JPH0542978Y2 - - Google Patents

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JPH0542978Y2
JPH0542978Y2 JP7818987U JP7818987U JPH0542978Y2 JP H0542978 Y2 JPH0542978 Y2 JP H0542978Y2 JP 7818987 U JP7818987 U JP 7818987U JP 7818987 U JP7818987 U JP 7818987U JP H0542978 Y2 JPH0542978 Y2 JP H0542978Y2
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JP
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coil
coils
base piece
floor
steel plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薄板、線材等の鋼製コイル製品(以
下単にコイルという)を載置する床構造に関し、
更に詳しくは、各種直径のコイルを円筒軸を水平
にして千鳥状に積重ねしておくことが容易にで
き、他の用途にも使用可能な倉庫、船艙、トラツ
ク荷台、コンテナなどの床構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、コイルの一般的山積手段は、第5図に示
すような完全固定式コイル台が用いられ、床7上
に設けたフラツトバー4にスキツド固定用アング
ル3を固定し、これにスキツド2を装着し、スキ
ツド2の上にコイル1を固定していた。あるい
は、第6図に示すように、コイル1を床7上に置
いた後、歯止め5をコイル1の両側から装着して
コイル1を固定していた。
第5図に示す手段では、山積可能なコイル1の
直径の範囲は限定されるため、直径の異なる多種
類のコイルに対しては対応できなかつた。また、
スキツド固定用アングル3が邪魔になり、コイル
以外の平底の荷物を保管する場合の支障となつて
いた。第6図の積付けの場合は、コイル1の両側
に歯止め5を装着する作業は安全上の問題がある
外、コイル1を2段に積付けした場合等に歯止め
5が移動して荷崩れを起す危険があつた。従つ
て、これを防止するために、第8図に示すよう
に、各コイル1間の中空部にワイヤ14を通し、
ワイヤ14でコイル1同志を固定していた(これ
を保定という)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の問題を解決するために、特開昭61−
166788号が提案されている。特開昭61−166788号
による『スチールコイル固定装置』は第7図aに
示すように、コイル1は固定部材6のA部および
床7のB部において3点支持されているので、コ
イル1の直径が小さい場合にはコイル1を固定す
ることができない。また、固定部材6の配置を第
7図bに示すように千鳥状にしているので、コイ
ル1と固定部材6の接触はコイル1の片側のみと
なる。この場合、コイル1を2段積付けすると、
下段のコイル1が矢印の方向に移動して荷崩れを
起す危険があつた。
本考案は上述の問題点を解決するために提案さ
れたものであり、鋼製コイルを積付ける際、上述
のような従来技術の欠点を除去し、安全で簡単な
積付け作業を可能とするとともに、コイル以外の
平底の荷物を保管する場合にも、簡単に床面の平
坦化作業ができるコイル載置床構造を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点を解決するもので、次の
技術手段を採つた。すなわち、 コイル径に応じたそれぞれの間隔ごとに2対
の長孔を多数個列設した床鋼板と、 長孔に嵌脱自在な基底片およびその中央に突
設したストツプ片から成る各4個のストツパ
と、 床鋼板上に載置されストツプ片に背面の2個
所で当接すると共に、基底片上に底部を差掛
け、かつ他の斜面がコイルの母線に接してコイ
ルを軸水平に支持する楔状断面の多数対のスキ
ツドと、 から構成した。
〔作用〕
本考案のコイル載置床構造は上述のように構成
したので、 コイルの山積み作業の安全を確保することが
できるとともに、荷崩れの恐れがないので従来
のような保定は不必要となつた。
ストツパは簡単に嵌脱できるので、ストツパ
間隔を調節して直径の異なつた各種コイルに対
応できる。また、コイル以外の平底の荷物の保
管が可能となる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は本考案の一実施例であり、第
1図は床鋼板8に設けられた多数の長孔9,9
a,9bの配列を示している。第3図は、長孔9
