JPH0519129Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519129Y2 JPH0519129Y2 JP138989U JP138989U JPH0519129Y2 JP H0519129 Y2 JPH0519129 Y2 JP H0519129Y2 JP 138989 U JP138989 U JP 138989U JP 138989 U JP138989 U JP 138989U JP H0519129 Y2 JPH0519129 Y2 JP H0519129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- base plate
- foundation
- coils
- elongated holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、熱延または冷延コイルを定置するた
めのコイル定置装置に関するものである。 (ロ) 従来技術 従来、熱延または冷延コイルを定置しておく方
式としては、次のようなものがある。 土間置方式 コイルをコンクリート床面に直接する方式であ
る。この方式はコイルに疵を付けるおそれがあ
る。 受台方式 コンクリート床面に適当に埋め込んだ受台上に
コイルを置く方式である。コイルを多段に積んだ
ときに、荷崩れを生じる危険性がある。 置台方式 コイル置台をコンクリート床面に固定し、その
上にコイルを乗せる方式である。コイルの重量ま
たはコイルから受ける熱による熱膨張によつて置
台を固定するアンカ・ボルトが破損し、コイルの
転出を生じることがある。また、置台のコイル支
持面が単純に平坦であると、コイルの結束バンド
の厚みによつてコイルに押込み疵を生じることが
ある。 (ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、コイルを安
全かつ確実に定置し、コイルの押込み疵を防止
し、コイルの放熱効率を向上させることのできる
コイル定置装置を得ることにある。 (ニ) 課題を解決するための手段 本考案のコイル定置装置は、基礎上に敷かれた
ベース・プレートの両端に長穴を設け、該長穴に
基礎に打ち込まれたアンカ・ボルトを遊嵌させ、
該ベース・プレート上にV字状の支持面を有する
コイル受台を所定の間隔をあけて複数箇固定し、
一連のコイル受台の両端で前記ベース・プレート
上にコイル転出防止ストツパを固定し、前記V字
状の支持面の中央部に所定の幅および深さの溝を
設けた手段によつて上記課題を解決している。 (ホ) 実施例 第1図から第3図までを参照して、本考案のコ
イル定置装置の実施例について説明する。 本考案のコイル定置装置は、コンクリート床等
の基礎1上に敷かれたベース・プレート2の両端
に長穴21を設け、長穴21に基礎1に打ち込ま
れたアンカ・ボルト3を遊嵌させ、ベース・プレ
ート2上にV字状の支持面41を有するコイル受
台4を所定の間隔をあけて複数箇固定し、一連の
コイル受台4の両端でベース・プレート2上にコ
イル転出防止ストツパ5を固定し、V字状の支持
面41の中央部に所定の幅および深さの溝42を
設けたことを特徴としている。 コイル6は、第2図に示すように、コイル受台
4上に定置され、さらにその上にもコイル6を多
段積みしてもよい。コイルの荷崩れは、ストツパ
5によつて防止される。ベース・プレート2の熱
膨張は長穴21によつて吸収される。コイルを結
束しているバンドは、溝42によつて収容し、押
込み疵の発生を防止する。 第3図に示すように、コンクリート床面上に、
本考案のコイル定置装置を複数列配置することに
よつて、コイル置場が完成される。 コイル受台4の支持面41を耐熱耐食性の材料
を貼り付けるかまたはコーテイングをすることが
好ましい。 本考案のコイル定置装置を用いた場合の効果を
第1表から第3表までに示す。
めのコイル定置装置に関するものである。 (ロ) 従来技術 従来、熱延または冷延コイルを定置しておく方
式としては、次のようなものがある。 土間置方式 コイルをコンクリート床面に直接する方式であ
る。この方式はコイルに疵を付けるおそれがあ
る。 受台方式 コンクリート床面に適当に埋め込んだ受台上に
コイルを置く方式である。コイルを多段に積んだ
ときに、荷崩れを生じる危険性がある。 置台方式 コイル置台をコンクリート床面に固定し、その
上にコイルを乗せる方式である。コイルの重量ま
たはコイルから受ける熱による熱膨張によつて置
台を固定するアンカ・ボルトが破損し、コイルの
転出を生じることがある。また、置台のコイル支
持面が単純に平坦であると、コイルの結束バンド
の厚みによつてコイルに押込み疵を生じることが
ある。 (ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、コイルを安
全かつ確実に定置し、コイルの押込み疵を防止
し、コイルの放熱効率を向上させることのできる
コイル定置装置を得ることにある。 (ニ) 課題を解決するための手段 本考案のコイル定置装置は、基礎上に敷かれた
ベース・プレートの両端に長穴を設け、該長穴に
基礎に打ち込まれたアンカ・ボルトを遊嵌させ、
該ベース・プレート上にV字状の支持面を有する
