】図30に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図32】図31に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図33】図32に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図34】図33に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図35】両面原稿−片面コピーモード選択時の複写機
の動作を示す説明図である。
【図36】図35に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図37】図36に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図38】図37に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図39】図38に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図40】図39に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図41】図40に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図42】両面原稿−両面コピーモード選択時の複写機
の動作を示す説明図である。
【図43】図42に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図44】図43に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図45】図44に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図46】図45に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図47】図46に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図48】図47に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図49】図48に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図50】両面原稿−両面複数コピーモード選択時の複
写機の動作を示す説明図である。
【図51】図50に続く複写機の動作を示す説明図であ
る。
【図52】片面原稿−片面コピーモード選択時の原稿読
み取り順序を示す説明図である。
【図53】片面原稿−両面コピーモード選択時の原稿読
み取り順序を示す説明図である。
【図54】両面原稿−片面コピーモードおよび両面原稿
−両面コピーモード選択時の原稿読み取り順序を示す説
明図である。
【図55】片面原稿−片面1枚コピーモードADF原稿
給紙時の制御信号のタイミングチャートである。
【図56】両面原稿−両面1枚コピーモードADF原稿
給紙時の制御信号のタイミングチャートである。
【図57】従来例における片面原稿−片面1枚コピーモ
ード手動原稿給紙時の制御信号のタイミングチャートで
ある。
【図58】従来例における片面原稿−片面1枚コピーモ
ードADF原稿給紙時の制御信号のタイミングチャート
である。
【図59】従来例における両面原稿−両面1枚コピーモ
ードADF原稿給紙時の制御信号のタイミングチャート
である。
【図60】頁連写コピーモード選択時における原稿の画
像と転写紙に形成された画像の1例を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 上読取部 2 下読取部 3 読取ユニット 10 上原稿搬送路 11 左中間搬送路 12 右中間搬送路 13 反転路 14 退避路 20 下原稿搬送路 101 上コンタクトガラス 102 下コンタクトガラス 103 上搬送ベルト 104 下搬送ベルト 107 上原稿台 108 下原稿台 111 上原稿排出トレイ 112 左下原稿排出トレイ 115,116,117,118,119,128 分
岐爪 126 右下原稿排出トレイ 132 CCD 202 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 智人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 椎名 将 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 林 圭介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査装置の原稿読取面に沿った往復移動
    動作により、原稿読取面に接して所定の読取位置にセッ
    トされた原稿の片面を走査装置により走査して原稿画像
    を読み取る原稿読取部と、該原稿読取部で読み取られた
    原稿画像を静電写真プロセスにより、転写位置まで搬送
    された記録シート上に形成させる画像記録装置を備えた
    画像形成装置において、複数の原稿読取部と、該複数の
    原稿読取部で複数の原稿の画像を順次、読み取らせると
    同時に、それらの画像の指定された領域毎に感光体上に
    再現させ、前記画像記録装置の1度の画像記録動作によ
    り、転写位置まで搬送された記録シート上に、前記指定
    された領域をそれぞれ組み合わせた合成画像を形成させ
    るように前記原稿読取部および前記画像記録装置を制御
    する制御装置を有したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、原稿台上に載
    置された原稿を順次、原稿読取部に搬送して読取位置に
    セットする自動原稿搬送装置を有し、制御装置は1つの
    前記原稿読取部で読取位置にセットされた1つの原稿を
    繰り返し読み取ると共に、前記原稿台上に載置された原
    稿を他の前記原稿読取部に順次、搬送させて、読み取ら
    せた原稿の画像と、前記1つの原稿読取部で読み取らせ
    た原稿の画像との合成画像を記録シート上に形成させる
    ように制御するものであることを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197273A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Pfu Ltd 両面読取式書籍対応型スキャナ

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