JP3138155U - コイル保管装置 - Google Patents

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勇一 天野
陽一 谷口
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Abstract

【課題】 スペース効率、収納効率に優れるとともに、多段積みの際にも荷崩れの危険がなく、安定して鋼製コイルを保管することが可能なコイル保管装置の提供。
【解決手段】 少なくとも2条にわたって、床面に平行に設置されたコイル受け台12,12と、コイル受け台12,12上にまたがるようにして取り付けられ、鋼製コイル22の円周面に対し両側から2点で接触するようにして支持することにより鋼製コイル22の底部を、コイル受け台12,12と接触させることなく支える一対のコイル支承14,14と、コイル支承14,14をコイル受け台12,12上に固定する固定部材16,18とを備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、コイル保管装置に係り、特に鋼板を巻回した鋼製コイルを保管する際に使用するコイル保管装置に関する。
製鉄工場の圧延ラインで製造された鋼板は、圧延幅でコイル状に巻回されて出荷され、鋼製コイルの加工を行うコイルセンターのコイル置き場に一時保管される。コイルセンターにおいては、巻回された鋼製コイルから、用途に応じて各種の鋼板に加工された後、ユーザーに供給される。
従来、コイル置き場における鋼製コイルの保管装置としては、図7に示されるように、コンクリートなどの床面に平行に配置された、コイル受け台である2本のH形鋼100,100のフランジ100A,100A上に直接、鋼製コイル102を載置するとともに、コイル102とフランジ100Aとの間に、木製の楔状のストッパ104,104を差し込むことによってコイル102をH形鋼100,100上に固定し、コイル102の転がりを防止するようにしていた。そして、コイルセンターに入庫したコイル102´を、コイル102の隣に所定の間隔を隔てて順次、載置していく。
或いは、公知例として実用新案登録第3128594号公報記載のコイル架台が知られている。同公報記載のコイル架台は、図8に示されるように、コイル受け台としてのH形鋼106,106のフランジ106A,106Aに、所定間隔毎に、孔108,108・・を穿設し、これらの孔108,108・・にコイル受けストッパ110のピン112を挿入することによって、コイル受けストッパ110をH形鋼106上に固定するようになっている。コイル置き場に入庫した鋼製コイルは、左右のコイル受けストッパ110,110の間に載置されて、その転がりを防止するようになっている。
実用新案登録第3128594号公報
さらに、図9に示されるように、コンクリート床面に平行に配置された2本のH形鋼又は溝形鋼等からなるコイル受け台112,112に、ストッパ114,114の横方向への移動を規制するアングル材116,116を、コイル受け台112,112間の垂直方向に架け渡した後に溶接する事によりなる保管装置も存在する。また、図10に示されるように、保管される鋼製コイルの外径が小さい場合は、ストッパ114とアングル材116との間に、ストッパ114,114間の寸法を調節する木製などのフィラー材118を適宜挿入して用いるようになっていた。
しかしながら、図7の保管装置の場合は、鋼製のコイル102をコイル受け台に載置した後に、作業者が木製のストッパ104,104を差し込む必要があるため、不安定なコイル102の近傍での作業を余儀なくされ、危険が伴うといった問題点があった。例えば、クレーンのフックなどが誤って受け台上のコイル102に当った場合は、コイルに水平力が加わって転がり、人的被害が生ずる虞がある。
さらに、鋼製コイル102は、コイル受け台100、ストッパ104,104の計3点に対し、その円周面が接触しているため、コイル102との間で転がり摩擦(摩擦係数約0.005)が生じ、コイル102に僅かな水平力が加わった場合でも回転しやすく、不安定であるという問題点があった。加えて、隣にコイル102が既に載置されている場合、新たに載置されたコイル102´との間隔が狭く、作業性が悪いために、ストッパ104の挿入作業に支障を来たしたり、挿入作業を失念することもあった。
また、図8の保管装置の場合はコイル受け台としてのH形鋼106,106の孔108,108・・にコイル受けストッパ110のピン112を挿入するだけであるために、ストッパ110がH形鋼106から外れやすく、コイルを載置した際に十分な安全性が確保できないことも考えられる。
さらに、図9並びに図10の保管装置では、コイル受け台112,112にアングル材116,116が溶接されているため、様々な寸法の鋼製コイルが混在した状態で保管する場合は、隣接するコイル間の間隔が広くなったり狭くなったりと、ばらつきが生じ、単位面積当りのコイルの収納効率が悪化するという問題点があった。また、フィラー材118は、鋼製コイルを載置する際にずれる場合もあり、コイルが不用意に転がるなどの危険があった。加えて、鋼製コイルを2段積みする場合は下段の鋼製コイルに円周方向の大きな力が働くため、コイルが転がりやすくなってやはり危険である。