に、基底片11とその中央に突設したストツプ片
12からなるストツパ10を嵌着し、その上にス
キツド13を載置した状態を示し、第4図は更に
コイル1を載置した状態を示している。
第2図は本考案のコイル載置床構造にコイル1
を2段に積付けした状態の断面の説明図である。
基底片11は床鋼板8と同一厚さで、長孔9と
嵌合するよう、かつ、長孔9と嵌脱自在に構成さ
れている。スキツド13は断面を楔状(5角形
状)とし、その背面はストツプ片12に当接する
と共に底面を基底片11に差掛け、かつ他の斜面
がコイル1の母線に接してコイル1を軸水平に支
持するよう構成されている。従つて、ストツパ1
0が床鋼板8から抜け出すようなことはなくコイ
ル1を安全に山積みすることができる。
次に、直径の異なつたコイルへの対応について
説明する。第1図に示すように、4個の長孔9に
ストツパ10を嵌着する場合のコイル径は、
1600φ〜2000φであり、同様に4個の長孔9aに
ストツパ10を嵌着する場合のコイル径は1200φ
〜1600φである。また、4個の長孔9bのそれぞ
れにも他の径のコイルを配設することができる。
このようにして、長孔9,9a,9bの使用例に
よつて対象とするコイル径グループを定めてい
る。本実施例では、コイル径を3種類に大別して
長孔9,9a,9bを配列しているが、床鋼板8
の大きさによつて各種の組合せが可能である。
床鋼板8および基底片11の厚さは10〜15mmが
望ましく、また、第4図に示した角度θは25°〜
35°の範囲で定め、コイル1は必ず2歩のスキツ
ド13でのみ支持できるよう、スキツド13の間
隔(或は長孔9,9a,9bの間隔)を決める必
要がある。
なお、本考案ではスキツド13に断面形状が5
角形のものを使用したが、直径が一定な外枠ガイ
ドによつて巻取られた線材コイルのような、コイ
ル径が比較的に一定な場合や小型軽量コイルの場
合には、ストツパ10の長孔9,9a,9bの位
置を調整するか、ストツパ10の形状を調整して
5角形スキツド13の代りに木製の角材を使用す
ることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、コイルを倉庫、船艙、トラツク荷台
に積付ける際、安全作業および山積み状態の安全
性の確保を図るとともに、ストツパを簡単に床鋼
板の長孔から取外すことができるので直径の異な
つたコイルへの対応が可能となる外、コイル以外
の平底の荷物の保管を可能とし、置場効率の向上
に極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例であり、第
1図は床鋼板に配列された長孔の説明図、第2図
はコイル載置床構造にコイルを2段積付けした状
態の断面の説明図、第3図はスキツドとストツパ
の斜視図、第4図は第3図のK−K矢視断面図で
ある。第5図〜第8図は従来例の説明図である。
なお、第7図aは側面図、第7図bは平面図であ
る。 1……コイル、2……スキツド、3……スキツ
ド固定用アングル、4……フラツトバー、5……
歯止め、6……固定部材、7……床、8……床鋼
板、9,9a,9b……長孔、10……ストツ
パ、11……基底片、12……ストツプ片、13
……スキツド、14……ワイヤ、θ……角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コイル径に応じたそれぞれの間隔ごとに2対の
    長孔を多数個列設した床鋼板と、 該長孔に嵌脱自在な基底片およびその中央に突
    設したストツプ片から成る各4個のストツパと、 前記床鋼板上に載置され前記ストツプ片に背面
    の2個所で当接すると共に、前記基底片上に底部
    を差掛け、かつ他の斜面がコイルの母線に接して
    コイルを軸水平に支持する楔状断面の多数対のス
    キツドと、 を備えたことを特徴とするコイル載置床構造。
JP7818987U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0542978Y2 (ja)

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JP7818987U JPH0542978Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JP7818987U JPH0542978Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS63190224U JPS63190224U (ja) 1988-12-07
JPH0542978Y2 true JPH0542978Y2 (ja) 1993-10-28

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