コイル受台を所定の間隔をあけて複数箇固定し、
一連のコイル受台の両端で前記ベース・プレート
上にコイル転出防止ストツパを固定し、前記V字
状の支持面の中央部に所定の幅および深さの溝を
設けた手段によつて上記課題を解決している。 (ホ) 実施例 第1図から第3図までを参照して、本考案のコ
イル定置装置の実施例について説明する。 本考案のコイル定置装置は、コンクリート床等
の基礎1上に敷かれたベース・プレート2の両端
に長穴21を設け、長穴21に基礎1に打ち込ま
れたアンカ・ボルト3を遊嵌させ、ベース・プレ
ート2上にV字状の支持面41を有するコイル受
台4を所定の間隔をあけて複数箇固定し、一連の
コイル受台4の両端でベース・プレート2上にコ
イル転出防止ストツパ5を固定し、V字状の支持
面41の中央部に所定の幅および深さの溝42を
設けたことを特徴としている。 コイル6は、第2図に示すように、コイル受台
4上に定置され、さらにその上にもコイル6を多
段積みしてもよい。コイルの荷崩れは、ストツパ
5によつて防止される。ベース・プレート2の熱
膨張は長穴21によつて吸収される。コイルを結
束しているバンドは、溝42によつて収容し、押
込み疵の発生を防止する。 第3図に示すように、コンクリート床面上に、
本考案のコイル定置装置を複数列配置することに
よつて、コイル置場が完成される。 コイル受台4の支持面41を耐熱耐食性の材料
を貼り付けるかまたはコーテイングをすることが
好ましい。 本考案のコイル定置装置を用いた場合の効果を
第1表から第3表までに示す。
【表】
【表】
【表】
(ヘ) 効果
本考案によれば、下記の効果が得られる。
重量物であるコイルを多数取り扱うのに十分
な強度があり、コイル置場の無人化、番地管理
化に適している。 製品を扱う上で品物に疵を付けることはな
く、欠陥の発生は皆無となる。 破損がないので、補修費が節減可能となる。 コイルの冷却時間が短縮でき操業上効果も大
きい。 小径から大径までのコイルを同一の受台に置
くことができる。 複数の大型コイル受台をベース・プレートの
両端2箇所で固定するだけで、従来法に比較
し、数量、強度面で優れている。 安全面に対しても十分信頼性がある。
な強度があり、コイル置場の無人化、番地管理
化に適している。 製品を扱う上で品物に疵を付けることはな
く、欠陥の発生は皆無となる。 破損がないので、補修費が節減可能となる。 コイルの冷却時間が短縮でき操業上効果も大
きい。 小径から大径までのコイルを同一の受台に置
くことができる。 複数の大型コイル受台をベース・プレートの
両端2箇所で固定するだけで、従来法に比較
し、数量、強度面で優れている。 安全面に対しても十分信頼性がある。
第1図は本考案のコイル定置装置の一部斜視
図。第2図は第1図の側面図。第3図はコイル定
置装置の平面図。 1……基礎、2……ベース・プレート、3……
アンカ・ボルト、4……コイル受台、5……コイ
ル転出防止ストツパ、6……コイル、21……長
穴、41……支持面、42……溝。
図。第2図は第1図の側面図。第3図はコイル定
置装置の平面図。 1……基礎、2……ベース・プレート、3……
アンカ・ボルト、4……コイル受台、5……コイ
ル転出防止ストツパ、6……コイル、21……長
穴、41……支持面、42……溝。
Claims (1)
- 基礎上に敷かれたベース・プレートの両端に長
穴を設け、該長穴に基礎に打ち込まれたアンカ・
ボルトを遊嵌させ、該ベース・プレート上にV字
状の支持面を有するコイル受台を所定の間隔をあ
けて複数箇固定し、一連のコイル受台の両端で前
記ベース・プレート上にコイル転出防止ストツパ
を固定し、前記V字状の支持面の中央部に所定の
幅および深さの溝を設けたことを特徴とするコイ
ル定置装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP138989U JPH0519129Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP138989U JPH0519129Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293013U JPH0293013U (ja) | 1990-07-24 |
JPH0519129Y2 true JPH0519129Y2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=31201234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP138989U Expired - Lifetime JPH0519129Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519129Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP138989U patent/JPH0519129Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0293013U (ja) | 1990-07-24 |
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