逆に、鋼製コイルの外径が、設定されたストッパ114,114のピッチよりも大きい場合は、コイルを載置することができなくなる欠点もある。
本考案は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、鋼製コイルを保管するコイル置き場において、スペース効率、収納効率に優れるとともに、多段積の際にも荷崩れの危険がなく、安定して鋼製コイルを保管することが可能なコイル保管装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、少なくとも2条にわたって床面に平行に設置されたコイル受け台と、前記コイル受け台上にまたがるようにして取り付けられ、鋼製コイルの円周面に対し両側から2点で接触するようにして支持することにより鋼製コイルの底部を、前記コイル受け台と接触させることなく支える一対のコイル支承と、前記コイル支承を前記コイル受け台上に固定する固定部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記固定部材は、前記コイル受け台に所定間隔毎に穿設された取付孔を利用して取り付けられ、載置される鋼製コイルの大きさに応じて該取付孔を選択することにより、一対の前記コイル支承間の幅が調整可能であることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、上記1項又は2項において、前記固定部材は、断面L字状に形成された第1のアングル材と、第2のアングル材とからなり、該第1のアングル材及び第2のアングル材を、前記コイル受け台の延出方向に対し垂直に架設した状態で、前記取付孔を利用して該コイル受け台に固定するとともに、各アングル材の垂直面との間に前記コイル支承を挟みこむことによって、該コイル支承を該コイル受け台上に固定していることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、上記1項〜3項のうち、いずれかにおいて、前記コイル支承の鋼製コイルとの接触面の傾斜角度は、16.1°以上30°以内であることを特徴とする。
上述のように、請求項1記載の考案によれば、1対のコイル支承は、載置される鋼製コイルの円周面を2点で支持して、その底部を、コイル受け台と接触させることなく支えるようにしている。このため、鋼製コイルを安定して載置することが可能となり、保管時の安全性が向上する。
特に、請求項2記載の考案によれば、コイル支承をコイル受け台に固定する固定部材は、コイル受け台に所定間隔毎に穿設された取付孔を利用して取り付けられ、載置される鋼製コイルの大きさに応じて取付孔を選択することにより、コイル支承間の幅を調整することができるようになっている。このため、様々な外径寸法を有する鋼製コイルに対応することが可能となり、保管場所を無駄なく利用することができ、スペース効率に優れている。
特に、請求項3記載の考案によれば、固定部材によってコイル支承を挟みこむことによって、コイル支承を該コイル受け台上に予め固定している。このため、鋼製コイルを載置する際に、不用意にコイルが回転することもなく、作業時の安全性が向上する。
特に、請求項4記載の考案によれば、コイル支承の鋼製コイルとの接触面の傾斜角度は、16.1°以上としているので、鋼製コイルを多段積とした場合に、最下段の鋼製コイルと、その上に載置された鋼製コイルとの間に生じる反力が正となる。このため、最下段の鋼製コイルには回転力が生じないようになり、安定した状態でコイルを載置して保管することが可能である。
以下、本考案に係るコイル保管装置について添付図面を参照して説明する。図1は本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置の斜視図、図2は正面図、図3はコイルが載置されていない状態での平面図である。
図1に示されるように、コイル保管装置10は、コイル受け台12,12と、一対のコイル支承(ばん木)14,14と、固定部材16,18等とから構成されている。
コイル受け台12はコイル置き場の床面に設置され、本実施形態では、平行に2条の受け台12,12を横方向に設けている。コイル受け台12はH型鋼を利用して製作され、コイル受け台12の上部フランジ12Aには長手方向に所定間隔を隔てて、複数の取付孔20,20・・が鉛直方向に穿設されている。取付孔20間のピッチは例えば100mm、孔径は例えば25mm、取付孔20の位置は上部フランジ12Aの端部から例えば60mmとすることが考えられる。
また、コイル受け台12のサイズ選定に際しては、載置される鋼製コイル22がコイル支承14,14を介してコイル受け台12に鉛直荷重として働くため、コイルの数量、大きさ、重さを勘案して決定する。具体的には、鋼製コイル22の自重が、コイル受け台12であるH形鋼に影響する部分において、ヘルツの接触応力計算をもとに計算を行うことにより、H型鋼のフランジ及びウエブの板厚を求めて適合するサイズを決定することになる。
なお、本実施形態では2条の受け台12,12を用いているが、鋼製コイルの幅によってはコイル受け台12を3条とするなど、複数台設置する場合もある。
コイル支承14は、鋼製コイル22を支持しやすいように楔状の断面を有し、木、或いは樹脂を材料として横長に製作されている。コイル支承14を木製とする場合、乾燥が激しい地域、湿度が高い地域、寒暖の差が激しい地域、害虫等により極度に木目を破壊する虞がある地域等で使用する際は、日常点検が不可欠となる。或いは、このような地域では、コイル支承14を樹脂製とするのが好ましい場合もある。
コイル受け台12の上部には、L形鋼(山形鋼)、又はアングル材からなる第1及び第2の固定部材16,18が、取付孔20を利用して高張力ボルト・ナット24により取付固定されている。固定部材16はコイル受け台12の上部フランジ12Aに、直接接触する水平部16Aが長めに形成されている一方、固定部材18は水平部18Aが短めに形成され、それぞれの板厚としては例えば4.5mmとすることが考えられる。また、固定部材16,18の水平部16A,18Aには、コイル受け台12に穿設されている取付孔20と合うように、水平部の両端から例えば60mmの位置に、ボルトを挿通することができるボルト孔が穿設されている。
なお、コイル受け台12であるH形鋼、コイル支承14、取付孔20間のピッチ、孔径、取付孔20の位置、高張力ボルト・ナット24は、載荷されるコイルの重量等により、その都度、最適な値のものを設計し、選択する必要がある。
コイル受け台12には、まず固定部材16が設置され、その上に固定部材18を位置合わせしながら設置し、この状態で、ワッシャを介し高張力ボルト・ナット24によってコイル受け台12に固定されている。また、固定部材16,18の垂直部16B,18Bとの間に、横ばん木方式(平行な2条のコイル受け台12,12間に架け渡す方式)で設置されたコイル支承14を左右から挟み込むことにより、振動などで外れることがないよう強固に固定している。
なお、コイル受け台12、固定部材16,18、高張力ボルト・ナット24は、JIS規格品を利用することにより、精度、強度の向上を図ることができ、且つ素材としての信頼性を高めることができる。
さらに、コイル支承14は、載置される鋼製コイル22の円周面に対し両側から接触するようにして2点で支持し、鋼製コイル22の底部を、コイル受け台12に接触させることなく支えるようにしている。
次に、コイル置き場において、鋼製コイル間に生じる力のつり合いについて説明する。図4は鋼製コイルを3段積にした状態を示す正面図、図5、図6は鋼製コイルの力のつり合いを示す説明図である。
図4及び図5に示されるように、鋼製コイル(C1〜C12)を3段積としたとき、鋼製コイル端部を力のつり合いを考える。計算の条件として、各鋼製コイルの重量は等しく、鋼製コイル同士の反力F1と鉛直線とのなす角度θを30°とする。この場合、図5(A)に示されるように、最上段の鋼製コイル(C12)における鋼製コイル(C9)との反力F1は、W1を鋼製コイル12の自重とすると、
F1=W1/2COSθ
となる。
また、図5(B)に示されるように、2段目の鋼製コイル(C9)では、W2を鋼製コイル(C9)の自重、F2-1を鋼製コイル(C4)の反力とすると、鋼製コイル(C9)に生じる反力であるF2-2は、
F2-2=(W1+W2)/2COSθ
と表される。
さらに、図6に示されるように、最下段の鋼製コイル(C5)では、F2-2を鋼製コイル(C9)からの反力、W3を鋼製コイル(C5)の自重、F3-1を左側のコイル支承14(図6には不図示)からの反力、F3-2を右側のコイル支承14の反力、αをコイル支承14と鋼製コイル(C5)の接触面との傾斜角度とすると、
F3-2=W3/2COSα+(W1+W2)×(COSθ+SINθ/TANα)/4COSαCOSθ
F3-1=F3-2−F2-2SINθ/SINα
と表される。
上記の導出式を整理すると、
F2-2=1/COS30°W
F3-2=(1/2COSα)(2+(TANθ/TANα))W
F3-1=F3-2−(F2-2/2SINα)W
以下に、最下段の鋼製コイル(C5)のコイル支承14の傾斜角度αと、反力F3-1,F3-2との関係を示す。
Figure 0003138155
表1に示されるように、コイル支承14と、鋼製コイル(C5)の接触面との傾斜角度αが、16.1°以上であれば、F3-2/Wが正の反力となるため、最下段の鋼製コイル(C5)に回転力が生ぜず、安定性を維持可能なことが理解される。特に、18.4°は勾配に換算すると、横3、縦1の1/3となり、木製、樹脂製を問わず、コイル支承14を製作するに際し、採寸等が容易となるので、傾斜角度αとして18.4°を選定することが望ましい。
一方、傾斜角度αが16°以下では、F3-2/Wが負の反力となり、鋼製コイル(C5)に回転力が作用し、安定性が損なわれて危険である。
従って、コイル支承14の傾斜角度αとしては、F3-2/Wは正の反力となるように、16.1°≦α≦30°の範囲から選択すればよい。傾斜角度αの上限を30°としたのは、30°を超えると、コイル支承14,14、固定部材16,18に生じる水平分力が大きくなり、この結果、それらを固定している高張力ボルト・ナット24の径を大きくしたり、コイル受け台12であるH形鋼、固定部材16,18のサイズを大きくしなければならず、不経済となるためである。
傾斜角度αとして18.4°を選択した場合、例えば28tを耐荷重として各部材の寸法を計算すると、以下のようになる。コイル受け台12であるH形鋼は高さが250mm、幅が225mm、ウエブ及びフランジの厚さが14mm、高張力ボルト・ナット24がΦ22、固定部材16,18のアングル材が75mm×75mmで厚みが12mmとなる。
一方、傾斜角度αを30°とした場合は、H形鋼は高さが350mm、幅が357mm、ウエブ及びフランジの厚さが19mm、高張力ボルト・ナット24がΦ30、固定部材16,18のアングル材が150mm×150mmで厚みが19mmとなって、各部材は大幅な寸法増となる。即ち、傾斜角度αを大きくしすぎると、H形鋼、アングル材など使用する部材が大型となって不経済であるとともに、載置可能なコイル重量も低下していくことが計算上確かめられている。
以上のように、本実施形態によれば、コイル支承14は、コイル受け台12間に予め架設しておく横ばん木方式としているので、作業性がよく、且つ鋼製コイル22を安定した状態で載置することができる。また、コイル支承14は、鋼製コイル22の外径に応じて、コイル受け台12上の任意の位置に固定することができるので、種々の大きさの鋼製コイル22に対応することが可能であり、これによって単位面積当りの保管可能なコイルを増加させることができ、コイル置き場におけるスペース効率に優れている。さらに、コイル支承14を、高張力ボルト・ナット24を利用してコイル受け台12に取り付けるようにしているため、分解・組立が容易であり、且つメンテナンスがし易いという利点を有する。
さらに、コイル支承14,14は、載置される鋼製コイル22の円周面を2点で支持し、鋼製コイル22の底部を、コイル受け台12と接触させることなく支えるようにしている。このため、左右1対のコイル支承14,14とコイル22との間にはすべり摩擦が生じるようになり、従来の3点で支持する場合に比較してすべり摩擦係数が約0.02となって約4倍となり、多少の水平力によっては回転しないために、保管時の安定性を大幅に向上させることができる。また、コイル支承14は所定の傾斜角を有しているので、異物が付着してもコイル受け台12付近に落下するため、載置される鋼製コイル22の表面に、押し疵が付きづらい長所を有する。
以上説明したように、本考案によれば、鋼製コイルを安定した状態で保管することが可能となり、多段積みの際にも荷崩れの危険性を大幅に少なくすることができる。また、様々なサイズの鋼製コイルに対応することができ、コイル置き場を有効に利用することができるようになる。
本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置の斜視図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置の正面図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置であって、鋼製コイルが載置されていない状態を示す平面図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置を使用して鋼製コイルを3段積した状態を示す正面図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置における鋼製コイル間の力のつり合いを示す説明図である。 同じく、本考案の一つの実施形態に係るコイル保管装置における鋼製コイル間の力のつり合いを示す説明図である。 従来のコイル保管装置を示す斜視図である。 同じく、従来のコイル保管装置を示す概略図である。 同じく、従来のコイル保管装置を示す斜視図である。 同じく、従来のコイル保管装置を示す斜視図である。
符号の説明
10 コイル保管装置
12 コイル受け台
14 コイル支承
16 固定部材
16A 水平部
16B 垂直部
18 固定部材
18A 水平部
18B 垂直部
20 取付孔
22 鋼製コイル
24 高張力ボルト・ナット

Claims (4)

  1. 少なくとも2条にわたって、床面に平行に設置されたコイル受け台と、
    前記コイル受け台上にまたがるようにして取り付けられ、鋼製コイルの円周面に対し両側から2点で接触するようにして支持することにより鋼製コイルの底部を、前記コイル受け台と接触させることなく支える一対のコイル支承と、
    前記コイル支承を前記コイル受け台上に固定する固定部材とを備えたことを特徴とするコイル保管装置。
  2. 前記固定部材は、前記コイル受け台に所定間隔毎に穿設された取付孔を利用して取り付けられ、載置される鋼製コイルの大きさに応じて該取付孔を選択することにより、一対の前記コイル支承間の幅が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のコイル保管装置。
  3. 前記固定部材は、断面L字状に形成された第1のアングル材と、第2のアングル材とからなり、該第1のアングル材及び第2のアングル材を、前記コイル受け台の延出方向に対し垂直に架設した状態で、前記取付孔を利用して該コイル受け台に固定するとともに、各アングル材の垂直面との間に前記コイル支承を挟みこむことによって、該コイル支承を該コイル受け台上に固定していることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル保管装置。
  4. 前記コイル支承の鋼製コイルとの接触面の傾斜角度は、16.1°以上30°以内であることを特徴とする請求項1〜3項のうち、いずれか1項に記載のコイル保管装置。
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